2013年12月05日

エコトピックス【ボノボ】

ボノボ。ヒト科チンパンジー属に分類されるサルで、
以前はピグミーチンパンジーと呼ばれていました。

ボノボはチンパンジーとともに、人間に最も近い動物の一つとされています。

京都大学・野生動物研究センター付属の研究施設「熊本サンクチュアリ」が
おととい、アメリカのサンディエゴ動物園から絶滅危惧種の類人猿、
「ボノボ4頭を譲り受けて飼育を始めた」と発表しました。

野生のボノボはアフリカ・コンゴの熱帯雨林に生息しているだけで。
飼育されているのも欧米あわせて180頭のみ。
研究成果も少ないんだそうです。

ボノボを学術研究の目的で飼育するのは、世界で3施設目。


チンパンジーは雄♂優位で、
      群れ同士が争う攻撃性を持ち、
      餌を食べる際には石などの道具を使う。

ボノボは雌♀優位で
      群れ同士が交流する穏やかな性格で、
      道具はあまり使わない。

これらを比較しつつ、「ヒトの進化を解明していく」んだそうです。



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