3/18(火)旬なモノ、食べてますか??
先週、食べることを楽しもう!という、「スローフード」のお話をしました。
その「スローフード」のひとつでもある、旬のものを食べる!ということ、出来ていますか?
今日は、今まさに旬の食材、“キャベツ”のお話です!
キャベツは、品種により旬が違い、
ほぼ1年中新鮮なものが出回っています。
巻きがゆるく、内部まで黄緑色をしているのが、“春キャベツ”!
キャベツの中でも今、いちばん旬のもので、“新キャベツ”とも言われています。
葉がやわらかく、みずみずしいので、サラダや浅漬けに向いています。
そして、巻きがかたいのものは、“冬キャベツ”。
年中出回る、最もポピュラーなキャベツです。
加熱しても煮崩れしにくいので、煮物料理にぴったり!
加熱することによってさらに甘みが増して、おいしくなります。
小ぶりのボール型で、巻きがかたく、
葉の中まで緑色で、春キャベツと冬キャベツの中間にあたるのが、“グリーンボール”。
5月が旬のピークです!
葉が、肉厚の割りにやわらかいので、
生で食べても、煮て食べてもOKの万能キャベツなんです!
キャベツは、淡色野菜(あっさりした色のもの)の中では、ビタミンCが豊富で、
大きめの葉を2、3枚食べるだけで、1日の必要量を摂ることが出来ます。
ビタミンCは免疫力を高め、風邪を予防します。
特に、芯のまわりに多く含まれているので、芯も残さず料理に使いましょう!
また、みぞおちの痛みや、胸焼けといった胃潰瘍に効果のある
ビタミンU(=キャベジン)も含まれています。
ビタミンUは、胃の壁の粘膜を丈夫にし、
油による胃もたれを防いで、炎症を予防する働きを持っています。
そして、ビタミンKにも注目!
ビタミンKには、止血・増血作用があり、
骨からカルシウムが溶け出すのを防いで、骨粗しょう症を予防してくれます。
お話してきた、キャベツに含まれるビタミンC、K、Uは、
いずれも熱に弱い成分なので、加熱するときはささっと短時間で!
100度なら3分以内、80度から90度の場合は、10分以内が目安です。
キャベツの食べ方で、おすすめは、スープなどの汁ごと食べられるもの。
キャベツの成分は、水に溶けるものが多いので、
汁に溶け出した成分をまるごと体に入れることが出来ます。
逆に、千切りなどの時は、栄養素が水に溶け出してしまわないよう、
水にさらしすぎないよう、注意してくださいね!
調理する時は、安心!便利!な、“ピピっとコンロ”がおすすめです。
ガスなので、短時間で、栄養を逃すことなく、素早く調理出来ますよ!