暑苦しい夜も快眠!
寝苦しい日が続いていますが、熟睡は最大の疲労回復法といわれています。
人は人生の約3分の1近くを眠って過ごすんですから、
やっぱり、いつも心地よく眠り、すっきりと目覚めたいものです。
今日は、「快眠のための知恵と工夫」をご紹介します。
スムーズに眠りにつくためには、眠る1~2時間前から脳をリラックスさせることが大切です。
仕事や勉強など頭を酷使する作業をやめて、室内の照明を少しダウンさせ、ゆったりくつろいでみましょう。眠る前にいつもすることを自分なりに決めておくと、身体も脳もスムーズに眠りの準備へと入りやすくなります。
例えば、お布団の上で手軽にできるストレッチ運動をしてみてください。
布団やベットで、まず軽く伸びをします。
手先から足先までをしっかり伸ばし、3~5秒間そのままの状態をキープしてから、一気に力を抜きます。
たったこれだけの運動でも、疲れがとれて気持ちがリフレッシュされ、ぐっすり眠れます。
さらに、下半身だけを左右に倒すストレッチ体操を加えれば、気持ちがよいだけでなく、腰痛予防にもなります。他にも、おやすみ前に、「ハーブティー」を飲んだり、心を癒す「ヒーリングミュージック」を聴くのもお勧めですよ。
ぐっすり眠るためには、部屋をチェックしてみましょう。
ちょっとした工夫で快眠できることも少なくありません。
カーテンや、小物の色に一工夫してみましょう。
濃い色だと、緊張感を高め、安眠をさまたげるので、なるべくインテリアはやわらかい色合いでまとめてみてください。「青色」は心身をリラックスさせ、安らかな眠りへ誘う色で、「緑色」は目を休め、疲れを癒す色です。これらの色の中から、自分の好きな、落ち着ける色を選びましょう。観葉植物などを置くのも、ストレスをやわらげるのに効果的です。
暑いからといって、エアコンをつけっぱなしにしていませんか?室温は夏なら25℃くらいで、湿度は50~60%が理想です。エアコンなどを使用するときは、「おやすみタイマー」を上手に活用すると、快適に眠れるだけでなく、省エネにもなります。
室内の照明にも気をつけてください。
快眠をもたらす照明は、月明かりと同じくらいの明るさが目安です。
明るすぎると睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌が抑えられてしまうため、できれば暗いほうが望ましいのです。暗すぎると不安で眠れない人は、ダウンライトやスタンドなどのサブ照明を取り入れたり、明るさを調整できる照明器具を上手に活用しましょう。翌日に疲れを残さず、ぐっすり寝て、スッキリ目覚めたい人は、自分の寝る場所の環境を整えることを心がけてくださいね。