12/15(火)ゆず湯に入ろう!
年中でもっとも昼が短く、夜がいちばん長くなる冬至。
来週12月22日頃です。
冬至にゆず湯の風呂に入ると、『1年中風邪をひかない』という言い伝えがあります。
そこで今日は、「ゆず湯」についてのお話です。
なぜ冬至にゆず湯なのかというと、「冬至」に「湯治(とうじ)」が、かけられており、
また、「柚子(ゆず)」だけに
「融通(ゆうずう)が利く(きく)ように」という願いがこめられていると言われています。
もちろん、柚子(ゆず)がこの時期に旬を迎えることにもよります。
柚子の精油成分には、蜜柑の皮と同じく血行を促進させる働きがあり、
お風呂に入れると身体を芯から温めます。
新陳代謝も活発になるので、疲れや痛みもとれ、冷え性にも効果があります。
ゆず湯は、日ごとに厳しくなっていく寒さに備えるための冬の風呂なんです。
じゃあ、その「ゆず湯」の作り方!
果実を使う場合は、果実5~6個半分に切ってそのまま風呂に浮かべてください。
絞り汁をいれる場合は、
やや大きめのボウルに切らずに丸ごと果実を入れ、
1.8リットル(1升分)の熱湯を注いで20分ほど蒸らします。
さめたら柚子を袋に入れて絞り汁をお風呂に入れ、布袋はそのまま湯に浮かべます。
柚子の爽やかな天然の香りを楽しみましょう。
ゆず湯は、入浴剤など何も入れていないお湯(さら湯)に比べると、
血管を拡張して、血液の循環をよくしてくれます。
血液の循環がよくなると、冷え性や神経痛、腰痛などがやわらぎますよ。
爽やかな香りがあるとともに、冬の乾燥した肌をしっとりさせる効果があります。
柚子の皮に含まれるリモネンなどの精油成分が湯に溶け出し、
皮膚の角質を膜で覆いお肌の水分を逃さないようにしてくれます。
お肌にも、体にもいい「ゆず湯」
ぜひ、おためしあれ!