2011年12月28日

エコトピックス【人間関係がうまくいく 類人猿診断】

今年最後のECO FLAPは、明日の放送がお休みのため、1日繰り上げての放送です。

スタジオに、今年色々お世話になった奥華子さんをお迎えしました。

今日のコーナー内で行ったのは、精神科医・名越康文さん監修による
 「人間関係がうまくいく 類人猿診断」

もっとも私たち人間に近いとされる大型類人猿。
チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ボノボ。
その性格は、それぞれまったく違います。

単独行動で職人肌のオランウータン、
ムラっ気が強いけどリーダーシップのあるチンパンジー、
秩序を守る物静かなゴリラ、愛嬌があって互いの気持ちを大切にするボノボ。
あなたはどのタイプ? さっそく診断してみましょう!

http://yakan-hiko.com/gather.php

http://yakan-hiko.com/gather.php

2011年12月22日

エコトピックス【野生化したアライグマ。被害が深刻化】

野生化したアライグマが、
生息域を拡大し、農作物を食い荒らす被害が九州・山口で深刻化しています。

2010年度には福岡、佐賀、大分、長崎、山口の5県で、前年度の約3倍の1422匹が
捕獲され、被害総額は約2200万円に上り、今年度も各地で被害が報告されています。

環境省によりますと、アライグマは、1970年代に放送されたテレビアニメが人気となり、
ペットとして大量に輸入されました。(数万頭が輸入されたらしい)
しかし、気性が荒いために捨てられたり、手先が器用なためオリから逃げたり、
アニメの「森に放すラストシーン」を真似て、捨てる人も多かったといわれます。

繁殖力が旺盛で日本には天敵がいないため、多くの都道府県で自然繁殖しているようで、
たとえば、
兵庫県内で7月、犬の散歩中の飼い主がかまれて負傷するケースが7件連続して発生したり
京都・二条城の二の丸御殿(国宝)の柱でも、ひっかき傷が見つかりました。

そのほか、
●農作物を目当てに人里に現れ、畑を荒らしたり、
●住宅の屋根裏や倉庫にすみついて、繁殖したり
 (↑屋根裏を運用で汚染。ひどい場合は天井が腐ってしまうそうです)
●日本には天敵がいないので、野鳥の巣や卵を略奪するなどの被害が報告されています。

大阪府のホームページでも、絶対に「餌付け」をしないよう呼びかけています。

http://www.pref.osaka.jp/doubutu/yaseidoubutu/raccoon.html

エコトピックス【京都に水族館が出来ます。】

JR京都駅近くの梅小路公園に、去年の夏から建設をはじめていた【京都水族館】が、
来年3月14日にオープンすることが発表されました。

完成すると地上3階建てとなり、海に面していない「内陸型の水族館」では
国内最大級の規模となります。

国の特別天然記念物の「オオサンショウウオ」をはじめ、
「アユモドキ」や「アマゴ」など、京都の川に生息する淡水魚を展示する「京の川ゾーン」、
磯の生物とふれあえる「海洋ゾーン」。バンドウイルカを集めた「イルカスタジアム」など
9エリアに分かれ、2時間程度で全ゾーンの見学が可能となるそうです。

営業時間は、午前9時~午後5時で年中無休、
入館料は大人2千円、高校生1500円、小中学生1千円、3歳以上600円。
地元商店との回遊性を高めるため、一度退館した後も「再入場可能」。
入館料の「倍額」で、年間パスも購入できます。

【京都水族館】では、来年1月以降、展示する魚や動物の搬入を始める。ということです。


http://kyoto-np.jp/sightseeing/article/20111214000011

エコトピックス【「でんき予報」も始まりました】

冬の節電を目的とした「でんき予報」も始まりました

関西電力のHPで、日々の電気使用率や、予想最大電力、ピーク時供給力を確認できるほか
登録しておくと、電気の使用率が「97%を超過すると見込まれる場合」に、
メールでその時間帯を知らせてくるという「需給逼迫お知らせメール」サービスもあります。

家庭での節電のポイント
▽エアコンの設定温度を20度以下にする
▽洗濯乾燥機や電磁調理器など消費電力が大きい家電製品の使用を必要最小限にとどめる
▽レストランや映画館などの「ウォームスポット」に出掛ける。

あなたならどう節電する?

http://www.kepco.co.jp/setsuden/graph/index.html

エコトピックス【冬の節電がスタートしました】

政府と関西電力などによる「節電要請期間」が19日スタートしました。
来年3月23日までの平日、午前9時~午後9時の間、
去年の冬と比べて、10%以上の節電が求められています。(12月29日~1月4日は除く)

帰宅後、暖房使用が増える一般家庭に対しては、午後6時~9時の重点的な節電も求めていて
家庭や企業は、夏に続いて冬も、電力不足への対応に本格的に取り組むことになります。

関西電力の「全11基の原子力発電所」が来年2月に全て停止するため、
関電は、今年の冬は最大8%(2月)の電力が不足すると見込んでいます。

http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201112190020.html

2011年12月15日

エコトピックス【スマホアプリ「PIRIKA(ピリカ)」】

ゴミ拾い”をムーブメントにしよう!というスマホアプリ「PIRIKA(ピリカ)」
街に落ちているゴミを拾ったら、その写真を撮影。
写真をシェアすると、他のPIRIKAユーザーから、
コメントや「ありがとう」というフィードバックを貰うことができます。

GPSとも連携しているので、自分の住む地域のゴミを拾ってくれたひとに
「ありがとう」を伝えることもできます。PIRIKAは、スマートフォンアプリです。
(iPhone版、Android版の両方あります。もちろん無料です)

http://www.pirika.org/home

エコトピックス【アマゾン川流域が乾燥】

来年3月末に交換期限が迫った「家電エコポイント」で、
まだ交換されていないポイントが、およそ「115億円」分あることが、
環境省などのまとめでわかりました。

ポイントの申請は今年5月末に締め切られていますが、期限を過ぎると使えなくなります。

「忘れている」「ポイントが少なくて放置している」
「どの商品やサービスにするかまだ迷っている」というみなさん。
「使わないポイントは義援金として寄付もできます」

日本赤十字社や、中央共同募金会を通じ、東日本大震災の被災者への義援金や、
被災地で活動するボランティアへの支援金として、1ポイント1円で寄付できます。
ポイントは、商品の製品番号、ご自身の電話番号などから、
「エコポイント事務局ホームページ」で確認できるほか、寄付の手続きもできます。

http://eco-points.jp/

エコトピックス【アマゾン川流域が乾燥】

オーストラリア政府が、世界最大の海洋保護区の計画を発表しました。

オーストラリア北東部に広がる「サンゴ海〜コーラル・シー」は
サンゴの宝庫とされるグレートバリアリーフに隣接していて、北にパプアニューギニア、
東にはソロモン諸島がある、およそ100万平方キロのエリア。
(フランスとドイツを合わせた面積と同等)

一帯には、サンゴ礁が広がり、
古くからの海綿動物、藻類(そうるい)、魚、貝やヒトデが豊富で、サメやマグロ、
カジキといった大型海洋生物も数多く見られる世界的にもきわめて貴重なスポットです。
島は無人島が大半で、アオウミガメや、海鳥の産卵の場所ともなっています。


陸地から流れる水流の影響をほとんど受けないので、水が濁らず、
海中視界は35メートル以上。そこには高さ「数百メートル以上」のサンゴの壁がそびえ、
いたるところで渦を巻く「外洋魚の群れ」と遭遇できるそうです。

「サンゴ海連邦海洋保護区」。実現すれば世界最大規模の「海洋保護区」となります。

http://www.cnn.co.jp/world/30004707.html

エコトピックス【アマゾン川流域が乾燥】

野生生物の貴重な生息地となり、二酸化炭素を大量に吸収する「アジアの肺」といえば、
ボルネオ島の熱帯雨林を差しますが、「地球の肺」といえば、アマゾン川流域の熱帯雨林。

この、緑豊かな南米アマゾン川流域が、地球温暖化の影響で、
「今世紀末までに乾燥化する恐れがある」との分析を、
国立環境研究所(茨城県)のチームがまとめました。

理科年表によりますと、アマゾン川の長さは6516キロ。
流域面積は705万平方キロで、日本の20倍弱、
オーストラリア大陸にほぼ匹敵する世界最大の川です。

流域では毎年「1200ミリ」の水資源が供給され、多様な動植物の生息を支えてきました。

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の予測では、
今世紀末までにブラジルの気温は3度程度上昇する。とされていますが、
この予測をあてはめると、
年間「1000ミリ」近くの水資源量が減ることになり、
生態系の悪化や、温暖化の加速が懸念されます。

http://mainichi.jp/select/science/news/20111205k0000m040110000c.html

2011年12月08日

エコトピックス【消防ホースもバッグに】

ボルネオ保全トラスト・ジャパンが、ボルネオの野生動物のために、
分断化された生息地をつなぐ「吊り橋」をかける活動を行っていることは、
このコーナーで、何度もお話をしましたが、この吊り橋」の素材として
東住吉消防署の寄付による「中古消防ホース」が使われています。

バッグの企画・販売を行う、奈良県の「PATINA JAPAN(パティーナジャパン)」では
消防ホースを再利用したバッグの販売を開始しました。
利用されるのは、人命や、街を守り使命を終えた消防ホース、
激しい訓練に使用され使命を終えたもの、
また消火栓ボックスの中で1度も使用されることなく使命を終えた消防ホースなど。

廃消防ホースは、1本1本「キズ」や「ダメージ」具合が異なったり、
経年により風合が豊かになったり、珍しいカラーがあったりするので、
「一期一会」の一点物のバッグとなります!

ちなみに、
USEDホース使用/スパイラルトートバッグ ¥13,800
USEDホース使用/折り返しボディバッグ ¥16,800

http://patina-japan.com/

エコトピックス【グッチのエコバッグ】

南アフリカ・ダーバンでは、「気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)」が
行われていますが、グッチが、地球温暖化防止活動を支援する
「スペシャルエディションハンドバッグ」を発売しています。

素材は、ナチュラルなリネン。ホワイトのレザーがトリミングされていて、
スペシャルエディションの証として「LOVE THE EARTH」の文字が入っています。
お値段は、スモール ¥79,800、ミディアム ¥89,250(共に税込)

グッチは、この売り上げの一部を、国連並びに国連関連団体が行う
「地球温暖化防止活動」に寄付します。

http://www.gucci.com/jp/worldofgucci/articles/gucci-loves-the-earth-craft-

エコトピックス【天然記念物のツシマヤマネコの絶滅を防ごう!京都市動物園】

このコーナーで、10月に「京都市動物園」の和田先生にお話を伺いましたが
天然記念物のツシマヤマネコの絶滅を防ぐため、国が進める保護増殖事業に、
京都市動物園が、来年・春から参加することになりました。


長崎県の対馬に生息する「ツシマヤマネコ」。
以前は対馬全島に分布していましたが、現在は狭い地域に分断されて、
80~110匹が生息しているといわれ、絶滅の恐れが最も高い「種」に分類されています。


飼育繁殖後に野生復帰を目指す、こうした試みは、
全国8動物園が参加していますが、関西では初めて。
来春、一般公開も予定されており、これも、関西で唯一の公開施設になります。

http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20111203000009

エコトピックス【「2011年版レッドリスト」が発表されました】

国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅の恐れのある野生生物をまとめた
「レッドリスト」を発表しました。

調査対象となっている生物は「6万1914種」。
うち32%に相当する「およそ2万種(1万9570種)」に絶滅の危惧があると警告しています。

また「絶滅した」「野生では絶滅した」に、新たに「865種」が分類されました。

「レッドリスト」は生物多様性の現状を示すバロメータで、
世界各国の政府に対応を促す指標となります。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110616/scn11061610080003-n1.htm

2011年12月01日

エコトピックス【キャンドルナイト2011】

今年も12/22の「冬至」の夜、 8時から10時までの2時間。
「明かりを消して、スローな夜を」をテーマに、全国各地で
「キャンドルナイト」のイベントが行われます。

大阪では、一足早く、12/7(水)と、12/14(水)の夜に
「100万人のキャンドルナイト @ OSAKA CITY 2011」が開催されます。
来週、12/7は西梅田。12/14は茶屋町周辺の歩道がキャンドルアートでライトアップされます。

すでにクリスマスツリーやイルミネーションできらきらの西梅田エリアは、
よる8時から10時までの間「LIGHT OFF 2 HOURS」。
いつもは洗練された西梅田一帯が、リラックスの表情に変わります!
カフェもあるので、のんびりとキャンドルナイトを楽しめます。

そして、12/14の茶屋町もよる8時から10時までの間「LIGHT OFF 2 HOURS」。
8時の商都のタイミングが一番分かり易いのは「MBS横」
イルミネーションが一斉に消えて、都会の中に闇が現れる瞬間は必見です。

こちらは、人の流れからちょっとはずれた所にも、キャンドルがあったりします。
車の通らない「小径(こみち)」や「裏通り」を、恋人や友達とゆっくり歩けるのが
茶屋町エリアのキャンドルナイトの特徴です。

また、両日とも開催される「メッセージキャンドル」に是非、参加してみてください。
参加料200円(一部は被災地への義援金に充てられます)

キャンドルを入れるガラス容器に思い思いのメッセージを書き込んで、
ディスプレイしてもらいます。愛のメッセージや、被災地への祈り、環境のこと、
平和へのメッセージなど、書き込むメッセージは貴方次第。・
12/7は「ブリーゼブリーゼ前」で、12/14は「梅田芸術劇場前の広場」で、
6時、受け付け開始です。
これまで見えてこなかったものが
見えてくる…かもしれない あたたかな暗闇。
みなさんも体験してみてください。

http://candle-night.org/jp/2011/

ボルネオレポート【ボルネオ調査隊 レポート 2011】

サラヤの「ボルネオはあなたが守る!キャンペーン」の中で募集された「ボルネオ調査隊」
先週は、大阪の「辻さん」と電話をつなぎ、お話を聞かせていただきました。

今回、「ボルネオ調査隊」に選ばれた「「辻さん親子」をはじめ
「カードウェルご夫妻」「高柳さんご夫妻「柿川さんご夫婦」のレポートが
ヤシノミ洗剤のウェブサイト「yashinomi.jp」にアップロードされました。

環境破壊、森林破壊の問題、絶滅の危機にある動物たちの問題にとどまらず、
私たちの暮らしについて、震災のこと、未来の子供たちへの思い など
ボルネオの自然をきっかけに、みなさんの考えが一層深まっていく様子が
丁寧にレポートされています。
4組のみなさん それぞれの思いが詰まったボルネオレポート。
是非ご覧になってみてください。

http://www.yashinomi.jp/borneo/report/05/