ボルネオ レポート 2012(Part7)
雲行きが怪しくなってきました。
雨雲の下に入ってしまった!目も開けていられないほどの雨です。
ボートのスピードと相まって横殴りで降りかかります。
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これは取材不可能と判断し、近くのロッジに一時避難。
夕暮れ前に再出発です。
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なんかいます。近いぞ。
他のツーリストたちのボートも集まってきます。
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野生のオランウータンです。
マレーシア語で「オラン」は「人」、「ウータン」は「森」という意味。
ボルネオ島とスマトラ島の熱帯雨林だけに生息する類人猿です。
とても賢く、チンパンジーと並んでヒトに次ぐ知能の持ち主。
彼らの生活は他の類人猿とはちがって、群れを作らず、
めったに地上に降りることがありません。毎日樹の上に新しい寝床を作り、
広い森の中を移動しながら暮らしています。
どうやら、晩ご飯中のようです。
薄暮と、逆光でプロのカメラでもこれが限界です。
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さらに、不思議な光景に出くわしました。
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テングザルが、木の枝でしょうか?蔓でしょうか?
を、ブランコのようにして座っています。自作なのか?
周辺には、彼らのファミリーもいました。
1匹のオスと数匹のメス&こどもで群れて生活をしています。
昼間は、ジャングルの中で生活をしているテングザルですが、
夕方になると、そこに生える渋い果物を食べるために、
そして、 見晴らしの良いねぐらを求めて、川にやってきます。
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