COP10 Photo Report【4】
白鳥公園の「エキスポゾーン」では、「生物多様性交流フェア」が開かれています。
国内外の政府や自治体、国際機関、NGO/NPO、学術、企業などの200を超える多岐にわたる出展者が、
生物多様性に関する課題や取組、アイデアなどを持ち寄り発信しています。
最もセンスの良かった「JAXA|宇宙航空研究開発機構」。
残念賞は...環境省のブース!
白鳥公園の「エキスポゾーン」では、「生物多様性交流フェア」が開かれています。
国内外の政府や自治体、国際機関、NGO/NPO、学術、企業などの200を超える多岐にわたる出展者が、
生物多様性に関する課題や取組、アイデアなどを持ち寄り発信しています。
最もセンスの良かった「JAXA|宇宙航空研究開発機構」。
残念賞は...環境省のブース!
折り紙の動物を使った会場の装飾です!
朝10時ですが、大勢の人が集まっています!
10月17日に「Nature Geoscience」誌のオンライン版で発表された研究ですが
世界中で地表の風速が下がっているそうです。
北半球の中緯度に位置するアメリカ、中国、ロシアなどの国では、
地表の年間平均風速が、15%以上低下していることがわかりました。
原因は意外にも、ビルの建設ラッシュではなく、樹木の増加と見られています。
「もし上空の風速まで低下していたら、大気汚染物質、
さらには植物の「種(たね)」の飛散に影響が及ぶ可能性がある」とのこと。
風も大切な「環境の要素」です。
生態系の保全を目指した「生物多様性条約会議」 (COP10「国連 地球生きもの会議」)。
18日(月)から、本会議がスタート開幕しました。
「松本 環境大臣」が議長つとめ、生態系を守るための世界目標「名古屋ターゲット」と、
食品の元となる動植物・微生物の利用についてのルールを定める「名古屋議定書」の採択を目指します。
「自然と共存、合意目指す」 COP10が名古屋市で開幕(産経新聞)
ただ、会議場で、「ごみ箱」が各国の参加者を“悩ませて”いるそうです。
計11種類の「分別ゴミ箱」があって、英語とイラストで説明されているそうで…。
たとえば、お弁当なら、残飯と割りばしは可燃ゴミ、容器はプラスチックゴミ、はし袋は「紙容器類」
などと分けるのが正解!
ドイツや北欧諸国など、分別収集に積極的な国のスタッフは「NO PROBREM」「OK」なんですが、
参加者の多くは慣れないようで、ごみ箱を前に考え込む姿もあるそうです。
サンケイWEBによりますと…
ベルギーの男性は、プラスチックのコップを片手に、ごみ箱の前をいったりきたり。
「いいシステムだけど慣れるまでが大変」と苦笑いしていたということです。
省エネ家電を購入することで受け取る「エコポイント制度」。
12月から与えられるポイント数が、現行の半分前後に減らされることが 発表されました。
経済産業省の説明に寄りますと
「対象製品の「販売」が想定を上回る好調で、予算が底を突く可能性が出てきた」ということ。
フランス料理を食べるとき、ミネラルウォーター以外に、
ガス入りの水・炭酸水をオーダーする方もいると思いますが
「ボトル入り飲料水」の世界8位の消費国・ フランスのパリ市内にある「ルイイー公園」に、
市民が、無料で炭酸水を飲める『水飲み場』が登場しました。
この炭酸水。
フランスの公営水道会社「オー・ド・パリ」が、通常の水道水に炭酸ガスを混ぜて作り、冷やしたもの。
水道水のイメージをよくすることと、ボトル入り飲料水への依存度を減らすことを 目的としています。
愛媛県では「愛媛県では、水道の蛇口のうえには、ひねるところが3つあって、
青は水、赤はお湯、オレンジはポンジュースが出る」という嘘ネタがありますが...
松山空港のロビーに、
期間限定で「ポンジュースの出る蛇口」を設置されたこともあるそうです。
COP10が回されている「名古屋国際会議場」に隣接した会場では
『生物多様性交流フェア』も始まりました。
この交流フェアは、日本の取り組みを世界に発信しようというもので、
日本政府や自治体、市民団体、企業が約200ものブースを出展しています。
もちろん、サラヤも出展しています。
また、サラヤは 10月25日(月)に 生物多様性交流フェア・COP10フォーラム
「ボルネオ緑の回廊」~企業・動物園・市民ができる生物多様性保全~を開催します。
この模様は、番組スタッフが取材して、このコーナーでお伝えする予定です。
この生物多様性交流フェアは、COP10が終了する10月29日(金)まで開催されています。
生態系の保全を目指した「生物多様性条約会議」 (COP10「国連 地球生きもの会議」)が、
11日(月)から3週間の日程で、名古屋市で開幕しました。
最初の5日間は、まず「補償ルール協議」というモノが行われています。
「遺伝子組み換え生物」を外国に輸出(流出)した場合...、
輸入国で、その「遺伝子組み換え生物」が、生態系や人の健康に被害をもたらしたしたりすると、
輸出した国の政府が、責任を持って「事業者を特定」して「原状回復」を求めることや、
業者が求めに応じなかった場合には、国の政府が、責任を持って、
「原状回復」にかかった費用を事業者から回収することが決まりました。
18日からは「生態系を守るための世界目標などを話し合う」国際交渉が始まります。