2014年08月26日

エコトピックス【タートル・トラック】

カメの気持ちを読み取る「タートル・トラック」

これは、産卵のために砂浜に上陸するウミガメの足跡から、彼らの発するメッセージを読み解く試みです。

ウミガメの足跡を分析したところ、障害物に出合ってしまい、ぐるぐる回って混乱している様子などが見えてきます。

体の構造上、前進しかできないウミガメにとって、防波堤などのコンクリートの塊は「わな」と同じです。

彼らはバックができないので、はまりこむと脱出不可能、そのまま死んでしまうカメも少なくありません

この調査結果をもとに、試しに1キロメートルだけ人工構造物を取り去ったところ、そこにウミガメの産卵が集中。撤去の効果は数年で表れ、産卵成功率上がりました。

ヒトから迷惑を被り、それでも物も言わずに懸命に生きている命がたくさんいます。便利なツールを手にした私たちには、積極的に彼らの声に耳を傾ける責任があるのかもしれません。




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エコトピックス【泉南市のタルイ・サザンビーチ】

泉南市のタルイ・サザンビーチで・・・7月に、ウミガメが上陸した跡が見つかりました。「日本ウミガメ協議会」の方々が砂浜を掘り進めると…砂の中に卵を発見。

砂浜に残ったヒレの跡から、アカウミガメの「卵」とみられています。
100~120個産んでいると考えられ、順調にいけば50日前後で孵化(ふか)するといいます。

注意
※ 小さい子ガメ達は穴から出ると皆一斉にチャカチャカと海に向って歩き出します。
※ なぜ海の方向が分るのか?といいますと、子ガメは「光」に向って行く習性があって、
  海面は夜でも、月の光などで光っていますから、そちらへ向かいます。
  特に満月の夜は光が多いので孵化しやすいと言われています。

※ しかし、海よりも明るい懐中電灯や、車のヘッドライト、街灯などの光があると、
  子ガメはそちらに向かってしまい、道に迷うことになります。
  その間に体の乾燥や体力の消耗が進み、弱ってしまうこともあります。



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エコトピックス【貝リンガル】

2002年 9月に発売されヒットした「バウリンガル」。2003年 には、「ニャウリンガル」も発売されました。

犬や猫なら、表情や鳴き声、仕草からなんとなく気持ちがわかるかもしれません。でも「貝」や「ウミガメ」など、寡黙な生きものの気持ちは、どうやっていいんでしょうか。


「ミキモト」は、世界で初めて真珠養殖を確立した会社です。
真珠は、「アコヤガイ」や「シロチョウガイ」などの貝がつくり出しますが、その「貝」たちも、ふいに襲ってくる台風や赤潮のせいで、大量に死んでしまうことがあります。

そこで、大学などとの共同研究で開発したのが貝の声に耳を傾ける「貝リンガル」!

声の代わりに注目したのが、「貝」の「殻の動き」です。

二枚貝のアコヤガイは、弱ったときや苦しいとき、パクパクと、普段とは違う速さやリズムで殻を開け閉めします。

例えば、赤潮に見舞われると、「貝」は嫌なプランクトンを体の中から排除しようと何度も貝殻を開け閉めします。

「貝リンガル」は、殻にあらかじめ取り付けておいたセンサーで、このパクパクを感知して解析するんです。

スタッフの携帯電話と連動していて、異常が発生した時には、困った顔マークとその原因をメールで速報してくれます。

たとえば・・・
赤潮が接近した時は「クルシイヨー(>_<)」メール、
赤潮に囲まれてしまった時は「タスケテー(T_T)」メール

すごくない?




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2014年08月19日

エコ・メッセージ【akiko】

今週は、ジャズシンガーのakikoさんから、エコメッセージが届きました。

2年ぶりとなるオリジナル・スタジオ・アルバム「JAZZ ME NY!」はニューヨークを舞台にakikoさんがセルフ・プロデュース。「どことなくニューヨークの匂いのするジャズ」をテーマに、時代を超えて愛されるスタンダード・ナンバーを選曲しています。クールなスウィングからしっとり聴かせるバラードまで、アコースティックなサウンドが心地よいサウンドが収録されています。

エコと自然についても語っていただきました。

akikoさんは、アーユルヴェーダ(インドの伝統的医学)を勉強されているそうで最近、東南アジア方面に、よく出かけているそうです。ボルネオにも、行ったことあるそうで、オランウータンにも会いました!とのこと。
ボルネオ島は、パワーのもらえる場所だったと思い出を語って下さいました。
akikoさんは、ヤシノミ洗剤やハッピーエレファントも使ってくださっています。自分にとって、気持ちいいことを続けること・・それがひいてはエコにつながるとのこと。
素敵なメッセージありがとうございました。


http://akiko-jazz.com/


akiko オフィシャルサイト

2014年08月12日

押尾コータロー!報告にきました(Part2)

今年の「ボルネオ・レポート」を担当して下さった
押尾コータローさん。

先週は、山・海・森・川と、ボルネオの美しい自然について
お話を伺いましたが・・・今日は、「保護」をテーマにお話を聞かせていただきました。

2014年08月05日

押尾コータロー!報告にきました(Part1)

今年の「ボルネオ・レポート」を担当して下さった
押尾コータローさん。

今週は週は、山・海・森・川と、ボルネオの美しい自然についてお話を聞かせていただきました。