2008年12月16日

SMART LIFE
クッキング、ビューティ、エコバックナンバー

12/16(火)冬の困り事対策は今のうちに!

気温が低く空気が乾燥している冬には、困ったことが起こりがちですよね。
そこで今日は、誰もが感じる「冬の困りゴトを解決するヒント」をご紹介します。

空気が乾燥する冬は、「静電気」が活躍する季節。
ドアを開けようとして「バチッ!」、デスクの引き出しに触れて「バチッ!」
なんて経験、誰しもありますよね。
「冬だから仕方ない」とあきらめるのは、早いですよ!
基礎知識や便利な除去グッズをチェックして、
静電気の不快感を少しでもやわらげましょう。
    
    「静電気」を防ぐには、まず、湿度計を備えて湿度を65%程度に保ち、
静電気が逃げやすい環境を整えましょう。
湿度不足のときには、加湿器で湿度をコントロール。
観葉植物への水やりも立派な静電気対策になります。

そして毎日の着替えのときに気を付けたいのが、衣類の素材選び。
繊維にはプラスに帯電しやすいものと、
マイナスに帯電しやすいものがあることをご存じですか?
なんと、素材の組合せによって静電気をためにくくすることができるのです。
プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材を組み合わせると、
静電気が発生しやすくなるので注意!
衣類の素材をチェックして、コーディネートを考えてみてください。

続いて困るのが、「結露」!
ふと気付いたら、窓ガラスや壁が水滴だらけ‥。という経験はありませんか? 
外気との温度差が大きな冬は、結露が発生しやすいものです。
そもそも結露とは、
低温の窓ガラスや壁などに空気中の水蒸気が凝結して水滴がつく現象のこと。
空気中の水蒸気の量も関係しているわけですが、
洗濯物は室内干しという方は要注意!
換気や除湿を行わないとその水分が室内にこもって、結露の原因にもなります。

窓ガラスや壁が結露しているのをそのままにしておくと、カーテンに染みができたり、クロスがはがれてしまったりと、住まいに悪影響を与えることに。
また、結露が原因でカビが発生するのはよくあること。
空気中のカビの胞子がアレルギーの原因になることも少なくありません。

結露を防ぐポイントは、なんといっても換気です。
キッチンや浴室、洗面所など、湿気が発生する場所では、
「湿気を出したら換気する」のが結露対策の第一歩。
お料理をしているときはキッチンの窓を開ける。
窓がないキッチンでは換気扇を回すなどして、
湿気が室内にこもらないよう意識的に換気をしましょう。
ふだん使っていない部屋も気を抜いてはいけません。
結露を見つけたらすぐに拭き取りを。
とくにカーテンや障子を閉めたままの窓ガラスは結露しやすいので、
こまめにチェックしましょう。
    
結露の盲点になりやすのが、「押入れ」や「クローゼット」!
まずは物を詰め込みすぎないことが大前提。
そして、空気の通り道をつくって湿気がこもらないようにする!
除湿剤を使うほか、お掃除のときには掃除機を使って強制的に換気をしたり、
扇風機で収納内に風を送れば結露対策につながります。

「静電気」「結露」など、
冬の困りごと対策をしっかりして、毎日を快適に過ごしましょう!

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