2014年05月27日

ボルネオ レポート 2014 押尾コータロー(Part1)

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2014年、今年のレポーターは押尾コータローさん。今日は旅の始まりの模様をお聴きください。


http://www.kotaro-oshio.com/

押尾コータロー オフィシャルサイト


2014年05月20日

エコトピックス【楽しいゲリラ活動】

イギリスから、今、世界中に広まりつつあるムーブメントがあります。
「ゲリラガーデニング」といいまして、荒れた状態の「公共の花壇」に花を植えて、一晩のうちに変身させてしまおう!!!という試みです。

これはロンドン在住のリチャード・レイノルズさんが起こした活動で、本も出版されています。
活動資金は、メンバーからの寄付により成り立っていて、参加している人達も全てボランティア。

なるべく乾燥に強い植物が選ばれ、植えられた後もボランティア達によって手入れが施されているそうです。

さすが、「ガーデニング大国」イギリスならではの「ゲリラガーデニング」。

イギリスでは、通常は公共の緑地帯に勝手に植え込みをする行為は違法行為とみなされるそうなのですが、リチャードさんの活動は黙認されているようで、今となっては行政から表彰されたりもしているそうです。

興味を持った「日本の皆さん」へのご注意
日本で行う場合は、土地を管理する自治体の許可を取ってから行って下さい。



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エコトピックス【世代間でIT格差?】

今年オープン110年を迎えた京都市動物園。
4月末にオープンした「ゴリラのおうち~樹林のすみか~」には、ニシゴリラの2歳の雄ゲンタロウ、13歳の父モモタロウ、27歳の母ゲンキがくらしています。

ニシゴリラは、容姿に似合わず、穏和な平和主義者で,神経質な一面も持っています。

ここで、学習用タッチパネルを使った「知性研究」の実験が始まりました。
タッチパネル画面に表示される数字を順番に触れると、連動する装置から自動的にエサのリンゴが与えられる仕組みになっています。

最初に興味を示したのは、ゲンタロウ。
1日に30分程度、パネルを触って“お勉強”するようになりました。成功率はまだ50%弱。「数字の意味を完全に理解したわけではない」(担当者談)

一方、両親・モモタロウとゲンキは警戒して近づかず、タッチパネルに触れたこともないそうです。

親子ゴリラ間でも、新しいモノへの好奇心は、幼い方が強いみたいです。




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エコトピックス【今年も光り始めました】

吹田市の高野台と、山田西にまたがる千里緑地で、大阪府の「準絶滅危惧種」にも指定されている吹田市の天然記念物「ヒメボタル」が、今年も発光を始めました。

千里緑地は、市街地にありながら豊かな自然が残っていて、地元住民がヒメボタルの生息域を管理しています。

水辺に生息するゲンジボタルや、ヘイケボタルと違って、ヒメボタルは山地や雑木林に生息していて成虫の体長は11~7ミリ程度。1分間に60回以上の黄白色の光を放ちます。

いまのところ、まだ発光数は少ないようですが、今月末~6月初めに「蛍の光」はピークを迎えるとみられています。「吹田ヒメボタルの会」の調査によると、昨年は5月20日から発光が一気に増え、同31日がピークだった。ということ。

ヒメボタルは、午後8時~10時ごろによく発光します。
ただし、ヒメボタルは敏感な生き物で、近くには住宅もあります。
マナーを守って静かに観察してください。
また、危険で近隣の迷惑にもなるため、路上駐車は絶対にしないでください。

懸命に飛ぶヒメボタルの姿から、自然環境を守ることの大切さが感じられるのではないでしょうか。



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2014年05月13日

エコトピックス【ボルネオ調査隊】

マレーシア・ボルネオ島へ現地調査隊として
旅して・見学していただく、サラヤが特別に企画した
"ボルネオ・オリジナルエコツアー"「ボルネオ調査隊」
第8回の募集が始まっています。

日程は、9/11(木)〜9/15(月・祝)
今回も、合計8名様(ペア4組)が派遣されます!
ヤシノミ洗剤のウェブサイトにアクセスしてエントリーしてください。




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エコトピックス【なぜ?】

これまで、動物園に行くと、動物達が檻の中で同じ所をグルグル歩き回っていたり、同じ所を行き来したり・・・という動きを見たことがありませんか?

これは、自然の中でくらす野生動物には決して見られない「常同行動」と呼ばれて、動物たちのストレスのバロメーターとなっています。


例えば、一定の区間を繰り返して動く、体を前後に踊るように動かす、前足(後足)を咬んだり毛を引き抜くなど、自傷行為、口をもぐもぐする、口唇を舐める、くんくん嗅ぐ、身震いする床を引っ掻く、直立する、走り回る、旋回運動等を指します。


そんななか、現在、動物園では「環境エンリッチメント」といって、飼育環境に工夫を加えて、動物が暮らす環境を豊かで充実したものにしようという試みがなされています。

最も有名なのは、板東園長のいらっしゃる「旭山動物園」。
ここでは、すべての動物に対して「環境エンリッチメント」を施し,
動物たちが少しでも楽しく暮らしてくれるようにしています。(園長blogより)

すると,彼らの行動に変化がうまれました。
何にでも興味を持ち,自らの意志で動き、いきいきとした活動が見えるようになったそうです。しかも,彼らの特徴的な行動や能力が発揮されるようになったそうです。現在「環境エンリッチメント」は、全国の動物園で導入が始まっています。

ちなみに、常同行動は、わんこ・にゃんこなど、ペットにも見られます。
そんなときには
● ストレスを取り除いてあげる
● 落ち着いた環境を整えてあげる
● 分離不安の改善(ひとりぼっちにしない)
動物病院で治療してもらう など、対策を施してあげて下さい
 




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エコトピックス【国内最大級「ゾウの森」】

現在、大規模リニューアル中の「京都市動物園」で、最大の目玉となる「ゾウの森」の概要が固まりました。

「京都市動物園」は園内を9カ所に分けて整備を進めていて、「アフリカの草原」「サルワールド」などは、すでに完成しています。

「ゾウの森」は、来年3月オープンにむけて、ラオスから、4頭のアジアゾウを寄贈されるのですが、4頭のアジアゾウを群れで飼育して、繁殖させるため、飼育スペースは、国内の動物園で最大規模の広さを確保します。

アジアゾウは現在、日本国内の37の動物園で、あわせて78頭が飼育されていますが、繁殖の成功例は少ないうえ、ワシントン条約で、研究目的以外の輸出入が禁じられているので、今回のように、若いゾウが確保できるということは、とても珍しいことなんです。


それは、先日、京都市の門川市長が、ラオスに出向き、トンシン首相と会談して、動物園へのアジアゾウ寄贈を正式に確認するほど、バリューの高い出来事です。「ゾウの森」では、10年以内の赤ちゃんゾウ誕生を目指すということ。

さらに、
来園者が、餌をあげられるイベントなどを行う「ふれあいコーナー」や、ガラス窓越しにじっくりとゾウを観察できる「コンタクトコーナー」も設けるそうで、よりゾウを身近に感じられそうですね。
 




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2014年05月06日

エコトピックス【ナマコ靴下?】

「ナマコ靴下」の開発を、関西地方の大手繊維メーカーが進めています。

これまで、ナマコを加工する際に出る「煮汁と内臓」は、廃棄処分
されていました。が、ある日

「ナマコ漁師が煮汁に足を入れていたら水虫が治ったらしい……」。

という、酒の席での話をきっかけに調べてみたところ
ナマコの煮汁から抽出される成分「サポニン」に、水虫菌を抑える効果があることが確認されました。

「サポニン」には、水虫菌を抑える作用だけでなく抗菌、抗がん作用まであると言われています。
  
「ナマコ靴下」は、この煮汁成分を靴下の繊維に盛り込んで作られるそうです。また、ナマコの内蔵の「カロテノイド」には抗酸化作用があるらしく、内蔵も有効活用を考えているとのこと。


水虫菌を抑える成分を抽出する施設の稼働を始めた、水産加工業「大豊(たいほう)」では年間300トンの内蔵、30トンの煮汁を廃棄していたそうです。これは会社にとっても思いがけない朗報ですよね。ビジネスチャーンス!!




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エコトピックス【ピラニアを食べる?】

神戸の「市立須磨海浜水族園」内のレストラン&カフェ「和楽園」では、あの肉食魚、ピラニアを使った料理の提供を始めました。

「須磨海浜水族園」では、今年度から「アマゾンの生物多様性保全」に参加することになりまして、8月31日まで、ジャングルを模した展示室を使って、南米アマゾンの自然を紹介する特別展が行われています。

アマゾンの生物と言えば、世界最大の淡水魚「ピラルク」、世界最大のヘビ「オオアナコンダ」などが有名ですが、動物の体の色の意味とか、繁殖の方法、餌など、アマゾンならではの習性を持つ動物たちの生態の秘密を一挙紹介してします!


その一環として「ピラニアを使った料理」の提供をはじめたのですが、料理には輸入したアマゾン川産の「食用魚」が使われています。


ピラニア料理は、ピラニアの身をバターで焼いた「ムニエル」でナスやタマネギなど夏野菜を使ったトマトソースがかかっています。
スープとサラダ、ライスかパンが付いて2千円(税込)。

5月31日まで1日5食限定で提供されます。お店の方いわく「怖い顔をしておりますが、スズキを思わせる白身で意外と美味です」とPRしています。



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