2015年01月06日

エコトピックス【悲しいニュース】

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ケニアのマサイマラ国立保護区で撮影されたモノです。
子ゾウが、倒れたゾウに寄り添っています。

イギリスの新聞「デイリー・メール」によりますと、
母親の象が密猟者に毒殺され、孤児になってしまった子供の象です。

母親象の死体のそばで悲しみにくれ、立ち去ろうとしなかった。ということ。

この子象は生後10ヶ月、母親象の母乳がなく、飢えに苦しんでいたところタイミング良く、野生動物の専門家が発見して保護。ナイロビにある野生動物保護センターに送られました。

犀角(さいかく=サイの角)や象牙の密猟は、ここ数年極めて深刻。
南アフリカで、2013年に角を取るために密猟で殺されたサイの数は
1000頭以上で過去最悪。象牙の密猟も後を絶たず、世界では毎年
1万2000頭のゾウが殺害されていると推定されます。

象牙の取引はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で禁止されています。

「種の絶滅」を防ぐためにも、具体的な対策が求められています。



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