2014年04月29日

エコトピックス【海遊館】

4月20日から、大観覧車も営業を再開した、天保山の海遊館。
現在、期間限定で「マンボウ」を展示中です!

マンボウは、愛嬌のある姿で、ゆっくり、のんびりと泳ぐイメージがありますが、餌を食べる時にメチャメチャにすばやく泳ぐそうです。



『海遊館』関連のニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【京都水族館 + 映画】

5月2日(金)映画「NATURE」が全国で公開されます。

この作品は、「ディープ・ブルー」「アース」などのドキュメンタリーで知られるのBBC EARTHが、
●マウンテンゴリラが生息する熱帯雨林、
●世界遺産にも登録されているナミビアの砂漠、
●サンゴ礁が広がる紅海(アフリカ東北部と、アラビア半島とに挟まれた湾)などを、
新たに開発した特注の撮影機材を使って、4K3D映像でとらえたネイチャードキュメンタリーです。

4Kとは、横4,000×縦2,000前後の解像度に対応した映像です。

ナレーションは、滝川クリステル。

5月31日までの期間、京都水族館では、この映画「ネイチャー」とのタイアップキャンペーンが開催されます。
● 京都水族館の裏側を探検する「バックヤードツアー」に参加したり、
● ネイチャー」劇場鑑賞券半券を提示すると、
「ネイチャー」オリジナルグッズがもらえますよ。

また、26日から、高さ約5メートル、長さ約50メートルの通路を
ペンギンが散歩する「ペンギンスカイウォーク」も公開されました。
こちらもチェック!




『京都水族館画』関連のニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【京都市動物園】

GW突入という事で、関西の動物園関連のトピックをまとめてご紹介します。


京都市動物園を全面リニューアルする構想の第6弾として、日本生まれの「ニシ ローランド ゴリラ」の一家、モモタロウ、ゲンキ、ゲンタロウの新しい「おうち~樹林のすみか」が完成し、27日にお披露目されました。

ニシゴリラは高さ10~30メートルの木の上で過ごす時間が多いため、天井はいちばん高いところで9メートル。
熱帯雨林の環境に近づけるようミストも設けたそうです。(ボルネオとおんなじ環境です)木の代わりに鉄柱を組み合わせ、さらにロープや古い消防ホースも張り巡らせて、好きなように移動できるようにしてるということ。

ガラス越しに表情や動きを見ることができ、声も聞こえるそうです。



『京都市動物園』関連のニュースソースは☞からチェック

2014年04月22日

エコトピックス【日本最大級の猫フェス】

阪神梅田本店で、今日から、
日本最大級の猫フェス「まるごと猫フェスティバル」が始まりました。

このイベントには、100を超える猫作家と専門店が集結して、猫グッズの販売や、猫作家のサイン会などが実施されます。

今日は、この後3時から絵本で有名な猫の「ダヤン」の「名刺交換会&撮影会」が行われます。

26日・27日には、
アーティストchiaki kohara(ちあき・こはら)さんが登場し、
2日間で約100cm×240cmの作品を完成させるライブイベントを行ったり

4月26日には「ダヤン」の作家、池田あきこさんの朗読&サイン会、
27日には、ニューヨークでの猫たちとの暮らしを描いたアートが人気の
「久下貴史(くげ・たかし)さん」のサイン会なども実施されます。

会場は阪神梅田本店 8階催場で、29日(火) まで行われます。



『まるごと猫フェスティバル』関連のニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【一石三鳥】

琵琶湖に生育する水草、「オオバナ ミズキンバイ」。

守山市の赤野井湾で、5年前に初めて確認されたのですが結構やっかいです。

というのも、ちぎれた茎からも根が出るほど、生命力が極めて高く、猛暑だった去年の夏は、茎が1日で3センチも伸びたそうです。

それが、豪雨や強風のたびに水流に乗るなどして、分布域を爆発的に拡大。
テニスコート半分くらい(140平方メートル)だった生育面積は、4年間で約460倍(甲子園1.6個分)に増えました。(6万4800平方メートル)


そうなると、琵琶湖固有の魚の産卵場所に茂って、その繁殖を妨げたり、太陽光を遮断するので、水中植物の成長の妨げになったりする恐れがあるほか、漁船の往来の邪魔にもなって、漁業にも影響を及ぼしています。

現在、除去したオオバナミズキンバイは、産業廃棄物として扱われ、自治体が経費をかけて処分しているんですが・・・

立命館大の久保幹教授が、「オオバナミズキンバイ」を原料とした堆肥の製造に成功しました。

この堆肥は良質で栄養価が高く、既存の化学肥料で栽培するより、野菜の成育がよくなることも確認。

● 生態系の保護
● 沿岸の環境改善
● 除去・処分費用の削減という「一石三鳥」の効果を生むとして

実用化に期待がかかっています。

琵琶湖では、厄介者の魚(ブラックバスやブルーギル)を、ご当地バーガーや天ぷら料理の具材に使用するなど、食材としての活用を進めていますが、今度は、厄介者の水草が、思わぬ“財産”となるかもしれません。



『一石三鳥』関連のニュースソースは☞からチェック

2014年04月15日

エコトピックス【ゴリラーメン】

動物園のラーメン・・・札幌円山動物園の「白クマ塩ラーメン」や、旭山動物園の「白クマ塩ラーメン」ってご存じでしょうか?

このたび、京都市動物園では、北海道の製麺会社とコラボし、ゴリラをテーマにした即席麺・・・正式にはゴリラーメンじゃなく「京都市動物園ラーメン醤油(しょうゆ)」の販売を始めました。

京都市動物園で飼育しているニシゴリラをイメージした黒いスープ。
ノンフライ麺で、1袋185円です。

黒色の袋には大きくゴリラの顔が描かれています。
裏にもゴリラの赤ちゃんが描かれ、京都市動物園が人工哺育のゴリラの赤ちゃんを群れに戻すことに日本で初めて成功したことも書かれています。

1袋売れるたびに、2円が「動物園整備基金」に入る仕組みで、動物園の東エントランス売店や、関西の一部のスーパーでも販売しているそうです。




『ゴリラーメン』関連のニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【カメの悠ちゃん】

神戸「須磨海浜水族園」にいる、アカウミガメの「悠ちゃん」。
悠ちゃんは推定25歳のメスです。
(甲羅の長さは約85センチ、体重122キロ。)

2008年に紀伊水道で漁師の網にかかったのですが、右の前脚の3分の1と、左の前脚の半分をサメに食いちぎられたとみられ、「須磨海浜水族園」で保護されました。


当時、傷が治れば海に戻すつもりだったんですが、中学生から「このまま戻して大丈夫?」といわれたことがきっかけで、世界でも珍しい人工ヒレの開発を始めました。

製作は、ソチパラリンピックで、チェアスキーの座席の製作でも注目された、大阪府大東市の「川村義肢」と、大阪市生野区の水着素材メーカー「山本化学工業」が無償で協力しました。

しかしそれは苦難の連続でした。


●2009年に1作目の人工ヒレができたが、前脚に直接取り付けると傷口が悪化してしまった。

●6作目からは甲羅ごと覆うジャケット方式に改めた。
しかし、水の抵抗が大きく、速く泳げない。なぜだ!

●20作目からはジャケットの小型化に挑戦、
ヒレとジャケットに、高品質のプラスチックやゴムの最新素材を使って速力向上を図った。

●34作目では、ジャケットの素材に切れ込みを入れることで、
立体型にして前脚の可動域を広くし、40日間の長期装着に成功した。

●ヒレの素材をさらに改良し、5年がかりの開発には日本の技術の粋が凝らされ、今年3月にできた最新作36作目にして、「これ以上の改善は不可能」という完成度になった。

最新作を身につけた「悠ちゃん」は、今月6日から一般公開されています。

素材が劣化する恐れがあるため、悠ちゃんは海には放流しませんが、
神戸空港島の人工海水池で、交尾や産卵に挑戦させるということです。




『カメの悠ちゃん』関連のニュースソースは☞からチェック

2014年04月08日

エコトピックス【日本では「モス」を利用】

大阪府立大学から生まれたソーシャルなアイデアなのですが、日本全国の過疎地に広がる“余っている土地”でコケを育て、そのコケを都会のビルの屋上緑化に活用する、というアイデアです。

この企画が、今年、本格的に実現します。

耕されることなく、放棄されたままになっている畑。
これを“耕作放棄地”と言いますが、いま、日本中あわせると、埼玉県ぐらいの広さになるそうです。

コケは4億年前、海から地上に上がった最初の植物です。
火山噴火により生じた溶岩台地にも生育しましたし、空気中から水分を吸収し、自然に委ねるだけで成長します。


屋上緑化に利用するのは“スナゴケ”というコケで、マイナス20度の寒さから70度の暑さまで耐えて、乾燥にも強いのが 特徴です。

通常だと成長するのに2年かかっていたんですが、大阪府立大学の大学院が、たった4カ月で育てる技術を開発しました。このコケで、全国のビルの屋上などを緑化しようという取り組みです。

すでに、コケによる屋上緑化を導入している 京都の保育園によれば、コケは、芝と違って、雨水だけで維持できるうえに、芝刈りや除草の手間もかかならいために、とてもオススメだということ。
また、コケによる屋上緑化を導入している 滋賀の保育園では、
室内温度を6℃も下げ、地元で採れるヨシを使用した土台を使うと、さらに3℃下げる効果があるそうです。断熱効果を高めるために、互い違いに4層構造にしているそうです

1)CO2を削減し
2)ヒートアイランド現象を緩和し
3)省エネにもなる

「コケ」注目です!!!



『日本では「モス」を利用』関連のニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【みどりのバクダン?】

カリフォルニアの「グリーンエイド」という団体が発売している、ユニークなグリーンプロジェクト商品があります。

その名も「SEED BOMB」。
これは、植物の種が入ったボールです。

粘土と堆肥を混ぜ合わせたものを団子状にし、このまま何処にでも置いておけば、いつの間にか種から若葉が顔を出すというもの。

都会にある空きスペース(道ばたや、駐車場の片隅、手入れのされていない街中の花壇など)に植物を植えてしまおう! というアイディアから生まれました。


現在販売されている種の種類は、ポピーやルッコラ、ワイルドフラワーミックスなどで、基本的に多少の水さえあれば手入れ不要でどんどん成長していきます。

Golden Poppy Seedbombs (6 Pack)
Price: $7.99

アメリカでは、自動販売機でも購入することができるというお手軽さ。SEEDBOMBを飛ばすためのパチンコ付きのキットもあり、こちらは日本からでもネットで購入可能です

Price: $15.99 。

この、SEEDBOMBの売り上げは、LA近隣のホームレスや、低所得者らの支援に使われています。

地球にもっと緑を増やそうと言うアイディアと、社会貢献がひとつになったプロジェクト。秀逸なアイディアだと思いませんか。



『みどりのバクダン?』関連のニュースソースは☞からチェック

2014年04月01日

エコトピックス【祝250回目】

ひと月まえ、3月5日はサンゴの日。

この日に合わせて、沖縄・慶良間諸島が、
新たに国立公園に制定されました。
国立公園の新規指定は27年ぶりとのことです。

沖縄本島はもちろん、慶良間諸島の島々では、沖縄の美しい海を守ろうと、大いに盛り上がっています。

世界でもトップレベルの海の青さで「ケラマブルー」の名で呼ばれている慶良間諸島は、沖縄本島の西 およそ20〜40kmに位置する大小30ほどからなる島々。

「世界でも有数の美しい珊瑚礁が生息する海域」として、2005年にはラムサール条約にも登録されています。

さらに、毎年冬から春にかけては、ザトウクジラがやってくることでも知られダイバーたちにとっては、憧れの聖地。

那覇の泊港から、高速船で35分〜1時間ほど。
これは、恩名や名護のリゾートエリアへ行くよりも、ずっと近い距離です。

日帰りも可能ですが、ぜひ、島での滞在を過ごしてみてください。
朝、昼、夕方、夜と、姿を変える島の色彩の美しさは「絶品です」。




『国立公園・新規指定』関連のニュースソースは☞からチェック