2011年01月27日

エコトピックス【エコフィッシング】 追記:中止です!

『冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会』の中止について

明日、1月29日の釣り大会は、荒天のため中止いたします。

http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/dk00/20110128.html

琵琶湖で、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が増え、問題化しているということは、よく知られています。
琵琶湖にはおよそ60種類の淡水魚が生息していて、そのうち「琵琶湖固有種」はニゴロブナ、ビワヒガイ、ビワコオオナマズを始めとした15種類が知られています。
それらは、ブラックバスやブルーギルなどの「外来魚」が住み着くようになってから減ってきていると言われます。

これは、ブラックバスやブルーギルが、古くから琵琶湖に住む「在来種の魚」を捕食したり、「在来種の魚」の食物や繁殖場所など、棲息環境を奪うことが原因です。
いずれも、生態系のバランスを崩し、二次的にも大きな影響を与える可能性があります。


外来魚が集まる琵琶湖の「彦根旧港湾」周辺で、あさって29日、
外来魚を釣り上げて駆除するイベント
「冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会」が開かれます。

今年で3回目の「釣り大会」。釣り上げた外来魚は、肥料になるそうで、
昨年は家族連れら約600人が参加、69.2キロを堆肥にしたということ。
参加者には、この外来魚を肥料にして育てた「サツマイモ」を、
焼き芋にしてプレゼントしてくれます。

29日、当日は、釣りざお500本を用意し、釣り用のエサ1人分を100円で販売。
初心者のために十数人の滋賀県の職員がアドバイスしてくれます。
参加無料で、事前申し込みも「不要」。


釣り大会は午前10時~午後1時。
旧港そばの「彦根総合運動場」で、正午までにエントリーしてください。
小学生以下は保護者同伴での参加となります。

くわしくは「滋賀県・琵琶湖レジャー対策室」まで問い合わせください。

http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101190102.html

エコトピックス【エイリアン・バスター】

ネズミの仲間、「ヌートリア」という動物をご存じでしょうか?

戦時中に毛皮をとるために輸入され、西日本を中心に繁殖地域を拡大させている「ヌートリア」が琵琶湖の水辺に住みつき、周辺で農作物の被害が懸念されています。

また、「外来植物」も相次いで見つかっています。
繁殖力が極めて強い「外来植物」が繁殖すると、在来植物の生育地が奪われ、水草に産卵する魚への影響なども懸念されます。

駆除は自治体だけでは追いつきません。

ということで、滋賀県は来年度、駆除のためのボランティア部隊を結成します。
ボランティア部隊は、「エイリアン・バスター」と名付けられる予定で、県は生態系維持の「切り札」と期待しています。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110126/shg11012612060029-n1.htm

2011年01月20日

エコトピックス【国際森林年をテーマにしたヤシノミ洗剤】

先週、今年は【国際森林年】というお話をしましたが、
ヤシノミ洗剤のサラヤも、マレーシア・ボルネオ島における、熱帯雨林の保全と
野生動物の保護活動を通して、いきものが棲む森づくりに一層力を入れて取り組むそうです。


ヤシノミ洗剤のTWITTER、yashinomijpによりますと、国際森林年をテーマにした
デザインパッケージの数量限定の「ヤシノミ洗剤詰め替えパック」も販売されるようです。

http://www.yashinomi.jp/collabo/?utm_source=yashinomi&utm_medium=banner

エコトピックス【大阪に天然記念物が舞い降りました。】

大阪・岸和田市の「久米田池(くめだいけ)」で、国の特別天然記念物・コウノトリが確認されたそうです。

ヨーロッパでは「赤んちゃんをくちばしで運んでくる」といわれているコウノトリ。

かつてニッポンに普通に棲息してましたが、明治以後の乱獲や巣木の伐採などにより、1956年には20羽にまで減少。国の特別天然記念物に指定されました。
しかし、およそ30年後、人工繁殖に成功。さらに、そこからおよそ20年後の2005年、コウノトリを野生に復帰させるため、世界初の放鳥が行われ、実に34年ぶりに大空にコウノトリが羽ばたくことになりました。

久米田池には年間を通じてさまざまな渡り鳥が飛来するそうですが、コウノトリの目撃は初めて。このコウノトリが、どこから飛来したかも不明。「野生とすれば極めて珍しいこと。」なんだそうです。

環境変化による異常行動なのか?
着実に、野生のコウノトリが、増えているという証か? 後者であって欲しいです。

http://birdofparadise.blog4.fc2.com/blog-entry-1333.html

エコトピックス【淀川テクニック】

美しいゴミアートを見てみませんか?

空き缶にペットボトル、ぼろ切れ…。そんな「ゴミ」だけを、作品の素材として使っているアーティストがいます。大阪の2人組アーティスト「淀川テクニック」。

大阪市淀川区に住み、淀川の河川敷に落ちているゴミを素材に作品を造っているそうですが、30センチほどの小さなものから10メートルほどもある大作まで創ってしまうということ。


「木」という作品、素材は捨てられた金網を丸めて木にしたもの。枝にはビニールやゴム、スプーン、歯ブラシなどで構成された、カラフルなインコがとまっています。

外国の展覧会に招待されたら、現地の川などでゴミを拾い集めて、作品を造るそうです。


エコ関係のイベントにも呼ばれることも多い「淀川テクニック」ですが、
2人は特に環境問題を意識して創り始めたわけではなく、「ゴミそのものの魅力と
制作費があまりかからない」という理由でゴミを使っているということ。大阪的!
ですが、ゴミが元になっているということを考えると、「私たちの川」について、考えざるを得ませんね。

http://yodogawa-technique.cocolog-nifty.com/

2011年01月13日

エコエコトピックス【大阪は川もきれいに。】

地元のNPO「大阪・水かいどう808」は、大阪の川の水質浄化を願って、水都再生・河川浄化プロジェクト「大阪ジョウカ物語」を展開しています。

この主役は「イケチョウ貝」という「貝」
「イケチョウ貝」は、水中の窒素や、リンを取込んだ「植物性プランクトン」などを食べて大きくなり、真珠をつくりながら、1日にドラム缶1本(200リットル)もの水をきれいにします。

昨年、クリスマスイブには、道頓堀川にイケチョウ貝を入植しました。
このイケチョウ貝が、4年の歳月をかけて川の水を改善し、真珠をつくっていきます。
今年4月には「土佐堀川」でも、イケチョウ貝を入植するそうです。

http://www.mizukaido808.com/osakajouka/

エコトピックス【森林認証材】

昨年は「国際生物多様性年」でしたが、今年は、国連が定めた国際森林年(the International Year of Forests) です。

ところで、みなさん「森林認証材」という木材をご存じでしょうか?
「森林認証材」とは、産地が明確で、きちんと管理された森から切られている木材です。
また、生態系を破壊するような方法で伐採することなく、絶滅のおそれがある樹も使わない…持続可能な森から採れた木材です。

「ELLE(エル)」や「25ans(ヴァンサンカン)」などの月刊誌を発行するアシェット婦人画報社は、世界的な二つの森林認証を取得。今年から、国内の出版社としては初めて、定期刊行物に認証済みの紙を使っていくそうです。

今年は「森」についても考える1年です。

http://www.asahi.com/eco/TKY201012190249.html

エコトピックス【幻のウサギの森、再生】

トラ年が終わって今年は、ウサギ年ですが…トラのように黄色地に黒い模様の入った、「縞模様のウサギ」がいます。
“幻のウサギ”と呼ばれる『スマトラウサギ』です。
このウサギは、まだ一度も動画になったことのない、正真正銘の珍獣です。

WWFジャパンは、今年の干支にちなんで『スマトラウサギ』が住むインドネシア・スマトラ島の森を再生させるプロジェクトに取り組む…ということ。

スマトラ島は、世界でもっとも森が減り続けている場所の一つ。
ボルネオの森と同じように、すみかを追われた野生動物が、人間の集落にさまよい出てきてしまい、動物も、人間も、傷ついたり、命を落としてしまう。そんな事故が相次いでいるそうです。

苗木を調達して、5年間の手入れ費用を含め、一本の木を育てるのに必要なお金は1000円。といわれています。
このプロジェクトでは、一般の方からの寄付金をもとに植林を進めたり、違法な伐採を防ぐパトロール活動も行うということです。


http://www.wwf.or.jp/activities/2010/12/958127.html

2011年01月06日

2011年、あけました!ヤシノミ洗剤も40周年!

新年明けましておめでとうございます。

年の初めは、私たちのパートナー。サラヤのお話。

この『SARAYA ECO FLAP』は、「生物多様性」をテーマにお送りしています。

地球の上には、たくさんの種類の生き物がいて、お互いが関係し合って命の輪を作っていくこと。「生態系」をかたちづくっているということ。それが「生物多様性」です。

私たちが、環境問題の中で「生物多様性」にスポットを当て始めたのは、サラヤさんとの出会いから…

現在...
●世界的な食糧需要の増加によって、“パーム油”の生産量が増えています。
●原産地マレーシア・ボルネオ島では、そのパーム油を搾る
 アブラヤシのプランテーション(農園)拡大によって
 熱帯雨林が減少し、野生の動植物への影響などさまざまな問題を引き起こしている。


…そんなお話を伺い、谷口も「ボルネオ」に行って参りました。


サラヤの「ヤシノミ洗剤」の「売り上げの1%」は、ボルネオ環境保全活動に役立てられています。
サラヤが使用する“パーム油”はごくわずかですが、パーム油に関る企業のひとつとして、この問題に目を背けることなく、できることから少しずつでも取り組んでいこうという姿勢に私たち、LOVE FLAPは共感しています。


昭和30~40年代、高度経済成長に伴う都市活動の活発化にともなって、大阪の川の水は急激に悪くなっていったといいます。

水の匂いやヘドロが社会問題となり、その改善は「水の都」大阪にとって緊急課題となりました。
 
こういった状況を踏まえて、サラヤのヤシノミ洗剤が生まれました。

「ヤシノミ洗剤シリーズ」は、すべて、洗った後の排水も、微生物によって生分解されて、地球にかえります。

洗っても、洗っても、安心。
さり気ないけれど大切なこと。

そんなヤシノミ洗剤が生まれたのは、1971年。
今年、fm osakaといっしょの40周年を迎えます。
今年もLOVE FLAPと一緒に、地球にいいこと、やっていきたいですね。

http://www.yashinomi.jp/