2014年10月21日

エコトピックス【環境問題に関する世論調査】

内閣府が、「環境問題に関する世論調査」の結果を公表しました!

20歳以上の男女を対象とした、その調査によりますと
「生物多様性」という言葉について「聞いたこともない」と回答した人は、なんと、過半数の52.4%、
前回調査(2012年6月時点)の41.4%から11ポイント増加しています。

生物多様性とは、種や遺伝子などのレベルで多様な生物が存在する状態のこと。

2010年には、名古屋市で国連の「生物多様性条約 第10回 締約国会議(COP10が開催され、20年までに生物多様性の損失を食い止めるため、効果的で緊急に行動する国際目標「愛知目標」が採択されました。


また、今月17日まで韓国・平昌(ピョンチャン)で開催された「COP12」では、COP10で、世界が生態系保全に向けて合意した「愛知目標」の進捗状況を不十分と評価し「緊急の行動をとるように」と要請しました。


また、「内閣府の世論調査」では、「人間の生活がある程度制限されても、生物の多様性保全を優先する」と答えた人は33.8%と、前回調査から4.9ポイント減少。

生物種の減少が国際的に重要なテーマとなっているにもかかわらず、関心は、低下傾向になっていることが明らかになりました。




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