ボルネオ レポート 2012(Part4)
ボルネオ2日目。世界自然遺産に認定されている東南アジアの最高峰、4095mのキナバル山です。
美しい朝焼けです!
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani
今日は、コタキナバルから、飛行機に乗ってサンダカンという街へ。
同じく、サバ州にあって、コタキナバルに次ぐ第二の商業都市です。
出発しましょう!
サンダカン空港に到着。
州都コタキナバルからサンダカンまで飛行機で40分、
サンダカンから南に車やボートにて約2時間半です。
ガイドのゲイリーさん。とってもチャーミングな方です。
セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンターです。
孤児となったオランウータンが将来、森で生活していけるように訓練するのです。
具体的には、
・森に対する恐怖感をなくす
・木登りを覚える
・自分で森の中で食べ物を探す
・ジャングルに住む他のオランウータンとの関わり方を学ぶ
といった訓練を経て、孤児達は森へ帰って行きます。
全ての行程に同行頂き、レクチャー・解説してくれたBCTジャパン/サラヤの中西さんです。
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43平方kmの天然原生林に保護区として設立され
保護区内にはいくつかの散策路があります。
貴重な原生林の中、熱帯雨林、マングローブ湿地林を見学することができます。
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天然林には高さが60mにもなる大きな木がたくさんあります。
日光を求めて、上に上に伸びていくのです。
しかし、これら天然林の面積は激減し、その一方でアブラヤシや
ゴムの木を植えたプランテーションが急激に増えています。
熱帯林は、地球上でもっとも多様な生物たちが生活する場所です。
森林をなくしてしまうとそこにすむ野生生物や鳥類、昆虫などの生態系にも
影響をおよぼすのです。
野外学校(Outdoor Nursery) です。
ここは、オランウータンを野生に戻すために訓練を行う場所です。
「キタ━━(゜∀゜)━━!!」