2011年10月27日

エコトピックス【ボルネオ・トピックス その2】

京都大学・野生動物研究センターの幸島司郎(こうしま・しろう)教授による、
「オランウータンとヒト、形態から考える」と題した講演も開かれました。

生物学的にヒトに近い「大型類人猿」のうち、
チンパンジーやゴリラがアフリカに生息するのに対し、
オランウータンは東南アジアにすんでいます。

オランウータンは、顔の形態に雌雄の性差(男女の区別)があったり、
ほかの個体をじっと眺める行動をとったりと、
チンパンジーやゴリラにはない「ヒトとの共通点」を持っています。

幸島(こうしま)教授はこの講演で、
オランウータンとヒトとで形態が似ているという「目」を取り上げ、
人間と同じく、「ビジュアルコミュニケーション(アイコンタクト?)を
とっているのではないか」という論も展開したと言うことです。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201110210369.html

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201110210369.html

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