エコトピックス【世界の野生動物、過去40年で半減】
地球上の人口は、現在70億人を超え、1970年のほぼ2倍となっています。
一方で、世界自然保護基金(WWF)が発表した報告書によりますと、野生動物の世界では正反対の現象が起きています。
その、報告書によりますと、1970年から2010年までの40年間に、世界の野生生物の半分以上が姿を消し、今後も事態が改善することはなさそうだ。ということです。
個体数が最も急激に減少したのは淡水生物で、76%減っています。
陸生生物と海洋生物はそれぞれ39%減少。WWFは、減少の「ペースが落ちる兆候はない」と発表しています。
そして、Wall Street Journalは、この様にまとめています。
要するに、人間は、
木の成長をしのぐ速さで木を切り倒し、
資源が回復できない状態になるまで魚を乱獲し、
陸地や海が吸収できる以上の量の炭素を放出しているということ。