エコトピックス【絶滅寸前】
今月発表された調査によりますと、
西アフリカからライオンの姿が消える日が迫っている。ということ。
西アフリカのライオンは、かつて、
セネガルからナイジェリアの約2500キロ以上の範囲に生息していました。
しかし今回の実態調査では、範囲が1%未満に縮小し、
およそ250頭が確認されたのみ。
本来の生息域は、土地利用の大規模な転換に伴って激減しました。
農地開拓や森林伐採、狩猟によって追い詰められ、今や保護区だけが頼みの綱です。
しかし最近は、この保護区のライオンが地域住民の家畜を襲撃し、殺害されるケースも頻発しています。
こうした、絶滅危惧種の保護には、十分な資金と、政府機関や国際機関の協力が欠かせません。
極東ロシアでは、調達された資金によって、シベリアトラの個体数が回復傾向にあります。
危機的状況が周知された結果と言うことですが、さて、ライオンたちの運命は?。