2010年08月09日

エコトピックス【ガラパゴス。危機を脱する】

ブラジルで開かれている「ユネスコ」の世界遺産委員会は28日、南米エクアドル領のガラパゴス諸島を「危機遺産リスト」から外す、と発表しました。

ガラパゴス諸島は南米大陸から、およそ1,000キロ離れた太平洋上に位置し、ガラパゴスゾウガメなど固有の動物が数多く生息することで知られています。しかし、近年、観光客や住民の増加や、外来種の流入で独自の生態系が失われる危機に直面。
2007年(3年前)に危機遺産リストに登録されていました。

しかし、その後、エクアドル政府が島への移住を制限したり、太陽光発電の取り組みなど環境保護策を進め、このたび、ユネスコは「危機は脱した」と判断。「危機遺産リスト」から外されました。やればできる

http://mainichi.jp/select/science/news/20100802k0000e040017000c.html

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