2011年01月20日

エコトピックス【大阪に天然記念物が舞い降りました。】

大阪・岸和田市の「久米田池(くめだいけ)」で、国の特別天然記念物・コウノトリが確認されたそうです。

ヨーロッパでは「赤んちゃんをくちばしで運んでくる」といわれているコウノトリ。

かつてニッポンに普通に棲息してましたが、明治以後の乱獲や巣木の伐採などにより、1956年には20羽にまで減少。国の特別天然記念物に指定されました。
しかし、およそ30年後、人工繁殖に成功。さらに、そこからおよそ20年後の2005年、コウノトリを野生に復帰させるため、世界初の放鳥が行われ、実に34年ぶりに大空にコウノトリが羽ばたくことになりました。

久米田池には年間を通じてさまざまな渡り鳥が飛来するそうですが、コウノトリの目撃は初めて。このコウノトリが、どこから飛来したかも不明。「野生とすれば極めて珍しいこと。」なんだそうです。

環境変化による異常行動なのか?
着実に、野生のコウノトリが、増えているという証か? 後者であって欲しいです。

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