エコトピックス【アマゾン川流域が乾燥】
オーストラリア政府が、世界最大の海洋保護区の計画を発表しました。
オーストラリア北東部に広がる「サンゴ海〜コーラル・シー」は
サンゴの宝庫とされるグレートバリアリーフに隣接していて、北にパプアニューギニア、
東にはソロモン諸島がある、およそ100万平方キロのエリア。
(フランスとドイツを合わせた面積と同等)
一帯には、サンゴ礁が広がり、
古くからの海綿動物、藻類(そうるい)、魚、貝やヒトデが豊富で、サメやマグロ、
カジキといった大型海洋生物も数多く見られる世界的にもきわめて貴重なスポットです。
島は無人島が大半で、アオウミガメや、海鳥の産卵の場所ともなっています。
陸地から流れる水流の影響をほとんど受けないので、水が濁らず、
海中視界は35メートル以上。そこには高さ「数百メートル以上」のサンゴの壁がそびえ、
いたるところで渦を巻く「外洋魚の群れ」と遭遇できるそうです。
「サンゴ海連邦海洋保護区」。実現すれば世界最大規模の「海洋保護区」となります。