エコトピックス【エコフィッシング】 追記:中止です!
『冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会』の中止について
明日、1月29日の釣り大会は、荒天のため中止いたします。
琵琶湖で、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が増え、問題化しているということは、よく知られています。
琵琶湖にはおよそ60種類の淡水魚が生息していて、そのうち「琵琶湖固有種」はニゴロブナ、ビワヒガイ、ビワコオオナマズを始めとした15種類が知られています。
それらは、ブラックバスやブルーギルなどの「外来魚」が住み着くようになってから減ってきていると言われます。
これは、ブラックバスやブルーギルが、古くから琵琶湖に住む「在来種の魚」を捕食したり、「在来種の魚」の食物や繁殖場所など、棲息環境を奪うことが原因です。
いずれも、生態系のバランスを崩し、二次的にも大きな影響を与える可能性があります。
外来魚が集まる琵琶湖の「彦根旧港湾」周辺で、あさって29日、
外来魚を釣り上げて駆除するイベント
「冬だ!釣りだ!焼き芋だ!冬の釣り大会」が開かれます。
今年で3回目の「釣り大会」。釣り上げた外来魚は、肥料になるそうで、
昨年は家族連れら約600人が参加、69.2キロを堆肥にしたということ。
参加者には、この外来魚を肥料にして育てた「サツマイモ」を、
焼き芋にしてプレゼントしてくれます。
29日、当日は、釣りざお500本を用意し、釣り用のエサ1人分を100円で販売。
初心者のために十数人の滋賀県の職員がアドバイスしてくれます。
参加無料で、事前申し込みも「不要」。
釣り大会は午前10時~午後1時。
旧港そばの「彦根総合運動場」で、正午までにエントリーしてください。
小学生以下は保護者同伴での参加となります。
くわしくは「滋賀県・琵琶湖レジャー対策室」まで問い合わせください。