2015年01月27日

エコトピックス【写真展】

約40年にわたってネコの写真などを撮影している、動物写真家・岩合光昭(いわごう みつあき)さん。

いま、兵庫県明石市の「市立 文化博物館」で特別企画展「ねこ」が
開催されています。
会期は、2月8日まで。入場料は、大人千円で、
ネコの写真(L判、返却不可)を持参すると2割引きになります。

そして、2月5日(木)からは、
ジェイアール京都伊勢丹・美術館「えき」KYOTOで
写真展「ネコライオン」が、開催されます。

岩合さんが捉えた「人間と共生するネコ」と「野生に生きるライオン」。
全く異なる環境で生きているにも関わらず、
異なるように見えて、どこか似ている“摩訶不思議な世界”を体感できるそうです。

入場料は一般800円。2月14日(土)と2月15日(日)には
岩合さんのサイン会・トークショーや、
京都市動物園との相互割引キャンペーンが行われます。




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エコトピックス【アムールヒョウ、スマトラトラ、ウンピョウ】

WWFによりますと、いま、地球上では
17種類の「猫科の動物」が絶滅の危機に瀕しています。

ロシアの、アムールヒョウはわずか50頭が残るのみ。
スマトラ島にのみ生息するスマトラトラは400頭、
ヒマラヤの南、ブータンの豊かな森に生息するウンピョウに至っては、
実は正確な個体数も生態もよく分かっていません。

いま、WWFでは、「消えゆく猫か動物を守ろう」と、
支援を呼びかけています。

寄付されたお金は、
アムールヒョウの生息地に松の苗木を植えたり。
スマトラトラを狙う罠の撤去に使われたり、
ウンピョウを調査するための「自動撮影カメラ」の導入に使われるそうです。



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エコトピックス【インドのトラ】

アジアの自然の頂点に経つ野生動物といえば・・・トラ。

トラは20世紀の初めまで、中央アジアから東アジア、
さらにインド、東南アジアの島々に広く分布し、
その数は10万頭とも言われていました。

しかしその後、毛皮や骨を狙った密猟(←薬の原料になるといわれています)と、
生息環境の森林の開発などによって激減。
100年間で97%が減少、すでに3亜種が絶滅してしまいました
(↑ジャワトラ・バリトラ、カスピトラは絶滅)

現在は4,000頭あまりが生き残るのみとなっています。


そこで、
このままでは、野生のトラが本当に姿を消してしまう!と、
トラの生息国である国々の政府が、保護のための行動を起こしました。

大きなきっかけとなったのが、2010年に
ロシアのサンクトペテルブルグで開かれた「世界トラ・サミット」です。

このサミットでは、「2022年(次の寅年)までに、
世界の野生のトラの個体数を倍にしよう」という首脳宣言が承認されました。

この会議で重要だった点は、各国やWWFを含む国際機関が、
トラの保護と回復に必要な資金を、協力して拠出することに合意したこと
でした。 各国が足並みを揃えるのはホントに大変なことです。


そんななか、先週、インド政府が、新しい報告書を発表しました。

それによりますと、
2006年に1,411頭と推定されたインド国内のトラの総個体数が、
2014年の調査では2,226頭に増加していることが分かりました。


世界のトラのおよそ半数が生息するといわれるインドで、
こうした変化が確認されたことは、トラ全体の保護においても、朗報です。

人口の増加と、経済的に急成長を遂げている、インドのような国や地域でも、
野生動物を守るための、意欲的な目標を達成することができる可能性が示されました。
これはトラに限らず、ほかの野生生物の保護でも可能なのではないでしょうか?


ただ、再び密猟が激しくなれば、
今回傾けられた努力は、すぐに水の泡となってしまいます。

一度絶滅してしまった生き物は、
二度と戻ってくることはありません。

保護はもちろん、その生息環境である森を守ることを
継続して頂きたいモノです。




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2015年01月20日

エコトピックス【北海道、オホーツク海】その3

流氷を間近で観るなら・・・、

●網走からなら
「流氷観光 砕氷船」の「おーろら」

●紋別からなら
「ガリンコ号」が、いずれも、今日(20日)から運航開始です。

約1時間のクルーズで、大人3000〜3300円。
3月末までは、毎日運航しています。
(船内は暖房が効いていて、温かい飲み物や軽食も頂けるそうです)


流氷の上には、ときおり、陸上の動物である
キタキツネやエゾシカも出没することがあるそうです。



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エコトピックス【北海道、オホーツク海】その2

網走では、冬になるとオジロワシとオオワシという2種類の、
大変大きなワシを見ることができます。
(翼を広げるとオジロワシは2~2.2m、オオワシは2.4m)

彼らは、冬の渡り鳥として、
ロシア方面から、越冬のために北海道各地にやってきて、
春になると帰っていきますが、大変、数が少ない希少種で、
国の天然記念物にも指定され、絶滅危惧種として
様々な法律で保護されている野鳥でもあります。

海岸沿いや、湖などでも見ることができますが、
流氷のシーズン中は、流氷の上で羽を休めているワシの姿を
高い確率で見ることができるそうです。

流氷が無いときワシ達は、岸辺近くで餌を探しますが、
流氷が来ると、捕らえた魚を食べたり、羽を休める場として
流氷を利用できるため、沖に出ることも多くなります。
つまり、流氷がくれば、ワシ達の餌場が増えることになるんです。

そして、流氷とともにやってくるのは、
その姿から「氷の天使」と呼ばれる「クリオネ」です。

海の表層(0m〜200m以浅)を中心に生息していて、体長は約1 - 3cmくらい。

実は、貝の仲間ですが、 貝殻を持たず、
左右にある「翼のような足」を羽ばたくようにして水中を泳ぎます。

このクリオネをいつでも見られるように、水槽で飼育展示しているのが、
網走の「天都山(てんとざん)展望台」にある「オホーツク流氷館」。

山頂からの絶景は
「天の都に昇るような心地にさせるほど美しい」と称えられる天都山からは、
網走湖、能取湖(のとろ・こ)、
濤沸湖(とうふつ・こ)、藻琴湖(もこと・こ)、
そしてオホーツク海をはさんで、知床半島の山並みまでの、
壮大なパノラマを360度楽しめるそうです。



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エコトピックス【北海道、オホーツク海】


昨日、北海道・網走市の海岸に「流氷」が接岸し、
「流氷接岸 初日」を発表しました。
※流氷が接岸して船舶が運航できなくなった最初の日

去年より21日、平年より14日、早い観測となります。

「流氷」は、中国とロシアの国境を流れる
「アムール川」(極東最大の川です)から、
オホーツク海に流れ出る「淡水」が氷結し、
南下するにつれて大きく成長します。

そして、1月下旬、その白く神秘的な姿を、
北海道の「オホーツク沿岸」に見せ
3月末にかけて、沿岸を白一色に埋めつくします。

その「流氷」が、肉眼で水平線上に見えた日を
 「流氷初日(りゅうひょう・しょにち)」というんだそうです。


そして、「流氷」が来る時期に合わせて
様々な野生の動物たちも顔を見せてくれます。

たとえば・・・アザラシ。
流氷シーズンの到来と共に、網走をはじめとするオホーツク海沿岸各地で
アザラシを見ることができます。

北海道沿岸で見られるアザラシは
● ゴマフ・アザラシ、
● ゼニガタ・アザラシ、
● クラカケ・アザラシ、
● ワモン・アザラシ、
● アゴヒゲ・アザラシの5種類ですが、
網走で見られるアザラシの多くはゴマフ・アザラシです。


そして、3月末頃・・・網走から流氷が離れる頃になると、
ゴマフ・アザラシは、出産、育児を始める季節になります。

アザラシの多くは、出産育児に流氷を利用します。
生まれたばかりのアザラシの赤ちゃんは、
最初の2~3週間は泳ぐことができないということ、
また、シャチなどの天敵から身を守るために、流氷はとっても大切なんです。

ただし、近年の地球温暖化で、流氷が減少していることが、
アザラシに影響を与えないか?危惧されています。

2015年01月13日

エコトピックス【映画が公開】

フランス人監督ティエリー・ラコベールが2年の歳月を費やして
アマゾンの熱帯雨林で撮影した映画
『アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~』が
1月17日(土)から公開になります。

人に飼われていた一匹のサルが、
大自然の中でさまざまな発見をしていくという
アドベンチャーストーリー仕立てになっていて、
日本語・吹き替え版には、
動物大好きなココリコの田中さんによる
オリジナルのナレーションがつくそうです。

関西では、シネ・リーブル梅田 、なんばパークスシネマ ほかで
今週(土)から公開です。



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エコトピックス【スマトラサイも助けて!】

インドネシアのボルネオ島で、
絶滅したと思われていたスマトラサイがおよそ20年ぶりに見つかり、
世界自然保護基金(WWF)が緊急保護プロジェクトに乗り出しました。

ボルネオ島のインドネシア側では、
スマトラサイは1990年代に絶滅したとされていましたが、
カメラを設置して調査した結果、
しっぽを振りながら森の中へ消えていくスマトラサイの姿が映っていました。
ほかにも、泥浴びする姿もとらえられていたり、
小さめの足跡も見つかり、森で繁殖が行われている可能性があるとみられます。

スマトラサイは、世界に現存する5種のサイ類では最小で、
かつて東南アジアに広く生息していましたが、
19世紀以降、大幅に数を減らし、
今や220~275頭しか生息していないとみられ、
レッドリストでは、最も絶滅の恐れが高い「近絶滅種」に指定されています。

減少の主な原因は、「角」を狙う密猟と、
大規模な森の破壊によって、生息地が奪われたことも要因です。

サイが発見された場所は、密猟者に特定されないよう、
詳細な情報は明らかにされていませんが

300頭を切った「幻のサイ」を守るため、
WWFジャパンでは、調査やパトロールにかかる費用への寄付を募っています。

くわしくは、WWFジャパンの「スマトラサイ保護を訴える特設サイト」を
チェックしてみて下さい。




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エコトピックス【コアラを助けて!】

オーストラリアのサウスオーストラリア州などで、
大規模な森林火災が発生し、その生態から最も被害を受けやすい
野生のコアラが、消防士に続々救助されています。
助けを求めて、人間のもとへ近寄ってきている動物も多いそうです

現在、国際動物愛護基金(IFAW)は、
この森林火災で、重いやけどをして、焼け出された
コアラの救済を呼びかけています。

IFAWでは、火災で、火傷をおったコアラに
手袋を縫ってくれる人を募集していて、ウェブサイトに
手袋の縫い方と型紙を掲載しています。
手袋を送るキャンペーンには誰もが参加できます。



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2015年01月06日

エコトピックス【悲しいニュース】

ここに1枚の写真があります。

スクリーンショット 2015-01-06 9.57.15.png

ケニアのマサイマラ国立保護区で撮影されたモノです。
子ゾウが、倒れたゾウに寄り添っています。

イギリスの新聞「デイリー・メール」によりますと、
母親の象が密猟者に毒殺され、孤児になってしまった子供の象です。

母親象の死体のそばで悲しみにくれ、立ち去ろうとしなかった。ということ。

この子象は生後10ヶ月、母親象の母乳がなく、飢えに苦しんでいたところタイミング良く、野生動物の専門家が発見して保護。ナイロビにある野生動物保護センターに送られました。

犀角(さいかく=サイの角)や象牙の密猟は、ここ数年極めて深刻。
南アフリカで、2013年に角を取るために密猟で殺されたサイの数は
1000頭以上で過去最悪。象牙の密猟も後を絶たず、世界では毎年
1万2000頭のゾウが殺害されていると推定されます。

象牙の取引はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で禁止されています。

「種の絶滅」を防ぐためにも、具体的な対策が求められています。



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エコトピックス【水族館がネコを展示!?】

みなさん、「スナドリネコ」ってご存知でしょうか?

野生種は、南アジアから東南アジアにかけての水辺に生息。
ネコの仲間なのに泳ぎが上手で、魚とりの名人です。英語名は「フィッシングキャット」。

魚やカエルなどを捕って食べることから、「漁をする」という意味の「漁(すなど)る」の名前が付けられています。水中での行動に適応するため、僅かながらに水掻きも発達しているそうです。でも、生息地である、池や沼の環境が悪化して、数が減減っています。


このたび、今年 開館60周年を迎える三重県鳥羽市の鳥羽水族館が、
この「スナドリネコ」を国内の水族館で初めて展示することになったそうです。

3月にオープンする新ゾーン「奇跡の森」で観ることができます。
水辺に生息する様々な生きものを見ることで、よりリアルな自然の姿がイメージできるかもしれません。


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エコトピックス【ヒツジが畑を再生?】

長崎県 平戸市(ひらどし)根獅子町(ねしこちょう)

住民は約500人で、4割近くが65歳以上。
人口は、この40年で半分になったそうです。過疎の町です。

人口減少と高齢化の進行にともなって、耕作放棄地が増え、
地区の農地の半分がすでに放棄されているんだそうです。
(約50ヘクタールの半分が放棄されています)

根獅子町には段々畑があって、かつては、
麦やサツマイモ、ラッキョウが植えられていました。

しかし、急傾斜の農地は農業用機械が入れないうえ、
いったん畑作りが放棄されると、1年で雑草が生い茂ってしまいます。
おかげで、十数年前からイノシシも出没し、食害も目立つようになりました。

そこで、今年の干支であるヒツジなど、動物の力を借りて、
過疎の農地を再生しようという取り組みが始まりました。

現在、4頭のヒツジと1頭のヤギが、実験的に耕作放棄地に放たれています。
1千平方メートルほどの斜面がヒツジたちの仕事場です。
(甲子園の1塁側アルプススタンドの半分ほどの広さです)

動物たちに雑草を食べてもらえれば、
草刈り機の排出する二酸化炭素の削減にもつながり、経費も削減できます。

昨年10月からスタートし、のんびりと草をはむヒツジを見ようということで、街から人も集まってきているそうです。
今年の春、子ヒツジが誕生すれば、プロジェクトの規模拡大にもつながります。

ヒツジとの共生は除草活動にとどまりません。

羊毛を使った商品が試作されたり・・・と、
まちづくりや地域の活性化に一役買ってくれることも、期待されています。

海岸から見上げれば、緑の斜面で白いヒツジが点々と草をはむ。
こんな景色が実現するといいですね。




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