5/11(火)森林浴を楽しもう♪
緑いっぱいの5月。
緑色は、気分を落ち着けたり、
ストレスを軽減してくれる効果を持っているといわれています。
今日は、「森林浴」のお話です。
森林浴とは、新鮮な空気、静けさなどを求めて森林に入ることによって、
心身をリフレッシュし、健康の維持などを図ることをいいます。
緑の多いところで深呼吸するだけでも、ずいぶんリラックスできますが、
「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の『五感』を意識して、
体全体で、森を感じるようにしてみてください。
木漏れ日や、新緑の向こうに広がる青空を見たり。
心静かに耳を済ませて、葉っぱが風に揺れる音や鳥の鳴き声、
小川を流れる“水の音”などを聞くことによって、
血圧の低下や、脳活動の沈静化などの効果が生じるといわれています。
また、樹木や、花の香りは、「アロマセラピー」にも取り入れられるほど、
森の香りは、脳に働きかける作用は大きく、
「スギ」や「ヒバ」などの香りは、
緊張や怒りを緩和させる効果があります。
そして、自然の木は、人工物とは異なる温かみや手触りがあるので、
触ることによって、くつろいだ気分や心地よさをもたらしてくれますよ。
森で、手軽に楽しめるのがウォーキング。
リラックスしながら楽しく過ごすためにも、服装は大切なポイントです。
おでかけの季節や現地の気候に合わせ、
まずは安全のためにも長袖・長ズボンを身につけましょう。
帽子を被り、もちろん靴は履き慣れたものがおすすめです。
気温が上がるこれからの季節ですが、
森の中では肌寒く感じることもあります。
厚手の洋服ではなく、細やかな体温調節がしやすいよう、
薄手の洋服を何枚か準備していくと安心です。
森には、さまざまな虫や動物がいます。
匂いに反応する虫や動物を避けるため、
香水やヘアスプレーなどは控えましょう。
体力や年齢に合わせてコースを選び、
風景を楽しみながら気ままに歩いたり、
立ち止まって、静かに深呼吸したり、
草木をじっくり見たり、触ったり、花の匂いを嗅いだり、
自分のスタイルに合わせて、ウォーキングしてみてください。
なかなか「森」に行くという機会も少ないと思います。
そんなときは、家の近くにある緑の多い公園で、
ゆっくり過ごすのもいいのではないでしょうか。
それだけでも、疲れている体を癒してくれると思います。