2010年04月12日

エコトピックス【世界の森が失われるスピードが減速!】

「エコ・トピックス」をまとめて。

世界の森、失われるスピードが減速しています。
「世界森林資源アセスメント2010」によりますと2000年代に世界で消失した森林面積は東京都の約24倍の年間520万ヘクタールだったことが、国連食糧農業機関のまとめで分かりました。

90年代には、農地への転換や火災などで毎年1600万ヘクタールのペースで「世界の森」が減少していましたが、2000年代は年間約1300万ヘクタールに鈍化しました。

さらに中国などで植林が進み、森林が年間700万ヘクタール以上増え、増加分を差し引くと、2000年代に、世界で消失した森林の面積は、年間520万ヘクタールで、1990年代の830万ヘクタールに比べると消失面積が減っています。一方で、南米やアフリカでは過去最悪の「森の消失率」を記録しているということ。

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ゴリラも守ろう!
以前、「ゴリラ10年後絶滅か。密猟や違法伐採(いほうばっさい)深刻」という、ニュースをお伝えしました。

パソコンや携帯電話などに使われる鉱物が、アフリカのコンゴなどで違法に採掘されている。そこで、ゴリラの生息地の破壊が深刻化して、絶滅の危機にある!というニュースでした。

今月22日は、アースデイ(地球の日)。1970年、アメリカのネルソン上院議員が、4月22日を"地球の日"であると宣言、アースデイが誕生しました。今年で40周年です。

毎年、Earth Dayの期間には、世界各地で持続可能な社会を表現する、イベントやアクションが行われています。

「アースデイ東京」は、市民による日本最大級の地球フェスティバルで、
今年は、4月17日、18日代々木公園を中心に開催されます。ここでおもしろい団体を発見。

ケータイゴリラ ~ゴリラを守れ!携帯電話回収キャンペーン~

あまり知られていない、「ケータイ」と「ゴリラ」の意外な関係。さきほどもお話ししましたが、携帯電話に使用する金属を採掘するために、ゴリラが危険に脅かされています。

不要になった携帯電話を業者に買い取ってもらうことにより、得られる売却益を、全額ゴリラの保護に取り組む団体に寄付することで、生き残っているゴリラを守ろうという活動団体が「ケータイゴリラ」なんだそうです。

使用済みの携帯電話、あなたの家に眠っていませんか?様々なイベントに参加しているようですから「ケータイゴリラ」ブースを見かけたら参加してみてください。

http://www.gomizero.org/ketai_gorilla/

http://www.earthday-tokyo.org/

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