2012年08月22日

ボルネオ レポート 2012(Part4)

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ボルネオ2日目。世界自然遺産に認定されている東南アジアの最高峰、4095mのキナバル山です。
美しい朝焼けです!


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Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


今日は、コタキナバルから、飛行機に乗ってサンダカンという街へ。
同じく、サバ州にあって、コタキナバルに次ぐ第二の商業都市です。
出発しましょう!


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サンダカン空港に到着。
州都コタキナバルからサンダカンまで飛行機で40分、
サンダカンから南に車やボートにて約2時間半です。


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ガイドのゲイリーさん。とってもチャーミングな方です。


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セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターです。
孤児となったオランウータンが将来、森で生活していけるように訓練するのです。
具体的には、
 ・森に対する恐怖感をなくす
 ・木登りを覚える
 ・自分で森の中で食べ物を探す
 ・ジャングルに住む他のオランウータンとの関わり方を学ぶ
といった訓練を経て、孤児達は森へ帰って行きます。


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全ての行程に同行頂き、レクチャー・解説してくれたBCTジャパン/サラヤの中西さんです。


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Copyright Ⓒ Kentaro Taketani

43平方kmの天然原生林に保護区として設立され
保護区内にはいくつかの散策路があります。
貴重な原生林の中、熱帯雨林、マングローブ湿地林を見学することができます。


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Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


天然林には高さが60mにもなる大きな木がたくさんあります。
日光を求めて、上に上に伸びていくのです。


しかし、これら天然林の面積は激減し、その一方でアブラヤシや
ゴムの木を植えたプランテーションが急激に増えています。


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熱帯林は、地球上でもっとも多様な生物たちが生活する場所です。
森林をなくしてしまうとそこにすむ野生生物や鳥類、昆虫などの生態系にも
影響をおよぼすのです。


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野外学校(Outdoor Nursery) です。
ここは、オランウータンを野生に戻すために訓練を行う場所です。

「キタ━━(゜∀゜)━━!!」

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