ボルネオ レポート 2011(Part7)
今週は、最終日に訪れた、コタキナバル近郊
ロッカウィ・ワイルドライフパークでの模様をレポートしました。
フォトレポートは、2日目の夕方。
ジャングルクルーズも模様をお伝えしましょう。
ボルネオ島の北東部を流れる、全長560kmのキナバタンガン川。
川幅は100メートルを優に超えます。
ここは野生動物の宝庫として知られるエコツアーの中心的存在です。
この川の下流域には、オランウータンやテングザルほか
10種の霊長類、ゾウやサイなど絶滅の危機に瀕した動物をはじめ、
多種多様な野生生物が見られます。
テングザルを発見しました。
テングザルの群れが枝から枝へと跳び移っています。
見事なジャンプを激写。ナイスカメラマンです。
テングザルは、木の葉を食べることを選択して進化したために、
残念ながら、おいしい果物などは食べることが出来ません。
異状にふくれたお腹部で、木の葉を分解して消化します。
天狗と言われる長い鼻は、オスのサルだけの特長です。
ここから支流に入っていきます。
森に入ると、一番下の枝でも地上から高さ20~30メートルはありそうな巨木がそびえています。
うっそうと茂った林の枝には、様々な動物が...トカゲです。
カニクイザルも姿を見せました。
テングザルもいます。
今回も、ボルネオ保全トラストジャパンの理事、中西さんにご案内頂きました。
川上にうっすらと見えてきた「あれ」。何だと思いますか?