2012年03月22日

エコトピックス【ハエも「やけ酒」?】

交尾ができない状況に置かれた「ショウジョウバエ」のオスは、そうでないオスに比べて、
アルコール入りの食物を多く取ることを、アメリカの研究チームが明らかにしました。
欲求不満によるストレスが、この「やけ酒を飲む的行動」に関係しているそうです。

実験によりますと、
交尾できるオスは、満足感が高いときに脳内で増える「神経伝達物質」が多く、
アルコール摂取は少なかった。と…
一方で、メスに振られたオスは、満足感が高いときに増える
「神経伝達物質」の量が少なく、アルコールの摂取量が多かった。ということ。

交尾ができず、この「神経伝達物質」が不足した状態がつづくと、
脳に満足感を与えるアルコールに依存するようになるらしいんです。

哺乳類にも同様の物質があり、
研究成果は「アルコール依存症や薬物中毒」のメカニズムの解明に
つながる可能性があるそうです。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2865628/8651961

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