エコトピックス【アマゾンを監視せよ!】
ブラジルの熱帯雨林・アマゾンのお話です。
近年、深刻なスピードで進行する熱帯雨林の樹木伐採にストップをかけるべく、アマゾンのど真ん中に超高層タワーを建築してアマゾンを監視するプロジェクトが動き出しています。 その高さ352M。
タワーには観測所が設けられる予定で、ハイテク機器で気候変動を監視し、アマゾンの繊細な生態系にどのような影響が出ているかを観測するということです。
アマゾンのジャングルは、
炭素を大気に放出したり、摂取したり・・・地球環境に対して強力な影響力をもち、なおかつ「世界で最も敏感な生態系」の一つです。
長らく人間が踏み入れたことの無かった地域では、
今なお、新種の生物が発見されたり、UMA(ユーマ・未確認動物)の目撃報告も数多くあります。
昨年までにも、多くの新種生物が発見されている一方で森林破壊は深刻に進んでいます。
よく、アマゾンや、ボルネオ島の森を守ろう!といいますが・・・これは
酸素を生み出したり、動物を保護する・・・ということだけではなく、
あらたに発見されるであろう生物(菌や植物、虫や動物)から、
医薬品を開発するためにも必要です。
つまり、未発見の生物種が、発見されないまま絶滅するということは、
これから発見されるかもしれない「画期的な医薬品」が作られる可能性をも
奪ってしまう。ということ。この様に、熱帯雨林の役割は大きいんです。