2009年09月22日

SMART LIFE
クッキング、ビューティ、エコバックナンバー

9/22(火)魚のおいしい焼き方!

秋といえば。。。芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などいろいろありますが、
なんといっても食欲の秋ではないでしょうか!? 
なかでも、これから冬にかけては、魚の旨味が増す季節。
そこで今回は、「お魚のおいしい焼き方」をご紹介します。

お魚を美味しく焼くには、やっぱりグリルの火でジューシーに焼き上げるのが一番!
例えば、旬の「秋刀魚」を姿焼きにする場合。
おいしく焼くには、グリルの中央よりも、火力の強い両端に置くのがポイントです。
火の通りにくい頭は、もっとも高温になるグリルの端の奥へ、
焦げやすい尾は手前に置くとバランスよく焼き上がります。
焼き時間はどれくらいがいいのかというと、
両面焼きグリルの場合、わずか2分でグリル内が約300℃まで上がるので、予熱なしでOK!
焼き時間は10分弱で十分です。
片面焼きグリルは、しっかり予熱をすることがポイント。
下ごしらえの時間などを利用して、約5分間、温めます。
焼き時間は、まず約5分焼いてこんがりと焼き色がついたら、裏返して約4分。
予熱の5分と合わせて、『五・五・四』と覚えておきましょう。

これで、焼きすぎでこげたり、生焼けの心配はありません!
おいし~焼き魚食べれますね~~。

続いては、もう一工夫を加えれば、更においしい焼き魚になるコツを紹介します。
焼き魚は、とにかく「強火で短時間」が、水分を逃がさずおいしく焼くコツ。
気を付けたいのが、生焼けという失敗。表面がこんがり焼けていても、
中が生ではせっかくの焼き魚も台無しですよね。
冷蔵庫に入れておいた魚は、約4℃まで温度が下がっています。
一方、安全面やおいしさという点から考えた場合、
魚の温度を約80℃程度まで加熱しなくてはいけません。
この温度差こそが生焼けの原因なんです。
『今日のおかずは焼き魚』と決めたら、冬場は30分前、夏場は15分前を目安に、
冷蔵庫から魚を出しておきましょう。

生焼けと同じくらい多い失敗が、焼きすぎて身がパサパサになってしまうこと。
焦がしてしまわないかと慎重になって、弱い火で長時間焼くと、
身がパサパサになってしまいます。
ガスならではの強い火力で一気に焼き上げれば、
炭火で焼いたような香ばしさとジューシーさが味わえます。

そして、やっぱり見た目も大事ですよね~。
姿焼きにすると、尻尾が丸こげになっていることはありませんか?
手軽にできる方法として、尾にアルミホイルを巻くこと。
他には、ぬらした尾にたっぷりと塩をつけて化粧塩をするのもおすすめです。
どちらも、直接、尾に火が当たらず、焦げ落ちるのを防ぐことができます。

簡単そうにみえて実は火加減調整がむずかしい「焼き魚」。
今日、ご紹介した方法で、食欲の秋を楽しんでくださいね。

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