3/16(火)春野菜を食べよう!
春のおとずれを感じる「春野菜」を
ちらほらスーパーで見かける時期です。
今日は、「春野菜のお話」です。
まもなく、春野菜が旬をむかえます。
最近では、ハウス栽培の普及や輸入などで多くの野菜が
1年を通して手に入るようになっていますが、
旬の路地ものはお値段も安めです。
春キャベツは柔らかく、水分が多いので、
つけもの、サラダ、生でもO.K!ただし、炒め物にはあまりむきません。
春キャベツには、ビタミンCがたっぷり含まれています。
キャベツ100g(中くらいの葉2枚)に44mgものビタミンCが
含まれています。これは、レモン1/2個分とほぼ同じ量で、
成人1日の必要量の約90%。意外にたっぷり含まれています。
2つ目は、ビタミンU。
キャベツを始めとするアブラナ科の野菜に多く含まれ、
胃壁(いへき・・・胃の内壁)を守り、肝機能アップや活性酸素除去に働きます。
胃薬の主成分にも使われる健康成分です。
アスパラガスは、
1日になんと6~8センチも芽を伸ばすという生命力の強い野菜。
アスパラガス自体に自然な甘味があるので、塩ゆでやグリルなど、
シンプルな料理法がおすすめです。
アスパラガスの栄養は、アスパラギン酸というアミノ酸が含まれています。
アスパラギン酸は、名前のとおりアスパラガスから発見されました。
新陳代謝を促してタンパク質の合成を高め、
疲労回復や滋養強壮に効果があるといわれています。
最後に、「菜の花」!菜の花は、菜種とも呼ばれ、
菜種油をとるのが目的で栽培されていましたが、
現在は野菜としての需要が主流となっています。
アブラナ科の花茎を摘んだものを総称して菜の花と呼びます。
鮮やかな緑色と独特のほろ苦さに春の訪れを感じる、
栄養面からみても優れた緑黄色野菜です。
『菜の花ときのこのペペロンチーノ風』(材料2人分です。)
●菜の花 3分の2束
●エリンギ 80g
●にんにく 1片(こちらは、みじん切りしてくださいね)
●赤唐辛子 1本(これは、種をとって小口切りにしてください)
●オリーブ油 大さじ1と2分の1
●塩、黒こしょう 少々
=作り方=
①菜の花は根元の固い部分を落とし、食べやすい大きさに切ります。
エリンギは石突を取り除き、菜の花と長さを合わせて薄切りにします。
②フライパンにオリーブ油とニンニクと赤唐辛子を入れて弱火にかけ、
香りが立ってきたら、菜の花とエリンギを加え、しんなりするまで炒め、
塩・こしょうで味を調えてできあがり!
菜の花の彩りがきれいな一品。
エリンギの食感もよく、ワインにも合います。
菜の花は、ビタミン豊富で、肌荒れを予防する働きがあります。
食物繊維が豊富なキノコと合わせて摂ると、
体の中からきれいになりますよ。
春野菜をたくさん食べて、一足はやく春を感じてみませんか??