このコーナーで、10月に「京都市動物園」の和田先生にお話を伺いましたが
天然記念物のツシマヤマネコの絶滅を防ぐため、国が進める保護増殖事業に、
京都市動物園が、来年・春から参加することになりました。
長崎県の対馬に生息する「ツシマヤマネコ」。
以前は対馬全島に分布していましたが、現在は狭い地域に分断されて、
80~110匹が生息しているといわれ、絶滅の恐れが最も高い「種」に分類されています。
飼育繁殖後に野生復帰を目指す、こうした試みは、
全国8動物園が参加していますが、関西では初めて。
来春、一般公開も予定されており、これも、関西で唯一の公開施設になります。