2011年06月09日

ボルネオ レポート 2011(Part4)

続いて、インドア・ナーサリーへ。

自然界では、森で生活する術をお母さんから学びます。
そのため、小さい時にお母さんを亡くした孤児のオランウータンは
森で生活する方法を知りません。

まず、室内保育園で、オランウータンが木登りや、
他のオランウータンとのコミュニケーションなど、
森での生活に必要な基本的な技術を習得したあと、
次のステップとして、室外保育園に移ります。

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病院と検疫室に隣接した室内保育園もあります。
1歳に満たないような赤ちゃんや、まだ十分な注意を必要とするオランウータンを
看護し、養育する場所です。
スタッフは毎日ミルクを与え、温かいお風呂に入れて清潔に保ってやり、
夜には寒さを防ぐため洋服を着せてやるなど、献身的な看護を行います。

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この旅、恒例の「差し入れ」!
紙おむつも、大切なアイテムです。

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