ボルネオ レポート 2011(Part4)
続いて、インドア・ナーサリーへ。
自然界では、森で生活する術をお母さんから学びます。
そのため、小さい時にお母さんを亡くした孤児のオランウータンは
森で生活する方法を知りません。
まず、室内保育園で、オランウータンが木登りや、
他のオランウータンとのコミュニケーションなど、
森での生活に必要な基本的な技術を習得したあと、
次のステップとして、室外保育園に移ります。
病院と検疫室に隣接した室内保育園もあります。
1歳に満たないような赤ちゃんや、まだ十分な注意を必要とするオランウータンを
看護し、養育する場所です。
スタッフは毎日ミルクを与え、温かいお風呂に入れて清潔に保ってやり、
夜には寒さを防ぐため洋服を着せてやるなど、献身的な看護を行います。
この旅、恒例の「差し入れ」!
紙おむつも、大切なアイテムです。