ボルネオ レポート 2011(Part10)
今週は、今回の取材でご一緒した「サラヤの廣岡さん」を
スタジオにお迎えしてお送りしました。
フォトレポートは、コタキナバルでは、近郊の
「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」です。
コタキナバル市内から車で約30分、2007年に、
サバ州ロッカウィ地区に初めて出来た動物園、
「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」です。
この動物園では、環境の変化によって、
森で生きて行く事が困難となった動物達の保護を目的に、
絶滅が危惧されているボルネオ島の固有種など、
ボルネオ島周辺に生息する動物を主に展示しています。
オランウータンの赤ちゃんに、いきなり遭遇しました。
何というかわいさ!アップにしてみます。
そして、なんて表情が豊かなんでしょう。
キナバタンガン川の沿岸で遭遇できなかったボルネオゾウ。
ここに来てやっと会えました。
彼らも、農園の拡大による被害者です。
生息地である森林が農園に変わり、ゾウたちは農園を通らざるを得なくなっています。
そのことによって、人とゾウの接触が増え射殺されてしまったり、
人が仕かけた罠にかかって命を落とすなど、重大な影響が拡がっています。
このまま何もせずにいれば、たくさんの野生生物が地上から消えてしまいます。
事実、とても悲しい出来事も。
2009年09月14日分「ロカウィ・ワイルド・ライフ・パーク〜PTSD」、を参照して下さい。