エコトピックス【淀川テクニック】
美しいゴミアートを見てみませんか?
空き缶にペットボトル、ぼろ切れ…。そんな「ゴミ」だけを、作品の素材として使っているアーティストがいます。大阪の2人組アーティスト「淀川テクニック」。
大阪市淀川区に住み、淀川の河川敷に落ちているゴミを素材に作品を造っているそうですが、30センチほどの小さなものから10メートルほどもある大作まで創ってしまうということ。
「木」という作品、素材は捨てられた金網を丸めて木にしたもの。枝にはビニールやゴム、スプーン、歯ブラシなどで構成された、カラフルなインコがとまっています。
外国の展覧会に招待されたら、現地の川などでゴミを拾い集めて、作品を造るそうです。
エコ関係のイベントにも呼ばれることも多い「淀川テクニック」ですが、
2人は特に環境問題を意識して創り始めたわけではなく、「ゴミそのものの魅力と
制作費があまりかからない」という理由でゴミを使っているということ。大阪的!
ですが、ゴミが元になっているということを考えると、「私たちの川」について、考えざるを得ませんね。