ネズミの仲間、「ヌートリア」という動物をご存じでしょうか?
戦時中に毛皮をとるために輸入され、西日本を中心に繁殖地域を拡大させている「ヌートリア」が琵琶湖の水辺に住みつき、周辺で農作物の被害が懸念されています。
また、「外来植物」も相次いで見つかっています。
繁殖力が極めて強い「外来植物」が繁殖すると、在来植物の生育地が奪われ、水草に産卵する魚への影響なども懸念されます。
駆除は自治体だけでは追いつきません。
ということで、滋賀県は来年度、駆除のためのボランティア部隊を結成します。
ボランティア部隊は、「エイリアン・バスター」と名付けられる予定で、県は生態系維持の「切り札」と期待しています。