エコトピックス【「光熱費ゼロ校舎」が増えそうです。】
東日本大震災を受けて、省エネの取り組みが不可欠となっていますが、
国土交通省と文部科学省は、学校が消費するエネルギーと、生み出すエネルギーを等しくする「ゼロエネルギー化」を、全国で進めていく方針を決めました。
「太陽光発電のほかに、自然光を利用できる建物構造などを取り入れていく」ということで、公共施設で取り組むのは初の試みです。
対象は主に小中学校。学校の新設や建て替えの際、太陽光発電パネルを設置して
電力を確保する一方、断熱効率を上げたり、自然光が入りやすい構造にするなどして
消費電力の抑制を図ります。
文科省によりますと、太陽光発電の導入は、すでに一部の小中学校でスタートしており、
昨年4月までに約4500校で「太陽光発電」が導入されています。
一方、校舎建設から25年以上が経過している小中学校が、全国で7割あり、
今後10~15年で建て替えが必要になる学校が増えて来ます。
国交省は「将来的にはゼロエネルギー化した学校施設をモデルにして一般住宅にも展開し、
ゼロエネルギー建築を普及させたい」としています。
うまく我々の暮らしにフィードバックして欲しいですね
「光熱費ゼロ校舎」全国で推進 国交省など今年度末に指針 (産経新聞) - Yahoo!ニュース