環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが分かりました。
生息の確認は、およそ70年ぶり。
国のレッドリストで、絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めてのことです。
クニマスはもともと、秋田県の「田沢湖」にのみ生息する固有種でした。
しかし、1940年以降、工事の際に湖に酸性の水が入り、まもなく死滅。
クニマスは地球上から姿を消したと考えられていました。
が、秋田から遠く離れた山梨県で発見されました!
クニマスの再発見の立役者は、 さかなクン(東京海洋大客員准教授)です。
今年3月、富士山に近い山梨県の富士五湖の一つ「西湖(さいこ)」で漁師さんといっしょに船に乗り、珍しい魚を見つけたさかなクン。
「どう見てもクニマスじゃないかと思うんです」、京都大学に持ち込んだそうです。
「さかなクン」。ギョギョ~!な発見です。
魚類学者でもある天皇陛下も、23日の誕生日に先立った会見で「さかなクン」の貢献をたたえられました。
2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」でした。
この年を締めくくるクロージング・イベントが、金沢市で開かれました。
ここでは、10月に名古屋で開かれた「COP10」の成果が報告されました。
議長を務めた「松本 環境大臣」は、COP10について「生物多様性は未来の子どもたちからの預かりもの。今後10年が極めて重要。人類の英知を結集し、行動を起こしていきましょう」と訴えました。
記念シンポジウムには、COP10名誉大使のMISIAも出演。
DAVID FOSTER氏とのコラボで、『生物多様性』をテーマに作詞したCOP10オフィシャルソング「LIFE IN HARMONY」を披露しました。
また「谷本 石川県知事」は、石川が、本州最後のトキ生息地だったことも挙げ、「トキが暮らせる自然環境を再生して未来に引き継ぐこと、トキが舞う豊かな『里山・里海』を取りもどすことが、人と自然の共生につながる」と訴えました。
ワイルドなのに、ちょっとコミカルな雰囲気で、世界中の人々に愛されているマウンテンゴリラ。
近年、密猟や戦争、森林破壊などによって、絶滅の危機に瀕していました。
しかし、このネガティブなトレンドに終止符を打ち、希望につながる調査結果が明らかになりました。
マウンテンゴリラの保護に取り組む「International Gorilla Conservation Programme」が、コンゴ・ウガンダ・ルワンダの三カ国にまたがるエリアを調査したところ、個体数が、前回の2003年調査に比べて25%増え、480となったことがわかりました。
個体数増につながった要因のひとつとして、環境保護団体と地域コミュニティが協力して、マウンテンゴリラの保護に取り組み続けてきたことが挙げられるそうです。
密猟などからマウンテンゴリラを守るために、地域住民によるパトロールを実施したり、また、許容できる範囲でマウンテンゴリラの生息地を観光スポットとしても活用。
地元経済を活性化させながら、マウンテンゴリラの保護にも取り組むという、ヒトとゴリラの「共生」が実を結びつつあるようです。
サラヤが支援している「ボルネオ保全トラスト」からも、オランウータンが増えたよ!とか、ゾウさんが増えたよとか、…うれしいニュースが届くのを期待したいですね。
シンガー・ソングライター、Yaeさんからエコメッセージが届きました!その前に一曲お届けしましょう。
彼女が暮らしている「鴨川自然王国」は、お母様である、加藤登紀子さん夫妻が、開墾して作られたエリア。
加藤登紀子さんは、国の特別天然記念物に指定されている佐渡のトキの保護など、環境保全にも熱心で、「国連環境計画」親善大使にも任命されています。
「水都」大阪の中心部、中之島を光のイルミネーションで飾る「冬の風物詩」がみられる季節です。
12月11日(土)から12月25日(土)まで開催される「OSAKA 光のルネサンス 2010 ~水都大阪を包む光と水のハーモニー~」。
去年は、過去最高の「304万人」が来場。今年8年目を迎える「光のルネサンス」。
今年は、お馴染みの光のアーケード「中之島イルミネーションストリート」や、中之島図書館の「ウォールタペストリー」市庁舎の「スターライト・シティ・スクエア」はもちろん、中之島全域に広がる会場がスケールアップします。
「八軒家浜」では、「DREAM COME TRUE」が大阪府とコラボレーション!
イルミネーションで飾った「ドリカムツリー」が、5日から点灯しています。
サラヤも参加しています。
中央会場近くの京阪・中之島新線「大江橋」駅地下1階コンコース([6]番出入口)に「ビジネスと生物多様性イニシアティヴ」のパネル展示を行います。
サラヤの展示は期間中・毎日17時~21時まで。是非、足を運んでみてください。
今年も12/22の「冬至」の夜、 8時から10時までの2時間 は、「明かりを消して、スローな夜を」をテーマに、全国各地で「キャンドルナイト」のイベントが行われます。
大阪では、一足早く、今夜と、来週の木曜日の夜に「100万人のキャンドルナイト @ OSAKA」が開催されます。
今夜は茶屋町。来週は西梅田周辺の、歩道がキャンドルアートでライトアップされます。
12月9日(木)は、夜6時から10時まで。西梅田エリアに「あの」CANDLE JUNEが降臨!!!
西梅田公園の空間そのものをアートにする「インスタレーション」「CANDLE HARMONY」を、空間演出家でアーティストで、涼子の旦那のCandle JUNEが制作します。
そして、今夜と来週、20:00~22:00 の2時間は、「UMEDA LIGHT OFF」
多くの周辺施設の協力で電気をオフ、
梅田の街で、「やさしい」夜が体験できます。
いつもの2時間とは
ぜんぜん違う。
これまで見えてこなかったものが
見えてくる あたたかな暗闇。
みなさんも体験してみてください。
日本時間で、12月3日の朝4時(明日の早朝)から、NASAが、地球外生命体に関する記者会見を行うと発表しています。
地球外生物の存在と証拠についての議論、そして、地球外生物学の起源と進化、宇宙での生活に関する研究について、何らかの発表があるようです。
記者会見の模様はNASAのWebサイトで、ライブ中継されます。
宇宙人? UFO?
ある、学者さんは、
土星の第6衛星「タイタン」にヒ素を発見し、ヒ素で光合成するバクテリアみたいな存在を発見したのではないか。と予想しています。もちろん、この予想とは全く違うものかもしれません。ひょっとしたら、NASAはすでに宇宙人と接触している!というような発表かも!
地球外生命体…わくわくしますね。