2013年12月26日

エコトピックス【野生のゾウガメとウミガメに出会える旅先】

今年最後のECO FLAP。
今年のトピックスと言えば…2年ぶりのボルネオ取材。


今回初の取材スポットとして訪れたのが
「タートルアイランド」とよばれる「セリンガン島」でした。


深刻な絶滅の危機に瀕しているゾウガメとウミガメ。

本来の生息地はもちろん、
動物園や水族館でも懸命な保護活動が行われていますが、
野生の姿が見られる場所はもうわずかしかありません。

私たちが見学したのは、絶滅危惧種のアオウミガメ (GreenTurtle) でしたが

『ナショナル ジオグラフィック日本版』で、
今ならまだ間に合う、野生のゾウガメとウミガメに出会える旅先5カ所!
が紹介されていました!チェックしてみて下さい。



『ウミガメに出会える旅先』関連のニュースソースは☞からチェック


2013年12月19日

エコ・メッセージ【福原美穂】

今週は、来年2月に、フルオーケストラコンサートを(大阪)フェスティバルホールで開催する、福原美穂さんから、エコメッセージが届きました。

このコンサートは、総勢400名におよぶゴスペル・クワイア(ソウルバード・クワイア)も出演!みんなで暖かくなるライブは・・・

■billboard classics「福原美穂スペシャル・クラシックコンサート2014」
■フェスティバルホール■2014年2月11日(火・祝)

3月26日にはベストアルバム "A gift for you”もリリースします。


エコと自然についても語っていただきました。

ボルネオと聞くと・・・旅好きの友人に勧められたパワースポットというイメージがあります。ボルネオ島の緑が少なくなったり、動物が住みにくくなることは悲しいことです。

亜熱帯の旅の思い出で言うと、マレーシアのランカウイ島で温泉に入ったとき、2匹のお猿さんと一緒に入ったのがいい思い出なんだそうです。
北海道出身の福原美穂さん。北海道では、キタキツネ、クマと暮らしを共存・そして自然をシェアしていました。ですから、クマが、人の住む場所に出没して射殺されるニュースを見るのが悲しい。私たちのエゴで環境が変わってるんだなと考えます。環境に対して、自分たちでできることをしていきたいと、メッセージを寄せて下さいました。

http://www.fukuharamiho.com/


福原美穂 オフィシャルサイト

2013年12月12日

エコトピックス【花粉のお話】

神奈川県の秦野市で、花粉が飛散しない無花粉ヒノキが全国で初めて発見されました。

突然変異が原因なんですが、正常な花粉が形成されないヒノキです。

そのほか、現在、林野庁や、「森林総合研究所」、都道府県が連携して、花粉のきわめて少ない品種を、スギ135品種、ヒノキ56品種も開発しています。

増殖は「挿し木」や「接ぎ木」に限定されるそうですが…神奈川県は「6、7年後に山に植栽できれば」と、
現在、年間1300本の苗木を生産中。


花粉症対策として役立つにはまだまだ時間がかかりそうですが…
●林業のお仕事も増えるし
●アレルギーの皆さんの悩みも改善できるし
●杉や檜以外の、花粉症のアレルゲンとなる植物の「品種改良」に役立つかもしれないし…       



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エコトピックス【京都スタジアム】

京都府内には、サッカーJ2の京都サンガが本拠地としている西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(京都市右京区)があります。

京都府の「スタジアム建設」は、2002年のサッカー日韓ワールドカップなどを踏まえ、府内にも大型スタジアム(陸上用のトラックがある、球技専用スタジアム)が必要なのではないか?という経済界やスポーツ界に後押しされる形で、これまで検討を重ねてきました。


そこで・・・


京都府はおととし11月、用地の無償提供を条件に、
誘致を希望する市町村を公募。5市町から提案があり、
有識者などによる委員会で京都、城陽、亀岡の3市に絞り込みました。


京都府の山田知事は去年12月、スタジアムの建設予定地を
亀岡市に決めたことを正式に表明。


27年度に着工し、28年度に完成予定で、
およそ100億円の総事業費も
建設後の運営もすべて府が負担し、
亀岡市は土地の買い上げ費用やインフラ整備に費用に
およそ3億円を負担することになっていました。

川下りで有名な「保津川」沿いの、水田に建設される計画のスタジアム。
亀岡駅直結ですが、かなり牧歌的な雰囲気の施設になりそうです。

でも、ちょっとした問題が!!!!


建設予定地付近に、国が絶滅危惧種に指定したアユモドキが生息している
として、日本魚類学会などが、建設計画の撤回を求めているのです。


スタジアム建設予定地周辺の用水路などが
泳ぐ姿がアユに似ていることから名付けられた
絶滅危惧種「アユモドキ」の貴重な生息地になっているそうなんです。


5万人を超える署名があって誘致という側面と
絶滅危惧種の保護。
アユモドキとスタジアムの共存は可能なのか?




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2013年12月05日

エコトピックス【ノロウイルスに気をつけて】

ノロウイルスなど、感染性胃腸炎が、またまた流行の兆しを見せています。

国立感染症研究所によりますと、10月下旬ごろから増え始めているそうです。
例年、年末にかけてがピークとなるため、
現在、手洗いなど、予防を呼びかけています。

ノロウイルスは種類がたくさんあり、形も微妙に変えるので、
ウイルスから身を守る私たちの免疫システムが対応しきれません。
だから、感染しやすいんです

もうご存じだと思いますが、
ノロウイルスは、手や食べ物などを介して、口から感染し、腸で増殖して、
下痢や嘔吐などを引き起こします。

子どもや高齢者は重症化しやすく、吐いたものをのどにつまらせて
亡くなる場合もあります。

最大の予防策は手洗いです。

せっけんをつけて15秒洗うだけだと、
主に指の間や手の甲にウイルスが残ります。
30秒洗うと、ほとんどなくなります。

「ウイルスや雑菌は30秒の手洗いで100分の1程度に減ります」

こまめに手洗いすることが、最大の予防策!!

サラヤの消毒用ハンドアルコール「ハンド・ラボ」も試してみて下さい




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エコトピックス【ボノボ】

ボノボ。ヒト科チンパンジー属に分類されるサルで、
以前はピグミーチンパンジーと呼ばれていました。

ボノボはチンパンジーとともに、人間に最も近い動物の一つとされています。

京都大学・野生動物研究センター付属の研究施設「熊本サンクチュアリ」が
おととい、アメリカのサンディエゴ動物園から絶滅危惧種の類人猿、
「ボノボ4頭を譲り受けて飼育を始めた」と発表しました。

野生のボノボはアフリカ・コンゴの熱帯雨林に生息しているだけで。
飼育されているのも欧米あわせて180頭のみ。
研究成果も少ないんだそうです。

ボノボを学術研究の目的で飼育するのは、世界で3施設目。


チンパンジーは雄♂優位で、
      群れ同士が争う攻撃性を持ち、
      餌を食べる際には石などの道具を使う。

ボノボは雌♀優位で
      群れ同士が交流する穏やかな性格で、
      道具はあまり使わない。

これらを比較しつつ、「ヒトの進化を解明していく」んだそうです。



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