2008年11月04日

SMART LIFE
クッキング、ビューティ、エコバックナンバー

11/4(火)楽しくランニング!

スポーツの秋。何かスポーツされていますか?
今日は、「ランニング」のお話です。

あなたはまだ「走る=苦しい・辛い」…という先入観にとらわれてはいませんか?
自分のペースで始めれば走ることはもっと楽しめるのです。
そもそも走ると、体にどんな働きがあるのか?
脂肪を燃焼させる働きから、
ダイエットを目指す人たちに注目されているのが有酸素運動。
その代表的なものがランニングです。
有酸素運動では脂肪が燃料となり、主に体脂肪が使われていきます。

逆に、ダッシュしたり、
短時間に疲労が溜まるような瞬間的な運動をした場合では、
糖質が直接燃料になってしまい脂肪が燃えることがないのです。
さらに、脂肪や糖質の代謝を最も活発にさせるには走るペースが大切!
目安は“ニコニコと笑顔が保て、
少し息が上がりながらもおしゃべりしていられるスピード”です。
時間は10分ほどでは体が温まっただけで終わってしまうので、
最低20分は走ってみましょう!

有酸素運動は、代謝力や持久力をアップさせ、
さらに精神的にも大きな充実感をもたらしてくれます。

ただ単に走るだけではいけません。
正しいフォームから。自己流でクセのあるフォームのままでは足腰に余計な負担をかけ、
故障の原因になりかねません。
とくにこれからの寒い季節で、体を痛めないためにも正しいフォームをお勉強しましょう。

走る前には、必ず準備運動!
アキレス腱とふくらはぎ、ももの内側そして、わき腹を伸ばしましょう。
入念に身体を伸ばして暖めましょう。ゆっくりね~。

長い距離を走るのはそれだけ関節や筋肉に負担をかけるということ。
身体の故障を回避して楽しく走りきるために、理想的なフォームを身につけましょう。

お腹に力入れて、下腹の筋肉を意識し、力を入れておへそを引き上げる感覚で走ります。背筋を伸ばし、目線はつねにやや前方を見て、決してうつむかないこと。
腹筋がしっかりしていないと重心がずれるので太股に負担がかかり、
エネルギーのロスにつながってしまいます。
お腹にグッと力を入れると体が軽く感じるはずです。

また腕(とくにヒジ)を後ろに振ることも大切。
女性はとくに胸の前あたりで腕を振る人が多いですが、
それでは上半身と下半身の動きがバラバラになってしまいます。
腕を後ろに振るだけで全身に流れができ、
無駄な動きの少ない理想的なフォームに近づけます。

理想のフォームの4原則!
①顔をまっすぐ、あごを上げない!
②肩の力をぬき、背筋をのばす!
③手のひらを軽く握り、ヒジは「90度」。脇をしめて、うでを後ろに振るように。
④足の着地は、「かかと」から!「つま先」は、まっすぐ前向きに!

初心者の方は、
けっして「週何回、絶対何分以上絶対走る!」などと厳密に決めなくていいんです。
最初は「10分歩いて5分走る」でも構いません。
徐々に走る時間を延ばしていってもOKです。
無理せず、楽しく「ランニング」してみては?

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