2014年10月28日

エコ・メッセージ【久和田佳代】

今週は、広島県出身のシンガーソングライターの久和田佳代さんから、エコメッセージが届きました。
"21 世紀のサザエさんか?笠置シヅ子か?カルメンミランダか?"なんていわれてます。

今日お届けした、「Feliz Navidad」は、来週11月5日に、ITunes Storeなどでリリースする久和田さんの3rdシングル。オリジナルは、ギタリスト、Jose Feliciano。クリスマスシーズンの定番です。

今年4月、笠置シズ子生誕100周年も重なり、1stシングルとして「買い物ブギ」をリリースした久和田さん。
歌、作詞、作曲、キーボード、 ギター、ハーモニカ、DTMも自分でやっちゃうマルチなアーティスト。

11/6 (木) 南堀江knaveでライブがあります。是非足を運んでみて下さい。


エコと自然についても語っていただきました。

エコは、普段から心がけていらっしゃるそうで、たとえば、小学校の頃の洋服をとっておいて、好きな柄の部分を切り取って鞄にしたり、ぞうきんにしたり、ハンカチにしたり・・・。
毛糸でスポンジを作って食器洗いに使ってたりもするそうです。そうすると洗剤が少なくてすむとのこと。

ヤシノミ洗剤も使っていらっしゃいます。油汚れを洗う際には、ヤシノミ洗剤を利用するんですって!エコエコ!!


http://cayo-kuwada.jp/


久和田佳代  オフィシャルサイト

2014年10月21日

エコトピックス【「いのちの花」プロジェクト】

先週ドイツのペット事情や、大阪で開催された、ペットの「終生飼育宣言式」というイベントを紹介しましたが・・・

青森県の女子高生たちが始めた「いのちの花」プロジェクト

いのちの花~捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語~
という本が話題です。

鮮やかなオレンジ色の花が印象的な表紙のこの本は、青森県立 三本木(さんぼんぎ)農業高等学校 動物科学科が行っている動物殺処分ゼロを目指す「命の花プロジェクト」の誕生を描いたノンフィクションです。

このプロジェクトのきっかけは「動物愛護センターへの見学」でした。

何気なく見学に訪れた高校生が見たのは・・・処分されるのを怯えながら待つ動物たち。
高校生の彼女たちが 見たものは・・・「安楽死」させられ、焼却機に送られ、灰になった遺骨。

米袋ひとつに約15キロ、推定100匹分ほどの遺骨が詰められます。しばらくは保管されますが、年に2回、産業廃棄物として処分されているそうです。

人間の骨は手厚く葬られるのに、動物の骨はなぜ、ただのゴミでしかないのだろう?そこで生まれたのが、動物たちの骨を肥料にして花を育てようというアイデア。

このプロジェクトを知った人達からは批判の声もあるそうです。

ただ、犬、 猫が 年間 殺処分されている数は なんと 約17万匹です。
(2011年 環境省 資料より)

引っ越しで飼えなくなった。猫が子どもを産んで困っている。
飼い主が年をとり世話が難しくなった......。
動物がセンターにやってくる理由の多くは「飼い主の見通しの甘さがほとんど」だといいます。

「花を咲かせること」の先にあるのは「殺処分ゼロへの祈り」です。



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エコトピックス【環境問題に関する世論調査】

内閣府が、「環境問題に関する世論調査」の結果を公表しました!

20歳以上の男女を対象とした、その調査によりますと
「生物多様性」という言葉について「聞いたこともない」と回答した人は、なんと、過半数の52.4%、
前回調査(2012年6月時点)の41.4%から11ポイント増加しています。

生物多様性とは、種や遺伝子などのレベルで多様な生物が存在する状態のこと。

2010年には、名古屋市で国連の「生物多様性条約 第10回 締約国会議(COP10が開催され、20年までに生物多様性の損失を食い止めるため、効果的で緊急に行動する国際目標「愛知目標」が採択されました。


また、今月17日まで韓国・平昌(ピョンチャン)で開催された「COP12」では、COP10で、世界が生態系保全に向けて合意した「愛知目標」の進捗状況を不十分と評価し「緊急の行動をとるように」と要請しました。


また、「内閣府の世論調査」では、「人間の生活がある程度制限されても、生物の多様性保全を優先する」と答えた人は33.8%と、前回調査から4.9ポイント減少。

生物種の減少が国際的に重要なテーマとなっているにもかかわらず、関心は、低下傾向になっていることが明らかになりました。




『「環境問題に関する世論調査」の概要 』関連のニュースソースは☞からチェック

2014年10月14日

エコトピックス【ペットとの約束】

大阪の鶴見緑地で、先日、ペットの「終生飼育宣言式」というイベントが行われました。

ペットと飼い主の結婚式に見立てられたこのイベントでは、参列者が見守る中、飼い主がペットとレッドカーペットを歩いた後、思い出や感謝の気持ちを伝え、この先も、大切に育てることを誓いました。

昨年施行された「改正動物愛護法」では、
●ペットショップなど、販売業に対する規制の強化、
●災害時における動物の救護、
●動物虐待の罰則強化 などのほか、
●飼い主の終生飼育の責任が明記されました。

これをうけて、企画されたイベントなんですが・・・「人前で公言する」ことで「ペットと離れにくくなるという心理分析」に基づいて、挙式スタイルのイベントになったということです




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エコトピックス【世界で一番犬が大切にされている国】

ペット先進国として有名な国・・・それはドイツです。

現代のドイツ人にとって、ペットは「家族の一員」であり、「人生のパートナー」という考えが深く根付いているので、捨てられた犬、猫や、飼い主が飼えなくなった動物を絶対に殺しません。

原則として殺処分は行われず、「ティアハイム」という全国に約1000施設ある
民間のシェルターが動物を保護し、新たなパートナーとなる家族との出会いを待つんです。


ドイツでは、一部の特別地区を除き、生体販売は法律で禁じられています。
ですから、たとえば、犬を飼おうと考えたら、人々はペットショップに行くのではなく、「ティアハイムに行こう」と言うそうです。
ペットショップで子犬は売っていないんです。
ドイツという国と人々に根付いた動物愛護の精神は、暮らしの中の様々なところで、みることができます。たとえば・・・

●ドイツでは、子犬の保育園は当たり前。人間の子供を育てるのと同じくらい、飼い主が責任持ってしつけを行います。

●犬のしつけをする学校もたくさんあり、徹底的に教え込みます。だから、通りが激しい都会でもノーリードで散歩したり、電車にも普通に乗れるんです。

●「犬連れ禁止」の標識がある場所以外は、わんこと一緒にレストラン、電車やバス、デパートへ気軽に入ることができます。

●ペットフードにも厳格な規定があって、添加物などはもってのほか。ペットフードも人間の食材を使わなくてはいけないという法律があります。

●スーパーの前などには、たいてい犬をつないでおく場所が設置されています。

●昼間に犬の面倒を見る人がいない場合、社員がペットを会社に連れてくることを許している企業すらあるそうです。

●ドイツでは自治体単位で「犬税(いぬのぜいきん)」が導入されていて、無責任な飼い主を減らすことに役立っています。

この税金の使い道は、・・・
▲ 自由に使用できる無料のウンチ袋の設置(公園など)
▲ リードを外して犬を自由に遊ばせることができる犬専用の広場の設置(郊外や公園)です。

ホームセンターやスーパーのレジの脇には、必ずペットのフード寄付用の「大きなボックス」が設けられているそうですよ。

2014年10月07日

エコトピックス【世界の野生動物、過去40年で半減】

地球上の人口は、現在70億人を超え、1970年のほぼ2倍となっています。

一方で、世界自然保護基金(WWF)が発表した報告書によりますと、野生動物の世界では正反対の現象が起きています。

その、報告書によりますと、1970年から2010年までの40年間に、世界の野生生物の半分以上が姿を消し、今後も事態が改善することはなさそうだ。ということです。

個体数が最も急激に減少したのは淡水生物で、76%減っています。
陸生生物と海洋生物はそれぞれ39%減少。WWFは、減少の「ペースが落ちる兆候はない」と発表しています。

そして、Wall Street Journalは、この様にまとめています。

要するに、人間は、
木の成長をしのぐ速さで木を切り倒し、
資源が回復できない状態になるまで魚を乱獲し、
陸地や海が吸収できる以上の量の炭素を放出しているということ。




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エコトピックス【世界に朗報】

科学者たちによりますと、オゾン層が少しずつ回復しているということです。

世界各国がフロンガスを減らすための協定を作ったり、努力を怠らなかったため、その成果が35年経ったいま、出てきているようです。

国連の調査では、もし世界各国の協力、努力がなければ2030年までに、世界中で毎年およそ 200万人もの人たちが皮膚がんにかかっていただろう、と予測がされていました。

いくつかの研究機関の「未来予想」に寄りますと、

2040年 になると、
●永続的に使用可能な、有人月面基地が実用化する
●海水からレアメタル(希少金属)を取り出す技術が実現する
●北極上空のオゾンホールが完治する(南極は2065年)
など、明るい予測もあります。

私たちが暮らすこの美しい地球を守るため、課題はまだまだたくさんあります。
今後も各国の協力、努力がより必要になってくるでしょう。



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