2013年01月31日

エコトピックス【一方、アメリカの政府は…】

一方、アメリカの政府は、
チンパンジー使った医療研究への出資打ち切りを発表しました。


霊長類の実験使用は、2010年にEUが禁止し、
日本、オーストラリアなど他の先進国も後に続きました。
先進国のうち、医学研究に霊長類を用いているのはアメリカだけです。



国の研究所には2011年時点で937匹のチンパンジーがいるそうですが
今後は自然保護区に引退させる…ということ。


たのみますよ。(でもなんか無責任)


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エコトピックス【サル!宇宙へ行く! 】

イランの国防省は28日、サルを乗せたロケットを打ち上げ、
高度120キロ超の宇宙空間に到達したと発表しました。


このお猿さんは、生きたまま地上に戻り、既に回収されているそうです。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90S00Q20130129


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エコトピックス【ショッキングなニュース 】

キヨピーも取材に出かけた、
ボルネオのマレーシア・サバ州で今月、
絶滅が危惧されているボルネオゾウ10頭の死骸が発見されました。


2000頭に満たない野生のボルネオゾウは、
森林伐採や人間の侵入によって、生息環境が激減しています。


サバ州の野生動物保護局が、警察や、WWFとともに特別捜査班を作り
調査にあたったところ。29日、毒殺の可能性があると発表されました。


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保護局の獣医さんの談話
「死んだゾウを見るのは本当に悲しかった。特に、生後3か月ほどと
みられる子ゾウが死んだ母親を起こそうとしていたのは
見るのがつらかった」


環境大臣は、
「ゾウが故意に毒殺されたとすれば、犯人は裁きを受け、罪を償うべきだ」と語っています。
ホントだったら許せないですよね。


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2924357/10187051


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エコトピックス【NEW KAIYUKAN はじまる!】

大阪・天保山にある、世界最大級の水族館、海遊館ですが
3月13日に「新しいエリア」がオープンします。


「みる、きく、におう、さわる」「好奇心がどきどきする!」をテーマに
生き物の世界に入り込んだような体験ができる
「新・体感エリア」が出来るんです。


これまで、来館者といきものとの間を隔てていたアクリルパネルを減らし、
生き物に近づけるよう工夫。鳴き声やにおいなどを体感できます。
これは、1990年の開館以来、最大規模のリニューアルとなるそうです。


新しいエリアは「北極圏」「モルディブ諸島」など、
3つの再現ゾーンで構成され、
「11基の水槽」に、およそ40種280点のいきものが展示されます。


この「新・体感エリア」オープンすることを記念して、
寝袋で海遊館にお泊りするスペシャルプログラム
「グループでおとまり&飼育体験スクール」が開催されます。


夜、静かな海遊館を探検した後、ジンベエザメの前でねむり、
朝はサメの餌作りと餌やりにチャレンジします。


《実施日時》は、 3月23日(土)~24日(日)、
           30日(土)~31日(日)の各回1泊2日
《申込締切》は、2月18日(月)の消印まで有効です。
くわしくは、海遊館のウェブサイトをご覧下さい。




http://www.kaiyukan.com/newkaiyukan/


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2013年01月24日

エコトピックス【 シーフードは、優しく扱って…】

いきものの研究も、いろいろ進んでいるようで…


北アイルランドの大学の研究者らが行った一連の実験で、
エビやカニなどの甲殻類は、
「痛みを感じることができる可能性が高い」のではないか?という
研究結果が発表されました。


研究を行ったスタッフによりますと、
熱湯に放り込まれたロブスターは、
実は長い間にわたって苦しみ続けているのかもしれない…
と話しているそうです。


そのほか、


クジラは「人と同じく苦悩する動物」である!というような論文や、
チンパンジーには「平等」の概念がある!ということが
アメリカの実験で証明されたり… といった研究が発表されています。


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2736879/590081


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エコトピックス【ペンギンの背中に小型ビデオをつけたら!】

ダイオウイカの撮影に世界で初めて成功した!という
NHKで放映された番組が話題になっています…
この番組では、鯨の背中にカメラを取り付けて、
ダイオウイカを撮影しようとチャレンジしていましたが…(結局失敗)


国立極地研究所が、
南極・昭和基地近くに繁殖地があるアデリーペンギンの親鳥の背中に
小型ビデオカメラなどを取り付け、海に潜ってからの行動を1時間半弱
撮影することに、世界ではじめて成功しました。


その映像によりますと
ひなに与える餌を、いったんのみ込んで集めているらしく、
1羽はオキアミを244匹も食べ、
別の1羽は小魚を33匹も食べたことが分かりました。
その動きは、予想以上に素早いものだったそうです。


しかし…気候変動などで、南極の氷が少なくなると、小魚が減ってしまい、
アデリーペンギンも影響を受ける恐れがあるそうです。ん〜温暖化…


http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20130122penguin/index.html


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2013年01月17日

エコトピックス【世界が日本人と同じ食生活をするとしたら…】

ある国の人間の暮らしが、地球にどれだけ負担を与えているか?をみる指標を
「エコロジカル・フットプリント」といいます。


世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、
世界中の人が、日本人と同じ食生活をするとしたら、2050年には、
地球が1.64(いってんろくよん)個必要となり、
「地球に大きな負担を与えることになる」との報告書を発表しました。
とても持続可能な状況ではありませんね。


WWFジャパンは「日本は廃棄される食料が多い。
食品廃棄を減らすだけでも地球への負担を4分の1減らすことができる」としています。


http://sankei.jp.msn.com/science/news/121210/scn12121020440002-n1.htm



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エコトピックス【内戦は終わったけど…】

昨年7月に、半世紀にわたる内戦が終結し、
スーダンから独立した南スーダン。


アメリカの野生動物保護団体によりますと、この南スーダンで、
ゾウやキリンなどの野生動物が、絶滅の危機にひんしているそうです。


内戦のため、手つかずの状態が保たれ、
大半の野生動物が守られてきた、南スーダンの広大なサバンナ地帯。


しかし、内戦終結後は、密猟や密売を行う武装集団が増加する一方なんだそうです。取り締まる法律や制度は、いまだ不十分なまま。


1980年代に13万頭いたゾウは「現在と同じペースで密猟が続けば、5年以内に完全に絶滅するかもしれない」ということ。
さらに「シマウマやサイはもう絶滅したかもしれないし、
キリンは絶滅しかけている」と指摘されています。争いはなくなったのに。


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012120500380&rel=j&g=int


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エコトピックス【まだ生きてるかも!】

環境省が昨年8月に「絶滅種」に指定したニホンカワウソ。


日本中にいた「ニホンカワウソ」は、明治時代以降、
河川の改修や、乱獲で減少しました。
国内で最後に捕獲されたのは、1975年、
愛媛県宇和島市(うわじまし)の離島。
さらに1979年、高知県須崎市(すさきし)で目撃された後は、
正式な確認がありませんでした。


しかし、愛媛県が、いま、
「ニホンカワウソ」の本格的な生息調査をはじめているそうです。


というのも、絶滅指定後、逆に目撃情報が相次いでいるからで、


来月から専門家が情報のあった場所を調べるほか、
県は先月に情報提供を呼びかけるチラシも1万枚作り、
再発見に望みをかけています。

「ニホンカワウソ」の目撃情報は例年だと1~2件程度。
ところが絶滅種指定以降、「泳いでいるのを見た」などの目撃情報が、
1カ月間で8件も寄せられたそうです。


カワウソ研究家は、「少なくとも数頭は高知県に生息」と推測していたり
「人の立ち寄れない(愛媛県南部の)宇和海(うわかい)の複雑なリアス式海岸や
瀬戸内の無人島で生息している可能性はあるとしています。

2013年01月10日

エコ・メッセージ【ファンキー末吉】

今週は、1980-90年代に爆風スランプのドラマーとして活躍
現在、中国と日本を行き来しながら音楽活動を続けている
ファンキー末吉さんからエコメッセージが届きました。

ファンキー末吉さんは、ロック・ミュージックが存在しない北朝鮮の少女たちにロックを教えるべく、
5度にわたって平壌の高等中学校を訪問。7年にわたるロックによる「国際交流」をまとめた本。
「平壌6月9日高等中学校・軽音楽部 北朝鮮ロック・プロジェクト」という本を出しました。

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アジア各国を回っているファンキーさんが見た各国の環境。

北朝鮮...7年前はゴミ一つ落ちていなかった。なぜならば物資がなかったからです。
でも、最近は、中国から物資が流入してきているため、平壌もゴミが増えているそうです。

チベット。上流の小川はとても美しいんだそうです。でも下流はゴミで一杯。
人間とはなんて愚かなんでしょう。と語っていました。

モンゴル。この国はほんとにエコ。そういう生活に私たちは戻れないモノなのでしょうか?
今日より明日が豊かじゃなければ我慢できない暮らしは、ほんとにいいことなのか?と
自問自答されていました。

また、この番組や、サラヤの活動が国際交流に貢献していると
とても評価してくださいました。

たとえば、モンゴルで知らない人がいない「日本人」がいる。
それは、植林をして砂漠を森にした人。
また、ブータンで知らない人がいない「日本人」がいる。
それは、棚田の作り方を教えた人。
(↑ブータン農業の父といわれている西岡京治さん(ダショー西岡))

日本国内で有名な人が偉い人ではない。
キヨピー。国際交流 頑張って!!!
と、メッセージを寄せてくれました!

http://www.funkyblog.jp/
ファンキー末吉 オフィシャルサイト

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番組をお聴きのみなさんへのプレゼントは「ヤシノミ洗剤3本セット」を5名様。


そして今日は、ファンキーさんの著書
「平壌6月9日高等中学校・軽音楽部 北朝鮮ロック・プロジェクト」を2名様に!

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