300回を迎えました!!!『SARAYA ECO FLAP』 。
帰って参りました・・・「ボルネオ島取材」。
今年は、浜端ヨウヘイさんと一緒に、様々な物を観てきました!
今年は、これまでの取材では訪れていない、
世界でも生物の多様性が非常に高い場所として知られている
タワウという、サバ州 第3の街から
「ダナンバレー自然保護区」へ出かけました。
もともとは伐採される予定でしたが、
イギリスの団体がその研究的価値を主張して、
伐採計画が変更となり、
ジャングルは、 手付かずの状態で保護されています。
その面積のほとんどが
高さ30~60mもある高木で覆われている低地熱帯雨林なんです。
また、旅を通じて、ヨウヘイ君が「曲を書き下ろし」てくれました。
その制作の過程や、旅の模様は、このコーナーの中で
来週からシリーズでお届けします。
フォトレポートも順次アップしますので、こちらと併せてお楽しみ下さい。
今年の「ボルネオ・レポート」を担当して下さった
押尾コータローさん。
先週は、山・海・森・川と、ボルネオの美しい自然について
お話を伺いましたが・・・今日は、「保護」をテーマにお話を聞かせていただきました。
今年の「ボルネオ・レポート」を担当して下さった
押尾コータローさん。
今週は週は、山・海・森・川と、ボルネオの美しい自然についてお話を聞かせていただきました。
杏子ねえさんの「ボルネオ レポート 2013」は、公開を終了いたしました
杏子ねえさんの「ボルネオ レポート 2013」は、公開を終了いたしました
杏子ねえさんの「ボルネオ レポート 2013」は、公開を終了いたしました
杏子ねえさんの「ボルネオ レポート 2013」は、公開を終了いたしました
杏子ねえさんの「ボルネオ レポート 2013」は、公開を終了いたしました
上流に、橋が見えてきました。
ボルネオ保全トラストが地元のNGOとともに架けた吊り橋です。
材料には大阪の消防署から贈られた廃棄消防ホースが使われています。
水を怖がるオランウータン。
彼らは川の沿岸の木をしならせて、対岸の木に渡っていました。
でも、森林の伐採などによって、そういった場所も失われ、森も小さく分断されています。
森が小さくなれば、食糧を得る場所も限られます。
また、他の森に住むオランウータンの仲間と交流ができないため、
近親交配によって、遺伝子が弱くなってしまいます。
過去20年で生息地は80%も減少したといわれています。
繁殖の機会が失われることによって、オランウータンは絶滅の危機に瀕しているのです。
もっと上流に上っていきましょう!
しっかりした橋が見えてきました。
2008年4月に設置された1号橋です。
サラヤの資金協力によって、サラヤ現地調査員をはじめBCTスタッフ、日本全国各地の動物公園の協力も得て、
消防ホースの吊り橋が完成しました。
森と森をつなぎ、オランウータンの命をつなぐ「命の架け橋」です。
川からの高さは8~10mはあるでしょうか?
2010年6月27日、この橋を「野生のオランウータンが渡った」との報告がありました。
中西さんのお話を聞いているうちに、
花菜ちゃんが船から下りて橋に上り始めました。だ、だいじょうぶ?
中西さんとともに、橋のメンテナンスのお手伝いをします。
*よいこのみんなはのぼっちゃだめだよ
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
「橋を作った人たちと同じ視線で、川と森を見てみたくなりました(植村花菜)」
貴重な体験です。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
キナバタンガン川の支流。メナンゴール川に入ってきました。
撮影は出来ませんでしたが、いきなりクロコダイル(イリエワニ)に遭遇。
【8月27日 AFP】によりますと、
ボルネオ島のマレーシア領で24日、川で用を足していた建設労働者が
ワニに襲われてかみつかれたが、ワニの顔を殴って撃退、
何とか一命を取りとめる。というニュースも。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2897479/9419210
美しい鳴き声の鳥…
こちらは、寝起きのカワセミです。
ボルネオ固有種である「ミューラーテナガザル(ボルネオギボン)」。
絶滅危惧種なので、姿を見ることは難しいのですが、「存在」は簡単に確認できます。
彼らは歌が大好き。森の奥で縄張りを主張して鳴いています。
おなじみの「ソフトモヒカン野郎」カニクイザルに遭遇した後、
今日最初のテングザルの女の子。こちらの様子をうかがっています。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
マレーオオトカゲ(ミズオオトカゲ)をアップでどうぞ。
水辺を好み、泳ぎも潜水も生活の一部になっています。一方、鋭い爪で木にも良く登ります。
恐竜みたいでこわいんですが、臆病な性質で、人が近づくと猛烈なスピードで逃げ去ります。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
そして、鵜っ!アジアヘビウです。
潜水して魚を捕っています。
姿をくらませたかとおもうと、離れた所でピョコッと頭と首だけを水面上に出します。
モグラたたきのモグラのよう。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
昨日の夕方に降った雨が、蒸発していきます。
朝靄に包まれたボルネオ3日目の朝です。
ひんやりとした空気。とても熱帯雨林とは思えません。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
出発前のロッジで、ギターを見つけた花菜ちゃんが、
鼻歌まじりにつま弾いています。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
C→Em→C→F→Fm7 皆さんわかりますか?
Judy Garlandのあの曲です。
日の出とともに出発です。
リバークルズに出かけましょう!
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
夕暮れのボルネオの熱帯雨林。
雨が降ったせいで、とても空気がクリアな気がします。
バトゥプティ村からスカウ村まで、川を下ってやってきました。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
夕食後、ジャングルへのナイトウォークを予定していましたが、
雨のおかげで、足場があまりに悪いため、ナイトクルーズに変更しました。
個体数が少ない、ルリカワセミです。綺麗な瑠璃色。
ボルネオには12種のカワセミの仲間がいます。
睡眠中でしょうか?まったく逃げません。
「鳥目」だから見えてないんですって。ビタミンAを摂りましょう。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
ボルネオ島は、世界でも有数の鳥の楽園としても知られていて、
600種を超える鳥たちが生息し、そのうち32種類は、ボルネオにしかいない固有種です。
サバ州には、海外からたくさんのバードウォッチング・ラバーがやって来ます。
今日の取材を終えて、
「キナバタンガン・リバーサイド・ロッジ」で中西さんと談話。
明日は、ゾウに会えるでしょうか?
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
雲行きが怪しくなってきました。
雨雲の下に入ってしまった!目も開けていられないほどの雨です。
ボートのスピードと相まって横殴りで降りかかります。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
これは取材不可能と判断し、近くのロッジに一時避難。
夕暮れ前に再出発です。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
なんかいます。近いぞ。
他のツーリストたちのボートも集まってきます。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
野生のオランウータンです。
マレーシア語で「オラン」は「人」、「ウータン」は「森」という意味。
ボルネオ島とスマトラ島の熱帯雨林だけに生息する類人猿です。
とても賢く、チンパンジーと並んでヒトに次ぐ知能の持ち主。
彼らの生活は他の類人猿とはちがって、群れを作らず、
めったに地上に降りることがありません。毎日樹の上に新しい寝床を作り、
広い森の中を移動しながら暮らしています。
どうやら、晩ご飯中のようです。
薄暮と、逆光でプロのカメラでもこれが限界です。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
さらに、不思議な光景に出くわしました。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
テングザルが、木の枝でしょうか?蔓でしょうか?
を、ブランコのようにして座っています。自作なのか?
周辺には、彼らのファミリーもいました。
1匹のオスと数匹のメス&こどもで群れて生活をしています。
昼間は、ジャングルの中で生活をしているテングザルですが、
夕方になると、そこに生える渋い果物を食べるために、
そして、 見晴らしの良いねぐらを求めて、川にやってきます。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターを後にした私たちは、バスで南下。
およそ2時間かけてキナバタンガン川、下流域の小さな村、バトゥプティに向かいます。
バスの助手席からの風景です。
幹線道路の両脇には、延々とアブラヤシの林が続きます。
プランテーションが広がれば、ヤシの実や油を運ぶための道路などのインフラも充実します。
携帯電話は、林の中にいても、ほぼつながります。
川沿いのロッジは、リバークルーズにむかう人々の憩いの場。
昼食を頂いて出発です。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
夏の雲がわき上がります。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
6人乗りのボートに乗り込みます!
この、キナバタンガン川は、マレーシアで2番目に長く、全長560km。
野生動物の宝庫として知られるエコツアーの中心的存在です。
「リバーサファリ」といって、ボートから川沿いを観察するのが一般的です。
こちらも、キナバタンガン川沿い近くまでアブラヤシのプランテーションが拡大しています。
農園の拡大により洪水の被害や水質の悪化、動物への影響が問題となっています。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
花菜ちゃんが何か発見しました。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
クリーム色の大きな嘴と、頭には赤い角。
サイチョウ(Rhinoceros Hornbill)です。
ボルネオには8種類のサイチョウの仲間が生息していますが、
中でも、このサイチョウを見つけるのは珍しい事なんだそうです。
このたびで、花菜ちゃんは「ガイドさんよりも早く動物を発見する」という
特技があることが発覚しました。これはさい先が良い!と思いきや...
見学ができるオランウータンは、リハビリの最終段階のものです。
給餌の時間になると、プラットフォームに、
森の奥からオランウータンがバナナやミルクをもらいにやってきます。
与える食べ物を徐々に減らしながら、スタッフへの依存からも自立していきます。
そして、森での生活を経験しながら自活する術を学んでいくのです。
1頭のオランウータンを1年間飼育するのに最低でもRM5,000 (約15万円)がかかります。
この中には、オランウータンの食べ物、ビタミン剤、医薬品にかかる費用が含まれていますが
(スタッフの給料は除く)、オランウータンが赤ちゃんだったり、怪我や病気を患っていた場合、
さらに費用はかさみます。
センターでは、オランウータンのリハビリテーション事業を進めていくために、
"オランウータン基金(Orangutan Trust Fund)"を設立し、寄付を募っています。
すべてのオランウータンに名前がつけられていて、サラヤの寄付へ感謝を込めて
「サラヤ」と名付けられたちびっこオランウータンもいるそうです。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
ちかい!声を押さえてのレポート。
私たち観光客にとっては、近くで彼らに会えるのは嬉しいことですが、
できれば、自分で食べ物を探して森のさらに奥へと入っていって欲しい。
彼らがセンターに依存しなくなった時、"野生復帰"したとみなされます。
たくさんの観光客が訪れています。
サンダカンからセピロク・オランウータンリハビリテーションセンターまで
約25km。車で約30分です。
こちらは、室内保育園(Indoor Nursery)。
病院と検疫室に隣接した室内保育園は、1歳に満たないような赤ちゃんや
まだ十分な注意を必要とするオランウータンを看護し、養育する場所です。
ココへは、一般の観光客が入ることが出来ません。
私たちも非結核証明の検査を受けて取材しました。
かわいい〜
オランウータンは自然界においては、森で生活する術をお母さんから学びます。
そのため、小さい時にお母さんを亡くした孤児のオランウータンは
森で生活する方法を知りません。
室内保育園では、こうしたオランウータンが木登りや、
他のオランウータンとのコミュニケーションなど、
森での生活に必要な基本的な技術を習得します。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
さわりた〜い。でも、さわっちゃだめ!
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
センターでは、金銭の寄付だけでなく、物品の寄付もお願いしています。
例えば「室内保育園」でのリハビリテーションにおいては
・紙おむつ
・赤ちゃん用のぬいぐるみ
・ベビー服
・タオル
・哺乳瓶
などを受け付けています。
キヨピーの助言通り、マミーポコ持参で訪れました。
授与式です。
ボルネオ2日目。世界自然遺産に認定されている東南アジアの最高峰、4095mのキナバル山です。
美しい朝焼けです!
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
今日は、コタキナバルから、飛行機に乗ってサンダカンという街へ。
同じく、サバ州にあって、コタキナバルに次ぐ第二の商業都市です。
出発しましょう!
サンダカン空港に到着。
州都コタキナバルからサンダカンまで飛行機で40分、
サンダカンから南に車やボートにて約2時間半です。
ガイドのゲイリーさん。とってもチャーミングな方です。
セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターです。
孤児となったオランウータンが将来、森で生活していけるように訓練するのです。
具体的には、
・森に対する恐怖感をなくす
・木登りを覚える
・自分で森の中で食べ物を探す
・ジャングルに住む他のオランウータンとの関わり方を学ぶ
といった訓練を経て、孤児達は森へ帰って行きます。
全ての行程に同行頂き、レクチャー・解説してくれたBCTジャパン/サラヤの中西さんです。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
43平方kmの天然原生林に保護区として設立され
保護区内にはいくつかの散策路があります。
貴重な原生林の中、熱帯雨林、マングローブ湿地林を見学することができます。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
天然林には高さが60mにもなる大きな木がたくさんあります。
日光を求めて、上に上に伸びていくのです。
しかし、これら天然林の面積は激減し、その一方でアブラヤシや
ゴムの木を植えたプランテーションが急激に増えています。
熱帯林は、地球上でもっとも多様な生物たちが生活する場所です。
森林をなくしてしまうとそこにすむ野生生物や鳥類、昆虫などの生態系にも
影響をおよぼすのです。
野外学校(Outdoor Nursery) です。
ここは、オランウータンを野生に戻すために訓練を行う場所です。
「キタ━━(゜∀゜)━━!!」
そして、ボルネオの観光についてお話を伺ったのは、
谷口も昨年お会いした、サバ州政府観光局の原田さん。
原田さんのオススメ料理は、マンゴープリン。利尿効果もあって、美白にいい!女性にお勧めです。
サダップ(おいしい)!サダップ・スカリー(とってもおいしい)!
更に、サバ州では果物の王様、マンゴー。果物の女王のマンゴスチンが頂けます。果物の宝庫です。
原田さんから、おみやげもたくさん頂きました。
サバ州特産の無農薬無添加なオーガニックティー「サバティー」や、肌に優しいなまこエキスを使った「なまこ石鹸」。
原田さんのオススメのおみやげは多様な民族の「手工芸品」と「スパイス」だということです。
「山のてっぺんから海の底まで」がキャッチフレーズのサバ州。
マレーシアで初めて世界遺産に認定されたキナバル公園。
世界自然遺産に認定されている東南アジアの最高峰、4095mのキナバル山中腹のキナバル自然公園では、
固有種の珍しい動植物に出会えます。近くにはポーリン温泉もあります。
白い砂浜、きらめく海そして青く高い空。
サバには、ビーチでのんびりする事が大好きな方には、天国のような島々がたくさんあります。
ダイビング&シュノーケリングのベストなポイントは、センポルナからボートで行くことができる
シパダン島が世界的に有名です。
海のアマゾンと言われるほどのセレベス海には、約3000種類もの海洋生物と100種類以上ものサンゴが、
素晴らしい生態系を創り出しています。
センポルナから行けるダイビングに最適な島は、
シパダン島のほかにもマブール島、マタキン島、カパライ島などがあります。
現在は雨季・乾季の違いがありません。雨は、一日中降り続くことは稀で、
スコールがあがった後は、涼しくフレッシュな風が吹いて心地よいです。
お店では、民族舞踊も行われています。花菜ちゃんも、速攻で参加!!
複雑なステップにバンブーダンスもご覧の通り。サスガ、ミュージシャンです。
「ゴング」という伝統楽器にもチャレンジ。ガムランなどで使われる楽器ですね。
その他、サバ州の伝統楽器には、細い竹と瓢箪を蜜蝋でつないで作られた、日本の笙のような楽器「ソンポトン」 や、木をくりぬいて作られる「ガンブス」というギターのような弦楽器があります。
花菜ちゃん。原田さんの説明に熱心に聞き入っていました。
サバ州政府観光局オフィシャルサイト
さっそく、ローカルレストランへ向かいます。
「KAMPUNG NALAYAN」というフィッシャーマンレストランです。
http://www.kampungnelayan.com/
食べている間に、新しい食材が運ばれてきます。
ここからピックアップして食べるのもOK。
かんぱーい!アラマイテ〜!
写真手前がオンエアでも話題になった「美白王子」です。
私たちが頂いたのは...まず「ヒナバ~Hinaba」。32以上あるサバ州の民族を代表するカダザン・ドゥスン族の郷土料理で、珍しく生魚を食べるヒナバは魚のマリネです。ビールがすすむ!
サバ州は、南シナ海とスールー海、セレベス海に囲まれたシーフード天国。
新鮮なエビの「白灼蝦」に、「ガルーパ(クエ)蒸し」、 シーバス(スズキ)をバナナの皮に載せて焼いたものなど。香港の潮州料理の影響が強い海鮮中華です。
サバ州には、カラフルな伝統文化と共に、数え切れないほどの食文化があります。
郷土料理、中国料理、マレー料理、西洋料理&無国籍料理に至るまで世界中の料理が楽しめます。
その他、サバ州ならではの食べ物でお勧めなのが、バクテー(肉骨茶)、サテー(現地風の焼き鳥)、ニューチャップ(牛什)そしてラクサ(麺料理)などです。
食事会を主催して下さった、サバ州政府観光局のゴードンさんからオランウータンのぬいぐるみ「KINONくん」をプレゼントして頂きました。
『SARAYA ECO FLAP』。ボルネオ レポート 2012。
レポーターは、植村花菜ちゃんです。
8月は「ボルネオレポート月間」。今週は、初日の模様をお届けします。
今年初頭まで、コタキナバル国際空港への直行便があったのですが、
残念ながら廃止されてしまいました。(直行5時間はとっても便利でした)
現在では、クアラルンプール、ソウル、台北、香港、フィリピン、シンガポールなどを
経由して、コタキナバルへ向かいます。
羽田発・植村組、関空発・LOVE FLAP組と分かれて出発した我々は香港国際空港で合流。
コタキナバルをめざします。
もはや、分別回収はあたりまえ。香港からコタキナバルへはおよそ3時間。
マレーシアは、日本時間マイナス1時間。
マレーシア連邦13州の1つ「サバ州」は、世界で3番目に大きな島・ボルネオ島の北部に位置します。
到着後、初めてのレポ・レコーディング!
旅の意気込みを語ります。
コタキナバルは、サバ州をはじめとするボルネオ島観光の玄関口です。
通常、気温は年間を通して25度から30度台前半の気候ですが、
夜だからか?蒸し暑さも気になりません。
サラヤの「ボルネオはあなたが守る!キャンペーン」の中で募集された「ボルネオ調査隊」
先週は、大阪の「辻さん」と電話をつなぎ、お話を聞かせていただきました。
今回、「ボルネオ調査隊」に選ばれた「「辻さん親子」をはじめ
「カードウェルご夫妻」「高柳さんご夫妻「柿川さんご夫婦」のレポートが
ヤシノミ洗剤のウェブサイト「yashinomi.jp」にアップロードされました。
環境破壊、森林破壊の問題、絶滅の危機にある動物たちの問題にとどまらず、
私たちの暮らしについて、震災のこと、未来の子供たちへの思い など
ボルネオの自然をきっかけに、みなさんの考えが一層深まっていく様子が
丁寧にレポートされています。
4組のみなさん それぞれの思いが詰まったボルネオレポート。
是非ご覧になってみてください。
今週は、「ボルネオの緑が急速に失われているその理由」についてご紹介
詳しくはこちらをチェック!
サラヤの『ボルネオ環境保全活動レポート』
ウェブサイトでは、フォトレポートのアウトテイク、最終回をご紹介します。
取材旅行最終日、おくはなチームは、一足早くコタキナバルから成田へ向けて出発。
フライトまでのわずかな時間、市内でショッピング。
「淡水真珠」もここサバ州の名産のひとつ。
お土産屋さんやフィリピノマーケットやサンデーマーケット、至るところで
パールが売られています。お値段は日本と比べるとずっとお得。
チーム・ラブフラは、深夜0時に関空へ向けて出発。
夕食は、市内ローカルレストランで!
マーケットには、カニ、そしてウナギ!
そして、ステージで繰り広げられている舞踊に飛び入りしました!
今週は、LOVE FLAPも、サラヤも応援している「ボルネオ保全トラスト」についてご紹介
詳しくはこちらをチェック!
『ボルネオ保全トラスト・ジャパン』オフィシャルウェブサイト
ウェブサイトでは、フォトレポートのアウトテイクをご紹介します。
まずは3日目の、「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」です。
華ちゃん、ボルネオゾウに乗っかりました。
オランウータンのことものクローズアップショットです。
かわええ!
マレーシア、サバ州政府観光局の原田さんです。
「サバの女王様」といわれる原田さん。
以前お電話でお話をして、ボルネオの魅力について語っていただきましたが…
初めてお会いできました。
今週も、エコフラップ公開収録イベントでのみなさんの声をお届けしました。
こちらでは、フォトレポートのアウトテイク集!
3日目、キナバタンガン川を下る道程です。
最近、カメラ女子...増えましたよね!
後続の船と川幅を比較すると、その広さがわかります。
漁をしているおじさまを発見近づいてみました。エビの漁をされています。
河口に近づくと、マングローブの森が見えます。
熱帯 〜 亜熱帯地域で、汽水域(淡水と海水が混ざり合ったエリア)の湿地にできる森林です。
マングローブは、海の水質浄化の役割が大きいことがわかっていますが、
近年、世界各地でマングローブの破壊が問題になっています。
まずはヘリポート周辺で出逢った子供達とのショット
そして、ジャングルクルーズでのアウトテイク!
栄養豊富な土壌を含んだコーヒー色の川べりでは、運が良いと
野生のボルネオゾウやオランウータンに遭遇することもあります。
観光客のボートでごった返す時間帯も...
世界各国から、ここを目指して人々がやってきます。
テングザルの群れを遠目からどうぞ!!
セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターでのアウトテイク
ここでは、1頭のオランウータンを1年間飼育するのに
最低でもRM5,000 (約15万円)かかります。
この中には、オランウータンの食べ物、ビタミン剤、医薬品にかかる費用が
含まれていますが(スタッフの給料は除く)、オランウータンが赤ちゃんだったり、
怪我や病気を患っていた場合、さらに費用はかさみます。
そのため、センターでは、事業を進めていくために、
"オランウータン基金(Orangutan Trust Fund)"を設立し、寄付を募っています。
美しい蓮の花が咲き誇っています。
紙おむつ以外にも、サラヤはノータッチ式の消毒液のディスペンサーを寄贈しました。
初日、コタキナバルの南、クリアス川のロッジの模様
夕暮れのロッジです。
ローカルフードも充実。バイキング形式の夕食が一般的でした。
周辺の森も探索。
熱帯にはえる木の特徴的な根「板根(ばんこん)」です。
熱帯の土壌は、分解速度が非常に速く、枯れた葉っぱや野生動物の死骸はどんどん分解されていきます。
そのため、土の中に栄養がある部分は表面からわずか1m。
ですから、木の根は地中奥深くまで伸ばすことができない場合が多いのです。
一方で熱帯の木々の生長は旺盛で、大木になります。
そうすると、地中の根だけでは植物体を支えきれないので、
板のように縦方向を厚くすることで、自らを支える力をつけているんです。
今週は、今回の取材でご一緒した「サラヤの廣岡さん」を
スタジオにお迎えしてお送りしました。
フォトレポートは、コタキナバルでは、近郊の
「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」です。
コタキナバル市内から車で約30分、2007年に、
サバ州ロッカウィ地区に初めて出来た動物園、
「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」です。
この動物園では、環境の変化によって、
森で生きて行く事が困難となった動物達の保護を目的に、
絶滅が危惧されているボルネオ島の固有種など、
ボルネオ島周辺に生息する動物を主に展示しています。
オランウータンの赤ちゃんに、いきなり遭遇しました。
何というかわいさ!アップにしてみます。
そして、なんて表情が豊かなんでしょう。
キナバタンガン川の沿岸で遭遇できなかったボルネオゾウ。
ここに来てやっと会えました。
彼らも、農園の拡大による被害者です。
生息地である森林が農園に変わり、ゾウたちは農園を通らざるを得なくなっています。
そのことによって、人とゾウの接触が増え射殺されてしまったり、
人が仕かけた罠にかかって命を落とすなど、重大な影響が拡がっています。
このまま何もせずにいれば、たくさんの野生生物が地上から消えてしまいます。
事実、とても悲しい出来事も。
2009年09月14日分「ロカウィ・ワイルド・ライフ・パーク〜PTSD」、を参照して下さい。
今月は、2年ぶりのボルネオ島レポートをお届けしてきました。
今週が最終回です。
オランウータンや、ゾウを探しにリバークルーズしてきました。
全長560kmのキナバタンガン川の川沿いは野生動物の宝庫です。
リバークルーズの「フォトレポート」は、これまでのblog、「その1」、「その2」を参照して下さい。
今週の「フォトレポート」は、最終日。
スカウからスピードボートにのって、サンダカンへむかう旅です。
スカウ村を出発し、キナバタンガン川を海に向かってくだっていきます。
サイチョウです。体はほとんど黒く、くちばしにある赤と黄色の大きな突起が特長です。
河口付近では、川幅はいっそうひろがり、両岸にはマングローブの林が見えてきます。
途中、、河口近くのアバイという村に立ち寄りましたが、このレポート写真は、後日アウトテイクで。
海に出ると、スピードボートは更に速度を上げて北上します。
目指すは、サンダカンの港です。
休憩を挟んで、およそ4時間のボートの旅。
ここで、車に乗り換え、サンダカン空港を経て、コタキナバルへ
コタキナバルでは、近郊のロッカウィ・ワイルドライフパークへ!
このフォトレポートはまた来週。
…来週は、今回の取材でご一緒した「サラヤの廣岡さん」を
スタジオにお迎えしてお送りします。
橋です。
熱帯多雨林のジャングルは、拡大するプランテーションと蛇行する川で小さく分断されています。
そこで川に橋を架け、ジャングルをつなぎ、閉じ込められたオランウータンの行動域を広げようという試みです。
「オランウータンブリッジ」。私たちは「命をつなぐ架け橋」とよんでいます。
橋は、役目を終えた消防ホースでつくる。大阪の東住吉消防署が提供してくれたものです。
「命の吊り橋プロジェクト」については、これまでのblogを参照して下さい。
ボルネオの夕焼けです。これからスカウ村に戻り
「キナバタンガン・リバーサイド・ロッジ」にお泊まりです。
川からのみのアクセスできます。
お部屋はとっても清潔。
部屋にはサロンが用意してあって、夕食時に着用します!
スタッフが着方を教えてくれるんです。
夕食はビュッフェスタイルでおいしいローカルフードを満喫しました。
今週は、最終日に訪れた、コタキナバル近郊
ロッカウィ・ワイルドライフパークでの模様をレポートしました。
フォトレポートは、2日目の夕方。
ジャングルクルーズも模様をお伝えしましょう。
ボルネオ島の北東部を流れる、全長560kmのキナバタンガン川。
川幅は100メートルを優に超えます。
ここは野生動物の宝庫として知られるエコツアーの中心的存在です。
この川の下流域には、オランウータンやテングザルほか
10種の霊長類、ゾウやサイなど絶滅の危機に瀕した動物をはじめ、
多種多様な野生生物が見られます。
テングザルを発見しました。
テングザルの群れが枝から枝へと跳び移っています。
見事なジャンプを激写。ナイスカメラマンです。
テングザルは、木の葉を食べることを選択して進化したために、
残念ながら、おいしい果物などは食べることが出来ません。
異状にふくれたお腹部で、木の葉を分解して消化します。
天狗と言われる長い鼻は、オスのサルだけの特長です。
ここから支流に入っていきます。
森に入ると、一番下の枝でも地上から高さ20~30メートルはありそうな巨木がそびえています。
うっそうと茂った林の枝には、様々な動物が...トカゲです。
カニクイザルも姿を見せました。
テングザルもいます。
今回も、ボルネオ保全トラストジャパンの理事、中西さんにご案内頂きました。
川上にうっすらと見えてきた「あれ」。何だと思いますか?
今週は、オランウータンとの出会いの模様をレポートします。
セピロク・リハビリテーション・センターの「フォトレポート」は、これまでのblog「その1」、「その2」を参照して下さい。
今週の「フォトレポート」は「ジャングルクルーズ」です。
ボルネオ島の北東部を流れる、全長560kmのキナバタンガン川。
ここは野生動物の宝庫として知られ、カワセミなど美しい野鳥の種類も実に豊富です。
川幅は、ゆうに100mを越えます。
テングザルの遭遇率はほぼ100%。
ほかにオランウータンやボルネオゾウといった希少動物も生息しています。
早速、テングザルを発見しました。
枝から枝へと跳び移っています。
見事なジャンプ。そして、ナイスカメラマン。
垂れ下がった大きな鼻をもつのはオスで、
とがった鼻をしたメスたちは、ほとんどが子ザルを抱いています。
支流に入っていきましょう。
あたりには、地上から高さ30メートルほどの巨木。
うっそうと茂った林の中には、様々な生物。トカゲでしょうか?
カニクイザル、そして、テングザルが姿をみせました。
今回も、ボルネオ保全トラスト 理事の中西さんにガイドをお願いしました。
鬱蒼とした河の先に、何かが見えてきました。
何だと思いますか?
パーム油の食用需要が世界的に増加し、
アブラヤシの大規模なプランテーション(農園)が急速に拡大しています。
拡大すると同時に、ボルネオの熱帯雨林は年々減少の一途をたどり、
深刻な問題を引き起こしています。
近年では、食用需要だけでなく、自動車の燃料であるバイオディーゼル燃料としても注目され、
さらなる需要の増加が想定されます。
スカウ村に到着後、こんどは、ヘリコプターで
スカウ周辺のプランテーションと森の境界線を観察してみました。
ヘリポートは、スカウ村小学校のグラウンドです。
見渡す限りの農園です、更に上へ、
ここに至っても、農園しか見えません。もっと上へ、
見渡す限りのプランテーション。森が圧倒的に少ないことにお気づきでしょうか?
現在、マレーシアのアブラヤシのプランテーション(農園)の広さは約480万ha。
なんと東京都の面積約20倍!
農園の拡大により洪水の被害や水質の悪化、動物への影響が問題となっています。
2日目。セピロクからスカウ村へ、その途中です。
今週は、ボルネオ島のアブラヤシ・プランテーションを取材してきましたので、
その模様をお届けいたします。
まずは、農園に入るとこんな感じ。
キヨコ、華ちゃんも、アブラヤシの収穫を体験しました。
"アブラヤシ(オイルパーム)"というヤシの実からは、パーム油が搾油されます。
アブラヤシは、一般的にイメージされるココヤシとは異なり、
背が15~20mと低く、4cm~5cmの小さな赤い実を1房に何千個も実らせます。
"パーム油"は、年間を通じて大量に収穫でき、単価が安いだけでなく、
コレステロールが低く健康によいとされ、食品の風味を変えないということなどから、
近年、世界的に、爆発的に需要がのびています。
この"パーム油"の世界最大の生産地が"マレーシア"、次いでインドネシアと、
2つの国で世界の85%を生産しています。
パーム油は、世界で約9割が「食用」に使われ
残りが化粧品や洗剤、ペンキやプラスチック加工品などに使われています。
赤い実の果肉部分から搾油されるのが「パーム油」
本来廃棄される、種の部分から搾油されるのが「パーム核油」と呼ばれます。
サラヤのヤシノミ洗剤は、「パーム核油」から作られています。
続いて、インドア・ナーサリーへ。
自然界では、森で生活する術をお母さんから学びます。
そのため、小さい時にお母さんを亡くした孤児のオランウータンは
森で生活する方法を知りません。
まず、室内保育園で、オランウータンが木登りや、
他のオランウータンとのコミュニケーションなど、
森での生活に必要な基本的な技術を習得したあと、
次のステップとして、室外保育園に移ります。
病院と検疫室に隣接した室内保育園もあります。
1歳に満たないような赤ちゃんや、まだ十分な注意を必要とするオランウータンを
看護し、養育する場所です。
スタッフは毎日ミルクを与え、温かいお風呂に入れて清潔に保ってやり、
夜には寒さを防ぐため洋服を着せてやるなど、献身的な看護を行います。
この旅、恒例の「差し入れ」!
紙おむつも、大切なアイテムです。
今週は、以前電話でこのコーナーに出演いただいた、
マレーシア、サバ州政府観光局の原田さんとお会いしてきた模様をお届けしました。
レポートは2日目です。
コタキナバル空港発から、やや東のサンダカンへ。およそ1時間のフライト!
サンダカン空港着から、セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターへ。
センターでは森での生活が困難となったオランウータンの受け入れを行っています。
1963年、動物種保全条例が制定され、オランウータンの商取引、狩猟、
ペットとしての飼育が禁止されました。
その、翌年、ペットとして飼育されていたり、森林伐採の際に生息地を失った
オランウータンを保護し、再び森での生活に戻す為のリハビリ施設として
43平方kmの天然原生林に保護区として設立されました。
今日では、世界でも最も知られているリハビリテーションセンターです。
まずは、プラットフォーム(アウトドア・ナーサリー)に向かいます。
通常、森の中からオランウータンが出てくるのを待つのですが、
ラッキーなことに、すぐにお目にかかることが出来ました。
見学ができるオランウータンは、リハビリの最終段階のものです。
説明して下さっているのは、センターの「シルビアさん」です。
あらゆる年齢のオランウータンが、プランテーションや森林伐採による生息域の減少、
密猟 、(森林伐採や生息環境の悪化による)負傷や病気など、
様々な状態でセンターに運ばれてきます。
その多くは栄養失調や脱水症状を伴っており、
中には怪我をしたり病気を患っているオランウータンもいるのです。
給餌の時間になると、森の奥からオランウータンがバナナやミルクをもらいにやってきます。
この段階で、そのオランウータンが森で自活していけるかどうかが決まります。
食べ物を探して森のさらに奥へと入っていき、センターに依存しなくなった時
"野生復帰"したとみなされています。
森で自活できるようになると、もう、ここへやってくることはありません。
みなさん、コレは何でしょうか?
正解は...
ホタルです。
ボルネオ島では、年間を通してホタルを見学することができます!
日本でも、本当にキレイな清流のそばにしか生息しないと言われ、
年々その数も減ってきている蛍が集まり
クリスマスツリーのように瞬いています。
101回目の『SARAYA ECO FLAP』。
先週、お休みをいただき、2年ぶりにボルネオ島に取材に行って参りました。
現地での滞在は2日半という強行スケジュール !
前回(おととし)、は帰りの飛行機が飛ばないというハプニングも。
昨年、ヤシノミ洗剤のチャリティーボトルをデザインしていただいた
奥華子ちゃんも一緒です。
今回はどんなハプニングが待っているのでしょうか?
6月は「ボルネオレポート月間」。今週は、初日の模様をお届けいたします。
関空を出発して、一路コタキナバルへ。大阪からわずか片道5時間(マレーシア航空利用)
あっという間に到着です。まずは、野生生物局 ローレンシャス 局長を訪問しました!
お会いするのは1年ぶりです。
この後、コタキナバルの南、約2時間かけて、クリアス川へ
夕暮れ...刻一刻と表情を変えるボルネオ島の空です。
夕食後、とある木を求めボートを出します。
途中で休憩したところでとんでもないものを発見・・・
なっ、なんですか・・・コレ!? ダンゴムシです。でかっ!!!
そして、ついに出会いました!!!
相川さん親子が見つめているのは、野生の象の群れです。
こちらもなかなか出会えないとの事。
ちょっと離れたところから観察します。
lこのリバークルーズでは、残念ながら野生のオランウータンに出会う事はできませんでした。
私達は、ボルネオ保全トラストの活動のひとつ「命の架け橋」の見学へ向かいました。
幅10mほどの支流へ。
これが、オランウータンのために架けられた吊り橋「命の架け橋」です。
オランウータンは泳げないんです。水の上も怖くて渡れないそうです。
頑丈なモノでなければなりません。
大阪の東住吉消防署から寄贈された消防車の放水ホースをリサイクルしてつくられました。
あざらし館です。ゴマちゃん。
こいつも、飛んでる!
そして、喰らう!
ほっきょくぐま館。あぁ、かわいい...
かわいすぎる!!
板東園長。ありがとうございました。
出ました!空飛ぶペンギン。
哲学するペンギン。
そして、おもむろに...
ダイブ!
ぺんぎん館です。
うわぁ!きれい!水槽の中にトンネルが!
速い!
オランウータン舎です。
ジャックです。オランウータンのオスの象徴である,「頬(ほほ)のひだ」(=チークパット)が立派です。
ん〜。考えるジャック。
キヨコに興味津々。
あっ!園長さんだ!
エゾシカの森。2009年4月にOPENしました。
そして、エゾシカ!
狼の森!!CooooooooooooooooooooooooooooL!!
そして、レポるキヨコ
る〜〜〜〜るるるるる。キタキツネ。カメラマンうまいな!!
行ってきました北海道!「旭山動物園レポート」です。
今週は、「旭山動物園」を見学してきましたのでその模様を!
豪雪の札幌から、早起きしてやってきました!
レポるキヨコ。雪です。
ボルネオへの恩返し自販機!買ってみた。
チャリティ自販機。もっとあればいいのに
コタキナバル空港で、同行してくださった坪内先生ともお別れです。
大きな虹がでました。ダブルです。
ボルネオの動物たちの未来を願います。
取材スタッフ達。満足げ。(まだのんきです)
さぁ、クアラルンプール経由で関空へ!
クアラルンプール空港。近代的、国際的空港です。
ターミナルの広さは、サッカー場72面分。
(決して、甲子園を例に出すことはありません)
しかし、いくら待っても飛行機が飛びません。
トラブル発生。
「食事券を渡すから、自分たちで飯を食え!」とのこと。
って、夜中の2時。バーガーキングしかあいてません。
結局、明朝まで待つことに。
予定外のホテル泊。
翌朝7時に起こされ、再び空港。
また食べるキヨコ。
これが最後の写真。
国際航空運送協会 IATA の広告。
"飛行機のCO2排出量は2%"
私たちに出来ることは何でしょうか?
ECO FLAP
空港に帰る前に、Supermarketに立ち寄りました。
日本でも、郊外にあるような大きなマーケットです。
洗剤。
化粧品。
スナック菓子。
インスタントラーメン。
ピーナッツバター。
調理された缶詰。
これらすべてに、パーム油が使われています。
私たちが普段消費している多くの商品を目にして
改めて、目に見える風景いっぱいのパームヤシのプランテーションを思い出しました。
旅の最後にちょっとショックです。
ロカウィ・ワイルド・ライフ・パーク アウトテイクです。
地元の子供達。
単なる動物園としてではなく、地域住民の環境教育の場として、サバ州に住む動物を知ってもらうために作られました。
サイです。これも絶滅危惧種。
カワウソです。連れて帰りたいくらいかわいい。(NGだけど)
鳥も間近にいます。(でっかい檻の中です)
挑戦的なオランウータン。
我々を声で挑発します。
お昼ご飯の後。サンダカンからコタキナバルへ移動です。
空港で、人なつこいにゃんこに遭遇。
バナナ食うかな?
いらんか。やっぱり。
Leeさんとは、ここでお別れ。
ホントにありがとう!
コタキナバルへ!
TAKE OFF!!
ダウンタウンでランチ!
「肉骨茶」とかいて「バクテー (Bak kut tei) 」と読みます。
マレーシアに移民した中国人労働者が安い金額で体力を補う目的で生まれました。
いろんなハーブを煮汁に使い、皮付き豚肉や鶏肉、お魚を醤油のスープを入れた土鍋で煮込んだいます。
半分オープンエアなお店の外は、のどかな夏。
かわいい少女たち
うつくしいハイビスカス
サンダカンの港は、一気に中華なムードが...
漁港です!Leeさんに案内してもらいました。
隣接している市場です。
エビ!
サカナ!
熱帯のサカナ!
フレンドリーなおっちゃん。
最終日、キナバタンガン川を下って、海に出て、サンダカンへ!
そこから、空路でコタキナバルにある「ロカウィ・ワイルドライフパーク」へ向かいます。
時系列的には、「命の架け橋」と「ロカウィ・ワイルドライフパーク」の間になります。
キナバタンガン川からスールー海へ
ものすごいスピードで、ボートは進む!
はしゃぐキヨコとグラサン・ボーイズ!
サンダカンの港へ
保護されているゾウの子供達に会う事が出来ました。
こちらは7歳のゾウ。
飼育員さんの付き添いのもと、特別に会わせていただきました。
目がかわいいんです。
ごろん!と横になってくれましたよ。
おそるおそる足の裏を...
つるつるの扁平足です。
でも、この足で草むらを音もなく歩くそうです。不思議!
こちらは5歳の子ゾウです。
ちょっと目がうつろです。
この子の目の前で、お母さんゾウを(または、家族のゾウ全てを)射殺されてしまったそうです。
*プランテーションによって、済む場所を奪われたゾウの家族が、畑に迷い込みます。
畑を荒らすとして、親のゾウは射殺されてしまいます!
しかし、子ゾウは、殺すに忍びないということで保護されたようです。
森がないから、人前に出て来ざるを得ないんです。
それを目の前で見た、この子象は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っているそうです。
食べたモノを、うまく飲み込めなくて吐いちゃうんです。
いまは、薬を投与して治療中です。
彼らに心を動かされ、サラヤの社長は「ボルネオ保全トラスト」への協力を決めたそうです。
「ボルネオ保全トラスト」は、寄付金でプランテーションを買い戻し、
元の森に戻す「緑の回廊プロジェクト」を推進しています。
野生のゾウには会えませんでしたが、ようやくゾウさんに会う事が出来ました!
身近で見るとやはりでかいです。
これが、川沿いの草むらの向こうにいたんですね〜
ゾウは、お母さんと子ゾウのファミリーで生活します。
そうして教育されていくのです。
しかし、このあと、衝撃的な出会いが!!
キナバタンガン川流域には1100頭の
オランウータンがいるといわれています。(2003年調べ)
かろうじて繋がっている命です。
さぁ、ゾウさんを探しに出かけましょう!
日が昇るのが凄くはやいです!
また、今日も暑くなりそうです。
ちょっと、支流に寄り道します。
ここにも、命の架け橋。
オランウータンが対岸に渡って、恋人と出逢えるように...
朝靄の中、ビリット村のジャングルキャンプを出発です!
きょうは、このあと、オランウータンとゾウを探します。
ここまで、多くの動物たちに会えましたが、
野生のオランウータンとゾウにはまだ出逢えていません。
キヨコも動物を発見するのになれてきました。
ん?
いた!オランウータンです。
女の子です。動きが女の子らしいんです!
おそらく10歳程度。親離れしたばかりの年齢です。
カエル。
ヒルです。
夜なのにヒルです。
長靴 + ヒル避けソックス + ナイロンのパンツの完全装備なのですが...
ディレクターの足を狙っています。
やられました!
バンドエイドを貼っても血が止まりません。
キヨコもやられました。
どこから入ってきたんでしょうか?
こんな大きさですが、血を吸っておなかいっぱいになると
10倍くらいの大きさになります。
痛みはありません。毒もありません。
キナバタンガン・ジャングル・キャンプ
オーナーのRobertさん。
鳥と会話できるという特技を持っています。
ロッジのすぐ脇がゾウの通り道になっているそうです。
これからナイトウォークに出かけます。
緑色の靴下のようなモノは、ヒル避けソックス。
上半身も完全防備!一歩踏み出すと漆黒の闇です。
森に入ったとたん、キヨコの足に飛び乗ってきたのは
世界最小クラスのカエルです。「ミクロララ」。
(最近さらに小さいカエルが発見されたそうです)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009032701&expand
ゾウのフンです。今日は会えなくて残念だったな〜
この草むらの奥、数十メートルの所1頭います。
気配はするけど出てきません。
大物女優じゃないんだから...
「ヴォゥゥゥゥ...ッ!」と唸っています。
「オレの飯を邪魔すんな!」ってカンジでしょうか?
Leeさんが、上陸!
見に行ってくれてます。
10分ほど待ちましたが、ゾウは顔を見せてくれませんでした。
残念。(このあと、ほどなくして川辺に出てきたと報告がありました)
いまやボルネオゾウは1000頭あまりしか残っていません。
キナバタンガン川をさらに上流へ...
そろそろ日が傾き始めます。
熱帯雨林の空...
雨雲が現れると、一瞬で雨が降ってくるそうです。
急に空が暗くなってきました。やばそうです。
急いで機材を保護して...
降られちゃいました...
虹です。
次に「テネガン」というエリアに向かいます。
ゾウに出逢えるでしょうか?
キナバタンガン川を遡上します。
川幅は100m以上あります。
ゾウがいそうですよ。川岸の草が倒れてます。
倒れた草が枯れていれば4〜5日前にゾウがいた証拠。
緑だったら数日前、あるいはこの近辺にいます。
ゾウは水辺で水を飲んだり、水浴びをします。
このように水辺の土が崩れているところはゾウが活動した証。
時には、100mある川を泳いで対岸に渡ります。
運が良ければ見られるそうですが...
相変わらず、空はブルーです。
ワニ!と思ったら水中にしずんでしまいました。
「イリエワニ」の子供です。3mを越えると人間のことを「エサ」と認識するそうです。こわっ!
背中わかります?
川にロープが張ってあります。
分断されてしまった森の動物たちが、対岸と行き来できるようにするための架け橋
ちょっと心許ないですね?
さらに上流へ!
今度はしっかりした架け橋です。
これ、消防車の放水ホースです。
東住吉消防署から寄贈されました。
オランウータンは泳げません。
水の上も怖くて渡れないそうです。
この橋のように頑丈なモノでなければなりません。
橋についてくわしくは、ボルネオ保全トラストジャパン
【吊り橋プロジェクト】をごらんください!
http://www.bctj.jp/
ここまで近づきました。
皮肉なことに森が小さくなったので、
狭いエリアでたくさん動物に出逢えます。
カニクイザルでしょうか?
毛のはえ方は「シルバーリーフモンキー」のようですが...
ハイブリッド化も進んでいると聞きました。
「マレーオオトカゲ」大きくなると全長180cmにも達します。
「キタカササギ・サイチョウ」
くちばしデカっ!
カニクイザル発見!
なんか食べてます。
あ、見つかりました。
身軽っ!
テングザル発見。
ファミリーですねっ!
鼻ながっ!これは...お父さんですね。
ボルネオの固有種です。
テングザルは一夫多妻制。ハーレムを形成しています。
うっ!鵜っ!
「アジアヘビウ」です。
今回お世話になったガイドのLeeさんです。
このように、船の舳先にガイドさんが立って、動物たちをサーチしてくれます。
我々が見逃しそうなポイントでも、的確に動物を見つけ出してくれます。
スカウ村から、上流のビリット村に向けて出発です。
キナバタンガン川を上っていく感じ。
移動手段は「ボート」です。
太陽がギラギラで暑いです。
出発してまもなく、そこから支流のメナンゴール川に入っていきます。
ここの川沿いには、「ネイチャーキャンプ」に訪れる人々の「リゾートホテル」があります。
リゾートホテルのない右岸は動物たちの保護区となっていますが、
リゾートホテルのある左岸は地元の人々が経営する「リゾート」となっています。
本当なら「リゾート」もナシで、動物たちに住んで欲しいところなのですが、
この「リゾート」がなければ、地元の人々はこの土地を「プランテーション経営者」に売ってしまうでしょう。
売られた瞬間に、この森は「アブラヤシ」の畑になってしまうでしょう。
かくのごとく、熱帯雨林を保護することは難しいのです。
結構速いスピードで走るボート。
ここの川幅は15〜20mといったところでしょうか?
セピロクからバスで2時間。
「スカウ」という村にやってきました。
ネイチャーツアーの起点になる村です。
森をずんずん歩いていきます。
すると、坪内センセイが見せてくれました。
アブラヤシの果実です。ちっちゃい。
切ってみました。周辺の黄色い部分が
マーガリンやマヨネーズ、調理用油などの食品原料として使われます。
真ん中の白いところからは「パーム核油」と呼ばれる油がとれます。
これは、化粧品や洗剤、潤滑油などの原料として使われます。
森の奥にログハウス!ここで昼食をいただきます。
登ってみると!キナバタンガン川です!
サバ州最大の川で、全長560km。
下流〜中流域で野生の動植物をウォッチングします。
オランウータンやテングザルにはあえるのでしょうか?
さらに道中!
マーケットがあったので立ち寄りました。
ナチュラルな色彩です!
スネークフルーツというそうです。
みたままです。お味は...甘酸っぱくリンゴのよう
らしいんですが...
まだ熟してなくて、渋かったです。残念。
途中でFM OSAKAのRIOちゃんと電話。
赤道周辺、熱帯雨林のど真ん中、移動のバスの中です。
もう我々は、携帯から逃れられません(苦笑)
ボルネオの「熱帯雨林の夜明け」を体験し、森を追われたり、親を失って孤児となってしまった
オランウータンと出会った私たちの次の目的地は…ボルネオ北部の内陸「スカウ」という村です。
その村の周辺で野生のゾウやオランウータンに出会うためです。
車を走らせて1時間。お手洗いの休憩です。
みはらしがい〜
そらひろい〜
みどり〜
でも
見渡す限りのグリーン。これすべてアブラヤシの農園です。
ボルネオ島北部が一種類の植物で埋まっています。
プランテーションを1カ所作ると、最低3000ヘクタール(東京ドーム650コ分)の森を伐採します。
サバ州では、2006年、124万ヘクタール (東京ドーム26万8000コ分)がプランテーションとなっています。
2006年現在 プランテーションは、マレーシアの17%に相当する面積を占めています。
この森がゾウやオランウータンなど、野生動物の棲む場所を分断しています。
アブラヤシは、私たちの食用に生産されています。不気味な光景です。
セピロク・オランウータン・リハビリテーション・センターで
オランウータンを保護教育して26年
シルビア・アルシストさんにお話を伺いました。
LOVE FLAPが来てくれた!素晴らしいことだ!と喜んでいただきました!
「オランウータンのおばあちゃん」と呼ばれています。
その由来は、保護・教育し、森に帰したオランウータンが子供を産んだとき、
(報告のため?)子供を連れて会いに戻ってきてくれるんですって。
オランウータンのリハビリのコースは通常8年くらいかかります。
通常、母親を殺された孤児、住み処を失った子供を養うために
1頭1年保護するだけで、1万リンギット(330万円)かかります。(施設維持費別)
シルビアさんは「SPREAD THE NEWS」
「みんなに広めてください」と何度もおっしゃいました。
センターでは活動を維持するための寄付を募っています。
お金以外にも幼いオランウータンのために、紙おむつや、ベビー服、タオルなどが必要なんです。
キヨコは「マミーポコ」と「ほ乳瓶のちくび」をおみやげに持っていきました。
「WHAT'S NEXT」とシルビアさんは言います。
「この施設の存在を知ってもらうことで。オランウータンと人が繋がる。
その繋がりが、ひいては、オランウータンと人が一緒に住む世界が実現する。
私が目指しているのは、まさにそういうこと。」だと...
インドア・ナーサリーに移動してきました。
ここに来るために、日本で結核の検査もして
いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
まさに、ジャングル幼稚園です。
3歳まで個室で、人間とオランウータン数匹で暮らします。
ここにいるのは、3歳から5歳までの子供達。
うわ〜 かわいいな〜
通常8歳くらいまで、お母さんとお姉ちゃんたちと暮らします。
そして、生きてゆくすべを学びます。
お父さんやお兄ちゃんは...何にもしてくれないそうです。
man of the forestというだけあって、ひとりふたりと数えます。
住吉消防署から寄贈された消防ホースが
遊具として利用されています。ありがたいなぁ
亡くなってしまう子供達も多いそうですが、
こうして命がつながっていきます。
LINK ORANGUTAN NEXTです。
プラットフォームで出会うことは断念しました。
センターを出ようと歩いていると!!!!
オランウータンが至近距離で!
でかいです。
ここでは、世界中から9人のボランティアの飼育員が
3ヶ月ずつローテーションでオランウータンの世話をしています。
一人で世話をすると、人に依存してしまって森に帰れなくなるそうです。
プラットフォームの餌場にもバナナしか置きません。
「なんだよ!またバナナかよ!森の方がいいぜ!」
と自立を促すためなんですって。
セピロク・オランウータン・リハビリテーション・センターに
やってきました。
BCT(ボルネオ保全トラスト)のCOO(業務執行責任者)
坪内俊憲センセイにお話を聞くキヨコ。
1963年、動物種保全条例が制定され、オランウータンの商取引、狩猟、
ペットとしての飼育が禁止となりました。
1964年、そういったオランウータンを保護し、再び森での生活に戻す為の
リハビリ施設として天然原生林に保護区として設立されました。
見学ができるオランウータンは、リハビリの最終段階のものです。
プラットフォームがあって餌の時間になると、森の奥から
オランウータンがバナナやミルクをもらいにやってきます。
待てども、オランウータンはやってきません。
でも、裏返えせば森に食料が豊富にあって人からの餌を必要としていないということ。
森の環境も、森に帰るリハビリも万全と言うことですね。
坪内先生に案内してもらってジャングルトレッキングです。
ちょっと変わった木です。
根っこが板状になっています。
晩婚× 板根○ というそうです。
わっ!ワニ!
資料館で出会った剥製です。
オランウータンの生息域の変化。
2003年の資料では、キナバタンガン川流域に1100頭のオランウータンが確認されています。
18~20世紀にはボルネオ島に180,000頭生息していたオランウータン。
現在では50,000頭に減っています。
残念ながら、スマトラ島のオランウータンは絶滅してしまったと思われます。
これは、スマトラ島の政府が国立公園の中の木を伐採することを許可してしまったことが
原因のひとつと考えられています。
朝目覚めて、キャンプの前でいきなり、犬に足をかみつかれてしまったキヨコ。
ですが、レインフォレスト・ディスカバリー・センターに到着して、すぐ。
至近距離でブタオザルに遭遇しました。さらに
ボルネアン・ブリストル・ヘッドという超レアな鳥も目撃!
一緒にいたボルネオ保全トラストの中西さんも興奮。しかし、写真は逆光でうまく撮れませんでした。
自然の動物写真の撮影がいかに大変かがわかりました。
この森にはおよそ250種類の鳥たちがいます。
お猿さん達が出てきました。子供達のようです。
およそ7〜80m離れています。どこにいるかわかりますか?
キヨコ。本日寝坊しました。
地上28mの高さのキャノピーウォーク
森のくらしを犯さないようにメチャ高く作られています。
さらに高い場所にバードウォッチタワーもあります。
上にまで登るとちょっと足がすくみます。
早朝訪れたレインフォレスト・ディスカバリー・センター
5:30ごろ 虫と両生類の時間
周囲もほとんど見えません
6:00ごろ 鳥たちが目覚める時間
刻一刻と表情を変える空。いのちのさえずり。光と影が幻想的です
6:30ごろ ほ乳類が目を覚まします
サル達が縄張りを主張して鳴き始めます
夜露が蒸発して水蒸気となって立ち上ります
熱帯雨林の朝
ボルネオ島サバ州産のサバティー(sabah tea)
サバ州にあるキナバル山の自然豊かな土地で育てられています。
キナバル山は2000年に世界自然遺産に登録されたマレーシア最高峰の山(標高4092m)
世界でも数少ない無農薬・無着色のお茶で、品質はSIRIMによって保証されているお茶です。
トランジットして、サンダカンへ
空から見える熱帯雨林です
到着です。さらにここからセピロクという村に向かいます。
雨が降ったせいでしょうか?さほど暑さは感じません。
空港は建て替えが済んでとってもキレイ!
ここで、坪内先生と合流!
ポリスとも!
今週から「キヨコのボルネオ体験レポート」を、ツアーの行程に沿ってアップしていきます。
関空から出発!コタキナバルまでの直行便。
到着!フライト時間は5時間です。
両替!1リンギット=およそ25円
(1)動物や鳥を保護するために作られたおお〜きな森
レインフォレスト・ディスカバリー・センター
(2)開発によって森を追われたオランウータンを保護し、森へ返す訓練を行う
セピロク・オランウータン・リハビリテーション・センター
(3)メナンゴール川をリバークルーズ
オランウータンのために架けられた吊り橋
(4)ビリットで熱帯雨林をナイトウォーク
(5)森を浸食する「アブラヤシ・プランテーション」
(6)キナバタンガン川のリバークルーズ
キナバタンガン川流域の豊かな生態系
ボルネオ保全トラストの「獲得地」
(7)ロカウィ・ワイルド・ライフ・パーク(動物園)
孤児となってしまったボルネオゾウ
『ボルネオ保全トラスト』のCOOの坪内センセイ
ホントにお世話になりました。
『ボルネオ保全トラスト』の中西さん
どう見ても"いいひと"
来週から随時公開です。しばらくお待ちください。