2009年08月03日

セピロク→スカウ1 プランテーション

ボルネオの「熱帯雨林の夜明け」を体験し、森を追われたり、親を失って孤児となってしまった
オランウータンと出会った私たちの次の目的地は…ボルネオ北部の内陸「スカウ」という村です。
その村の周辺で野生のゾウやオランウータンに出会うためです。
車を走らせて1時間。お手洗いの休憩です。

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みはらしがい〜
そらひろい〜
みどり〜
でも

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見渡す限りのグリーン。これすべてアブラヤシの農園です。
ボルネオ島北部が一種類の植物で埋まっています。
プランテーションを1カ所作ると、最低3000ヘクタール(東京ドーム650コ分)の森を伐採します。
サバ州では、2006年、124万ヘクタール (東京ドーム26万8000コ分)がプランテーションとなっています。

2006年現在 プランテーションは、マレーシアの17%に相当する面積を占めています。

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この森がゾウやオランウータンなど、野生動物の棲む場所を分断しています。
アブラヤシは、私たちの食用に生産されています。不気味な光景です。

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