2012年09月27日

エコトピックス【おいしい映画】

「おいしそうな料理が出てくる映画」皆さんは何を思い浮かべますか?


カモメ食堂のおにぎり?
アルプスの少女ハイジのとろけるチーズ?


そんな『人』と『食』のつながりを描いた『おいしい』映画を一堂に集め、
単に映画を観るだけでなく、食も体験しながら、また音楽を聴きながら楽しむ!という、
ライフスタイル型の複合イベント『ごはん映画祭』。


2010年に東京で始まっていましたが、今年ついに大阪に登場です。
【開催日程】は、10月6日(土)~10月14日(日)まで。


メイン会場は、梅田ガーデンシネマで
「アメリ」「バグダッドカフェ」「幸せのパン」「カモメ食堂」など
16作品が上映されます。
また、中之島界隈のサテライト会場でも、様々なイベントが行われます。


SARAYAも応援している「第1回 大阪中之島ごはん映画祭」



http://osaka-nakanoshimagohan.com/

第1回 大阪中之島ごはん映画祭サイトは☞からチェック

エコトピックス【一方で、絶滅危惧の動物も…】

環境省が公表した「レッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物のリスト)」で、
「ニホンカワウソ」が「絶滅種」に指定され、
「九州地方のツキノワグマ」はリストから削除され「絶滅」扱いとなりました。


「レッドリスト改訂版」に掲載された野生生物は、
改訂前より419種増えて、3430種(見直し作業中の魚類を除く)となり、
このうち8種が、新たに「絶滅」とされました。


国の特別天然記念物「ニホンカワウソ」は、
かつて、北海道から九州まで広い範囲で生息。
清流を好む動物で、豊かな自然環境がどれほど残っているか?という
バロメーターになっていました。


二本足で立ち上がる愛きょうある姿が、カッパのモデルになったのでは?とも言われています。


しかし、自然環境の悪化や、これまた毛皮を目的とした乱獲で、
生息数が大幅に減り、昭和54年に高知県須崎市(すさきし)の川で
目撃されたのを最後に確実な生息情報はありません。
昭和まで生息していたほ乳類が「絶滅種」に指定されたのは初めてです。


九州の「ツキノワグマ」については、研究者や地元の猟友会の方々が
爪痕やふんなど、生活の痕跡を探したり、
赤外線センサーが付いたカメラを設置するなどしましたが、
これまでにクマと見られる生物は映っていないそうで、
生息を信じて調査を続けていた関係者の間に、落胆が広がっています。


さらに、さらに、極度の不漁が続く「ニホンウナギ」は、
レッドリストの「絶滅危惧種」に指定されるそうです。
ただし、レッドリストには法的な規制力はなく、
絶滅危惧種に指定されても「漁獲」や「取引」は制限されません。


私たちには何が出来るでしょうか???

ニホンカワウソのニュースソースは☞からチェック

ツキノワグマのニュースソースは☞からチェック

ニホンウナギのニュースソースは☞からチェック

エコトピックス【幻の動物」が増えています】

かつては「幻の動物」とまで呼ばれた、国の特別天然記念物でもある
ニホンカモシカですが、現在、東日本を中心に増えているそうです。


ニホンカモシカは「日本の固有種」で、本州、四国、九州の山岳地帯に生息しています。


1925年(大正14年)に捕獲禁止となりましたが、山村の住民にとって、
●肉は、たんぱく源になりますし、
●毛皮や角は、貴重な現金収入源だったため、
密猟が行われ、生息地は険しい山岳地帯に狭められていました。


その後、1955年(昭和30年)に特別天然記念物に指定され、
密猟の全国一斉取り締まりなどの、保護活動が功を奏し、
その生息範囲を広げ、個体数も増えました。




環境省によりますと、全国のニホンカモシカの生息範囲は、
昭和30年頃の調査時に比べて、(50年後)2003年は2倍近くに拡大。
特に、北陸や中部、東北地方で、生息域が拡大しています。


中でも、石川県は生息範囲が、50年前の5倍に広がり、
金沢市の観光地「ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)」に姿を現すこともあるそうです。


専門家によりますと「絶滅の危機に直面した大型動物が、
わずか半世紀の間に個体数を増やしてきたことは、世界でも珍しい」とのこと。
やればできるじゃん
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20120925-OYT8T00974.htm


ニュースソースはこちら☞からチェック

2012年09月23日

ボルネオ レポート 2012 NAVIGATION

borneo_REPORT_600bunner.jpg


DAY1 | パート1 | パート2 | パート3 |


DAY2 | パート4 | パート5 | パート6 | パート7 | パート8 |


DAY3 | パート9 | パート10 | パート11 |

borneo_podcast_550bunner.jpg



| 第1回 | 第2回 | 第3回 |

2012年09月20日

エコ・メッセージ【藤田麻衣子】

今週は、シンガーソングライターの藤田麻衣子さんから
エコメッセージが届きました。


TVアニメ『緋色の欠片』オープニング主題歌としてヒットした「ねぇ」などの話題曲含む
全12曲中6曲にタイアップが付いた5th アルバム 「1%」をリリース!
女心をわしづかみするような切ない恋の歌、甘酸っぱい恋の歌、
そして日常を前向きにする応援歌が詰まったニューアルバムです!!

41B2swqFjPL._SL500_AA300_.jpg


名古屋出身の藤田麻衣子さん。東京の暮らしの中で、知らず知らずのうちに
狭くなっていたかもしれない視野。全国ツアーをして、その土地土地の自然(緑)に
触れることで癒やされたそうです。
47都道府県、全県を回るツアーの合間に、自然を撮影して、「ビデオ日記」を自作したそうですよ。





大阪ライブ。チケット完売で、チェックできなかった皆さん。
次回は早めにチェックですよ!




Amazon.co.jp ウィジェット


http://fujitamaiko.com/


藤田麻衣子 オフィシャルサイト

2012年09月06日

ボルネオ レポート 2012(Part11)

BORNEO_DAY3.jpg


上流に、橋が見えてきました。
ボルネオ保全トラストが地元のNGOとともに架けた吊り橋です。
材料には大阪の消防署から贈られた廃棄消防ホースが使われています。


DSC02903.jpg


水を怖がるオランウータン。
彼らは川の沿岸の木をしならせて、対岸の木に渡っていました。
でも、森林の伐採などによって、そういった場所も失われ、森も小さく分断されています。


IMG_6758.JPG


森が小さくなれば、食糧を得る場所も限られます。
また、他の森に住むオランウータンの仲間と交流ができないため、
近親交配によって、遺伝子が弱くなってしまいます。


過去20年で生息地は80%も減少したといわれています。
繁殖の機会が失われることによって、オランウータンは絶滅の危機に瀕しているのです。


もっと上流に上っていきましょう!


DSC02910.jpg


しっかりした橋が見えてきました。
2008年4月に設置された1号橋です。
サラヤの資金協力によって、サラヤ現地調査員をはじめBCTスタッフ、日本全国各地の動物公園の協力も得て、
消防ホースの吊り橋が完成しました。


森と森をつなぎ、オランウータンの命をつなぐ「命の架け橋」です。
川からの高さは8~10mはあるでしょうか?
2010年6月27日、この橋を「野生のオランウータンが渡った」との報告がありました。


IMG_6770.jpg


中西さんのお話を聞いているうちに、
花菜ちゃんが船から下りて橋に上り始めました。だ、だいじょうぶ?


DSC02919.jpg


IMG_6790.jpg


中西さんとともに、橋のメンテナンスのお手伝いをします。
*よいこのみんなはのぼっちゃだめだよ


TAKE_MG_1002.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


「橋を作った人たちと同じ視線で、川と森を見てみたくなりました(植村花菜)」


貴重な体験です。


TAKE_27Q1776.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani

2012年09月05日

ボルネオ レポート 2012(Part10)

BORNEO_DAY3.jpg


キナバタンガン川の支流。メナンゴール川に入ってきました。
撮影は出来ませんでしたが、いきなりクロコダイル(イリエワニ)に遭遇。


【8月27日 AFP】によりますと、
ボルネオ島のマレーシア領で24日、川で用を足していた建設労働者が
ワニに襲われてかみつかれたが、ワニの顔を殴って撃退、
何とか一命を取りとめる。というニュースも。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2897479/9419210


IMG_6739.JPG


美しい鳴き声の鳥…
こちらは、寝起きのカワセミです。


IMG_6743.jpg


ボルネオ固有種である「ミューラーテナガザル(ボルネオギボン)」。
絶滅危惧種なので、姿を見ることは難しいのですが、「存在」は簡単に確認できます。
彼らは歌が大好き。森の奥で縄張りを主張して鳴いています。





おなじみの「ソフトモヒカン野郎」カニクイザルに遭遇した後、
今日最初のテングザルの女の子。こちらの様子をうかがっています。


TAKE_27Q1612.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


マレーオオトカゲ(ミズオオトカゲ)をアップでどうぞ。
水辺を好み、泳ぎも潜水も生活の一部になっています。一方、鋭い爪で木にも良く登ります。
恐竜みたいでこわいんですが、臆病な性質で、人が近づくと猛烈なスピードで逃げ去ります。
TAKE_27Q1868.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


そして、鵜っ!アジアヘビウです。
潜水して魚を捕っています。
姿をくらませたかとおもうと、離れた所でピョコッと頭と首だけを水面上に出します。
モグラたたきのモグラのよう。


TAKE_27Q1838.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani

ボルネオ レポート 2012(Part9)

BORNEO_DAY3.jpg


昨日の夕方に降った雨が、蒸発していきます。
朝靄に包まれたボルネオ3日目の朝です。
ひんやりとした空気。とても熱帯雨林とは思えません。


IMG_6705.jpg


TAKE_27Q1439.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


出発前のロッジで、ギターを見つけた花菜ちゃんが、
鼻歌まじりにつま弾いています。


TAKE_MG_0927.JPG
Copyright Ⓒ Kentaro Taketani


C→Em→C→F→Fm7 皆さんわかりますか?
Judy Garlandのあの曲です。


DSC02869.jpg


日の出とともに出発です。
リバークルズに出かけましょう!


DSC02875.JPG