BCTJ 連続講演会 ZOOでしょ! at GalleryCafe *kirin*
今日、通天閣にある GalleryCafe *kirin*で
「BCTJ 連続講演会 ZOOでしょ! 」が開催されました。
満席の大盛況の中、旭山動物園園長 坂東 元 さんによる
トークショウが行われました。
この模様は、後日、ECO FLAPでご紹介します。
明日も開催されます。若干、お席があいてるそうです。
=============================================
日時:4月25日(土)10時~12時
会場:ギャラリーカフェ*kirin*
大阪市浪速区恵美須東2-3-17
※通天閣の南東側すぐ側のローソン2階
先着40名様までのお申し込みとなります。
下記サイトの、申込フォームよりお申込みください。
http://www.bctj.jp/event-kirin-2015
BCTJ 連続講演会 ZOOでしょ! at GalleryCafe *kirin*
今日、通天閣にある GalleryCafe *kirin*で
「BCTJ 連続講演会 ZOOでしょ! 」が開催されました。
満席の大盛況の中、旭山動物園園長 坂東 元 さんによる
トークショウが行われました。
この模様は、後日、ECO FLAPでご紹介します。
明日も開催されます。若干、お席があいてるそうです。
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日時:4月25日(土)10時~12時
会場:ギャラリーカフェ*kirin*
大阪市浪速区恵美須東2-3-17
※通天閣の南東側すぐ側のローソン2階
先着40名様までのお申し込みとなります。
下記サイトの、申込フォームよりお申込みください。
http://www.bctj.jp/event-kirin-2015
金曜の夜に絶句。サバ州内の野生のスマトラサイの絶滅をサバ州観光文化環境大臣が認めました。2008年には50頭ほどいたと推定されていたそうですが...。http://news.mongabay.com/2015/0423-hance-sumatran-rhino-sabah-extinct.html
Posted by NPO法人 ボルネオ保全トラストジャパン on 2015年4月24日
浜端ヨウヘイが、ボルネオを訪問。
現地で書き下したチャリティCDで保全活動を支援!
5月11日より「サラヤ公式通販」で1000枚限定販売!
本日4月20日に、『LOVE FLAP』(毎週月~木曜日13:00~16:00)に生出演した浜端ヨウヘイが、
3月に同行した、同番組内コーナー「サラヤECO FLAP」のボルネオ取材で書き下ろした楽曲を、
5月11日よりサラヤ公式通販【http://www.yashinomi.jp/yohei/】で限定販売することを発表しました。
価格は1,000円で、1,000枚の限定発売となり、売り上げはすべてボルネオの環境保全に使われます。
また、この楽曲は6月10日にリリースされる1stアルバム「BIG MUSIC」にも収録されます。
◆史上最大のシンガーソングライター浜端ヨウヘイが、現地で書き下ろした新曲を発表!
今年度は、浜端ヨウヘイが番組でマレーシア・ボルネオ島を取材し、現地で楽曲を書き下ろしました。
この度、ボルネオ島のイメージとサウンドスケープを織り交ぜた企画盤
「Starting over」のリリースが決定しました。
このCDでしか聴くことができないボルネオSE入りの表題曲「Starting over」をはじめ、
ボルネオ島の大自然と浜端ヨウヘイの音楽とのコラボレーション盤となります。
今年1月、オーストラリアの大規模な森林火災で傷ついた「コアラ」に
セーターを!という話題をお伝えしましたが
オーストラリアのペンギン保護団体が行っている活動も、
今世界から注目されています。
それは「傷ついたペンギンのためにセーターを編み、着させてあげよう」と
いうキャンペーン。
オーストラリア・メルボルンから東南へ140キロ、
車で約2時間ほどの場所にあるフィリップ島。
この島は、世界で一番小さな「リトルペンギン」が生息している
人気観光スポットです。しかし、そのペンギン達に危機が訪れています。
海岸のゴミなどで出来た傷口に、
工場などから排出された有毒オイルが入ってしまうことで、
「リトルペンギン」の数が減っているんです。
親指の爪ほどの油でさえ、赤ちゃんペンギンには致命傷となります。
その小さいペンギンを守るためのプロジェクトが世界で注目されています。
それは、ペンギンたちに「セーターを着せる」というもの。
何故セーター?かというと、
オイルが付着して保温能力が低下したペンギンの体温維持と、
羽繕いをする際、羽についたオイルを飲み込むのを防ぐ役割を果たすためです。
2001年にフィリップ島付近で
438羽のフェアリーペンギンが原油にまみれれしまう事故があった時にも、
こうしたセーターによって96%が自然に帰ることができた・・・
という実績があります。
ペンギン好き、動物好き、編み物好きな方・・・
「リトルペンギン」のタメに、一着編んでみませんか?
京都市動物園では、マンドリルの赤ちゃんも生まれました
マンドリルはオナガザルの仲間で、
コンゴやガボンなど中央アフリカ西部の森林に生息。
鼻は赤く,その両側が青く盛り上がっています。
そこにできる溝が縞模様が特徴。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「VU(危急)」に分類されており、絶滅の恐れが最も強いとして
ワシントン条約で厳重に取引が規制されているお猿さんです。
赤ちゃんは、9歳のオス「ベンケイ」と14歳のメス「オネ」の第2子として誕生。体長は約30センチ。現在は、お母さんにしっかりしがみついて、
暮らしている姿がみられます。
このたび、この赤ちゃんが、女の子であることが判明。
彼女の名前も、今週末、3月8日(日曜日)まで募集しています
お母さん「オネ」の子どもには,
これまでマンドリルの「マン」がつく愛称にしている・・・ということで。
・マンテン (「満点」から)
・エンマン (「円満」から)
・マンリョウ (冬に赤い実を熟す植物「マンリョウ」にちなんで)
・サマンサ (女性の名前から)
絞られた4つの候補のなかから一つを選んで投票する形になっています。
2月28日、京都市動物園で、ゾウを群れで飼育する施設「ゾウの森」が完成し、お披露目式が開かれました。
ここは、ゾウの群れの生態を観察して、繁殖に生かすための施設で、
広さは約5500平方メートルあり(テニスコート21面分)
「ゾウ舎」や国内最大級の広さの「グラウンド」などを備えています。
ゾウ舎とグラウンドの間の壁には、直径約5センチの「のぞき穴」があり、
ゾウのにおいや鼻息などを体感できる。
ゾウの森では、昨年11月に、ラオスから贈られた、子ゾウ4頭と、
以前から飼育されていた美都(みと、推定44歳、メス)と会うことができます。
京都市動物園では、3月29日まで、4頭の子ゾウの愛称を募集しています。
期間中、ゾウ舎の西側に応募用紙と応募箱を置かれていますので,
愛称 と,命名理由 を記入して,応募箱に投函してください。
ただし,お一人様1通でお願いします。
飼い主のいない猫の譲渡の活動などを行う
NPO法人おおさかねこネットが、
2月8日に、猫達の里親会を開催します。
この、里親会では、新しい家族を探している猫たちを
実際に見ることができます。
猫の里親になるまでの流れは・・・
家族に迎えたい猫が見つかった場合、
スタッフに声をかけ、可能であれば希望する猫の候補を複数伝えます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
エントリーシートとアンケートに記入をすませたら、スタッフと面談。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
里親会終了後7日以内に、事前に伝えた連絡先に返事がくるとのこと。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
その後、トライアルの飼育を行います。(期間については要相談。)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
そして、里親になるかどうかの連絡・確認を行い、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
郵送されてくる血液検査結果書類・ワクチン証明書を受け取った上で
正式な譲渡となります。
猫達の里親会・・・
場所は大阪市中央区本町の愛日会館。
時間は13:30から16:30までとなっています。
新しい家族、見つかるかな?
アンケートサイト「ペット総研」が、
「ペットの通信簿2014 =犬編=」の結果を発表しました。
犬と暮らすオーナーにとって2014年はどんな年だったか??
そんな1年を振り返る、毎年恒例のアンケート調査です。
わんこを飼っている皆さんはどうでしたか?
まずは、どんなわんこを飼っていますか?
3位・・・柴 10.6%
2位・・・ミニチュアダックスフンド 13.6%
1位・・・雑種 20.3%
4位以下は
チワワ 10%
トイ・プードル 9.5%
ポメラニアン、シー・ズーが、3.8%と続いています
続いて、『愛犬との生活の充実度』に対する自己採点、
「充実していた」と答えた人は(35.3%)、
「まぁまぁ充実していた」と答えた人は(43.3%)
全体の8割弱が愛犬との生活に満足している・・・という結果です。
●『健康管理』に対する自己採点は72.2%のオーナーが
「よくできた」「まぁまぁできた」と感じています。
●『食事管理』に対しては55.3%、
●『デイリーケア(シャンプー、ブラッシング、歯磨きなど)』に対しては56.9%
●『お散歩・運動』に対しては63.3% が「十分した」「まぁまぁした」と、
それぞれ回答していますが、結果、
全項目において自己採点結果が昨年よりわずかながら低下しています。
『ライフスタイル動向調査』では、
「ペット保険に加入している」が27.9%で、
昨年に比べて1.4ポイント増加した以外は
「ペットホテル・ペットシッターの利用」
「レジャー・旅行」「ドッグラン」「お誕生日祝い」「同じ布団で寝る」といった全項目において、
昨年よりポイントが低下しています。
消費税増税などのあおりを受けて、
愛犬家の財布のひもがきつくなっているから・・・かもしれませんが、
みなさんのおうちのわんこ。今年も、大切にしてあげて下さい。
「ペット総研」では、今日(2月3日)まで
「ペットの通信簿2014 =猫編=」を実施中で、
調査結果は2月下旬に公開される予定です。
約40年にわたってネコの写真などを撮影している、動物写真家・岩合光昭(いわごう みつあき)さん。
いま、兵庫県明石市の「市立 文化博物館」で特別企画展「ねこ」が
開催されています。
会期は、2月8日まで。入場料は、大人千円で、
ネコの写真(L判、返却不可)を持参すると2割引きになります。
そして、2月5日(木)からは、
ジェイアール京都伊勢丹・美術館「えき」KYOTOで
写真展「ネコライオン」が、開催されます。
岩合さんが捉えた「人間と共生するネコ」と「野生に生きるライオン」。
全く異なる環境で生きているにも関わらず、
異なるように見えて、どこか似ている“摩訶不思議な世界”を体感できるそうです。
入場料は一般800円。2月14日(土)と2月15日(日)には
岩合さんのサイン会・トークショーや、
京都市動物園との相互割引キャンペーンが行われます。
WWFによりますと、いま、地球上では
17種類の「猫科の動物」が絶滅の危機に瀕しています。
ロシアの、アムールヒョウはわずか50頭が残るのみ。
スマトラ島にのみ生息するスマトラトラは400頭、
ヒマラヤの南、ブータンの豊かな森に生息するウンピョウに至っては、
実は正確な個体数も生態もよく分かっていません。
いま、WWFでは、「消えゆく猫か動物を守ろう」と、
支援を呼びかけています。
寄付されたお金は、
アムールヒョウの生息地に松の苗木を植えたり。
スマトラトラを狙う罠の撤去に使われたり、
ウンピョウを調査するための「自動撮影カメラ」の導入に使われるそうです。
アジアの自然の頂点に経つ野生動物といえば・・・トラ。
トラは20世紀の初めまで、中央アジアから東アジア、
さらにインド、東南アジアの島々に広く分布し、
その数は10万頭とも言われていました。
しかしその後、毛皮や骨を狙った密猟(←薬の原料になるといわれています)と、
生息環境の森林の開発などによって激減。
100年間で97%が減少、すでに3亜種が絶滅してしまいました
(↑ジャワトラ・バリトラ、カスピトラは絶滅)
現在は4,000頭あまりが生き残るのみとなっています。
そこで、
このままでは、野生のトラが本当に姿を消してしまう!と、
トラの生息国である国々の政府が、保護のための行動を起こしました。
大きなきっかけとなったのが、2010年に
ロシアのサンクトペテルブルグで開かれた「世界トラ・サミット」です。
このサミットでは、「2022年(次の寅年)までに、
世界の野生のトラの個体数を倍にしよう」という首脳宣言が承認されました。
この会議で重要だった点は、各国やWWFを含む国際機関が、
トラの保護と回復に必要な資金を、協力して拠出することに合意したこと
でした。 各国が足並みを揃えるのはホントに大変なことです。
そんななか、先週、インド政府が、新しい報告書を発表しました。
それによりますと、
2006年に1,411頭と推定されたインド国内のトラの総個体数が、
2014年の調査では2,226頭に増加していることが分かりました。
世界のトラのおよそ半数が生息するといわれるインドで、
こうした変化が確認されたことは、トラ全体の保護においても、朗報です。
人口の増加と、経済的に急成長を遂げている、インドのような国や地域でも、
野生動物を守るための、意欲的な目標を達成することができる可能性が示されました。
これはトラに限らず、ほかの野生生物の保護でも可能なのではないでしょうか?
ただ、再び密猟が激しくなれば、
今回傾けられた努力は、すぐに水の泡となってしまいます。
一度絶滅してしまった生き物は、
二度と戻ってくることはありません。
保護はもちろん、その生息環境である森を守ることを
継続して頂きたいモノです。
流氷を間近で観るなら・・・、
●網走からなら
「流氷観光 砕氷船」の「おーろら」
●紋別からなら
「ガリンコ号」が、いずれも、今日(20日)から運航開始です。
約1時間のクルーズで、大人3000〜3300円。
3月末までは、毎日運航しています。
(船内は暖房が効いていて、温かい飲み物や軽食も頂けるそうです)
流氷の上には、ときおり、陸上の動物である
キタキツネやエゾシカも出没することがあるそうです。
網走では、冬になるとオジロワシとオオワシという2種類の、
大変大きなワシを見ることができます。
(翼を広げるとオジロワシは2~2.2m、オオワシは2.4m)
彼らは、冬の渡り鳥として、
ロシア方面から、越冬のために北海道各地にやってきて、
春になると帰っていきますが、大変、数が少ない希少種で、
国の天然記念物にも指定され、絶滅危惧種として
様々な法律で保護されている野鳥でもあります。
海岸沿いや、湖などでも見ることができますが、
流氷のシーズン中は、流氷の上で羽を休めているワシの姿を
高い確率で見ることができるそうです。
流氷が無いときワシ達は、岸辺近くで餌を探しますが、
流氷が来ると、捕らえた魚を食べたり、羽を休める場として
流氷を利用できるため、沖に出ることも多くなります。
つまり、流氷がくれば、ワシ達の餌場が増えることになるんです。
そして、流氷とともにやってくるのは、
その姿から「氷の天使」と呼ばれる「クリオネ」です。
海の表層(0m〜200m以浅)を中心に生息していて、体長は約1 - 3cmくらい。
実は、貝の仲間ですが、 貝殻を持たず、
左右にある「翼のような足」を羽ばたくようにして水中を泳ぎます。
このクリオネをいつでも見られるように、水槽で飼育展示しているのが、
網走の「天都山(てんとざん)展望台」にある「オホーツク流氷館」。
山頂からの絶景は
「天の都に昇るような心地にさせるほど美しい」と称えられる天都山からは、
網走湖、能取湖(のとろ・こ)、
濤沸湖(とうふつ・こ)、藻琴湖(もこと・こ)、
そしてオホーツク海をはさんで、知床半島の山並みまでの、
壮大なパノラマを360度楽しめるそうです。
昨日、北海道・網走市の海岸に「流氷」が接岸し、
「流氷接岸 初日」を発表しました。
※流氷が接岸して船舶が運航できなくなった最初の日
去年より21日、平年より14日、早い観測となります。
「流氷」は、中国とロシアの国境を流れる
「アムール川」(極東最大の川です)から、
オホーツク海に流れ出る「淡水」が氷結し、
南下するにつれて大きく成長します。
そして、1月下旬、その白く神秘的な姿を、
北海道の「オホーツク沿岸」に見せ
3月末にかけて、沿岸を白一色に埋めつくします。
その「流氷」が、肉眼で水平線上に見えた日を
「流氷初日(りゅうひょう・しょにち)」というんだそうです。
そして、「流氷」が来る時期に合わせて
様々な野生の動物たちも顔を見せてくれます。
たとえば・・・アザラシ。
流氷シーズンの到来と共に、網走をはじめとするオホーツク海沿岸各地で
アザラシを見ることができます。
北海道沿岸で見られるアザラシは
● ゴマフ・アザラシ、
● ゼニガタ・アザラシ、
● クラカケ・アザラシ、
● ワモン・アザラシ、
● アゴヒゲ・アザラシの5種類ですが、
網走で見られるアザラシの多くはゴマフ・アザラシです。
そして、3月末頃・・・網走から流氷が離れる頃になると、
ゴマフ・アザラシは、出産、育児を始める季節になります。
アザラシの多くは、出産育児に流氷を利用します。
生まれたばかりのアザラシの赤ちゃんは、
最初の2~3週間は泳ぐことができないということ、
また、シャチなどの天敵から身を守るために、流氷はとっても大切なんです。
ただし、近年の地球温暖化で、流氷が減少していることが、
アザラシに影響を与えないか?危惧されています。
フランス人監督ティエリー・ラコベールが2年の歳月を費やして
アマゾンの熱帯雨林で撮影した映画
『アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~』が
1月17日(土)から公開になります。
人に飼われていた一匹のサルが、
大自然の中でさまざまな発見をしていくという
アドベンチャーストーリー仕立てになっていて、
日本語・吹き替え版には、
動物大好きなココリコの田中さんによる
オリジナルのナレーションがつくそうです。
関西では、シネ・リーブル梅田 、なんばパークスシネマ ほかで
今週(土)から公開です。
インドネシアのボルネオ島で、
絶滅したと思われていたスマトラサイがおよそ20年ぶりに見つかり、
世界自然保護基金(WWF)が緊急保護プロジェクトに乗り出しました。
ボルネオ島のインドネシア側では、
スマトラサイは1990年代に絶滅したとされていましたが、
カメラを設置して調査した結果、
しっぽを振りながら森の中へ消えていくスマトラサイの姿が映っていました。
ほかにも、泥浴びする姿もとらえられていたり、
小さめの足跡も見つかり、森で繁殖が行われている可能性があるとみられます。
スマトラサイは、世界に現存する5種のサイ類では最小で、
かつて東南アジアに広く生息していましたが、
19世紀以降、大幅に数を減らし、
今や220~275頭しか生息していないとみられ、
レッドリストでは、最も絶滅の恐れが高い「近絶滅種」に指定されています。
減少の主な原因は、「角」を狙う密猟と、
大規模な森の破壊によって、生息地が奪われたことも要因です。
サイが発見された場所は、密猟者に特定されないよう、
詳細な情報は明らかにされていませんが
300頭を切った「幻のサイ」を守るため、
WWFジャパンでは、調査やパトロールにかかる費用への寄付を募っています。
くわしくは、WWFジャパンの「スマトラサイ保護を訴える特設サイト」を
チェックしてみて下さい。
オーストラリアのサウスオーストラリア州などで、
大規模な森林火災が発生し、その生態から最も被害を受けやすい
野生のコアラが、消防士に続々救助されています。
助けを求めて、人間のもとへ近寄ってきている動物も多いそうです
現在、国際動物愛護基金(IFAW)は、
この森林火災で、重いやけどをして、焼け出された
コアラの救済を呼びかけています。
IFAWでは、火災で、火傷をおったコアラに
手袋を縫ってくれる人を募集していて、ウェブサイトに
手袋の縫い方と型紙を掲載しています。
手袋を送るキャンペーンには誰もが参加できます。
ここに1枚の写真があります。
ケニアのマサイマラ国立保護区で撮影されたモノです。
子ゾウが、倒れたゾウに寄り添っています。
イギリスの新聞「デイリー・メール」によりますと、
母親の象が密猟者に毒殺され、孤児になってしまった子供の象です。
母親象の死体のそばで悲しみにくれ、立ち去ろうとしなかった。ということ。
この子象は生後10ヶ月、母親象の母乳がなく、飢えに苦しんでいたところタイミング良く、野生動物の専門家が発見して保護。ナイロビにある野生動物保護センターに送られました。
犀角(さいかく=サイの角)や象牙の密猟は、ここ数年極めて深刻。
南アフリカで、2013年に角を取るために密猟で殺されたサイの数は
1000頭以上で過去最悪。象牙の密猟も後を絶たず、世界では毎年
1万2000頭のゾウが殺害されていると推定されます。
象牙の取引はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で禁止されています。
「種の絶滅」を防ぐためにも、具体的な対策が求められています。
みなさん、「スナドリネコ」ってご存知でしょうか?
野生種は、南アジアから東南アジアにかけての水辺に生息。
ネコの仲間なのに泳ぎが上手で、魚とりの名人です。英語名は「フィッシングキャット」。
魚やカエルなどを捕って食べることから、「漁をする」という意味の「漁(すなど)る」の名前が付けられています。水中での行動に適応するため、僅かながらに水掻きも発達しているそうです。でも、生息地である、池や沼の環境が悪化して、数が減減っています。
このたび、今年 開館60周年を迎える三重県鳥羽市の鳥羽水族館が、
この「スナドリネコ」を国内の水族館で初めて展示することになったそうです。
3月にオープンする新ゾーン「奇跡の森」で観ることができます。
水辺に生息する様々な生きものを見ることで、よりリアルな自然の姿がイメージできるかもしれません。
「水族館がネコを展示!?」関連のニュースソースは☞からチェック
長崎県 平戸市(ひらどし)根獅子町(ねしこちょう)
住民は約500人で、4割近くが65歳以上。
人口は、この40年で半分になったそうです。過疎の町です。
人口減少と高齢化の進行にともなって、耕作放棄地が増え、
地区の農地の半分がすでに放棄されているんだそうです。
(約50ヘクタールの半分が放棄されています)
根獅子町には段々畑があって、かつては、
麦やサツマイモ、ラッキョウが植えられていました。
しかし、急傾斜の農地は農業用機械が入れないうえ、
いったん畑作りが放棄されると、1年で雑草が生い茂ってしまいます。
おかげで、十数年前からイノシシも出没し、食害も目立つようになりました。
そこで、今年の干支であるヒツジなど、動物の力を借りて、
過疎の農地を再生しようという取り組みが始まりました。
現在、4頭のヒツジと1頭のヤギが、実験的に耕作放棄地に放たれています。
1千平方メートルほどの斜面がヒツジたちの仕事場です。
(甲子園の1塁側アルプススタンドの半分ほどの広さです)
動物たちに雑草を食べてもらえれば、
草刈り機の排出する二酸化炭素の削減にもつながり、経費も削減できます。
昨年10月からスタートし、のんびりと草をはむヒツジを見ようということで、街から人も集まってきているそうです。
今年の春、子ヒツジが誕生すれば、プロジェクトの規模拡大にもつながります。
ヒツジとの共生は除草活動にとどまりません。
羊毛を使った商品が試作されたり・・・と、
まちづくりや地域の活性化に一役買ってくれることも、期待されています。
海岸から見上げれば、緑の斜面で白いヒツジが点々と草をはむ。
こんな景色が実現するといいですね。
アルゼンチンからの報道によりますと、
首都ブエノスアイレスの動物園で飼育されている
29歳のオランウータン「サンドラ」について、
裁判所が
違法に自由を奪われた「人間ではない人格」
という判断を下し、
ブラジルの動物保護区への移送を許可する決定をくだしました。
「サンドラ」は、サンドラは
インドネシア・スマトラ島を原産とする種のオランウータンで、
1986年にドイツの動物園で生まれ、
1994年にアルゼンチンに移されてやってきました。
それから、動物園の囲いの中で20年間。
動物の権利保護を求める「アルゼンチンの弁護士団体」は
サンドラについて、
生物学上は人間ではないが、実際に人間と同じような感情を持っている。
サンドラは「物」よりも「人」に近い存在とみなされるべきであり、
半野生の居住環境に暮らすほうが幸福だ。
と訴えていました。
んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜むずかしい。
天王寺動物園、開業100周年に併せて、
市営地下鉄、御堂筋線「動物園前駅」も
リニューアルされます。
駅では、1月1日からBGMも流れるようになり
ホームの柱には、動物の後姿が描かれて、天王寺動物園への最寄りとなる
「東改札」へ誘導されるようになっています。
また、東改札付近では、
壁にケニアのマサイマラ国立保護区をイメージした風景が描かれ、
床には動物たちの足跡が描かれ、天王寺動物園に最も近い1号出入口へと
案内されるようになっているそうです。
「地下鉄の駅もリニューアル」関連のニュースソースは☞からチェック
大阪の天王寺動物園は、来年1月1日、開園100周年を迎えます。
動物園は大正4年(1915年)1月1日に、大阪市の運営で開園しました。
国内では東京の上野動物園と京都市動物園に次いで3番目に歴史が古く、
年間およそ120万人が来園、平成18年には有料入園者数が、延べ1億人を超えました。
開園当初はゾウやオランウータンなど、およそ60種、230頭を
展示していましたが、その後、徐々に敷地を広げるなどして、
現在では約200種、900頭を飼育しています。
1日は、開園100周年を記念して、臨時開園して、
動物園のお誕生日会を開催します。
オープニングイベントは、9時30分から9時45分ごろ、
新世界ゲート付近で、「ミミナガヤギのメイちゃん」がお出迎え、
「メイちゃん」と一緒に記念撮影ができます。
また、100周年を記念した6種類の特別体験も実施され、
先着で、計100人が参加できます。
たとえば、・・・
チンパンジーやゾウ、レッサーパンダの放飼場に入って
100周年を祝うケーキやエサをプレゼントしたり、
(放飼場は、普段は飼育員や獣医師しか入れません)
肉付きのロープをくわえたアムールトラの「虎二郎(こじろう)」と
約7メートルのプールと柵をはさんで、綱引きをしたり、
大きなクロサイ「トミー」の体重測定の様子を
間近で見学したりできるそうです。
お正月の、天王寺動物園は
午前9時半オープン~午後5時閉園。
入園料は高校生以上500円、小中学生200円。
特別体験に参加するには、
開園とともに新世界ゲートで配られる体験チケットが必要です。
今日から~31日まではお休み。
1月1日(木)~4日(日)まで営業され、5日はお休みとなります。
地球温暖化の問題が新穀なのに、いまだに、
二酸化炭素を排出しまくっている世界の状況。森がいくつあっても足りません。
そんななか、パナソニックが、
太陽光と、二酸化炭素(CO2)と、水を使って
メタンやエタノールといった燃料をつくり出す
次世代技術「人工光合成」を開発していて、
このたび、世界最高の変換効率を実現する電子材料を開発したそうです。
光合成は、植物などが、光エネルギー(太陽の光)を使って、
水と空気中の二酸化炭素から、炭水化物を合成します。
さらに、光合成は水を分解する過程で生じた酸素を大気中に供給しています。
これは、太陽エネルギーを、「100」使うとするとその0.2%が変換される程度。
今回開発された、パナソニックの技術ではその効率が0.3%と、
世界で初めて植物を超えたんだそうです。
新開発の材料は、改良を重ねれば、実用化のメドとなる
1%の変換効率を達成できる可能性があるということ。
CO2から、発電用の燃料となるメタンや、ガソリンに混ぜて自動車の燃料に使えるエタノールを取り出す技術が確立できれば、地球温暖化の進行を遅くすることだって可能かもしれません。
2018年には、創業100年を迎えるパナソニック。がんばれ!!!!
大阪府に本社を置く世界的な総合電機メーカー・・・といえば、
パナソニック株式会社。
この、パナソニックの次世代プロジェクトが、世界の環境を
より良く変えるかもしれません。
開発しているのは「魔法の砂」。
IH調理器などのガラスには、汚れをはじく表面処理が施されていますよね。
この技術を砂に使って、その砂を地中に敷き詰めると、
砂が水をはじいて、土に染み込まずに、地下ダムができます。
その地下ダムに、たまった水を再利用するシステムを備えれば
乾燥地帯でも農業が可能になります。
さらに、肥料も流ていかず、農作物の生育も早いんだそうです。
(研究所の農園で、この砂で育てたトマトの収穫量は通常より4割増)
2050年に、96億人に達するとみられる世界人口。
深刻なのは食料難。
こうした「食」の改善へ向けた革新の動きが、あちこちで始まっています。
中東やアフリカの農業が、家電の技術が生み出したテクノロジーで
変わるかもしれません。
岸和田市 尾生町のため池「傍示池」で、
水の上に太陽光パネルを浮かべる・・・という、ちょっとかわった
発電事業が行われることになったそうです。
これは、大阪府内では初めての水上太陽光発電事業です。
満水時の面積、約1万6000平方メートルのため池に、
約1万平方メートルのパネルを敷設すると
出力は約1000kWで、
年間発電量は一般家庭、約320戸の年間消費電力量に相当するということ。
この「傍示池」の周辺は、
農家の高齢化によって、荒れた耕作地が目立つようになっているそうで、
再生可能エネルギーを作りましょう・・・という気運の高まりもありますし、
この事業で得た収益で、荒れ地の保を行う・・・というねらいもあります。
また事業で得た収益の一部は、
大阪府や岸和田市の環境基金などに寄付されるそうです。
神戸市立 王子動物園では、先週土曜日から、
2015年の干支「未」にちなみまして、ヒツジに関する特別展
干支展「羊・ヒツジ・未」を、スタートさせました。
野生や家畜のヒツジについて解説するほか、
ヒツジの生態や、羊毛が毛糸になるまでの過程など、
様々な視点からヒツジたちを、パネル展示を交えて紹介されています。
また、羊毛を使った作品展や
「ひつじがいっぱい」と題した写真コーナーなどもあり、
幅広い年代で、ヒツジを余すことなく学べ、楽しめる特別展になっています!
12月23日(火)には、毎年開催されている「クリスマス会」も実施され、
クリスマスにまつわる動物のおはなしや、ビンゴゲームも開催、
夕方からは、実際に動物園から天体望遠鏡を使って星座を観察する
「動物園で天体観察をしよう!」というイベントも開催されます。
家族といっしょに、恋人同士で楽しめそうな、神戸市立 王子動物園です。
ナイロビAFPによりますと、
アフリカでのゾウ密猟と、中国における象牙の違法取引が「制御不能」になっており、あと1世代で野生ゾウが姿を消す恐れがある・・・・と警告する報告書を、
ゾウ保護団体の「セーブ・ザ・エレファンツ」などが発表しました。
報告書では
「この4年間で卸売価格が3倍に高騰するなど、中国で急増する象牙の需要は違法取引とアフリカでのゾウ殺りくの拡大を招いている」と批判。
2010~12年に10万頭以上のゾウが殺されたと指摘しています。
違法な象牙は1ポンド(およそ450グラム)あたり約18万円(1g=400円)という高値で取引されます。
サイの角にいたっては、450グラムあたり最高、約540万円(1g=1万2千円)と、金の取引価格とほぼ同等で取引されているそうです。
中国の違法取引や密漁で思い浮かぶのが、小笠原諸島周辺で問題になった
アカサンゴ。
日本や台湾で採れるアカサンゴは、中国で「アカ」と呼ばれ、中でも血のように色の濃いものは「牛血紅」と呼ばれ珍重される高級品です。
アカサンゴを加工した装飾品も、
高級品は1グラムあたり約19万円に値上がりしているそうです。
象牙は、およそ450グラムあたり約18万円ですから、450倍・・・アカサンゴが、どのくらい貴重なのかが推察されます。
アジア諸国、特に経済成長が続く中国で、動物の部位の需要が高まり
「象牙バブル」「アカサンゴ バブル」が起こっているんですね。
先頃、アメリカを訪れていたイギリスのウィリアム王子は、
オバマ大統領と面談した後、野生動物の違法取引に関する演説を行いました。
これは、航空会社から運送会社にいたる運輸業界全体と協力して、
野生動物の違法取引を阻止するため
イギリス王室が指導する特別委員会を発足するというものでした。
世界各国の政府や、非政府組織が違法取引と戦う取り組みを増していますが、環境のためにも、世界が一つになって、問題に当たらなければならないようです。
以前、京都市動物園が企画した、ゴリラをモチーフにしたラーメン「ゴリララーメン」を紹介しました。
北海道の製麺会社「藤原製麺」と動物園がコラボして、これまで札幌・円山動物園の白クマ(塩味)、東京・上野動物園のパンダ(しょうゆ味)、京都市動物園のゴリラ(黒っぽいスープの醤油味)をリリースしてきましたが
第4弾は、福岡市動物園とコラボした「ヤマネコラーメン」。
発売が始まりました。
福岡市動物園が飼育する天然記念物「ツシマヤマネコ」をイメージしたパッケージで、今回は九州ならではのとんこつスープ。
1袋185円で、うち2円がえさ代として福岡市動物園に寄付されます。
来年1月からは全国のスーパーなどでも売り出されるということなので、
見つけた方は、チェックチェック。
私たちが応援しているBCT(ボルネオ保全トラスト・ジャパン)の活動にも協力して下さっている。板東園長のいらっしゃる旭山動物園。
今年の夏は、「きりん舎・かば館」の人気で、来園者もアップしたそうですが冬季営業が始まっています。
この冬の目玉は、アメリカから2頭やってきたアムールトラの展示。そして、12月下旬・・・雪が積もれば、ペンギンのお散歩も、間近で観られるようになるそうです。チェックチェック。
京都水族館でのイベントです。
現在、京都水族館では、関西の水族館では初めて、
3Dプロジェクションマッピング「アクアリウム・ファンタジー」が
開催されています。
映像は館内の3カ所で投影されていて、
大水槽には、高さ2・4メートル、幅7メートルの半透明のスクリーンが
設置され、海の中で生命が生まれたり、イルカやマンタが泳いだりする映像が流されます。
大水槽で泳ぐ、本物のエイやイワシの群れなどと重なって、
幻想的な空間が映し出されます。
来年1月12日までの開催です。チェックチェック。
国際自然保護連合(IUCN)が、きのう17日、
絶滅の恐れのある生き物を掲載した「最新のレッドリスト」を公表しました。
「レッドリスト」とは、絶滅の危機にひんする動植物の一覧です。
最新の発表では、「すし」などに使われる、「太平洋クロマグロ」が、絶滅危惧種に指定されましたた。「レッドリストに載ること」=「漁獲禁止」といったような、法的な拘束力はありませんが、「太平洋クロマグロ」の世界最大の消費国である日本は保護策の強化を迫られそうです。
IUCNは、さらに、
高級魚トラフグの代用として、国内の専門店などで流通するカラスフグを絶滅リスクが最も高い「絶滅危惧1A類」に指定しました。カラスフグは「乱獲により、過去40年で99.99%減った」と言われています
さらに、さらに、今年6月に初めて絶滅危惧種入りしたニホンウナギ。
この代用として輸入されているアメリカウナギも、ニホンウナギと同じ「絶滅危惧1B類」に分類されました。
「太平洋クロマグロ」「カラスフグ」「アメリカウナギ」いずれも日本人の食生活と関係の深いお魚です。食卓は勿論、漁業の影響も大きくなりそうです。
エンターテインメントの第一線を走り続け、40年以上のキャリアを誇る「夏木マリさん」。
彼女が、この秋、紅葉の京都を舞台に、芸術と文化の祭典『NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2014』を開催します!!
この企画では、各所で写真展や、パフォーマンスなどのアートワークが披露されます。
中でも注目は、世界文化遺産である「清水寺」でのパフォーマンス・ライブ『PLAY×PRAY』。
京都は気候変動問題に取り組んだ「京都議定書 採択の地」。
そして、神社仏閣は、その地の原生林と共にあります。
さらに、京都の庭園は、自然との共存・共生のシンボルでもあります。
そこで、世界文化遺産である清水寺の[経堂]を舞台に、パフォーマンスを”PLAY”されるんです。
パフォーマンスの内容は・・・
地球規模で環境破壊が叫ばれている中、
地球の警告に悶え、過ちを改めようとする人類をその身体で表現し、
祈り”PRAY”を捧げる。・・・というものです。
夏木マリさんのパフォーマンス・ライブ『PLAY×PRAY』
開催は・・・11 月21 日(金)夜8時〜9時
会場は・・・京都・清水寺 の[経堂]
料金は・・・拝観料のみですが、募金箱を設置し、途上国の子供たちを支援する活動「One of Love プロジェクト」に繋がるお気持ちを募るということです。
「NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2014」は
明日、11月19日~29日まで開催され、ほかにも
京都・東山「青蓮院門跡」の秋の特別拝観や、国宝である、青不動 明王の御開帳などに合わせ、「夏木マリ・マイケル・トンプソン」の写真展も開催されます。
9月27日に噴火した、長野と岐阜の県境にある御嶽山。
ここは、絶滅の危機にある、国の特別天然記念物、ライチョウの数少ない生息地です。
ライチョウの本来の生息地は北極圏だったそうですが、氷河期に日本へ移り住んだとみられています。
ただ、温暖化したため寒冷な気候を求めて高山(本州中部の高山帯)に逃れ、そのまま取り残されたことから「氷河期の遺留動物」と呼ばれています。
近年、温暖化などの影響で、カラスやキツネなどが高山帯まで進出し、ヒナや卵が食べられるなどして個体数が減少。現在約2000羽弱。
御嶽山では、2012年度の調査で、153羽がいると推定されています。
戦後最悪となった火山災害では、ほとんどのライチョウが無事に逃げられたといわれています。が・・・、火山灰の影響で、主食である高山植物が枯れ、春の繁殖期に餌が取れない恐れがあると、心配されています。がんばれ、サンダーバード
漢字で「魚=fish」の「庭=garden」と書いてなんと読むでしょう!
正解は、「なにわ」・・・大阪のことです。
魚介類が豊かだったため、かつては「魚庭(なにわ)の海」と呼ばれた大阪湾。
大阪府が、今年9月に行った「府民モニター調査」によりますと
大阪湾の魚介類のイメージは
●「食べるのに問題はないが、進んでは食べたくない」(29%)
●「水質が悪くて食べて健康に影響がないか心配」(28%)
・・・で、合わせて6割近く。一方、
●「近場でとれるので新鮮でおいしい」は4人に1人。
大阪湾は、高度経済成長期に埋め立てが進み、魚の産卵場所となる藻場(もば=海藻の群れ)が減って、生活排水で水質も悪化しました。そこから、水質を守る取り組みが進み79年からの30年間で、65%改善、元の海に近づきました。現在、湾内には230種類ほどの魚介類がいるといわれています。こうした、湾の水質悪化と改善の歴史は東京湾も同じです。
「魚庭の海」の水産業再生へ、大阪府が本格的に取り組みを始めています。
これまでの、イメージを払拭する切り札は、90年代はほとんどとれず、「幻」とされた高級魚のキジハタ。
瀬戸内では「アコウ」と呼ばれるキジハタは、大きいもので全長60センチ、3キロほどになります。
市場価格は1キロ約1万円。
お味は、フグのような歯ごたえと、クエほどは多くない適度な脂身が絶妙に上品。5年前に、孵化(ふか)させた稚魚の育成、放流にも成功していて、ブランド化も視野に入ってきたということです。
大阪府南部の泉州沖でとれるマダコは、「泉だこ」として2010年に「特許庁の地域ブランド」に登録されています。
大阪府では、安定した流通量が確保できるようになれば、キジハタのブランド化を目指す方針で、豊臣秀吉になぞらえた「太閤あこう」や、「魚庭あこう」といったブランド名も浮上しています。
先週ドイツのペット事情や、大阪で開催された、ペットの「終生飼育宣言式」というイベントを紹介しましたが・・・
青森県の女子高生たちが始めた「いのちの花」プロジェクト
いのちの花~捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語~
という本が話題です。
鮮やかなオレンジ色の花が印象的な表紙のこの本は、青森県立 三本木(さんぼんぎ)農業高等学校 動物科学科が行っている動物殺処分ゼロを目指す「命の花プロジェクト」の誕生を描いたノンフィクションです。
このプロジェクトのきっかけは「動物愛護センターへの見学」でした。
何気なく見学に訪れた高校生が見たのは・・・処分されるのを怯えながら待つ動物たち。
高校生の彼女たちが 見たものは・・・「安楽死」させられ、焼却機に送られ、灰になった遺骨。
米袋ひとつに約15キロ、推定100匹分ほどの遺骨が詰められます。しばらくは保管されますが、年に2回、産業廃棄物として処分されているそうです。
人間の骨は手厚く葬られるのに、動物の骨はなぜ、ただのゴミでしかないのだろう?そこで生まれたのが、動物たちの骨を肥料にして花を育てようというアイデア。
このプロジェクトを知った人達からは批判の声もあるそうです。
ただ、犬、 猫が 年間 殺処分されている数は なんと 約17万匹です。
(2011年 環境省 資料より)
引っ越しで飼えなくなった。猫が子どもを産んで困っている。
飼い主が年をとり世話が難しくなった......。
動物がセンターにやってくる理由の多くは「飼い主の見通しの甘さがほとんど」だといいます。
「花を咲かせること」の先にあるのは「殺処分ゼロへの祈り」です。
内閣府が、「環境問題に関する世論調査」の結果を公表しました!
20歳以上の男女を対象とした、その調査によりますと
「生物多様性」という言葉について「聞いたこともない」と回答した人は、なんと、過半数の52.4%、
前回調査(2012年6月時点)の41.4%から11ポイント増加しています。
生物多様性とは、種や遺伝子などのレベルで多様な生物が存在する状態のこと。
2010年には、名古屋市で国連の「生物多様性条約 第10回 締約国会議(COP10が開催され、20年までに生物多様性の損失を食い止めるため、効果的で緊急に行動する国際目標「愛知目標」が採択されました。
また、今月17日まで韓国・平昌(ピョンチャン)で開催された「COP12」では、COP10で、世界が生態系保全に向けて合意した「愛知目標」の進捗状況を不十分と評価し「緊急の行動をとるように」と要請しました。
また、「内閣府の世論調査」では、「人間の生活がある程度制限されても、生物の多様性保全を優先する」と答えた人は33.8%と、前回調査から4.9ポイント減少。
生物種の減少が国際的に重要なテーマとなっているにもかかわらず、関心は、低下傾向になっていることが明らかになりました。
大阪の鶴見緑地で、先日、ペットの「終生飼育宣言式」というイベントが行われました。
ペットと飼い主の結婚式に見立てられたこのイベントでは、参列者が見守る中、飼い主がペットとレッドカーペットを歩いた後、思い出や感謝の気持ちを伝え、この先も、大切に育てることを誓いました。
昨年施行された「改正動物愛護法」では、
●ペットショップなど、販売業に対する規制の強化、
●災害時における動物の救護、
●動物虐待の罰則強化 などのほか、
●飼い主の終生飼育の責任が明記されました。
これをうけて、企画されたイベントなんですが・・・「人前で公言する」ことで「ペットと離れにくくなるという心理分析」に基づいて、挙式スタイルのイベントになったということです
ペット先進国として有名な国・・・それはドイツです。
現代のドイツ人にとって、ペットは「家族の一員」であり、「人生のパートナー」という考えが深く根付いているので、捨てられた犬、猫や、飼い主が飼えなくなった動物を絶対に殺しません。
原則として殺処分は行われず、「ティアハイム」という全国に約1000施設ある
民間のシェルターが動物を保護し、新たなパートナーとなる家族との出会いを待つんです。
ドイツでは、一部の特別地区を除き、生体販売は法律で禁じられています。
ですから、たとえば、犬を飼おうと考えたら、人々はペットショップに行くのではなく、「ティアハイムに行こう」と言うそうです。
ペットショップで子犬は売っていないんです。
ドイツという国と人々に根付いた動物愛護の精神は、暮らしの中の様々なところで、みることができます。たとえば・・・
●ドイツでは、子犬の保育園は当たり前。人間の子供を育てるのと同じくらい、飼い主が責任持ってしつけを行います。
●犬のしつけをする学校もたくさんあり、徹底的に教え込みます。だから、通りが激しい都会でもノーリードで散歩したり、電車にも普通に乗れるんです。
●「犬連れ禁止」の標識がある場所以外は、わんこと一緒にレストラン、電車やバス、デパートへ気軽に入ることができます。
●ペットフードにも厳格な規定があって、添加物などはもってのほか。ペットフードも人間の食材を使わなくてはいけないという法律があります。
●スーパーの前などには、たいてい犬をつないでおく場所が設置されています。
●昼間に犬の面倒を見る人がいない場合、社員がペットを会社に連れてくることを許している企業すらあるそうです。
●ドイツでは自治体単位で「犬税(いぬのぜいきん)」が導入されていて、無責任な飼い主を減らすことに役立っています。
この税金の使い道は、・・・
▲ 自由に使用できる無料のウンチ袋の設置(公園など)
▲ リードを外して犬を自由に遊ばせることができる犬専用の広場の設置(郊外や公園)です。
ホームセンターやスーパーのレジの脇には、必ずペットのフード寄付用の「大きなボックス」が設けられているそうですよ。
地球上の人口は、現在70億人を超え、1970年のほぼ2倍となっています。
一方で、世界自然保護基金(WWF)が発表した報告書によりますと、野生動物の世界では正反対の現象が起きています。
その、報告書によりますと、1970年から2010年までの40年間に、世界の野生生物の半分以上が姿を消し、今後も事態が改善することはなさそうだ。ということです。
個体数が最も急激に減少したのは淡水生物で、76%減っています。
陸生生物と海洋生物はそれぞれ39%減少。WWFは、減少の「ペースが落ちる兆候はない」と発表しています。
そして、Wall Street Journalは、この様にまとめています。
要するに、人間は、
木の成長をしのぐ速さで木を切り倒し、
資源が回復できない状態になるまで魚を乱獲し、
陸地や海が吸収できる以上の量の炭素を放出しているということ。
科学者たちによりますと、オゾン層が少しずつ回復しているということです。
世界各国がフロンガスを減らすための協定を作ったり、努力を怠らなかったため、その成果が35年経ったいま、出てきているようです。
国連の調査では、もし世界各国の協力、努力がなければ2030年までに、世界中で毎年およそ 200万人もの人たちが皮膚がんにかかっていただろう、と予測がされていました。
いくつかの研究機関の「未来予想」に寄りますと、
2040年 になると、
●永続的に使用可能な、有人月面基地が実用化する
●海水からレアメタル(希少金属)を取り出す技術が実現する
●北極上空のオゾンホールが完治する(南極は2065年)
など、明るい予測もあります。
私たちが暮らすこの美しい地球を守るため、課題はまだまだたくさんあります。
今後も各国の協力、努力がより必要になってくるでしょう。
上野・多摩両動物園で約30年間、大型類人猿の飼育に携わり、オランウータンを通して、環境保護などを訴えた、上野動物園飼育課の黒鳥英俊さんが書かれた「ジプシーとの約束」が来年・6年生の国語の教科書に掲載されることになったそうです!
「ジプシー」というのは、多摩動物公園で飼育されているオランウータンのジプシーさん(おばあちゃんオランウータン)のこと。
ジプシーさんは、ハーモニカを吹いたり、雑巾掛けもできるそうです!
教科書に掲載される「ジプシーとの約束」は、ポプラ社から出版されている『オランウータンのジプシー』の最終章「第5章 ジプシーへの恩返し」を教科書用に手直ししたもの。
ジプシーさんたちの故郷・ボルネオ島では、アブラヤシ農園に森を分断され、オランウータンたちが孤立してしまっています。
オランウータンは本来、木から木へと移動していくのですが、森が分断されてしまうと、あちこちに川があるため、川を渡ることができず、繁殖相手を見つけることもできなくなります。
そこで、日本の動物園にある運動具にヒントを得て、廃棄する消防ホースを再利用し、川に橋をかけるプロジェクトが始まりました。
黒鳥さんらが中心となって、第一号の橋が架けられたのは2008年。
『オランウータンのジプシー』の初版は2008年9月で、「用心深い野生のオランウータンが橋を渡ってくれるまでには時間がかかるだろう・・・」と書かれていました。が、その後、2010年には、橋を渡るオランウータンが監視カメラにとらえられました。
私たちは、このプロジェクトを「吊り橋プロジェクト」と呼んでいますが、このエピソードを中心とした話が、6年生の教科書に載るようです。
いち早く。こどもたちに読んでもらって下さい。
『オランウータンのジプシー』は、ポプラ社から、1,296円で発売中です。
ブラジルの熱帯雨林・アマゾンのお話です。
近年、深刻なスピードで進行する熱帯雨林の樹木伐採にストップをかけるべく、アマゾンのど真ん中に超高層タワーを建築してアマゾンを監視するプロジェクトが動き出しています。 その高さ352M。
タワーには観測所が設けられる予定で、ハイテク機器で気候変動を監視し、アマゾンの繊細な生態系にどのような影響が出ているかを観測するということです。
アマゾンのジャングルは、
炭素を大気に放出したり、摂取したり・・・地球環境に対して強力な影響力をもち、なおかつ「世界で最も敏感な生態系」の一つです。
長らく人間が踏み入れたことの無かった地域では、
今なお、新種の生物が発見されたり、UMA(ユーマ・未確認動物)の目撃報告も数多くあります。
昨年までにも、多くの新種生物が発見されている一方で森林破壊は深刻に進んでいます。
よく、アマゾンや、ボルネオ島の森を守ろう!といいますが・・・これは
酸素を生み出したり、動物を保護する・・・ということだけではなく、
あらたに発見されるであろう生物(菌や植物、虫や動物)から、
医薬品を開発するためにも必要です。
つまり、未発見の生物種が、発見されないまま絶滅するということは、
これから発見されるかもしれない「画期的な医薬品」が作られる可能性をも
奪ってしまう。ということ。この様に、熱帯雨林の役割は大きいんです。
カメの気持ちを読み取る「タートル・トラック」
これは、産卵のために砂浜に上陸するウミガメの足跡から、彼らの発するメッセージを読み解く試みです。
ウミガメの足跡を分析したところ、障害物に出合ってしまい、ぐるぐる回って混乱している様子などが見えてきます。
体の構造上、前進しかできないウミガメにとって、防波堤などのコンクリートの塊は「わな」と同じです。
彼らはバックができないので、はまりこむと脱出不可能、そのまま死んでしまうカメも少なくありません
この調査結果をもとに、試しに1キロメートルだけ人工構造物を取り去ったところ、そこにウミガメの産卵が集中。撤去の効果は数年で表れ、産卵成功率上がりました。
ヒトから迷惑を被り、それでも物も言わずに懸命に生きている命がたくさんいます。便利なツールを手にした私たちには、積極的に彼らの声に耳を傾ける責任があるのかもしれません。
泉南市のタルイ・サザンビーチで・・・7月に、ウミガメが上陸した跡が見つかりました。「日本ウミガメ協議会」の方々が砂浜を掘り進めると…砂の中に卵を発見。
砂浜に残ったヒレの跡から、アカウミガメの「卵」とみられています。
100~120個産んでいると考えられ、順調にいけば50日前後で孵化(ふか)するといいます。
注意
※ 小さい子ガメ達は穴から出ると皆一斉にチャカチャカと海に向って歩き出します。
※ なぜ海の方向が分るのか?といいますと、子ガメは「光」に向って行く習性があって、
海面は夜でも、月の光などで光っていますから、そちらへ向かいます。
特に満月の夜は光が多いので孵化しやすいと言われています。
※ しかし、海よりも明るい懐中電灯や、車のヘッドライト、街灯などの光があると、
子ガメはそちらに向かってしまい、道に迷うことになります。
その間に体の乾燥や体力の消耗が進み、弱ってしまうこともあります。
2002年 9月に発売されヒットした「バウリンガル」。2003年 には、「ニャウリンガル」も発売されました。
犬や猫なら、表情や鳴き声、仕草からなんとなく気持ちがわかるかもしれません。でも「貝」や「ウミガメ」など、寡黙な生きものの気持ちは、どうやっていいんでしょうか。
「ミキモト」は、世界で初めて真珠養殖を確立した会社です。
真珠は、「アコヤガイ」や「シロチョウガイ」などの貝がつくり出しますが、その「貝」たちも、ふいに襲ってくる台風や赤潮のせいで、大量に死んでしまうことがあります。
そこで、大学などとの共同研究で開発したのが貝の声に耳を傾ける「貝リンガル」!
声の代わりに注目したのが、「貝」の「殻の動き」です。
二枚貝のアコヤガイは、弱ったときや苦しいとき、パクパクと、普段とは違う速さやリズムで殻を開け閉めします。
例えば、赤潮に見舞われると、「貝」は嫌なプランクトンを体の中から排除しようと何度も貝殻を開け閉めします。
「貝リンガル」は、殻にあらかじめ取り付けておいたセンサーで、このパクパクを感知して解析するんです。
スタッフの携帯電話と連動していて、異常が発生した時には、困った顔マークとその原因をメールで速報してくれます。
たとえば・・・
赤潮が接近した時は「クルシイヨー(>_<)」メール、
赤潮に囲まれてしまった時は「タスケテー(T_T)」メール
すごくない?
イギリスから、今、世界中に広まりつつあるムーブメントがあります。
「ゲリラガーデニング」といいまして、荒れた状態の「公共の花壇」に花を植えて、一晩のうちに変身させてしまおう!!!という試みです。
これはロンドン在住のリチャード・レイノルズさんが起こした活動で、本も出版されています。
活動資金は、メンバーからの寄付により成り立っていて、参加している人達も全てボランティア。
なるべく乾燥に強い植物が選ばれ、植えられた後もボランティア達によって手入れが施されているそうです。
さすが、「ガーデニング大国」イギリスならではの「ゲリラガーデニング」。
イギリスでは、通常は公共の緑地帯に勝手に植え込みをする行為は違法行為とみなされるそうなのですが、リチャードさんの活動は黙認されているようで、今となっては行政から表彰されたりもしているそうです。
興味を持った「日本の皆さん」へのご注意
日本で行う場合は、土地を管理する自治体の許可を取ってから行って下さい。
今年オープン110年を迎えた京都市動物園。
4月末にオープンした「ゴリラのおうち~樹林のすみか~」には、ニシゴリラの2歳の雄ゲンタロウ、13歳の父モモタロウ、27歳の母ゲンキがくらしています。
ニシゴリラは、容姿に似合わず、穏和な平和主義者で,神経質な一面も持っています。
ここで、学習用タッチパネルを使った「知性研究」の実験が始まりました。
タッチパネル画面に表示される数字を順番に触れると、連動する装置から自動的にエサのリンゴが与えられる仕組みになっています。
最初に興味を示したのは、ゲンタロウ。
1日に30分程度、パネルを触って“お勉強”するようになりました。成功率はまだ50%弱。「数字の意味を完全に理解したわけではない」(担当者談)
一方、両親・モモタロウとゲンキは警戒して近づかず、タッチパネルに触れたこともないそうです。
親子ゴリラ間でも、新しいモノへの好奇心は、幼い方が強いみたいです。
吹田市の高野台と、山田西にまたがる千里緑地で、大阪府の「準絶滅危惧種」にも指定されている吹田市の天然記念物「ヒメボタル」が、今年も発光を始めました。
千里緑地は、市街地にありながら豊かな自然が残っていて、地元住民がヒメボタルの生息域を管理しています。
水辺に生息するゲンジボタルや、ヘイケボタルと違って、ヒメボタルは山地や雑木林に生息していて成虫の体長は11~7ミリ程度。1分間に60回以上の黄白色の光を放ちます。
いまのところ、まだ発光数は少ないようですが、今月末~6月初めに「蛍の光」はピークを迎えるとみられています。「吹田ヒメボタルの会」の調査によると、昨年は5月20日から発光が一気に増え、同31日がピークだった。ということ。
ヒメボタルは、午後8時~10時ごろによく発光します。
ただし、ヒメボタルは敏感な生き物で、近くには住宅もあります。
マナーを守って静かに観察してください。
また、危険で近隣の迷惑にもなるため、路上駐車は絶対にしないでください。
懸命に飛ぶヒメボタルの姿から、自然環境を守ることの大切さが感じられるのではないでしょうか。
吹田市の高野台と、山田西にまたがる千里緑地で、大阪府の「準絶滅危惧種」にも指定されている吹田市の天然記念物「ヒメボタル」が、今年も発光を始めました。
千里緑地は、市街地にありながら豊かな自然が残っていて、地元住民がヒメボタルの生息域を管理しています。
水辺に生息するゲンジボタルや、ヘイケボタルと違って、ヒメボタルは山地や雑木林に生息していて成虫の体長は11~7ミリ程度。1分間に60回以上の黄白色の光を放ちます。
いまのところ、まだ発光数は少ないようですが、今月末~6月初めに「蛍の光」はピークを迎えるとみられています。「吹田ヒメボタルの会」の調査によると、昨年は5月20日から発光が一気に増え、同31日がピークだった。ということ。
ヒメボタルは、午後8時~10時ごろによく発光します。
ただし、ヒメボタルは敏感な生き物で、近くには住宅もあります。
マナーを守って静かに観察してください。
また、危険で近隣の迷惑にもなるため、路上駐車は絶対にしないでください。
懸命に飛ぶヒメボタルの姿から、自然環境を守ることの大切さが感じられるのではないでしょうか。
マレーシア・ボルネオ島へ現地調査隊として
旅して・見学していただく、サラヤが特別に企画した
"ボルネオ・オリジナルエコツアー"「ボルネオ調査隊」
第8回の募集が始まっています。
日程は、9/11(木)〜9/15(月・祝)
今回も、合計8名様(ペア4組)が派遣されます!
ヤシノミ洗剤のウェブサイトにアクセスしてエントリーしてください。
これまで、動物園に行くと、動物達が檻の中で同じ所をグルグル歩き回っていたり、同じ所を行き来したり・・・という動きを見たことがありませんか?
これは、自然の中でくらす野生動物には決して見られない「常同行動」と呼ばれて、動物たちのストレスのバロメーターとなっています。
例えば、一定の区間を繰り返して動く、体を前後に踊るように動かす、前足(後足)を咬んだり毛を引き抜くなど、自傷行為、口をもぐもぐする、口唇を舐める、くんくん嗅ぐ、身震いする床を引っ掻く、直立する、走り回る、旋回運動等を指します。
そんななか、現在、動物園では「環境エンリッチメント」といって、飼育環境に工夫を加えて、動物が暮らす環境を豊かで充実したものにしようという試みがなされています。
最も有名なのは、板東園長のいらっしゃる「旭山動物園」。
ここでは、すべての動物に対して「環境エンリッチメント」を施し,
動物たちが少しでも楽しく暮らしてくれるようにしています。(園長blogより)
すると,彼らの行動に変化がうまれました。
何にでも興味を持ち,自らの意志で動き、いきいきとした活動が見えるようになったそうです。しかも,彼らの特徴的な行動や能力が発揮されるようになったそうです。現在「環境エンリッチメント」は、全国の動物園で導入が始まっています。
ちなみに、常同行動は、わんこ・にゃんこなど、ペットにも見られます。
そんなときには
● ストレスを取り除いてあげる
● 落ち着いた環境を整えてあげる
● 分離不安の改善(ひとりぼっちにしない)
動物病院で治療してもらう など、対策を施してあげて下さい
現在、大規模リニューアル中の「京都市動物園」で、最大の目玉となる「ゾウの森」の概要が固まりました。
「京都市動物園」は園内を9カ所に分けて整備を進めていて、「アフリカの草原」「サルワールド」などは、すでに完成しています。
「ゾウの森」は、来年3月オープンにむけて、ラオスから、4頭のアジアゾウを寄贈されるのですが、4頭のアジアゾウを群れで飼育して、繁殖させるため、飼育スペースは、国内の動物園で最大規模の広さを確保します。
アジアゾウは現在、日本国内の37の動物園で、あわせて78頭が飼育されていますが、繁殖の成功例は少ないうえ、ワシントン条約で、研究目的以外の輸出入が禁じられているので、今回のように、若いゾウが確保できるということは、とても珍しいことなんです。
それは、先日、京都市の門川市長が、ラオスに出向き、トンシン首相と会談して、動物園へのアジアゾウ寄贈を正式に確認するほど、バリューの高い出来事です。「ゾウの森」では、10年以内の赤ちゃんゾウ誕生を目指すということ。
さらに、
来園者が、餌をあげられるイベントなどを行う「ふれあいコーナー」や、ガラス窓越しにじっくりとゾウを観察できる「コンタクトコーナー」も設けるそうで、よりゾウを身近に感じられそうですね。
「ナマコ靴下」の開発を、関西地方の大手繊維メーカーが進めています。
これまで、ナマコを加工する際に出る「煮汁と内臓」は、廃棄処分
されていました。が、ある日
「ナマコ漁師が煮汁に足を入れていたら水虫が治ったらしい……」。
という、酒の席での話をきっかけに調べてみたところ
ナマコの煮汁から抽出される成分「サポニン」に、水虫菌を抑える効果があることが確認されました。
「サポニン」には、水虫菌を抑える作用だけでなく抗菌、抗がん作用まであると言われています。
「ナマコ靴下」は、この煮汁成分を靴下の繊維に盛り込んで作られるそうです。また、ナマコの内蔵の「カロテノイド」には抗酸化作用があるらしく、内蔵も有効活用を考えているとのこと。
水虫菌を抑える成分を抽出する施設の稼働を始めた、水産加工業「大豊(たいほう)」では年間300トンの内蔵、30トンの煮汁を廃棄していたそうです。これは会社にとっても思いがけない朗報ですよね。ビジネスチャーンス!!
神戸の「市立須磨海浜水族園」内のレストラン&カフェ「和楽園」では、あの肉食魚、ピラニアを使った料理の提供を始めました。
「須磨海浜水族園」では、今年度から「アマゾンの生物多様性保全」に参加することになりまして、8月31日まで、ジャングルを模した展示室を使って、南米アマゾンの自然を紹介する特別展が行われています。
アマゾンの生物と言えば、世界最大の淡水魚「ピラルク」、世界最大のヘビ「オオアナコンダ」などが有名ですが、動物の体の色の意味とか、繁殖の方法、餌など、アマゾンならではの習性を持つ動物たちの生態の秘密を一挙紹介してします!
その一環として「ピラニアを使った料理」の提供をはじめたのですが、料理には輸入したアマゾン川産の「食用魚」が使われています。
ピラニア料理は、ピラニアの身をバターで焼いた「ムニエル」でナスやタマネギなど夏野菜を使ったトマトソースがかかっています。
スープとサラダ、ライスかパンが付いて2千円(税込)。
5月31日まで1日5食限定で提供されます。お店の方いわく「怖い顔をしておりますが、スズキを思わせる白身で意外と美味です」とPRしています。
4月20日から、大観覧車も営業を再開した、天保山の海遊館。
現在、期間限定で「マンボウ」を展示中です!
マンボウは、愛嬌のある姿で、ゆっくり、のんびりと泳ぐイメージがありますが、餌を食べる時にメチャメチャにすばやく泳ぐそうです。
5月2日(金)映画「NATURE」が全国で公開されます。
この作品は、「ディープ・ブルー」「アース」などのドキュメンタリーで知られるのBBC EARTHが、
●マウンテンゴリラが生息する熱帯雨林、
●世界遺産にも登録されているナミビアの砂漠、
●サンゴ礁が広がる紅海(アフリカ東北部と、アラビア半島とに挟まれた湾)などを、
新たに開発した特注の撮影機材を使って、4K3D映像でとらえたネイチャードキュメンタリーです。
4Kとは、横4,000×縦2,000前後の解像度に対応した映像です。
ナレーションは、滝川クリステル。
5月31日までの期間、京都水族館では、この映画「ネイチャー」とのタイアップキャンペーンが開催されます。
● 京都水族館の裏側を探検する「バックヤードツアー」に参加したり、
● ネイチャー」劇場鑑賞券半券を提示すると、
「ネイチャー」オリジナルグッズがもらえますよ。
また、26日から、高さ約5メートル、長さ約50メートルの通路を
ペンギンが散歩する「ペンギンスカイウォーク」も公開されました。
こちらもチェック!
GW突入という事で、関西の動物園関連のトピックをまとめてご紹介します。
京都市動物園を全面リニューアルする構想の第6弾として、日本生まれの「ニシ ローランド ゴリラ」の一家、モモタロウ、ゲンキ、ゲンタロウの新しい「おうち~樹林のすみか」が完成し、27日にお披露目されました。
ニシゴリラは高さ10~30メートルの木の上で過ごす時間が多いため、天井はいちばん高いところで9メートル。
熱帯雨林の環境に近づけるようミストも設けたそうです。(ボルネオとおんなじ環境です)木の代わりに鉄柱を組み合わせ、さらにロープや古い消防ホースも張り巡らせて、好きなように移動できるようにしてるということ。
ガラス越しに表情や動きを見ることができ、声も聞こえるそうです。
阪神梅田本店で、今日から、
日本最大級の猫フェス「まるごと猫フェスティバル」が始まりました。
このイベントには、100を超える猫作家と専門店が集結して、猫グッズの販売や、猫作家のサイン会などが実施されます。
今日は、この後3時から絵本で有名な猫の「ダヤン」の「名刺交換会&撮影会」が行われます。
26日・27日には、
アーティストchiaki kohara(ちあき・こはら)さんが登場し、
2日間で約100cm×240cmの作品を完成させるライブイベントを行ったり
4月26日には「ダヤン」の作家、池田あきこさんの朗読&サイン会、
27日には、ニューヨークでの猫たちとの暮らしを描いたアートが人気の
「久下貴史(くげ・たかし)さん」のサイン会なども実施されます。
会場は阪神梅田本店 8階催場で、29日(火) まで行われます。
動物園のラーメン・・・札幌円山動物園の「白クマ塩ラーメン」や、旭山動物園の「白クマ塩ラーメン」ってご存じでしょうか?
このたび、京都市動物園では、北海道の製麺会社とコラボし、ゴリラをテーマにした即席麺・・・正式にはゴリラーメンじゃなく「京都市動物園ラーメン醤油(しょうゆ)」の販売を始めました。
京都市動物園で飼育しているニシゴリラをイメージした黒いスープ。
ノンフライ麺で、1袋185円です。
黒色の袋には大きくゴリラの顔が描かれています。
裏にもゴリラの赤ちゃんが描かれ、京都市動物園が人工哺育のゴリラの赤ちゃんを群れに戻すことに日本で初めて成功したことも書かれています。
1袋売れるたびに、2円が「動物園整備基金」に入る仕組みで、動物園の東エントランス売店や、関西の一部のスーパーでも販売しているそうです。
神戸「須磨海浜水族園」にいる、アカウミガメの「悠ちゃん」。
悠ちゃんは推定25歳のメスです。
(甲羅の長さは約85センチ、体重122キロ。)
2008年に紀伊水道で漁師の網にかかったのですが、右の前脚の3分の1と、左の前脚の半分をサメに食いちぎられたとみられ、「須磨海浜水族園」で保護されました。
当時、傷が治れば海に戻すつもりだったんですが、中学生から「このまま戻して大丈夫?」といわれたことがきっかけで、世界でも珍しい人工ヒレの開発を始めました。
製作は、ソチパラリンピックで、チェアスキーの座席の製作でも注目された、大阪府大東市の「川村義肢」と、大阪市生野区の水着素材メーカー「山本化学工業」が無償で協力しました。
しかしそれは苦難の連続でした。
●2009年に1作目の人工ヒレができたが、前脚に直接取り付けると傷口が悪化してしまった。
●6作目からは甲羅ごと覆うジャケット方式に改めた。
しかし、水の抵抗が大きく、速く泳げない。なぜだ!
●20作目からはジャケットの小型化に挑戦、
ヒレとジャケットに、高品質のプラスチックやゴムの最新素材を使って速力向上を図った。
●34作目では、ジャケットの素材に切れ込みを入れることで、
立体型にして前脚の可動域を広くし、40日間の長期装着に成功した。
●ヒレの素材をさらに改良し、5年がかりの開発には日本の技術の粋が凝らされ、今年3月にできた最新作36作目にして、「これ以上の改善は不可能」という完成度になった。
最新作を身につけた「悠ちゃん」は、今月6日から一般公開されています。
素材が劣化する恐れがあるため、悠ちゃんは海には放流しませんが、
神戸空港島の人工海水池で、交尾や産卵に挑戦させるということです。
大阪府立大学から生まれたソーシャルなアイデアなのですが、日本全国の過疎地に広がる“余っている土地”でコケを育て、そのコケを都会のビルの屋上緑化に活用する、というアイデアです。
この企画が、今年、本格的に実現します。
耕されることなく、放棄されたままになっている畑。
これを“耕作放棄地”と言いますが、いま、日本中あわせると、埼玉県ぐらいの広さになるそうです。
コケは4億年前、海から地上に上がった最初の植物です。
火山噴火により生じた溶岩台地にも生育しましたし、空気中から水分を吸収し、自然に委ねるだけで成長します。
屋上緑化に利用するのは“スナゴケ”というコケで、マイナス20度の寒さから70度の暑さまで耐えて、乾燥にも強いのが 特徴です。
通常だと成長するのに2年かかっていたんですが、大阪府立大学の大学院が、たった4カ月で育てる技術を開発しました。このコケで、全国のビルの屋上などを緑化しようという取り組みです。
すでに、コケによる屋上緑化を導入している 京都の保育園によれば、コケは、芝と違って、雨水だけで維持できるうえに、芝刈りや除草の手間もかかならいために、とてもオススメだということ。
また、コケによる屋上緑化を導入している 滋賀の保育園では、
室内温度を6℃も下げ、地元で採れるヨシを使用した土台を使うと、さらに3℃下げる効果があるそうです。断熱効果を高めるために、互い違いに4層構造にしているそうです
1)CO2を削減し
2)ヒートアイランド現象を緩和し
3)省エネにもなる
「コケ」注目です!!!
カリフォルニアの「グリーンエイド」という団体が発売している、ユニークなグリーンプロジェクト商品があります。
その名も「SEED BOMB」。
これは、植物の種が入ったボールです。
粘土と堆肥を混ぜ合わせたものを団子状にし、このまま何処にでも置いておけば、いつの間にか種から若葉が顔を出すというもの。
都会にある空きスペース(道ばたや、駐車場の片隅、手入れのされていない街中の花壇など)に植物を植えてしまおう! というアイディアから生まれました。
現在販売されている種の種類は、ポピーやルッコラ、ワイルドフラワーミックスなどで、基本的に多少の水さえあれば手入れ不要でどんどん成長していきます。
Golden Poppy Seedbombs (6 Pack)
Price: $7.99
アメリカでは、自動販売機でも購入することができるというお手軽さ。SEEDBOMBを飛ばすためのパチンコ付きのキットもあり、こちらは日本からでもネットで購入可能です
Price: $15.99 。
この、SEEDBOMBの売り上げは、LA近隣のホームレスや、低所得者らの支援に使われています。
地球にもっと緑を増やそうと言うアイディアと、社会貢献がひとつになったプロジェクト。秀逸なアイディアだと思いませんか。
ひと月まえ、3月5日はサンゴの日。
この日に合わせて、沖縄・慶良間諸島が、
新たに国立公園に制定されました。
国立公園の新規指定は27年ぶりとのことです。
沖縄本島はもちろん、慶良間諸島の島々では、沖縄の美しい海を守ろうと、大いに盛り上がっています。
世界でもトップレベルの海の青さで「ケラマブルー」の名で呼ばれている慶良間諸島は、沖縄本島の西 およそ20〜40kmに位置する大小30ほどからなる島々。
「世界でも有数の美しい珊瑚礁が生息する海域」として、2005年にはラムサール条約にも登録されています。
さらに、毎年冬から春にかけては、ザトウクジラがやってくることでも知られダイバーたちにとっては、憧れの聖地。
那覇の泊港から、高速船で35分〜1時間ほど。
これは、恩名や名護のリゾートエリアへ行くよりも、ずっと近い距離です。
日帰りも可能ですが、ぜひ、島での滞在を過ごしてみてください。
朝、昼、夕方、夜と、姿を変える島の色彩の美しさは「絶品です」。
先日、関西で最も大きな国際協力のお祭り
「ワン・ワールド・フェスティバル」が、開催されました。
今週は、私たちも応援している「ボルネオ保全トラストジャパン」のブースで、理事の中西宣男さんにあってきました。
「ボルネオ保全トラストジャパン」は、分断された野生生物の生息地間をつなぐために森を買い戻す「緑の回廊(Green Corridor)」プロジェクトや、「吊り橋プロジェクト」「野生生物レスキューセンターの設立」などで国境を越えて、環境問題に立ち向かっているNGOです。
「ワン・ワールド・フェスティバル」では、活動や団体を紹介するパネル出展をはじめ、チャリティーカンバッチや、ジンジャーティー、ポストカードの販売も行いました。
缶バッジ200円の寄付が、畳1畳分の森になります。
皆さんもできることからはじめてみませんか?
たとえば、サラヤさんは、ヤシノミ洗剤・ハッピーエレファントの、売上の1%を「ボルネオ保全トラストジャパン」に寄付していただいています。
また、キリンビバレッジは、「ボルネオ支援自動販売機」を設置していて、ドリンクを買うと、売上代金の一部が支援金になります。
先週末、関西で最も大きな国際協力のお祭り「ワン・ワールド・フェスティバル」が、開催されまして
「ボルネオへの恩返し -いのちをつなぐプロジェクト-」という講演会が行われました。
写真家で、「ゾウの森とポテトチップス」の著者 横塚 眞己人さんによる朗読やワークショップ。
旭山動物園園長の坂東 元 園長 による ボルネオの保護活動の報告を、谷口も参加して進行させて頂きました〜〜〜
深刻な絶滅の危機に直面しているアフリカ南部・ナミビアのクロサイを巡り、アメリカの狩猟団体が狩猟許可証のオークションを企画して物議を醸しています。
ナミビア政府は近年、年間3頭に限って繁殖年齢を超えたオスの狩猟を認め、許可証を発行してきました。
1人当たりの国民総生産(GNP)が6000ドル(60万円くらい)にも満たないナミビアにとって、保護活動の資金を確保する貴重な機会であることは確か。
オークションの予想落札価格は25万~100万ドル(約2600万~1億400万円)に上るのではないか?といわれ、収益は全額、クロサイ保護活動の資金としてナミビア政府に寄付されます。
オークションを企画した側の意見は「クロサイを守るための最良の方法」
動物保護団体からは「全体のために1頭を犠牲にしていいのか」
「悪い冗談だ」といった非難が集中しています。
クロサイは大きな角が「剣の材料」や「装飾品」、
さらにアジアでは万病の薬として重用され、
乱獲によって1980年代には世界の生息数が数十頭に減少しました。
その後、保護活動で約5000頭まで回復し、うち約1700頭がナミビアに生息しています。
みなさん、どう思います?
今月発表された調査によりますと、
西アフリカからライオンの姿が消える日が迫っている。ということ。
西アフリカのライオンは、かつて、
セネガルからナイジェリアの約2500キロ以上の範囲に生息していました。
しかし今回の実態調査では、範囲が1%未満に縮小し、
およそ250頭が確認されたのみ。
本来の生息域は、土地利用の大規模な転換に伴って激減しました。
農地開拓や森林伐採、狩猟によって追い詰められ、今や保護区だけが頼みの綱です。
しかし最近は、この保護区のライオンが地域住民の家畜を襲撃し、殺害されるケースも頻発しています。
こうした、絶滅危惧種の保護には、十分な資金と、政府機関や国際機関の協力が欠かせません。
極東ロシアでは、調達された資金によって、シベリアトラの個体数が回復傾向にあります。
危機的状況が周知された結果と言うことですが、さて、ライオンたちの運命は?。
皆さん、動物園の存在意義って考えたことありますか?
昔は、見世物的要素が強かったようですし、
現在でも、「賛成・反対」様々な意見があります。
ただ、動物園は、絶滅危惧種を保護する活動を行ったり、
人間にとっての生物の大切さを伝える場であったり、
生物多様性について教える場であったりします。
最近、ヒトと同じく、全国の動物園でも動物の高齢化が進み、
繁殖が難しくなっています。じゃぁ、外国から連れてきたら?と思いきや
「ワシントン条約」というのがありまして、一筋縄ではいきません。
ワシントン条約は、絶滅の恐れがある
ゴリラ、ジャイアントパンダ、サボテンの一部など、
およそ1000種類の「動植物」の国際取引を原則禁止しています。
そんな中、福岡市動物園が、ワシントン条約で取引が規制されている
オランウータンとアジアゾウのなるべく若いつがいの輸入計画を進めていることが分かりました。
繁殖目的の輸入なので、規制の対象外になる見込みですが、
購入費として、数千万円の予算計上を検討しているそうです。
「日本 動物園 水族館 協会」の12年末の調査によりますと、
オランウータンとキリンの国内飼育頭数は30年間で3割以上減少し、
アジアゾウの飼育頭数は横ばい状態。
国内繁殖も不可能では無いんでしょうが、
生物そのものの数が少ないと、近親交配の恐れもあり、
新たな血統を外国から入れる必要があるのだそうです。
オランウータンは九州に3頭しか飼育されておらず、
繁殖できれば貴重な1頭になります。期待しましょう。
今年最後のECO FLAP。
今年のトピックスと言えば…2年ぶりのボルネオ取材。
今回初の取材スポットとして訪れたのが
「タートルアイランド」とよばれる「セリンガン島」でした。
深刻な絶滅の危機に瀕しているゾウガメとウミガメ。
本来の生息地はもちろん、
動物園や水族館でも懸命な保護活動が行われていますが、
野生の姿が見られる場所はもうわずかしかありません。
私たちが見学したのは、絶滅危惧種のアオウミガメ (GreenTurtle) でしたが
『ナショナル ジオグラフィック日本版』で、
今ならまだ間に合う、野生のゾウガメとウミガメに出会える旅先5カ所!
が紹介されていました!チェックしてみて下さい。
『ウミガメに出会える旅先』関連のニュースソースは☞からチェック
京都府内には、サッカーJ2の京都サンガが本拠地としている西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(京都市右京区)があります。
京都府の「スタジアム建設」は、2002年のサッカー日韓ワールドカップなどを踏まえ、府内にも大型スタジアム(陸上用のトラックがある、球技専用スタジアム)が必要なのではないか?という経済界やスポーツ界に後押しされる形で、これまで検討を重ねてきました。
そこで・・・
京都府はおととし11月、用地の無償提供を条件に、
誘致を希望する市町村を公募。5市町から提案があり、
有識者などによる委員会で京都、城陽、亀岡の3市に絞り込みました。
京都府の山田知事は去年12月、スタジアムの建設予定地を
亀岡市に決めたことを正式に表明。
27年度に着工し、28年度に完成予定で、
およそ100億円の総事業費も
建設後の運営もすべて府が負担し、
亀岡市は土地の買い上げ費用やインフラ整備に費用に
およそ3億円を負担することになっていました。
川下りで有名な「保津川」沿いの、水田に建設される計画のスタジアム。
亀岡駅直結ですが、かなり牧歌的な雰囲気の施設になりそうです。
でも、ちょっとした問題が!!!!
建設予定地付近に、国が絶滅危惧種に指定したアユモドキが生息している
として、日本魚類学会などが、建設計画の撤回を求めているのです。
スタジアム建設予定地周辺の用水路などが
泳ぐ姿がアユに似ていることから名付けられた
絶滅危惧種「アユモドキ」の貴重な生息地になっているそうなんです。
5万人を超える署名があって誘致という側面と
絶滅危惧種の保護。
アユモドキとスタジアムの共存は可能なのか?
ノロウイルスなど、感染性胃腸炎が、またまた流行の兆しを見せています。
国立感染症研究所によりますと、10月下旬ごろから増え始めているそうです。
例年、年末にかけてがピークとなるため、
現在、手洗いなど、予防を呼びかけています。
ノロウイルスは種類がたくさんあり、形も微妙に変えるので、
ウイルスから身を守る私たちの免疫システムが対応しきれません。
だから、感染しやすいんです
もうご存じだと思いますが、
ノロウイルスは、手や食べ物などを介して、口から感染し、腸で増殖して、
下痢や嘔吐などを引き起こします。
子どもや高齢者は重症化しやすく、吐いたものをのどにつまらせて
亡くなる場合もあります。
最大の予防策は手洗いです。
せっけんをつけて15秒洗うだけだと、
主に指の間や手の甲にウイルスが残ります。
30秒洗うと、ほとんどなくなります。
「ウイルスや雑菌は30秒の手洗いで100分の1程度に減ります」
こまめに手洗いすることが、最大の予防策!!
サラヤの消毒用ハンドアルコール「ハンド・ラボ」も試してみて下さい
ボノボ。ヒト科チンパンジー属に分類されるサルで、
以前はピグミーチンパンジーと呼ばれていました。
ボノボはチンパンジーとともに、人間に最も近い動物の一つとされています。
京都大学・野生動物研究センター付属の研究施設「熊本サンクチュアリ」が
おととい、アメリカのサンディエゴ動物園から絶滅危惧種の類人猿、
「ボノボ4頭を譲り受けて飼育を始めた」と発表しました。
野生のボノボはアフリカ・コンゴの熱帯雨林に生息しているだけで。
飼育されているのも欧米あわせて180頭のみ。
研究成果も少ないんだそうです。
ボノボを学術研究の目的で飼育するのは、世界で3施設目。
チンパンジーは雄♂優位で、
群れ同士が争う攻撃性を持ち、
餌を食べる際には石などの道具を使う。
ボノボは雌♀優位で
群れ同士が交流する穏やかな性格で、
道具はあまり使わない。
これらを比較しつつ、「ヒトの進化を解明していく」んだそうです。
今週末、BCTJの理事で旭山動物園園長・坂東理事による
野生生物レスキューセンターの第1期工事完了にともなう報告会が
大阪で行われます。
題して、「坂東元・旭山動物園長の『恩返しプロジェクト』報告会」!!!
木材、パーム油など、ボルネオの資源を使わせてもらって
便利な暮らしをしている私たち日本人。その一方で、
ボルネオの野生生物たちは、
棲み処である熱帯雨林が急速に減ってしまったことで、窮地に陥っています。
お世話になっているボルネオに恩返しをしよう、
ありがとうを気持ちにしよう!と、いうことで
旭山動物園や、BCTジャパンは、現地のサバ州野生生物局に協力して、
ボルネオの生物多様性保全活動を行ってきました。
『恩返しプロジェクト』は、資金だけでなく、マンパワー、知恵など
いろいろな形で、日本の企業や市民が協力しています。
そこで、なぜ旭山動物園がかかわるのか?
これまでの活動の経緯や、今後の見通しを報告してくれます。
あさって、11月30日(土曜日)18:30 ~ 20:30
場所は、大阪府立 男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
4階大会議室です。(最寄駅は、地下鉄・京阪「天満橋」駅)
参加費は、300円
先着順で、定員は70名。
北海道旭川市の「旭山動物園」で18日から、冬期営業が始まりました。
日本最北というだけあって、冬場のウリはたくさんの雪です。
寒いからこそイキイキとするホッキョクグマやペンギンの
元気な姿を堪能できるのが、「旭山動物園」の冬ならではの魅力です。
園内をペンギンが列になって行進する「ペンギンの散歩」も
12月中に始まる予定で、ことしの冬期営業は来年4月7日まで。
来園者は、30万人以上を見込んでいるそうです。
「ペンギンが空を飛ぶ」という映画で話題になったように…
旭山動物園は、日本の動物園で一般的な、
動物の姿・形を見せることに主眼をおいた「形態展示」ではなく、
行動や生活を見せる「行動展示」で知られる人気動物園ですが
先週、新施設「きりん舎・かば館」がオープンいたしました!
「きりん舎」では、キリンが木の葉を食べる様子が目の高さから観察できます。
そして、「かば館」が話題です。
「空飛ぶペンギン」と同じく、「空飛ぶカバ」を、真下から
ガラス越しに見ることができるのです。
カバ2頭のうち、雄の「百吉ももきち 2さい」が、ピンクな腹を見せて泳いでます。
約700キロの巨体をぐるぐると横回転させたり、結構ダイナミックな泳ぎを見せてくれるそうですよ。
ボルネオのマレーシア・サバ州で、毒殺されたとみられるボルネオゾウ10頭が発見された。というニュースをお伝えしました。
死んだ母親を起こそうとする子ゾウ(生後3か月ほど)の写真が公開されていましたが、この男の子の子ゾウが(私も行きました)ロカウィのwildlife parkに保護されたという情報が入ってきました。
彼は、「ジョー」と名付けられたそうで、野生生物局員からミルクをもらう写真が公開されています。
ロカウィ・ワイルドライフパークに保護された仔ゾウといえば、発育不良の「ヤピ」。目の前で、母親のゾウを殺されてしまったことがトラウマになって食事を与えてもすぐに吐いてしまっていた仔ゾウです。
実は、去年、ロカウィ・ワイルドライフパークに、みなしごゾウのための「専用パドック」がつくられたんです。
仔ゾウは、群れを離れて野生では生きていけません。そこで、動物園が保護するわけですが、あとからやってきた仔ゾウを「それまでいる象の群れ」に入れると蹴飛ばされたり、追い回されてしまいます。
危険なので、これまで仔ゾウはバックヤードに係留されて自由に歩き回ることも、仲間と触れ合うこともできませんでした。
しかし、「専用パドック」ができたことで、土の上を自由に歩き回れて健康にもよく、社会性も育ちます。
ヤピは、まだよく吐きますが、回数・量は減り元気にすごしているそうですよ。
「専用パドック」建設費用は、BCTジャパンが、およそ45%を寄付しました。
(ヤシの実洗剤の売り上げの1%はBCTに寄付されボルネオの熱帯雨林や生物の保全に役立てられています)
環境省は2月1日、不漁が続く天然のニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定しました。
減少の主な原因は、乱獲に加え、河川の堰(せき)やダムの建造で、
遡上(そじょう)が妨げられ、ウナギが生育できなくなったことが挙げられます。
また、太平洋・赤道域の海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が起きると、ウナギが海流に乗って北上できなくなることも影響していると考えられています。
「<ニホンウナギ>絶滅危惧種に!」関連のニュースソースは☞からチェック
今年も「春の花粉シーズン」が近づいてきましたた。
日本気象協会によりますと、春のスギやヒノキなどの花粉の総飛散量は、関東、東北、北海道で昨年の3~7倍、
近畿でも1.3倍程度になると予測され、
全国的に飛散量が少なかった去年より、大幅に増える見通しです。
スギ花粉の飛散開始は例年より遅いとみられ
大阪の花粉前線は、2/20ごろからと予測されています。
去年は花粉症に悩まされなかった人も、今年は注意が必要になりそうです。
「2013年 スギ花粉予測」関連のニュースソースは☞からチェック
一方、アメリカの政府は、
チンパンジー使った医療研究への出資打ち切りを発表しました。
霊長類の実験使用は、2010年にEUが禁止し、
日本、オーストラリアなど他の先進国も後に続きました。
先進国のうち、医学研究に霊長類を用いているのはアメリカだけです。
国の研究所には2011年時点で937匹のチンパンジーがいるそうですが
今後は自然保護区に引退させる…ということ。
たのみますよ。(でもなんか無責任)
「チンパンジー使った医療研究」関連のニュースソースは☞からチェック
イランの国防省は28日、サルを乗せたロケットを打ち上げ、
高度120キロ超の宇宙空間に到達したと発表しました。
このお猿さんは、生きたまま地上に戻り、既に回収されているそうです。
「イランのお猿さん」関連のニュースソースは☞からチェック
キヨピーも取材に出かけた、
ボルネオのマレーシア・サバ州で今月、
絶滅が危惧されているボルネオゾウ10頭の死骸が発見されました。
2000頭に満たない野生のボルネオゾウは、
森林伐採や人間の侵入によって、生息環境が激減しています。
サバ州の野生動物保護局が、警察や、WWFとともに特別捜査班を作り
調査にあたったところ。29日、毒殺の可能性があると発表されました。
保護局の獣医さんの談話
「死んだゾウを見るのは本当に悲しかった。特に、生後3か月ほどと
みられる子ゾウが死んだ母親を起こそうとしていたのは
見るのがつらかった」
環境大臣は、
「ゾウが故意に毒殺されたとすれば、犯人は裁きを受け、罪を償うべきだ」と語っています。
ホントだったら許せないですよね。
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大阪・天保山にある、世界最大級の水族館、海遊館ですが
3月13日に「新しいエリア」がオープンします。
「みる、きく、におう、さわる」「好奇心がどきどきする!」をテーマに
生き物の世界に入り込んだような体験ができる
「新・体感エリア」が出来るんです。
これまで、来館者といきものとの間を隔てていたアクリルパネルを減らし、
生き物に近づけるよう工夫。鳴き声やにおいなどを体感できます。
これは、1990年の開館以来、最大規模のリニューアルとなるそうです。
新しいエリアは「北極圏」「モルディブ諸島」など、
3つの再現ゾーンで構成され、
「11基の水槽」に、およそ40種280点のいきものが展示されます。
この「新・体感エリア」オープンすることを記念して、
寝袋で海遊館にお泊りするスペシャルプログラム
「グループでおとまり&飼育体験スクール」が開催されます。
夜、静かな海遊館を探検した後、ジンベエザメの前でねむり、
朝はサメの餌作りと餌やりにチャレンジします。
《実施日時》は、 3月23日(土)~24日(日)、
30日(土)~31日(日)の各回1泊2日
《申込締切》は、2月18日(月)の消印まで有効です。
くわしくは、海遊館のウェブサイトをご覧下さい。
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いきものの研究も、いろいろ進んでいるようで…
北アイルランドの大学の研究者らが行った一連の実験で、
エビやカニなどの甲殻類は、
「痛みを感じることができる可能性が高い」のではないか?という
研究結果が発表されました。
研究を行ったスタッフによりますと、
熱湯に放り込まれたロブスターは、
実は長い間にわたって苦しみ続けているのかもしれない…
と話しているそうです。
そのほか、
クジラは「人と同じく苦悩する動物」である!というような論文や、
チンパンジーには「平等」の概念がある!ということが
アメリカの実験で証明されたり… といった研究が発表されています。
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ダイオウイカの撮影に世界で初めて成功した!という
NHKで放映された番組が話題になっています…
この番組では、鯨の背中にカメラを取り付けて、
ダイオウイカを撮影しようとチャレンジしていましたが…(結局失敗)
国立極地研究所が、
南極・昭和基地近くに繁殖地があるアデリーペンギンの親鳥の背中に
小型ビデオカメラなどを取り付け、海に潜ってからの行動を1時間半弱
撮影することに、世界ではじめて成功しました。
その映像によりますと
ひなに与える餌を、いったんのみ込んで集めているらしく、
1羽はオキアミを244匹も食べ、
別の1羽は小魚を33匹も食べたことが分かりました。
その動きは、予想以上に素早いものだったそうです。
しかし…気候変動などで、南極の氷が少なくなると、小魚が減ってしまい、
アデリーペンギンも影響を受ける恐れがあるそうです。ん〜温暖化…
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昨年7月に、半世紀にわたる内戦が終結し、
スーダンから独立した南スーダン。
アメリカの野生動物保護団体によりますと、この南スーダンで、
ゾウやキリンなどの野生動物が、絶滅の危機にひんしているそうです。
内戦のため、手つかずの状態が保たれ、
大半の野生動物が守られてきた、南スーダンの広大なサバンナ地帯。
しかし、内戦終結後は、密猟や密売を行う武装集団が増加する一方なんだそうです。取り締まる法律や制度は、いまだ不十分なまま。
1980年代に13万頭いたゾウは「現在と同じペースで密猟が続けば、5年以内に完全に絶滅するかもしれない」ということ。
さらに「シマウマやサイはもう絶滅したかもしれないし、
キリンは絶滅しかけている」と指摘されています。争いはなくなったのに。
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環境省が昨年8月に「絶滅種」に指定したニホンカワウソ。
日本中にいた「ニホンカワウソ」は、明治時代以降、
河川の改修や、乱獲で減少しました。
国内で最後に捕獲されたのは、1975年、
愛媛県宇和島市(うわじまし)の離島。
さらに1979年、高知県須崎市(すさきし)で目撃された後は、
正式な確認がありませんでした。
しかし、愛媛県が、いま、
「ニホンカワウソ」の本格的な生息調査をはじめているそうです。
というのも、絶滅指定後、逆に目撃情報が相次いでいるからで、
来月から専門家が情報のあった場所を調べるほか、
県は先月に情報提供を呼びかけるチラシも1万枚作り、
再発見に望みをかけています。
「ニホンカワウソ」の目撃情報は例年だと1~2件程度。
ところが絶滅種指定以降、「泳いでいるのを見た」などの目撃情報が、
1カ月間で8件も寄せられたそうです。
カワウソ研究家は、「少なくとも数頭は高知県に生息」と推測していたり
「人の立ち寄れない(愛媛県南部の)宇和海(うわかい)の複雑なリアス式海岸や
瀬戸内の無人島で生息している可能性はあるとしています。
今日 午前、通天閣で毎年恒例のイベント「干支の引き継ぎ式」が、
開催されました。
干支の引き継ぎ式は1956(昭和31)年から続く、年末の恒例行事。
今回は、今年の干支「辰」にちなんだタツノオトシゴと
来年の干支「巳」のヘビが登場しました。
ヘビは、滋賀県守山市の「堀井動物園」から、体長3m10cmの
「ゴールデンパイソン」(ビルマニシキヘビ)が登場!
そして、これまた、恒例。
「通天閣観光」の社長と、「天王寺動物園」の園長が発表する
今年と来年の世相を反映した言葉(ダジャレ込み)は…
「エネルギー問題、領土問題、TPP問題など難題山積。腹タツこともあり、
リュウ飲を下げることができませんでした」。
「大蛇(だいじゃ)うぶ(大丈夫)です。日本の巳(み)来は巳(ミー)にお任せを」
通天閣では、併せて、今日のみ、4階展望台でヘビ9匹を展示します。
展示時間は16時までを予定しています。(*要取材)
通天閣の営業時間は21時まで。
展望料金は、大人=600円、小人=300円です。
●ゴールデン・パイソン、
●カリフォルニア・キングスネーク、
●フロリダ・キングスネーク
●ボア・コンストリクター、
●クックツリー・ボア
●モルカン・パイソン
●ボール・ニシキヘビ
●ピュアホワイト・テキサス・ラットスネーク
●コロンビア・レインボーボアの各1匹。
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飯田市上飯田の大平街道で、一匹の犬が、
一週間以上も飼い主を待ち続けています。
体長約六十センチの雄で、毛は茶色。首輪は着けていませんが、
猟犬のような体つきをしています。写真がありますが・・・
地元の人が、今月4日、標高およそ千メートル(1000m)の街道を
車で通りかかった時、道路わきの空き地でじっと座っている犬を見つけました。
犬は雨や雪に打たれても立ち去ろうとせず、
大雪に見舞われた街道が通行止めとなった10日、ふもとに向けて移動。
でも、11日午後には、ゲートの前に座っていたのだということ。
野宿続きでやせ細っていますが、道路から目を離そうとしないそうです。
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世界中で色んな飲み方で親しまれているコーヒーですが、
世界のコーヒー消費量第一位は、どこでしょう???
1人当たり年間2844杯を消費する「ルクセンブルク」です。
(西ヨーロッパの国。隣接国は、南のフランス、西と北のベルギー、東のドイツ。
計算すると、と1人あたり1日約8杯のコーヒーを消費しているということになります。
では、日本は???
年間340杯のコーヒーを消費する日本は第29位で、
1日約0.9杯を消費しているという結果になりました。
ところで…
今後、地球の気候変動によって、今のように
手軽にコーヒーが飲めなくなるかも知れません。
イギリスの王立植物園(キューガーデン)の研究者によりますと、
現在のコーヒー豆の主流である「アラビカ種(しゅ)」の野生種が、
2080年までに絶滅するおそれがあるそうです。(70年後…孫の世代)
研究によりますと、アラビカ種を栽培している土地のほとんどが、
気温上昇や気候変動などによって、2080年までには
栽培に不適当な土地になってしまうんだそうです。
最悪の場合、全ての土地が不適当になるとのこと。
風味の変化も考えられると言うことで・・・
コーヒー。やがては貴重な「高級嗜好品(しこうひん)」になってしまうんでしょうか?
まさか、食べ物にも絶滅危惧種が出てくるとは!!!
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ブラジル国立宇宙研究所は、先日、
2011年8月~12年7月のアマゾン地方の「森林消失面積」が、
「ほぼ京都府と同じ広さだった」と発表しました。
ただし、前年と比べて27%減、1988年の調査開始以降では
最小の消失面積なんだそうです。
ブラジルの環境大臣は記者会見で、「今年の世界の環境に関する
数少ない良いニュースの一つだ」と称賛しました。
アマゾンの森林が消失する主な要因は、森林の伐採ですが、
ブラジル政府が、違法伐採の取り締まり強化などに努めてきた結果、
今回の成果が出たんだそうです。
やればできる。でも京都府1個分の森が消えてる。
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京都大学・霊長類研究所の松沢教授らのグループが
「類人猿にも中年の危機」とする論文を発表しました。
このグループは、日本やアメリカなどで飼育されているチンパンジーや、
オランウータン508頭を調査。
人間から見た「周囲との社交性」や「日常生活への積極性」など、
4項目から算出した数値を「幸福度」と定義し、
それぞれの個体について担当飼育員2人にアンケートを実施しました。
その結果、寿命が50年前後とされるチンパンジーでは
「中年」にあたる30歳前後の個体が、幸福度が最も低かったそうです。
「社交性」や「積極性」にかけると言うことでしょうか?(ドキッ)
松沢教授は「暮らしの中でローンの返済に追われて…、なんてことのない
チンパンジーなどでも中年の幸福度は低い。ということは、
中年になると幸福度が低くなるという現象は、ヒト科共通なのでは
ないだろうか?」 と、話しているそうです。
どうなんでしょう?みなさんは?
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オーストラリアの大学院生、
ディーン・ベンステッドさんのプロジェクトである「O2 Pursuit」が、
圧縮空気で走るバイクを開発しました。
スロットル・レバーを握ると、空気が放出されてバイクが加速。その性能は
タンク満タンで走行距離がおよそ100km、最高時速は約140kmに達すると
いうことです。
【利点】は...
●充電なら数時間かかるところが、空気のタンクは2分で満タンになります。
●バッテリーの場合、最終的に廃棄しなければならりませんが、
そういう問題もないので、環境にも優しい。
●水素などとは違い、空気は永久に安定した状態で保管できます。
この数十年耳にしてきた「空気で動く四輪自動車」は、
今のところ現実化していませんが、軽量の「空気バイク」はこの利用法に最適。
●満タンの充填費用は 1ユーロ(約100円)。←ほんとかな?
●車体価格は1万ドル(約80万円)。
高い?安い?
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世界遺産でもあり、世界でも有数の生物多様性にあふれる、キナバル山。
ここでは、既に6000種以上の植物と100種以上の哺乳類が確認されていますが、
先日、オランダとマレーシアの合同調査チームによって、
新種の動物、植物、菌類の大規模な調査が行われました。
その結果、2週間で、1400種以上の動物、植物、菌類を記録、
クモや甲虫、カタツムリ、イトトンボ、シロアリ、ハエなどの新種を、
およそ160発見したそうです。
1日に新種10種類以上、発見してるという計算です。
数世紀にわたる懸命な努力にも関わらず、地球上の生物種のおよそ86%は
いまだに発見されていないか名前が無いらしいです…。
まだまだ知らない生物がたくさんいそうですね。
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ボルネオに住む、野生のボルネオサイは、
現在・少なく見積もって25頭くらいしかいないと考えられており、
それぞれが離れて生活をしているので、
出会う機会がなく繁殖するチャンスがないのではないか?!と心配されています。
サイのツノは、特に漢方薬の材料とされていることから、中国人バイヤーに
売るため乱獲されており、大型獣としては最も数が少なくなっています。
アフリカ・ケニアの草原には、わずか4頭しか残っていないシロサイがいます。
世界には7頭しか残っていません。2頭はサンディエゴ動物園にいて、1頭はチェコ。
そして4頭が野生にいます。
この野生のシロサイを守るため、現在はボディガードが付いています。
インドネシア、ミャンマーなどの山岳の密林地域に生息し、
2本のツノを持ち、サイ科の中で最も小さいスマトラサイ。
世界で最も絶滅の危機に瀕しているサイでもあります。
このスマトラサイ、7頭が、
インドネシアのスマトラ島にある国立公園に設置された
赤外線カメラに映っていることが確認されました。
スマトラサイの個体数は、この20年間で50%も激減。
現在は、全世界で200頭にも満たないとみられています。
密猟や不法伐採で、生息地が減ったことが原因とみられています。
公園内でスマトラサイが目撃されたのは26年ぶりのことで、
保護への努力が高まることが期待されます。
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ボルネオ調査隊。帰国しました。
このコーナーでもお知らせをしておりましたが、
サラヤが特別に企画したオリジナルエコツアー「ボルネオ調査隊」。
先日、4組8名の調査隊のみなさんが、無事帰国されました。
今回は、ゾウさんにも遭遇したそうで、充実のレポートが聞けそうです。
近々、このコーナーで、インタビューさせて頂く予定です。
さらに、ボルネオの歌が出来ました。
昨年、キヨピーと一緒に、ボルネオ取材を行ってくれた奥華子さん。
彼女にとって初のベストアルバムが10月17日にリリースされます。
「奥華子BEST -My Letters-」は、CD2枚組に30曲を収録した通常盤に加え、
PV集や未収録曲CDが付いたスペシャル盤、
ヒストリーフォトブックやおまけ映像集などもついたBOX盤の
3形態で発売されます。
ボルネオ取材から、インスピレーションを得て作られた楽曲は
「小さな輝き〜a song for borneo」という曲。
LOVE FLAPとコラボした「チャリティヤシノミ洗剤」の販売を行ったり、
LOVE FLAPの「ロゴ入りゴミ袋」を配布した「大阪城野音ライブ」で披露された
「つながる場所〜野音の歌〜」。
いずれも、完全生産限定の「BOX盤」に収録されます。
彼女にも近々、ECO FLAPに出演して頂く予定です。
「おいしそうな料理が出てくる映画」皆さんは何を思い浮かべますか?
カモメ食堂のおにぎり?
アルプスの少女ハイジのとろけるチーズ?
そんな『人』と『食』のつながりを描いた『おいしい』映画を一堂に集め、
単に映画を観るだけでなく、食も体験しながら、また音楽を聴きながら楽しむ!という、
ライフスタイル型の複合イベント『ごはん映画祭』。
2010年に東京で始まっていましたが、今年ついに大阪に登場です。
【開催日程】は、10月6日(土)~10月14日(日)まで。
メイン会場は、梅田ガーデンシネマで
「アメリ」「バグダッドカフェ」「幸せのパン」「カモメ食堂」など
16作品が上映されます。
また、中之島界隈のサテライト会場でも、様々なイベントが行われます。
SARAYAも応援している「第1回 大阪中之島ごはん映画祭」
環境省が公表した「レッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物のリスト)」で、
「ニホンカワウソ」が「絶滅種」に指定され、
「九州地方のツキノワグマ」はリストから削除され「絶滅」扱いとなりました。
「レッドリスト改訂版」に掲載された野生生物は、
改訂前より419種増えて、3430種(見直し作業中の魚類を除く)となり、
このうち8種が、新たに「絶滅」とされました。
国の特別天然記念物「ニホンカワウソ」は、
かつて、北海道から九州まで広い範囲で生息。
清流を好む動物で、豊かな自然環境がどれほど残っているか?という
バロメーターになっていました。
二本足で立ち上がる愛きょうある姿が、カッパのモデルになったのでは?とも言われています。
しかし、自然環境の悪化や、これまた毛皮を目的とした乱獲で、
生息数が大幅に減り、昭和54年に高知県須崎市(すさきし)の川で
目撃されたのを最後に確実な生息情報はありません。
昭和まで生息していたほ乳類が「絶滅種」に指定されたのは初めてです。
九州の「ツキノワグマ」については、研究者や地元の猟友会の方々が
爪痕やふんなど、生活の痕跡を探したり、
赤外線センサーが付いたカメラを設置するなどしましたが、
これまでにクマと見られる生物は映っていないそうで、
生息を信じて調査を続けていた関係者の間に、落胆が広がっています。
さらに、さらに、極度の不漁が続く「ニホンウナギ」は、
レッドリストの「絶滅危惧種」に指定されるそうです。
ただし、レッドリストには法的な規制力はなく、
絶滅危惧種に指定されても「漁獲」や「取引」は制限されません。
私たちには何が出来るでしょうか???
かつては「幻の動物」とまで呼ばれた、国の特別天然記念物でもある
ニホンカモシカですが、現在、東日本を中心に増えているそうです。
ニホンカモシカは「日本の固有種」で、本州、四国、九州の山岳地帯に生息しています。
1925年(大正14年)に捕獲禁止となりましたが、山村の住民にとって、
●肉は、たんぱく源になりますし、
●毛皮や角は、貴重な現金収入源だったため、
密猟が行われ、生息地は険しい山岳地帯に狭められていました。
その後、1955年(昭和30年)に特別天然記念物に指定され、
密猟の全国一斉取り締まりなどの、保護活動が功を奏し、
その生息範囲を広げ、個体数も増えました。
環境省によりますと、全国のニホンカモシカの生息範囲は、
昭和30年頃の調査時に比べて、(50年後)2003年は2倍近くに拡大。
特に、北陸や中部、東北地方で、生息域が拡大しています。
中でも、石川県は生息範囲が、50年前の5倍に広がり、
金沢市の観光地「ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)」に姿を現すこともあるそうです。
専門家によりますと「絶滅の危機に直面した大型動物が、
わずか半世紀の間に個体数を増やしてきたことは、世界でも珍しい」とのこと。
やればできるじゃん
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また渡った!
ボルネオ保全トラストジャパンの活動の一つに、「吊り橋プロジェクト」があります。
プランテーションの拡大によって、オランウータンが暮らす森は、
小さく分断されていっていますが、その森は保護区の中でさえも貧弱になり、
枝から枝を腕渡りしていたオランウータンは移動しにくくなっています。
加えて、オランウータンは、水が怖いので、川の対岸に(泳いで)渡ることができません。
そこで、川の両岸にある、ちいさな森と森を行き来できるようにと、
川の支流にロープなどをかけましたが、なかなかうまくいきませんでした。
そんなとき、日本の動物園で「廃棄消防ホース」を利用した
オランウータンの遊具が作られているのを知った現地からの技術協力依頼をうけて、
消防ホースを利用した吊り橋がいくつもかけられました。
それでも用心深いオランウータンは、カンタンに吊り橋を渡ってはくれません。
2008年に架けられた1号橋では、2010年に、ようやくオランウータンが渡ってる姿を確認。
今後も、活発に使われるのでは?と見られていましたが…
それから2年。
6月28日に、京都大学の研究者から「オスのオランウータンが、1号橋を渡っている!」
との報告がありました。「吊り橋」は確実に命をつないでいるようです。
仔ゾウの専用パドックができました。
ボルネオでは、アブラヤシのプランテーションに迷い込み、荒らしてしまうボルネオゾウは、
「害獣」として野生生物局に通報されます。その後、保護され、保護区に戻されていきます。
しかし、迷子の仔ゾウの場合、群れを離れては野生で生きていけないので、
やむをえず、「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」に収容されます。
ロッカウィでは、ゾウが群れで飼育展示されていますが、
保護された仔ゾウをそこに入れると蹴飛ばされたり、追い回されてしまいます。
ちなみに、ロッカウィで生まれた仔ゾウは、群れの大人ゾウたちにかわいがられています。
ということで、今まで、「群れに入れないみなしごゾウ」5頭はバックヤードにつながれ、
自由に歩き回ることも、仲間と触れ合うこともできませんでした。
この中には、目の前で親のゾウを殺されてしまい PTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥り
毎日吐いていて発育不良のヤピ(7歳)にも、バックヤードで出逢いました。
そんな「仔ゾウたちのための専用パドック」があれば、
土の上を自由に歩き回れて健康にもいいし、社会性も育つということで、
BCTジャパンと現地の企業が建設資金をサポートして、構想から9か月。
パーク内に、仔ゾウ専用の小さなパドックができあがりました。
ヤピも、ここで元気になってくれることを祈ります。
神戸市立 須磨海浜水族園が4月下旬からおよそ1カ月間、
外来種の「ミシシッピ・アカミミガメ(ミドリガメ)」を持ち込むと、入園料が無料になる
「アカミミガメ・パスポート」を実施したところ、およそ500匹が集まり、その約75%が野生化したカメだったことが分かりました。
アメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」は繁殖力が非常に強く、
在来種の「イシガメ」の産卵場を奪ったり、餌を食べ尽くすなどの危険性が指摘されており、環境省の要注意外来生物リストにも指定されています。
幼いうちは「数センチ」と小さく、夜店などで売られていますが、成長すると最大30cm程度にもなることから、家で飼えなくなって、川や池に捨てられるケースが多いようです。
今回持ち込まれた、カメの約40%が、去年・秋に生まれた幼体だったそうで、
野生化したミドリガメが、国内で繁殖している実態を示す証拠として警戒を強めています。
きたる、7月1日(日)、関西空港旅客ターミナル4F・翼の広場にて、
サンポーニャ&ケーナの演奏者「瀬木貴将さん」のチャリティコンサート
「マレーシアの大自然への旅 in KIX」と、
「ボルネオ保全トラスト・ジャパン」のパネル展が開かれます。
このイベントでは、「自然」と「野生動物」と「人」との共生支援を目的として、
マレーシアのボルネオ島の現状や、
ボルネオ島に生息する野生動物の姿などが、パネルで紹介されるとともに、
音楽を通じて「野生動物保護」の為に活動をしている瀬木さんのライブも行われます。
チャリティコンサート
【大自然から奏でる音 大地の響きサンポーニャ&ケーナで救おう自然と森の仲間たち!】 は
4ステージ開催されます。
1回目:14:00~14:20/2回目:15:00~15:20/ 3回目:16:00~16:20/4回目:17:00~17:20
場所は、関西国際空港 旅客ターミナルビル4階 国際線中央待合 「翼の広場」
パネル展は、午前11:00~18:00まで。
関西国際空港の国際線出発フロアで、自然の優しさと大地の響きを感じてみませんか?
詳しくは「ボルネオ保全トラストジャパンのウェブサイトをご覧下さい。
「LAUNDRY」というファッションブランドをご存じですか?
レトロアメリカンをテーマにした「キャラクター」や「イラスト」で有名な
「ユニセックス・Tシャツブランド」です。様々なブランドとのコラボTシャツも有名ですよね?
「LAUNDRY」では、去年から「LAUNDRY」は、動物保護団体を支援する
『ワンコインチャリティープロジェクト』をスタートさせているんですが、
今回は、『Battersea Dogs&Cats Home』とのコラボレーションが実現しました。
『Battersea Dogs&Cats Home』とは、おととし創立150周年を迎えた、
世界各地で理想的な動物保護施設のモデルとされているロンドンの犬猫保護施設です。
迷い犬や猫のシェルターを運営し、里親探しから、その引き渡しまでを行っていて、
バタシー・ホームのほとんどの犬が一ヶ月以内に貰われていきます。
ちなみに、日本の施設では、数日や一週間で処分され、
しかもその数は、一年間30万匹以上にものぼるといいます。
今回のコラボレーションでは、コラボTシャツ、ポロシャツ1枚につき
購入金額から500円、メッシュキャップは300円が
『Battersea Dogs&Cats Home』に寄付されます。
関西では、ユニバーサル・シティーウォーク大阪、なんばCITY、梅田エストなどにショップがあり、
京都の藤井大丸には、 先週から期間限定ショップがオープンしています。
哀しい、わんこやにゃんこを救うために…
今日は、「ボルネオ保全トラスト」の活動を改めて、ご紹介しましょう。
リスナーの皆さんもよくご存じなのは、
「ボルネオ・緑の回廊をつくる活動」と「オランウータンのための吊り橋プロジェクト」。
ボルネオでは熱帯雨林が伐採され、アブラヤシ農園へと姿を変えています。
この転換が急速に進んだために、野生動物の生息地の減少、分断化も急に進んでいます。
森が分断されると、オランウータンは「婚活」できません。
水を怖がるオランウータンは枝から枝を伝って川を渡っていましたが、
森がなくなると川や排水路をこえることができず、パートナーを探しに行くこともできません。
このままでは、野生のオランウータンがいなくなってしまいます。
そこで、失われた熱帯雨林だった土地を買い戻し、分断された緑(保護地)をつなぐことで
野生生物が行き来できる生息地を回復させているんです。これが、「緑の回廊プロジェクト」。
そして、4年前から、日本の動物園とボルネオの野生生物局が
「吊り橋」を架けることをサポートしています。
この吊り橋は、中古消防ホースでできていて、以来、毎年1本ずつ架橋しています。
さらに、野生生物レスキューセンター。これは、野生動物の救出プロジェクトです。
アブラヤシ農園の拡大により住処を追われ、住民が仕かけた罠にかかって傷ついた「ゾウ」をはじめ、
分断された森に孤立した「オランウータン」を、
現地の野生生物局とともに救出・治療し、森へ還しています。
そんな「ボルネオ保全トラスト」の活動について、もっと詳しく学んでみませんか?
7月7日、京都で「オランウータンの吊り橋 国際シンポジウム 現地の人の話を聞こう!」が開催されます。
このシンポジウムでは、サバ州の野生生物局局長や、村のNGO代表、BCTの調査担当者が
ボルネオから参加して、現地の状況への理解を深めるとともに、今後の対策についても検討するということ。
日程は、7月7日(土曜日)14:30~17:30(予定)
場所は、京都市北区上賀茂にあります、総合地球環境学研究所
参加費は、無料ですが、メールでの事前申し込みが必要です。
申し込み方法
タイトルを吊り橋シンポ参加希望として、
希望会場、氏名、年齢、所属、メールアドレスを明記のうえ、
info@bctj.jp までメールをしてください。
お問い合わせはBCTジャパン事務局まで (03-3471-4966)
国の特別天然記念物である「トキ」が36年ぶりに自然界でふ化したことを受け、
環境省が絶滅の恐れがある「野生生物のレッドリスト」において、
現在「野生絶滅」に指定されている「トキ」を1ランク下げ、
絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1A類」への変更を検討していることが分かりました。
「絶滅」または「野生絶滅」の鳥類が回復した例は、はじめてなんだそうです。
国の特別天然記念物であり、学名「ニッポニア・ニッポン」と呼ばれ、
日本を代表する鳥類として親しまれているトキ。
1976年以来36年ぶりに「国内の自然界でのひな誕生」が話題になっていますが
(おととい)8日、この、新潟県佐渡市で放鳥されているトキの中で、
新たに1羽のひなのふ化が確認され、これでふ化は、計5羽に増えたと環境省が発表しました。
放鳥トキの子育ては、現在ustreamでライブ配信されており、
昨日のこれくらいの時間で25万アクセスを越えています。
web上では、「なんか癒される(*´ω`*)」とか「巣立ちには泣いちゃうかも」などの
声が寄せられています。
現在、が確認されているペアは6組で、更なるふ化が期待されています。
科学誌バイオディバーシティの2012年版によりますと、
絶滅の恐れがある「種」の中でも、
人間から見て「美しさ」や「強さ」「可愛らしさ」といった、
好ましい特性を持つ「種」は、そうした特性を持たない「種」に比べて
保護活動の対象になりやすいという、研究結果がでたそうです。
例えばクジラ、トラ、ホッキョクグマなど、人気のある大型生物は、
保護のための法律がつくられ、一般からの寄付も集まりやすいのですが、
これに対してヘビ、クモ、カエルといった生物は、
生態学的には同程度の重要性を持つにもかかわらず、無視されることが多いようです。
研究を発表した、分類学者アーニー・スモールさんは、
「特定種の保護にばかり力を入れることは、全体としての生物多様性を守るには不十分だ。
人間から見て魅力的に見える動物の方が生態学的な重要性が高いとは限らず、
こうした選択の結果、「人間のイメージや好みを反映した自然」が形成される可能性もあり、
生態系やのバランスに対して重大な影響をもたらしかねない」と指摘しています。
オーストラリアのバーク環境大臣は、オーストラリア東部に生息するコアラについて、
連邦環境法ので、絶滅が危惧される「絶滅危惧種」に指定すると発表しました。
都市圏の拡大によって、餌となるユーカリの木が減り、生息地が減少したり、
車との衝突事故が増えたり、病気が流行したり…という事が「個体数減少」の理由です。
個体数は1990年から2010年までの20年間で、クイーンズランド州では43%、
ニューサウスウェールズ州では33%の大幅減。
今後は、東部の2つの州と、首都キャンベラ周辺で、
住宅などの開発規制が強化されることになります。
IUCN(国際自然保護連合)が調べた「約4万7千種」の動物や植物のうち、
絶滅しそうな種はなんと1万7千以上!
ほ乳類では5種に1種、両生類はなんと3種に1種が絶滅のピンチなのです!!
ロッテの「コアラのマーチ」のウェブサイトでは「オーストラリア・コアラ基金」を応援してます。
今週は、7月に「六代 桂文枝」を襲名される、桂三枝 師匠からメッセージを頂きました!
「日常のエコ」は、浴衣に、扇子。そして「釣りしのぶ」。
釣りしのぶは、竹や針金を芯にして山苔を巻きつけ、
その上にシノブの根茎を巻き付けて、さまざまな形に仕立てたもの。
シノブは山地の樹木や岩肌に着生して育つシダで、強健で乾燥に強く、
水がなくても「耐え忍ぶ」ことからこの名がつき、そのシノブを吊るすことから「吊り忍」
といいますが、縁起よく「釣りしのぶ」と書くようになりました。
釣りしのぶは、江戸の中期ごろに庭師たちがお得意様へのお中元用に作り始め、
明治から昭和初期にかけて一般にも広まって、家々の軒先を飾るようになりました。
風鈴をつけたものも多く、その涼やかな音色とともに夏の風物詩になっています。
時代の流れで見かけることが少なくなりましたが、
釣りしのぶの瑞々しさは、空中に浮遊する小さなオアシスのよう。
マンションやビルでも涼しげな風情を感じられますよ。
手入れのポイントは直射日光を避け、乾いたら毎日バケツにどっぷり浸けること。
秋になって葉が枯れてしまったら、2~3日陰干ししてから新聞紙に包み、
ビニール袋に密封保存しておきます。
そうして翌年の春に水を与えると芽が出てくるので、
手入れを怠らなければ3年は楽しめるそうです。
釣りしのぶは自分で作ることもできますし、萬園などの専門店のほか、
園芸店、縁日、百貨店の催事などに並びます。
価格は2,000円ぐらいからあり、高価なもは3万円以上しますが、
売れ筋は2,000円~3,000円のものだとか。初夏が出荷のピークです!
『 桂三枝の笑宇宙FINAL 』
4月27日(金)
開場18:00
開演18:30
【会場】5upよしもと
【出演】桂 三枝
桂 三象 他
《ゲスト》オール阪神・巨人
【チケット】前売3,500円 当日4,000円
【問い合わせ】チケットよしもとインフォメーション ℡:0570-036-912
今シーズンも、サラヤが主催する「ボルネオ調査隊」の募集が始まりました。
「ボルネオ調査隊」とは、みなさんに実際に、マレーシア・ボルネオ島へ行っていただき、
現地調査隊として普段、味わうことのできない大自然の魅力に触れていただきます。
さらに、私たちの生活に欠かせない存在となっている"パーム油"が抱える問題について
直接、観て、聞いて、触れて、感じていただくという企画です。
サラヤが特別に企画した"ボルネオ・オリジナルエコツアー"、「ボルネオ調査隊」には
合計8名様(ペア4組)が派遣されます!
調査隊の参加条件は、今年9月18日(火)~9月22日(土)」の日程で
ご参加いただける20歳以上の男女。
(保護者同伴の場合は、16歳以上の方も応募可能です)
貴重な動物たちを観察するツアーから帰ってきた後は、
簡単な「報告書(感想等)」を提出いただき、ボルネオの魅力を皆さんに伝えてもらいます!
くわしくは、ヤシノミ洗剤のウェブサイト、yashinomi.jpをチェック。
「ワコール」では、ブラを資源として活用するプロジェクト
「ブラリサイクル」を行っています。
みなさんは、使わなくなった「ブラジャー」。どうしてますか?
2008年から始まっている「ブラリサイクル」プロジェクト。
●まずは、ワコールのお店で「リサイクルバッグ」をもらいます。
●その袋に「不要なブラ」を入れてまたお店に持って行くだけ。
(ブラのブランドはどこのモノでもOK)
バッグは開封されずに、工場に運ばれ、「固形燃料」に加工されます。
さらに、ここで出来た「固形燃料」は、
「リサイクルバッグ」を作るための紙を作っている「製紙会社の燃料」として使われます。
「紙」は「リサイクルバッグ」に加工されて、再びワコールのお店へ。
バッグと引き替えにかわいいオリジナル50円切手ももらえます。
EARTH DAYにあたる、4/22(日)まで行われています。
実施店舗は、大阪府だけで、64件。ワコールのウェブサイトでチェックできます。
3億5000年万年前の氷で覆われた南極大陸。マイナス50℃。
時速250kmのブリザードの中、120日間絶食して子供を育てる「コウテイペンギン」
これまでの調査では、南極の「荒い地形」に阻まれて、コウテイペンギン」のコロニーに接近できなかったり、厳しい寒気によって、
「コウテイペンギン」の正確な数字をつかむことはできなかったそうです。
しかし、このたび「国際研究チーム」が「地球観測衛星」の撮影画像を使って
南極全域の個体数を調査することに「初めて」成功!
この画像は、「氷の影」と「ペンギンのふん」を区別できるほどの精密な写真なんですって。
3年かけて行われた、前代未聞のペンギンの個体数調査。
まずは、この調査がもたらしたグッドニュース。
敏感なコウテイペンギンに悪影響を与えずに行える!という利点があるとともに、
1992年時点の不十分な調査の「推定集計」より2倍近い
「約59万5000羽」いると言うことがわかりました。
一方、バッドニュースもあります。
それは「一部のコロニー」が、気象パターンの変化で完全に消えてしまっていること。
今後も、温暖化の影響で、沿岸の氷が解け、コウテイペンギンの個体数が減ることが
懸念されていることも不安材料です。
南部アフリカの内陸に位置する「ボツワナ」には、世界最大の自然保護区
「カバンゴ・ザンベジ国際保護区(通称KAZA)」があります。
ここには、アフリカ大陸のゾウのおよそ半数、
32万5000頭の生息域をカバーしているといわれています。
しかし、KAZAは当初から重い課題を抱えていました。
「個体数が増えているアフリカゾウと、人間との軋轢を克服しなくてはならない」という問題です。農地がゾウに荒らされる被害も多いとおいうことで、これはボルネオと同じ。
そんな中、WWFが支援している、アフリカ南部に位置するザンビア共和国
(かよちゃんが海外青年協力隊で行ってた国)の小さな村「カクウェンガ(Kakwenga)」では、
こんな対策が効果を上げているそうです。
トウガラシとゾウの糞を水で混ぜた“トウガラシ爆弾”。
これを農地の周囲に撒いたところ、ゾウの侵入防止に成功したそうです。
農家には、トウガラシ栽培という新たな収入源も生まれているということ。
こういった動物との共生方法が、もっともっと研究されると良いのに。
フランスの小説家 ジュール・ヴェルヌの1870年の作品に
『海底二万里』(7万8千545 .4545km)がありましたが…
『アバター』、『タイタニック』などの大作を世に送り出した映画監督の
ジェームズ・キャメロンが、3月26日、海の中で最も深い「マリアナ海溝」の
「チャレンジャー海淵(かいえん)」に着底することに成功しました。
コレを実現するため、キャメロンさんは、7年の開発期間を費やし高さ7メートルの
「DEEPSEA CHALLENGER(ディープシー・チャレンジャー)号」を建造しました。
ジェームズ・キャメロン自身が「直立魚雷」と呼ぶ「たて長」の潜水艇は、
分速約150メートル(時速約9キロ)で回転しながら、
深海1万898メートルめざして降下していきます。
事前の想定では、チャレンジャー海淵に90分ほどで到達すると計算されていましたが、
実際には2時間36分かかって到達。
今回の海底探査は、最大6時間かけて、海溝の底の「標本」を採集したり、
ビデオを撮影したりする計画だでしたが、潜水艇の油圧系統に漏れが発生して
コックピットの窓を覆ってしまいい、視界が悪くなったこともあり、
ミッションは途中で打ち切られてしまいました。
しかし、チャレンジャー海淵を制覇した人類はキャメロンさんで3人目。
単独潜航としては史上初の快挙です。
チャレンジャー海淵の生態環境はほとんど解明されていないため、
キャメロンが採取した標本や、フィルムに収めた映像は、発表まで予測がつきません。
帰還した、ジェームズ・キャメロン曰く
「海底には広大な未知の領域がある。私たちがそこを理解するにはしばらく時間がかかるだろう。私の印象は、まったく月のようだというものだった。非常に孤独感があった。まるで、ある日、宇宙に出かけ、ほかの惑星に行って帰ってきたような気分だ」と話したということ。
キャメロンの作品には、89年製作の深海SF映画の傑作『アビス』や
「DEEP OCEANS 海底火山の謎」などがありますが、
今回の体験がどんな作品にフィードバックされるのか?期待したいところです。
交尾ができない状況に置かれた「ショウジョウバエ」のオスは、そうでないオスに比べて、
アルコール入りの食物を多く取ることを、アメリカの研究チームが明らかにしました。
欲求不満によるストレスが、この「やけ酒を飲む的行動」に関係しているそうです。
実験によりますと、
交尾できるオスは、満足感が高いときに脳内で増える「神経伝達物質」が多く、
アルコール摂取は少なかった。と…
一方で、メスに振られたオスは、満足感が高いときに増える
「神経伝達物質」の量が少なく、アルコールの摂取量が多かった。ということ。
交尾ができず、この「神経伝達物質」が不足した状態がつづくと、
脳に満足感を与えるアルコールに依存するようになるらしいんです。
哺乳類にも同様の物質があり、
研究成果は「アルコール依存症や薬物中毒」のメカニズムの解明に
つながる可能性があるそうです。
このコーナーで、幾度となくお伝えしている通り、パーム油の生産地のボルネオでは、
世界的な食糧需要の増加に伴って、パーム油の原料となるアブラヤシの農園が拡大しています。
このことにより、ボルネオの熱帯雨林が減少。そこに住む、象をはじめ、
野生生物の絶滅が危惧されています。
「ハッピーエレファント」
これは、サラヤが、新発売した「ランドリー&自動食器洗浄機用の洗剤」の名前です。
象を守る意味を込めて名付けられた、「ハッピーエレファント」
環境に配慮した「植物油」を原料に、酵母の発酵技術で作り出した天然洗浄成分を、
他の食品成分と合わせ、高い洗浄力と安全性を確保しています。
サラヤは、「ハッピーエレファント」を「サスティナブル未来型洗剤」と呼んで展開し、
今後も、アイテムを拡充していくそうです。
売り上げの1%は、「ヤシノミ洗剤」と同様、野生生物の生息地を回復させる環境保護団体
「ボルネオ保全トラスト」の活動に使われます。
いまから、20年前、1992年に、環境分野における記念碑的な国際会議「地球サミット」が、
ブラジルのリオ・デジャネイロで開催されました。
この「地球サミット」は世界に、環境破壊に対する警告と、環境保全の意識とを喚起し、
「持続可能な社会」を、私たちの「新たな未来像」として提唱。
そして、世界中に広く知らしめた、歴史的な催しとなりました。
1992年の「地球サミット」から20年。今年、6月20日から22日までの3日間、ブラジルの
リオデジャネイロで、環境の国際会議「リオ+20(rio plus twenty)」が開催されます。
「リオ+20」では、各国から首脳レベルが出席し、持続可能な開発を実現するための
「制度的な枠組み」や「貧困根絶」などについて話し合い、
そこでの成果は「政治的文書としてまとめられる」ことになっています。
「リオ+20」の開催に向けて、国内でもさまざまな動きが活発化していますが…
今週末、24日(土)には、京都市の京都テルサで、特別シンポジウム
「地球サミット『リオ+20』に向けて~私たちが、望む未来とは~」が、開催されます。
ここでは、「リオ+20」に向けた活動に取り組む関係者による講演や、
トークセッションなどが行われる予定です。
日時: 3月24日(土)13時~17時
場所:京都テルサ 第1会議室(最寄駅は、地下鉄 九条駅 または 近鉄 東寺駅)
参加費:500円です。
トークセッションには、ボルネオ取材や、昨年・夏のECO FLAPイベントでお世話になった
ボルネオ保全トラスト・ジャパンの中西宣夫さんも出席されます。
上野動物園で飼育されていた、メスのホッキョクグマ「レイコ」が亡くなりました。
1984年、生後11カ月でロシアから来園。
プールに飛び込む姿が子どもから人気を集めていました。
「レイコ」は、28歳2カ月で、国内で飼育されているホッキョクグマとしては最高齢でした。
一方、昨年11月、北欧・デンマークで生まれたホッキョクグマの赤ちゃん「シク」が、
地球温暖化問題に警鐘を鳴らすホッキョクグマの「環境大使」として本格デビューしました。
シクはの名前の由来はグリーンランドの言葉で「海の氷」を意味します。
地球温暖化によって北極海の海氷が減少すれば、氷の上で獲物を採るホッキョクグマの生存が脅かされます。
「環境大使」シクの愛らしい姿をきっかけに環境問題を考えてもらうのが狙いです。
1月中旬以降、野生のゾウ約300頭が、象牙を目当てに密猟され、殺されたと、アフリカ中西部、カメルーンの政府当局者が明らかにしました。
公式推計によれば、カメルーンに生息するゾウは1000~5000頭。ただでさえ絶滅が危惧されている状況が、密猟によって一層、悪化する恐れもあります。
親を殺されてしまい、離ればなれになった子ゾウも多数見つかっているそうで、こうした子ゾウは飢え死にしてしまう可能性が高いといいます。
象牙は、アジアやヨーロッパに密輸され、武器購入のための資金源になっており、そういった武器は、スーダンや中央アフリカ共和国などの紛争に使われています。
カメルーンの国立公園内には、さらに多くのゾウの死骸があることが予想され、当局は密猟者の集中的な取り締まりに乗り出しているということ。
大丸梅田店(みせ)15階、大丸ミュージアム梅田で、「岩合光昭(いわごうみつあき) 写真展『どうぶつ家族』」が始まっています。
1950(昭和25)年、東京生まれの岩合さん。19歳のときに、動物写真家の「お父さんの助手」として「ガラパゴス諸島」を訪れ、自然の驚異に圧倒されて、同じ動物写真家の道を歩み始めたそうです。現在は、世界各地で大自然と野生動物を撮影する一方で、犬や猫など、身近な動物も撮影されています。
「猫の取材をしているとき、『初対面の人に寄り付くのを初めて見た』と飼い主さんに言われた。僕と猫の間に特殊な関係があるのかも」と語る岩合さん。この展覧会では、岩合さんの写真の中から、「タンザニアで撮影されたライオンの家族」「中国で撮影されたジャイアントパンダ」「カナダのホッキョクグマ」「マウイ島沖のザトウクジラ」など、自然と動物のつながり、家族愛、生命をテーマにした約140点が展示されています。
「岩合光昭 写真展『どうぶつ家族』」。3月5日まで、大丸ミュージアム梅田で開催
開場時間は10時~19時30分(最終日は18時まで)。入場料は、一般=700円となっています。
「チィー、チィー、チィー」という、優美な鳴き声で知られるメジロ。
もえぎ色の頭や背中、目のまわりの純白の輪がトレードマークです。
花の蜜を好み、庭の木や、街路樹などでも観察されます。
明治頃から、ペットとして飼うことが流行しましたが、
現在では、「鳥獣保護法の指針」に基づいて、都道府県が許可した場合、
1世帯につき1羽の捕獲・飼育が認められています。
西日本を中心に、およそ半分の府や県が許可していましたが、
今年4月から、メジロの捕獲・飼育が原則禁止されることになりました。
背景にあるのは密猟です。メジロが美しい鳴き声を持っていることから、
江戸時代からさえずりを競争する「鳴き合わせ会」が、西日本を中心に存在しており、
1羽「数百万円」の高値で売買されているという実態もあるそうです。
生態系を保護する観点から、野鳥の捕獲や飼育を制限する動きは、
年を追うごとに厳しくなっています。
野鳥の鳴き声は自然の中で楽しんでください。
海遊館の話題をもう一つ
海遊館で、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」を展示している水槽に、
新たに外来種の「チュウゴクオオサンショウウオ」がお目見えしました。
海遊館館でオオサンショウウオの在来種と外来種を並べて公開するのは初めてで、
注目を集めています。
オオサンショウウオは、日本だけに生息する固有の在来種です。
一方、チュウゴクオオサンショウウオは、中国から食用やペットとして持ち込まれ、
日本の自然界に広がったとみられています。
近年、野生化したチュウゴクオオサンショウウオと、
日本のオオサンショウウオとの交雑種が確認されていることなどから
「固有種の保存の問題に関心をもってもらおう」ということで、
双方を並べて展示することにしたということです。
外来種の問題は深刻です。
キヨピーも似ているんじゃないか?といわれる「ラッコ」の話題です。
日本の水族館などで飼育するラッコが、ピークの4分の1まで減っています。
日本には1982年、静岡県の水族館に初めて入ってきたラッコ。
貝をおなかの上で割る、愛らしい姿でブームになりました。
ピークの1994年には、全国28施設で122匹が飼われていたそうですが、
98年のかごしま水族館への輸入を最後に、アラスカから野生ラッコは入ってこなくなり
現在は15施設・30匹にまで減っています。
保護のため捕獲が難しくなったことと、輸出自体が厳しくなったためです。
さらに、移動のストレスなどに弱く、繁殖や輸入は難しいとのこと。
イタチ科のうちで、水のなかでくらすことに進化したのがカワウソですが、
その中から海に進出して、陸に依存しないでも棲息可能なまでの
「本格的な適応を遂げた唯一の種」が、ラッコです。
大阪の海遊館では、まだ、ラッコにあえます。
イカ、アジ、サケ、タラ、カニ・・・・・と、海遊館で、一番のグルメなんだそうです。
もう一本、映像作品の話題。
Mr.childrenの「蘇生」が主題歌、松本幸四郎&松たか子 親子がナレーションを担当し、
昨年9月に公開され、100万人を動員した「ネイチャードキュメンタリー映画」
「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」が、DVD/Blu-rayで、今週末発売となります。
製作期間6年、総制作費35億円!BBC史上最高のネイチャー・エンタテインメントといわれる超大作!
「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」。
地球上の全大陸で撮影されたこの作品は、従来の俯瞰で捉えた自然の美しさだけでなく、
この映画のために開発された「最新鋭カメラ」と「脅威の撮影テクニック」によって
”動物と同じ目線”にこだわって撮影されています。
日本列島を舞台に、様々な「生き物たちの家族愛」を描く「ネイチャードキュメンタリー映画」
『日本列島 いきものたちの物語』が、あさって2月4日(土)から公開されます。
厳しい冬、家族で寄りそって生きるニホンザルと、母を亡くした子ザルの試練。
知床半島で、懸命に狩りに挑戦するヒグマの兄弟。
大雪原で奇跡の出会いを果たすキタキツネのカップルなどを、
世界で活躍する岩合光昭(いわごうみつあき)さん、
水中写真の第一人者・中村征夫(なかむら いくお)さんをはじめ、
日本を代表する25人の動物カメラマンが、日本全国30カ所以上で2年半にわたり撮影して、
「6つのチャプター」で一つの作品に仕上げました。
中でも、イノシシの子供ウリボウ兄弟と、イノシシの母親の、
ちょっと不思議でユーモラスな教育をとらえた「がんばれウリボウ兄弟」は、
おとなり、兵庫県の「六甲山地」が舞台です。
動物のドラマの多様性をナレーションでも表そうということで、ナレーターを、黒木瞳さん、
相葉雅紀さん、長澤まさみさん、ガレッジセールのゴリさん が担当。
人間以上に強い絆、愛する暖かさ、命のたくましさ、
そして、この国の美しさが実感できる作品です。
映画「日本列島 いきものたちの物語」|2012年2月4日(土)日本公開!
アメリカのウィスコンシン州にある「ミルウォーキー動物園」では、
遠隔地にいるオランウータン同士をiPadのビデオチャットさせることを目論んでいます。
六カ月前。iPadを提供したのは、オランウータンの保護活動等に取り組んでいる慈善団体
「オランウータン・アウトリーチ」。
iPadを手にして以来、知能が高く、探究心旺盛なオランウータン達は、
iPadのアプリを使ってお絵かきをしたり、自然をテーマにした
ドキュメンタリー映画を観たりするなどして、最新機器を存分に楽しんでいるそうです。
そんな中、彼らはオランウータンが登場するビデオを観るのが好き、という発見がありました。
そこで次なるステップとして団体が思いついたのが「オランウータン同士のビデオチャット」。
これで好きなだけオランウータン同士で見つめあうことができちゃうんです。
このビデオチャットの実験は、まだ始まっていませんが、実現した暁には、
類人猿の知能に関する研究が進む可能性を秘めています。
また、この団体「オランウータン・アウトリーチ」は、
ヒト科の仲間であるオランウータンが、iPadを使いこなす様子を、わたしたち「人間」が見ることで、
人間とサルのギャップが縮まり、野生生物の保護に対する人間の関心が高まることも期待しているということです。
先週、ミャンマーで「シシバナザル」が発見されたという話題を紹介しましたが
今度は、ボルネオ。インドネシア・ボルネオ島で“、絶滅したと考えられていた、
「ミラーズ・グリズルド・ラングール(和名はありません)」が再発見”されました。
体重は6キロで、びっしりと生えた白色のあごひげ、もみあげ(ほおひげ)で知られていて、
1990年代には、森林伐採や密猟、人間活動による火災の影響で、沿岸の個体数が減少。
その後の調査では、生存の証拠を見いだすことができない「お猿さん」でした。
このたび、ボルネオ島の「東カリマンタン州」にある「ウェヘア(Wehea)保護林」で
生物多様性調査が実施され、4万ヘクタールの林から、水飲場にやって来た
数匹の「ミラーズ・グリズルド・ラングール」が確認されました。
ボルネオの森、大切に保護して欲しいです.
ボルネオ島で生存、ラングール再発見(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - 写真 - Yahoo!ニュース
先々週、パンダのお話をしましたが、今度は
ミャンマーで、「新種のシシバナザル」の撮影に、初めて成功したそうです。
「シシバナザル属」にはさまざまな種があり、中国やベトナムで確認されていますが、
ミャンマーで発見されたのは今回が初。
地元の猟師さんの話によると、このサルは、
雨が降るとくしゃみが出るという独特の習性があるそうです。
奇妙な顔つきですね。
唇が分厚く、鼻が上を向いているので、雨粒が鼻の穴に入るとくしゃみしてしまいます。
雨の日は、「頭をひざの間に挟み込んで(がっかりしたときの体育座り)」で一日を過ごすことが多いそうです。
普段はとても静かでが、くしゃみ連発なので、雨期には居場所がすぐにわかってしまう。というおとぼけぶり。
クマ肉目当ての、地元の猟師さんは、サルを標的にすることは、ほとんどないそうですが
獲物に乏しいときに出くわせばその場で射止めているそうです。
今回、撮影されたミャンマーの「新種のシシバナザル」。
これまで、死んだ個体しか確認されていなくて、「絶滅してしまった」と思われていました。
今回の調査プロジェクトのメンバーは 「実際に生きているばかりか、群れの中で繁殖もしている。絶滅してしまったかと思って心配したが、これでひと安心」と話しています。
ミャンマー森林局は、300匹前後の生息数と考えられる、彼らの生息域を
「新しい国立公園に指定するよう」働きかけていますが、
撮影地点から程近い場所では、高価な木材を求めて森林伐採が進んでいます。
予断を許さない状況には違いありません。
来月の2月4・5日の両日、大阪国際交流センターにて開催されるイベント
「ワン・ワールド・フェスティバル」にBCTジャパンのブースが出来ます。
今回、19回目を迎え「ワン・ワールド・フェスティバル」は、
「感じる・ふれあう・助け合う。世界につながる国際協力のお祭り」と、
サブタイトルにあるように、関西で最も規模の大きな「国際協力のイベント」です。
このブースでは、ボルネオ島の現状を知ることが出来るパネルを見ることが出来るほか、
BCTジャパンの活動や、活動を支援するための「チャリティグッズ」などを手に入れることが出来ます。
この「ワン・ワールド・フェスティバル」では、現在
当日、運営に関わるボランティアを募集しています。
ボランティアに参加するには事前に説明会の参加が必要となります。
【イベント開催日時】は、
2月4日(土) 10時-17時 、2月5日(日) 10時-16時
(ボランティア活動時間は9時-17時までです)
【場所】は 大阪交流センター
最寄り駅は、近鉄「大阪上本町」か、地下鉄「谷町九丁目」
【活動内容】は、
1)フェスティバル本部やインフォメーション、
2)体験プログラムでの、来場者への説明
3)ホールや会議室のプログラムでの運営サポート など。
イベントの運営や、多文化共生の取り組み、環境問題などに興味のある人、
人の役に立ちたいと思っている人。さまざまな世代の人々との「つながり」や、
「あらゆる世界の現状を知るきっかけ」を、一緒にみつけてみませんか。
ボランティア募集の詳細は、「ワン・ワールド・フェスティバル」のホームページをご覧ください。
「メガソーラー」ふえてます。
昨年は、エネルギー問題を考え直す年になった一方で、将来にわたってエネルギー問題を
一挙解決できるかもしれない、夢の技術についても構想や開発が進んでいます。
電力会社や民間企業、自治体が、遊休地に太陽光パネルを敷き詰める
「メガソーラー」と呼ばれる「大規模太陽光発電所」の建設が各地で相次いでいますが…。
月にメガソーラー!というSFのようなニュースが入ってきました。
大手ゼネコンの「清水建設」が、巨大な「太陽光発電所」を「月」に建設する!!!という
「ルナリング」構想を提唱しています。
月の中心の赤道上(月の外周)は、どの部分かが、ほぼ常に太陽からの光が当たっています。
この「月の赤道付近」およそ1万1000キロに太陽光パネルを敷き詰めて発電し、
マイクロ波やレーザー光に変換して、およそ38万キロ離れた地球に届ける構想です。
↑難しくてよく理解できないけど…
地球から遠隔操作できる無人ロボットを活用して、
幅400キロの太陽光パネルの帯を月面に敷けば、
世界で使う年間の総エネルギーを賄うのに必要な8.8テラワットを確保できるそうです。
石油などの化石燃料を発電に使わなければ、
※空気がきれいになります。
※地球温暖化も抑制できます。
※エネルギーコストが高くてリサイクルできなかった素材も再生できます。
しかし、課題は、コスト。
月に建設資材を運ぶには、重さ1キロあたり1億円かかります。
不確定要素が多いため総額は計算できませんが、膨大な額になるのは明らか。
実現には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や、アメリカ航空宇宙局(NASA)など
世界の英知と資金を集中させる必要があります。
電力供給を、個人レベル(生体発電や省電力化)にまでコンパクト化すべき。
という意見もありますが、注目すべき近未来の可能性です。
東日本大震災を受けて、省エネの取り組みが不可欠となっていますが、
国土交通省と文部科学省は、学校が消費するエネルギーと、生み出すエネルギーを等しくする「ゼロエネルギー化」を、全国で進めていく方針を決めました。
「太陽光発電のほかに、自然光を利用できる建物構造などを取り入れていく」ということで、公共施設で取り組むのは初の試みです。
対象は主に小中学校。学校の新設や建て替えの際、太陽光発電パネルを設置して
電力を確保する一方、断熱効率を上げたり、自然光が入りやすい構造にするなどして
消費電力の抑制を図ります。
文科省によりますと、太陽光発電の導入は、すでに一部の小中学校でスタートしており、
昨年4月までに約4500校で「太陽光発電」が導入されています。
一方、校舎建設から25年以上が経過している小中学校が、全国で7割あり、
今後10~15年で建て替えが必要になる学校が増えて来ます。
国交省は「将来的にはゼロエネルギー化した学校施設をモデルにして一般住宅にも展開し、
ゼロエネルギー建築を普及させたい」としています。
うまく我々の暮らしにフィードバックして欲しいですね
「光熱費ゼロ校舎」全国で推進 国交省など今年度末に指針 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
東京電力・福島第1原発事故で放出された「放射性物質」が生態系に及ぼす影響を調べるため、
千葉県にある「山階(やましな)鳥類研究所」が、
福島県を中心に、日本各地からツバメの巣を集めています。
ツバメは春先に、主に東南アジアから日本に飛来してきて、夏に繁殖して、
秋に、また東南アジアに戻っていきます。
そして、その「巣」は水たまりや水田の泥をくわえて運び、くちばしで塗り固めて作られます。
この「水たまりの泥」には、放射性物質がたまりやすいといわれています。
1986年のチェルノブイリ原発事故の後、原発周辺で羽が白くなったり、短くなったりした
ツバメが見つかったという報告もあり、「巣が汚染されていれば、ひなに悪影響が及ぶことも考えられる」そうです。
いま、研究所が集めているのは、「昨年繁殖が行われた巣」が対象です。
「ひな」がいなくなった巣は、冬の間に自然と落ちることが多く、
取った場合でも、ツバメは、また新たに作ります。
採取した巣は、場所や周辺環境の記録とともに送って頂き、
国立環境研究所が、放射性物質の測定を行い、それぞれの地点での汚染の度合いを調べます。
巣の取り方、採集した巣の送付先など詳細は、
「山階(やましな)鳥類研究所」のホームページをご覧下さい。
財団法人 山階鳥類研究所|Yamashina Institute for Ornithology
河北新報 東北のニュース/全国からツバメの巣集め原発影響調査 山階鳥類研究所
筑波大学の研究チームと自動車メーカーのマツダが先月、
水中などに生息する「藻」から採りだした油を、軽油に70%混ぜて、
車を走らせるという実験を行ないました。実験は成功。
国際藻類(そうるい)学会によりますと、「70%」という高い割合で
藻の燃料を使い、乗用車を動かす走行実験は、これが世界で初めてということです。
この新しい藻類は「オーランチオキトリウム」とよばれ、沖縄地方の海で発見されました。
大規模に育てて油をとれば、1リットルあたり50円程度で、
安価に石油の代替燃料を生産できる見通しですが、量産法や、最適な抽出法などの開発が必要なため、
本格的な商業生産には10年程度かかるとみられています。
世界初!筑波大学とマツダの研究チームが藻で車を走らせることに成功 : ヤバイニュース
ジャイアントパンダは中国語で「大熊猫」と言われるように食肉目クマ科の動物です。
ですが、よく知られているように、
「食肉目」にも関わらず、その主食は「竹や笹」というユニークな動物です。
昨年12月27日、「チャイナフォトプレス」によりますと、
中国・四川省でジャイアントパンダの生息地を調査していた調査員が、
(大型のカモシカ)ターキンの死骸を食べるジャイアントパンダの姿を撮影することに成功!
この調査員は、発見したターキンの死骸に「かまれた跡」を認め、
どんな動物が捕食を試みたのか調査するため、赤外線のカメラを近くに設置していました。
結果、深夜に、パンダがターキンにかぶりつくという衝撃的な画像をとらえることに。
「パンダはもともと肉食で、進化の過程で草食に変化した」ということですが
中国で野生のパンダが肉を食べる映像が撮られたのは初めてとのこと。
パンダだって肉を食べるんやで / 中国で初めて肉を食べる野生パンダの撮影に成功 – ロケットニュース24(β)
今年最後のECO FLAPは、明日の放送がお休みのため、1日繰り上げての放送です。
スタジオに、今年色々お世話になった奥華子さんをお迎えしました。
今日のコーナー内で行ったのは、精神科医・名越康文さん監修による
「人間関係がうまくいく 類人猿診断」
もっとも私たち人間に近いとされる大型類人猿。
チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ボノボ。
その性格は、それぞれまったく違います。
単独行動で職人肌のオランウータン、
ムラっ気が強いけどリーダーシップのあるチンパンジー、
秩序を守る物静かなゴリラ、愛嬌があって互いの気持ちを大切にするボノボ。
あなたはどのタイプ? さっそく診断してみましょう!
http://yakan-hiko.com/gather.php
野生化したアライグマが、
生息域を拡大し、農作物を食い荒らす被害が九州・山口で深刻化しています。
2010年度には福岡、佐賀、大分、長崎、山口の5県で、前年度の約3倍の1422匹が
捕獲され、被害総額は約2200万円に上り、今年度も各地で被害が報告されています。
環境省によりますと、アライグマは、1970年代に放送されたテレビアニメが人気となり、
ペットとして大量に輸入されました。(数万頭が輸入されたらしい)
しかし、気性が荒いために捨てられたり、手先が器用なためオリから逃げたり、
アニメの「森に放すラストシーン」を真似て、捨てる人も多かったといわれます。
繁殖力が旺盛で日本には天敵がいないため、多くの都道府県で自然繁殖しているようで、
たとえば、
兵庫県内で7月、犬の散歩中の飼い主がかまれて負傷するケースが7件連続して発生したり
京都・二条城の二の丸御殿(国宝)の柱でも、ひっかき傷が見つかりました。
そのほか、
●農作物を目当てに人里に現れ、畑を荒らしたり、
●住宅の屋根裏や倉庫にすみついて、繁殖したり
(↑屋根裏を運用で汚染。ひどい場合は天井が腐ってしまうそうです)
●日本には天敵がいないので、野鳥の巣や卵を略奪するなどの被害が報告されています。
大阪府のホームページでも、絶対に「餌付け」をしないよう呼びかけています。
JR京都駅近くの梅小路公園に、去年の夏から建設をはじめていた【京都水族館】が、
来年3月14日にオープンすることが発表されました。
完成すると地上3階建てとなり、海に面していない「内陸型の水族館」では
国内最大級の規模となります。
国の特別天然記念物の「オオサンショウウオ」をはじめ、
「アユモドキ」や「アマゴ」など、京都の川に生息する淡水魚を展示する「京の川ゾーン」、
磯の生物とふれあえる「海洋ゾーン」。バンドウイルカを集めた「イルカスタジアム」など
9エリアに分かれ、2時間程度で全ゾーンの見学が可能となるそうです。
営業時間は、午前9時~午後5時で年中無休、
入館料は大人2千円、高校生1500円、小中学生1千円、3歳以上600円。
地元商店との回遊性を高めるため、一度退館した後も「再入場可能」。
入館料の「倍額」で、年間パスも購入できます。
【京都水族館】では、来年1月以降、展示する魚や動物の搬入を始める。ということです。
来年3月末に交換期限が迫った「家電エコポイント」で、
まだ交換されていないポイントが、およそ「115億円」分あることが、
環境省などのまとめでわかりました。
ポイントの申請は今年5月末に締め切られていますが、期限を過ぎると使えなくなります。
「忘れている」「ポイントが少なくて放置している」
「どの商品やサービスにするかまだ迷っている」というみなさん。
「使わないポイントは義援金として寄付もできます」
日本赤十字社や、中央共同募金会を通じ、東日本大震災の被災者への義援金や、
被災地で活動するボランティアへの支援金として、1ポイント1円で寄付できます。
ポイントは、商品の製品番号、ご自身の電話番号などから、
「エコポイント事務局ホームページ」で確認できるほか、寄付の手続きもできます。
オーストラリア政府が、世界最大の海洋保護区の計画を発表しました。
オーストラリア北東部に広がる「サンゴ海〜コーラル・シー」は
サンゴの宝庫とされるグレートバリアリーフに隣接していて、北にパプアニューギニア、
東にはソロモン諸島がある、およそ100万平方キロのエリア。
(フランスとドイツを合わせた面積と同等)
一帯には、サンゴ礁が広がり、
古くからの海綿動物、藻類(そうるい)、魚、貝やヒトデが豊富で、サメやマグロ、
カジキといった大型海洋生物も数多く見られる世界的にもきわめて貴重なスポットです。
島は無人島が大半で、アオウミガメや、海鳥の産卵の場所ともなっています。
陸地から流れる水流の影響をほとんど受けないので、水が濁らず、
海中視界は35メートル以上。そこには高さ「数百メートル以上」のサンゴの壁がそびえ、
いたるところで渦を巻く「外洋魚の群れ」と遭遇できるそうです。
「サンゴ海連邦海洋保護区」。実現すれば世界最大規模の「海洋保護区」となります。
野生生物の貴重な生息地となり、二酸化炭素を大量に吸収する「アジアの肺」といえば、
ボルネオ島の熱帯雨林を差しますが、「地球の肺」といえば、アマゾン川流域の熱帯雨林。
この、緑豊かな南米アマゾン川流域が、地球温暖化の影響で、
「今世紀末までに乾燥化する恐れがある」との分析を、
国立環境研究所(茨城県)のチームがまとめました。
理科年表によりますと、アマゾン川の長さは6516キロ。
流域面積は705万平方キロで、日本の20倍弱、
オーストラリア大陸にほぼ匹敵する世界最大の川です。
流域では毎年「1200ミリ」の水資源が供給され、多様な動植物の生息を支えてきました。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の予測では、
今世紀末までにブラジルの気温は3度程度上昇する。とされていますが、
この予測をあてはめると、
年間「1000ミリ」近くの水資源量が減ることになり、
生態系の悪化や、温暖化の加速が懸念されます。
ボルネオ保全トラスト・ジャパンが、ボルネオの野生動物のために、
分断化された生息地をつなぐ「吊り橋」をかける活動を行っていることは、
このコーナーで、何度もお話をしましたが、この吊り橋」の素材として
東住吉消防署の寄付による「中古消防ホース」が使われています。
バッグの企画・販売を行う、奈良県の「PATINA JAPAN(パティーナジャパン)」では
消防ホースを再利用したバッグの販売を開始しました。
利用されるのは、人命や、街を守り使命を終えた消防ホース、
激しい訓練に使用され使命を終えたもの、
また消火栓ボックスの中で1度も使用されることなく使命を終えた消防ホースなど。
廃消防ホースは、1本1本「キズ」や「ダメージ」具合が異なったり、
経年により風合が豊かになったり、珍しいカラーがあったりするので、
「一期一会」の一点物のバッグとなります!
ちなみに、
USEDホース使用/スパイラルトートバッグ ¥13,800
USEDホース使用/折り返しボディバッグ ¥16,800
今年も12/22の「冬至」の夜、 8時から10時までの2時間。
「明かりを消して、スローな夜を」をテーマに、全国各地で
「キャンドルナイト」のイベントが行われます。
大阪では、一足早く、12/7(水)と、12/14(水)の夜に
「100万人のキャンドルナイト @ OSAKA CITY 2011」が開催されます。
来週、12/7は西梅田。12/14は茶屋町周辺の歩道がキャンドルアートでライトアップされます。
すでにクリスマスツリーやイルミネーションできらきらの西梅田エリアは、
よる8時から10時までの間「LIGHT OFF 2 HOURS」。
いつもは洗練された西梅田一帯が、リラックスの表情に変わります!
カフェもあるので、のんびりとキャンドルナイトを楽しめます。
そして、12/14の茶屋町もよる8時から10時までの間「LIGHT OFF 2 HOURS」。
8時の商都のタイミングが一番分かり易いのは「MBS横」
イルミネーションが一斉に消えて、都会の中に闇が現れる瞬間は必見です。
こちらは、人の流れからちょっとはずれた所にも、キャンドルがあったりします。
車の通らない「小径(こみち)」や「裏通り」を、恋人や友達とゆっくり歩けるのが
茶屋町エリアのキャンドルナイトの特徴です。
また、両日とも開催される「メッセージキャンドル」に是非、参加してみてください。
参加料200円(一部は被災地への義援金に充てられます)
キャンドルを入れるガラス容器に思い思いのメッセージを書き込んで、
ディスプレイしてもらいます。愛のメッセージや、被災地への祈り、環境のこと、
平和へのメッセージなど、書き込むメッセージは貴方次第。・
12/7は「ブリーゼブリーゼ前」で、12/14は「梅田芸術劇場前の広場」で、
6時、受け付け開始です。
これまで見えてこなかったものが
見えてくる…かもしれない あたたかな暗闇。
みなさんも体験してみてください。
京都大学・野生動物研究センターの幸島司郎(こうしま・しろう)教授による、
「オランウータンとヒト、形態から考える」と題した講演も開かれました。
生物学的にヒトに近い「大型類人猿」のうち、
チンパンジーやゴリラがアフリカに生息するのに対し、
オランウータンは東南アジアにすんでいます。
オランウータンは、顔の形態に雌雄の性差(男女の区別)があったり、
ほかの個体をじっと眺める行動をとったりと、
チンパンジーやゴリラにはない「ヒトとの共通点」を持っています。
幸島(こうしま)教授はこの講演で、
オランウータンとヒトとで形態が似ているという「目」を取り上げ、
人間と同じく、「ビジュアルコミュニケーション(アイコンタクト?)を
とっているのではないか」という論も展開したと言うことです。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201110210369.html
マレーシア・ボルネオ島、サバ州でボルネオゾウの保護活動を展開している
NPO「ボルネオ保全トラストジャパン」が、現地・視察報告会を開きました。
「サバ州野生生物局」などの調査によりますと、ボルネオゾウは現在、
1600頭が、ボルネオ島の北東部に生息していると推定されています。
近年、サバ州の自然林の割合は、半分以下となり、
ボルネオゾウなど、1000種類に及ぶ「野生生物の生息環境」が悪化しています。
「キナバタンガン川・下流域」の、保護区と保存林などで構成される
「サンクチュアリ」と呼ばれる保護区もプランテーションによって分断され、
ボルネオゾウの生息区域が脅かされる状態が続いています。
特に、2000年以降、ゾウがプランテーションに侵入するケースが増えたことから、
地元では、ゾウを殺傷してしまったり、狩猟用のわなを仕掛けるようになりました。
農園に迷い込んでケガをする子ゾウも増加しています。
「サバ州野生生物局」は、このように問題を起こしたゾウを捕獲して、
保護区に戻す活動を行っていますが、去年、11、12月の2ヶ月だけでも
ボルネオゾウの射殺体3頭が確認されています。
今年・初夏に、ボルネオでお会いしたサバ州野生生物局の「ローレンシャス局長」、
冬に取材に訪れた「旭山動物園」の坂東元(ばんどうげん)園長らが協力し
「野生生物レスキューセンター」設立プロジェクトを進めている…という報告が行われました。
今週は、ボルネオに「オトコマエ」が行きました!ニュース。
ドラマでの共演をきっかけに意気投合!
プライベートでも、鍋をつつき合う仲間“鍋トモ”三浦春馬と佐藤 健。
この二人が、ボルネオ島を旅したDVD『HT ~赤道の真下で、鍋をつつく~』が、
11月11日に発売されます。
このDVDは、二人にとって2作目。前作『HT~N.Y.の中心で、鍋をつつく~』では
ニューヨークを訪れましたが、今回は対照的に、
絶滅危惧動物も数多く生息する熱帯雨林のジャングル、マレーシア・ボルネオ島。
彼らが旅したのは、このコーナーでも、幾度となく紹介している
「セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンター」
さらに、「マッドボルケーノ」や「コタキナバルのナイトマーケット」。
「マッドボルケーノ」とは、地下深くの「粘土」が、「地下水」や「ガス」とともに
地表に噴出して、堆積(たいせき=たまった)した地形の事。
シンガポールの、およそ3倍の面積を持つ、サバ州最大のジャングル地帯
「タビン」というエリアで見られるそうです。
「マッドボルケーノ」のクリーミーな灰色の泥は、塩分やミネラルを含んでいて、
顔に塗ればタラソテラピーと同じ「天然パック」の効果が得られます。
しばらくして洗い流すとお肌がすべすべに。
また、この、塩分やミネラルは野生動物にとっても欠かせない成分であることから
ゾウをはじめ様々な動物がやってきます。
観察用の櫓(やぐら)があって、そこに上って動物たちを観察できるそうです。
タビン周辺で見ることができる野生動物は、オランウータン、ボルネオ象はもちろん、
「大きな瞳のお猿さん」スローロリス、 子供のシカかと思うほど小さな「マメジカ」、
マレーシアを 代表する巨大な鳥「ホーンビル」 などなど。
子供たちに人気の「ボルネオ・オオカブト」や珍しいクワガタなどの昆虫類も、
周辺で見ることができ、自然派にはたまらない環境が保存されています。
昼間と夜とでは様相が一変するのが、海沿いの「コタキナバルのナイトマーケット」。
毎日夕方から、市場の裏側の空き地にテントの設営が始まり、
夜は屋台が立ち並ぶナイトマーケットに変身。夜11時ごろまでやっていて、
翌朝になると跡形もなく、元の空き地に戻ってしまいます。
夜の屋台は熱気むんむん。
シーフードBBQ、ナシゴレンやミーゴレンといった定番料理に始まって、
「バクソー」という牛スープの麺料理、チキンウイングや焼き鳥、
ABC(←かき氷のこと)などいろいろなものが食べられます。
自然はもちろん、リゾートとしても楽しめるのが「ボルネオ」なんです。
この自然、大切にしたいですね。
私たちLOVE FLAPが、環境問題の中で「生物多様性」にスポットを当て始めたのは、
サラヤさんとの出会いから…今週は、ヤシノミ洗剤についてのお話しです。
ヤシノミ洗剤が産まれたのは1971年。今年で40年になるんですね。
ヤシノミ洗剤が誕生した当時、洗剤は"石油"からつくられたものが主流でした。
なぜなら、それは、安くて、大量生産に向いていたからです。
しかし"石油系"洗剤の排水は、非常に分解されにくかったので、
当時、川や湖、沼での汚染が全国で起こり、大きな社会問題になりました。
水の匂いや、ヘドロが社会問題となり、
その改善は「水の都」大阪にとっても、緊急の課題となりました。
そのような時代背景の中で、「天然素材を使用すること」をこころがけてきたサラヤは、
植物原料の"ヤシ油"を使って、環境にやさしい植物系の洗剤『ヤシノミ洗剤』を生みだしました。
"石油"系の原料は、排水後、微生物によって分解されるのに時間がかかる
(環境の中では分解されにくい)という欠点をもっています。
一方、"植物"原料であるヤシ油は、洗浄力が高いうえに、
「手肌にやさしい」という特徴があり、
なおかつ、微生物によって分解されやすい、環境にやさしい原料です。
さらに、これまでは「洗った後の排水が環境にやさしい」ということが、
環境へのやさしさの基準でしたが、
環境問題が地球規模の問題になっている現在では、
商品になる以前の"原料の段階"まで…
そして、使う"原料"の循環サイクルにまで、目を向ける必要あります。
そこで、サラヤは「ヤシノミ洗剤」の「売り上げの1%」を、
ボルネオ環境保全活動に役立てようと考えました。
サラヤが使用する“パーム油”はごくわずかですが、
その生産に関る企業のひとつとして、
できることから少しずつでも取り組んでいこう!
という、その姿勢に私たちは共感しています。
今日ご紹介したのは、サラヤも応援している映画『ライフ −いのちをつなぐ物語−』です。
地球上の全大陸、陸・海・ 空のすべてを舞台に、超ハイスピードカメラを駆使!
地球上に住むさまざまな生き物たちが、命をつないでいく姿を
<動物と同じ目線>にこだわって撮影した、ドキュメンタリーです。
「アザラシ」や「チーター」をはじめ、「ハネジ ネズミ」や「カイツブリ」などの
珍しい生き物たちが、必死に知恵を絞って命をつなぐ姿を追い掛けています。
製作期間6年。総製作費35億円。イギリスのBBCが製作を担当し、
日本版ナレーションを松本幸四郎さん、松たか子さんが担当。
主題歌はMr.Children。
みなさんも、地球に暮らす生き物たちの、美しく、勇壮な映像に目を見張るはずです。
『ライフ −いのちをつなぐ物語−』は今日、9月1日から公開されています。
FM OSAKA LOVE FLAP 毎週木曜日のレギュラーコーナー、
「サラヤ ECO FLAP」の公開収録イベントが決定!
キレイ・ヘルシー をお届けするカフェ&レストラン「Vegeble Kitchen(ベジブルキッチン)」にて、
リスナーを招待(有料)して、谷口キヨコとボルネオ保全トラスト中西宣夫さん、
アーティストの奥華子さんと共に今年5月に行った「ボルネオ取材」のスライドショーを
見ながらのトークセッションとお食事を楽しんで頂きます。
ECOに関心の高いみなさんとともに過ごすファンミーティングです。
沢山のご応募有り難うございました。
当選された方にはスタッフからご連絡済みですが、万が一、道に迷ってしまわれた方は、
こちらを参考にして下さい。
■日時:2011年8月4日(木) 19:30~21:30
■会場:ベジブルキッチン
大阪市中央区備後町4-2-4
http://www.vegeble-kitchen.com/
最寄駅:地下鉄御堂筋線 本町駅下車2番出口より 徒歩約2分
TEL : 06-4706-3939
■お食事メニュー (1ドリンク付)
・オードブル1皿
・肉料理または海鮮パエリア (お選びいただきます)
・デザート
■DJ:谷口キヨコ
■ゲスト:ボルネオ保全トラスト 中西宣夫さん
奥 華子さん
■募集人数:10組20名様
■参加方法:事前応募いただいた方の中から抽選でご招待(有料)
■参加料:おひとり 2,000円 (お食事代込)
※うち500円はボルネオ保全トラストに寄付されます
ECO FLAPの公開収録イベントを開催いたします。
場所は、8月4日(木)大阪・本町にあるカフェ&レストラン
「Vegeble Kitchen(ベジブル・キッチン)」
司会は、谷口キヨコ。
ゲストに、ボルネオ保全トラスト 中西 宣夫さん、奥華子さん を迎えて、
5月に行ったボルネオ取材や自然についてスライドで振り返ります。
オクハナちゃんは、ミニライブも披露してくれることになりました。
もちろん、ヘルシーなお料理(ミニコース)も召し上がって頂きます。
ECOに関心の高いみなさんとともに過ごすファンミーティングです。
現在、このイベントの参加者を募集しています。
◆開催日:8月4日(木)19:30〜2時間程度
◆場所 :大阪・本町 ベジブルキッチン。
◆参加費:¥2000
(うち500円は、ボルネオ保全トラストに寄付され、ボルネオの熱帯雨林や野生動物の保護に充てられます)
◆定員:10組20名。
※応募者多数の場合は抽選となりますので、あらかじめご了承ください。
〆切は、今日の放送終了時間です。
LOVE FLAPの番組ページにある「ECO FLAP SPECIAL EVENT」のバナーをクリック!
もしくはFM OSAKA HP HOT NEWSの応募フォームからエントリーください。
谷口、今週、水・木は、ボルネオ取材中です。
今回のボルネオ取材では、ボルネオ島の北東部を流れる、キナバタンガン川を下り、
ボートから川沿いの動物を観察します。
全長560kmのキナバタンガン川は、野生動物の宝庫として知られています。
前回は、巨大な鼻をもつボルネオ固有種テングザルを間近に見ることが出来ました。
そして、遙か遠くに野生のオランウータンを発見しました。今回もあえるでしょうか?
また、前回の取材では遭遇できなかった、野生の「ボルネオゾウ」にも出会いたいところ。
いまではたった1000頭のみとなってしまった世界最小のゾウ「ボルネオゾウ」。
元気に暮らしているでしょうか?
さらに今回は、夜にもリバークルーズを行います。
夜の野生動物を観察するのは初めて。
さらにマングローブの林に集まってくる大量のホタルも観察する予定。
ニッポンでもホタルが観察できるシーズンです。
ウエザーニューズによると、大阪では、今日あたりからホタルが飛び始めるそうです。
一昨年は、私一人で取材に出かけましたが、
今回は奥華子ちゃんも同行して取材してくれます。
来週からシリーズで、その模様をお届けしますのでお楽しみに。
「ボルネオ保全トラスト」は、現地の野生生物局とともに、アブラヤシ農園の拡大により「すみか」を追われ、農園に迷い込み、住民が仕かけた罠にかかって傷ついたゾウをはじめ、分断された森に孤立したオランウータンを、救出・治療し、森へ還すという活動を行っています。
たとえば、ゾウさん。
ボルネオ取材で出会った5歳のゾウは、目の前で、お母さんゾウを(または、家族のゾウ全てを)射殺されてしまったそうです。
プランテーションによって、済む場所を奪われたゾウの家族が、畑に迷い込みます。
畑を荒らすとして、親のゾウは射殺されてしまいます!
しかし、子ゾウは、殺すに忍びないということで保護されたようです。森がないから、人前に出て来ざるを得ないんです。
それを目の前で見た、この子象は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていました。食べたモノを、うまく飲み込めなくて吐いちゃうんです。薬を投与して治療していましたが、よくなったんでしょうか?
こんな例もあります。農園に迷い込んでしまった、子供のゾウ。
好奇心のが強いので、仕掛けられた罠に近寄ってしまいます。すると、足や鼻に罠が絡まります。もがけばもがくほど、罠はゾウの体に食い込んでいきます。そんなゾウを、追跡して、ケージへ誘導して、捕らえ、縄を取り除いたり、治療するのです。
番組にもご出演いただきましたが、サラヤの社長はこうした「小さなゾウ」に出会い、心を動かされ、「ボルネオ保全トラスト」への協力を決めたとおっしゃっていました。
サラヤのヤシノミ洗剤シリーズの売上げの1%は、「ボルネオ保全トラスト」の支援に当てられています。みなさんのご協力を、お願いします!
「緑の回廊プロジェクト」で、失われた土地を買い戻している間にも、野生の森は小さく分断され、大切な食糧や動物たちの繁殖の機会が失われています。
保護区の中でさえも、森は貧弱になり、枝から枝へ「腕渡り」している「オランウータン」は移動しにくくなっています。
さらに、彼らは、水が怖いので、川の対岸に「泳いで」渡ることができません。つまり、小さな森に閉じ込められるような格好になっているわけです。
このことによってボルネオの固有種である「オランウータン」が、絶滅の危機に瀕しています。
●森の食べ物が少なくなってしまう。
●近親交配によって、遺伝子が弱くなってしまう…など
そこで、対処法として、急遽始まったのが「命の吊り橋プロジェクト」です。
オランウオータンのために、川を挟んだ森と森の間に「橋」を作ることで命をつなげる試みです。
泳げない「オランウータン」のために、はじめは、川の支流の「川幅が狭い部分」に「ロープなど」をかけて、両岸を結びましたが、成果がでませんでした。そんななか、日本の動物園で「廃棄される消防ホース」を利用して、オランウータンの遊具が作られているのを知った「現地ボルネオ」から協力依頼がありました。消防ホースは軽量、丈夫、高温、高湿に強い、加工しやすい、リサイクル、撤去しやすいという利点があります。消防ホースは、サラヤ本社のある、大阪・東住吉区の消防署から提供されました。
2008年、4月にメナンゴール川に「吊り橋 1号橋」が架けられたのを皮切りに、
2009年、4月に「2号橋」、去年10月に「3号橋」が完成。
そして、去年6月27日、「吊り橋 1号橋」を、「野生のオランウータンが橋を渡った」との報告がありました。
日本の新聞でも「やった!橋渡った!消防ホース。日本のNPO設置」という見出しで報じられました。
今週月曜日には、「吊り橋4号チーム」が日本を出発。 「命の吊り橋プロジェクト」は続いています!
サラヤのヤシノミ洗剤シリーズの売上げの1%は、「ボルネオ保全トラスト」の支援に当てられています。みなさんのご協力を、お願いします!
川辺は、野生生物にとって「生存の鍵」となる大切な場所です。ところが、いま、アブラヤシ・プランテーション(大規模な農園)が、急速に拡大していて、これまで動物たちが暮らしていた、大切な生息域が失われています。
動物たちが暮らしていた森を、いったん切り開いて、食用油などに使うための「アブラヤシの木」を植えているんです。「切り開く」といっても「家が建つほどの広さ」ではありません。規模が違います。そうすると、動物たちが住める森は、どんどん狭まっていきます。「農園」や「森を流れる大きな川」が「彼らのすみか」を分断してしまい、命をつなぐための森が、とんでもなく小さくなってしまいます。
このままでは、まずい!ということで、「保護区」を創っていますが、広さが全然足りません。小さな森の中では「近親交配のため」、動物の遺伝子が弱くなってしまったり、何かの拍子で、隣接する農園に迷い込んでしまった動物が、害獣として殺されてしまったり…動物たちの命は、とても危険な状態にあるんです。
そこで、「ボルネオ保全トラスト」は、農園に姿を変えてしまった土地を買い戻し、分断された緑をつなぐことで「緑の回廊」を回復させる計画を行っています。
マレーシア・ボルネオ島サバ州の大河「キナバタンガン川沿岸」。せめて、この川沿いは、動物のためのすみかにしましょう!という計画です。具体的に、土地の確保(取り戻す方法)は、
● 違法占拠地に対して、行政へ返還を働きかける● 使用していない土地は、所有者に行政への寄付を呼びかけたり、購入する(買い戻す)といった方法で行っています。購入した土地は「ボルネオ保全トラスト」の所有となり、野生動物のために確保されます。
サラヤだけでなく、多くの方々の募金によって確保できた土地に加え、ヤシノミ洗剤の売上1%で獲得できた土地(みなさんがヤシノミ洗剤を購入することによって取り戻した土地)によって少しずつ緑の回廊ができ、命をつないでいます。
200円の寄付で「たたみ1畳分の森」を買い戻すことができます。サラヤのヤシノミ洗剤シリーズの売上げの1%は、この支援に当てられています。みなさんのご協力を、お願いします!
東日本大震災は、東北地方太平洋沿岸を中心に甚大な被害をもたらしましたが、その後発生した、原子力発電所の事故や、電力不足問題、ガソリンなどの燃料不足問題は被災地域のみならず、私たちの暮らし…特に関東エリアの生活や経済にも大きな影響を与えています。
震災前後で、生活者の生活意識がどのように変化をしたのか?ということを調査会社「シタシオン・ジャパン」がレポートしています。それによりますと、
まず、具体的な生活習慣や意識・行動の変化について。「ガソリンが手に入らない心配があったので、無駄にガソリンを使わないようエコ運転をした。 (女性41歳)」「暖房の温度を3度低くして厚着に心がけた。また、早めに睡眠をして、朝早めに起床することで電気代を節約している。(男性56歳)」といった意見が多く寄せられています。
次に、生活者が、お買い物をする時に考える、商品に求める要素について。最も大きな変化だったのは
「積極的に社会に貢献したい」が、40.0%から69.3%に増加。買い物ひとつでも、何か今の社会のためにできることがあれば、という意識が伺えます。そのほか、「環境に配慮したものを選びたい」という答えが、52.0%から70.3%に増加、「無駄遣いせず、必要なものだけを購入したい」という意見が53.7%から72.7%に増加など大きな変化を見せています。
このように、震災をきっかけにして消費者のライフスタイルや、消費に対する意識、行動は大きな変化があったようです。
さらに、圧力鍋、メガネ、無洗米、保温ポット、自転車など、震災をきっかけに改めて注目されている商品も数多くあります。限りある資源をいかに節約し、あるいは譲り合い、その中で、私たちのくらしを維持し、豊かにできるのか??様々な商品・サービスの中から「今、私に必要なもの」を適切に選び、活用できるのか?改めて、考える必要がありますね。
「ナショナルジオグラフィック 」によりますと去年アメリカのメキシコ湾で起きた「原油流出事故」から、昨日4月20日で「まる1年」が経過しました。
メキシコ湾周辺では、「野生動物の謎の大量死」や「奇形」が確認され、専門家は事故との関連性を指摘しています。
この半年間メキシコ湾では、浜辺に打ち上げられた「イルカとウミガメ」の死骸が急増し、サンゴ礁に生息する一部の魚類には「形態異常」が確認されているそうです。
事故以前は白い砂で有名だった「フロリダ州」の「ペンサコラビーチ」は、この事故によって、油塊(油の塊=タールボール)と原油に覆われましたが、事故からおよそ7カ月後の今年2月には、肉眼で見た限りの原油が除去されました。
短期間で元の状態に戻った理由として、「穏やかな気候、原油分解能力の高いバクテリア、そして、連邦政府と産業界が連携した懸命な除去活動が実を結んだ」と専門家は語っています。
ここでも、「バクテリア」という自然の力が大きく働いています。人間が汚してしまったモノを、自然が治してくれています。ナウシカの世界みたいです。
横浜市はこのほど、204台の「リサイクル自転車」を、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県 石巻市に災害復旧救援物資として提供しました。「復興応援自転車」のステッカーが貼られたリサイクル自転車は、先週、現地に到着。今後、避難所で暮らす被災者やボランティアの足として、自動車が通行できない地域での移動や、復旧に向けた活動に役立てられることとなります。
今回提供されたのは、横浜市が放置自転車として移動や保管を行い、規定の期間内に引き取り手がいなかったもののうち、再利用可能なものを点検・整備した自転車です。こうした支援の動きは、全国の地方自治体に広がっており、被災地で復興応援自転車に乗る人たちの姿を目にする機会が増えそうです。
政府は、東京電力・福島第一原子力発電所の事故を受け、2030年までに少なくとも14基の原発の新増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を固めました。新たな基本計画は、原発重視から、太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えで、14基の原発建設計画の中断や大幅延期は避けられない情勢です。
菅直人首相は、東日本大震災の被災地復興に向け、バイオマスを活用した新たなエコタウン構想を示しました。
サラヤのヤシノミ洗剤シリーズの売上げの1%は、ボルネオの野生動物の救出活動や、動物たちの生息域を取り戻すための"緑の回廊計画"を進めている団体、「ボルネオ保全トラスト」の活動支援に当てられているのは、みなさんもご存じの通り。
この度の震災を受けて、サラヤは、「ボルネオ保全トラスト」の活動支援に当てている、ヤシノミ洗剤の売り上げ1%の一部を、震災の義援金として送ることとなりました。みなさんのご協力を、お願いします!
今シーズンも、サラヤが主催する「ボルネオ調査隊」の募集が始まりました。
「ボルネオ調査隊」とは、みなさんに実際に、マレーシア・ボルネオ島へ行っていただき、現地調査隊として普段、味わうことのできない大自然の魅力に触れていただきます。さらに、私たちの生活に欠かせない存在となっている"パーム油"が抱える問題について直接、観て、聞いて、触れて、感じていただくという企画です。
サラヤが特別に企画した"ボルネオ・オリジナルエコツアー"、「ボルネオ調査隊」に
合計8名様(ペア4組)を派遣します!
エントリーはこちらから!!!
「ナショナルジオグラフィック」からの話題です
スンダランドとは「マレー半島・東岸」から「インドシナ半島」に広がる一帯で、氷河期には広大な平野だったそうですが、今はほとんどが海底に沈んでいます。その「マレー諸島・西半分」のおよそ1万7000の島々と、ボルネオ島を含むホットスポットが、生物多様性の豊かなアジア地域の1つとして登録されました。
ホットスポットとは、生物多様性が極めて豊かな一方で、破壊の危機に直面している地域のことです。
コンサベーション・インターナショナル(CI)の報告では、この地域本来の森林は7%ほどを残すのみで、ほとんどがゴムやアブラヤシなどのプランテーションに変貌しているということ。オランウータンなど貴重な動植物は、農業や、「野生生物の闇取引」が原因で減少の一途をたどっています。谷グッちゃん、今年5月、2年ぶりにボルネオ島取材に行ってきます!レポートします!
愛媛県、 松山城山公園(まつやましろやまこうえん)で、
5月15日に開催される「ライヴ・アースまつやま2011」のチケットの販売が、始まりました。
2008年から始まり、今年で4回目を迎える「ライヴ・アースまつやま2011」。今年はUA、七尾旅人などが参加。「マーケット」の出店はおよそ70店で、地産地消や、オーガニック食材を使用した飲食店が参加します。そのほか、フェアトレードや、リサイクルなどの「雑貨エリア」や、自然をテーマにした「ワークショップ」なども開かれます。
当日は、東日本大震災の被災者に向けて「うちわ」や「蚊取り線香」などの支援物資の回収も行います。回収された物資は直接宮城県に届ける予定。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,500円、高校生以下無料です。
「東日本大震災」にともない、報道の通り、関東地区では計画停電も実行されています。東日本と西日本では周波数が異なりますが、分かち合う精神が重要です。日頃から「節電」をして、エコを心掛けてください。
Twitter上では、節電を「ヤシマ作戦」と名付けて協力する動きも広がっています。ヤシマ作戦は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場した「日本中から電力を集める!」という作戦の名前です。この、作戦の内容になぞらえ、電気を多く使う炊飯を午後6時前に済ませるピークシフトへの協力など、節電の呼びかけが拡散。賛同者が団結しています。
「節電」への協力を呼びかける『ヤシマ作戦』に続いて、今度はダチョウ倶楽部のギャグ「どうぞどうぞ」を元ネタにした『ウエシマ作戦』が広がっています!これは、買占めをせず、資源や品物を譲り合うことを呼びかける動きです。
「不安に駆り立てられて買い占めをする前に、ちょっと立ち止まって考える」ことを呼びかけるポスター『STOP PANIC BUYING』も、PDFファイルで配布されています。そんなにたくさん買っても. 食べられないよ! STOP PANIC BUYING ...
【ダウンロードはこちらから】
https://files.me.com/noritakahiro/ng5148
古くから日本の食文化に深い関わりを持つウナギですが、川と海を行き来したり、地上を這って移動するコトもできるなど、その生態は意外と知られていません。
研究者の間では、40年ほど前から、本格的に「ウナギの誕生の謎」を探る調査に力を入れていて、2005年まで、「どこの海で、どのように産卵するのか?」ということさえ、正確には把握されていませんでした。しかし、
エコなアプリケーションの話題。
急速に利用者が広がっているスマートフォンですが、iPhoneをお使いの方、多いですよね。
楽しくエコドライブすることを促進するためのiPhoneアプリ「A Glass of Water」 がリリースされています。
このアプリを起動すると、画面に水が入ったコップが表れます。
そして、iPhoneをダッシュボードや、助手席において運転を開始してください。
車が揺れると「画面に表示されたコップ」から、水がこぼれてしまいます。
ドライバーは、その水をこぼさないように運転してください。
急加速や急ブレーキを抑えた、エコドライブにつながる…というアプリです。
いま、お車を運転されている方…エコドライブ&セーフティドライブ。してますか?
2月5日(土)6日(日)の2日間。
今年も、国際協力のお祭り「ワン・ワールド・フェスティバル」が
「大阪国際交流センター」で開催されます。
開場には、「BCTジャパン」がブース出展するほか、
2月6日はボルネオの森を体感するワークショップも行います。
森や林が、どんどん伐採され、生物多様性が失われているボルネオ。
私たちの買うお菓子、化粧品、洗剤がボルネオの熱帯林を破壊しているかもしれません!
そんな中、私たちに今「なにができるのか?」ワークショップを通して、
一緒に考えてみてください!
ワークショップは、2 月6 日(日)11:30~13:30
大阪国際交流センター3F「ワンワールドフェスティバル会場」で行われます。
参加は無料です。
LOVE FLAPとサラヤが応援している「ボルネオ保全トラスト」。
みなさんが、サラヤの「ヤシノミ洗剤」を手にしていただくと、
その売り上げの1パーセントが「ボルネオ」の環境保全に役立てられていることは、
よ〜くご存じだと思います。
「ボルネオ」というと「豊かな自然」のイメージが強いですが、
実際には森林が伐採されたり、森がアブラヤシのプランテーション(大規模農場)に
変わっていくことで、野生動物たちが棲み処を追われています。
オランウータンやテングザルなどは絶滅さえ危惧されています。
そんななか、LOVE FLAPとサラヤが応援している「ボルネオ保全トラスト」は、
伐採されたり、農園になってしまって失われた、もともと熱帯雨林だった土地を買い戻し、
野生生物が行き来できる「緑の回廊」を回復させる計画などを行っています。
それを踏まえて、トラの話題です。
野生のトラは100年前は、およそ10万頭生息していましたが、現在3200頭にまで激減。
およそ97%の減少、生息地は90%減少したといわれており、まさに絶滅寸前の危機にさらされています。
その主な原因は、生息地である森林の減少。(←アブラヤシなどのプランテーションのため)
そして、「伝統的な薬」の材料として、インドや中国の業者が買い取るための密猟。
この問題を解決できなければ、次の寅年の2022年には、
野生のトラは完全に姿を消してしまう可能性もあります。
ボルネオの森と同じ状況です。
昨年11月にロシアで開催された「トラ・サミット」では、2022年までに
野生のトラの生息数を倍増させるという目標も掲げられました。どうするか?
世界自然保護基金(WWF)の発表によりますと、
アジアにおける、トラの繁殖地を連結する「生息回廊」を作ることで、
絶滅の危機に瀕している野生のトラの数を、1万頭以上にまで増やすことが可能だということ。
ボルネオの森と同じ解決策です。
トラは「その地域の自然の豊かさを象徴する野生動物」とも言われています。
トラが生きるためには、食物となる草食獣が多く生息していなければならず、
それらの動物が生きる森は、
さらに多くの動植物が息づく、まさに多様性に富んだ森に他なりません。
森林の生態系の頂点に立つトラを守ることは、その森の自然全体の豊かさと、
バランスを守ることでもあるんですね。トラの保護対策の行方にも注意したいですね。
『冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会』の中止について
明日、1月29日の釣り大会は、荒天のため中止いたします。
琵琶湖で、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が増え、問題化しているということは、よく知られています。
琵琶湖にはおよそ60種類の淡水魚が生息していて、そのうち「琵琶湖固有種」はニゴロブナ、ビワヒガイ、ビワコオオナマズを始めとした15種類が知られています。
それらは、ブラックバスやブルーギルなどの「外来魚」が住み着くようになってから減ってきていると言われます。
これは、ブラックバスやブルーギルが、古くから琵琶湖に住む「在来種の魚」を捕食したり、「在来種の魚」の食物や繁殖場所など、棲息環境を奪うことが原因です。
いずれも、生態系のバランスを崩し、二次的にも大きな影響を与える可能性があります。
外来魚が集まる琵琶湖の「彦根旧港湾」周辺で、あさって29日、
外来魚を釣り上げて駆除するイベント
「冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会」が開かれます。
今年で3回目の「釣り大会」。釣り上げた外来魚は、肥料になるそうで、
昨年は家族連れら約600人が参加、69.2キロを堆肥にしたということ。
参加者には、この外来魚を肥料にして育てた「サツマイモ」を、
焼き芋にしてプレゼントしてくれます。
29日、当日は、釣りざお500本を用意し、釣り用のエサ1人分を100円で販売。
初心者のために十数人の滋賀県の職員がアドバイスしてくれます。
参加無料で、事前申し込みも「不要」。
釣り大会は午前10時~午後1時。
旧港そばの「彦根総合運動場」で、正午までにエントリーしてください。
小学生以下は保護者同伴での参加となります。
くわしくは「滋賀県・琵琶湖レジャー対策室」まで問い合わせください。
大阪・岸和田市の「久米田池(くめだいけ)」で、国の特別天然記念物・コウノトリが確認されたそうです。
ヨーロッパでは「赤んちゃんをくちばしで運んでくる」といわれているコウノトリ。
かつてニッポンに普通に棲息してましたが、明治以後の乱獲や巣木の伐採などにより、1956年には20羽にまで減少。国の特別天然記念物に指定されました。
しかし、およそ30年後、人工繁殖に成功。さらに、そこからおよそ20年後の2005年、コウノトリを野生に復帰させるため、世界初の放鳥が行われ、実に34年ぶりに大空にコウノトリが羽ばたくことになりました。
久米田池には年間を通じてさまざまな渡り鳥が飛来するそうですが、コウノトリの目撃は初めて。このコウノトリが、どこから飛来したかも不明。「野生とすれば極めて珍しいこと。」なんだそうです。
環境変化による異常行動なのか?
着実に、野生のコウノトリが、増えているという証か? 後者であって欲しいです。
美しいゴミアートを見てみませんか?
空き缶にペットボトル、ぼろ切れ…。そんな「ゴミ」だけを、作品の素材として使っているアーティストがいます。大阪の2人組アーティスト「淀川テクニック」。
大阪市淀川区に住み、淀川の河川敷に落ちているゴミを素材に作品を造っているそうですが、30センチほどの小さなものから10メートルほどもある大作まで創ってしまうということ。
「木」という作品、素材は捨てられた金網を丸めて木にしたもの。枝にはビニールやゴム、スプーン、歯ブラシなどで構成された、カラフルなインコがとまっています。
外国の展覧会に招待されたら、現地の川などでゴミを拾い集めて、作品を造るそうです。
エコ関係のイベントにも呼ばれることも多い「淀川テクニック」ですが、
2人は特に環境問題を意識して創り始めたわけではなく、「ゴミそのものの魅力と
制作費があまりかからない」という理由でゴミを使っているということ。大阪的!
ですが、ゴミが元になっているということを考えると、「私たちの川」について、考えざるを得ませんね。
昨年は「国際生物多様性年」でしたが、今年は、国連が定めた国際森林年(the International Year of Forests) です。
ところで、みなさん「森林認証材」という木材をご存じでしょうか?
「森林認証材」とは、産地が明確で、きちんと管理された森から切られている木材です。
また、生態系を破壊するような方法で伐採することなく、絶滅のおそれがある樹も使わない…持続可能な森から採れた木材です。
「ELLE(エル)」や「25ans(ヴァンサンカン)」などの月刊誌を発行するアシェット婦人画報社は、世界的な二つの森林認証を取得。今年から、国内の出版社としては初めて、定期刊行物に認証済みの紙を使っていくそうです。
今年は「森」についても考える1年です。
トラ年が終わって今年は、ウサギ年ですが…トラのように黄色地に黒い模様の入った、「縞模様のウサギ」がいます。
“幻のウサギ”と呼ばれる『スマトラウサギ』です。
このウサギは、まだ一度も動画になったことのない、正真正銘の珍獣です。
WWFジャパンは、今年の干支にちなんで『スマトラウサギ』が住むインドネシア・スマトラ島の森を再生させるプロジェクトに取り組む…ということ。
スマトラ島は、世界でもっとも森が減り続けている場所の一つ。
ボルネオの森と同じように、すみかを追われた野生動物が、人間の集落にさまよい出てきてしまい、動物も、人間も、傷ついたり、命を落としてしまう。そんな事故が相次いでいるそうです。
苗木を調達して、5年間の手入れ費用を含め、一本の木を育てるのに必要なお金は1000円。といわれています。
このプロジェクトでは、一般の方からの寄付金をもとに植林を進めたり、違法な伐採を防ぐパトロール活動も行うということです。
新年明けましておめでとうございます。
年の初めは、私たちのパートナー。サラヤのお話。
この『SARAYA ECO FLAP』は、「生物多様性」をテーマにお送りしています。
地球の上には、たくさんの種類の生き物がいて、お互いが関係し合って命の輪を作っていくこと。「生態系」をかたちづくっているということ。それが「生物多様性」です。
私たちが、環境問題の中で「生物多様性」にスポットを当て始めたのは、サラヤさんとの出会いから…
現在...
●世界的な食糧需要の増加によって、“パーム油”の生産量が増えています。
●原産地マレーシア・ボルネオ島では、そのパーム油を搾る
アブラヤシのプランテーション(農園)拡大によって
熱帯雨林が減少し、野生の動植物への影響などさまざまな問題を引き起こしている。
…そんなお話を伺い、谷口も「ボルネオ」に行って参りました。
サラヤの「ヤシノミ洗剤」の「売り上げの1%」は、ボルネオ環境保全活動に役立てられています。
サラヤが使用する“パーム油”はごくわずかですが、パーム油に関る企業のひとつとして、この問題に目を背けることなく、できることから少しずつでも取り組んでいこうという姿勢に私たち、LOVE FLAPは共感しています。
昭和30~40年代、高度経済成長に伴う都市活動の活発化にともなって、大阪の川の水は急激に悪くなっていったといいます。
水の匂いやヘドロが社会問題となり、その改善は「水の都」大阪にとって緊急課題となりました。
こういった状況を踏まえて、サラヤのヤシノミ洗剤が生まれました。
「ヤシノミ洗剤シリーズ」は、すべて、洗った後の排水も、微生物によって生分解されて、地球にかえります。
洗っても、洗っても、安心。
さり気ないけれど大切なこと。
そんなヤシノミ洗剤が生まれたのは、1971年。
今年、fm osakaといっしょの40周年を迎えます。
今年もLOVE FLAPと一緒に、地球にいいこと、やっていきたいですね。
環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが分かりました。
生息の確認は、およそ70年ぶり。
国のレッドリストで、絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めてのことです。
クニマスはもともと、秋田県の「田沢湖」にのみ生息する固有種でした。
しかし、1940年以降、工事の際に湖に酸性の水が入り、まもなく死滅。
クニマスは地球上から姿を消したと考えられていました。
が、秋田から遠く離れた山梨県で発見されました!
クニマスの再発見の立役者は、 さかなクン(東京海洋大客員准教授)です。
今年3月、富士山に近い山梨県の富士五湖の一つ「西湖(さいこ)」で漁師さんといっしょに船に乗り、珍しい魚を見つけたさかなクン。
「どう見てもクニマスじゃないかと思うんです」、京都大学に持ち込んだそうです。
「さかなクン」。ギョギョ~!な発見です。
魚類学者でもある天皇陛下も、23日の誕生日に先立った会見で「さかなクン」の貢献をたたえられました。
2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」でした。
この年を締めくくるクロージング・イベントが、金沢市で開かれました。
ここでは、10月に名古屋で開かれた「COP10」の成果が報告されました。
議長を務めた「松本 環境大臣」は、COP10について「生物多様性は未来の子どもたちからの預かりもの。今後10年が極めて重要。人類の英知を結集し、行動を起こしていきましょう」と訴えました。
記念シンポジウムには、COP10名誉大使のMISIAも出演。
DAVID FOSTER氏とのコラボで、『生物多様性』をテーマに作詞したCOP10オフィシャルソング「LIFE IN HARMONY」を披露しました。
また「谷本 石川県知事」は、石川が、本州最後のトキ生息地だったことも挙げ、「トキが暮らせる自然環境を再生して未来に引き継ぐこと、トキが舞う豊かな『里山・里海』を取りもどすことが、人と自然の共生につながる」と訴えました。
ワイルドなのに、ちょっとコミカルな雰囲気で、世界中の人々に愛されているマウンテンゴリラ。
近年、密猟や戦争、森林破壊などによって、絶滅の危機に瀕していました。
しかし、このネガティブなトレンドに終止符を打ち、希望につながる調査結果が明らかになりました。
マウンテンゴリラの保護に取り組む「International Gorilla Conservation Programme」が、コンゴ・ウガンダ・ルワンダの三カ国にまたがるエリアを調査したところ、個体数が、前回の2003年調査に比べて25%増え、480となったことがわかりました。
個体数増につながった要因のひとつとして、環境保護団体と地域コミュニティが協力して、マウンテンゴリラの保護に取り組み続けてきたことが挙げられるそうです。
密猟などからマウンテンゴリラを守るために、地域住民によるパトロールを実施したり、また、許容できる範囲でマウンテンゴリラの生息地を観光スポットとしても活用。
地元経済を活性化させながら、マウンテンゴリラの保護にも取り組むという、ヒトとゴリラの「共生」が実を結びつつあるようです。
サラヤが支援している「ボルネオ保全トラスト」からも、オランウータンが増えたよ!とか、ゾウさんが増えたよとか、…うれしいニュースが届くのを期待したいですね。
「水都」大阪の中心部、中之島を光のイルミネーションで飾る「冬の風物詩」がみられる季節です。
12月11日(土)から12月25日(土)まで開催される「OSAKA 光のルネサンス 2010 ~水都大阪を包む光と水のハーモニー~」。
去年は、過去最高の「304万人」が来場。今年8年目を迎える「光のルネサンス」。
今年は、お馴染みの光のアーケード「中之島イルミネーションストリート」や、中之島図書館の「ウォールタペストリー」市庁舎の「スターライト・シティ・スクエア」はもちろん、中之島全域に広がる会場がスケールアップします。
「八軒家浜」では、「DREAM COME TRUE」が大阪府とコラボレーション!
イルミネーションで飾った「ドリカムツリー」が、5日から点灯しています。
サラヤも参加しています。
中央会場近くの京阪・中之島新線「大江橋」駅地下1階コンコース([6]番出入口)に「ビジネスと生物多様性イニシアティヴ」のパネル展示を行います。
サラヤの展示は期間中・毎日17時~21時まで。是非、足を運んでみてください。
今年も12/22の「冬至」の夜、 8時から10時までの2時間 は、「明かりを消して、スローな夜を」をテーマに、全国各地で「キャンドルナイト」のイベントが行われます。
大阪では、一足早く、今夜と、来週の木曜日の夜に「100万人のキャンドルナイト @ OSAKA」が開催されます。
今夜は茶屋町。来週は西梅田周辺の、歩道がキャンドルアートでライトアップされます。
12月9日(木)は、夜6時から10時まで。西梅田エリアに「あの」CANDLE JUNEが降臨!!!
西梅田公園の空間そのものをアートにする「インスタレーション」「CANDLE HARMONY」を、空間演出家でアーティストで、涼子の旦那のCandle JUNEが制作します。
そして、今夜と来週、20:00~22:00 の2時間は、「UMEDA LIGHT OFF」
多くの周辺施設の協力で電気をオフ、
梅田の街で、「やさしい」夜が体験できます。
いつもの2時間とは
ぜんぜん違う。
これまで見えてこなかったものが
見えてくる あたたかな暗闇。
みなさんも体験してみてください。
日本時間で、12月3日の朝4時(明日の早朝)から、NASAが、地球外生命体に関する記者会見を行うと発表しています。
地球外生物の存在と証拠についての議論、そして、地球外生物学の起源と進化、宇宙での生活に関する研究について、何らかの発表があるようです。
記者会見の模様はNASAのWebサイトで、ライブ中継されます。
宇宙人? UFO?
ある、学者さんは、
土星の第6衛星「タイタン」にヒ素を発見し、ヒ素で光合成するバクテリアみたいな存在を発見したのではないか。と予想しています。もちろん、この予想とは全く違うものかもしれません。ひょっとしたら、NASAはすでに宇宙人と接触している!というような発表かも!
地球外生命体…わくわくしますね。
アメリカ・カリフォルニア大学サンタクルズ校などの天文学者グループが、地球に似た惑星を発見したと発表しました。
この惑星は、地球からおよそ20光年離れた小さな恒星「グリーズ581」の近くにあり、大きさは、地球とほぼ同じです。
生命が生まれる条件として大気の存在と水の存在が必要不可欠ですが、今回発見された惑星は、恒星「グリーズ581」からの距離がほどよく、水が液体の状態で存在する可能性が高いとみられています。
また、惑星の質量は地球の3~4倍、その重力は地球と同等以上はあるとみられ、大気を保持する条件も揃っていることになります。
もしも宇宙船が光の速さに近い速度で進むことが出来れば20.3年で到着できます。
ですが盛り上がるにはまだ早いです。
住むのに適しているポテンシャルを秘めているというのは、この惑星が液体水と大気で生命を維持することができるというだけで、単純に私たちがそこに行って繁栄できるという意味にはならないんですね..。
白鳥公園の「エキスポゾーン」では、「生物多様性交流フェア」が開かれています。
国内外の政府や自治体、国際機関、NGO/NPO、学術、企業などの200を超える多岐にわたる出展者が、
生物多様性に関する課題や取組、アイデアなどを持ち寄り発信しています。
最もセンスの良かった「JAXA|宇宙航空研究開発機構」。
残念賞は...環境省のブース!
折り紙の動物を使った会場の装飾です!
朝10時ですが、大勢の人が集まっています!
10月17日に「Nature Geoscience」誌のオンライン版で発表された研究ですが
世界中で地表の風速が下がっているそうです。
北半球の中緯度に位置するアメリカ、中国、ロシアなどの国では、
地表の年間平均風速が、15%以上低下していることがわかりました。
原因は意外にも、ビルの建設ラッシュではなく、樹木の増加と見られています。
「もし上空の風速まで低下していたら、大気汚染物質、
さらには植物の「種(たね)」の飛散に影響が及ぶ可能性がある」とのこと。
風も大切な「環境の要素」です。
生態系の保全を目指した「生物多様性条約会議」 (COP10「国連 地球生きもの会議」)。
18日(月)から、本会議がスタート開幕しました。
「松本 環境大臣」が議長つとめ、生態系を守るための世界目標「名古屋ターゲット」と、
食品の元となる動植物・微生物の利用についてのルールを定める「名古屋議定書」の採択を目指します。
「自然と共存、合意目指す」 COP10が名古屋市で開幕(産経新聞)
ただ、会議場で、「ごみ箱」が各国の参加者を“悩ませて”いるそうです。
計11種類の「分別ゴミ箱」があって、英語とイラストで説明されているそうで…。
たとえば、お弁当なら、残飯と割りばしは可燃ゴミ、容器はプラスチックゴミ、はし袋は「紙容器類」
などと分けるのが正解!
ドイツや北欧諸国など、分別収集に積極的な国のスタッフは「NO PROBREM」「OK」なんですが、
参加者の多くは慣れないようで、ごみ箱を前に考え込む姿もあるそうです。
サンケイWEBによりますと…
ベルギーの男性は、プラスチックのコップを片手に、ごみ箱の前をいったりきたり。
「いいシステムだけど慣れるまでが大変」と苦笑いしていたということです。
省エネ家電を購入することで受け取る「エコポイント制度」。
12月から与えられるポイント数が、現行の半分前後に減らされることが 発表されました。
経済産業省の説明に寄りますと
「対象製品の「販売」が想定を上回る好調で、予算が底を突く可能性が出てきた」ということ。
フランス料理を食べるとき、ミネラルウォーター以外に、
ガス入りの水・炭酸水をオーダーする方もいると思いますが
「ボトル入り飲料水」の世界8位の消費国・ フランスのパリ市内にある「ルイイー公園」に、
市民が、無料で炭酸水を飲める『水飲み場』が登場しました。
この炭酸水。
フランスの公営水道会社「オー・ド・パリ」が、通常の水道水に炭酸ガスを混ぜて作り、冷やしたもの。
水道水のイメージをよくすることと、ボトル入り飲料水への依存度を減らすことを 目的としています。
愛媛県では「愛媛県では、水道の蛇口のうえには、ひねるところが3つあって、
青は水、赤はお湯、オレンジはポンジュースが出る」という嘘ネタがありますが...
松山空港のロビーに、
期間限定で「ポンジュースの出る蛇口」を設置されたこともあるそうです。
COP10が回されている「名古屋国際会議場」に隣接した会場では
『生物多様性交流フェア』も始まりました。
この交流フェアは、日本の取り組みを世界に発信しようというもので、
日本政府や自治体、市民団体、企業が約200ものブースを出展しています。
もちろん、サラヤも出展しています。
また、サラヤは 10月25日(月)に 生物多様性交流フェア・COP10フォーラム
「ボルネオ緑の回廊」~企業・動物園・市民ができる生物多様性保全~を開催します。
この模様は、番組スタッフが取材して、このコーナーでお伝えする予定です。
この生物多様性交流フェアは、COP10が終了する10月29日(金)まで開催されています。
生態系の保全を目指した「生物多様性条約会議」 (COP10「国連 地球生きもの会議」)が、
11日(月)から3週間の日程で、名古屋市で開幕しました。
最初の5日間は、まず「補償ルール協議」というモノが行われています。
「遺伝子組み換え生物」を外国に輸出(流出)した場合...、
輸入国で、その「遺伝子組み換え生物」が、生態系や人の健康に被害をもたらしたしたりすると、
輸出した国の政府が、責任を持って「事業者を特定」して「原状回復」を求めることや、
業者が求めに応じなかった場合には、国の政府が、責任を持って、
「原状回復」にかかった費用を事業者から回収することが決まりました。
18日からは「生態系を守るための世界目標などを話し合う」国際交渉が始まります。
一般のみなさんを対象に、SARAYAが募集した 第4回「ボルネオ調査隊」オリジナル エコツアー。
先週(水)から、ペア4組・合計8名が「調査隊」としてマレーシア・ボルネオ島へ行ってきてくれました。
その模様は、ヤシノミ洗剤のtwitterで実況されていたので、ご覧になった方も多いと思います。
その実況twitterを追っかけてみました。
●一行は、マレーシアの「コタキナバル」を経て、「サンダカン」へ
サンダカンは、木を切り、丸太を世界に輸出した初めての町。
エコツーリズムの拠点にもなっている場所。
●翌朝、朝の4時40分。 ジャングルへ...。
●今まで鳴いていた両生類中心の声。 夜がだんだん明けると同時に鳥の鳴き声が聴こえてきます。
●鳥の鳴き声に加えて、 哺乳類動物、手長ザルの鳴き声が聴こえてきます。
●博士の話によると、全ての生きものが自分たちだけの周波数(鳴き声の)を持ち、
すみ分けを行っています。人間のように総周波数をもつ生きものは実は珍しいそうです。
●セピロク オランウータンリハビリセンター。1964年に設立され、サバ州野生生物局が運営している。
つまり、設立時期からアブラヤシ農園による問題が起こっている。
●アブラヤシ農園の拡大によって住処を失い、親が殺されて孤児になったオランウータンを保護、
リハビリさせた後、森に返しています。
●サバ州最大の川、キナバタンガン河の川下り! 野生動物を探しながら、BCTの活動を視察しに行く。
オランウータンの命をつなぐ、消防ホースの吊り橋を視察! BCTの活動のひとつ。
●ヤシノミ洗剤の売上1%で支援しているBCTを通じて獲得した土地。 緑の回廊も見学。
●翌朝、モーニングクルーズに向かう! ボルネオの朝は、霧がかって幻想的。 そして涼しい。
●オランウータン親子を発見した。
●アブラヤシ農園に到着。
●アブラヤシの実が、パーム油として作られる工程を説明してもらう。
●ロカウィワイルドライフパークに到着☆
●親を亡くし、アブラヤシ農園で見つかった心の傷ついたボルネオゾウ。
みなさんも、ぜひフォローしてください。
ヤシノミ洗剤 twitter (yashinomijp)
国立環境研究所や海洋研究開発機構のチームの分析によりますと、
日本海の深海域が将来、無酸素状態になる可能性があることが分かったそうです。
深海に酸素をもたらす「表層水(表の層の水)」が、冬の海水温上昇で十分冷やされず、
「重くならずに」深い部分まで達しないためと考えられています。
日本海の海水温は、過去100年間で1.3~1.7度上昇。
このペースで温暖化が進めば、日本海の循環が停滞し、
約100年後には日本海の海底付近が無酸素状態の「死の海」になる恐れもあるとして、
チームは詳細な調査に乗り出しました。
今年10月11日から名古屋で開かれる、COP10は、
「国連地球生きもの会議」と、わかりやすく愛称がつけられました。
国連では今年を「国際生物多様性年」と定め、
動植物の絶滅に代表される、人間活動による生物多様性の減少に歯止めをかけるよう、
各国に取り組み強化を呼び掛けています。
ただ、世界193の国・地域が参加、8千人を超える政府関係者やNGOが集まる大きな会議なのに、
いまひとつ認知度が低い!!ということで、5日前に開催された、シンポジウムでは、
COP10に、「インディ・ジョーンズ」や「スターウォーズ」などで知られる、
ハリソン・フォードさんが、生きもの会議の期間中、名古屋を訪れることが発表されました。
環境NGOの理事を務め、環境保護の大切さを訴えてきたハリソンさん。
生きもの会議では、高い知名度を生かし、生物多様性の保全の大切さをアピールする予定です。
環境への危機意識の度合いを、目に見える時計の針で表現した「環境危機時計」。
今年は昨年より3分戻って9時19分となり、2年続けて危機感が弱まったことがわかりました。
環境が最悪の状態となる時刻を12時とすると、9時台は「極めて不安」な状態。
それでも針が後退した背景には、気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)や、
今年10月11日から名古屋で開かれる、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)への
期待感があるとみられています。
一方、日本については9時9分と昨年より1分針が進み、環境への危機意識の度合いは高まっています。
2004年から、ボルネオの環境保全活動に取り組んでいるサラヤですが、
今年から、売上の一部を「ユニセフの手洗い普及活動」に寄付し、
3ヵ年でアフリカ・ウガンダで100万人以上の住民の方々に、
正しい手洗いを伝えることで「子どもたちの命を守ること」を目標とした活動を開始しました。
9月1日にスタートしたのが、 サラヤの「100万人のつぶやき募金」。
あなたのtwitterに、ハッシュタグ「#tearai」 をつけて、「手洗いについてつぶやく」と、
1ツイートにつき1円が、ウガンダでの「ユニセフの手洗い普及活動」に寄付されます。
*10月15日は、世界手洗いの日
*2008年にユニセフやさまざまな団体がいっしょになって定めた日です。
*世界には、正しい手洗いを知らないために、病気にかかり、
命を落としているたくさんの子どもたちがいます。
日本列島はきのう、5日も高気圧に覆われ、関西地方を中心に記録的な猛暑となりました。
京都府・京田辺市では39.9度と、全国のなかでの今年最高気温となったほか、
9月の国内最高気温も10年ぶりに更新しました。
気象庁によりますと、この夏(6~8月)の全国の平均気温は平年より1.64度高く、
1898(明治31)年の統計開始以来、113年のうちで最高だったと発表。
「30年に1回の異常気象」と指摘しています。
マレーシアのボルネオ島で、成長しても豆粒ほどの大きさにしかならない新種のカエルが発見されました。
この新種のカエルは、成体のオスで体長10.6~12.8mm。
アジア・アフリカ・ヨーロッパで発見されたカエルとしては最小とのことです。
自然保護団体「WWFジャパン」が行った調査に寄りますと
世界中の人が、今の日本人と同じ暮らしをした場合、地球が2.3個分必要になるということ。
報告書では、日本人は、国土が本来供給できる量に比べ、7倍近い自然資源を利用していると指摘。
「過度に輸入に依存する食生活を見直し、廃棄される食料や、CO2の排出量を減らして、
環境負荷を下げる努力をすべきだ」としています。
インドネシア海で、海水の表面温度が急上昇。
今年の5月には「長期平均気温」を4℃上回る34℃を記録したそうです。
その結果、広範囲にわたって、サンゴの白化が進んでいることが、明らかにされました。
サンゴの白化とは、サンゴの組織内に生息する「藻」が
何らかの環境的要因によって追い出された時に起きる現象で、
海水の温度変化などが「サンゴ」へ「ストレス」を与えている証拠とも言われています。
白化は回復することもありますが、そのまま進むと死んでしまうことも。
調査の結果、60%以上のサンゴが白化していることを観測し、
世界でも有数の生物多様性を誇るサンゴ礁の白化は今後も進むと予測されています。
電気事業連合会によると、全国の電力会社10社が今年7月に一般家庭に対して販売した電力量は
およそ225億8000万キロワットアワーで、去年に比べて6.1%の増加。
7月分の販売量としては過去最高です。
梅雨明け後に真夏日が続き、エアコンなどの使用量が急激に高まったためだということです。
TOKIO出演している「ザ!鉄腕!DASH」
この中で、東京湾の海岸再生に取り組んむ「DASH海岸」という企画がありますが、
自然環境の再生に関する取り組みを評価されて、このたび国交省から「海の日表彰」を受けました。
この番組では、去年4月、ヘドロだらけだった「渚の再生」に着手。
大量の砂をまいて干潟を造り、アサリや、ヤドカリ、エビ、クサフグなどが住むまでに浄化させました。
また海苔の養殖にも成功!
「DASH村」で取れたお米と、海苔で“番組内・地産地消おにぎり”も作って食べたそうです。
旭山動物園のDVD最新作がリリースされました。
今年・春に谷口もおじゃました北海道の「旭山動物園」。
この「旭山動物園」の、普段はなかなか見られない裏側の映像が収録されたDVD
「旭山動物園のすべて2~人気の動物達から知られざる裏側まで~」。
取材期間は、なんと2000日。
ほっきょくぐま、ぺんぎん、あざらしなど人気の動物たちはもちろん、
去年オープンの「レッサーパンダの吊り橋」や「てながざる館」など最新の施設もカバーしています。
全国から毎年200万人以上が訪れる「旭山動物園」。この夏・足を運ばれる方も多いかもしれませんね。
行く前に見るか?行ってからみるか?
夏休みのお子様にもお勧めなイベントです!
扇町にある、 遊んで学べる子どものための博物館「キッズプラザ大阪」では、現在
『アジアでいちばんおっきい熱帯雨林/ボルネオの森のなかまたち』が開催されています。
この展示会では、ボルネオの森に住む「オランウータン」や「テングザル」を写真や映像で紹介。
中でも、8月22日(日)の1時からは、ボルネオ保全トラストスタッフが
森と動物たちの関わりについてやさしくお話ししてくれる、ワークショップも行われます。
参加は無料です。
『アジアでいちばんおっきい熱帯雨林/ボルネオの森のなかまたち』
開催期間は8月31日(火)まで。開催日時・休館日などくわしくは、「キッズプラザ大阪」のwebサイトをご覧ください。
ブラジルで開かれている「ユネスコ」の世界遺産委員会は28日、南米エクアドル領のガラパゴス諸島を「危機遺産リスト」から外す、と発表しました。
ガラパゴス諸島は南米大陸から、およそ1,000キロ離れた太平洋上に位置し、ガラパゴスゾウガメなど固有の動物が数多く生息することで知られています。しかし、近年、観光客や住民の増加や、外来種の流入で独自の生態系が失われる危機に直面。
2007年(3年前)に危機遺産リストに登録されていました。
しかし、その後、エクアドル政府が島への移住を制限したり、太陽光発電の取り組みなど環境保護策を進め、このたび、ユネスコは「危機は脱した」と判断。「危機遺産リスト」から外されました。やればできる
天満橋にある「帝国ホテル大阪」では現在、世界的動物写真家・岩合光昭さんの写真展「森の人 オランウータン:密林のきらめき」が開催されています。
「帝国ホテル大阪」は、屋上緑化や、イベント時のグリーン電力システムの利用、水のリサイクルなど環境問題への継続的な取り組みを行っていますが、今回のこの企画は「絶滅の危機にさらされているオランウータンの現状から、地球にすむさまざまな生き物の命のつながりである『生物多様性』について、親子で考える機会を提供したい」と企画されました。 カメラマンの岩合光昭さんは「オランウータンは地球にわずかに残された森の象徴です。オランウータンが暮らせる森が、いつまでも残ってくれることを心から願っています。この写真展を通して、一人でも多くの人が、この美しい『密林のきらめき』に気付いてくれることを期待しています」と語っています。
写真展は8月15日まで。鑑賞は無料です。
さらに、「帝国ホテル大阪」では、8月15日に特別チャリティー企画「親子で学ぶ命のつながり-オランウータンのすむ森から-」を開催。WWFジャパン顧問で、環境省いきもの応援団でもある「さかなクン」がオランウータンのすむ森と、海の生き物の命のつながりを例に、「生物多様性」について、イラストを描きながらわかりやすく伝えてくれます。
先週は、奥華子ちゃんのデビュー5周年記念ライブ「奥華子デビュー5周年ありがとう!弾き語り~帰ってきたよ!大阪城野音」が行われました。1727人が集まり、チケットは完売。快晴の野音で全20曲を披露してくれました。FM OSAKAのリスナーさんと一緒に作った「野音の歌」も!
この会場では、奥華子ちゃんと、SARAYAがコラボレーションした、
ヤシノミ洗剤のオリジナルデザインボトルが500本限定販売されました!交通事情により、開演前に商品が届かないというハプニングがありましたが、予約券を求めるみなさんの長蛇の列が出来ました!
終演後、谷口も販売ブースに参加。そして500本完売しました。このボトルの売り上げは、SARAYAさんのご厚意で「全額」、ボルネオ保全トラストジャパンに寄付することになりました。事前に、整理券を配布しての販売だったため、手に入れられなかったかたもいらっしゃいました。ごめんなさい。いま、なんとかして、追加生産できないか交渉しています。
奥華子さんとSARAYAがコラボレーションして、ヤシノミ洗剤のオリジナルデザインボトルを制作します!
このオリジナルデザインボトルは、今日、7月19日(月・祝)
16:00〜大阪城野音で行われる
奥華子「デビュー5周年の記念ライブ」の会場で限定販売されます。
当日券も15:15〜発売決定!!!
このボトルの売り上げは全額、ボルネオ保全トラストジャパンに寄付されます。
200円の寄付で「たたみ1畳分の森」が購入できます。
みなさんもぜひライブ会場でオリジナルデザインボトルを手に入れて、
ボルネオの野生動物と熱帯雨林保護にご協力ください!
ジャック・ジョンソンが、ニュー・アルバム『トゥ・ザ・シー』のリリースを記念して、
ロサンゼルスのサンタモニカでフリー・コンサートを開催しました。
このコンサートは、環境保護活動を行なっているNPO団体『Heal The Bay』の支援も兼ねたもので、
チケットは、ライブの2日前、サンタモニカ・ビーチで2時間の清掃奉仕活動を行なった人、
3000人に無料配布され、およそ75分間のコンサートを行なったそうです。
7月7日に大川 天満橋エリアで開催されるイベントがあります。
「平成OSAKA天の川伝説 2010」。
大川に、人々の願いごとを込めたLEDの光の球「いのり星」2万個を放流して天の川を出現させるイベントです。
参加は、先着で1口1,000円。「いのり星」2個分の権利を購入し、短冊2枚に願い事を書くと、光る「天の川ピンバッジ」がもらえます。願い事を書いた短冊は、「船の模型」に乗せて川に放流されます。
※放流した「いのり星」は、完全回収され、使用できるものは来年に再利用されます
※「天の川短冊」は、は「レイクパピルス」を使用。1枚で約54リットルの琵琶湖の水が浄化されます。
電子決済や、郵便振り込みでも申し込みが出来て、受け付けは7月5日まで。
ECO FLAPのページにリンクが張ってあります。
「いのり星」は、7月7日、夜7時頃から9時頃まで放流予定。
大阪市は、来週の七夕の夜、ビルや広告塔などのライトアップ施設や、
屋内照明の消灯を呼び掛けるライトダウンイベント
「おおさかライトダウン~あかりを消して考えてみませんか?地球のこと~」を開催します。
この取り組みは、ライトアップ施設を消灯することで、夜の明るさに慣れた皆さんに、
普段いかに照明を使用しているかを実感していただき、地球温暖化について意識を高めたり、
省エネやCO2削減の必要性について考えていただくことを目的として行われます。
当日は、夜8時から、市内500カ所以上でライトダウンされます。
また、7月7日(水)午後7時~、中之島水上劇場(中央公会堂南側)では、
「中西圭三さん」による自身が取り組む環境活動などについてのトーク&
アコースティック・ライブも行われます。
5月に「ボルネオ調査隊」として、マレーシア・ボルネオ島に行った『相川七瀬』さん!
ボルネオ島の雄大な自然や、動物達の姿、そして、「私達の生活を維持するために」犠牲になっている熱帯雨林の姿、動物達について。。。
谷口キヨコ×相川七瀬の対談を交えながら、55分間特別番組放送します。
サラヤ ECO FLAP SUNDAY SPECIAL
放送日時:6月27日(日)22:00START
出演:谷口キヨコ
相川七瀬
番組を聴いての感想、メッセージお待ちしています。
メッセージはこちらから>>
先週は、奥華子ちゃんがヤシノミ洗剤の「 奥華子デザインボトル」の制作を発表してくれました。
もちろん、売り上げの一部は「ボルネオ保全トラスト」に寄付されます。
7/19(祝)、大阪城野音での奥華子ワンマンライブ会場で、限定販売予定です。
そして、もうひとり、「ECO FLAP」にコラボしてくれたアーティストは相川七瀬さん。
一般のみなさんを対象に、SARAYAが募集している第4回・「ボルネオ調査隊」オリジナル エコツアー。
このツアーに先駆けて、 相川七瀬さんがボルネオに行ってきてくれました。
この模様は、ヤシノミ洗剤のtwitter「yashinomijp」でもご覧になれますが...
そのときの模様を今月27日(日)1時間のサンデースペシャルとして放送します。
もちろんお相手は、谷口キヨコです。
2007年5月に大阪城野音で行った無料ライブでは、LOVE FLAPとコラボレーションした
「ガービッジバッグ(ゴミ袋)」の配布に協力してくれた奥華子ちゃん。
そんな華ちゃんとLOVE FLAPが再びコラボ。
更に今回は「ECO FLAP」でもお馴染みのSARAYAとコラボレーションして、
ヤシノミ洗剤のオリジナルデザインボトルを制作します!
売り上げの一部を「ボルネオ保全トラスト」に寄付する予定!
詳細が決定次第、ECO FLAPのコーナーでお伝えします。
「ボルネオ調査隊」オリジナル エコツアー。みなさんも参加して、ボルネオの魅力を、たくさんの方に伝えてください!
実施日は、9月22日(水)〜9月26日(日) エントリーは7月31日〆切です。
「ボルネオ調査隊」に先駆けて、今月末から、相川七瀬さんが「ボルネオ取材」に行くことが決定!!!!
LOVE FLAPスタッフも同行して、現地の模様を、画像と音とともにTWITTERでリアルタイム発信していく予定。
こちらもお楽しみに!
サラヤの「ヤシノミ洗剤」の「売り上げの1%」は、ボルネオの森の再生や、オランウータン、ボルネオゾウの保護などの環境保全活動に役立てられています。去年は、谷口も「ボルネオ」まで、取材に行かせて頂いて考えさせられることがたくさんありました。
みなさんも、一度「ボルネオ」の大自然の魅力に触れるとともに、私たちの生活に欠かせない存在となっている“パーム油”が抱える問題について直接観て、聞いて、触れて、感じてみませんか?
いま、SARAYAのウェブサイトでは、第4回・「ボルネオ調査隊」オリジナル エコツアーのエントリー受付が始まっています。これは、ペア4組・合計8名を、サラヤの「調査隊」としてマレーシア・ボルネオ島へ行って頂くツアーです。
実施日は、9月22日(水)〜9月26日(日)
●ボルネオの自然を満喫できるジャングルクルーズ を行ったり
●貴重なボルネオの動物を視察したり、
●アブラヤシのプランテーション&製油工場を視察する、4泊5日の行程。
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調査隊のエントリー条件は…
(1)20歳以上の男女であること。
(保護者同伴の場合は、16歳以上で応募可)
(2)「9月22日(水)~9月26日(日)」の日程で参加いただける方。
※航空券代金・宿泊・現地滞在中の食事・送迎費・アクティビティ費 等は、
ツアーが全額負担します。
※関西空港 発着。
ただし、“国内の交通費”につきましては、個人でご負担ください。
(3)ツアーから帰国後、簡単な「報告書(感想)」を提出いただき、サイトでの公開、
及びサラヤの環境教育資料にご使用させていただける方。
エントリーは7月31日〆切です。
ボルネオ島のトピックス。
世界自然保護基金(WWF)は、ボルネオ島で過去3年間に見つかった新種の生物などのリストを発表しました。その結果、新たに植物67種、無脊椎(むせきつい)動物29種、魚17種など合計123種が発見されたそうです。
たとえば…「恋のヤリ」を突き刺すナメクジは…尾の長さが頭部の3倍もある珍種で。生殖器に付いた「恋の矢」と書いて「恋矢(れんし)」という器官を相手に突き刺し、ホルモンを注入するそうです。このキューピッドのような習性は繁殖の成功率を上げるためとみられており、「忍者ナメクジ」という異名が付いています。
そのほかには、世界で唯一の「肺を持たないカエル」や、樹木から樹木へ最大15メートルも滑空することができる「トビガエル」も発見されています。谷口は、「世界最小のカエル」を見ましたよ!(ECO FLAP のボルネオレポート参照)
さらには、全長56.7センチの世界最長の昆虫、ナナフシも発見されてます。「チャンズ・メガスティック(チャンの巨大な枝)」と命名されたこのナナフシ。これまで見つかったのは3個体だけで、詳しい生態は依然わかっていないそうです。
ボルネオ島では、伐採やヤシ油の原料になるアブラヤシの植林により、原生林が失われつつあります。WWFとボルネオ島は3年前に、今回の調査対象の熱帯雨林22万平方キロを「ハート・オブ・ボルネオ」と名付け、保全することで合意。それ以後、この地域では、毎月平均3種のペースで新種が発見されているそうです。
企業のエコ活動!
4月よりスタートしました毎週月曜日OA「BRITA SMART LIFE」でおなじみのポット型浄水器BRITA。もうご存じですよね。そのBRITA Japanが2007年5月よりすすめているのが環境保全活動「グリーンプロジェクト」。
FM OSAKAスタッフが参加してきたので、レポートします。
BRITA Japanでは、水を通じた社会貢献をこころざし、環境保全活動「グリーンプロジェクト」を進めています。
もともとはBRITAさんの社員有志によりスタートした、「おいしい水」をつくるための植樹活動の一貫で、自然環境において「山を守り、森を育てる」ということは、そのまま「水を守り、生活を守る」ことに繋がるとの考えからはじまりました。
具体的には2007年5月より富士山の2合目にて「植樹活動」を開始。ここは普段は入ることのできない国有林なんだそうですよ。
植樹地は、台風による倒木の被害を受けた約4.41haの土地。2008年5月にブナ、ミズナラ、カエデなど約200~250本を植樹。さらに2008年9月にヒメシャラ約40本を植樹しました。
そして先日、4月18日(日)にはNPO法人「ドングリの会」様と協働し、29名様のBRITA Clubメンバーの方々と一緒に富士山麓での植樹活動を今年も行いました。
今年はまれにみる天候不順。当日までは雪などの天候が心配されましたが、恵まれた気候の中、子供から大人の方まで、楽しく植樹を実施しました。
初めて植樹活動をされる方は、「こんなところで?!」と驚くほど、植樹地は枯れた草やススキ(高さは2メートル以上)が生茂っています。そして鹿などの動物もたくさん生息しています。
広大な富士山のふもとでまずは幹巻き(みきまき)にも挑戦。せっかく植樹をしても多くの苗木が鹿やウサギに根元を食べられてしまい、大きく育たないのだそうです。それを防ぐために、根元から目線の高さまでぐらいに、麻のテープをぐるぐると巻いていきます。
そして下準備を整えたら、植樹を開始。しっかりと植えるためにも深めに穴を掘り最後にまわりの枯れ草をかけて完成です。皆さん汗をかきながらせっせっと苗木を植えました。
余談ですがお昼にはカレーとおいしいスープ、そしてもちろんBRITAで入れた紅茶が用意されており、参加者の皆さんも大自然の中でほっと一息ついていました。
そして時間が押している中、急いで午後の作業に突入。
午後は麻のテープではなく周りにはえているすすきを刈り束ねたものを苗木に巻きつけるというさらに自然にやさしい作業も実施しました。
今回はNPO法人「ドングリの会」の協力のもと、30本以上の苗木を植樹。
BRITA Japanが植樹活動を実施している敷地は、空から見るとちょうどハートのような形をしています。このグリーンプロジェクトでは、当日植樹に参加できない方にも、プロジェクト自体に関わっていただけるように、皆様から寄せられたお家での様々なエコアイディア10コを1本の苗木に換算。たくさんのアイデアが寄せられ、植樹本数が24本となりました。その24本の苗木も今回も植樹しました。
みんなからのエコアイディアの一つ一つが緑のハートを作る苗木となって育っていくなんて素敵ですね。
BRITA Japanでは、今後も植樹活動を続けて、緑のハートを作っていくそうですよ。
今年の植樹は終了しましたが、ご興味のある方はホームページ
www.brita.co.jpから、brita caféの中にグリーンプロジェクトのページがあるので見てみてくださいね。
ECOなイベントap bank fes’2010。
今年は7月17日〜19日の3日間にわたって開催されますが、その発起人である小林武史さんと櫻井和寿さんが中心となって結成された、Bank Bandが2年半ぶりにニュー・アルバムをリリースします!
アルバムタイトルは「沿志奏逢 3」。
収録曲は「緑の街」(小田和正)、「ステップ!」(RCサクセション)など全10曲。櫻井さんがこのアルバムのために選んだ「若者のすべて」(フジファブリック)、「有心論」(RADWIMPS)、「ハートビート」(GOING UNDER GROUND)などのカバー曲や、昨年のap fesでも披露されたBank Band4曲目のオリジナル楽曲「奏逢〜Bank Band のテーマ〜」も収められることとなりました。
「エコ・トピックス」をまとめて。
世界の森、失われるスピードが減速しています。
「世界森林資源アセスメント2010」によりますと2000年代に世界で消失した森林面積は東京都の約24倍の年間520万ヘクタールだったことが、国連食糧農業機関のまとめで分かりました。
90年代には、農地への転換や火災などで毎年1600万ヘクタールのペースで「世界の森」が減少していましたが、2000年代は年間約1300万ヘクタールに鈍化しました。
さらに中国などで植林が進み、森林が年間700万ヘクタール以上増え、増加分を差し引くと、2000年代に、世界で消失した森林の面積は、年間520万ヘクタールで、1990年代の830万ヘクタールに比べると消失面積が減っています。一方で、南米やアフリカでは過去最悪の「森の消失率」を記録しているということ。
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ゴリラも守ろう!
以前、「ゴリラ10年後絶滅か。密猟や違法伐採(いほうばっさい)深刻」という、ニュースをお伝えしました。
パソコンや携帯電話などに使われる鉱物が、アフリカのコンゴなどで違法に採掘されている。そこで、ゴリラの生息地の破壊が深刻化して、絶滅の危機にある!というニュースでした。
今月22日は、アースデイ(地球の日)。1970年、アメリカのネルソン上院議員が、4月22日を"地球の日"であると宣言、アースデイが誕生しました。今年で40周年です。
毎年、Earth Dayの期間には、世界各地で持続可能な社会を表現する、イベントやアクションが行われています。
「アースデイ東京」は、市民による日本最大級の地球フェスティバルで、
今年は、4月17日、18日代々木公園を中心に開催されます。ここでおもしろい団体を発見。
ケータイゴリラ ~ゴリラを守れ!携帯電話回収キャンペーン~
あまり知られていない、「ケータイ」と「ゴリラ」の意外な関係。さきほどもお話ししましたが、携帯電話に使用する金属を採掘するために、ゴリラが危険に脅かされています。
不要になった携帯電話を業者に買い取ってもらうことにより、得られる売却益を、全額ゴリラの保護に取り組む団体に寄付することで、生き残っているゴリラを守ろうという活動団体が「ケータイゴリラ」なんだそうです。
使用済みの携帯電話、あなたの家に眠っていませんか?様々なイベントに参加しているようですから「ケータイゴリラ」ブースを見かけたら参加してみてください。
今日は、昨日からスタートしている「落語家と行く なにわ探検クルーズ 桜スペシャルクルーズ!」をご紹介します。
これは、なんばの湊町リバープレイスから出航して、
上方の若手落語家さんのガイドで大阪市内の川をおよそ90分かけて巡る遊覧船です。
取材した3/21は、桂ちょうばさんがナビゲートしてくださいました。
桂ちょうばさんは、2009年 「咲くやこの花賞」を受賞した、前途有望な若手の噺家さん。
大阪の歴史や、古典落語に登場するコース内の見所を、
ちょうばさんが面白おかしく解説してくれました。
↑うどんの食べ方指南
「落語家と行く なにわ探検クルーズ」湊町リバープレイス発の便は、12:00,14:00,16:00,19:00の一日4便あります。私たちスタッフは、湊町リバープレイスをでて、道頓堀川水門、京セラドーム大阪、中之島、大阪市中央公会堂、東横堀川水門、道頓堀、をめぐって湊町リバープレイスにつく便に乗ったんですが、とっても快適に「水都・大阪」をめぐることが出来ました。夕方、スタートする便に乗ると、天満橋のあたりで夕暮れになり、桜がとってもきれいに見られます。
夜の、道頓堀川もすてきです。
昭和30~40年代、高度経済成長に伴う都市活動の活発化にともなって、大阪の川の水は急激に悪くなっていったといいます。水の匂いやヘドロが社会問題となり、その改善は「水の都」大阪にとって緊急課題となりました。
こういった状況を踏まえて、サラヤのヤシノミ洗剤が生まれました。(1971年)
大阪市では、昭和48年「クリーンウォータープラン」を作り、下水道整備や工場排水規制による河川に入る前の段階での水質改善のほか、水面清掃など様々な水質浄化事業を行い、水質は大幅に改善されました。道頓堀川の水質は、最も汚れのひどかった昭和40年代中頃と較べると、平成15年には1/10程度にまで下がり、水質は大きく改善されています。
2/6〜7にかけて行われた「ワン・ワールド・フェスティバル」
環境破壊問題をはじめとする、様々な国際問題を解決するための関西最大の国際協力イベント!それが「ワン・ワールド・フェスティバル」です。
ボルネオ取材でお世話になった「ボルネオ保全トラストジャパン COO」坪内俊憲先生です。
去年から今年にかけてのボルネオの環境保全のトピックス。
1)この取材の1週間前、水を怖がるオランウータンが、人間が架けた橋を渡りました!!
どのくらいすごいことかというと、
現在、オランウータンの生息区が、プランテーションなどによって川沿いに分断されているので、
彼らはとても狭いエリアで暮らし、子孫を残さなければなりませんでした。
このことにより、遺伝子が劣化してしまって、絶滅の危機にさらされていました。
これを回避するため、向こう岸の森(別の生息区)との架け橋を造ったわけですが、
水を怖がり、神経質で臆病なオランウータンは、警戒して橋をなかなか渡ってくれませんでした。
しかし、先日、調査員が、冒険心豊かな雄のオランウータンが橋を渡っている場面を目撃。
これに追従するオランウータンも増えてくることでしょう。命が繋がります。
2)国際オランウータン保全会議が開かれました(@サバ州)
世界中の研究者、NGO、プランテーションの事業者が集まった会議で、
「今後、少なくとも川岸50mの森は保全しましょう」と決まり、
サバ州政府・議会に連名で提出することが決定!!!!!
ワン・ワールド・フェスティバル」というイベントが開催されている、上本町の「大阪国際交流センター」にやってきました。
今、世界には、環境破壊問題をはじめ、貧困、人権抑圧、民族紛争、教育、難民など、様々な問題があります。その問題を解決するためのイベント...関西最大の国際協力イベント!それが「ワン・ワールド・フェスティバル」
日ここには、関西の主なNGO/NPO、ODA実施機関・国連機関・教育機関、企業などが一堂に会しておりまして、それぞれの活動団体が国際協力に携わる自分たちの活動を「わかりやすく紹介する活動紹介展」や、シンポジウム、セミナー、トークイベントなどが行われているんです。ボルネオ保全トラストのブースもあります。
ボルネオ島マレーシア・サバ州から、野生生物局局長 ローレンシャス・N・アンブ局長がいらっしゃっているということで、お会いしてきましたよ!
ボルネオの動物や熱帯雨林の保護について、日本とドイツがメインにサポートしていて、ほかの先進国はあまり熱心ではないということ。日本のみなさん、サポートしてくれる企業に大変感謝していました。NATO = NO ACTION TALK ONLYではなく、アクションして下さい!とおっしゃってました!!
サラヤ株式会社「廣岡さん」が再び登場です。「第1回生物多様性 日本アワード」を受賞したサラヤ!環境に対してどのようなアクションを起こしたのでしょうか?
このコーナーが始まる前、「ボルネオの環境のこと」をレクチャーして頂いた、サラヤ株式会社「廣岡さん」が登場です。
虎も絶滅危惧種です。
WWF(世界自然保護基金)が発表した「Ten to Watch in 2010」
リンク:http://www.worldwildlife.org/who/media/press/2009/WWFPresitem14481.html
パンダも、ボルネオのオランウータンと同じように、山林が分断されることによって、小さな孤立した集団が形成され、近親交配が進むことが懸念されています。
日本語の詳しいまとめ記事は「GIGAZINE」に!
リンク:http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091204_ten_to_watch_in_2010/
地球には「知られているだけで144万種」の生き物が生息しています。
まだ知られていない生き物を含めると「1500万種以上」ともいわれています。
私たち人間は、毎日お肉やお魚、野菜を食べて生きています。
しかし、もし、地球上に人間以外の生き物がいなくなったらどうなるでしょう?
「生きていくことが出来ません」
人間は、人間だけで生きていくことは出来ません。
すべての生き物が,他の生き物と「なんらかの関係」をもって生きています。
このように、たくさんの種類の生き物がいて、お互いが関係し合って命の輪を作っていくこと
「生態系」をかたちづくっているということ。それが「生物多様性」です。
環境映像専門のグローバルメディアサイト「Green TV Japan」では、「生物多様性」についての特集サイトが出来ています。
リンク:www.japangreen.tv/
今年、2010年は「国際連合・国際生物多様性年」に当たります。
そして、10月18日 - 10月29日まで、
名古屋市で「生物多様性条約 第10回締約国(ていやくこく)会議(COP10)」が開催されます。
ここでは、2020年や2050年までの新たな国際目標を決めることになっています。
また、会議では医薬品や化粧品などの生産に利用されている動植物の遺伝資源の保護や、
そこから生じる利益の配分方法なども焦点になる見通しです。
2010年(平成22年)10月に開催される「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)の成功に向けた「生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会公式ウェブサイト」です。
リンク:http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
12月4日と、先週(火)西梅田と茶屋町で開催された
「1000000人のキャンドルナイト」@ OSAKA CITY 2009 Winter。
今回で第9回目になります。
2つの会場で、イベントの趣旨に賛同する施設やお店が、2時間・電気をOFF。
ろうそくの明かりとともに、スローな夜を過ごしました。
このイベントにはミュージシャンや,各界の著名人の多くも賛同しています。
この運動が、世界中に拡がっていくとすばらしいと思います。
ひとりで見る夢はただの夢。みんなで見る夢は現実になる。 愛をこめて。
オノ・ヨーコ
やってみようじゃないか。おもしろい夜になりそうだぜ。BABY。
忌野清志郎
家族や好きな人とゆっくり語る素敵な時間にしましょう。
宮崎あおい (女優)
失った物は、もう戻らない。でも、全て失ったわけじゃない。まだ。
ゴスペラーズ 北山陽一
文明の光は宇宙の光を見えなくする。ローソク一本なら夜空の星はよく見える。
倉本 聰
今週、来週は、「1000000人のキャンドルナイト」に参加していた(会場に来ていた)
大阪の街のみなさんにインタビューしてきました。
「2009年、あなたはどんなエコなことをしましたか?」
リンク:http://www.candle-night-osaka.jp/
先日行われた「1000000人のキャンドルナイト」@ OSAKA CITY 2009 Winter。
毎回参加しているキャンドルアーティストCandle JUNE(キャンドル ジュン) さん。
そして、クリスマスシーズン、キャンドルナイトの日にぴったりの映画です。
今週、来週は、フードディレクター「野村友里さん」にお話しを伺います。
野村さんは。雑誌でコラム連載や、テレビ、ラジオへ出演するほか、
メニュー開発、カフェやパーティーのディレクションを手がけたり、
ドキュメンタリー映画「eatrip」も初監督したというSUPER WOMANです。
リンク:http://eatrip.jp/
YOMIURI ONLINEにも野村友里さんの記事がありました。
リンク:http://magabon.yomiuri.co.jp/special/voice/43_01.html
今週と来週は、マレーシアの、ボルネオ島「サバ州政府観光局」原田さんと電話をつなぎます。
「東京・表参道ヒルズ」でボルネオをテーマにした展覧会「第3回・ボルネオアーティスト展2009」が開催されます。
およそ30名の、サバ州で活躍するローカル・アーティストの 「熱帯雨林の宝物」をテーマにした絵画が、展示・販売されます。
11月3日(火・祝日)~8日(日)まで、
12:00~19:00(最終日は、17:00まで)
開催場所は東京・表参道ヒルズ・ギャラリー80です。
ボルネオ・サバ州の素朴でカラフルな絵画に触れながら、 人と自然環境の絆を考えてみる又とない機会です。
リンク:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/borneo/index.html
今回の取材の前に谷グッちゃんが読んだ本です。
ディレクターも買ってました!
産官民で水の都大阪を啓発する大型イベント「水都大阪2009」(8月22日〜10月12日)の開催にさきがけて、七夕の日の19〜21時に八軒家浜船着場から、隣接する大川の下流に向けて約2万個の発LEDライトの入った球を流し、天の川を演出する計画、「天の川プロジェクト〜100万人の願いをかたちに〜 平成OSAKA天の川伝説2009」が行われます。
直径10センチほどの「いのり星」2球は市民に一口1000円で購入してもらい(先着1万人で、7月5日で〆切)、そのほか、短冊2枚と、ピンバッチ1つがもらえます。
イベント当日は「いのり星」が川に流され、参加者が願いを書いた短冊も笹舟に乗せて流されます。流れる様子は、大川右岸の南天満公園などから見られそうです。
ちなみに、球や短冊は下流で大型の網やカヌーを使って手作業で完全回収するそうです。
実行委では、美しい天の川を出現させるために、当日の周辺地区および街路の午後7時からのライトダウンのご協力呼びかけています。
「天の川プロジェクト〜100万人の願いをかたちに〜 平成OSAKA天の川伝説2009」サイトはこちらから
植物原料のひとつである“パームオイル”が、世界的な食糧需要の増加によって生産量が増加しています。
“パームオイル”は食用油、化粧品、インスタント食品やお菓子などに利用され、私たちの生活に欠かせないモノとなっています。
いま、原産地であるマレーシア・ボルネオ島では、その“パームオイル”を搾るアブラヤシのプランテーション(農園の)拡大によって、熱帯雨林が伐採され減少、断片化しています。このことが、動物たちの生息地は狭め、生息地と生息地を分断するという問題を引き起こしているんです。
毎週月曜日、キヨコのボルネオ体験記はもちろん、
ボルネオの熱帯雨林に触れて私が感じた自然のこと、
地球のこと、私たちのことをお伝えするため、
みなさんをボルネオにお連れします。