エコトピックス【注目の次世代エネルギー】
筑波大学の研究チームと自動車メーカーのマツダが先月、
水中などに生息する「藻」から採りだした油を、軽油に70%混ぜて、
車を走らせるという実験を行ないました。実験は成功。
国際藻類(そうるい)学会によりますと、「70%」という高い割合で
藻の燃料を使い、乗用車を動かす走行実験は、これが世界で初めてということです。
この新しい藻類は「オーランチオキトリウム」とよばれ、沖縄地方の海で発見されました。
大規模に育てて油をとれば、1リットルあたり50円程度で、
安価に石油の代替燃料を生産できる見通しですが、量産法や、最適な抽出法などの開発が必要なため、
本格的な商業生産には10年程度かかるとみられています。
世界初!筑波大学とマツダの研究チームが藻で車を走らせることに成功 : ヤバイニュース