2009年09月08日

SMART LIFE
クッキング、ビューティ、エコバックナンバー

9/8(火)カモミールのお話

9月9日は、「菊の節句」または「重陽の節句」です。
中国では、この日はとてもめでたい日といわれ、
そして、菊は厄を払い、長寿を得る妙薬といわれていたため、
重陽の節句には、杯に菊の花びらを浮かべて飲む、
菊酒で長寿を祈ったのだそうです。
そこで、今日は、「菊の花、カモミール」のお話です。

菊を使ったお風呂「菊湯」についてお話です。
菊の芳香には、カンフェンなどの精油成分があり、皮膚を刺激して血行を促進し、
身体の痛みをやわらげる効果があります。
また保温効果も高く、身体の芯まで温まるので、
夏の疲れをほぐすにはピッタリのお風呂です。
一般的に菊湯というと、乾燥したものを使いますが、
葉をつんで生のまま使ってもよいですし、
生の花びらを浮かべて秋の香りを楽しんでもよいでしょう。
菊湯に用いるのは、野生で多くみられるリュウノウギクという種類です。
(リュウノウギクは、野生でもよく生えている白い花びらの菊です。)
リュウノウギクは、秋に花が咲いている時に地上部を刈り取り、
陰干しにするか、その都度、葉をつみ取り、生のまま使います。
そして、2つかみ(約30g)を布袋に入れます。
そして、1升の熱湯をかけて15~20分ほど蒸らし、
汁ごと風呂に入れ、よくかき混ぜます。これで「菊湯」のできあがり!!
菊湯の風呂に入った時と、
何も入浴剤など入れてないお風呂に入った時との体内温度を比べると、
菊湯では入浴後しばらくたっても、身体が温まっているそうです。
菊湯に入って、夏の疲れをほぐしましょう!

もう少し、手軽に「菊の花」をつかったものといえば、お茶ですね~。
ギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味を持つカモミール。
最も古いハーブのひとつです。
ロマンカモミールとジャーマンカモミールがあり、旺盛な繁殖力を持ちます。
甘いリンゴのような香りと可憐な白い花が印象的なカモミールは、
なごみ系のハーブとして知られています。
ストレスの多い人や、食べすぎたあとに特におすすめです。
ノンカフェインで気持ちを落ち着かせる効果が期待できるお茶なので
就寝前や妊娠中の方でも安心してますよ~。
アロマオイルでも、カモミールがよく使われています。

これから寒くなったり、季節の変わり目で体調が崩れるという季節です。
とっても役立つ「菊の花」活用してみてください!!

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