エコトピックス【国内最高齢のホッキョクグマがなくなりました。】
上野動物園で飼育されていた、メスのホッキョクグマ「レイコ」が亡くなりました。
1984年、生後11カ月でロシアから来園。
プールに飛び込む姿が子どもから人気を集めていました。
「レイコ」は、28歳2カ月で、国内で飼育されているホッキョクグマとしては最高齢でした。
一方、昨年11月、北欧・デンマークで生まれたホッキョクグマの赤ちゃん「シク」が、
地球温暖化問題に警鐘を鳴らすホッキョクグマの「環境大使」として本格デビューしました。
シクはの名前の由来はグリーンランドの言葉で「海の氷」を意味します。
地球温暖化によって北極海の海氷が減少すれば、氷の上で獲物を採るホッキョクグマの生存が脅かされます。
「環境大使」シクの愛らしい姿をきっかけに環境問題を考えてもらうのが狙いです。