ボルネオ レポート 2012(Part6)
セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターを後にした私たちは、バスで南下。
およそ2時間かけてキナバタンガン川、下流域の小さな村、バトゥプティに向かいます。
バスの助手席からの風景です。
幹線道路の両脇には、延々とアブラヤシの林が続きます。
プランテーションが広がれば、ヤシの実や油を運ぶための道路などのインフラも充実します。
携帯電話は、林の中にいても、ほぼつながります。
川沿いのロッジは、リバークルーズにむかう人々の憩いの場。
昼食を頂いて出発です。
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
夏の雲がわき上がります。
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6人乗りのボートに乗り込みます!
この、キナバタンガン川は、マレーシアで2番目に長く、全長560km。
野生動物の宝庫として知られるエコツアーの中心的存在です。
「リバーサファリ」といって、ボートから川沿いを観察するのが一般的です。
こちらも、キナバタンガン川沿い近くまでアブラヤシのプランテーションが拡大しています。
農園の拡大により洪水の被害や水質の悪化、動物への影響が問題となっています。
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花菜ちゃんが何か発見しました。
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クリーム色の大きな嘴と、頭には赤い角。
サイチョウ(Rhinoceros Hornbill)です。
ボルネオには8種類のサイチョウの仲間が生息していますが、
中でも、このサイチョウを見つけるのは珍しい事なんだそうです。
このたびで、花菜ちゃんは「ガイドさんよりも早く動物を発見する」という
特技があることが発覚しました。これはさい先が良い!と思いきや...