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2015年09月27日

謝辞

2009年10月3日にスタートした「青春のうたものがたり」は、2015年9月26日をもって千秋楽を迎えました。6年間、たくさんのリクエストやメッセージを頂いたリスナーの皆様に深謝いたします。また、放送だけでなく、公開録音イベントやタイアップツアーなどの多くの企画を一緒にプロデュース頂きましたJTB旅物語の皆様に深謝いたします。同時に、スタッフとして側面から様々なサポートを頂きましたJプロデュースの皆様、番組制作、イベント制作をご担当頂いたネットワークス851のスタッフの皆様に深謝いたします。プロジェクトを統括管理頂いたFM大阪の皆様に深謝いたします。そして、初代パーソナリティーを務めていただいた珠久美穂子さん、2012年からパーソナリティーを務めていただいた平山泰代さんに深謝いたします。公開録音やイベントでご協力いただいた、紙ふうせんのスタッフ及びサポートミュージシャンの皆様、ゲスト出演いただいた田中ゆみさん、ばんばひろふみさん、高石ともやさん、原田伸郎さん、及びそのスタッフの皆さまに深謝いたします。
日本の音楽シーンを支えてきたたくさんの名曲の数々は、ラジオから流れることによって現代に生きることができます。音楽の力、ラジオの力が、すべての世代のすべての人々の心に届き、悲しみを癒し、喜びを分かつ存在であり続けることを信じております。長い間ありがとうございました。
プロデューサー 吉田真人

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2015年09月20日

老人がいなくなる

今年の敬老の日は9月21日ですね。ハッピーマンデー制度が導入されてから9月の第3月曜と定められました。それまでは9月15日だったことから、9月15日からの1週間を老人週間とされているのだそうです。よく言われることですが、老人の定義ってなんでしょう?広辞苑には「年取った人」とされています。老人福祉法には、老人が何歳からという定義付けはされていません。吉田拓郎のライブアルバム「よしだたくろう オンステージ ともだち」には、井口よしのり作詞の「老人の詩」が収められています。「青春の詩」のパロディーですが、この歌の歌詞に出てくるアイテムは「渋茶」「チャップリンの映画」などで、メッセージ部分では「老人は余命いくばくもない、若者があと30年生きるなら老人はあと1~2年しか生きられないだろう・・・」と続きます。介護保険法で適用される第1号受給者が65歳以上、多くの企業で65歳までの雇用が義務付けられていることなどを考え、仮に65歳以上を老人と仮定すると、今の65歳の方がこの吉田拓郎の「老人の詩」に当てはまるでしょうか?青春のうたものがたりでかかる歌を歌っている人はもう大部分が65歳以上です。この人たちに「敬老」は当てはまりません。なぜなら、老人ではないからです。このままでは、こういう人たちが増え、日本から老人はいなくなってしますかもしれないと思う今年の秋です。
9月19日オンエアーの曲です。


M1 あの素晴らしい愛ををもう一度 / 北山修・加藤和彦

1971年リリース。70年代フォークソングの代表曲ともいえるようなきょくですね。青春のうたものがたりの公録でも、いつもみんなで歌う曲でした。

M2 時代 / 中島みゆき

1975年にポプコンのグランプリを受賞しました。いろいろなバージョンがありますが、デビューアルバム「私の声が聴こえますか」からの、アコースティックギターから始まるバージョンでお送りしました。

M3 翼をください / 赤い鳥

M1の「あの素晴らしい愛をもう一度」は、よく「あのすば」と略して呼ぶことが多いですが、「翼をください」は「つばくだ」とはいいません。たんに「つばさ」と呼ぶことはあります。認知度は多分日本一です。

M4 What a wonderful world(この素晴らしき世界) / Lokouis Armstrong
この歌が最初にリリースされたのは1967年ですから、サッチモのキャリアを考えると比較的新しい曲なんですね。1987年の映画「GOOD MORNING VIETNUM」の戦闘シーンに使われたのが印象的でしたが、日本ではそれよりも早く1983年にホンダのワンダーシビックのCMに使われて一世を風靡した曲です。

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2015年09月13日

大雨

鬼怒川の氾濫で大きな被害が出てしまいました。被害にあった方々のこれからを考えると暗澹たる思いにさせられます。家が流される光景をニュースで見て、1974年の多摩川の氾濫を思い出しました。家がそのまま流されるという初めて見る光景はとてもショッキングだったことを思い出します。この災害を題材に、家族の絆を描いたテレビドラマ「岸辺のアルバム」が3年後に放映されました。主題歌はジャニス・イアンの「Will You Dance」でした。今でも、なんでジャニス?って思いますが、災害時の実際のニュース映像と不思議にピッタリはまっていたような気がします。というような、のんきな思い出に浸っている場合ではなく、今回の被害地域が一日も早く復興できるよう、自分にできることを探さなければと思います。
9月12日オンエアーの曲です。


M1 Sing / Carpenters

1973年にCarpentersが歌って世界的にヒットしました。もともとは、テレビ番組「セサミ・ストリート」で歌われました。「聴いてる人なんてどうでもいい、下手でもいいから歌いましょう」っていう歌詞に勇気づけられますね~

M2 遥かなる想い / かぐや姫

かぐや姫解散後、1978年に再結成して出されたアルバム「かぐや姫・今日」の1曲目に収録された曲です。作詞は伊勢正三、作曲は南こうせつ。2006年のつま恋コンサートでは、第2部のかぐや姫のステージで、「妹」に続いて2曲目に歌われました。

M3 すてきなホリデー / 竹内まりや

もう今年もそんな季節ですか~って、ちょっと早いですが。山下達郎の「クリスマス・イブ」はちょっと悲しい歌ですが、こちらはハッピーソングですね。ケンタッキーフライドチキンが食べたくなりますね~。

M4 霧にぬれても / 紙ふうせん

1978年のアルバム「再会~新たなる旅立ち」から、ちょっと大人っぽい歌です。この時期にはこういったポップス調の歌もあって、紙ふうせんのお二人の違った一面が垣間見られるアルバムでした。
ちなみに、紙ふうせんのリサイタルは10月4日です。

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2015年09月06日

妹の日

ラジオ番組の制作を続けて30数年、毎日の話題探しのために新聞のコラムや共同通信社のデータブック、最近ではインターネットの「今日は何の日」とかをチェックする機会が多いのですが、これは知らなかったです。今日9月6日は「妹の日」なんだそうです。漫画家の畑田国男という人が、兄弟姉妹の研究者らしく、いろんな分野で活躍する人は「妹」が多いという説を唱えて、1991年に制定されたのだそうです。何故に9月6日かというと、妹の可憐さを象徴する星座としての乙女座宮(8月23日~9月23日)のちょうど中間日にあたるのが9月6日だそうです。毎年「日本妹大賞」なる賞が誰かに授与されているとか。今年は誰かいなぁ~と検索してみましたが、まだ、決まっていないのか?今年は該当者なしなのか?あほらしくて選好する人がおらんようになったのか?そこんとこは分かりませんが何もヒットしません。自分自身は妹がいないので、妹という存在がどれほど可愛いものなのか、はたまた面倒くさいものなのか、憎たらしいものなのかわかりません。最近活躍する女子の中では、ゴルフの勝みなみちゃんとか、バレーボールの宮下遥ちゃんとか、実際に妹なのかそうかは知りませんが、何となくみんなの妹的な存在のような気がします。頑張る彼女たちを妹のように応援したいものです。って、娘・・それより年下か・・・
9月5日オンエアーの曲です。

M1 君の瞳は10000ボルト / 堀内孝雄

10000ボルトってどんなものでしょうか。ジャマイカのウサインボルトが10000人ということではなく、電気の10000ボルトです。発電所で作られる電気は2万ボルトくらいだそうです。そこから27万ボルト~50万ボルトに変圧され、超高圧線で変電所に送られ・・・というようなことを繰り返して6600ボルトが街中の電線を流れ、100~200ボルトに変圧されて各家庭に送られます。ですから、10000ボルトというのは・・・よく分かりません。とにかく、触ればやけどで済まない事だけはなんとなくわかりますね。とううことで、10000ボルトの瞳で見つめられたら男はいちころってことでよろしく。


M2 9月の雨 / 太田裕美

9月に入って雨続きですね~。秋雨前線がちょっと早いような気もします。1977年9月にリリースされたこの曲は太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に続く3枚目のヒット曲でした。英語に訳すとSeptember Rainですが、アメリカにはSeptember in the Rainというスタンダードナンバーがあります。フランク・シナトラやジュリー・ロンドンの歌がいいです。秋にはこんなのも聴いてみてください。

M3 竹田の子守唄 / 赤い鳥

1969年のヤマハLMCで赤い鳥が優勝した時に歌ったのが竹田の子守唄です。デビュー後、アルバム「竹田の子守唄」がリリースされたのは1971年のことでした。もともとの歌が、同和地区に伝わる歌であったため、放送自粛(NHK)とかいろいろなことがあったそうですが、今では広く歌われています。この歌を聴き、そのような歴史を認識してするのも大切なことかもしれません。

M4 Water Is Wide / Karla Bonoff

スコットランドの民謡が元歌で、Karla Bonoffだけでなく多くの歌手によって歌われています。邦題は「悲しみの岸辺」。尼崎ボートレースのCMソング用に作られた歌ではないですよ。

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2015年08月31日

夏バテ

8月も終わりです。日本人の感覚では8月末までが夏で、9月からは秋というイメージですね。「夏バテ」とよく言いますが、この季節にもっともよく表れる体調不良を指す言葉です。医学的には、夏バテという疾患名は存在しません。暑さが原因の食欲不振から偏食に陥り、ビタミン不足になりがちだとか、多くの汗をかくため、体内のミネラルが体外に排泄されてしまうなど、体のバランスが損なわれる現象を指して夏バテといいます。世界陸上を観ていて思ったのですが、ケニアやジャマイカなどの暑い国の人々はどうなんでしょう?暑さが原因ならばこの人たちは年中夏バテしててもおかしくないのですが、そこは違うようです、年中暑いということは温度差が少ないわけです。暑い国の人々はそういう気候に慣れるような食事であったり、生活習慣を持っているため夏バテというような現象は少ないのだとか。いずれにしろ、秋は夏の疲れが出やすい時期です。おいしいものをいっぱい食べて体調管理に気を付けましょう。
8月29日オンエアーの曲です。


M1 悪女 / 中島みゆき

1982年にオリコンNo1となった中島みゆきの代表曲の一つですね。曲調は明るいですが、歌詞はやっぱり暗いです。女性の目線ではこのような女性を悪女というのでしょうか。男性からの目線でいわゆる悪女というのはもう少し違うような気もします。

M2 ひとつぶの涙 / シモンズ

1972年の4枚目のシングル曲でした。作詞は田中ゆみさんです。この頃は、ラジオの深夜放送ブーム。中学や高校ではフォークソングが大流行りでした。みんなギター弾いてました。特に女の子のシモンズのコピーは多かったですね。

M3 It’s A Beautiful Day / ピチカートファイブ

1997年の曲です。いわゆる渋谷系といわれたポップなサウンドだけでなく、野宮真貴さんのモードなイメージで、とてもオサレ~な感じでした。

M4 出ておいでよお嬢さん(Eat At Home) / Paul Maccartney

ポールマッカートニーの1971年のアルバム“RAM”からです。RAMとは牡羊のことです。子羊はLambですから、日本語ではどちらも「ラム」となります。改めて聴いてみると、この頃のポールマッカートニーはすごくビートルズっぽいなぁ~って思います。

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2015年08月23日

枯葉


少し早いですが、家の前の桜並木の中にほんの少し赤く変わっている葉っぱがみられるようになりました。もう、秋の足音が近づいてきました。この葉っぱ達ははあとひと月もすると真っ赤に色づきはらはらと舗道を彩ります。ジャスの世界ではポピュラーな「枯葉」という曲があります。一番好きなバージョンは、キャノンボール・アダレーの”Something Else”の1曲目です。そして、ウイントンケリーのピアノのバージョン、ケニードリュートリオの引き締まったプレイも最高です。この「枯葉」という曲はもともとフランス生まれのシャンソンで、イブ・モンタンが歌ったのが最初ですが、やはり、ジュリエット・グレコの歌で世に広まりました。日本でいうと藤圭子のような感じの女性でした。って今も88歳でお元気ですが・・・。あらゆるジャンルで多くのアーティストに愛されるスタンダードナンバー「枯葉」が似合う季節ももうそこまで来ていますね。
8月15日と22日のオンエアー曲です。

8月15日

M1 ケ・セラ・セラ / Mary Hopkin

ドリス・デイのヒットナンバーを1970年に英国の少女が歌いました。アップルの歌姫といわれ、ポールマッカートニーの秘蔵っ子だったメリー・ホプキンのこのバージョンはこの時代のアップルを代表するような編曲に仕上がっています。今でもポップを感じますね。


M2 海を見ていた午後 / 荒井由実

ユーミンの1974年のセカンドアルバム「misslim」からです。山手のドルフィンというお店は今でも横浜にあります。静かなレストランだそうです。行ったことありませんが・・・。


M3 サンシャイン・ロマンス / オルジナル・ラブ

田島貴男のオリジナル・ラブの1993年の曲です。この時代はJ-POP全盛期で、いわゆる渋谷系などと言われるよく分からないジャンル?も登場しました。オルジナル・ラブもどっちかって言うとそっち系でしたね。ってどっち系やねん!

M4 美しい星 / 赤い鳥

やっぱり美しいです。赤い鳥のコーラスを聴くと今でも心が洗われるような気がしますね~。


8月22日

M1 秋の気配 / オフコース

1977年のオフコースの曲です。秋が近づくと必ずリクエストいただきます。ストーリー性という点ではオフコースとチューリップは似ています。男の方から離れて行くストーリーなら、チューリップだと「サボテンの花」ですが、こちらは男の後悔を歌っているのに対し、オフコースのこの歌では、僕があなたから離れて行く・・・別れの言葉を探してる・・・って、やな男ですね。こんな奴はいっぺん思い切り振られてみぃ!って思いますね。


M2 Love Is Blind(恋は盲目) / Janis Ian

1976年のヒット曲です。この頃の曲には大体邦題が付いていました。これはそのまんまですね。ジャニスの前作“Between The Line”が「愛の回想録」はよく分かりませんが、この曲が入った”Aftertones”は「愛の余韻」というのは、う~ん何となくわかるような気がします。


M3 街 / 高石ともや

以前オンエアーした時にも同じようなことを書きましたが、永六輔さんに、地名を入れることなくその土地を表す歌詞を作れと言われて作ったそうです。京都を感じますね。さすがです。


M4 生活の柄 / 高田渡

沖縄出身の詩人、山之口貘という人が生きた時代は激動の日本だったのでしょう。故郷の家もなくなり、東京にも住む家がなく転々と放送生活をした中から生まれた「生活の柄」。でも、激動の時代だったからこそできた生活だったかもしれませんね。いま、夜空と陸の隙間に潜り込んで寝ようとしても、すぐ警察に捕まってしまうでしょうし、人から変な目で見られます。高田渡さんが亡くなってもう10年です。高田渡で一番好きな歌です。

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2015年08月09日

親孝行の日

8月8日は「親孝行の日なのだそうです」。ハチハチは、入れ替えるとチチハハになること、またパパと読めることから、台湾では実際に父の日とされているそうです。「親孝行したいときには親はなし」という川柳というか格言がありますが、親はいつまでも生きていないので、できるだけ早くにできる孝行はしておきましょうという意味だと思われます。今は高齢化が進み、親の年齢も高齢になっているので、この格言はあまり当てはまらないかもしれません。いずれにしろ、自分がこの世に生を受けることになった最も関係の深い人が親であるなら、高齢の親の面倒をできるだけ見るのは子の義務だと思います。
8月8日オンエアーの曲です。

M1 夏のクラクション / 稲垣潤一

1983年のヒット曲でした。クラクションというのは車の警笛のことですが、夏の警笛音には特に何かあるのでしょうか?謎です。この曲はカーステレオ専用のカセットテープのCMソングだったことと関係があるのでしょうか。最近の車にはカセットなんてついていません。車専用のカセットテープというだけで時代を感じますね。

M2 君のために作った歌 / 松山千春

1977年、松山千春のデビューアルバムのタイトルでもあり、アルバムに同名曲も収録されました。歌で愛を伝えるって素敵ですね。好きな曲をオムニバスにしてカセットテープに入れて彼女にプレゼントしたりしました。今から思うととても独りよがりだったような気もします。

M3 故郷に帰りたい(カントリーロード) / ジョン・デンバー

ジョンデンバーのバージョンと並び、オリビアニュートンジョンのバージョンもヒットしました。3番の歌詞に出てくる、Miner’s LadyとかDark and Dustyとかというフレーズは、ウエストバージニア州がアパラチア山脈の中にあり、炭鉱産業が盛んであるというところからきていると思われます。この辺では住民や炭鉱従事者の健康被害が深刻なこともまた、事実です。

M4 エターナリー(Eternally) / 森山良子

「チャップリンからの贈り物」という映画は観ていませんが、平山さんの話でとても観たくなりました。時間があれば観に行こうと思います。ところで、大阪在住の劇作家、大野裕之さんの著書「チャップリンとヒトラー」が今朝の日経新聞に紹介されていました。チャップリンという偉大な映画人が独裁者ヒトラーに映画という手段で挑もうとした傑作「チャップリンの独裁者」について書かれています。これもまた、読んでみたいと思います。

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2015年08月03日

追い込み

受験生にとってはとっても大切な夏休み。就職活動も解禁され、就活には大切な夏です。海の向こうアメリカでは、石川遼君がPGA初優勝か!?と、盛り上がり、猛暑の日本からは考えられない寒さのスコットランドでは宮里美香さんがこれまた全英女子優勝か1?まだまだ日程は残っているものの、タイガースも首位を行ったり来たり。結局、遼君も美香さんも終盤で伸びきれずに終わってしまいました。強い選手は、終盤でものすごいチャージをかけてきます。タイガースもロードが終わってからが本当の勝負でしょうね。何事も、終盤の追い込みが大切だと思った猛暑の週末でした。皆さん、水分をしっかり取って頑張りましょう。
8月1日オンエアーの曲です。


M1 水色の手紙 / あべ静江

1973年に「コーヒーショップで」という曲で現れたあべ静江さんの清潔感あふれる美しさに、マイッタという男性は多かっただろうと思います。セカンドシングルの「水色の手紙」もヒットしました。阿久悠、三木たかしの鉄板のコンビの曲でした。あべさんは、現在も芸能界でしっかり活躍されています。


M2 幼い日に / 南こうせつ

1975年のこうせつさんのソロアルバム「帰り道」から、通好みの名曲です。夏になると、誰でも子供の頃の夏休みを懐かしく思い出しますよね。何の悩みもなかった幼い日、好きな子に会えなくて不安だった日々、毎日デートした楽しい日々・・・夏休みの思い出は成長の記録でもあるんですね。


M3 雨(La Pioggia) / ジリオラ・チンクエッティー

1964年に「夢見る想い(Non ho l’eta)」でサンレモ音楽祭で優勝した彼女は、日本でもカンツォーネの人気が高かったためすぐに有名になりました。1969年リリースのこの曲は、日本語版もリリースされました。南沙織もカバーアルバム「潮風のメロディー」でこの曲を歌い、竹内まりやも「Long Time Favorite」でカバーしています。


M4 夜店の歌 / 紙ふうせん

日本の原風景ともいえる夏祭り。縁日には夜店が並び、子供たちにとっては夢のような時間でした。今でも、これだけは昔ながらに残っているような気がします。

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2015年07月26日

秋の気配

大暑も過ぎ、これからは秋に向かってだんだんと日も短くなって行きます。とはいうものの、この間梅雨明けし、夏休みに入ったばかりですね。まだまだ夏真っ盛りです。酷暑が続きますが、熱中症にはお気を付けください。
7月18日と25日オンエアーの曲です。


7月18日

M1  One Fine Day / Carol King

1963年に4人組のガールズグループ、シフォンズが歌ってヒットしました。作詞はジェリー・ゴフィン、作曲はキャロル・キングです。1980年にキャロルキングがセルフカバーし、これもヒットしました。日本では1989年に、渡る世間・・・の藤田朋子さんが歌いました。ヒットしませんでした。

M2 風をあつめて / はっぴぃえんど
「風待ち浪漫」からです。台風が次々に発生しています。この時期は通常太平洋高気圧に押されて台湾から中国大陸方面へ抜けるのですが、やっぱり大気の状態が変なのでしょうか、日本列島に近づく傾向にありますね。お気を付けくださいね。

M3 高気圧ガール / 山下達郎

アルバム「MELODIES」から1983年のヒット曲です。全日空の沖縄キャンペーンソングでした。日焼けした健康的な女の子は魅力的なものですが、それを高気圧ガールとは、なかなか・・・と思いますが、機嫌の悪い女性(に限りませんが)を低気圧なんて表現しますが、そういう意味では、やかましくて暑苦しい女性を指すのかもしれませんね。

M4 なのにあなたは京都へ行くの / チェリッシュ

1971年のチェリッシュのデビュー曲でした。我らが紙ふうせんと同じく、おしどり夫婦として知られる松崎ご夫妻ですが、チェリッシュもデビュー当時は5人組だったんですよ。


7月25日

M1 ムーンライト・サーファー / 石川セリ

1977年の曲です。サーフィンというと70年代の香りがしますが、今でも若者はサーフィンやってるんでしょうか?何となく最近はオッサンのスポーツのような気がしてなりませんが・・・。

M2 Proud Mary / Creedence Clear Water Rivival

1969年に”Susie Q”でデビューしたCCRは、わずか4年で活動を終えましたが、その輝かしい歴史はロックの殿堂入りともなりました。1968年の2枚目のアルバム” Bayou Country”に収録されたこの曲は、後に多くのアーティストにカバーされる名曲となりました。

M3 想い出の赤いヤッケ / 高石ともや

山登りというものはあまりしたことが無いのでよく分かりませんが、楽しいのでしょうか?夏山なんて気持ちよさそうですが、暑いし、虫とかに喰われそうだし、あまりぞっとしません。冬山は好きです。白い雲と青い空と赤いヤッケとあの娘と・・・青春ですなぁ~・

M4 What A Beautiful World / 赤い鳥

1971年リリースの赤い鳥3枚目のアルバム「What A Beautiful World」は、全曲英語でロンドンで録音されました。赤い鳥はフォークグループと認識されている方は多いと思います。竹田の子守唄や翼をくださいは確かにそうですが、この当時の赤い鳥はポップスを歌うコーラスグループという方が当てはまるかもしれません。

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2015年07月12日

真夏日

週後半は本格的な夏のような暑さとなりました。くれぐれも熱中症にはお気を付けくださいね。
梅雨明けも間近ですね。子供たちにとっては夏休みが目の前、1年で最もうきうきする季節ですねぇ~。
先週と今週のオンエアー曲です。

7月4日

M1 夏の少女 / 南こうせつ

1977年リリースの南こうせつのソロシングル。ほぼ同時にリリースされたアルバム「今こころのままに」にも収録されました。黒く日焼けした健康的な女の子って、魅力的ですね~。

M2 America / Simon & Garfunkel

1964年のアルバム「Bookend」からです。”to look for America”というフレーズが出てきます。Mrs. Wagner piesは当時全米でチェーン展開していた有名なパイです。タバコとこのパイを買ってグレイハウンドに乗って旅する恋人同士に託した真実のアメリカを探す旅とは何なのでしょうか。Kathyという名前はポールサイモンのイギリス時代の恋人です。

M3 恋のひとこと / 竹内まりや・大滝詠一

原曲は1967年にフランクシナトラとナンシーシナトラ(娘)のデュエットで、タイトルは”Something Stupid”。原曲どおりに訳すと「なんだかばかみたい」というような意味ですね。2003年の竹内まりやのアルバム「Long Time Favorite」で、大滝詠一とデュエットしたバージョンをお送りしました。

M4 見上げてごらん夜の星を / 坂本 九

1985年のJAL123便墜落事故で亡くなった520名の中に坂本 九さんの名前もありました。あれからもう30年。あの年に生まれた子供は30歳に、20歳だった若者は50歳に、50歳だった働き盛りのお父さんは80歳に・・・。そう考えるとずいぶん時を経たなぁって思います。でも、あの日の記憶とともに九さんの歌は永遠に歌い継がれていきます。歌の力のすごさを同時に感じます。

7月11日

M1 ある雨の日の情景 / よしだたくろう

1971年のアルバム「人間なんて」に収録されており、翌年のシングル「結婚しようよ」のB面に収められた短くも美しい歌でした。雨をモチーフにした楽曲は洋の東西を問わずたくさんありますが、淡々と雨の様子を描写した歌詞がとてもクールで印象に残ります。

M2 さらば青春 / 小椋 佳

1973年の小椋佳さんの出世作といっても良い作品です。当時、第一勧業銀行の行員だった小椋さんの顔はアルバムジャケットや音楽雑誌に一切登場することがありませんでした。文学的な香りが漂う歌詞と、単純でありながら印象に残るメロディーから、とても線の細い方のような気がしておりました。初めてテレビでそのお姿を拝見したときには・・・
このくらいにしておきます。

M3 輝く星座(Aquarius ~ Let The Sunshine In) / The Fifth Dimension

1967年のミュージカル”Hair”の挿入歌として作られた2つの曲をメドレーにして、フィフス・ディメンションのシングルとしてリリースされました。ビルボードHOT100では6週連続1位を獲得しました。
我らが平山泰代さんが在籍した「赤い鳥」と同じ、女性2、男性3の5声のハーモニーは華やかで美しいです。

M4 Sleepers,Wake / 平原綾香

この曲はJ.S. Bachによる7曲からなるカンタータから最も有名なテノールのアリアのパートです。ドイツ語では”Wachet auf, ruft uns die Stimme”、日本語では「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」などと訳されます。平原綾香のMy Classics 2から彼女自身による日本語の歌詞でお送りしました。

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2015年06月28日

早起きは・・・?

先週の全米オープンゴルフに続き、今週も女子ワールドカップサッカーで早起きしなければなりませんでしたね。別に観ないとあかんというわけではないですが、やっぱり観てしまいますよね。ちなみに早起きは三文の徳といいます。一般に「得」ではなく「徳」が使われることが多いようで、どちらも「利益を得る」という意味のようです。英語でも、The early bird catches the worm.という諺があります。同じ意味に解釈できますが、日本では三文というところにいろんな解釈もできます。1文は約20円くらいでしょうか。落語「時うどん」では素うどんが16文ですから、320円です。同じく落語「1文笛」も、駄菓子屋で売っている子供の笛のおもちゃが20円とするとそんなもんでしょう。とすると3文は60円。つまり、早起きしてもたった3文しか得にはならんのやから、しんどい思いして早起きせんと寝てたらええ~という意味にも思えてきます。それでも毎日3文得するなら、1年で1,095文、21,900円得するわけですから、こちらの意味の方が当たっているかもしれません。この季節、早起きすると朝の空気が気持ちよく、休日を長く過ごした気がするだけでも得した気分になれますね。
眠い目をこすりながら6月27日オンエアーの曲です。


M1 中央フリーウェイ / 荒井由実

1976年のユーミンのアルバム「14番目の月」から、大ヒットナンバーです。もう40年も前~?って思ってしまいます。まさしく青春ど真ん中というリスナーの方も多いはずです。おりこうさんのリスナーの方は片手でハンドル、片手で彼女の肩を抱いて・・・というような危険な運転は控えましょう。


M2 風のメロディー / チューリップ

これも1976年のチューリップのある意味過渡期の作品です。この曲を境に、ボーカルは姫野さんから財津さんに移って行きました。その時期に財津さんと姫野さんの共作のこの曲はボーカルも二人で担当するという形を取りました。レノン-マッカートニーみたいですね。と、そんなことが良く解説される曲ですが、歌詞は結構激しく、ちょっとHです♡。


M3 太陽を背に受けて(Sunshine On My Shoulder) / John Denver

1973年から1974年にかけて全米で9週間No.1という大ヒットを記録した曲です。日本ではやはり70年代後半、ジーンズのテレビCMに使われていて、月曜ロードショーだったか日曜洋画劇場だったか良く覚えていませんが、そんな時間帯にテレビで流れていました。


M4 少年時代 / 井上陽水

第2次井上陽水の代表曲ともいえる曲ですね。リクエストもたくさんいただく名曲です。子供の頃に遊んだ風景はやっぱり夏に思い出すことが多いですね。夏休みというキラキラした時間や、おばあちゃん家、いとこたちと過ごした日々など、子供の頃の無邪気で穢れない思い出はいくつになっても懐かしく輝いています。夏休みまであと半月あまり、子供たちにとっては一番楽しい時期ですね。

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2015年06月21日

梅雨と旬

この季節になりますと、京都や大阪ではハモが旬を迎えますね。京都では昔から代表的な食材として、蒲焼も良く見かけます。大阪では主にフグ料理店で夏の間だけフグの代わりにハモを鍋で出すところが多いように思います。ところで、ハモに似た魚にはウナギとアナゴがいます。料理すると三者三様においしいですが、生きているときはそれなりに気持悪いです。神戸や淡路で釣りをしていると、特に夜釣りではアナゴだかハモだか、あの長くにょろっとしたのが時折かかることがあります。夜で良く見えないのもありますが、なんだか不気味で、針ごと切って海へ帰したりしたものです。ハモのような魚を、骨切りまでして食べるという料理法を考えた人はすごいと思いますね。いろんな種類の魚を新鮮な状態でいつでも食べることができるような環境にはなかった京都ならではのことなのでしょうね。東京ではあまり食べられないそうです。気温や日差しだけでなく、食べ物で季節を感じることができる日本はやっぱりいいなと思います。
6月20日オンエア-の曲です。


M1 雨にぬれても / B.J.Thomas

バートバカラック作曲で1969年に全米No.1ヒットとなりました。ジョージ・ロイ・ヒル監督の映画明日に向かって撃て」の中で、ブッチ・キャシディー役のポール・ニューマンとその彼女役のキャサリン・ロスが、自転車で丘を走るシーンに使われていました。この頃のアメリカ映画は、音楽と映像が美しい反面、結末はアメリカらしいハッピーエンドではなく、主人公が死ぬというような作品が多かったように思います。


M3 ぼくの好きな先生 / 忌野清志郎

RCサクセションの1972年の作品。清志郎さんが21歳の時ですから、高校を卒業して3年を経た頃。好きだった担任の先生を歌にしたくらいですから、清志郎さんの高校時代はそれなりに楽しく充実したものだったのでしょうね。RCサクセションを作ったのも高校時代ですものね。僕の好きな先生に続いて僕の好きなおじさん、と続くところが、先生らしくない先生に対する気持ちが出ているような気がします。


M3 ナイアガラムーンがまた輝けば / 大滝詠一

大滝泳一の1975年の2枚目のアルバム「Niagara Moon」の最後に収められた曲でした。コンセプトアルバムというような安易な言葉では表せない楽しくもあり、風変りでもあるアルバムでした。しかし、今聴いてもまったく古さを感じさせないのはさすがですね。


M4 シルエット・ロマンス / 大橋純子

ハーレクイン・ロマンスという恋愛小説のシリーズは良くご存知の方も多いと思いますが、ハーレクイン社に版権が移る前は、シルエット社から出版され、日本での版権はサンリオでした。その時のシリーズタイトルがシルエット・ロマンスでした。そのシリーズのイメージソングとして、来生たかお、えつこコンビによって作られ、大橋純子が歌いました。その年のレコード大賞で最優秀歌唱賞を獲得しました。

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2015年06月14日

そぞろ歩き

6月末まで、御堂筋そぞろ歩きアート展というイベントが開催されています。御堂筋沿いのオフィスビルやお寺の境内などにアート作品を展示し、御堂筋を散歩しながらアートを楽しもうという企画です。なかなか頑張っている大阪ですが、この「そぞろ歩き」という言葉、関西人なら海原千里・万里さんが歌った「大阪ラプソディー」に出てくる歌詞、「あの人もこの人もそぞろ歩く宵の街~」が浮かびます。大阪特有の言葉かというとそうではなく、ちゃんと辞書にも載っています。漢字では「漫ろ歩き」と書き、あてもなくぶらぶら歩くことを意味します。なるほど、最近はぶらぶら歩くことが少なくなってしまいました。たまには、そぞろ歩いてみるのもいいですね。注)「そぞろ歩く」という動詞は辞書にありません。
6月13日オンエアーの曲です。


M1 夏色 / ゆず

1998年のゆずのデビュー曲でした。そこらへんにいる男の子二人組な感じがカジュアルでとても好感が持てるなぁ~と初コンサートを観て思いました。今では、アリーナも満員にするほどの人気者になりましたが、ノリは以前と同じのようですね。今でもラジオ体操やってるのでしょうかね・・?


M2 悲しみにさよなら / 安全地帯

1985年の安全地帯の代表曲の一つですね。安全地帯はこの年紅白歌合戦に初出場しました。また、この曲はレコード大賞・金賞という、なんだかよく分からない賞も受賞しています。


M3 ふたりの愛ランド / 石川優子&CHAGE

1984年、日本航空の沖縄キャンペーンソングに採用されヒットしました。日本航空では、石川優子さんのデビュー曲「シンデレラサマー」も沖縄キャンペーンに使われたことがありました。石川優子さんは私と同い年のとてもチャーミングな女性でしたが、今はどうされているのでしょうかねぇ~。


M4 The Cruel War(悲惨な戦争) / Peter, Paul & Mary

1962年リリースのPPMのファーストアルバムは、今でも最高のアルバムだと思います。B面の2曲目に収録されていましたが、我が家には4曲入りの17センチLP盤があったのを覚えています。シングルレコードの大きさで33回転でした。この歌にはJohnnyという男性名が登場します。「ジョニーは戦場へ行った」という映画もありました。この時代、ベトナムに赴任するアメリカ人兵士を代表して、象徴的な名前「ジョニー」が使われていたのでしょう。つまり、ジョニーはアメリカの若者そのものなのですね。

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2015年06月07日

雨の日は仕事がはかどる?

近畿地方も梅雨入りしました。これから7月の中旬までは雨の日も多くなります。ところで、雨音には集中力を高める効果があるって知ってました?雨だけではなく、電車のガタゴトという音や、小鳥のさえずりなんかもそうらしいのですが、単調なリズムによって人間の脳はリラックスすると言われます。その結果、仕事の内容にもよりますが、集中力がアップして能率が上がるという仕組みです。う~ん、なるほど・・・。確かに、雨の日は仕事をこなす量が多いような気がしていました。これは出かけることを止めて仕事に集中するからだと思っていましたが、それだけではなかったのですね~。
これからの雨の季節、せいぜい仕事に精を出すことといたしましょう。
6月6日オンエアーの曲です。


M1 Blue Hawaii / Elvis Presley

ブルーハワイというハワイ生まれのカクテルがありますが、このカクテルとエルビス主演の映画「ブルーハワイ」との関係は定かではありません。映画にこのドリンクは登場しません。ハワイのカクテル、即ちトロピカルカクテルの代表的なものには、ブルーハワイの他、マイ・タイ、チチ、モヒート、なんてのが有名ですね。色は鮮やかできれいですが、甘くて僕はあまり好きではありません。でも、ロイヤルハワイアンのマイタイバーで、こんなのを飲んでいる女性はいいですね。男性がこんなのを前に座っているのはあんまりかっこ良くないですよね。1961年の曲でした。


M2 リフレインが叫んでる / 松任谷由実

1988年のアルバム「Delight Slight Light Kiss」に収録された第2次ユーミンブームの代表的な作品ですね。このKissがどういう感じなのかはよく分かりませんが、何となく恋人同士というよりも、異性の友人とちょっとふざけてキスする・・・みたいな感じでしょうか。まぁ、バブルの時代ですからそんなこともよくあったのでしょうね。ってあんまり関係ないですね。


M3 浪漫飛行 / 米米CLUB

1987年のアルバム「COME GUNY」に収録されていた曲ですが、1990年にJALの沖縄キャンペーンのCMソングに使われたのがきっかけで、その年にヒットしました。この時代は航空会社も競って、沖縄や北海道キャンペーンのCMをバンバン打ってました。いい時代でした。


M4 また二人になったね / 紙ふうせん

紙ふうせんとして再スタートしたお二人の記念すべきファーストアルバムから、タイトルチューンです。27歳というのは大学を新卒で就職した場合5年後ということですから、人事異動や転勤など、転機になる人も多いかもしれません。いずれにしても仕事に慣れ、大きく羽ばたくか、失速して落ちるかという時期であることは明らかですね。まだまだやり直しも効く年齢でもあります。

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2015年05月31日

火山列島

鹿児島県の口永良部島で火山が噴火というニュースを見て、またか・と思った人も多いかと思います。有珠山、三宅島、御嶽山とこの10年余りで噴火の被害が相次いでいますね。日本は火山列島ですので、至る所に火山があります。だからこそ、温泉地も多いのでしょうね。高校の修学旅行で阿蘇山に行きましたが、阿蘇山も活火山ですので噴火の危険はあったわけです。実際に1958年には大きな噴火が起き、被害も出たそうです。そんなところへ修学旅行の団体が行くのは危険ではないのかなぁ~と、高校生ながらに思いました。考えてみれば、温泉が出るような場所は全て何万年かそれ以上前であっても火山活動があったということなんでしょうから、いちいち考えていては日本中どこにも住めないということになってしまいかねません。ちなみに、有馬温泉がある六甲山だって、何千万か前には火山活動があって、その結果、花崗岩(火山性の石)が多く取れるのだそうですよ。こんな例まで危険視していても意味ないと思いますが、現在も活動性の火山に関してはもっと危険予知を徹底すべきなのではないだろうか、と思ったこの週末でした。


M1 風になりたい / 川村ゆうこ

青森県出身、1976年にフォーライフレコード新人第1弾として、吉田拓郎プロデュースでデビューした川村ゆうこさんですが、もう40年も前なんですねぇ~。今聴いてもとてもいい曲です。2006年には、我那覇美奈さんがカバーして歌いました。来週はもう6月、近畿地方の梅雨入りも近いです。


M2 Rose Garden / Lynn Anderson

日本ではカントリーミュージックというと一部のファンだけの世界のように思われがちですが、アメリカですと、カントリーの大御所は日本の演歌の大御所のような存在になります。したがって、カントリーの歌手のコンサートを日本でやろうと思えば、とても出演ギャラが高く、採算がとれないわけです。そういうわけで、日本ではカントリー歌手にはいまいちなじみが薄いのですが、この人のこの曲は知ってるって人も多いはずです。1971年のこの曲は、ポップスチャートでも3位まで上がり、世界的なヒットとなり、日本でも南沙織のデビュー曲「17歳」に影響を与えました。リン・アンダーソンさんは今も現役で活躍されています。もちろん、我らが平山泰代もそうですが。


M3 サマー・ドリーム / TUBE

1985年にリリースされたTUBEの5枚目のシングル曲です。TUBEも今年でデビュー30年です。甲子園球場のライブももう20回になりますね~。いつまでも頑張って欲しい日本のバンドですね。


M4 あの時君は若かった / ザ・スパイダース

1968年の曲です。今聴くと、まちゃあきの声も若いですね。この曲は、井上順とのデュエットでした。このボーカル二人体制のバンド、ザ・スパイダースですが、井上順さんは歌わないときにはタンバリンを叩いたりされていました。一方、堺正章さんはフルートを吹いたりもされていました。当時から多才な人だったんですね。

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2015年05月24日

梅雨入り

沖縄、奄美地方では平年より2週間ばかり遅い梅雨入りとなりました。関西でももう2週間もすれば梅雨入りですね。雨が大好きという人はそんなに多くないと思いますが、僕は嫌いではありません。特に夕立のように激しく降る雨は、町や家の汚れを流してくれるし、雨上りの草花はみずみずしく輝いて見えるような気がします。今日はどこにも出かけなくてもいいという日に、雨を見ながら昼間から飲んでみたりするのも楽しいです。古くは1952年のジーン・ケリーの映画「雨に唄えば」、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン主演の「明日に向かって撃て」の挿入歌はバートバカラックの「雨にぬれても」。ボズ・スキャッグスの「We Are All Alone」の歌詞には、「愛する二人には雨も素敵・・・」と出てきます。これからの季節、雨も楽しみ方をいろいろ考えてみたいと思います。でも、ゴルフの日だけは絶対に降って欲しくないですが・・・
5月23日オンエアーの曲です。


M1 Sunshine Superman / DONOVAN

1966年にアメリカで1位を獲得しました。ドノヴァンの地元英国では翌年に発売され、最高2位となりました。彼はもともとフォークシンガーとしてその名を知られていましたが、このあたりからロック色が強くなり、英国サイケデリックの雰囲気がムンムンしていますね。


M2 水色の雨 / 八神純子

八神純子さんは僕と同い年で、学生時代に歌手デビューしました。超美人というわけではありませんが、なんとなく好きなタイプの女性でしたねぇ~。この曲は1978年に大ヒットし、彼女の名前は不動のものとなりました。サンバ調の明るい編曲で、アウトロでのサンバホイッスルが話題になりました。日本でのサンバホイッスルという楽器の認知度はこの時から高まって行ったのでした。


M3 長い夜 / 松山千春

1981年の曲です。松山千春としては「季節の中で」以来のオリコン1位を獲得しました。近年のコンサートでは、「長~~い、夜を~」の伸ばし方がとても長くなり、京都銀行のCMのようになっています。


M4 この町がすき / 紙ふうせん

今年は阪神淡路大震災から20年目です。震災の年に生まれた子は20歳になりました。今の20歳以下の子供たちはあの震災を知らないのです。神戸や阪神間の街並みは震災の影も消えたようにさえ見えます。でも、あの時、町は壊れ、多くの命が奪われたことは確かに私達の記憶に残って行きます。この20年、様々な試みや出来事がありました。そんな中の一つだったのがこの歌「この町がすき」でした。震災から3年を経た1998年、芦屋市のPTA協議会で、子供たちに元気を取り戻してほしいという思いから、歌を作ろうということになりました。子供たちから、わが町芦屋の詩を募り、後藤悦治郎さんが歌作りを依頼されます。子供たちの詩の中から、大切に言葉を選び、曲をつけて出来上がったのがこの歌です。以来、芦屋市民の愛唱歌として歌い継がれています。

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2015年05月18日

二重行政

大阪都構想に賛成反対を投じる大阪市の住民投票は、反対多数に終わりました。結局、何も変わらないのか?と、少し残念な気もしますが、二重行政(という否定的意味の語句がふさわしいかどうかは別としまして)にたいする問題意識が少しでも住民に浸透したなら、その点は価値があったと言えるかもしれません。都道府県と市町村との2段階の行政庁は地方自治法に定められています。しかし、大阪だけではなく、兵庫県や京都府、神奈川県など、大都市の政令指定都市を抱える自治体はどこも似たような現象があるような気がします。私の住む地域(兵庫県)の例ですが、自宅前の遊歩道とその先の川原では管理する行政庁が異なります。つまり、歩道周辺は市の管理下にあり、川原は県の管理下にあるのです。以前、ちょうどこの季節、雑草が生い茂り犬の散歩もままならんということで、市に対して草を刈るようお願いしたところ、ちょうど県と市とで管理が分かれるあたりできれいに線を引いたように草刈りが行われました。なんで、全部やらんの?って市に訊くと、刈らなかった部分は県の管理下にあるので勝手には刈れないとの回答を得ました。2度手間、費用が倍かかるのです。でも、我々は県にも市にも税金を払っているのだから、納得のいかない話です。今はこの問題は解決されたのか、1回で周辺全体の草刈りが行われています。投票権はないのにそんなことを考えた週末でした。

5月16日オンエアーの曲です。

M1 君は天然色 / 大滝詠一

最近テレビCMで耳にする機会があります。これからの季節にはピッタリの名曲と言えますね。いろいろなバージョンがあるようですが、最もポピュラーな、アルバムからのバージョンでお送りしました。


M2 I Go Crazy / Paul Davis

田中康夫の「なんとなくクリスタル」という小説が発表されたのが1980年です。この時、田中康夫さんは大学4年生。私も大学4年生でした。なんだかボヤ~ンとした軟派な時代でしたね。音楽もAORが流行りました。特にこの曲は映画にも使われた名曲です。でも、こういう曲調がもてはやされるのはそう長くなく、数年後にバンドブームになったのもうなずけますね。


M3 私のハートはストップモーション / 桑江知子

ご存知、沖縄出身の桑江知子さんの1979年のデビューシングルで、ポーラ化粧品のCMにも使われました。ハートがストップモーション・・・心筋梗塞は高齢者だけではなく誰にでも起こり得る急性疾患ですから、常日頃から手足を動かし血栓ができないように心掛けることが大切です。


M4 誰が鳥を / 赤い鳥

1973年のアルバム「祈り」からです。今、改めて聴くと、赤い鳥のコーラスは素晴らしく、前にも後にもこのようなグループは出現していないのだと認識を新たにしました。途中、「誰が墓を・・・」のフレーズのところで「おれだぁ!」と入っているのがポン太さんの声です。

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2015年05月10日

5月といえば

最近ではあまり聞かなくなりましたが、新入学の学生や新社会人によくみられる5月病という精神疾患があります。医学的に正式な病名はなく、適応障害とか、広い意味でのうつ病に分類されたりします。確かに、苦しい受験勉強や就職活動を経てやっとつかんだ新生活には、並々ならぬ期待と夢があるはずです。しかし、現実はそうでもない。思い描いた世界とのギャップからくる失望感はつらいものだと思います。ところが、最近はこの五月病になる新人が減っているのだそうです。原因として考えられるのは、最近の若者は過度な期待や夢を描いたりしない人が多いからだとか。なんだか寂しいです。もう一つ5月にちなんで減ったものといえば、蠅。五月蠅と書いて「うるさい」と読みます。5月頃に蠅が多いことからそう言われるのだと思いますが、蠅も最近ではめっきり見なくなりましたね。衛生的な環境が蠅の居場所をなくしてしまったのかもしれませんね。いたらうるさいのですが、いないと寂しかったりしますね。
5月9日オンエアーの曲です。


M1 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや

1986年に中山美穂に提供した曲で、化粧品のCMに使われてヒットしました。まりやさん自身のセルフカバーバージョンでお送りしました。この季節、紫外線が最も強力です。女性の方だけでなく男性も紫外線対策を怠りなく。


M2 Bye Bye Love / Simon & Garfunkel

S&Gの初来日からもう33年も経つのですね。大阪球場も跡形もなく、なくなってしまいました。大阪球場では、マドンナやマイケルジャクソン、ハウンドドッグ、サザンオールスターズなど思い出がいっぱいですね。


M3 あずさ2号 / 狩人

新宿から白馬に向かう特急列車「あずさ2号」は、今は存在しません。この曲がヒットした1977年には午前8時ちょうどに出発のダイヤだったそうです。関西から白馬方面に行くのは結構大変です。名古屋で乗り換えたりとかしないといけません。冬にスキーによく行きましたが、この季節の白馬は行ったことありません。でも、きっと素晴らしくさわやかな高原の朝が想像できますね。


M4 感謝状~母へのメッセージ / 島津亜矢

1980年代の演歌歌手の実力派といえば、坂本冬美、石原詢子、島津亜矢が浮かびます。演歌とポップスが融合していった時代ですね。島津亜矢さんはラジオの深夜番組のパーソナリティもされていましたね。母の日にちなんでこの曲をお送りしました。

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2015年05月03日

ゴールデンウィーク

さて、連休に入りましたね。とはいっても、連休になる人ってどのくらいいるのでしょうか?ちょっと素朴な疑問を持ちました。ラジオの生放送を担当していた頃は、当然祝日など関係ありませんでした。それどころか、盆暮れ正月も休んだことはありませんでした。当たり前ですが、放送関係や新聞などの報道関係のお仕事の人はGWなんてあまり意識したこともないでしょうね。百貨店などの小売業界、ホテルや飲食店などの接客関係はこの時期が忙しいはずです。それに、病院などの医療関係の方も、病人やけが人は待ってくれませんものね。その他、車のディーラーや遊園地などの娯楽施設で働く方もこの時期には休めないでしょう。そう考えますと、GWに休める人って結局、公務員とか、事務系の会社員の方とか、学校の先生とか、結構限定されてしまうような気もします。なんてことを考えながら、連休中に仕上げなければならない仕事に向かうとしましょう。
5月2日オンエアーの曲です。


M1 乾杯 / 長渕 剛

1980年の長渕剛の曲です。友人の結婚式のために書いたという楽曲ですから、今でも結婚式では歌われることが多いのでしょうね。とても、素晴らしい曲ですから、ずっと歌い継がれていくことでしょう。


M2 自転車に乗って / 高田渡

1971年発売の高田渡のアルバム「ごあいさつ」は、この時代のリアリティーを映しこんだ、高田渡の世界の原点と言えるかもしれません。「自転車に乗って」の他、「値上げ」「生活の柄」など、今も輝きを失っていません。


M3 銀河鉄道999 / ゴダイゴ

松本零士の「銀河鉄道999」は、コミック誌からスタートし、映画、テレビ、ミュージカル、ラジオドラマ、テレビゲームにもなった日本のアニメの代表作品です。宮沢賢司の「銀河鉄道の夜」とメーテル・リンクの「青い鳥」をモチーフとしたこの作品が70年代以降の日本製ソフトに与えた影響は相当なものだと思います。映画版の主題歌としてゴダイゴが歌うこの曲も今では、吹奏楽のコンテストなどでも良く耳にします。


M4 いかつり唄 / 紙ふうせん

紙ふうせんのお二人のライフワークとして、各地の伝承歌を歌い継いでいくという作業があります。竹田の子守唄、紙漉き歌、などと並ぶ伝承歌の一つで、伊豆地方に伝わる歌だそうです。

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2015年04月19日

ドライブ

今は1年で1番天候が不安定な時期です。なかなか晴れの日が続きませんね。それでも、若葉が芽吹くこの季節、車を走らせながら聴く音楽もこの季節らしいものに変わります。今でこそ、CDやipodも車で聴けるようになりましたが、昔は好きな曲を入れたカセットテープでした。入れる曲や順番など、友達と競い合ったものです。皆さんはどんな音楽を聴いていますか?
4月8日オンエアーの曲です。


M1 Forever Young / Joan Baez

1973年のBob Dylanの曲を、Joan Baezのカバーでお送りしました。ディランが息子のために書いた曲とされています。PPMも歌っています。吉田拓郎の同名のアルバムもありますが、この曲と関係あるかどうかは知りません。でも、いい言葉ですね、Forever Young・・・・


M2 アンジェリーナ / 佐野元春

1980年にリリースされた佐野元春のデビューシングルです。翌年の「ガラスのジェネレーション」、「SOMEDAY」と続く佐野元春&ハートランドのスタートダッシュの時代、FM大阪に入社したばかりの私は、佐野さんのライブを見て、いつかこの人と番組を作ってみたいと思ったものでした。実現したのは実に20年後のことでした。


M3 地上の星 / 中島みゆき

黒部ダムということでお送りしました。2002年、放送法に定められた公共放送を行う放送局である日本放送協会の12月31日の番組で、黒部ダムから中継されてみゆきさんがこの歌を歌いました。
この中継ってどのくらいお金がかかったのでしょうね?


M4 うちのお父さん / かぐや姫

この番組では何度かお届けしているかぐや姫のホッコリソングですね。オリジナルは、アルバム「3階建の詩」、かぐや姫ライブに収録されたのは大阪厚生年金会館でのものでした。

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2015年04月11日

感動と、勇気と・・・

お花見もままならない寒さだった今週、全国の学校で入学式が行われました。ニュースになっていますので今さらではありますが、近畿大学の入学式でのつんく君の姿には思わず拍手した方も多かったのではないでしょうか。歌手の命である声を失ってなお、前に進もうとする彼の姿には勇気づけられました。まだ、大阪で頑張っていた頃の彼や、シャ乱Q東京進出後の大活躍をまぶしく見てきた僕にとって、今の彼はますますかっこ良く、大きな存在となりました。もう一つ、萩本欽一さんが駒沢大学に74歳で入学というニュースも・・・。また、60歳で医師の国家試験に合格した水野さんという新人のお医者さんのニュースもありました。老齢化する社会では当然という声もあるかもしれませんが、何かに挑戦するのに年齢は関係ないと信じて50代を生きている者にとってはとても励まされるニュースでした。何かに挑戦し続ける人はそれだけで美しいもの。今さらながらそう思えた1週間でした。
4月11日オンエアーの曲です。


M1 ひとあし遅れの春 / とんぼちゃん

1974年デビューの秋田出身の2人組、とんぼちゃん。ヒットしたというわけではありませんが、この曲を覚えている方も多いのではないでしょうか。10年ほどで解散してしましましたが、今はどうしていらっしゃるのでしょうね・・?


M2 卒業写真 / 荒井由実

1975年のユーミンのアルバム「COBALT HOUR」からです。やっちゃんの相方だった山本潤子さんのハイ・ファイ・セットのデビュー曲でもありました。永遠に歌い継がれるだろう青春への賛歌ですね。

M3 白い恋人達 / 桑田佳祐

桑田佳祐のソロとしては最大のヒット曲です。このタイトルは、あのお菓子ではなく、1968年のフランスはグルノーブルで行われた冬季オリンピックの記録映画(というにはあまりにも美しい名作でした)から来ているのだそうです。この曲がリリースされ2001年の冬、札幌ドームのコンサートを観に行きました。ものすごく寒かったのを覚えていますが、雪の札幌はとてもきれいでした。


M4 パリの空の下(Sous le ciel de Paris) / ジュリエット・グレコ

映画「パリの空の下セーヌは流れる」の挿入歌が原曲。エディット・ピアフの歌が最も有名です。イブ・モンタンや、お送りしたジュリエット・グレコのバージョンも良く耳にしますよね。

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2015年04月05日

花散らし

お花見の週末、ちょっと天候が・・・でしたね。この、桜が満開の時の風雨を「花散らしの雨」なんて言いますが、確かにせっかく咲いた桜を愛でる期間が少し短くなるようで残念です。調べてみますと、この「花散らし」という言葉は本来、違う意味だそうです。ちらし寿司の種類とかではありませんよ。古来、日本では桜を愛でる「花見」という習慣はありましたが、この花見の宴会の翌日に若い男女が集まって宴会をするという習慣が九州地方を中心にあったのだそうです。そしてこの宴会は翌日まで続いたのだとか。沖縄にも「毛遊び(もあしび)」という習慣があります。こちらも、若い男女が海辺に集い夜通し歌い語らうというものですが、とても似ています。つまり、若い男女が酒を飲み、夜通し一緒にいれば当然起こり得ることが起こります。そして、これが伝統として公認されていたということなのでしょう。花散らし・・・そういう視点で考えると、なるほど・・・良くできた美しく艶やかな言葉ですね。
4月4日オンエアーの曲です。


M1 Tapestry / Carol King

私達の世代の音楽ファンにとって絶対に避けては通れないアルバム、キャロルキングの1971年のアルバム「つづれ織り(TAPESTRY)」から、タイトルチューンです。桜が咲き、続いてたくさんの花々が季節の彩となり、やがて新緑の季節へ。この季節に、そんな自然の美しさを感じるときにいつも思い出す素晴らしい曲ですね。


M2 ペパーミント・ブルー / 大滝詠一

その時代の色というのがあるような気がします。それは、一人一人が感じる人生の時々の色のようなものです。ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種であるハーブのこと。ガムやタバコのフレーバーによく使われていますから、あのスースーするハッカ感はこの草のせいです。僕たちにとっては青春の青緑色な感じがします。こんな曲を聴くと、さらにその時代が蘇りますね。


M3 風に吹かれて行こう / やまがたすみこ

1973年の、やまがたすみこさんのデビュー曲でした。カレッジフォークというジャンルが日本にもあったとすればこの人がまず思い出されます。今も、ご活躍されているようですね。


M4 新しい朝 / 紙ふうせん

1986年のアルバム「ECHO OF LOVE」からの曲です。当時流行っていたAORの世界で活躍された、ビル・ヒューズさんとの交流があった頃で、カナダのトロントで録音されました。広がりのある大きさを感じる曲です。

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2015年03月29日

忙しいですね

予定はもう少し考えてもらわないと、忙しくてしょうがありません。仕事もあるし、テレビも観ないとあかんし・・・。せめて、プロ野球の開幕とサッカー日本代表戦は別の日にしてほしかったですねぇ~。とはいえ、タイガースが3連勝でスタート、サッカーもチュニジアに快勝!ついでに、女子ゴルフでは笠りつこさんが優勝!いい、週末でした。これからの季節、スポーツ中継に忙しい週末が続きそうです。楽しみですね。
3月28日オンエアーの曲です。


M1 恋の嵐 / 竹内まりや

1986年の曲です。テレビドラマの主題歌に使われました。不倫という言葉が一般的になったのはこれより少し前の「金曜日の妻たち」いわゆる金妻でしたが、この不倫という言葉はなんだか中途半端で好きになれません。男女のそういう関係は昔から浮気とか間男なんていいまして、いけない関係でも笑える関係でしたが、不倫と言ってしまうとなんだか本当に笑えない関係のようなニュアンスがありますよね。法的ないけない関係は、不倫ではなく「不貞」といいます。離婚原因や損害賠償、慰謝料の対象となります。気を付けましょう。


M2 明日に向かって走れ / 吉田拓郎

1970年代に青春時代を過ごした、特に男子の多くは吉田拓郎の影響を多かれ少なかれ受けているものだと思います。フォーライフになって初めての拓郎さんのアルバムタイトルでもありました。先週お送りしました山田パンダの「風の街」もこのアルバムに収録されています。


M3 知床旅情 / 加藤登紀子

案外知られていませんが、この曲の原曲は「オホーツクの舟唄」といいまして、倍賞千恵子さんが歌っておられます。この歌をもとに、森重久弥さんが詩を付けたのが知床旅情です。加藤登紀子さんのシングル盤のB面は「西武門哀歌」という、沖縄の西武門節をアレンジした曲でした。


M4 風に吹かれて / ボブ・ディラン

風が気持ちいい季節になりました。風に吹かれていろいろ考えましょう。日本はどこへ行くのでしょう・・・なんて、たまにはね。世界中から認められていた日本国憲法第9条と、戦争をしない国日本は今、変わろうとしています。いいのでしょうか・・?このままで・・・。

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2015年03月22日

ラジオの時代

今朝の日経新聞のコラムに、TBSラジオの「こども電話相談室」の終了についての記述がありました。私が子供のころから放送されていましたので、半世紀を超える長寿番組です。子供たちの無邪気で純粋な質問に一生懸命答える無着成恭先生らの回答人のやり取りが楽しく、名回答や珍解答も生まれた、教養番組ではなく娯楽番組であったと思います。終了にあたっての局側の説明は「現代の小中学生は電話で相談するよりもパソコンやスマートフォンで調べることに慣れている」ということだそうですが、本当にそれだけだとは思えません。単純に調べ物をするだけなら、確かに今の時代はとても便利です。でも、この番組の趣旨は「調べもの」ではなく、コミュニケ―ションの面白さであっただろうし、何よりもラジオに電話して直接話ができるという楽しみであったと思います。今の子供たちはそういったラジオとの触れ合いを知らないことが残念でなりません。マスコミという伝達手段で、ラジオだけが持つ双方向の触れ合いこそ今の時代に必要なコミュニケーション手段なのではないのかとも思います。そんなラジオの時代をもう一度復活させなければならないと思った春の朝でした。
3月21日オンエアーの曲です。


M1 青春の輝き(I Need to be in Love)/Carpenters

1976年のカーペンターズのシングル曲でした。数多いカーペンターズのヒット曲の中では比較的地味な存在でしたが、1995年のテレビドラマのエンディングテーマになったのをきっかけに再ヒットしました。


M2 風の街 / 山田パンダ

山田パンダさんは、かぐや姫の前にはイルカとともにシュリークスでデビューを果たしています。かぐや姫として活躍した時代には、暗くなりがちなこのグループに爽やかさを醸してくれた存在でした。ソロとしてはアルバム2枚(+ベスト1枚)ですが、やっぱりさわやかなイメージでした。ソロデビューアルバム「ラブリーハットショップ」は1975年にリリースされてオリコントップ10入りも果たしました。


M3 グッバイモーニング / サンディー

1992年に宇徳敬子と近藤房之助が歌ってヒットしましたのでこちらが有名ですが、オリジナルは1976年にサンディーさん(サンディー&ザ・サンセッツ)が歌ったのが最初です。作詞が庄野真代というのは案外知られていませんね。


M4 あなたの風になりたい / 紙ふうせん

2002年の「身体障害所補助犬法」成立のきっかけを作ったのが、宝塚市で補助犬として活躍したシンシアでした。市役所やショッピングセンターなどの入口に貼ってある補助犬同伴可のステッカーを見かけます。これはこの法律によって、パブリックな場所では補助犬同伴を拒んではならないと定められたことによるものです。紙ふうせんのお二人はシンシアを応援し、歌も歌ってこられました。盲導犬の厳しい訓練を見たりすると、可愛そう・・なんて思ったりするかもしれません。でも犬たちはパートナーである人間と一緒に暮し、必要とされることが何よりの喜びなのです。犬と暮らしてみればわかります。JR宝塚駅でシンシアに会ってくださいね。

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2015年03月15日

wってなんですか?

最近は電話よりもメールやライン、SNSとかで連絡取りあうことも増えましたね。この年になって、若い女性とメールなど交わしていますと、よく分からない表現が出てきます。よくあるのは、文章の最後の”w”。これは、「笑」を意味するのだそうです。ふ~ん・・・。ラインでKSは既読スルー、MHは未読放置だそうですwww。一時期女子高校生をJKと言ったり、空気読めないをKYと言ったりしました。要するにローマ字にして頭文字を並べるとそういう風になるんですね。後、フサヨさんとヨシミさんという人がおられまして、お互いを234、443と呼び合ってはります。なるほどね~、便利な名前ですね。ビジネスでも使える表現としては、昔から使われていた表現でもありますが、NRN(No Return Needed)、ASAP(As Soon As Possible)、AKA(Also Known As)なども使われます。CU(See You)、TQ(Thank You)なんてのもありますが、こういう略語はビジネスレターとかではできるだけ使わない方がいいと思います。相手によっては気を悪くされたりすることもあって、ビジネスに影響してはいけませんからね。3月14日オンエアーの曲です。


M1 旅立ち / 松山千春

1977年、松山千春のデビュー曲でした。ファーストアルバム「君のために作ったうた」にも収録されていました。チー様まだ22歳、私は19歳でした。青春まっただ中でしたね~。春は旅立ちの季節、進学や就職で新しい生活が始まる人も多いはずですね。みんな、頑張って!


M2 想い出の水彩画(Water Colors) / Janis Ian

1975年のジャニスのアルバム「愛の回想録(Between The Line)」に収録されたとても美しい曲です。2曲目に入っていた「17才の頃(At Seventeen)」が、昨年ソフトバンクのCMに使われていましたね。青春の1枚といえるアルバムです。


M3 野に咲く花のように / ダ・カーポ

1983年にテレビドラマ「裸の大将放浪記」のテーマ曲として作られた曲です。画家、山下清役は芦屋雁之助さんでした。この曲は、小学校や中学校の音楽の教科書にも掲載されていましたので、学校で歌ったこともあるという方も多いのではないでしょうか。


M4 赤い花白い花 / 赤い鳥

中林三恵さんは現在も群馬県で版画家としてお仕事をされていらっしゃるそうです。子供の頃に口ずさんでいた歌を大学生の時にコーラスで歌われたのが最初だそうです。口づてに広まったこの歌はやがて後藤悦治郎が知ることとなり、赤い鳥の歌として歌われることになりました。素晴らしいうたものがたりですね。

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2015年03月08日

ウイスキー

先日のこと、よく行くバーで別のお客さんがウイスキーを注文されておられました。「ウイスキーは何を?」「ニッカ」というバーテンさんとのやり取りを聞くと、なるほど巷で言われているマッサン効果のウイスキーブームがよくわかります。20代から30数年来のウイスキー党である私にとっては、このブームに便乗したウイスキーの値上げが心配でしたが、予想通り原材料費の高騰を理由に、高級ウイスキーは値上げされるようですね。まあ、高級なスコッチはたまにしか飲まないのでいいのですが・・・。高級ウイスキーは少なくとも熟成に6年以上、長いものだと30年~40年にもなります。ということは、今店頭に並ぶウイスキーは少なくとも6年以上前の原材料を用いたものでしょう。昨今の円安や麦芽の値上がりを理由にウイスキーを値上げするのは便乗値上げといわれても仕方ありませんよね。簡単な算数でわかりますよね。プンプン。
3月7日オンエアーの曲です。


M1 明日があるさ / 坂本 九

1963年のヒット曲です。作詞は青島幸雄、作曲は中村八大です。日本中が未来への希望に満ちた時代ならではの歌だと思いますが、くよくよせずに明日に希望をもって生きよう!というのは、いつの時代にも当てはまる価値観ですよね。


M2 少女 / 五輪真弓

1972年のデビュー曲。デビューアルバムのタイトルも「五輪真弓/少女」でした。この時代にロスアンジェルスで録音され、キャロル・キングも参加したすごいアルバムです。五輪さん自身も和製キャロル・キングと評されました。1980年の「恋人よ」のヒット以降は、和製キャロル・キング感はなくなりましたね~。


M3 ワインレッドの心 / 安全地帯

井上陽水作、安全地帯を世に広めた曲です。「男には飲ませるな」の赤玉パンチのCMに使われていました。冒頭で触れましたウイスキー通の薀蓄も少々やっかいなものですが、ワイン通の方の薀蓄はさらに・・・と、感じるのは私だけでしょうか・・・


M4 仰げば尊し(GRADUATION) / Suzan Osborn

スーザン・オズボーンさんの癒しの歌声は日本ではもうおなじみですよね。車のCMに使われた「浜辺の歌」や長野オリンピックでの「上を向いて歩こう」のほか、この「仰げば尊し」もこの時期には良く聴く機会がありますね。仰げば尊しは、先生を尊び、賛美する歌詞が今の時代に合わないという理由から最近はあまり歌われなくなったそうです。山口瞳の「けっぱり先生」に出てくる猪俣校長が「仰げば尊し」を歌わせなかった理由はもっと謙虚でさわやかな主張だった記憶があります。確かにレミオロメンやいきものがかりも素晴らしい。素晴らしいけれども、「仰げば尊し」の意味は今の時代こそもう一度考えてみてもいいのではないかと思います。

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2015年03月01日

「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」
松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪の句です。梅が咲くころはまだまだ寒い日も多いけれども、梅の花を見るとそこまで来ている春の暖かさを感じる・・・という意味なんでしょうね。
梅にまつわるいろんな格言や言い伝えや熟語がありますが、松竹梅といって仕出し弁当やお寿司の折などの3つの等級を表す言葉がありますが、松は冬でも枝が緑で険しい崖にも生えるので強さを表し、竹はまっすぐ伸びる潔さ、梅は寒さの中でいち早く咲く優しさを表していて、この3つを歳寒三友ともいうそうです。だから本来松が一番上で梅が一番下というようなことはないんですよ。梅よ怒れ!
梅を愛で、暖かな春を待つのはいいのですが、花粉舞う季節でもあります。花粉症は大丈夫ですか?
2月28日オンエアーの曲です。


M1 Lemon Tree / Peter, Pau & Mary

レモンの木には春と秋に白い花が咲きます。とても美しく香りも素晴らしいのですが、そこになる実は酸っぱくてとても食べられたもんじゃない。恋なんてそんなものだよって親父が教えてくれた。ほんまにそーやった(泣)というような歌です。う~ん、なかなか奥深いものがありますなぁ~。


M2 春なのに / 柏原芳恵

1983年に中島みゆきが柏原芳恵に提供した曲で、みゆきさん本人もセルフカバーされています。記念にください、ボタンを一つ・・・、切なく酸っぱい歌詞ですね。青春ですね~。こんな思い出のあるリスナーの方も多いのでしょうね。


M3 美しい星 / 赤い鳥

1973年に赤い鳥の「美しい星」がリリースされました。改めて聴いてみると、赤い鳥というグループはコーラスグループだったんだと再認識しますね。美しい歌です。


M4 ハナミズキ / 一青窈

鼻水からのダジャレでこのような美しい歌を紹介するという、申し訳ないような、この番組らしいような・・・すみませんでした。

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2015年02月22日

ギブソンのトロフィー

またまた錦織選手です。メンフィスオープン3連覇!素晴らしい!かっこいい!と思いますが、それよりも優勝トロフィーがあまりにもかっこ良すぎます。昨年まではギターをかたどったトロフィーだったのですが、今年は何と!本物のギブソンのセミアコでした。ギターを抱く錦織君がかっこ良すぎましたね。メンフィスオープンは大会ロゴがギターのピックをあしらったもので、大会関係者の、ブルースや音楽に対する誇り高さを感じました。アメリカの悲しい歴史ですが、テネシー州など黒人の虐げられた環境から生まれたブルース。これが、英国でロックという音楽を生むことになり、アメリカに逆輸入されて花開き、世界的に今日のロックというジャンルが定着しました。エルビスプレスリーはメンフィス出身、ギブソンの本社はナッシュビルですが、工場がメンフィスにもあるそうです。なるほど・・・。  これと同じことを大阪マラソンのトロフィーに置き換えたら、たこ焼き型のトロフィーとなるのでしょうかね?あんまりかっこ良くないなぁ~。
2月21日オンエアーの曲です。


M1 ユー・メイ・ドリーム / シーナ&ロケッツ

バレンタインデーの2月14日、シーナ&ロケッツのシーナさんの訃報が届きました。61歳はなんぼなんでも早すぎますよね。日本のメンフィス、福岡で結成されたサン・ハウスは、ブルースを得意とするスーパーバンドでした。そのサン・ハウスに在籍した鮎川誠が奥さんのシーナさんをフィーチャーして1978年にデビューしてからずっと日本のロックシーンを支えたと言ってもいいと思います。1979年にリリースされ、日本航空のCMにも使われたのがこの曲「ユー・メイ・ドリーム」でした。シーナさんを偲んでお送りしました。合掌。


M2 出発の歌 / 上条恒彦と六文銭

出発を辞書で引いてみると「しゅっぱつ」としか書かれていません。英語ならstart、departure、leaveなどの単語になります。しかしこの歌のように、音楽や文学の世界では「たびだち」と読むことが多いと思われます。一方、「旅立ち」に該当すると思われる英単語はjourneyでしょうか・・?いずれにしてもこのタイトルは「しゅっぱつのうた」とするよりも「たびだちのうた」とする方が深みが増しますよね。1971年、六文銭との共演でヒットした上条恒彦さんの代表曲です。


M3 ささやかなこの人生 / 風

22才の別れ、あの唄はもう唄わないのですか、に続く風の3枚目のシングルで1976年のリリースでした。イントロのギターリフがかっこいいですが、結構簡単にまねできます。


M4 シンプル / Mr. Children

1999年のミスチル7枚目のアルバム「DISCOVERY」から、タイトル通りのシンプルなサウンドでありながら歌詞は相変わらずシンプルではありません。ついでに、このアルバムの装丁もシンプルではありませんでした。ちなみにバックコーラスの女性は鈴木祥子さんです。

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2015年02月15日

がんばれ宇良君!

関学相撲部の宇良和輝君が木瀬部屋に入門というニュースが大きく報じられていますね。小柄ながらアクロバットのような多彩な技で会場を沸かせる、往年の舞の海関を思わせるような力士です。関学相撲部からは初めての角界入りだそうです。学生相撲ではやはり日大や近大が強く、出身力士も多いですが、関学にはあまり相撲とか格闘技のイメージがありません。私の場合は同じゼミに相撲部の奴がいたので、それなりに相撲部の活躍は知っていましたが、多くの学生は相撲部があることすら知らなかったかもしれません。いずれにせよ、母校出身の選手が活躍するのはうれしい限りです。頑張って欲しいです。いつか、逸ノ城や遠藤を華麗な技で投げ飛ばしてくれる日を楽しみにするとしましょう。
2月14日オンエアーの曲です。


M1 I’ll Be There / Jackson 5

1970年のジャクソン5の全米No.1ヒットでした。ジャクソン5の中でも名曲中の名曲。最高のラブソングですよね。この時のマイケルは12歳。とても可愛い声ですが、12歳にしては少し子供っぽすぎるような気もします。ヴァレンタインデーに愛をこめてお送りしました。


M2 初恋の人に似ている / トワ・エ・モア

トワ・エ・モアとしては、「ある日突然」、「空よ」に続くヒットとなった1970年の曲です。こうしてみると、1970年という年には本当にたくさんの名曲が生まれたんだなぁと思います。


M3 襟裳岬 / 吉田拓郎

作詞、岡本おさみ、作曲、吉田拓郎。1974年に森進一のために作られた曲です。演歌歌手がフォークソングを歌うという当時ではありえないような組み合わせが功を奏し、この年の日本レコード大賞受賞という快挙に至りました。今回、旅物語の岬めぐりのお知らせに続く曲として、「襟裳の春は何もない春です・・」という歌詞はちょっとなぁ~と思いましたが、当時も襟裳の人達からは同様の反感もあったといいます。


M4 赤いハイヒール / 太田裕美

1976年、太田裕美の6枚目のシングルで「木綿のハンカチーフ」に次ぐヒット曲でした。作詞は松本隆、作曲は筒美京平です。当時は穢れのないお嬢様的なキャラだった裕美さんですが、結構マニアックなミュージシャンとの交流もあったり、今は伊勢正三、大野真澄とともに「なごみ~ず」なんてフォークグループで歌ったりされてます。素顔の彼女はとっても気さくで楽しい方です。

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2015年02月08日

びっくりしました!!

台湾の飛行機事故、あの映像はすごいですね。びっくりしました。ちょうどCNNのニュースを観ていて突然あの映像が流れました。一瞬言葉を失いましたが、何度もみるとプロペラが止まっているのが分かります。離陸直後にエンジンが停止したのだと推測しましたし、実際そのようです。あの飛行機はATR-72-600というフランスとイタリアの合弁会社が製造しているプロペラ機で、日本では導入している会社はありません。ところで、飛行機というのはエンジンが止まっても、ある程度の速度で飛行していればすぐに落ちることはないのだそうです。特に、ジェット機に比べてプロペラ機は低速で弱い推力でも効率よく飛べるように揚力が大きく設計されているので、エンジンなしでの滑空能力は高いそうです。しかしそれは、上空で水平飛行している場合のこと。離陸および着陸時はジェット機であれプロペラ機であれ、エンジンが止まれば即落ちます。今回、ギリギリのところで道路や街中を避け、川に向かったのはパイロットの技術なのか偶然なのかわかりませんが、不幸中の幸いだったと思うしかありません。阪神高速空港線を走っていると、伊丹空港に着陸する飛行機が道路のすぐ上に迫ってくることがあり、怖いなぁ~って思いますが、今回の映像はまさにその悪夢が現実になったようで、他人ごとではないような気がしました。
2月7日オンエアーの曲です。


M1 しおさいの詩 / 小椋佳

1971年の小椋佳さんのデビューアルバム「青春~砂漠の少年」の1曲目に収録された曲です。もう45年も前なんですね。このアルバムの最後に入っていた「さらば青春」がやっぱり印象的でした。このアルバム以降毎年アルバムをリリースされた小椋さんですが、ジャケットはおろかその他のメディアにも一切顔は出さないことで有名でした。どんな方なのか知る由もありませんでしたが、初めてNHKホールでコンサートをされたのが1976年ですから、実にアルバム8枚リリース後にようやくお姿を拝見いたしました。このコンサートは生中継され、FMでも同時放送されましたのでエアーチェックしたのを思い出します。


M2 夢で逢えたら / 吉田美奈子

大滝詠一さんの作で、吉田美奈子版が1976年、シリアポール版1977年でした。間に入っているセリフがよく聞き取れないのは、わざとだとしか思えません。ちょっと恥ずかしいようなストレートなセリフになっていますからねぇ。セリフが一番良くわかり、ナイスなカバーは1978年のサーカスのバージョンです。聴いてみてください。


M3 桜 / コブクロ

2005年にリリースされた曲ですが、もともとデビュー前から歌っていたもので、二人にとってはとても思い入れが強い曲だったようです。初めて聴いたのはFM大阪開局35周年記念に万博公園東の広場で開催されたライブFOBでした。あれから10年、桜の季節の定番ソングの一つになりましたね。


M4 100万本のバラ / 加藤登紀子

Dāvāja Māriņaという原曲はラトビア語で、ダバヤ・マーラと発音し、意味は「マーラは与えた」というようです。英語で”Mara Has Presented”と書かれています。ラトビアという小国の悲しい運命を歌った曲です。その後、ロシア語で、情熱的なラブソングの歌詞に変えて歌われました。加藤登紀子さんの歌はこちらの方のカバーです。

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2015年01月31日

仲間たち

青春のうたものがたりのスタッフは総勢10名です。テレビと違ってラジオの場合は、極端な場合ディスクジョッキーとディレクターの二人で放送できたりしますので、この番組はラジオ番組としてはスタッフが多い方に入りますね。10名の中に同じ干支の人が3人いますが、それぞれ一回りづつ離れています。3世代が同じチームの仲間なんですね。パーソナリティーの平山さんを始め、プロデューサー、ディレクター、ミキサー、構成作家、営業担当者、広告代理店の方、そして番組スポンサーであるJTB旅物語のご担当の方が毎週スタジオに集まります。時にはみんなで宴会をしたりもします。そんな仲間の一人、この番組の生みの親でもあるJTB旅物語のご担当の方が、人事異動で博多に転勤されることになりました。音楽を愛し、フォーク世代が落ち着いて聴くことのできる番組というコンセプトで2009年の10月にスタートしてから5年半。本当に素敵な仲間として一緒に仕事してきました。会社員である以上、異動や昇進は当然のことですが、ずっと変わらないのは仲間だということ。新しい職場で、また新しい仲間との仕事が始まると同時に、僕たちの仲間でもあり続けるということ。仲間は世代を超え、立場や距離を超えたつながりなのだと思います。
1月31日オンエアーの曲です。


M1 案山子 / さだまさし

1977年のアルバム「私歌集」にも収録された、美しい曲です。一人離れて暮らす家族を案山子に準え、気遣いを描いています。この歌をもとにしたテレビドラマも放映されました。


M2 いつも通り / シュガー・ベイブ

1975年が初版のアルバム「SONGS」のB面1曲目に収録された大貫妙子さんの作品です。珠玉の名曲が集まったアルバムですが、CD時代にはあまり意識されなくなったアルバムの曲順として、B面の1曲目というのは、優れた文章における起承転結の“転”のような存在です。LPに針を落とすとそのまま片面を聴いていた時代・・・懐かしいですね。


M3 翼をください / 赤い鳥

何も言うことはありません。何度でも聴きたくなりますね。今朝は赤い鳥のバージョンでお送りしました。


M4 Rose / Bette Midler

1979年のアメリカ映画「Rose」の主題歌としてベット・ミドラーが歌い大ヒットしました。主人公のローズはジャニス・ジョプリンをモデルとしていますので、主題歌はもっとロックンロールな感じかと思いきや、こんなバラードナンバーでした。今では世界中の多くの歌手によって歌われるスタンダードとなりました。個人的には、大黒摩季さんが歌うローズが好きです(CDにはなっていません)。

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2015年01月26日

草色のテニスウェア

錦織選手が頑張ってます。ひょっとするとグランドスラム優勝なんてことになったりなんかして・・・。錦織選手は少し前からユニクロとウェア契約してます。彼が着ていた草色のシャツを買おうと思ってネットで調べたら、すべて売り切れでした。う~ん、あのクラスの選手が着るとなると、高い契約金を払っても宣伝効果は抜群ということが良くわかりました。予約できるそうなので予約します。まんまとスポンサーの目論見にはまりましたねぇ~。
1月24日オンエアーの曲です。


M1 冬の散歩道(A Hazy Shade Of Winter) / Simon & Garfunkel

1966年にシングルが発売され、アルバム「ブックエンド」に収録されたS&Gの代表曲の一つですね。テンポが速くロック調の曲で、作られたのは、アルバム「Parsley, Sage, Rosemary and Thyme」と同時期ですから、スカボローフェアのような詩的な静かな曲と対をなすS&Gの魅力の1面ですね。


M2 つぼみ / シモンズ

1971年に発売されたシモンズのファーストアルバム「恋人もいないのに/シモンズの世界」のジャケットをアップしてくれている人がおられましたので、よく見てみると、帯に「可憐なデュエット~シモンズのオリジナル曲が躍動するサニーフォーク」とあります。サニーフォーク・・・ですか。なるほどうまいこと言いますね。可憐でしたねぇ~。可愛かったですねぇ~。


M3 The Very Thought Of You  / 大滝詠一&シリア・ポール

大滝詠一プロデュースのシリア・ポールのアルバム「夢であえたら」に収録されていたジャズのスタンダードナンバーです。最も知られているのはナット・キング・コールの歌だと思います。ちょうどこの頃はダイアトーンポップスベストテンのDJをされていました。土曜日の午後、聴取率が10%を超える番組でした。


M4 あ~よかった / 花花

兵庫県は高砂市出身の二人。1曲目のシモンズのような、可憐な・・・という感じではなかったですが、KIROROと並ぶ人気の女性デュオでした。1999年のこの曲のブレイクで一躍有名になりましたが、2003年に活動休止しました。二人はその後もソロ活動を続けているようです。

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2015年01月18日

災害と20年

阪神淡路大震災から20年が過ぎました。あの年に生まれた子供たちが今年成人式を迎えました。テレビでインタビューされていた新成人たちによると、「震災は歴史の教科書に載っているので知っている」とのことでした。なるほど、もう歴史の1ページなのですね。谷崎潤一郎の小説「細雪」に出てくる昭和13年の阪神大水害は、ちょうど私が生まれる20年前の出来事です。小説で知ったくらいですから、遠い昔の出来事だと思っていました。そう考えると、20年という年月はそういう時間の経過なのかもしれません。あの震災をきっかけに生まれたボランティアや助け合いは、今や当たり前の日本の習慣になりつつあります。震災そのものの実体験はなくとも、そんな精神が今の子供たちにもしっかりと根付いて行くのだとすれば、悲しい災害も価値ある歴史と言えるのかもしれませんね。
1月17日オンエアーの曲です。


M1 翼をください / 紙ふうせん

「大きな歌」という形容がふさわしいのかどうかわかりませんが、多くの人に勇気や元気をくれる歌は確かに存在します。そんな大きな歌の中で最も知られているのがこの歌ではないでしょうか。赤い鳥時代から実に45年。これからも多くの人に愛され、歌い継がれていくであろうこの歌を、災害で不幸にも亡くなってしまった愛する人への鎮魂の意味を込めてお送りしました。


M2  季節の中で / 松山千春

お正月が過ぎると、寒さの中にも春の気配を感じる日もありますね。季節の移り変わりは年齢とともに加速度的に速くなっていくような気がします。季節ごとに感じることは、思い出とともに年々積み重なって行きます。


M3 Never Ending Story / Limahl

1984年の映画ですからもう30年も前なんですね。主題歌は日本でも大ヒットしました。カジャ・グーグーで「君はToo Shy」なんて歌っていたリマールです。ちょうどDuranDuranとかA~haとかと同時代の第2次ブリティッシュインベイジョンといわれた時代でした。


M4 ロードショー /古時計

古時計は大場弘一さんと西田昌弘さんのフォークデュオ。この曲は1976年のデビュー曲でした。当時のロードショーというのは、主要都市だけで公開される新作映画を指す用語でした。大阪なら北野劇場や神戸は新開地の聚楽館など限られた映画館のみで上映されていましたねぇ。今は、あちこちのシネコンでも新作映画がすぐに観れるようになりました。やっぱり映画は映画館で観るのがいいという方も多いようです。

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2015年01月11日

成年

1月第2月曜が成人の日なので、今週は3連休です。お正月明けの1週間は仕事始めやあいさつ回り、新年会などで、お正月の期間になまった体に一気にエンジンがかかるのでこの連休はうれしいですね。2015年の新成人は126万人だそうです。ずっと減少傾向が続いていたのがわずかに増加に転じました。ところで、日本の法律では成年は満20歳となっています(民法4条)。つまり、選挙権、公営ギャンブル、飲酒、喫煙など公法上の行為をなすことができます。また、民法上の法律行為(契約や親権など)も成年に達しないと行うことができません。また、男性は18歳、女性は16歳で婚姻が可能であって、未成年者でも婚姻により青年と同様に扱う成年擬制という法律もあります。ただし、18歳で結婚したからといって煙草を吸ったり酒を飲んだり馬券を買ったりすることはできません。民法上の法律行為が有効になる場合があるというだけです。婚姻だけでなく道路交通法では16歳で二輪車、18歳で自動車の運転免許を取得することができます。現在、公職選挙法や民法を改正して18歳を成人とすることが検討されています。賛否はあると思いますが、自分の学生時代を考えてみますと、大学生となったのを境に、親や世間からは実質的に大人として扱われていたように思います。車を運転し、煙草を吸いながら酒を飲み、週末は仁川の競馬場に出入りしていました。これ、本来は法律違反なんですが、当たり前のような学生の姿でしたよね。今はどうか知りませんが、18歳というのが日本では一つの節目、子供と大人の境目のような気がします。ま、どっちでもいいですが、新成人たちには成人式で酒を飲んで騒ぐような子供じみたことは馬鹿馬鹿しいと思う大人になって欲しいと思います。
1月10日オンエアーの曲です。


M1 神田川 / かぐや姫

1973年の「かぐや姫さぁーど」収録曲でシングルバージョンもリリースされました。作詞の喜多条忠で、本人の青春時代の自伝的な歌詞となっています。昭和を代表する歌に数えられ、中野区末広橋には神田川の歌碑が建立されているそうです。同じ年の紅白歌合戦で、2番の歌詞、24色のクレパスがサクラクレパスの商標であったためNHKからクレヨンに変えろと言われて、出演を拒否したのは有名な逸話ですね。


M2 雪 / 猫

1972年の猫の2枚目のシングルでした。吉田拓郎がプロデュースし、作詞作曲も拓郎さんです。デビュー以前には拓郎のバックバンドもやっていましたので、とても自然にフォーク界に現れ、あっという間に解散した日本のカレッジフォークバンドでした。


M3 三線の花 / ビギン

「恋しくて」でデビューして以降、故郷への回帰路線に変わってからのビギンは、今の沖縄ポップスをメジャーに押し上げたと言っても過言ではありません。特に「涙そうそう」、「島人の宝」、「三線の花」は人気が高く、今では三線という楽器もポピュラーになりました。


M4 いま生きているということ / 小室等

1990年リリースの小室等さんのアルバムからアルバムタイトルになった曲です。作詞は谷川俊太郎、というよりも谷川俊太郎の「生きる」という詩に曲をつけたという方がふさわしいのですが、生きることの意味を失いそうになる時、長く生きていればそんな時もありますが、そんな時に読み解きたい詩なのですね。長い長い曲なので全部放送できなくてすみませんでした。

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2015年01月05日

あけました!2015年!

明けましておめでとうございます。
本年も、平山泰代およびスタッフ一同、皆様にホッコリしていただける番組をお届けできるよう精進する所存でございますので、何卒、ご贔屓賜りますよう、隅から隅までずずずぃ~っとよろしくお頼み申し上げまする~。
というわけで、今年も青春のうたものがたりを可愛がってやってください。番組がスタートして足かけ6年になります。今年もみなさんと一緒に青春の1ページを美しく彩って行きましょう。よろしくお願いします。
2015年新年最初のオンエアーの曲です。


M1 虹 / 紙ふうせん

紙ふうせんのライブでは必ず歌われる曲です。世界の平和と子供たちの未来へのお二人の想いが込められています。虹が探している・・・。虹を探すのではなく、虹が探している。何か大きな力はいつも子供たちの未来を照らそうとしている。そんな世界であってほしい・・・そんな詩です。
平和な世界である2015年を祈願して今年の1曲目にお聴きいただきました。


M2 青春の影 / チューリップ

1974年にリリースされたチューリップの初のバラードナンバーでした。歌われている歌詞は、切なくもあり清々しくもある、ちょっと複雑な感じですね。


M3 白い鳥に乗って / はしだのりひことシューベルツ

1969年、シューベルツの「風」に続くシングル。作詞は北山修、作曲は杉田二郎で、杉田二郎さんがリードボーカルを担当されていました。「戦争を知らない子供たち」が翌年の大阪万博で歌われた頃です。二郎さんの声も若いですねぇ~。


M4 夢のカリフォルニア (California Dreamin’/ Mamas&Papas)

1965年の曲です。エバーグリーンナンバーとして愛聴され続けています。寒い冬に暖かいカリフォルニアを夢見るという曲です。クリスマスのシーズンに歌われる「ホワイトクリスマス」や「ザ・クリスマスソング」が、暑い夏に美しい雪景色や、暖炉を夢見て書かれたのと反対なんですね。

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2014年12月28日

有馬記念も終わりました

今年の有馬記念はジェンティルドンナ最後のレースに勝って、有終の美を飾りました。有馬記念を見ると、今年も終わりだなという実感が湧いてきます。この馬の父は、かの名馬ディープインパクト。ディープのそうでしたが、有馬記念を勝って引退という例は、ほかにもあります。素人の考えですが、まだまだ走れるのになぜ引退?って思ってしまいます。特に強い馬の方が引退が早いような気がします。いろいろな事情もあるのでしょうが、馬はもっと走りたいと思っているのではないでしょうか。そこのところは馬になったことがないので何とも言えませんが、5歳牝馬の最終レースでの優勝で、2014年、午年の競馬は終了しました。
12月27日オンエアーの曲です。


M1  Snow Again / 森高千里

1997年の曲ですから、もうそんなになるのか・・・と、感じてしまいますね。チョコレートのCMに使われていました。顎関節症という顎が痛くて大変な病期の後、阪神大震災のチャリティーライブの時に神戸でお会いしました。元気そうで安心したのですが、その時ライブに参加していたのが江口洋介さんでした。2年後に結婚されました・・・。今はもうママドルというには昔のまま、スタイル良すぎです。


M2 ホームにて / 中島みゆき

1977年のアルバム「あ・り・が・と・う」に収録され、後に「わかれうた」のB面となりました。みゆきファンの間ではとても人気が高い曲ですね。JRのCMにも使われました。水色の電車と歌われていますから、これは夜に出発するブルートレインなのでしょうね。今はもう見れなくなりました。


M3 Country Road / Olivia Newton John

故郷に帰りたいという邦題です。オリジナルはジョン・デンバーで、こちらも大ヒットしましたが、オリビアのバージョンは1974年のアルバムLet Me Be Thereに収録されました。日本ではこちらの方が有名かもしれません。


M4 ロマンス / ガロ

2014年も終わりに近づいてから、訃報が相次ぎました。高倉健さん菅原文太さんに続いて、僕らの世代にはとても残念な知らせでした。ガロのマークこと堀内護さんも亡くなられました。昨年後半ごろからはMark From GAROとしてガロ時代の曲をソロでリリースされていて、機会があればぜひ番組の公録のゲストに、とも思っていました。ご冥福をお祈りします。マークの作品「ロマンス」を今年最後の曲としてお送りしました。

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2014年12月22日

冬のスポーツ

さて、今年ももう残りわずかです。寒い日が続きましたので運動不足な今日この頃です。ウインタースポーツやマラソンなどを除けばスポーツはほとんどがシーズンオフ。野球もゴルフも春までお休みです。でもそれはプロの話。アマチュアの世界では好きな人は好きなもんで、雨降りだろうが雪だろうがゴルフ場に出かける人はたくさんいらっしゃいますね。この季節の気圧配置はまだ移動性でして、天気は毎日のように変わります。ですから、☀☀☂☀☁みたいな感じが多く、この1日だけの雨や雪にあたると、ついてないな・・とか、雨男、雨女なんてことを言って天気を人のせいにしたりします。この雨男雨女、全く根拠はありませんが、何かすると雨や雪が降るって人が周りにいませんか。英語でRain Bringerなんていいますが、こういう人は話題に事欠かない、結構‘当たり’の人生を歩む人なのかもしれないなぁ~なんて思ったりする年の瀬です。
12月20日オンエアーの曲です。


M1 白い恋人達 / 桑田 佳祐

2001年の曲で、冬の定番ソングになりましたね。この曲は、北海道のお菓子からインスパイアされたのではなく、1968年のフランスはグルノーブルで開催された第10回冬季オリンピックの記録映画「白い恋人たち」にインスパイアされたとのことです。クロードル・ルーシュ監督、音楽はフランシス・レイ。当時のフランス映画を代表する巨匠の作品は、単なる記録映画の域を超えた素晴らしい映画として後世に大きな影響を残したのでした。


M2 I Love You / 尾崎豊

1983年の尾崎豊のファーストアルバム「17才の地図」に収録されたのが最初です。ドラマ「北の国から」で使われたのは、最初のシリーズが終了した後のロングタームのシリーズに入ってから。1987年の「初恋」という副題の作品でした。I Love Youと言い切ってしまうところが潔いと思いますね。


M3 虹と雪のバラード /トワ・エ・モア

M1で触れました冬季オリンピックのグルノーブル大会に続く1972年の開催地は札幌。アジア初の東京オリンピックに続くアジア初の冬季オリンピックでした。その札幌オリンピックのテーマ曲になったのがこの曲でした。作曲は村井邦彦。2年前1970年の大阪万博の時は、「世界の国からこんにちは」とか「万博音頭」とかそういう感じだったのが、フォークグループ、トワ・エ・モアが歌うバラードというのが本当に新鮮でした。日本の音楽の夜明けのような気がしました(少し大げさでした)。


M4 孤独なランナー(Running on Empty) / Jackson Brown

1977年リリースのジャクソン・ブラウンのライブアルバムから、タイトルチューンです。いわゆるコンサートを記録したライブ盤ではなく、収録曲がスタジオ以外の場所でのライブ録音と言った趣のアルバムで、こういったアルバムでは空前の大ヒットとなりました。1曲目のこの曲と、何といっても最後の曲「Stay」。これにつきますねぇ~。最高ですねぇ~。青春が蘇りますねぇ~。

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2014年12月15日

忙しいのはなぜ

皆様お忙しい師走をお過ごしでしょうか。別に何がどうしたというわけではないのですが、なんか忙しいですね。というわけで、いきなり曲目紹介です(笑)
12月13日オンエアーの曲です。

M1 幸せの黄色いリボン / DAWN

1973年の全米全英No.1ヒット。日本でも流行りましたね。この曲の元ネタであるアメリカの伝承のお話があります。婚約者に、「僕が出てきて、もしもまだ待ってくれているなら庭のオークの木に黄色いリボンをつけておいてくれ」と言い残して服役した男が、出所して彼女の家の近くで行こうかどうか迷っている・・・そんな話です。高倉健さん主演の映画「幸せの黄色いハンカチ」の原話です。


M2 想い出が多すぎて / 髙木麻早

1973年の髙木麻早さんの代表曲です。一人ぼっちの部屋でも好きという方が多いと思います。 この時代はヤマハのポプコン出身が大活躍しました。髙木麻早さんは、1980年代半ばから活動を休止されていましたが、今また再開されているようです。


M3 風と落ち葉と旅人 / チューインガム

松田マミと松田ミカの姉妹は豊中出身。この当時マミちゃんは中学生、ミカちゃんはまだ小学生でした。父上の松田松田篝さんは、葛城ユキの「木曽は山の中」を作った方、叔父上は先日音楽生活60周年を迎えられたジャズピアニストの大塚善章さんです。今は二人とも海外で生活されているらしいです。ラジオ関西のステーションテーマ「海の見える放送局」は今も使われています。


M4 さよならの夏 ~コクリコ坂から~/ 手島葵

ジブリの映画では手島葵が歌いました。オリジナルは1976年にテレビドラマで放映された「コクリコ坂から」で、こちらは森山良子さんが歌いました。コクリコというのはフランス語でヒナゲシを指します(coquelicot)、映画の英語版タイトルはFrom Up On Poppy Hillですが、Poppyはケシ。ちょっと危ないクスリの原料だったりしますが・・・・

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2014年12月08日

燃料電池車

水素を燃やしてエンジンを動かし、排出は水のみという燃料電池車がいよいよ本格的に普及していきそうです。この燃料電池車や太陽光発電などのいわゆる‘エコ’と言われるエネルギーシステムが今になって急速に注目されていますが、石油や石炭という資源には限りがあるという当たり前の事実を見ないようにし、廃炉という難題を先送りにしたまま原子力を利用して来た人類が、ようやくその間違いに気づいたような気がします。そもそも人類が、暖をとったり料理をしたりというエネルギー産生に‘燃焼’という手段を発見しなければ、つまり太古の祖先が最初から太陽光やその他の燃焼(酸化)を伴わない手段を選んで今日に至っていれば、どんな世の中になっていただろうと思ったりします。急激に寒くなった12月。できるだけ日当たりを良くしてエネルギーを節約しようと思っています。
12月6日オンエアーの曲です。


M1 思い出の赤いヤッケ / 高石ともや

慶應義塾大学山岳部の菊池平三郎作詞、三沢聖彦作曲の歌で、高石ともやさんがスキー場でバイトされていた頃にそこの主人から教えられたのだそうです。季節外れとまでは行かないまでも、思わぬ大雪に大変なことになっている地域もあるようですが、スキー場関係者にとってはありがたい寒波なのではないでしょうか。


M2 最後の春休み / 松任谷由実

1979年の曲で、ハイ・ファイ・セットが歌いました。ユーミン自身は、アルバム「OLIVE」で歌っていました。春休みというのは宿題もなく、新学期や新生活が楽しみな時期。一番解放感に浸れる大好きな休みでした。


M3  Here Comes The Sun / The Beatles

1969年「アビー・ロード」の1曲。ジョージ・ハリソン作の美しいナンバーです。ジョージが亡くなってもう13年が経ちました。そして今日(12月8日)は、ジョン・レノンの命日ですね。


M4 私のハートはストップモーション / 桑江知子

1979年桑江知子さんのデビュー曲であり最大のヒット曲でした。ポーラ化粧品のCMソングでした。化粧品のCMからヒットするケースが多かった時代です。春の予感(南沙織)、不思議なピーチパイ(竹内まりや)、燃えろいい女(ツイスト)、時間よとまれ(矢沢永吉)・・・なども同時代です。ちなみにこの頃のポーラ化粧品と言えば「ポーラ奥様劇場」という昼ドラがあったのを覚えています。

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2014年11月29日

美しい季節

街路樹や公園の木々も赤や黄色や茶色に色づき、1年で最も美しい季節になりましたね。これも束の間、すぐに葉は落ちあっという間に冬景色になります。来週はもう師走。早いものですね、1年って。ただでさえ慌ただしい季節に衆議院議員選挙なんてあったりする2014年の初冬。風邪などひかないようにお元気でお過ごしくださいね。
11月22日と29日オンエアーの曲です。

11月22日

M1 それぞれの秋 / アリス

1980年のアリスの曲です。ちょっと歌詞の設定が暗いです。谷村新司さんは長く深夜ラジオのパーソナリティーもされていましたが、そのキャラと歌のイメージが合わないところがまた面白かったりします。これは、中島みゆきさんとか松山千春さんにも同じような側面がありましたよね。


M2 海岸通り / イルカ

1979年、伊勢正三の作品のカバーですね。イルカはこの曲の他にも「なごり雪」、「雨の物語」など、正やんの曲のカバー曲が多かったですね。


M3 恋の終列車 (Last Train to Clarksville)/ Monkees

1966年のモンキーズのデビュー曲です。全米でNo.1ヒットとなりました。原題を訳すと「クラークスビル行の最終列車」ですね。テネシー州の第5の都市クラークスビルには空軍基地があり、折しもベトナム戦争真只中の時代。ベトナムへ駆り出される彼の下を訪ねる恋人を歌っています。陽気なメロディーとは裏腹に、生きて帰れるかどうかという少し悲しい歌詞も入っています。


M4 さよなら / オフコース

1979年、オフコース初のミリオンヒットを記録した曲です。こんな男心を抱いたのはもう遠い昔のこと・・・でしょうか。この番組のリスナーのみなさんにとっては(笑)


11月29日

M1 YA YA~あの時代を忘れない / サザンオールスターズ

1982年のサザンオールスターズのヒット曲でした。匂艶ザナイトクラブやボディスペシャルⅡなど、賑やかな曲が多かったサザン全盛時代のバラードナンバーで、いとしのエリーと並ぶ人気曲かもしれませんね。


M2 悲しき天使(Those were the days) / Mary Hopkin

1968年、アップルレコードから発売されたこの曲は世界的に大ヒットとなり、スペイン語やイタリア語バージョンもありました。ポールマッカートニープロデュースで、Goog-Byeやケ・セラ・セラと立て続けにヒットを飛ばした英国の歌姫ももう64歳。今も歌手として活動されているのでしょうかね。


M3 コーヒールンバ / 井上陽水

ベネズエラのウーゴ・ブランコという人がアルパというハープのような楽器で演奏したのがオリジナルです。日本では、西田佐知子さんの歌が良く知られています。同時代にはザ・ピーナッツも歌っていました。井上陽水のバージョンは2001年です。

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2014年11月16日

冬晴れ

この週末は秋晴れというより冬晴れと言った方がふさわしいようなお天気でしたね。澄んだ冷たい空気をいっぱい吸い込むと、体の中がとてもきれいになるような気がします。みなさん、風邪ひかないように青春な毎日をお過ごしください。
11月15日オンエアーの曲です。

M1 Up Up And Away (ビートでジャンプ) / The Fifth Dimension

1967年、アメリカの航空会社のCMに使われて大ヒットしました。彼らの最大のヒットはアクエリアス~輝く星座ですが、女性2名男性3名のコーラスは赤い鳥と同じです。ピタッと決まればとってもカッコイイです。


M2 誰のために / 赤い鳥

赤い鳥初期の曲です。赤い鳥ファンの間ではとても人気のある曲です。歌詞が少し可愛らしいですが、カントリー調の編曲がいいですよね。


M3 IT’s A Beautiful Day / ピチカートファイブ

1997年の曲です。渋谷系と言われるポップなサウンドも定着してきた頃です。野宮真貴さんのささやくようなヴォーカルと、オードリーヘップバーンかトゥイギーかと思わせるファニーなルックスに世の男性の価値観も変わってしまいました。

M4 風に吹かれて /ピーター・ポール&マリー

後藤悦治郎さんをお迎えしてお送りしました。こうやって改めて聴くと素晴らしい歌詞ですよね。

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2014年11月09日

恐ろしいウイルス

エボラウイルスが世界中を恐怖に巻き込んでいます。まるで映画「アウトブレイク」の世界のようです。恐ろしいです。昔、スティーブマックイーン主演で「人食いアメーバの恐怖」とかいうのもありましたが、あの時代のあの世界はまだありえない空想の世界でした。ちょっと笑えたりもしました。でも、今回は映画がそのまま現実になったようで笑えません。炭疽菌やHIV、インフルエンザ・・・世に存在するウイルスの中で、何をもって最強とするかにもよりますが、感染者の高致死率、治療法が未解明という点では、現在のところエボラウイルスが最も恐ろしいウイルスということになります。ヒトをホスト(宿主)とする点、感染力の強さ、ウイルスという生物と非生物の中間に位置する物質は、人類の歴史の中で人類の淘汰に貢献してきたという学説もあるようですが、そんなものにコントロールされたくないですよね。ウイルスの発生とワクチンや抗生物質の開発。このイタチゴッコは永遠に続いて行くのでしょう。医学の進歩がウイルスをこの世からなくす日は来るのでしょうか。
11月8日のオンエアー曲です。


M1 若者たち / 森山直太朗

オリジナルのドラマは1966年ですから、僕はまだ小学生でした。でも、このドラマは良く覚えています。2014年のリメイク版に合わせて衛星放送でオルジナル版が放送されていましたので、懐かしく観ていました。主題歌のオリジナルはブロードサイドフォー。黒パンこと黒澤久雄さん率いる4人組でしたが「若者たち」のヒットだけで解散しました。このリメイク版での主題歌ですが、森山直太朗さんというのはピッタリな人選ではないかと思いました。何といっても名曲ですもんね。


M2 落陽 / 吉田拓郎

1973年の「たくろうライブ’73」、懐かしいですね。拓郎ファンなら誰もが擦り切れるほど聴いたレコードでした。春だったね、マークⅡ、都万の秋、野の仏などと並び、特に印象深い曲がこの落陽でした。苫小牧発仙台行きフェリーは太平洋フェリーのことで、今も一日1便運航されています。夜7時に苫小牧を出港して翌日の朝10時に仙台に到着するようです。いつか乗船してみたいです。


M3 ほほにかかる涙 / ボビー・ソロ

1964年、サンレモ音楽祭で入賞しイタリア初のミリオンセラーとなった曲です。この当時、甘いマスクの青年だったボビー・ソロは後もヒットを続け、年を重ねてその風貌はいわゆるイタリアの悪おやじになって今でもかっこいいです。会うたことないですが・・・


M4 アヴェ・マリア / カーペンターズ

1978年のカーペンターズのアルバム「クリスマスポートレイト」から最後に収録されたアヴェ・マリアです。ご存知の通りアヴェ・マリアにはシューベルトとグノーの2つのバージョンがありますが、当初、両方共収録される予定だったのだそうですが、時間がなくグノーのみになったとWikiには書かれていました。もう、そんな季節ですね。クリスマスアルバムとしては最高の1枚ですよ。

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2014年11月02日

麦の唄

NHK朝の連ドラ「まっさん」の主題歌は中島みゆきの「麦の唄」という曲です。連ドラの主題歌は名曲が多く、竹内まりや、山下達郎、松任谷由実、ドリカム、井上陽水、いきものがかり、絢香、原由子・・・大勢の著名アーティストが歌っています。フォークの世界の人が歌った中で私が覚えている最も古いのは、本田路津子さんの「耳をすましてごらん」(藍より青く1972年)で、赤い鳥もその後「風は旅人」(北の家族 1973年)を歌っていました。中島みゆきさんは今回が初めてですね。彼女の歌には“凄み”があって朝には馴染まないようなイメージがあるからでしょうか。それでも素晴らしい歌に仕上がっていますね。さすがです。
11月1日オンエアーの曲です。


M1 学生街の喫茶店 / ガロ

1972年ガロのセカンドシングルで大ヒットしました。特にモデルになった喫茶店はどこか知りませんが、学生時代の思い出には人それぞれの学生街の喫茶店があるのでしょうね。私の場合は、関学正門前にあった「みちくさ」という喫茶店が思い出深いですね。卒業間近に記念に欲しいともらってきた赤い透明な灰皿は今も持っています。


M2 街の灯り / 堺正章

ドラマ「時間ですよ」の劇中歌でした。同じシリーズではもう1曲、浅田美代子の「赤い風船」がありましたね。この美代ちゃんをまねてよく歌ったものです。わざと下手に歌うのって結構難しいものでした。


M3 オリーブの午后 / 大滝詠一

1982年「Niagara Triangle Vol.2」に収録されていた曲です。結構渋めの曲ですが、名曲と絶賛するファンも多いですね。


M4 青春の光と影(Both Sides Now) / Judi Collins

Joni Mitchelの代表曲の一つですが、映画にも使われ、世界的にヒットしたのはこのJudi Collinsのバージョンでしたね。

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2014年10月26日

リクエスト

10月25日は「リクエストの日」なんだそうです。1936年10月25日にドイツ放送が初めてラジオのリクエストに応えて放送したのだそうです。どうでもいいような記念日ですが、我々ラジオ関係者にはリクエストはとても大切です。今や、FMラジオではリクエストがないと成り立たないような番組が多いですね。青春のうたものがたりも皆さんからのリクエストとメッセージで内容が決まります。早いもので、思い出メッセージやリクエストをいただきながらもう5年以上になります。これからも楽しいメッセージをたくさんお待ちしています。
10月25日オンエアーの曲です。


M1 秋桜 / コスモス

1977年の山口百恵のヒット曲でした。もう何も言うことはない永遠の名曲ですね。この時期最もたくさんリクエストをいただく曲でもあります。


M2 地下鉄に乗って / 猫

1973年の曲です。早稲田大学のフォークサークルで結成された猫。後に伊勢正三と「風」を結成した大久保一久も在籍していました。75年に解散しましたが、約10年前に本格的に再結成され、今も活動は続いています。猫としては、雪、各駅停車、そしてこの曲地下鉄に乗っての3曲が代表ナンバーということになります。


M3 ジュピター / 平原綾香

平原綾香のデビュー曲です。ホルストの組曲「惑星」から「木星」のメロディーに吉元由美さんが詞をつけたものです。平原さんはその後も「My Classic」というアルバムでクラシックの楽曲に詞をつけた歌など、低音が素晴らしい彼女ならではの世界を創り上げました。


M4 Scarborough Fair / Simon & Garfunkel

中世の英国の市、スカーバラを歌った伝承歌です。1967年にサイモン&ガーファンクルによって歌われ、世界的に有名になりました。パセリ、セージ、ローズマリー、タイムと、ハーブの葉が繰り返し歌われます

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2014年10月19日

まさかの4連勝

セリーグのCSファイナルは、阪神タイガースの4連勝であっさり終わりました。阪神ファン(FBの友達中心)の中ではいろいろな反応があります。中でも多いのは、阪神らしくない、3連勝3連敗がタイガースの持ち味なんて言う人もいたりします。勝ってほしいと思いつつ、タイガースらしさも見たかったという点では私も同様でした。この、タイガースらしさって何なんでしょうか?関西風味でオチが付くところだったり、一生懸命とか根性とかあきらめないとかが最も似合わない阪神間の土地柄だったりするのでしょうか。ともあれ、9年ぶりの日本シリーズ進出で、関西は盛り上がること間違いありません。ストレート負けというオチも十分タイガースらしいとは言わず、一生懸命応援したいものです。
10月18日オンエアーの曲です。


M1  ひこうき雲 / 荒井由実

1973年のユーミンのデビューアルバムのタイトル曲です。最近は、映画「風立ちぬ」で使われてまた注目されたりもしました。秋の空は高く澄んで飛行機の航跡もくっきり美しいものですが、天候が変わりやすい季節になぞらえて、「女心と秋の空」なんてことわざもありますね。変わりやすいのは熱しやすく冷めやすいということでしょうか?それなら女性よりも男性の方がその傾向が強いように思いますが、いかがでしょうか。


M2 I'd Really Love To See You Tonight(秋風の恋)/England Dan & John Ford Coley

1976年秋にリリースされてヒットしたいわゆるAORですね。原題にも歌詞にも秋は出てきません。秋のリリースなのでこういう邦題を日本のレコード会社が付けました。でも、日本では秋に聴きたいナンバーとして定着しているのでそれでいいと思います。ほんと、懐かしいです。


M3 クリスマス・イブ / 山下達郎

1983年の曲ですから、もう30年も前なのですね。これを聴かないとクリスマスはやってこないくらいの定番になりました。もう、そんな季節ですか・・・


M4 街 / 高石ともや

京都を歌いながらも、京都という言葉が一度も出てこないのがすごいです。ご本人によると、永六輔さんに言われてそういう風に作ったのだそうです。永さんは、いい歌だとおっしゃったそうです。いい歌ですね。去年の琵琶湖での公開録音の時に、語るように歌われたのが印象的でした。

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2014年10月11日

毎週の台風

先週に続き、今週も台風襲来の週末ですね。7月以降ほとんど毎月、台風です。せっかくの3連休なのにうんざりですよね。今回の台風19号は現在(11日午後)930hPaとかなり強烈です。このhPaとはヘクトパスカルという単位です。その昔、昭和30年代の伊勢湾台風などの頃はミリバールという単位で呼ばれていました。数字との関係では同じ単位ですが、国際単位系(SI)の統一でミリバールが廃止され、世界的にヘクトパスカルに統一されたためです。ヘクトとは100倍を表し、他にはヘクタール(100アール)のみが使用されています。単位というのは多くの場合1000倍あるいは1000分の1ごとに区切られるのが普通です。パソコンのHD用量なんかもそうですよね。メガバイト、ギガバイト、テラバイト、すべて1000倍です。ちなみに、FM大阪も開局当時は85.1MHz(メガヘルツ)ではなく、85.1Mc(メガサイクル)でした。これは、日本での改正計量法(1972年)に伴って変わったものです。1秒間に100万回振動する電磁波で音が伝わるわけです。だから、高音質なんですね。
そんな高音質の85.1MHzでお送りしている10月11日の青春のうたものがたりの曲目です。


M1 冬が来る前に / 紙ふうせん

1977年に発表された紙ふうせんの代表的なナンバー。作詞は後藤悦治郎さん。作曲は「うらさん」ことベースの浦野直さんです。リサイタルや公録でベースを弾いているあの方です。紙ふうせん40周年記念リサイタルは10月24日(金)兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールです。楽しみですなぁ~。


M2 If / Bread

1971年に全米4位となった有名なバラードの名曲ですね。全編に流れる、ボヨヨ~ンというキーボードのエフェクトが印象的です。


M3 夢見る想い / ジリオラ・ティンクエッティー

non ho létá~と歌ってしまいます。日本でも1960年代にヒットしました。竹内まりやさんがアルバム「Long Time Favorite」の中でカヴァーされたバージョンをお送りしました。


M4 未来へ / Kiroro

現在はたまに歌う程度で、ママ業に忙しいkiroroのお二人が1998年にリリースしたセカンドシングルでした。この調子で、ゆっくりゆったり気の向くまま・・・な沖縄時間のような活動がこれからも長く続くのでしょうね。

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2014年10月05日

香港

香港で民主化運動の機運が盛り上がっています。運動の経緯や詳細は置いときまして、そもそも香港とはどういう地域なのか、みんななんとなく知っているようで知らないのではないかと思います。香港はかつて英国の借款地で、華やかなイメージがありましたよね。マカオもそうです。この2つの国(かつての)は、1990年代に中国に返還されましたが、いきなり中国の行政下で治めるのは無理との判断から、特別行政区として独自の法律や行政府が敷かれています。この特別行政区という主体は日本にはありませんが、特別区という自治体が存在します。現在では東京23区がそうです。市町村とは異なる行政が行われています。大阪都構想は、東京23区と同様に大阪でも特別区を置こうという発想から来ています。大都市ではメリットが大きいと考えられるからです。いずれにしても、香港はかつて日本の観光客が多く訪れた場所です。そんな日本との関係が良い方向に向かうような形で決着してほしいですね。ちなみに、芸人のホンコンさんはもともと「ホンコン・マカオ」という漫才コンビの名前が由来です。
10月4日のオンエアー曲です。


M1 秋の気配 / オフ・コース

1977年の曲です。この時には、小田和正、鈴木康博の二人が正式メンバーで、清水仁と大間ジローは参加ミュージシャンでありました。この季節にはリクエストを多くいただきます。オフコース初期の名曲ですね。


M2 アザミ嬢のララバイ / 中島みゆき

中島みゆきさんの記念すべきデビュー曲です。続く「時代」がポプコングランプリだったこともあって、時代がデビュー曲だと思っている人も多いかもしれませんね。なんだか暗~くて、地味で、迫力のある人だなと思っていましたが、オールナイトニッポンが始まってそのギャップに驚いたものです。


M3 足寄より / 松山千春

デビューアルバム「君のために作った歌」に収録された名曲ですね。後に、自伝小説「旅立ち~足寄より」が出版され、映画にもなりました。足寄町にはかつて北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線という列車が走っていましたが、現在は廃線になって鉄道はありません。


M4 SACHIKO(サンババージョン) / ばんばひろふみ

おととし、2012年10月に「メイドイン京都」というアルバムをリリースされ、この番組の公開録音にも来てくださいました。このアルバムの中に収録されたサチコのニューバージョンはサンバテイストでした。マツケンサンバにちなみ、青春のうたものがたり版サンバをお送りしました。

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2014年09月28日

九里よりうまい?

秋の味覚がそろそろ旬です。マツタケはもう丹波産は口に入らなくなって久しいですが、黒豆や栗はもう間もなく店先に並びます。ところで、サツマイモも秋が旬ということで、「栗よりうまい十三里」などといいます。秋の甘味としては栗の方が格上だったその昔、焼き芋屋さんが考えたそうで、13里とは、「九里四里うまい十三里」という足し算になっているんですね。なかなかの名コピーですね。
9月最終週のオンエアー曲です。


M1 今はもう誰も / アリス

1975年、アリスが歌ってヒットしました。オリジナルは京都の学生バンド、ウッディ・ウーが1969年にリリースしました。テンポよく伸びやかに歌えるので、カラオケでも良く歌われていることでしょう。


M2 ケンとメリー~愛と風のように / BUZZ

1972年、日産スカイラインの3代目、いわゆるケンメリといわれた名車のCMに使われてヒットしました。今でこそエコカーが主流で、F1までもが電気自動車になる時代ですが、70年代の小僧たちにはやっぱりスポーツカーが憧れでした。トヨタではセリカとかカローラレビンとかの軽量でフットワークの軽い車が売りで、日産は6気筒のパワフルなエンジンがコンセプトでした。中でもS20型というエンジンは、フェアレディ―Z432、スカイラインGTRに搭載され、他の追随を許さない貫録がありました。いや~懐かしいですなぁ。


M3 Winter Wonderland / Carpenters

一足早くクリスマス気分を味わっていただきました。この秋が過ぎ、街がクリスマスムードに包まれるのももうすぐですよ。


M4 キャンディー / 原田真二

キャンディーとは飴のこと。覚えている限りでは、初めてキャンディーという名称が付けられたのはアイスキャンデー(これはキャンディーではなくキャンデーだった)以外には、不二家のペロペロキャンディーが最初ではないかと思います。甘いお菓子=可愛い女性という図式もあり、1960年代にフランス、アメリカ、日本で発禁となった「Candy」という小説もありました。原田真二が1977年にリリースした、ティーンズブルースに続くセカンドシングルでした。

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2014年09月21日

彼岸花

稲刈りが進む田んぼの畔に彼岸花がたくさん見られる季節になりました。彼岸花は日本では不吉な花とされることが多いようですが、この花は有毒性で、それ故に農作物の被害を防ぐため、田んぼの畔や、昔は土葬であった墓地を野生の動物が掘り返すことがないようにと墓地に植えられたのだそうです、そういう意味では、人間の生活に役立っている植物と言えます。それを不吉だなんだと言われたのでは彼岸花もいい迷惑ですね。彼岸花の花が落ち、田んぼの稲も刈り取られ、本格的な秋から冬へ向かう季節も間近ですね。
9月20日オンエアーの曲です。


M1 Hello My Friend / 松任谷由実

1994年のアルバム「The Dancing Sun」から、「春よ来い」に次ぐヒットとなった曲です。ドラマ「君がいた夏」の主題歌としてアルバムに先行してシングルバージョンがリリースされました。


M2 20歳のめぐり逢い / シグナル

浅見昭男さん、田村功夫さん、住出勝則さんの3人組だったシグナルの1995年のヒット曲でした。ヒット曲という意味ではシグナルとしてはこの1曲のみです。浅見さんは、声優、アニソンの女王、堀江美都子さんの事務所の社長さんで、住出さんはギタリストとして今もご活躍です。田村さんは以前、キティレコードのプロモーターとして音楽業界でご活躍でした。今はどうされているのでしょうかね。


M3 追伸 / グレープ

1974年のグレープの曲。秋にヒットしましたが、同じ年の春に「精霊流し」がヒットし、メジャーになった第2弾といった感じでした。だいたいグレープの曲は春と秋にヒットする傾向がありました。多分その曲調から、なんとなく人恋しいような、もの悲しいような季節にピッタリというのは考えすぎでしょうか。


M4 Georgy Girl / The Sheekers

1962年にオーストラリアのメルボルンで結成された4人組(女性1+男性3)で、その後英国を中心に活躍しました。この曲「Gerogy Girl」は1966年の同名タイトルの英国映画の主題歌として全英、全米でヒットしました。ビートルズ全盛時代の英国で、アコースティックな編成だった彼らはフォーク、ジャズ、カントリーなどを愛するファンから支持されたようです。もともとは男性4人組のブラザーズフォーのようなバンドだったそうですが、1名脱退したため女性のジュディス・ダラムが加入した経緯があります。

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2014年09月14日

イネ科アレルギー

花粉症と言いますと3月~4月ごろのスギ花粉、それに続くヒノキ花粉が代表的ですが、この季節、というよりも年中を通じてかかる可能性があるのがイネ科アレルギーだそうです。この季節ですと、水田には稲穂が育っていますし、ススキや麦もイネ科の植物です。突然のくしゃみや鼻水、咳などは、このイネ科アレルギーかもしれません。スギやヒノキと違ってそんなに遠くに飛散することはないようですので、あまりそういった植物に近づかない、近くでの運動をしないなど、予防は比較的容易なんだそうですよ。
そんな季節9月13日オンエアーの曲です。


M1 SEPTEMBER / 竹内まりや

1979年のまりやさんのヒット曲です。久しぶりのニューアルバムもリリースされ、ツアーも決定しています。でも、この季節にはなんだか聴きたくなりますよねぇ。


M2 おもかげ色の空 / かぐや姫

1972年のアルバム「かぐや姫オンステージ」から、作詞が伊勢正三、作曲が南こうせつ。この時代のかぐや姫らしいとてもさわやかでちょっと切ない曲ですね。


M3 ガンダーラ / ゴダイゴ

1978年のテレビシリーズ「西遊記」のテーマとして大ヒットしましたね。孫悟空が堺正章、三蔵法師は夏目雅子、沙悟浄が岸辺シロー、猪八戒が西田敏行でした。この曲のヒットでテレビ出演も多かったゴダイゴですが、ミッキー吉野さん中心に結成されたこのバンドは、本格的なロックバンドとしても音楽ファンから支持されていました。


M4 Flash Dance….What A Feeling / Irene Cara

1983年の映画「Flash Dance」で大ヒットし、全米No.1、アカデミー賞も受賞しました。もう30年も前のことなんですねぇ~。

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2014年09月08日

木の葉もそろそろ

ようやく初秋らしいお天気になりましたね。近所の桜並木の葉が少しずつもう赤くなり始めました。このまま秋に変わって行くのでしょうか。色づく秋のモミジをあと何回見れるのか・・・という竹内まりやさんの歌が浮かんできます。秋が誕生日の私は、また一つ年を重ねる季節を迎えます。ほんま、1年早いですねぇ~
9月6日オンエアーの曲です。


M1  ささぶね / 紙ふうせん

1974年の紙ふうせんのファーストアルバム「またふたりになったね」の1曲目に収録された曲です。いわば、紙ふうせんの最初の曲。この歌だけでも、紙ふうせんのお二人が続けている音楽の世界が垣間見れるような気がします。コンサートでも必ず歌ってはります。


M2 コバルトの季節の中で / 沢田研二

秋に聴きたい曲・・・みなさんそれぞれあるでしょうねぇ~。そんな中でこの曲はかなり渋いところをついていますねぇ。ちょうど、ザ・ピーナツの伊藤エミさんと結婚されたころではなかったでしょうか。
この曲とか、「君をのせて」とか、ジュリーの魅力はじつはこういう渋めの曲にあるのかもしれませんね。


M3 Good night & Good morning / Cecillo & Kapono

セルカポの1番のヒットは1977年の「Night Music」ですが、それより2年前にリリースされたアルバム「Elua」からです。Eluaとはハワイ語で2番目という意味。つまりセカンドアルバムでした。


M4 虹とスニーカーの頃 / チューリップ

1979年、第1期チューリップ最後の曲でした。わがままは男の罪、それを許さないのは女の罪・・・
う~ん、なるほど・・って当時思ったものですが、今ではこの考えは少々古いような気がします。女を黙らせるくらいのわがままな男なんて今はもう存在しないような気がしませんか。

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2014年08月31日

夏と秋の間

8月も今日で終わり、明日から9月です。季節としてはいわゆる晩夏ですね。松任谷由実さんのアルバム「14番目の月」にも「晩夏」という歌が入っていました。同じ季節でも8月と9月では印象が違います。8月ですとやっぱりまだ夏ですが、9月ですと晩夏というよりも初秋といった方がぴったりな気がします。先日の大雨で、各地に被害が出てしまいました。秋の台風シーズンという表現はもう当てはまらない気候になったのかもしれません。この秋は台風の被害などが出ないよう祈るばかりです。
8月30日オンエアーの曲です。


M1  Follow Me / Peter Paul & Mary

マリー・トラヴァースさんのソロ名義で1971年にリリースされた曲です。元はジョン・デンバーさんの作品です。1973年に、ミア・ファロー主演の映画「フォロー・ミー」もありましたね。歌も映画も大ヒットはしませんでしたが、どちらもピカリと光る名作です。


M2 お前だけが / 風

1975年の風のファーストアルバム「ファースト・アルバム」に収録された曲です。正やんが誰をイメージして作ったのかわかりませんが、今でも多くの人に愛される、本当の意味でのラブソングだと思います。


M3 哀愁のページ / 南沙織

1972年にリリースされたカバー曲のアルバム「哀愁のページ」の1曲目でした。シングルとしても同時にリリースされました。イントロの英語のナレーションが印象的でしたね。


M4 カントリーガール / 谷山浩子

1980年の曲。谷山さんの代表曲の一つです。これで、木綿のハンカチーフの女の子も救われるというものでしょうね。

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2014年08月24日

ツクツクボウシの大きさ

ツクツクボウシの鳴き声が目立つようになりました。夏も終わりに近いですね。この間、近くの木にとまっているツクツクボウシを見ました。ツクツクボウシは警戒心が強く、見かけることは少ないそうです。とても小さいセミなんですね。3cmほどしかありませんでした。 秋に向かうこの季節、夏休みもそろそろ終わりです。宿題に追われた子供の頃を懐かしく思い出しますね。宿題に追われることはありませんが、原稿の締切りには、ほぼ毎日追われているような気がします。
8月23日オンエアーの曲です。


M1 速達 / ばんばひろふみ

1983年のばんばんの代表曲の一つでした。物語になっているところや、軽快なリズムなど、拓郎さんの「春を待つ手紙」にも少し雰囲気が似た名曲です。


M2 戦争は知らない / ザ・フォーククルセダーズ

「戦争を知らない子供たち」が1970年で、作詞が北山修。「戦争は知らない」はそれよりも2年早い1968年です。作詞は寺山修二、作曲は大阪のGS、リンド&リンダースの加藤ヒロシでした。戦争を知らない子供たちの持つ直接的なメッセージよりも、詩的で切ない歌詞が印象的です。


M3  Let It Go~ありのままに / 松たかこ

アナと雪の女王も、DVDが発売され、レンタルでも観れるようになっていますので、観られた方も多いと思います。美しい映像は一見の価値ありですよね。日本語吹き替え版は、松たかこさんです。


M4 オバキュー音頭 / 曽我町子と石川進

昭和30年代前半生まれにとっては文句なしになつかしいです。オバQの初代担当の曽我町子さんとタイトル曲を歌う石川進さんです。曽我町子さんのあの独特の声をよく真似したものですが、なかなかあの味が出せませんでした。石川進さんは、本来ミュージシャンでしたが、僕らにとっては「おはよう子供ショー」の司会だったキューピーちゃんの方の印象が強いです。ちなみにおはよう子供ショーのロバ君役は愛川欣也さんでした。

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2014年08月17日

夏はどこへ・・・?

台風11号が通過して以降、すっきりしない天気が続きますね。昭和55年の冷夏を思い出します。あの時は気温も低かったと記憶していますが、今夏は蒸し暑さがこたえます。お盆休みも終わった今週からはまた、夏空に戻って欲しいものです。家の周りの桜の木は、少しだけ葉が赤くなってきました。もう2週間もすると秋の気配・・・。1年って早いですね。
8月16日オンエアーの曲です。


M1 この素晴らしき世界(What’s A Wonderful World)/Louis Armstrong

1987年公開の映画「Good Morning Vietnam」は、ラジオの世界に身を置く者にとっては、原点を衝かれたような感動がありました。いろいろなテーマを持った映画でしたが、全編を流れる懐かしい音楽の数々は、音楽ファンにとっても素晴らしい映画でした。大好きだったロビン・ウィリアムスさんの訃報は残念でなりません。これからますます、円熟した味を楽しみにしていました。合掌。


M2 恋の西武新宿線 / 愛奴

西武鉄道の新宿駅から埼玉の川越えを結ぶ路線です。山手線や中央線、東急東横線などは割に良く乗った記憶がありますが、この路線は乗ったことありません。早稲田大学に近い高田馬場駅があるので学生も多いのでしょう。そんな青春を歌った浜田省吾の名曲です。愛奴時代のオリジナルをお送りしましたが、浜田省吾ソロでの名盤「君が人生の時」にも収録されています。


M3 フォルテッシモ / ハウンドドッグ

ハウンドドッグには多くのヒット曲がありますが、何といってもこの曲でしょう。日清カップヌードルのCMにも使われました。「愛がすべてさ・・」って、言い切っちゃってるところが潔いですね。


M4 さすらい人の子守唄 / はしだのりひことシューベルツ

1969年のシューベルツの代表曲の一つです。作詞は北山修さん。北山さんは同名タイトルの本も出版されています。

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2014年08月10日

台風11号

台風が近畿地方を通り過ぎて行きましたね。久しぶりにすごい雨風でした。それでも中心気圧は970前後ですから、過去の記録的な大型台風、たとえば1959年の伊勢湾台風は929、1961年の第2室戸台風は924ですから、まだまだ大型で強い台風もこれから来るかもしれません。秋にかけて注意しましょう。
8月9日オンエアーの曲です。


M1 池上線 / 西島三重子

1976年にヒットした西島三重子の代表曲です。池上線というのは東京の五反田から蒲田まで走っている東急池上線のことです。途中の駅には戸越銀座などがある下町の電車です。1回だけ乗ったことあります。


M2 せんこう花火 / よしだたくろう

1972年のアルバム「元気です」から。この頃は“よしだたくろう”とひらかな表記でしたね。このアルバムを何度も何度も聴いたというリスナーの方は多いのではないでしょうか。夏の夜、スイカを食べながら庭で花火をした経験は誰も持っていますよね。あの、ツンと鼻をつく火薬の匂いが夏休みを思い出させますね。


M3  雨 / ジリオラ・ティンクエッティー

イタリアはヴェローナ出身のジリオラ・ティンクエッティさんは1964年のデビュー。日本では、ボビーソロなどと並びカンツォーネファン(当時はカンツォーネが流行ってたようですね)から愛されました。この曲「雨」(La pioggia)は1969年の曲で、日本ではデビュー曲の「夢見る想い」(Non ho l'età)に次ぐ人気曲でしょう。


M4 ワインレッドの心 / 安全地帯

1982年のデビュー当時はまだ井上陽水のバックバンドを務めたりしていた安全地帯ですが、翌年ワインのコマーシャルに使われたこの曲「ワインレッドの心」が大ヒットしました。玉置浩二さんは各時代でいろいろな雰囲気を作ってこられましたが、今が安全地帯の時代に近いかもしれませんね。

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2014年08月03日

8月のうた

8月に入りました。8月はお盆などの行事があるのと、夏休みがあと1ヵ月という感覚があるので、とても短く感じたものです。さらに夏休みの思い出が多く残ることから、“8月”がタイトルや歌詞に入った歌が結構あります。そのものずばりは、浜田省吾/8月のうた。懐かしく思い出すのは石川セリ/八月の濡れた砂、プリンセスプリンセスの世界で一番暑い夏の歌いだしは「8月の風に・・・」。甲子園では君よ8月に熱くなれ。山崎まさよし/8月のクリスマス、TMネットワークに8月の長い夜というのもあったような・・・井上陽水/少年時代では「8月は夢花火・・」、いろいろ歌われています。そんな8月最初のオンエアー曲です。


M1 愛は吐息のように / ベルリン

1986年の映画TOP GUNでは、ケニー・ロギンスの「デインジャーゾーン」やチープトリック「マイティ・ウイングス」などと並んで愛のテーマとしてこの曲「愛は吐息のように」が大ヒットしましたね。ベルリンは3人組のアメリカのバンドでしたが、ヒットしたのはこの曲だけでした。


M2 8月の空へ翔べ / NSP

1978年の同名タイトルのアルバムから、NSPらしいというか天野滋らしいさわやかな曲です。この時代にこのような叙情派フォークを貫いた彼らはとても立派でしたね。このアルバムのジャケットもとてもお気に入りだという方も多いかもしれませんね。


M3 少年時代 / 井上陽水

この季節になるとたくさんリクエストをいただく曲の1つです。かぜあざみ、夢花火・・・この歌でしか出てこない言葉が秀逸で、詩人井上陽水が如何なく発揮されているように思いいます。


M4 童神 / 古謝美佐子

以前、夏川りみちゃんのバージョンでお送りしたことがありますが、こちらがオリジナルです。初代ネーネーズを脱退された古謝さんのソロでのオルジナル第1弾でした。今では多くの人が歌う名曲としてみんなに愛されていますね。

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2014年07月26日

酷暑

日本では酷暑日(最高気温が35度以上の日を言います)が続き、熱中症で病院に運ばれる人も続出しているようです。気をつけましょう。ところで、南半球は今は冬ですが、今年の始め1月に全豪オープンテニスが行われていた頃のニュースではテニスができないほどの酷暑で、開催地のメルボルンでは44度を記録したというニュースもありました。日中の試合が中止されたテニスコートでは目玉焼きが作れたそうです。気温が44度ということは、地表温度は70度近くまで上昇するのだそうです。そら、玉子も焼けますわ。日本の気象庁では酷暑以上の表現は今のところないようですが、この調子だと近い将来最高気温40度超えの日の呼び名も新設されるかもしれませんね。言葉として激暑とか極暑というのもあるようです。
酷暑の7月26日オンエアーの曲です。


M1 ライド・オン・タイム / 山下達郎

1980年の山下達郎の大ヒットナンバーです。アルバム「RIDE ON TIME」にも収録されましたね。みんな聴いてましたね。吉田美奈子さんの詞が多かった中で、この曲Ride On Timeなど3曲が達郎さんの詞でした。この時代の夏を感じる永遠の名曲です。


M2 Listen To The Music / Doobie Brothers

ドゥービー・ブラザーズはイーグルスと肩を並べるウエストコーストの雄でした。何といっても1976年のベスト盤「Best Of The Doobies」は最高!みんな持ってましたね。針を落としたら流れてくるChina Grove、そして続くこの曲「Listen To The Music」だけで十分持つに値するアルバムでした。マイケルマクドナルドの加入により少し音楽性がソフトになるまでの期間のドゥービーならこの1枚で十分といった感もありました。


M3 にじいろ / 綾香

カナダの作家L.M.モンゴメリーの作品「Anne Of Green Gables」を「赤毛のアン」として日本語に翻訳したのが村岡花子。1952年の刊行です。この花子さんを描いたNHKの連続ドラマが放送中ですね。カナダにちなみこのドラマの主題歌をお送りしました。


M4 夜店のうた / 紙ふうせん

1974年の紙ふうせんのファーストアルバム「またふたりになったね」からの曲です。「ささぶね」「いかつり歌」「まつり」など紙ふうせんのもっとも紙ふうせんらしいアルバムでした。この歌もめったにラジオでかかることは少ないと思いますが名作ですね。もう一度聴きたいというメールもいただきました。

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2014年07月21日

梅雨明け2014

夏休みに入って最初の連休の最終日(ややこしい言い方ですね)に梅雨が明けました。平年(過去30年の平均を言います)と同じ7月21日です。梅雨の晴れ間と梅雨明けの夏空とは明確に違うような気がします。雲の形や空に浮かぶ様に夏らしい軽やかさを感じます。大好きな季節、夏が始まりました。さあ、今年はどんな夏にしますか?
7月19日オンエアーの曲です。


M1 見つめ合う恋(There’s a Kind of Hush)/Herman’s Hermits

1960年代にビートルズと肩を並べるか?と期待された英国のバンドハーマンズ・ハーミッツはポップでキャッチーな曲で大ブレイクしました。ミセスブラウンのお嬢さんやヘンリー8世などのヒット曲で日本での人気も上々でしたね。この時代のタイトルには邦題が付くのが当たり前でした。このタイトル「見つめ合う恋」は、原題からのインスピレーションとしてはなかなかのものですね。静寂の中の恋・・とでも言いましょうか。日本では後にカーペンターズがカバーしたバーションがより有名です、


M2 わかれうた/中島みゆき

1977年にヒットした中島みゆきの代表曲の一つですね。当時ラジオでも良く流れました。このシングルのB面だった「ホームにて」という曲は今でも大好きというみゆきファンが多いようですね。いや、しかし、みゆきさんの表現力にはいつも感動してしまいますね。


M3 地球はメリーゴーランド/GARO

1972年に出されたGAROの2枚目のシングル曲でした。メリーゴーランドとは回転木馬のこと。英語ではカルーセルとも表現されます。日本ではいろんな遊園地に昔からあるようですが、最古のものは東京の豊島園の回転木馬だそうです。


M4 翼をください / 徳永英明

女性ボーカルの曲ばかりを徳永英明がカバーしたアルバムに収録されています。こうやって聴くと誰が歌っても名曲は名曲ですねぇ。

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2014年07月13日

お菓子のこと

ヤメラレナイお菓子の話でスタジオが盛り上がりました。お菓子といっても和菓子やケーキといったデザート的な高級なものではなく、いわゆるジャンクなお菓子たちの話です。世界中のいろんな国のお菓子事情を知っているわけではありませんが、お菓子の種類の多さやそのネーミング、味のバリエーションなど、多分日本のお菓子文化は世界一ではないかと思われます。アメリカや英国にもこんなん食べていたらそら太るわ・・というようなジャンクなフィーリングのキャンディーやチョコがありますが、「子供が喜びそうな」という感覚がなんとなく大人目線のような気がします。日本のお菓子は完全に子供目線。これは子供がおばちゃんのいる店にお小遣いを持って買いに行くという日本の地理的な特性(近所に駄菓子屋がある)、駄菓子屋という独特の文化のせいではないかと思います。今はどうか知りませんが、僕が子供の頃にはいわゆる「あてもん」という5円で買えるクジのついた駄菓子がたくさんありました。いもあめなんてなつかしいですね。安物のアイスの棒にも当たりクジがついてたりしました。そんな楽しい日本のお菓子文化。日本人で良かったと思います。
7月12日オンエアーの曲です。


M1 パープルタウン / 八神純子

今また元気な活動が話題の八神純子さんは1958年生まれで僕と同い年です。ポプコン出身の彼女がプロデビューしたのが20歳の時の「思い出は美しすぎて」でした。その後「水色の雨」そしてこの曲「パープルタウン」など、スピード感が特徴のキャッチーな曲でブレイクしました。まだまだ頑張ってほしいですね。


M2 雨のウェンズデー / 大滝詠一

アルバム「A Long Vacation」からです。「壊れかけたワーゲンのボンネットに腰かけて・・」という歌いだしの歌詞がこの時代を反映しています。このワーゲンというのはフォルクスワーゲンビートルのことだと思いますが、このフォルクスワーゲンというドイツ車は1938年から生産されている世界的な大衆車でした。空冷リアエンジンで独特のエンジン音とあの形がいいですね。これのスポーツバージョンはポルシェ911ということになります。兄弟なんですね。80年前後にはサーファーブームで、屋根にボードを積んだワーゲンが若者文化を象徴していました。


M3 You Raise Me Up / ケルティック・ウーマン

オリジナルはシークレット・ガーデン。2002年におリリースされました。その後、いろんなカバーが出ましたが、日本ではこのケルティック・ウーマンのバージョンが有名ですね。荒川静香さんがエキシビションの演技で使ったりもしました。ケルティック・ウーマンはアイルランドの女性5人組。アイルランドのトラッド音楽(ケルトなど)とポップス、クラシックが融合した素晴らしい歌声と演奏で、ファーストアルバムは大ヒットし、世界的アーティストとなりました。


M4 大きな栗の木の下で / 金城綾乃

キロロの金城綾乃さんのバージョンで、童謡をお聴きいただきました。綾乃ちゃんは沖縄のわらべ歌である「赤田首里殿内(アカタスンドゥンチ)」なんていうのもライブで歌ったりしていて、「キロロあやののあそびうた」という子供向けのCDもリリースしました。この曲はそのアルバムの1曲目に入っています。

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2014年07月05日

青春のうたものがたりベスト10


今週のモーニングサービスでお約束しました通り、青春のうたものがたりリクエストベスト10をあげておきますね。平山さんの担当になってからのリクエストをすべて集計してみました。結果は!

1位:冬が来るまえに / 紙ふうせん
2位:なごり雪    / イルカ
3位:翼をください  / 赤い鳥
4位:ひこうき雲   / 荒井由実
5位:少年時代    / 井上陽水
6位:学生街の喫茶店 / GARO
7位:いちご白書をもう一度 / バンバン
8位:いい日旅立   / 山口百恵
9位:木綿のハンカチーフ / 太田裕美
10位:想い出の赤いヤッケ / 高石ともや

でした。これはあくまで曲別の集計ですので、歌手別に並べると少し違った集計になると思います。リスナーのみなさんのセンスが光る結果となりました。これからもリクエスト、メッセージお待ちしています。
7月5日オンエアーの曲です。


M1 つゆのあとさき / さだまさし

1977年にリリースされたアルバム「風見鶏」からの曲です。とてもさだまさしらしいアルバムでした。
ちなみに永井荷風のい小説に同じタイトルのものがありますが、どういう関係かはわかりません。


M2 Stay / Jackson Brown

70年代のジャクソンブラウンの曲の中でも、この曲が好きだという方が一番多いかもしれませんね。
アルバム「孤独なランナー」はライブアルバムでしたので、お客さんの気配や拍手が入っています。


M3 乙女座宮 / 山口百恵

1978年にリリースされた百恵ちゃん絶好調の頃の曲です。作詞はもちろん阿木耀子、作曲は宇崎竜童です。


M4 岬めぐり / 山本コータロー&ウィークエンド

青春のうたものがたりベスト11位にランクされた曲です。何千通もある中から11位ですからなかなかすごいことですね。

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2014年06月29日

犬もわかってる?

6月ももう終わりに近づきました。2014年がほぼ半分過ぎました(正しくは7月1日がちょうど半分)。時の過ぎるのは早いですねぇ。なんて、毎年言ってるような気がしますが、我が家の愛犬は6月で9歳になりました。人間だと50過ぎだそうです。ということはこの子たちは僕らが感じる4~5倍の早さで時間が過ぎて行っているということですね。やっぱり庭の芝生や雑草の匂いや、感じる風の感触などから季節は分かっていると思いますが、時の過ぎるのは早いもんだなぁ~と感じたりもするのでしょうかね?
6月28日オンエアーの曲です。


M1 雨の物語 / 風

活動休止後すぐの1979年に出されたベストアルバム「OLD CALENDER~古歴~」からです。この曲はイルカが歌ってヒットしました。風のバージョンはこのベストに収録されているのみなので、あまりかかることがありません。ので、この番組では風バージョンでお送りしました。


M2 あの日に帰りたい / 荒井由実

みんな若かった1975年。ユーミンの6枚目のシングルでした。この頃から、ユーミンは恋人たちのお供でしたが、今もそれが変わっていないのはすごいことですよね。


M3  Rocky Mountain Hi / John Denver

コロラドのロッキー山脈を歌ったいかにもジョンデンバーらしい曲ですね。1972年の曲ですが、当時このHIという単語が薬物によってハイになるという意味に取れなくもない・・・ってことで、少し問題になったこともあるようですが、今ではコロラド州の公式な州歌になっているそうですからそういう誤解は解けたのでしょうね。


M4 二人のハーモニー / 紙ふうせん

紙ふうせん40周年記念アルバムにも収録されています。とても大きさを感じる歌ですね。
リサイタルは10月24日、西宮の兵庫県立芸術文化センターです。40周年記念の特別なライブとなるのでしょうか。楽しみですね。

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2014年06月22日

夏も近づく

梅雨の合間の晴れた日の日差しというのは半端なく強烈ですね。沖縄では梅雨明け。あと2~3週間で関西にも本格的な夏がやってきます。ところで、「夏も近づく八十八夜」と歌われる「茶摘み」という唱歌があります。先月88歳の米寿を迎えられた高名なビブラフォン奏者、鍋島直昶さんは、この「茶摘み」をジャズにアレンジして演奏されます。それは素晴らしい演奏なのですが、先日イベントにご出演いただいた際に、お客さんに「八十八夜とはいつのことかわかる人はいますか?」と問いかけられました。150人くらいのお客さんがおられましたが、答えられる人はいませんでした。ちょっと意外でした。皆、案外知らないんですね。興味のある方は調べてみてください。
6月21日オンエアーの曲です。


M1 Our House / Crosby, Stills, Nash & Young

1970年のアルバム「デジャブ」からの有名な曲ですね。グラハム・ナッシュの作です。当時、ジョニ・ミッチェルと付き合っていたナッシュが二人の家を歌にしたと言われています。


M2 結婚しようよ / 吉田拓郎

1972年、「旅の宿」の前に発売されました。「戦争を知らない子供たち」では、髪の毛が長いと許されないなら~と歌われていたことを考えると、僕の髪が肩まで伸びて~という歌詞は、当時のフォークソングの世界では相当異質なものだったと思います。この、ポップさが吉田拓郎であり、フォークからポップスへと変遷するミュージックシーンを先取りしていたと言えなくもありません。


M3 君をのせて /井上あずみ

ジブリ作品「天空の城ラピュタ」の主題歌でした。宮崎アニメはどれも素晴らしいと思いますが、どの作品でも主題歌がとてもいいですね。


M4 バラが咲いた / マイク真木

昭和41年(1966年よりもこの方が懐かしさがこみ上げてきますね)にリリースされたマイク真木さんのソロデビュー曲でした。この有名なフォークソングをこの番組で初めてオンエアーしました。何故かこれまでかかったことがなかったんですね・・・

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2014年06月15日

桜桃忌

連日のサッカー観戦、ゴルフ観戦、お疲れ様です。みんな寝不足ですねぇ。ということとは関係なく、6月19日は太宰治の命日である桜桃忌です。人生のある時期に読んでおかなければならない本があると思います。読書に目覚める時期は中学生から高校生でしょうか。夏目漱石や太宰治を読み漁った記憶があります。しかし、子供だったあの頃ではどこまで理解できていたのか・・いや、まったく理解できていないまま、読んだという経験のみがあったような気がしますので、もう一度全部読み直してみるのもいいかもしれませんね。今だからわかることも多いはずです。
文学青年に戻ろうと思った6月14日オンエアーの曲です。


M1 純愛ラプソディー / 竹内まりや

まりやさんの代表曲の一つ。1994年にシングルリリースされました。この年に出たベストアルバム「インプレッションズ」に収録されました。


M2 YOKOHAMA / 増田俊郎

マッスンという愛称で関西の業界では仲間が多い増田さんですが、1990年頃にはFM大阪で番組DJもされていました。日本のAORというものがあるならばマッスンこそがその第一人者ではないかと思います。トシ・スミカワという名前で作家としても有名です。特に、柳ジョージさんが歌う「フェンスの向こうのアメリカ」や「コインランドリーブルース」は秀逸です。


M3 アメリカン・モーニング / Randy VanWarmer

Just When I Needed You Mostが原題です。なぜにアメリカン・モーニングなのでしょうね?良くわかりませんが、1979年リリースで、ちょうどAORブームだった頃です。ファルセットの澄んだ声が印象的で「なんとなくクリスタル」な感じでした。この曲以外にはあまり知られていませんが、作家としても活躍されました。48歳で亡くなって10年が過ぎました。


M4 大きな木 / 紙ふうせん

紙ふうせん40周年記念アルバム「冬が来る前に~なつかしい未来~」は6月11日に発売となりました。新曲は先週お届けしました「人生の花束」とこの曲「大きな木」です。よければアルバム勝ってくださいね。

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2014年06月08日

かりゆしウェア

自民党参議院議員の石井みどりという女性が参議院本会議にかりゆしを着て出席したところ野党議員から本会議では上着着用との申し合わせに反するとの声が上がり議論になっているそうな。かりゆしというのは沖縄独特のアロハシャツに似た半袖のシャツです。夏の沖縄では、役所でも議会でも学校でも空港でも一般企業でもこれが定番の制服のようになっています。沖縄ではこれが正装、つまり上着にネクタイと同じように扱われているようでして、それ自体何の問題もないように思います。だって暑~い所ですからね。ところが何故に?東京の国会議事堂で沖縄出身でもない石井さんという方がかりゆしを着用されたのか、またそれがなぜ問題になるのか・・・と思いました。国会議員って暇なんですね、って思われてもしょうがないですよね。夏季の上着着用の是非の論議ならまだしも、東京では全く馴染のないかりゆしって・・・。ちなみにこのかりゆしですが、大阪のサラリーマンが突然これを着て出社しても様になりません。変です。これは沖縄ならではのもの。長い時間をかけて定着した文化ですから下手に真似してもかっこ悪いだけです。
とはいえアロハシャツがピタリの気候となった6月7日オンエアーの曲です。


M1 愛と青春の旅立ち / Joe Cocker & Jennifer Warnes

1982年の同名映画のテーマとして大ヒットしました。リチャード・ギアがかっこ良かったですね。この頃はデュエットの曲がたくさんヒットしましたね。1980年代のサウンドです。まさしく。


M2 6月の雨 / 小椋佳

1974年のアルバム「少しは私に愛をください」は、小倉一郎さんと秋谷陽子さんが曲間にナレーションを入れるという斬新?かどうかわからないアルバムでした。小椋佳ワールド炸裂なアルバムと言えるかもしれませんね。梅雨です。嫌です。早く梅雨明けして夏休みが来ないかなぁ~といくつになっても思う季節ですね。


M3 祭りばやしが遠のくように / N.S.P

1979年のアルバム「風の旋律」から、とても奥深い歌詞の曲です。こうしてNSPの曲を聴くたびに、天野 滋さんの才能に驚きます。今、生きておられたらとても共感できる歌を届けてくださっただろうに・・・と思います。


M4 人生の花束 / 紙ふうせん

紙ふうせん40周年記念アルバム「冬が来る前に~なつかしい未来~」は6月11日発売です。新曲はこの「人生の花束」と「大きな木」の2曲です。その他は単純なベスト盤ではなく、テーマに沿ってこれまでのベストには入っていなかった伝承歌なども収録されています。ぜひ、お聴きくださいね。

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2014年05月31日

盛り上がる週末

先週末は日本ダービー。盛り上がりましたね。なんといっても3歳馬の祭典ですから2度目の挑戦はあり得ない、つまりレコード大賞新人賞のようなものです。ダービーに勝つということはすべての関係者の夢でもあるのですね。優勝したワンアンドオンリーと鞍上の横山騎手は同じ誕生日(2月23日)で、さらに今回観戦された皇太子さんも同じ誕生日なんだそうです。面白いですね。
そして、今朝飛び込んできたのは、米PGAツアーで松山君が初優勝!いつかはやると思っていましたが、やってしまいました。すごいです。
よいうような週末の5月31日オンエアーの曲です。


M1 虹とスニーカーの頃 / チューリップ

1979年のチューリップのヒット曲でした。名古屋からRADIKOプレミアムで聞いてくださっている方からリクエストいただきました。もともとローカルメディアであるラジオが全国で聴けるようになるのはいいことなのかどうなのか・・・?ですが、初めてのリスナー様からのメッセージはうれしいものです。

M2 IT's Too Late / CAROL KING

1971年にリリースされたCarol Kingのアルバム「Tapestry(つづれおり)」は間違いなく音楽史に残る名盤です。その中でも、この曲It's too late は多くのアーティストによってカバーもされている名曲でした。

M3 フィヨルドの少女 / 大滝詠一

1985年にリリースされたシングル曲ですが、1984年のアルバムEACH TIMEが1989年に再発された際に収録されました。

M4 Maxwell’s Silver Hammer/The Beatles

アルバム「Abby Road」からです。ポップでコミカルな曲調ですが、とても怖い歌詞です。このアルバムはジャケットも含め、この時期のビートルズをいろんな意味で語っているような気がします。

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2014年05月26日

ゴルフ場利用税

週末は、なでしこジャパンのアジアカップ決勝や、競馬ではオークス、セパ交流戦、海の向こうでは松山秀樹君、シニアの室田淳選手など目が離せないスポーツイベントがぎっしりでしたね。プロゴルフはアメリカでの日本人プレーヤーの活躍が素晴らしいです。でも、なかなか壁は厚いようですね。ところで5月24日はゴルフ場記念日だそうです。1903年に六甲山で初めてゴルフ場がオープンした日にちなんでいるそうです。この日本最古の神戸ゴルフ倶楽部は今も営業されています。ゴルフ場といいますと、いつも納得いかないのが精算時に支払うゴルフ場利用税なる税金です。これは、現在は廃止されている娯楽施設利用税に属する税で、ゴルフだけが課税対象として残されているものです。800円から1000円くらい取られます。他の娯楽施設と比較して、ゴルフは高額な娯楽であるので利用者の担税率(要するにお金持ちが多い)が高いことと、施設が大規模なことから周辺の道路整備が必要なことや環境に与える影響が大きいことが課税の根拠だそうです。プレーフィーも格段に安くなり、平日ですとお年寄りや女性が手軽に楽しめ、健康にも良い娯楽であることを考えると相当古い実態に基づいていると思われるのですが・・・。へぼゴルファーのボヤキでした・・
5月24日オンエアーの曲です。


M1  Mr. Tambourine Man / The Byrds

オリジナルはボブ・ディラン。1965年にバーズのデビュー曲としてカバーされました。フォークの風合いとロックのリズム感を持ち合わせ、そのまんまフォークロックなんて呼ばれました。しかし、こういった手法がその後のアメリカンロック(特にウエストコースト)の源流であることは後のアーティストをみると明らかです。日本人には受け入れられやすい音楽だと思います。


M2 ホームタウン急行(エキスプレス) / サーカス

1979年に大ヒットしたサーカスの代表曲「アメリカンフィーリング」のB面でした。アメリカンフィーリングの汽車版であり、歌の内容も良く似ています。


M3 大空と大地の中で / 松山千春

この番組では何度かオンエアーしています。1977年のファーストアルバム「君のために作った歌」の2曲目に収録されていた名曲です。今の季節の北海道、それは美しいのでしょうね。

M4  Good Times In Kobe / 紙ふうせん

1983年のアルバム「いつか二人で」から。まだお二人ともお若かった頃です。平山さんの声がとても可愛らしい隠れた名曲ですよ。

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2014年05月21日

春の味覚あれこれ

目には青葉 山ほととぎす 初鰹
春の味覚は、山の幸、海の幸とも昔から多くの文化人に愛されてきていますね。
初鰹はこの時期に太平洋を黒潮に乗って北上するカツオたち。脂が乗って・・というよりは、みがプリプリして・・というほうが適語だと思います。
同時に柔らかいフキが山里の野原に芽吹きます。山椒の若芽もみずみずしく香り豊かな初夏の味覚です。
というような初夏の陽気と戯れていまして、本ブログの更新が10日も遅れてしまいました。
5月10日、17日オンエアーの曲です。

5月10日

M1 白い鳥に乗って / はしだのりひことシューベルツ

1970年、はしだのりひことシューベルツの曲です。リードボーカルは杉田二郎さんです。シューベルツは活動期間が短かったので、「風」「さすらい人の子守唄」、そしてこの曲「白い鳥に乗って」がよく知られる曲でしょうか

M2 たそがれマイラブ / 大橋純子

北海道出身の大橋純子さんですが、あのパワフルなハイトーンボイスは1979年代終盤から80年代を代表するようなポップなものでした。とても小柄な方で、あのパワーが不思議なくらいです。この曲は1978年に大ヒットしました。大橋さんは現在も頑張ってライブもこなしてはります。

M3 この広い野原いっぱい / 森山良子

ご存知、森山良子さんが歌う昭和のエバーグリーンナンバーですね。

M4 緑の風のアニー / ジョン・デンバー

1974年のジョンデンバーのさわやかな曲です。ジョンデンバーさんはカントリーシンガーというよりフォークシンガーとして活躍され、数々の名曲を残されましたね。高校生の頃でしたか、セサミストリートにゲスト出演されてこの曲を歌ってはったのをなぜか鮮明に覚えています。


5月17日オンエアーの曲

M1 悲しみがとまらない / 杏里

1983年、杏里のヒット曲です。この頃のヒットにはCat's Eyeとかアップテンポな曲が多かったですね。

M2 若葉のころ(First Of May) / Bee Gees

映画「小さな恋のメロディー」は、本国英国や米国ではそんなにヒットしたわけではなく、日本で特にヒットした映画でした。テレビでもオンエアーされたりしてましたので、この番組のリスナーの世代の方でしたらほとんどの方が観たことあるのではないでしょうか。BeeGeesではほかにメロディーフェアー、トロッコを二人で漕いで行く最後のシーンで流れるCSN&YのTeach Your Childrenなど、名曲がずらり、音楽だけでも時代を象徴しています。

M3 花れん / 村下孝蔵

ちょうど1982年から1983年にかけて名曲が続いた頃です。ゆうこ、初恋、踊り子、少女・・・。この曲「花れん」は少女のB面に収録された美しい曲でした。

M4 ウェディング・アニバーサリー / TSU-BA-SA

1991年からしばらく、紙ふうせん+男女2名というサーカスのような編成のプロジェクトTSU-BA-SAがありました。このころからよく犬が登場します。

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2014年05月04日

黄金週間

さてゴールデンウィークです。今年は前半と後半にはっきり分かれたために、小旅行や近場のレジャー施設などに人気が集まっているのだとか・・。このシーズンが最も忙しい職業の方も多いことから、ニュースでもあまり休み休みと言わないようですね。我々のような休日と平日がはっきりしない自由業にはあまり関係ありませんが、バケーションとしては最高の季節ですね。お出かけはお気をつけて!
5月3日オンエアーの曲です。


M1 守ってあげたい / 松任谷由実

1981年にシングルとしてリリースされた80年代ユーミンの代表曲の一つです。収録アルバムは「昨晩お会いしましょう」でした。この頃、立て続けにアルバムリリースしていましたが、大きな話題にあまりならなかった、ユーミンとしては結構地味な時代でした。


M2 木蘭の涙 / スターダスト・レビュー

3月から4月にかけて咲くモクレンの花。その形が蘭に似ているからと木蘭と、蓮に似ているからと木蓮と二つの名称がつけられました。どちらもモクレンです。大粒の涙の形にも見えるから木蘭の涙なのでしょう。悲しい内容の歌です。スタレビの代表曲として多くの人に愛されています。


M3 夢のカリフォルニア / ママス&パパス

1965年に全米で大ヒットしたママス&パパスのデビュー曲です。今でもエバーグリーンナンバー、オールディーズナンバーとしてポピュラーで、よくラジオでもかかっていますね。この曲ができた1963年当時、フィリップス夫妻はNY在住だったらしく、寒いNYから暖かなカリフォルニアを夢見たというような意味が大まかにはみれますが、ちょっと難解な部分もあります。


M4 この街で / フォーセインツ

1968年のデビューシングル「小さな日記」が大ヒットしたフォーセインツですが、1973年には解散してしまいました。2006年に再結成し、2008年にこの曲「この街で」をリリースしました。トワ・エ・モアの二人もカバーで歌っておられるようですね。ホッコリしたいい曲です。

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2014年04月26日

犬と暮らす

モーニングサービスのコーナーで取り上げた補助犬に興味を持った小学生たちの話、素敵ですね。遠く愛知県の小学校で補助犬に興味を持った子がいること、その子が紙ふうせんの「補助犬トリオ」という歌に触れたこと、先生も一緒に学校のみんなでこの歌を歌ったこと、そしてその子たちが紙ふうせんの二人に感謝の気持ちを色紙にして届けてくれたこと・・・何よりも、補助犬への興味、犬への理解が深まったことが素晴らしいと思います。不思議なことに、盲導犬や介助犬といった補助犬はもちろん、人間と一緒に暮らす犬はみんな人間の気持ちを敏感に感じ取ります。飼い主が楽しいと楽しい、悲しいと同じように悲しむ、イライラしているとそれをなだめようと行動するのが犬の特徴です。先日、仕事の原稿を別のHDにセーブする作業に失敗して、苦闘した10ページ余りが消えてしまうという大惨事(大惨事です・・・これは・・・トホホ)が起こり、「あ~!もうっ!!」と切れる私のそばに寄ってきて体をすり寄せる我が愛犬がいました。日々、この子に助けられていると実感します。訓練を受けた補助犬たちも、仕事をしているのではなく、かけがえのない家族のために助け合って生きているだけだろうし、また、そうであってほしいとも思います。太古の時代から人間の友達であったといわれる犬たち。子供たちはきっとそんな存在を理解したのでしょうね。それにしても歌の力ってすごいですね
4月26日オンエアーの曲です。


M1 America / Simon & Garfunkel

1968年のアルバム「Bookend」からです。オバマ大統領が国賓して来日され、数寄屋橋次郎でお寿司を召し上がったとか。日本らしいというよりもここは特別な場所という方が正しいかと思います。この歌はそんな話とはまったく関係ありません。1960年代の若者は何かを求めて旅をしました(というような歌が多いです)。ここに歌われているのもそういうアメリカ探しの旅、というようなことですわ。


M2 風がはこぶもの / 本田路津子

本田路津子さんの歌声は澄み渡って清々しさを感じますね。1970年のこの歌は、作詞が山上路夫さん、作曲は菅原進さんです。本田さんは現在教会でゴスペルや賛美歌を歌っておられるようです。


M3 風をあつめて / ハッピーエンド
1978年のアルバム「風街ろまん」からのおなじみの名曲です。春に聴くといいですね。


M4 補助犬トリオ / 紙ふうせん

紙ふうせんのお二人は、歌を通じて盲導犬や介助犬育成にも尽力されています。この曲もそうですし、介助犬シンシアのテーマ曲だった「あなたの風になりたい」もそうです。どちらも「ゴールデンベスト」に収録されています。

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2014年04月21日

予防接種

桜が咲き、散り、葉桜に・・・新緑の季節の始まりです。庭の花だけでなく雑草もぐんぐん成長するこの季節、犬の狂犬病ワクチン接種の時期でもありますね。登録/鑑札の札と犬の顔がデザインされた接種済ステッカーをもらいます。子供のころからこの耳の先が垂れた雑種犬様のワンちゃんのステッカーに親しんできました。兵庫県ではずっとこれです。今年ももらいました。このステッカー、全国共通だと思っていましたが、都道府県により異なっているようです。こういう可愛いデザインはむしろ少数で、“犬”という文字がいろいろな形にデザインされている方が多いみたいですね。狂犬病は日本では何年も観察されていないので、もし犬に咬まれたとしても狂犬病に罹る率は0%ですが、狂犬病予防法という法律により飼い主にワクチン接種が義務付けられています。犬の体にも良くはないので打ちたくありませんが、義務なのでしょうがないです。まだの方はお早めに。
4月19日オンエアーの曲です。


M1 二人だけのデート / ベイシティーローラーズ

1971年デビューのベイシティーローラーズ。第2のビートルズともいわれ、日本でも大人気でした。スコットランド出身らしく、チェックの衣装が新鮮でした。チェッカーズにも影響を与えましたね。この曲はダスティスプリングフィールドの曲をカバーして1976年にリリースされました。この時代を特に象徴したポップであり、ロックテイストも入ってますね。


M2 路地裏の少年 / 浜田省吾

1976年浜田省吾のソロデビュー曲です。この曲はいろいろなバージョンがありますが、オリジナルシングルバージョンでお送りしました。我々50代の男性にとっては青春の歌声ハマショーですよね。どの曲を聴いても同じような感じで、そこがそれ、とてもいいです。ジャクソン・ブラウンみたいですね。


M3 ピーターラビットとわたし / 大貫妙子

1982年の曲です。アルバムClichéに収録されました。この頃の大貫さんはヨーロッパ志向が強かったですね。ピーターラビットは英国の児童作家であるビアトリクス・ポターのロングランシリーズです。とても可愛らしいイラストが世界中で今も人気です。


M4 とどかぬ想い / ビリー・ヒューズ

1990年にリリースされました。ビリー・ヒューズはアメリカで活躍するミュージシャン、プロデューサーですが、日本ではこの曲しかなじみがないと思われます。この曲はWINKの「想いでまでそばにいて」のカバーです。作詞はログザンヌ・シーマン。ビリー・ヒューズのパートナーでもありましたが、夫婦ではなかったようです。

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2014年04月13日

マスターズの季節

本当に美しいジョージア州オーガスタ。今年もマスターズが開催されています。松山君は予選落ちしてしまい、タイガーウッズも出場していないので、日本のゴルフファンにとっては少し物足りない決勝ラウンドではありますが、昨年に続いての覇者となるか?バッバ・ワトソンに注目です。オーガスタナショナルに限らず、ゴルフ場の設計は右利きの人が行うことがほとんどなので、レフティーには不利とされます。クラブの選択肢も少なく、コーチも教えにくいことが多いそうです。しかし、バッバ・ワトソン、フィル・ミケルソン、マイク・ウィアーという3名のプレイヤーによりそのジンクスは消えたように思います。彼らの登場までは、世界のレフティーといえば日本の羽川豊でした。今年はそんな見方で楽しんでいます。ところで、日本のLPGAでは19歳のルーキー藤田光里に大注目!今年も本格的なシーズンに入ったプロゴルフ。いろんな見方が楽しみです。
先週は都合により楽曲情報のアップをサボりましたので、今週は2週分です。


4月5日

M1 春を待つ少女 / 高石ともや&ナターシャセブン

1972年の高石ともやさんの歌でオープニングです。この歌はシモンズも歌っていました。ネコヤナギをモチーフにしたところがなぜか70年代っぽいような気がします。


M2 ささやかなこの人生 / 風

1976年、風の3枚目のシングル。22才の別れ、なごり雪と並ぶ伊勢正三の代表曲です。桜ももう葉桜に代わって行き、初夏の日差しがまぶしい季節には、聴きたくなりますよね。


M3 たそがれの恋 (Don’t Stop Believing)/ オリビア・ニュートン・ジョン

1976年のアルバム”Don’t Stop Believing”からの同名タイトル曲です。カントリーシンガーでもあったオリビアのカントリーテイスト、フォークテイストの曲はこれが最後だったかもしれません。
しかし・・・「たそがれの恋」ってどういう意味なんでしょうねぇ


M4 卒業 / 赤い鳥

3月末、赤い鳥、ハイファイセットのメンバー、山本俊彦さんが亡くなられました。平山さんのコメント以上のことは記せません。合掌。


4月12日

M1 金色の髪の少女(Sister Golden Hair) / America

1972年に「名前のない馬(A Horse With No Name)」のヒットで名を知られることになったAmerica。CSNYなどと比較されたりしましたが、1975年のヒットで、その音楽的地位を確立したのがこの曲でした。アメリカの風を感じる名曲ですよね。


M2 スワロー / 鈴木祥子

1988年デビューの鈴木祥子さんは、割に地味な活動をずっと続けているとても才能にあふれた、通好みのアーティストです。80年代のポップス界では、そんなに目立った存在ではないものの、多くのアーティストに影響を与えたという点で、とても重要な人物だと考えます。この曲は1989年の2枚目のアルバム「水の冠」に収められました。この頃の曲は作詞は川村真澄さん、作曲は鈴木さん自身が多いです。


M3 山下達郎 / SPARKLE

1982年のアルバム「For You」からです。イントロのギターのカッティングがカッコイイです。いかにも1980年代を象徴するような雰囲気の曲ですね。


M4 なごり雪 / イルカ

春が来て美しくなる女性を見るのは楽しいものです。ご存知「なごり雪」でありました。


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2014年03月30日

春の雨

先日の公開録音の日も一日降り続く雨でした。そしてこの週末も雨模様です。桜が咲き始めるこの季節に降る雨は「菜種梅雨」と言い、「花散らし」なんて呼び方もあるそうです。これは、移動性高気圧が次々と日本列島を通過して行き、それに伴って高気圧の狭間になる前線も通過するため雨となるわけです。だから梅雨のように前線が停滞して降り続くのではなく、3~4日ごとに晴れと雨の繰り返しとなるのですね。この春の優しい雨によって、草木が一斉に芽吹いてきます。新しい季節の始まりを告げる雨もまた風情がありますね。
3月最後のオンエアー曲です。


M1 桜三月散歩道 / 井上陽水

アルバム「氷の世界」から、少し意味不明な歌詞が何とも独特な雰囲気の曲です。満開の桜は大阪では来週が見頃でしょうか。この雨が花散らしにならなければいいのですが。


M2 風になる / つじあやの

2002年の映画「猫の恩返し」の主題歌に使われた曲です。つじあやのさんの代表曲ですね。春の景色が目に浮かぶような軽やかでさわやかな曲です。春になると聴きたくなりますね。


M3 恋のウォータールー(Waterloo) / ABBA

ウォータールーというのはロンドンのセントラルステーションのことです。構内にでっかい時計がぶら下がっているのが有名な歴史を感じる建物です。出会いや別れのドラマはやはり鉄道の駅ですねぇ。ちなみに、映画「終着駅」の舞台になった駅はローマのテルミニ駅です。ヨーロッパの鉄道って日本のように決まった時間きっかりに決まったホームから出発するとは限りませんので、直前まで自分の乗る列車かどうか確かめないと全く違うとこへ行ってしまいます。気を付けてください。


M4 翼をください / 紙ふうせん

みなさん、ラジオの前で歌いましたか?おじいちゃんから孫までみんなで歌える歌ですよ。

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2014年03月23日

芦毛の名馬とモンゴルの若者

芦毛の名馬とモンゴルの若者

この週末はお天気も良く、行楽シーズンの幕開けを告げるかのような道路の渋滞のようです。我ら青春のうたものがたりチームは、新年度に向けて決起集会パーティーなどやっておりました。春めいてくるといろいろ動き出したくなりますね。阪神競馬場では天皇賞トライアルの阪神大賞典。いよいよ春のGⅠシーズンですね。強いゴールドシップは芦毛の名馬です。芦毛で有名なのは昭和の名勝負と言われる2頭、タマモクロスとオグリキャップ、その後のビワハヤヒデなどが思い浮かびますが、芦毛で最初に話題になったのは、1977年に菊花賞、翌年には天皇賞を制した芦毛初のGⅠホース、プレストウコウからでした。この時私は学生でしたが、どちらのレースも勝たせていただき、それ以来芦毛が好きで応援しておりました。この春はゴールドシップの貫録のレースを見たいものです。一方、大相撲大阪場所では、モンゴルの若者、鶴竜が初優勝でしたね。横綱に昇進しそうです。モンゴルの力士ばかりがなぜ強い?と言われる中で、殊勲賞は豪栄道。大阪出身ですよ。大関昇進か!?今後の豪栄道にも目が離せませんね。
3月22日オンエアーの曲です。


M1 時にまかせて / 金延幸子

1960年代から大阪で活動していた金延幸子さんですが、中川イサトさん、瀬尾一三さん、松田幸一さんと「愚」というグループで歌った後、アルバム「み空」でソロデビュー。その後アメリカ人と結婚されて渡米してしまわれました。ですから、70年代、80年代には日本の音楽シーンにはいなかったわけですから、知っている人も少ないかもしれませんね。赤い屋根コンサートには毎月参加されてたと聞き、改めて紙ふうせんのお二人の奥深さに驚いたような次第です。


M2 花のように / ベッツィ&クリス

白い色は恋人の色に続く2枚目のシングル(1970年)で、これも加藤和彦、北山修作品です。改めて聴くと、この二人の歌い方は加藤さんに似ているなぁ~って思いました。細かいビブラートがそれっぽいです。


M3 夜来香 / テレサ・テン

テレサ・テンさんが亡くなってもう20年になるんですね。早いです。中国名は鄧麗君。アジアの歌姫の人気は今も衰えることを知らず、カラオケではずいぶん歌われているようです。最近は中国語ブームもあって、「時の流れの身をまかせ」や「つぐない」を中国語で歌うオバサンも多いとか・・だからというわけではありませんが、夜来香の中国語バージョンをお送りしました。この曲はもともと李香蘭さんつまり山口淑子さんが1944年に歌い中国で大ヒットした曲です。今ではテレサ・テンバージョンの方が有名ですね。


M4 Sailing / Rod Stewart

1975年のアルバム「Atlantic Crossing」に収録された曲で、彼の代表曲となる大ヒットを記録しました。もともとロック歌手ではあったけれど、フェイセス時代からいろいろなアプローチを試み、最近ではジャズシーンでも活躍しているロッドさんですが、サッカーファンでもあり、だいぶ以前になりますが、来日の際にFM大阪のサッカーチームと対戦したこともあります。

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2014年03月16日

春一番

先週は久しぶりに大雨になりましたね。北陸で春一番が吹いたとの発表がありました。大阪でも十分な風だったと思いますが、春一番とはならなかったようです。何故でしょうね?別にどっちでもいいですが。ところで、大阪での春一番といいますと1971年から1979年まで天王寺で行われたフォークコンサート「春一番」です。コンサートが今のように自由に開催されることも難しく、チケットぴあや、ローソンチケットもなかった頃に生まれたこのイベントは、日本の音楽シーンに大きな影響を持ちました。当時、コンサートは労音や新音、音協などの鑑賞団体に入会していないとチケットが入手できないような仕組みになっていました。誰でも自由にチケットを購入し、春の風を感じながらディランや高田渡の歌を聴けました。フォークブームの火付けともなり、ここからプロのミュージシャンだけでなく、いわゆる音楽関係者(プロモーターや音響、照明、舞台など)も生まれることになりました。1996年に復活してから今も「祝!春一番」という名のもとに服部音楽堂で毎年開催されています。春はフォークの季節ですね。
3月15日オンエアーの曲です。


M1 風に吹かれて(Blowin’ In The Wind) / Peter Paul & Mary

ボブ・ディランの曲です。多くのアーティストによって歌われている今さら説明不要の曲です。多分、ボブ・ディランの次に親しまれていると思われるPPMのバージョンをお送りしました。


M2 春を待つ手紙 / 吉田拓郎

1979年の曲です。二人の手紙のやり取りが歌われています太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」のようにわかりやすい関係ではなく、内容がやや難解なところが拓郎さんらしいといえばらしいですよね。もう春ですねぇ。春らしく軽やかで、大好きな曲です。


M3 あの素晴しい愛をもう一度 / 加藤和彦 北山修

先日京都で、北山修さんと白井貴子さんのイベントに行ってきました。トークが3時間、ライブが1時間というとても長いイベントでしたが、飽きることなく楽しめました。白井さんが歌う「帰ってきたヨッパライ」で、北山さんの「なぁ~おまえ、天国いうとこはそんな甘いもんちゃいまんねや~・・・」が生で聴けました。貴重な体験でした。あの素晴しい愛をもう一度は、誰もが歌える名曲です。今度の公録ではみんなで歌いましょうね。


M4 ビューティフルネーム / ゴダイゴ

1979年に国際児童年の協賛歌でした。ゴダイゴ全盛期のころですね。翌年には神戸でポートピア博覧会が行われ、そのテーマ曲もゴダイゴでしたねぇ。

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2014年03月09日

ポピュラー音楽の礎

モーニングサービスで話題にしましたが、今年のアカデミー賞作品賞に輝いた「それでも夜は明ける」という映画に思います。アメリカの大きな罪を題材にした44歳の黒人監督の作品が映画の最高峰といえる賞を獲得したことはちょっとした驚きでした。主人公がもともとミュージシャンであったというところで考えさせられたのは、奴隷としてアメリカに連れて来られたアフリカの人達が今の音楽シーンに与えた影響は如何なるものなのでしょうか。影響どころではなく、彼らがいなければ、ブルースもジャズもゴスペルもこの世に生まれなかったかもしれません。さらに、そこから発展したロックもなかったかもしれません。ビートルズもローリングストーンズも・・・です。アメリカのあまりにも大きすぎる罪は、ポピュラー音楽の礎を築くというあまりにも大きな副産物を残したともいえるのかもしれませんね。そんなあれこれを考えてしまいました。
3月8日オンエアーの曲です。


M1 太陽がくれた季節 / 青い三角定規

1972年、飛び出せ青春の主題歌でした。あの頃の青春ドラマの主題歌の中ではもっともヒットした曲かもしれません。いつも観ていたのは夕方に放送されていた再放送バージョンだったような気がしますが、昭和30年前半生まれ組にとってはもっともなつかしいシリーズでしたね。


M2 栄光の架け橋 / ゆず

北京オリンピックのテーマソングでしたね。卒業の季節ですが、昨年もっとも多く歌われたのは「旅立ちの日に」という、埼玉の中学校で作られた歌だったそうです。同じタイトルで、川嶋あいちゃんが歌っていたのは別の曲です。これもまた、卒業にピッタリの曲でしたね。卒業式でみんなで歌った歌というのはずっと心に残って行くものなんですね。


M3 そよ風の誘惑 / Olivia Newton John

ケンブリッジの名家に生まれ、美しさと音楽の才能にあふれているというとても不公平を感じる女性でした。もう65歳になられますが、実業家としても成功されており美しさも保たれています。う~ん、またまた不公平なものを感じます。この曲「そよ風の誘惑」(Have You Never Been Mellow )は1975年の作品で、日本では最も知られた曲となりました。


M4 The Way We Were(追憶) / Barbra Streisand

1973年、ロバートレッドフォードとバーブラストレイザンド主演の映画「追憶」のテーマで、この年のアカデミー賞主題歌賞を獲得しました。バーブラさんの登場によりファニーフェイスなる表現が一般的になりましたね。実際に「ファニーガール」という映画で主演女優賞も獲りました。僕が覚えているのは「スター誕生」という映画です。共演のクリス・クリストファーソンがなかなかいい味を出していました。

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2014年03月02日

祝!100回!

青春のうたものがたりセカンドシーズンは、平山泰代姐さんの担当に代わって間もなく2年です。1年は約52週ですから、100回は1年と11ヵ月でやってきます。そういうわけで3月1日はめでたく100回記念となりました。この間、たくさんのリクエストやメッセージありがとうございました。この場をお借りしましてお礼申し上げます。今年も、公開録音やJTB旅物語の番組タイアップツアーなどなど・・・あれやこれや、手を変え品を変え、楽しんでいただける企画をご用意しております。これからも何卒よろしくお願いいたします。
100回記念の3月1日オンエアーの曲です。


M1 君と歩いた青春 / 風

1976年、風のアルバム「Windless Blue」に収録されたとても美しい曲です。歌詞のドラマ性や情景の美しさは伊勢正三の真骨頂ですね。ライブ「君と歩いた青春」ももう何回目になるでしょうか。毎年楽しみにされている方も多いことでしょうね。太田裕美さんのバージョンもなかなかいいです。


M2春なのに / 中島みゆき

1983年に柏原芳恵さんのシングルとして発売されました。その後、みゆきさん自身もセルフカバーされました。卒業の季節ですね。飛騨高山の高校では伝統の白線流しが行われたというニュースが流れていました。男子は帽子の白線、女子はスカーフを繋ぎ合わせて川に流すという伝統の卒業行事なんだそうです。素敵です・・・。今でもボタンをもらったりする習慣はあるのでしょうかね。できれば、残って欲しい伝統です。


M3 いつも心に青空を / 紙ふうせん

1982年、絵本作家いわさきちひろさんの世界を歌ったアルバム「ともだち」に収録されました。春の気分が湧いてくるような、優しく明るい曲ですよね。さすがです。


M4 Come And Go With Me / Peter, Paul and Mary

赤い鳥アマチュア時代の話面白かったですね。西武庫公園は地元では交通公園と呼ばれる自然豊かな公園です。公園でギター抱えて歌の練習・・・う~ん、青春ですなぁ~。

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2014年02月22日

猫の日

2月22日は猫の日だそうです。ニャンニャンニャンだからですね。ちなみに犬の日、ワンワンワンは1月11日ではなく11月1日です。連日の明け方就寝でみなさんお疲れが出てませんか?ソチ五輪ももう残りわずかとなりました。真央ちゃんのフリーでみんなが感動したように、メダルがどうとか、どこの国が、とかということにこだわらない楽しみ方が普通になってきたのは素晴らしいことだと思います。いまだにオリンピックは国と国の戦いだと思っている日本の元総理もいらっしゃいますが・・・。そんなのはほっといてあと少し眠い目をこすりこすり頑張りましょう。
猫の日のオンエアー曲です。


M1 ネコニャンニャンニャン / あのねのね

猫の日ということで、先週に続きあのねのねの曲をお送りしました。原田伸郎さんをお迎えする春休みスペシャルの公開録音は3月26日です。たくさんのご参加お待ちしております。


M2 朝(あした)の空 / 紙ふうせん

1979年から15年間ABCテレビの朝のワイド「おはよう朝日です」のテーマ曲として親しまれた曲ですね。こういう歌って、聴いただけであの頃の朝の情景が浮かんでくるような気がします。


M3 Green Green / New Christy Minstrels

混声10人組のフォークグループNew Christy Minstrelsは1961年結成。この曲の他に「Today」や「わが祖国」などの代表曲があり、ブラザーズフォーやPPMなどと並ぶ60年代を代表するアメリカンフォークグループです。ちょっと迫力のあるリードヴォーカルはバリー・マグワイアさんです。シンプルな歌詞とメロディーで誰でも歌いやすいのがいいですね。


M4 Yesterday / The Beatles

高橋大輔くんがフリー演技で使った曲はビートルズメドレーでした。真央ちゃんのフリーを客席から観ていた彼が、終わった瞬間涙をぬぐったシーンがチラッと見られましたが、とても美しい光景でした。みんな仲間ですもんね。

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2014年02月15日

美しきフェアプレイ

みなさん連日のオリンピック観戦、寝不足になっていませんか?って、なってますよね!
いやー、いろんなドラマがありますなぁ。やっぱりオリンピックですねぇ。毎日目頭を熱くしながら観ています。メダルを獲るかどうかは時の運って気がします。上村愛子さん、小平奈緒さん、高梨沙羅ちゃん・・・メダルを獲れなくて悔しい想いもあるけれども、4位ってすごいことだとやっぱり思います。あっぱれ!ですよね。オリンピックの素晴らしさはメダルを獲ったかどうか、勝ったか負けたかではなく、そのスポーツマンシップ、フェアプレイだと思います。ここまで、いろんな感動のシーンを見ました。その中で、クロスカントリースプリントでの話題のシーン。ロシアのアントン・ガファロフ選手のスキー板が壊れ、転倒を繰り返しながら進もうとする彼のスキー板を交換したカナダのコーチがいました。いろいろな見方もあるようですが、これはオリンピックならではの光景ではないかと思います。選手同士、国同士が、この舞台で戦えることをお互いに称えあっているオリンピックという最高峰の舞台だからこそではないかと思いました。ところで、カナダのカーリングチームのスキップの人って、名前がジェニファー・ジョーンズなんですね。ちょっと面白かったです。あの大女優と同じで・・・
連日眠たい15日のオンエアー曲です。


M1 I Have A Dream / ABBA

1979年のABBAのアルバム「Vouslez Vous」からの一曲です。ちょっと地味めの曲ですが、メロディ、歌詞ともに素晴らしいです。1963年、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの有名な演説が浮かびます。ソチの地でオリンピックの舞台で活躍する選手たちに捧げたい曲ですもあります。「私には夢がある」・・・いい言葉ですね。


M2 雪が降る日に / かぐや姫

1972年、かぐや姫のファーストアルバム「はじめまして」に収録された曲です。ギターのリフが降り続く雪をイメージしていて印象的な曲ですね。


M3 嫁ぐ朝に / あのねのね

今度の公録のゲストは原田伸郎さんです。あのねのねは昨年40周年を迎えました。そういえば「あかとんぼ」とか「魚屋のオッサンのうた」とかが流行ったころはまだ中学生でした。そんな伸郎さんと一緒にお仕事させてもらえるなんでなんだか不思議です。げっかで~んって歌ってしまってでしょ(笑)


M4 100万本のバラ / 加藤登紀子

原曲はラトビアの歌謡曲です。長くソビエト連邦にあったラトビアですが現在は独立していわゆるバルト3国の一つラトビア共和国ですね。もちろんロシア語の歌詞ですが、1987年に加藤登紀子さんが日本語で歌い、以来お登紀さんの代表曲の一つにもなっています。

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2014年02月09日

ソチオリンピック


とうとう始まりました。オリンピックオタクの僕はまた眠れない日々が続きます。ロシアのソチとの時差は5時間ですから、スケートとかジャンプ(ソチではジャンプは夜行われるんです)は日本時間の深夜になるので大変です。1968年のグルノーブルを映画「白い恋人たち」で観てからどちらかというと冬のオリンピックの方が好きになりました。始まって2日ですでに文句があります。上村愛子は銀メダルやろ!どう考えても!くやし~。でも本人はサバサバしてはりました。カッコイイです。当分、こんなコメントが続きます。
2月8日オンエアーの曲です。


M1 春の予感 / 尾崎亜美

1978年に尾崎亜美さんが初めて楽曲提供なることをした最初の曲です。南沙織が歌って、化粧品のCMに使われてヒットしました。大雪の週末になりましたが、顔を出したお日様には春の日差しの兆しも感じる今日この頃です。


M2 17才の頃(At Seventeen) / Janis Ian

1975年全米大ヒット。ジャニスの代表曲の一つです。歌詞を繙くと、ジャニスのハイスクール時代はどうやら暗~く、もてない、淋しいものだったようです。もう62歳になる彼女は今も活躍中ですが、すっかり白髪になっちゃってますね。


M3 イラヨイ月夜浜 / 大島保克

作詞は大島保克、作曲はビギンの比嘉栄昇です。大島保克とビギンの3人は八重山高校の同級生。その頃からとても仲良しだったようです。大島保克は白保出身、真っ白な浜に満月の光が注ぐ様子はとても幻想的で美しいでしょうね。そんな美しい八重山の歌として残って行く名曲です。


M4 福の種 / チャクラ

1980年、テクノやニューウエィブが新しかった頃、つまりはジューシーフルーツとかプラスティックスとかYMOなんかの時代に出てきた摩訶不思議でけったいなバンドがチャクラでした。板倉文が中心のバンドでしたが、なんといってもボーカルの小川美潮の魅力にみんな参った感がありました。すらっとした美人で、変な歌をサラッと歌うところが素晴らしかったですね。今も頑張ってはるようです。この歌の歌詞、変な意味に解釈してはいけませんよ。

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2014年02月02日

節分

2月3日は節分です。立春の前日を言います。冬が終わり、春が始まる日でもありますね。だからというわけではありませんが、なんだかとても暖かい週末になりました。とはいえまだ2月、寒い日もこれから先あるとは思いますが、一日一日と春に近づいていく・・・そんな季節です。
2月1日オンエアーの曲です。


M1 虹と雪のバラード / トワ・エ・モア

1972年、札幌オリンピックのテーマ曲として広く親しまれた曲です。1964年の東京オリンピックに続き、日本で初めての冬季オリンピック。冬季オリンピックはそれまであまり話題になりませんでしたが、この時からウインタースポーツも広がって行ったのですね。笠谷、金野、青地選手のジャンプ表彰台独占、ジャネットリン・・・懐かしいですね。もうもう42年も前なんですね。来週からはソチオリンピックです。何といっても二人のサラ。ドラマが観れそうですね。


M2 走れコータロー / ソルティー・シュガー

1970年にミリオンヒットとなった曲です。コミックソングのような感じですが、いろいろ風刺的な要素も入っていて楽しいですね。途中のセリフは、当時の東京都知事だった美濃部亮吉知事の公営ギャンブル廃止施策をパロディにしたものです。公約だった都主催の競馬や競輪、競艇をすべて廃止するというもので、公約通り都営のオートレースや競輪は廃止になりましたが、市町村や中央競馬会主催のものなどはそのままだったのであまり大騒ぎにはなっていません。


M3 北ウイング / 中森明菜

1984年の中森明菜のヒット曲。作詞は康珍化さんです。北ウィングとは成田国際空港の第1ターミナルの北の部分を言います。主に北米やヨーロッパ便はここから出ていました(今は知りません)。ちなみに、関空でも国際線ゲートは北ウィング、南ウィングという呼び名です。
このころの明菜さんは最も美しく、ファンも多かったと思いますね。


M4 花はどこへ行った / Pete Seeger

多くのシンガーに影響を与えたフォークソングの父でありました。戦争や差別などに立ち向かう術を世に示した人であったかもしれません。歌の力は多くの人の共感を得ることができ、多くを語るよりも、皆で歌うことで大きな力となることを示してくれた人生でした。94歳・・・長生きでしたが、また一つ時代が終わったような気がします。合掌

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2014年01月25日

日本最低気温の日

1月25日は日本最低気温の日。なんでも、1902年に北海道旭川市でマイナス41度を記録した日なんだそうです。今から110年あまりも前のことですね。ところが、今年はとても暖かい日本最低気温の日になりました。寒い日も多いこの季節ですが、少しずつ日が長くなっていく夕暮れや、犬の毛が抜けたりとか、なんとなく春の足音を感じることもありますよね。
1月25日オンエアーの曲です。


M1 Snow Again / 森高千里

1997年の森高千里さんのSnow Againは明治チョコレートのCMに使われていましたね。森高ファンの男性は多いと思いますが、この頃はちょうど持病だった顎関節症も回復し江口洋介さんと愛を育んでいた頃でしょうかねぇ~。


M2 ブリザード / 松任谷由実

1984年のアルバム「No Side」に入っていた曲ですが、1987年のホイチョイ作品「私をスキーに連れてって」に使われました。この頃はバブルの走りの頃。特にホイチョイプロダクションに代表されるようにいわゆる放送局や広告代理店のような「業界人」という言葉も生まれた頃でしたね。ところで、このタイトル「ブリザード」っていうのはスキー板のメーカーではなく、吹雪のブリザードだと思われます。


M3 微笑の法則~Smile On Me~ / 柳ジョージとレイニーウッド

1979年資生堂のCMに使われました。あのCMに出演していたのは星野真弓さん。クールな目元が美しい方でしたねぇ。あの直後に寺尾聡と結婚してしまいました。今はどうされているのでしょうかね。


M4 この素晴らしき世界(What’s A Wonderful World) / Louis Armstrong

この美しいメロディーと歌詞がとりわけ日本でポピュラーなのは1983年にホンダシビックのCMに使われたことによると思われます。ワンダーシビックでしたね。今でもシビックって車はあるのでしょうか?あの丸っこい愛嬌のある車は私たちの世代の青春の一コマになってしまいました。

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2014年01月19日

雪景色

今朝はこの冬初めて雪が積もりました。10年くらい前ですとこの季節だともう何回か積雪があったような気がしますが、年々雪は減ってきていると思います。寒いのはいやですが、あたり一面真っ白な雪に覆われる朝の景色というのはやっぱりいいもんです。雪を踏みしめるサクサクという音や、テンテンと続く愛犬の可愛い足跡。束の間の雪国はお昼前にはもうなくなります。なんだか寂しいですねぇ。
1月18日オンエアーの曲です。


M1 遥かなる影(Close To You) / Carpenters

1970年、カーペンターズの初の全米No.1に輝いた曲です。収録アルバムも同名でした。作曲はバートバカラックでした。永遠の名曲とはこういう曲のことを言うのでしょうね。


M2 Oh My Little Girl / 尾崎豊

1983年のアルバム「17歳の地図」に収録されていた曲ですが、尾崎豊が亡くなって2年後の1994年、ドラマ「この世の果て」(野島伸二)の中で使われてヒットしました。


M3 ふるさとを見せてあげたい / シモンズ

シモンズ1972年のシングル。翌年のアルバムにも収録されました。この時代が蘇ってくるようなシモンズのハーモニーですね。


M4 OSAKA / 紙ふうせん

今年2014年は紙ふうせん結成40周年。一言で40年といってもピンと来ないかもしれませんが、大卒22歳で会社に入って62歳で退職するまでという期間です。続けるということはそれだけで価値のあることで、さらに歌が歴史に残って行くのですから素敵なことですね。いろいろな企画もあるようです。楽しみに待ちましょう。

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2014年01月11日

挑戦

いよいよ来月に迫ったソチ冬季オリンピック。高梨沙羅ちゃんや浅田真央ちゃんはメダルが期待されるところですが、残念ながら代表選にもれた岡崎朋美選手や、5回目にしてメダルに手が届くか!という上村愛子選手には脱帽です。スピードスケートとモーグルというとても高度な身体能力と体力を必要とする競技にかくも挑戦し続けられる力はどこから湧いてくるのでしょうね。ロッキーファイナルのような感動を覚えます。冬のオリンピックを知るようになったのは1968年のグルノーブル大会でした。クロードルルーシュ監督がフランシスレイの名曲にのせて製作したドキュメンタリー映画「白い恋人たち」を観てからでした。その4年後には札幌オリンピック。トワエモアの「虹と雪のバラード」が懐かしく思い出され、ジャネットリンの愛くるしい笑顔が今も浮かびます。真っ白な世界で繰り広げられるウインタースポーツの祭典。来月はまたテレビにかじりつく日が続きそうです。
1月11日オンエアーの曲です。
先週更新をさぼったので1月4日の曲も合わせてアップします。


1月4日

M1 ヤング・ブラッズ / 佐野元春

1985年の曲です。この年、国際青年年のテーマソングに選ばれました。そのせいだけではありませんがサムデイ以来のヒットになりました。かつてNHKFMでパーソナリティーも務めていた時代もありました。FM大阪では一日だけのスペシャルで、午後のワイド番組を担当していただいたことがありました。ますますのご活躍を期待します。


M2 時代 / 中島みゆき

いろんな人生の節目にふと聴きたくなる名曲中の名曲ですね。常にリクエストを頂きます。
たまにかけます。よろしく。


M3 Stay With Me / アイランド

沖縄の伝説のロックバンド「紫」の初代ボーカルだった城間正男とベースの城間俊雄が紫解散後に結成したのがアイランドというバンド。紫はディープパープルのようなハードロックでしたがアイランドでは一転AORテイストの曲が中心でした。Stay With Meは1989年の曲でアイランド唯一のヒット曲と言えます。リリース前にコザのライブハウス「アイランド」でユーミンがこの曲を聴いてラジオのエンディングに使ったことで火がついたと言われています。


M4 The Times They Are A-changin’(時代は変わる) / Peter, Paul&Mary

1964年のボブ・ディランのアルバムのタイトル曲でした。いろんなカバーがありますが、PPMのバージョンは最も知られるところではないでしょうか。


1月11日

M1 Let It Be Me / Everly Brothers

エヴァリーブラザーズは1950年代から活躍した兄弟バンドです。この時代はロックもフォークもカントリーも、そんなジャンルはなかった時代でした。代表的な曲はBye Bye LoveやWake Up Little Susieですが、どちらも僕たちの世代だとサイモン&ガーファンクルの曲だと思ってましたよね。つまり、S&Gやビートルズにも大きな影響を与えたスーパーグループだったということですね。年末に弟のフィル・エヴァリーさんが亡くなられました。追悼の意味を込めて、日本では山下達郎と竹内まりや夫妻が時々歌っているこの歌をお送りしました。


M2 Forever Friends / 竹内まりや

1984年のシングル「もう一度」のB面だった「本気でオンリーユー」が1994年に再発された時のカップリングの曲です。この頃のアルバム「Quiet Life」、ベストアルバム「impressions」は今でも我が家のリビングにいつもいます。


M3 青空のように / 大滝詠一

1977年のアルバム「ナイアガラカレンダー」6月の曲です。年明け早々に大滝さんの訃報が聞かれました。大滝さんはサンデーソングブックにたまに登場されたくらいでしたので直接お会いしたことはありません。でもお会いしたかったなぁと思っている関係者は多いことと思います。ご冥福をお祈りいたします。そして、永遠の大滝ファンでいたいと思います。


M4 あんた /やしきたかじん

相次いだ訃報の最後がたかじんさんでした。テレビやラジオで活躍されていたので闘病されていることも皆知ってましたね。復活を期待していたのですが残念です。この曲「あんた」は代表曲の一つでキングレコード(ベルウッド)からビクターに移籍して3枚目のシングルでした。今も大阪のどこかで誰かが歌っているだろうと思われます。「やっぱ好きやねん」とならぶ有名な曲ですね。ご冥福をお祈りいたします。

文:とらのすけ

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2013年12月29日

楽しかった2013年でした

今年ももうあとわずかとなりましたね。今年も1年「青春のうたものがたり」をお聴きいただきましてありがとうございました。スタッフを代表してお礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。今年のお正月はばんばひろふみさんの公開特番に始まり、高石ともやさんをお迎えした佐川美術館での素晴らしいライブ、吉野の紙漉きの里ツアーなど・・・いろいろな展開ができた1年でした。来年早々には平山さんDJのセカンドステージ100回を迎えます。またまたいろいろな企画を考えていますのでどうぞお楽しみに。
12月28日オンエアーの曲です。


M1 It’s Going To Take Some Time / Carol King

1971年、キャロル・キングのサードアルバム「MUSIC」に入っていた秀逸な曲です。カーペンターズもカバーして歌っています。カーペンターズの方の邦題は「小さな愛の願い」、そしてオリジナルのキャロルさんの方はといますと、「しなやかな冬の若木の小枝のようになりたい」とう邦題がつけられています。う~ん、微妙な感じですねぇ。ところで、キャロルキングの代表作はTapestry(つづれ織り)で、このジャケットには猫が登場、そしてこのアルバム「MUSIC」には犬が登場しています。動物好きなんでしょうね。


M2 外は白い雪の夜 / 吉田拓郎

1978年のアルバム「ローリング30」に収録された切なぁ~い曲ですね。好きな人も多いのではないでしょうか。ちなみに今年のこの番組の忘年会ではFM大阪のお偉いさんがカラオケでこの曲を熱唱されていました(笑)。


M3 オーシャンゼリゼ(LES CHAMP-ELYSEES) / ダニエル・ビダル

1970年、当時18歳だったダニエル・ビダルの可愛さにクラクラした人はもう還暦をお迎えかと思われます。歯磨きのCMに出たりしてました。今はどうしてらっしゃるのでしょうね。フランスで歌手生活を送っておられるのでしょうかね。


M4 ケ・セラ・セラ /雪村いづみ

江利チエミ、美空ひばりと並んで元祖3人娘と呼ばれた中の一人、雪村いづみさん。ご健在でご活躍されていることは素晴らしいですね。また、泰代ねえさんのようなベテラン歌手からも勉強になるなんて言われることはすごいことですよね。この曲はご存知の通り1956年のヒッチコック作品「知りすぎていた男(The Man Who Knew Too Much)」の中で、ドリス・デイが歌った曲のカバーですが、日本語詞は少し意訳されていますね。

それではよいお年をお迎えください。
文:とらのすけ

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2013年12月22日

厄払い

年末が近づいてきました。そろそろ家のあちこちを掃除したり、年賀状を用意したり(遅いか?)している人も多いと思います。昔は大みそかには厄払いという商売があったんやそうです。もう落語の世界にしか出てきません。大みそかの夕方から各戸を回り「あぁ~ら目出度や、目出度やな、目出度いことで払おなら。鶴は千年、亀は万年、浦島太郎は三千歳、東方朔(とぉぼぉさく)は九千歳(くせんざい)、三浦の大介(おぉすけ)百六つ。かかる目出度き折からに、如何なる悪魔が来よぉとも、この厄払いが引っ掴み、西の海へさらり、厄(やっく)払いまひょ」なんて言いまして厄を払う。お礼に小銭といり豆をもらうという習慣やったんやそうです。年末に聞きたい落語は何やろか?て思てる時にふと思い出した話でした。一度聞いてみてください。
12月21日オンエアーの曲です。


M1 ロッヂで待つクリスマス / 松任谷由実

1978年のアルバム「流線型'80」からです。1978年頃ですと学生時代でして、冬はやっぱりスキーでした。今みたいにスタッドレスタイヤなんて便利なもんはない時代のこと、タイヤにチェーンを巻いてガタゴト雪道を走ったのを懐かしく思い出しますねぇ。そんな時代の歌です。


M2 雪が降る町 / ユニコーン

1992年です。J-POP全盛時代ですね。この頃に出てきたバンドはいろいろありますが、ジュンスカ、ミスチル、スピッツそしてユニコーン。上質のバンドがたくさんデビューしました。特にユニコーンは阪神間の女子大生を中心にすごく人気があったような気がします。この時期、この曲が聴きたくなるという人も多いでしょうね。いい曲です。


M3 北風(君に届きますように) / 槇原敬之

同じく1992年のヒット曲でした。ちょうどバブルが崩壊した頃ですね。イケイケの時代からちょっと立ち止まって今を見つめてみようみたいな時代だったかもしれませんね。


M4 ふたりだけのクリスマス / EAGLES


1978年のイーグルスの曲ですが、オルジナルはチャールズ・ブラウンという人が60年代初頭に歌ったのが最初です。ブルースっぽい感じの曲がイーグルスのイメージとうまくはまってこの時期の定番ソングとしている人も多いかもしれません。その後、ボンジョビもカバーしてましたね。

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2013年12月15日

祝!KGファイターズ

第68回アメリカンフットボール全日本大学選手権、通称甲子園ボールで関西学院大学が日本大学を下し学生日本一に輝きました。おめでとう後輩諸君。日大戦で思い出すのは、大学1年の時に初めて甲子園に応援に行った時のことです。あの時も日大戦でした。キックオフ後1分、キックオフリターンで先制タッチダウンを挙げたファイターズでした。それまで日大に3連敗していただけに嬉しい優勝でした。あの頃、アメフトはあまりメジャーではなかったためか、強いのは関学と日大だけだったような気がします。したがって関学日大戦は伝統の一戦なのです。何歳になっても母校の活躍はうれしいものです。
12月14日オンエアーの曲です。


M1 土曜の夜はパラダイス / EPO

1982年、EPOさんのアルバムジャケットはバスケのデザイン。タイトルはVITAMIN EPOでした。元気印のようなEPOさんでした。おれたちひょうきん族のエンディングテーマで、最高の気分の土曜日の夜がこの曲と共にありましたね。土曜の夜って最高ですね。


M2 Your Song / Elton John

1970年のエルトンジョンの永遠の名曲ですね。ピアノマンとしてはビリージョエル派とエルトンジョン派があるかもしれませんが、私は両方好きです。どちらかいうとエルトンジョンが好きです。


M3 三線の花 / ビギン

沖縄ではもう来月には桜が咲きます。といっても、ソメイヨシノとかが早く咲くのではなく、緋寒桜という種類の早咲きの桜が咲くのです。それでも1月の沖縄は気温が20度前後で、とても過ごしやすいです。ぜひ、この季節の沖縄を楽しんでみてください。


M4 見上げてごらん夜の星を / 坂本九

作詞:永六輔 作曲:いずみたく。1960年の同名のミュージカル主題歌として作られました。定時制高校を舞台にした青春物語で、後に映画にもなりました。というよりこの歌そのものが人生の応援歌のように今も愛されていますね。素晴らしいです。

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2013年12月07日

ネルソンマンデラ氏の思い出

ネルソンマンデラさんが亡くなりました。新聞やテレビ、ラジオで多くの方がその生涯を称える様々なコメントを寄せられています。反アパルトヘイトが世界的に盛り上がってくる1980年代。ポールサイモンのグレイスランドに代表されるようにいわゆるワールドミュージックと呼ばれる音楽が日本でも注目を集めていました。そんな音楽界のトレンドのおかげなのかどうかわかりませんが、マンデラ氏について音楽を通じて知ることになった人もたくさんいたはずです。僕もその一人でした。当時アフリカのリンガラやライ、カリブのスカやズークが好きだったのを覚えています。だから、Special AKAのFree Nelson MandelaやユッスーンドゥールのアルバムNelson Mandelaなどをよく聴いていました。多くのミュージシャンが反アパルトヘイトとマンデラ氏の釈放を訴えていました。ロンドンで行われたフリーネルソンマンデラコンサートも大規模なものでした。そしてマンデラ氏が釈放された1990年、世界各地で祝福のイベントが行われ、来日も実現しました。この年の秋、来日するマンデラ氏を歓迎する音楽イベントがアメリカ村の三角公園で行われました。このイベントにも多くのミュージシャンが参加し、来日中のパパ・ウェンバもゲスト出演するというものでした。マンデラ氏自身も音楽を愛し、ミュージシャンとの交流も多かったといいます。歴史に残るマンデラ氏の生涯。そこにも見える音楽の力を改めて感じています。
12月7日オンエアーの曲です。


M1 Starting Over / John Lennon

ジョン・レノンが凶弾に倒れた1980年の冬、全米、全英で1位を獲得したジョンの最大のヒット曲です。Starting Over・・・再出発という意味のこの歌が世界中の音楽ファンに愛されるのを見ることなくこの世を去ってしまいました。伝えて行かなければならない歌だと思います。


M2 雨は手のひらにいっぱい / シュガー・ベイブ

大滝詠一のレーベルであったナイアガラの最初のアルバムであり、シュガー・ベイブとして唯一のアルバム「SONGS」。1975年にすでにこのサウンドを作り上げた山下達郎のポップの原点ともいえるかもしれませんね。


M3 春咲小紅 / 矢野顕子

1981年の矢野さんのヒット曲です。作詞は糸井重里さん。これだけでもその時代を感じますね。今聴いても新鮮さを失いません。


M4 いちご白書をもう一度 / ばんばん

顔が大きいという切り口で選曲したこの1曲です。すんません。でも、顔が大きいというのは平山さんも言ってたように得なことが多いんですよね。

文:とらのすけ

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2013年11月30日

冬うた

レコード(CD)の売り上げは毎年下落を続け、今年は何とか2千億円をキープできる程度に至りました。残念なことだと嘆くのは50代以上のレコード世代だけかもしれませんね。レコード会社もいろいろ考えて、もうずっと以前からなんとか売り上げを伸ばすために企画されるのがオムニバスCDというもの。1枚にいろんな曲が入っているのでお得感があります。バラード集とか、主題歌集とかベスト盤とかいろいろありますが、季節ごとに聴きたい曲を集めたものもたくさん出ています。今の季節ですと、「クリスマスに聴きたい冬歌」なんてのがありそうですね。クリスマスに聴きたい冬歌ランキング(オリコン)では、1位:クリスマスイブ/山下達郎、2位:いつかのメリークリスマス/B‘z、3位:ラストクリスマス/ワム!なっています。ここ数年変わっていないような気もします。ということは、クリスマスというラブソングがピタリはまるテーマでさえ何年もこれらを超える曲が出ていないということでしょうか。音楽業界の低迷は音楽ファンのリスニングスタイルの変化とだけは言えないような気もしてきますね。
11月30日オンエアーの曲です。


M1 サボテンの花 / チューリップ

1975年、チューリップのロングヒットです。1993年にはドラマ「一つ屋根の下」のテーマ曲として財津和夫のソロバージョンがヒットしました。


M2 Desperado / Eagles

1973年のイーグルスのセカンドアルバムでした。ホテルカリフォルニアの大ヒットが1975年ですから、ホテカルを聴いて、イーグルスのファンになってから過去3枚のアルバムを買って聴いたという人も多いかもしれませんね。この曲はとてもメロディーが美しく、カバーバージョンも最も多い曲です。


M3 千年恋歌 / 東方紳起

ヨン様主演の韓流ドラマ「太王四神記」の主題歌としてヒットしました。とってもきれいなバラードです。こういう曲っていかにも韓流ドラマって感じがしますね。


M4 モナリザの微笑 / ザ・タイガース

1967年のザ・タイガース3枚目のシングルです。グループサウンズの雄であったタイガースですが、この時代のGSはビートルズやモンキーズ、ホリーズなどの影響を受けていると思われますが、こと楽曲に関しては特にタイガースの場合ロックというよりフォークの色合いが強かったですね。この曲に歌われる男の女々しさは情けないばかりです。オリジナルメンバーでのツアーが始まります。オリジナルメンバーですから加橋かつみ(トッポ)も参加です。

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2013年11月23日

勤労感謝の日

11月23日は勤労感謝の日です。1948年に国民の祝日に制定されました。もともとは農作物に感謝する新嘗祭という古来の行事が元になっていると思われますが、現在では労働(勤労)は農業だけではないので日々の労働について国民がたがいに感謝し合う日と定められています。そんなこと政治家から言われんでもええわい、という気もしますが、天皇誕生日が12月23日になる前は(昭和まで)は1年で最後の祝日で、年末のあわただしくも華やかな季節に入って行く日、つまり冬の入り口というイメージがあります。アメリカでは同じような趣旨のLabor Dayが9月にありますが、これも労働者の日という由来とは別に夏の終わりというイメージです。11月の最終週はThanks Givingですが、これは日本のお正月のような行事で、歴史的な意味はもうすでに薄れているような印象がありますね。あと1週間で師走です。今年も1年よく頑張った人も、そうでない人も風邪ひかないように楽しい冬を過ごしましょう。
11月23日オンエアーの曲です。


M1 Sweet Caroline / Niel Diamond

ジョンFケネディ大統領が暗殺された1963年にはまだ5歳で、父の葬儀の時に母親(ジャクリーンケネディ)の横で気丈な表情で立っていたキャロラインちゃんももう56歳。私とは同世代の彼女は子供のころから有名人でした。ところがなんと駐日大使として日本にやってきました。なんとなくオバマ大統領は日本を大事に思っているような印象も受けますね。過去、あんなに国民に歓迎された大使は記憶にありません。馬車で皇居に行く慣わしも初めて知りました。この曲は、1969年にニールダイアモンドが歌ってヒットしました。キャロラインケネディを歌ったとされていますが、歌詞に彼女は登場しません。


M2 埠頭を渡る風 / 松任谷由実

1978年のユーミンのアルバム「流線型80」からです。このアルバムを冬によく聴いたという人は多いかもしれませんね。ロッジで待つクリスマスとかキャサリンとか今聴くととっても懐かしいですね。


M3 オジー自慢のオリオンビール / ビギン

2002年のオモトタケオⅡに収録された曲で、オリオンビールのCMに使われましたが、オリオンビール社から依頼されて作ったものではありません。沖縄でビールというとオリオンビールですがその歴史は意外に新しく、1959年からです。沖縄の気候に合った軽い飲み口のアメリカンタイプのビールで沖縄以外にもファンも多いですが、酒税法の関係で沖縄以外ではあまり流通させることができません。ちなみに、このアルバムには「オバァ自慢の爆弾鍋」という歌も入っています。これはピアノの上地等のおばあちゃんが本当に爆弾の先っぽを切ったものを鍋代わりに使っていたという事実から生まれた歌です。ホンマカイナ?と思われるでしょうが、沖縄ではあり得ることなんですよ。


M4 誰に告げようか / 紙ふうせん

冬が来る前の大ヒットの後の1978年にリリースされた「霧にぬれても」と「誰に告げようか」は、紙ふうせんが最もポップスよりだった時期の歌です。赤い鳥時代からのフォークソングとはちょっと趣の異なる歌で、あまりライブで歌うこともありません。たまに、ライブで聴きたいと思うファンも多いのではないでしょうかね。

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2013年11月17日

かに

蟹の季節ですね。鍋にしても焼いても、チャーハンやサラダに入れてもおいしい蟹さんは冬が旬です。日本で獲れる蟹にはズワイガニ(別名越前ガニとか松葉ガニ)が最も高級品です。同じような形で小ぶりのものに紅ズワイガニがありますが値段が安い分味もズワイガニには及びません。タラバガニは実は蟹ではなくヤドカリの仲間で、味はエビに近いようです。よくテレビショッピングやラジオショッピングで紹介されているカニの多くは、アラスカやロシアで獲れたものを冷凍にして運んできたもの。獲れたての生のカニにはやはり及びません。さて、カニは甲羅で覆われていますので肉が詰まっているかどうかを見分けるのが難しいですが、持ってみて重いものが当たり前ですが身のつまりが良いわけですので、いろいろ試してみてください。
11月16日オンエアーの曲です。

M1 さよならをするために / ビリーバンバン

1972年、若き日の浅丘ルリ子、石坂浩二主演のドラマシリーズ第2弾、「3丁目4番地」の主題歌として作られた曲です。ちなみにシリーズの前作「2丁目3番地」の主題歌「目覚めた時には晴れていた」を歌っていたのは、赤い鳥です。


M2 秋がふたたび / シモンズ

シモンズの活動時期は短く1971年から1974年までです。その間毎年1枚ずつアルバムを出しています。この曲「秋がふたたび」は4枚目のアルバム、つまりシモンズの最後のオリジナルアルバム「さんぽ道」に入っていました。とても美しいメロディーで、隠れた名曲としてファンには人気のある曲でした。


M3 Chiquitita / ABBA

最近、若い人の間でなぜかABBAが人気だそうです。もちろん全盛期にはまだ生まれていなかった人達にも受け入れられるABBAの音楽。時代を超えて愛されるって素晴らしいですね。この曲チキチータは、ダンシングクイーン、SOSなどに次ぐヒット曲でした。北欧らしい広がりとキラメキを感じますが、チキチータとはラテン系の女性の名前です。


M4 遠くへ行きたい / ジェリー藤尾

1970年から続いている読売テレビの番組「遠くへ行きたい」のオープニングで有名になった曲ですが、実は別の番組で生まれた曲だそうです。永六輔・中村八大のロクハチコンビによる名曲です。歌った歌手は数知れず・・・。最初に歌ったのはジェリー藤尾さんですが、テレビ番組の「遠くへ行きたい」に使われた初代はデュークエイセス、もちろん赤い鳥も歌って、現在の一青窈さんでなんと25代目だそうです。

今週のモーニングサービスで話題にでた「ますの寿司」はこちら
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2013年11月10日

酒は百薬の長

秋はつるべ落とし。お勤めの方たちは会社を出る時間はもう暗く、そんな時に、赤ちょうちんなんかが目に入るとついついちょっと一杯。そんな季節ですね。酒は百薬の長などといわれます。データによると全くお酒を飲まない人より飲む人の方が長生きするという説もあります。う~ん、酒飲みにはうれしい限りですなぁ。とはいえ、アルコールをある程度摂取すると血管が開いて一時的に血圧が下がるため、冠動脈疾患には予防的効果があるなどという学説もあるにはありますが、医学的に裏付けがあるわけではありません。酒が百薬の長といわれるのは、そうした医学的な意味ではなく、気の合った仲間と語り合い盃を酌み交わすという行為が精神的にも肉体的にも良い影響をもたらすのではないかと思います。いいお酒といい仲間、これよりいい薬はありませんね。だから酒は百薬の長なのですね。
11月9日オンエアーの曲です。


M1 竹田の子守唄 / 紙ふうせん

紙ふうせんの代表曲として赤い鳥時代から歌い続けている歌です。1969年のLMCでグランプリを獲りました。この歌は京都の竹田地方に伝わる伝承歌が元になっています。貧しい村の少女が子守をしながら歌ったのがこの歌でした。各地に伝わる伝承歌。その多くは労働歌であり民衆の暮らしぶりが今に伝わります。歌い継いで行くべき歴史なのです。


M2 オリビアを聴きながら / 尾崎亜美

1978年、杏里のデビュー曲として尾崎亜美さんが提供した曲です。その後、亜美さんもセルフカバーしました。当時は大ヒットしたわけではありませんが、今では誰もが大好きなエバーグリーンナンバーになりました。沁みる歌ですね。


M3 明日があるさ / 坂本 九

1963年の曲です。作詞は青島幸雄さん、作曲は中村八大さんです。10年くらい前にウルフルズがカバーしたバージョンがヒットしましたね。


M4 風に吹かれて(Blowin’ the wind) / Bob Dylan

この曲も1963年にボブ・ディランが歌ったのが最初です。その後、PPMがカバーして歌ったバージョンがヒットしてから今日にいたるまで多くのアーティストにカバーされています。ボブ・ディランのオリジナルは味わい深いというか、渋いというか、伝わる歌ですよね。

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2013年11月03日

祝!楽天日本一!

巨人ファンを除く日本の野球ファンのほとんどが楽天イーグルスを応援していたかもしれないと勝手に思っている2013日本シリーズ。あの楽天が巨人相手に日本シリーズを戦っていることに、すでに感動していましたよね。前代未聞の田中投手の連投。星野監督の采配に脱帽いたしました。おめでとう楽天!
このシリーズは折しも川上哲治さんが亡くなられた直後。巨人ファンにとっても大切な一番だったことと思います。私はいわゆる、巨人大鵬卵焼きの世代です。でも関西では必ずしもみんなそうだったわけではありません。私は、大鵬は好きでしたが巨人と卵焼きは嫌いでした。中学3年の秋、巨人のV9を学校を抜け出して近所のラーメン屋で観ました。あの時の悔しさは今も覚えています。しかし、巨人の今日までの偉大な実績とその存在感は認めざるを得ません。その巨人が今回は脇役として最高のステージを演出してくれました。ほっほっほっ!ありがとうジャイアンツ!ありがとうイーグルス!と、あえて言いたい雨の夜でした。
11月2日オンエアーの曲です。

M1 これが青春だ / 布施 明

少々力入りすぎ・・って思う布施明さんの歌ですね。青春ドラマシリーズ第3弾(だったと思います)「これが青春だ」の主題歌、「これが青春だ」です。まだ1960年代ですねぇ。遠い昔ですねぇ。といっても作詞の岩谷時子さんは大正5年生まれですから、これはもっと遠い昔です。97歳で亡くなられた岩谷さんの作品は、私たちにとって青春の思い出です。ありがとうございました。合掌。


M2 Pretender / Jackson Browne

「恋の季節」や「夜明けの歌」などの岩谷時子さんの作品が幼いころの思い出だとすれば、学生時代の思い出が蘇ってくるのがアメリカの70年代サウンドです。イーグルスやボストン、ライ・クーダー・・・いっぱいありますが、中でもジャクソン・ブラウンの歌は群を抜いて懐かしさがこみ上げてきますね。どれを聴いても皆同じような歌っていうのがいいんです。


M3 ウスクダラ / 江利チエミ

アーサーキットというアメリカ人の女性歌手が歌ったのが最初だそうです。トルコの民謡が元になった歌です。江利チエミさんが日本語で歌ったのは1954年のこと。途中に入るセリフが物語になっていて、最後まで聴きたくなりますよね。途中で終わってすみませんでした。


M4 四季の歌 / 芹洋子

作詞家の荒木とよひささん作詞作曲の曲です。番組の中でも紹介しましたが、荒木さんが日大スキー部の合宿中に骨折し、入院した新潟の病院で世話になった看護士さんに送った歌なのだそうです。荒木さんというと、テレサ・テンのヒット曲での他、数多くの作詞を手掛けておられますが、森昌子の「悲しみ本線日本海」が特に好きです。

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2013年10月27日

嘘八百

今日は大阪マラソンです。大阪府庁から南港までのルートで何本の橋を渡るのでしょうか?
浪花の八百八橋と言われますが、これは808本の橋があるという意味ではなく、とてもたくさんの橋があるという意味です。お江戸の八百八丁、京都の八百八寺も同様。今さらながらですが・・・。嘘八百という言葉も、同じように嘘だらけという意味で使われるのですね。先日お亡くなりになられたコラムニストの天野祐吉さんの著書に「嘘八百」があります。昔の爆笑広告を集めたもので全4巻ありました。今でこそ笑えますが、当時は真剣に考えられた広告だから面白いです。広告というものは大体がモノを売らんがためのものですから、多少なりとも嘘が入っているのが常。これが時代を反映しているから余計興味深いです。天野さんのご冥福をお祈りいたします。合掌。
10月26日オンエアーの曲です。


M1 Heart Of Gold (孤独の旅路) / Neil Young

1972年にリリースされたニール・ヤングのアルバム「Harvest」からの曲です。シングルカットされたこの曲とアルバムも全米No1を獲得しました。曲だけでなくアルバムジャケットもカントリー調でした。なつかしいですねぇ。


M2 悲しくてやりきれない / ザ・フォーククルセダーズ

フォークルの2枚目のシングルでした。あの時代の風景や匂いが蘇ってくるような曲ですね。
1968年です。作詞はサトウハチローさん、作曲は加藤和彦さんでした。


M3 川の流れのように / 美空ひばり

1989年1月に発売になりましたが、同じ年の6月、美空ひばりさんは帰らぬ人となってしまいました。したがってこの曲はひばりさんの遺作といっていい作品です。亡くなった後にも売れ続け150万枚を超えるヒットとなりました。今でもこの曲はカラオケで歌われることも多いですよね。


M4 僕は風 君は空 / 陣内大蔵

1994年のスマッシュヒットでした。90年代らしい音だなあと思いませんか。宇部市出身の陣内大蔵君は、実家が教会で彼もクリスチャンです。関学の神学部に在籍していたこともあり、この曲がヒットした当時はとても仲良くしていました。現在も歌手活動を続けていますが、同時にキリスト教の牧師さんでもあります。

文:とらのすけ

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2013年10月20日

台風2013

先の台風26号は伊豆大島に大きな被害をもたらしました。被災された方、無くなられた方に心からお悔やみ申し上げます。ところで、もうすでに27号が接近しつつあり、今年は台風の多い年に当たるようです。この時期でもう27号ですから、30号を超えるかもしれないということです。1994年には36号、観測史上最も多かったのは1963年の39号。夏場に台風が少ないと秋に多く発生することが多いそうです。最近は家の構造が丈夫になっているからでしょうか、台風接近に備えて窓ガラスに絆創膏をはったり、戸に木を打ち付けたりする光景は少なくなりました。最近は風より雨の方が怖いですね。十分に気を付けてください。
10月19日オンエアーの曲です。


M1 誰もいない海 / トワ・エ・モア

1970年、トワ・エ・モアの6枚目のシングルで、「ある日突然」、「空よ」に次ぐ3番目のヒットになりました。もともとは木島則夫モーニングショーの今週の歌のために作られた歌だそうです(Wiki)。この歌に勇気づけられてきたというメッセージとともにリクエストいただきました。


M2 風と落ち葉と旅人 / チューインガム

チューインガムは豊中出身の姉妹デュオ。この歌の当時は姉松田ミカさんは中1、妹のマミさんは小学5年生でした。ちょうど僕と同年代の二人が白いギターで歌う姿をすごいなぁ~と思って観ていたのを覚えています。お父さんもお母さんも音楽家、おじさんは関西ジャズ協会会長の大塚善章さんです。現在はお二人とも海外在住のようですね。


M3 木枯らしの少女 / ビョルン&ベニー

1970年に発売された「木枯しの少女 "She's My Kind of Girl"」は日本でも大ヒットしました。スエーデン出身の男性デュオ、ビョルン&ベニー。後にアグネタとフリーダが加わってABBAとなり世界的なスーパーグループとなって行ったのでした。


M4 紙漉きのうた / 紙ふうせん

我らが平山泰代と後藤悦治郎の紙ふうせんは、日本の伝承歌を歌っていくことをライフワークとされています。赤い鳥の竹田の子守唄に始まり、円山川舟歌、大江の子守唄など各地に残る伝承歌の多くは労働歌であり、決して楽ではなかった民の生活を歌にしたものです。30余年ぶりに訪れた国栖の里でのライブは、地元の方たちと一緒に作ったとても暖かいものとなりました。

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文:とらのすけ

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2013年10月13日

紙すきのうた

たんせいこらして漉いたる紙はよ
江戸や浪花の床かざるよ

齢83歳。国栖の里に伝わる紙漉き歌を歌い継ぐ福西弘行さんの歌が秋の夜空に響きました。
奈良県吉野郡。国栖の里の紙漉きは1600年の歴史があるとも言われています。吉野川の清流で漉かれる和紙は掛け軸の表装などに使われる高級和紙として今日までその伝統を受け継いでいます。冬の寒い日の紙漉きはどんなに重労働であったことでしょう。全国の和紙の産地にはこういった歌があります。職人たちが歌いながらつらい仕事に耐えてきた歴史を伺うことができる、そんな歌です。
国栖の里の方たちが手作りで行っている里灯り展のイベントに招かれて、紙ふうせんのコンサートが行われました。労働歌として今も歌われている紙漉きの歌を紙ふうせんの二人が初めて聴いた国栖の里でのステージ。JTB旅物語のツアー客40名と地元の方たちで秋の一日を楽しみました。
時代は移り、紙漉きの家が減って行く中、伝統を守ろうとする地元の人たちの努力が伝わってくるようなイベントのラスト、歌い継いできた方の紙漉き歌と紙ふうせんのお二人が歌う紙漉き歌の見事なコラボレーションが実現しました。歌に残って行く私たちの歴史。誰かが繋いでいかなくてはならないのだと改めて思った2013年10月12日のオンエアー曲です。


M1 青い瞳のステラ~1962夏~ / 柳ジョージとレイニーウッド

10月10日は柳ジョージさんの命日でした。亡くなって2年が過ぎました。こんな名曲を残してくれたことに感謝したいと思います。1980年の曲で、柳ジョージさんの代表曲といってもいいかもしれませんね。


M2 見つめ合う恋(There’re kid of hush) / Carpenters

カーペンターズが来日公演を行った1974年と1976年。記録を見ると、大阪公演はフェスティバルホールで昼の部と夜の部が3日間6公演というハードスケジュールだったようです。残念ながら僕は見ていないのですが、このコンサートを見られた方は本当に貴重な体験をされた方だと思います。


M3 紙風船 / 赤い鳥

詩人、黒田三郎の「もっと高く」という詩に、後藤悦治郎さんが曲をつけたこの曲は、現在の紙ふうせんの魂ともいえる曲です。コンサートではアンコールの最後に歌われることが多く、会場みんなで歌うことができる美しい歌です。


M4 やつらの足音のバラード / ちのはじめ

1974年から1976年に放送されたテレビアニメ「はじめ人間ギャートルズ」は、園山俊二さんの漫画が原作のギャグアニメでした。架空の原始時代に繰り広げられるおおらかで楽しい家族を描く中にもちょっとシュールな部分もあった名作アニメドラマでした。エンディングテーマだったこの曲は、作詞:園山俊二、作曲:かまやつひろし。かまやつさんらしいゆっくりしたリズムとわかりやすいフレーズですね。

文:とらのすけ

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2013年10月05日

新月

今日10月5日は新月です。月が太陽をバックにするのでお月様は見えません。月明かりのない暗い夜となります。ここから三日目の三日月、8日目の上弦、13日目の十三夜、15日目の十五夜、16日目の十六夜(いざよい)、23日目の下弦、と少しずつ形を変え、30日目の三十日(みそか)で一回り。ところで私の母校関西学院では、三日月のシンボルマークを使い「新月」と呼びます。学院祭を「新月祭」、OB会を「新月会」などといいますが、これは正確に言うと間違いですね・・・というどうでもいいお話でした。
10月5日オンエアーの曲です。

M1 風 / はしだのりひことシューベルツ

1969年フォーククルセダーズ解散とほぼ同時に端田宜彦が結成したグループで、この曲「風」がデビュー曲で大ヒットしました。今も愛されるエバーグリーンナンバーですね。この曲では端田宜彦さんがリードボーカルで、ジローズもやっていた杉田ジローさんはコーラスのみです。この後の「さすらい人の子守唄」、後の「白い翼の鳥に乗って」も有名な曲です。


M2 俺たちの旅 / 中村雅俊

今ではいいお父さんといったキャラクターの中村雅俊さんですが、やはりこの人の原点は「俺たちの旅」のカースケだと思います(われら青春や夕陽丘の総理大臣ではない)。あのぼろぼろのジーンズとよれよれのシャツ、ボサボサ頭なのに美人の彼女(ヨーコ:金沢碧)というのが我々高校生たちの憧れでした。私生活でも奥様が五十嵐淳子さんというとてもうらやましいオッサンです。


M3 夢見る想い(non ho l’eta) / ジリオラ・チンクエッティ

1964年、サンレモ音楽祭でこの曲を歌った彼女はまだ16歳でした。この時分、フランスではシルビーバルタンやダニエルビダル、英国ではメリーホプキンなどの青い目のティーンが日本でも人気でした。とりわけ、ジリオラ・チンクエッティーが歌うカンツォーネは日本人の心の琴線に触れるものでした。今でもこの曲を聴くと一緒に歌ってしまうって人多いでしょ。


M4 ワインよりも甘いキス(Kisses Sweeter Than Wine) / Peter Paul & Mary

1966年の「アルバム」というアルバムに収録された、もとはWeaversという3人組の曲をカバーしたものです。プロポーズしてから二人で働き、子供に恵まれ、孫に恵まれ、老いて行く夫婦を歌ったとても優しい歌です。
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モーニングサービスでご紹介したワイン

文:とらのすけ

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2013年09月29日

吟遊詩人

平山さんのモーニングサービスのコーナーでは、高石ともやさんの歌に吟遊詩人の感性をみたというお話がありました。吟遊詩人とは中世ヨーロッパで詩曲を歌い歩いた人々を指し、トルバドールとかミンストレルとか言われました。日本でも平安時代から鎌倉時代に琵琶法師という僧が存在しました。歌は人と共感することでその存在が意味を持つもので、その意味ではフォークソングも現代においてその役割を果たしてきたという説は説得力がありますね。60年代のアメリカで活躍したグループにニュークリスティ―ミンストレルスがいましたが、ずばりミンストレル=吟遊詩人というネーミングです。歌い継がれる歌があります。それはその歌を聴いた人の思いや感動や共感であり、歌の持つ力は歴史を作ってきたと言えるかもしれません。そんな歌をこれからも放送を通じて伝えて行きたいと思いました。
9月28日オンエアーの曲です。


M1 An Old Fashioned Love Song / Three Dog Night

1970年代初頭に活躍したスリードッグナイトの代表的なヒットナンバーです。ポップな歌で数々のヒットがある彼らですが、この曲以外ですと、Joy To The World(喜びの世界)が日本では有名でしょうか。


M2 サルビアの花 / もとまろ

1971年、青山学院高等部の女子高生3人組だったもとまろがテレビ番組のコーナーで歌ったのがヒットしてしまったという曲です。作曲は早川義男、作詞は相澤靖子さん。サルビアの赤い花に未練がましい男の子の想いを重ねた歌詞で、さわやかな青春の・・・というよりは、今の社会ならストーカーといわれても仕方ないような偏った愛情表現かもしれません。


M3 インドの町を象に乗って / 四角佳子

六文銭の歌で知られるとても楽しくインドへの憧れが増すような歌です。今また精力的に活動されている四角佳子さんの歌でお送りしました。


M4 わが祖国(This Land Is Your Land) / Woody Guthrie

アメリカの大恐慌時代、ギターを弾きながら各地で歌い続けたウディガスリーの歌は、とてもわかりやすいコード進行と社会を鋭く見据える歌詞が特徴です。この時代の曲の多くはカントリーソングなどのメロディーが元になっていることが多く、この歌もカーターファミリーの曲からインスパイアされたとも言われています。高石ともやさんの「陽気に行こう」という曲もカーターファミリーの曲が元になっているので、その意味では似ていますね。

文:とらのすけ

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2013年09月22日

公開録音2013秋


さわやかな秋晴れの土曜日。琵琶湖に沈む夕日を美しく眺めながら青春のうたものがたりの公開録音コンサートが行われました。場所は滋賀県守山市にある佐川美術館アートステージ。紙ふうせんのライブとゲストに高石ともやさんをお迎えして、約500名のお客さんとともに楽しく美しい時間を過ごすことができました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。高石さんはフォークの礎を築いた人、同様に赤い鳥もポピュラー音楽の夜明けを作ったグループでした。そんな3人のトークは、この番組でしか聞けないとても貴重な記録となりました。また、高石さんのお客さんと一体となったライブ、3人で歌ったあの名曲・・・
9月29日(日曜日)の夜7時から特別番組として放送されますので、ぜひお聴き逃しの無きようチェックしてくださいね。
9月21日オンエアーの曲です。


M1 琵琶湖周航の歌 / 加藤登紀子

京大の前身である三高(第三高等学校)の寮歌として歌われていた曲を、加藤登紀子さんが歌ってフォークソングの世界でも有名になりました。公録ではスタッフが誰一人時間通りに到着できなかったほど、秋の連休の琵琶湖はそれはそれはたくさんの人が訪れる場所でした。


M2 加茂の流れに / かぐや姫

1974年のかぐや姫のライブアルバム「かぐや姫ライブ」は、京都会館と大阪厚生年金会館のコンサートをライブ録音したものです。1曲目の「うちのお父さん」とかこの曲「加茂の流れに」はこのライブしか音源がありません。素晴らしいライブ録音盤でした。先日の台風では桂川にかかる渡月橋が危険な状態になりましたが、濁流によく耐えましたね。


M3 Tomorrow Never Knows / The Beatles

1966年のアルバム「リボルバー」の最後に入っていたサイケデリックでちょっとトリップしそうな曲です。ビートルズのメンバーがインドに影響された時期で、シタールの音がミニマルに編曲されています。


M4 青春旅情 / あのねのね

京都産業大学で生まれたコミックフォークデュオ(あえてそう言わせていただきます)あのねのねが、赤とんぼの歌、魚屋のオッサンの歌などで一世を風靡したのは1970年代初めのこと。それから40周年ですか・・・。あのねのねとしてはたまにしか活動しないお二人ですが、今も両方ともボケキャラのコンビは健在です。この歌は、河島英五の作で名曲だと思います。紙ふうせん同様、あのねのねもこれからも活動期待しています。

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2013年09月15日

老人って??

9月15日は敬老の日。老人とは何歳以上を言うのかは定かではありませんが、行政上あるいは社会通念上65歳が節目ではないかと思います。だとすれば、1970年代に日本の音楽を支えた偉大なミュージシャンたちの多くは老人ということになります。9月14日、京都円山音楽堂では高石ともやさんと城田じゅんじさんの二人会が行われました。お二人が作られたバンド、ナターシャセブンは多くのミュージシャンに影響を与え、宵々山コンサートの主催など関西の音楽シーンの礎を築きました。お二人の歌とトークには、様々な人生の出来事を乗り越えてきた強さと優しさにあふれ、今も歌えることを心から楽しんでおられました。お客さんのほとんども同世代の方たち。老人というイメージはありません。同じ70歳でも昭和の時代の老人とは明らかに違う。老人というイメージはすでに変わってしまっているのかもしれません。先輩たちのお元気な姿に我々が勇気づけられることが本当に多いです。敬老の日とは、老人を敬う日ではなく、老人から力をもらう日になったような気がします。
9月14日オンエアーの曲です。


M1 5番街のマリーへ / ペドロ&カプリシャス

1973年にリリースされました。ボーカルは高橋真梨子さん(当時は高橋まり)で、前野曜子さんの後に入った2代目ボーカリストでした。歌の上手いボーカリストとして評判だった真梨子さんですが、現在もまったく衰えない歌声はさすがです。もちろん、我らが平山泰代さんも同じです。


M2 今はもう誰も / アリス

京都で活躍していたカレッジフォークグループ、ウッディー・ウーのオリジナル曲は、アコースティックギターのストロークが中心の編曲でしたが、1975年にアリスが歌った時には矢沢透さんのカッコイイ編曲でヒットしました。アリス最初のヒットかもしれませんね。


M3 Fernando / ABBA

邦題は悲しきフェルナンド。1976年のABBAのヒット曲です。北欧の香りが漂う美しいメロディーとリズムはいつ聴いてもキュンとなる懐かしさで迫ってきますね。ハードロックのジャンルでも北欧メタルと呼ばれるものは、様式美とメロディーの美しさで熱烈なファンも多いです。
北欧…行ってみたいですねぇ。


M4 空に星があるように / 荒木一郎

文学座の俳優だった荒木一郎が1966年に歌手デビューした時の曲です。この年のレコード大賞新人賞を受賞。歌手荒木一郎としてはこの曲しか知らない人も多いかもしれませんが、その後も1980年代半ばまで音楽活動は続けていました。現在はマジックの研究家としてもご活躍のようです。


文:とらのすけ

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2013年09月09日

夏の終わりか秋の到来か

この季節は晩夏でもあり、初秋でもあります。初秋というにはまだ気温も高く、蝉の声も聞こえています。晩夏というとなんとなく一つのイベントが終わったような響きがありますが、初秋というと何かの始まりのような新鮮な気持ちになれるのでこの方が好きです。絶好の運動の季節。体を動かしましょう。
9月7日オンエアーの曲です。


M1 Mr. Monday / The Original Cast

カナダ出身の6人組のバンド、オルジナルキャストの1970年のヒットナンバーでした。1970年というと大阪万博が開催され、FM大阪が開局した年です。洋楽のポップスが日本でも花開いた時期でもあります。このMr.Mondayは全米No1にとどまらず、日本でもオリコン7位という快挙を成し遂げています。この時代ですと日本はまだまだ演歌の時代ですからねぇ。


M2 初恋 / 村下孝蔵

「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり」島崎藤村の詩に曲をつけて舟木一夫が歌ったのが1971年のこと。村下孝蔵の初恋がヒットしたのは1983年のことです。今では「初恋」といえばどちらが有名でしょうか。少年よりも少女の方が大人になるのが早く、いつも初恋は女性に対する少年の憧れなのかもしれません。


M3 いにしえ / 日暮し

1972年結成の「日暮し」という3人組を覚えている人はそんな多くないかもしれません。1977年にヒットしたこの曲「いにしえ」がドラマの主題歌だったりしてプチヒットしました。日暮しはRCサクセションのリーダーだった武田清一、中村幸雄に榊原尚美の3人組でした。榊原尚美は後に杉村尚美としてソロでも活躍されました。この曲は当時FMラジオではよくかかっていたように思われます。


M4 君が思い出になる前に / スピッツ

スピッツのアルバム「Crispy」からのヒット曲です。スピッツの曲はどれも完成度が高く、長く親しまれ聴かれ続けると思いますが、この曲は特に初ヒットということもあり思い出深い曲です。

文:とらのすけ

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2013年08月31日

野菜

放送の中で平山さんも取り上げていましたが、今日8月31日は野菜の日です。語呂合わせですが、記念日はほとんどが語呂合わせです。健康維持のために野菜は欠かすことができません。最近はいろんな種類の野菜ジュースやビタミンのサプリもありますので、そういうものを摂っている方も多いと思います。ビタミンCやKといった野菜由来のビタミンはこういうサプリやジュースからも摂取できますが、野菜にはビタミンだけでなく、ミネラルやカリウムなど多くの栄養素を含みますので、野菜が嫌いだからといってジュースやサプリだけに頼るのはあまりいいことではなさそうです。ちなみに、1個でレモン30個分のビタミンCなんていうのもありますが、ビタミンは多量にとっても必要量を超えると代謝されずに排泄されてしまいますので意味がありません。おいしく野菜を食べる方法を工夫してこれからますますおいしくなる秋野菜をいっぱい食べるようにしましょう。
8月31日オンエアーの曲です。


M1 You’ve Got A Friend / Carol King

みんな大好きな世紀の名盤、1971年の「Tapestry(つづれ織り)」から、多くの歌手によってカバーもされている曲をお送りしました。いや~いつ聴いても素晴らしい!これから秋に向かう季節にピッタリのアルバムです。


M2 プカプカ / 西岡恭蔵

1972年、象狂象のペンネームで発表されたこの曲は、アングラの女王と呼ばれたジャズシンガー安田南さんに捧げた曲だといわれています。安田さんは2009年に他界されましたが生涯愛煙家であったそうです。


M3 The Very Thought Of You / シリア・ポール

相当古いジャズのナンバーをポップにアレンジした大滝詠一さんの作品です。この曲は1950年、伝説のコルネット奏者ビックス・バイダーベックの伝記映画「情熱の狂想曲」の中でドリス・デイが歌って世に知られました。この映画は観ていませんが、ビックス・バイダーベックという人は5つの銅貨(レッド・ニコルスの伝記映画)の中で、「本物は私(レッド)と、ビックス、ルイ(ルイ・アームストロング)だけだ」というセリフに出てくるので名前は知っておりました。1977年のシリア・ポールのアルバム「夢であえたら」に収録された知る人ぞ知る名曲です。


M4 秋の気配 / オフコース

1977年の曲です。オフコースファンの方はもちろん、音楽ファンには広く知られた名曲です。小田さん自身もソロでも歌ってはります。


文:とらのすけ

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2013年08月24日

避暑地

避暑地・・・なんだかハイソな響きです。今週は旅物語、モーニングサービスともに避暑地をテーマにお送りしました。避暑地というと思い出すのは1959年のアメリカ映画「避暑地の出来事」という方も多いのではないでしょうか。この年、僕はまだ3歳だったので、その後何年か経ってから日曜洋画劇場とかそういう番組で観たのだと思いますが、この時代のアメリカ映画らしい映像と美しい海辺の風景、今の韓流ドラマのようなストーリー設定でした。何よりもパーシーフェイスオーケストラのテーマ曲は世界的に有名になり、今でも多くの人に愛されている素晴らしい名曲です。今でもたまに観たくなる名作映画の一つだと思います。
8月24日オンエアーの曲です。


M1 ムーンライト・サーファー / 石川セリ

1979年にヒットした石川セリさんの代表曲の一つです。あの少ししゃがれ気味の大人の雰囲気たっぷりの歌声とその美貌もあって遠い存在の憧れの人でした。ちょうどこの頃井上陽水さんと結婚されました。サーフィンがブームだった頃です。


M2 渚の誓い / エア・サプライ

1983年、世の中にカフェバーが登場し、なんとなくクリスタルな奴らが小指を立ててよくわからんカクテルなんぞを飲んでいた頃にはAORがブームでした。そのトップを行ったのがオーストラリアの狩人(勝手にそう思ってます)エア・サプライの二人でしたね。歌の内容と原題から考えると、なんで「渚の誓い」なのかよくわかりませんが・・・まっ、いいか、という時代の曲です。


M3 さよなら夏の日 / 山下達郎

1991年のアルバム「アルチザン」からの曲でした。青春の思い出は夏にあり!ってとこでしょうか。バブル時代にあってなんだかほっとさせてくれた名曲です。


M4 避暑地の恋 / チェリッシュ

1972年から活動しているチェリッシュのお二人。おしどり夫婦というのでしょうか、本当に可愛らしい清潔な雰囲気でした。てんとう虫のサンバが今も結婚式の定番なのは、その歌の内容だけではなくチェリッシュのお二人のキャラクターも大いに影響していると思います。そんなチェリッシュの1973年の曲で、てんとう虫よりも前にリリースされました。一緒に歌った方もたくさんおられたことでしょう。

文:とらのすけ

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2013年08月17日

猛暑

猛暑が続き、熱中症で亡くなる人も相次ぐ今日この頃。大阪でももう1週間以上猛暑日が続いています。先日奈良の吉野に行きましたが、気温は30度ほど。30度ってこんなに快適か?と思うほど涼しく感じました。人間も徐々に暑さに慣らされているのでしょうかね。ちなみに、猛暑日とは最高気温が35度を超える日をいいます。最高気温30度で真夏日、25度で夏日といいます。25度ならこれはもう夏とは言わんのではないかとも思われます。最近数か所で観測された最高気温40度以上の日についてはまだ呼び名が付いていません。何と呼ぶのがふさわしいのでしょうか。激暑、酷暑・・・そのうち、気象庁で命名されることでしょう。皆様、熱中症対策は万全に!
8月17日オンエアーの曲です。


M1 瞳を閉じて / 荒井由実

1974年のアルバム「Misslim」から。この曲は長崎県立奈留高等学校の愛唱歌となっています。長崎県立五島高校奈留分校だった1974年、ユーミンのオールナイトニッポン宛に校歌を作ってほしいと一人の女子生徒がハガキを送ったのがきっかけとなっています。この高校にはこの歌詞が刻まれた歌碑が建立されていることはよく知られています。


M2 夏の終わりのハーモニー / 井上陽水・安全地帯

1986年、井上陽水と玉置浩二の共作で、当時は井上陽水・安全地帯名義でリリースされた名曲です。この季節には聴きたくなる名曲ですよね。


M3 Open Arms / Journey

1981年にリリースされたジャーニーの大ヒットアルバム”ESCAPE”のラストに収録されたバラードナンバーです。日本では、映画「海猿」に使われたり、CMに使われたりしたので知る人も多いと思います。


M4 青葉城恋歌 / さとう宗幸

1977年に星間船一さんという方が作られた歌詞にさとう宗幸が曲を付けました。NHKのラジオ番組から生まれた曲です。東北地方の夏祭りも終わり、もう赤とんぼが飛び交う季節なのでしょうか。震災から約3年半、いろいろな形で支援やサポートも続いています。平山さんが言うように、忘れないように、できることを続けることが今とても大切なことなのでしょうね。

文:とらのすけ

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2013年08月10日

花火2013

各地の花火が佳境の季節ですね。今日8月10日は淀川花火大会です。関西での大きな花火大会はこれが最後でしょうね。もともと夏の花火大会が生まれたのは江戸時代、隅田川花火大会だそうです。大規模な花火業者であったのが、鍵屋と玉屋。この両業者は師弟関係にあって、玉屋が鍵屋から暖簾別れしたものだったそうです。この両者が隅田川の上流と下流に分かれて技を競い合ったと言います。大きな花火があがると、「た~まやぁ~」っていいますよね。でも、「か~ぎやぁ~」ってあんまり言いませんが、なぜなのかよく知りません。こんな川柳があります。「橋の上 玉屋玉屋の声ばかり なぜに鍵屋と いわぬ情なし」。“情”と“錠”をかけてるんですな。昔から、掛け声は“たまや”が勝ってたようですね。
8月10日オンエアーの曲です。


M1 Sing / Carpenters

1973年カーペンターズが歌って世界的にヒットしましたが、もともとはセサミストリートで歌われていた子供向けの歌です。日本語の歌詞で歌われることも多い曲です。1974年のカーペンターズ日本公演では、日本語で歌われたのは有名です。


M2 涙そうそう / BEGIN

沖縄を代表するスーパーバンドになったBEGINのこれまた沖縄ポップスを代表する曲です。夏川りみの歌も人気ありますが、やっぱり比嘉栄昇の味わい深い歌が好きな人も多いのではないでしょうか。遠く石垣島では、ゆっくりと島時間が流れていることでしょうね。


M3 思い出の赤いヤッケ / 高石ともやとナターシャセブン

1967年、受験生ブルースよりも前にリリースされた曲です。作詞作曲は、慶應義塾大学山岳部の菊池平三郎と三沢聖彦。9月21日、佐川美術館での公開録音、たくさんのご参加お待ちしております。


M4 あの素晴らしい愛をもういちど / 北山修・加藤一彦

解説不要の、日本を代表する名曲であります。


文:とらのすけ

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2013年08月03日

8月

8月に入りました。夏休みは8月に入ると急速に速く過ぎて行き、あっという間に宿題と格闘する時期になります。8月はいろんな行事、というか記念日やイベントが多いからかもしれませんね。各地の花火大会は今が盛り。東北3大祭り(青森ねぶた、秋田竿灯、仙台七夕)も今日から始まります。来週からは夏の高校野球大会、終戦の日・・・など、いろんな話題が多い8月は別名「葉月」と呼ばれます。美しい呼び名ですね。
そんな8月1週目のオンエアー曲です。


M1 東へ西へ / 井上陽水

1972年、井上陽水の2枚目のアルバム「陽水Ⅱセンチメンタル」からの曲です。翌年の「氷の世界」が日本初のミリオンセラーとして有名ですが、このセカンドアルバムが最もこの時代の陽水さんの世界が表れているような気がします。関西フォークに代表されるような社会性や、4畳半フォークなどとは一線を画す、叙情派フォークの傑作アルバムです。


M2 19のままさ / 浜田省吾

1986年の力作「J-BOY」からお送りしました。このアルバムには「8月の歌」という名曲も収められています。その他、「路地裏の少年」や「もう一つの土曜日」など、浜田ワールド炸裂の作品でした。この頃の浜田さんのライブは、音作りや衣装などを見ると、ブルース・スプリングスティーンをイメージさせるものでしたね。かっこ良かったです。


M3 愛の休日 / ミシェル・ポルナレフ

1970年台、フランスの歌手と言えばシルビー・バルタンやダニエル・ビダル、フランス・ギャルといった女性が中心でしたが、男性歌手(といってもどちらかといえば女性的なイメージでした)として一躍人気を博したのが、ミシェル・ポルナレフでした。1971年の「シェリーに口づけ」のヒットに続き、この曲「愛の休日」、翌年の「忘れじのグローリア」など、当時のラジオからは毎日流れたものでした。一般に知られるのはこの3曲ですが、リリースはまだまだいっぱいありました。


M4 まあるいいのち / イルカ

1980年、住友生命保険相互会社のCMソングとして作られた曲です。今も合唱や手話などで歌われています。命の大切さを、イルカさんならではの世界観を通じて、とても素朴でかわいい歌に表した秀作ですね。


文:とらのすけ

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2013年07月28日

スイカの日

7月27日は「スイカの日」だそうです。スイカは夏の風物詩といいますか、夏のデザートのキングですね。吉田拓郎の「夏休み」にも、す~いか~を~たべ~てたぁ~っていう歌詞が登場します。最近では主にカットされたスイカが売られていますが、赤さや鮮度が見た目でわかるので便利です。スイカ丸ごと1個だと中の様子がわかりません。手で軽く叩いてみて、ポンポンと響くのが良いといいますが、素人ではよくわかりません。ところでスイカの場合、よく熟したとか、よく熟れたとは言いません。よく照ったスイカ、なんて言い方をします。スイカは好天を好むので太陽がよく照った時にはおいしいスイカが獲れるところからそういうのでしょうね。とことで、スイカは野菜か果物か?これは、トマトやイチゴなどにも言えることですが、野菜と果物の明確な分け方はありません。ちなみに農水省では、スイカやメロンは果実的野菜というそうです。暑い暑い夏休み、夕暮れにスイカで夏を楽しんでくださいね。
スイカの日のオンエアー曲です。


M1 真夏の出来事 / 平山三紀

1971年の作品です。鼻にかかったユニークな歌声で一世を風靡した平山ミキさんは当時は“三紀”と漢字で書きました。美人でしたねぇ~。この曲の最後にセリフが入っていました。
I love you so much, darlin’. But we are apart nowって言っています。


M2 夏色のおもいで / チューリップ

1973年、心の旅に続いてヒットしました。心の旅にとてもよく似た構成の曲ですね。
青春時代の思い出は、なんやかんやいっても夏休みに多いですよね。特に好きだった子についてはそうですよね。しばらく会わない間に他の奴と何かあったんちゃうやろか?とか、いろいろ考えたものです。夏休みが終わり、秋の気配を感じる頃には、一つ大人に近づくんですね。


M3 夕映えの二人 / ウド・ユルゲンス

1967年にオーストリアの歌手、ウド・ユルゲンスがドイツ語で歌ってヒットした曲です。原題はWAS ICH DIR SAGEN WILL(君に言いたいことは)といいました。各国でカバーされましたが、日本ではなかにし礼さんの作詞で、ペドロ&カプリシャスが「別れの朝」というタイトルで歌いヒットしました。ちなみにこの時のボーカルは高橋真梨子さんではなく、前野曜子さんでした。


M4 ホテル・パシフィック / ブレッド&バター

1981年の曲です。作詞はユーミンです。パシフィックホテルは1965年から1988年まで実在した有名なホテルでした。何が有名って加山雄三と父上の上原謙さん所有で、当時では珍しかった複合型レジャー施設だったんですね。サザンの夏をあきらめてにも登場しますよね。関西人にはあまり知られていないと思います。

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2013年07月21日

夏休み

夏休みに入りました。本格的な夏!ですねぇ。夏の歌だけでも数えきれないくらいあります。季節感を歌ったものは圧倒的に夏が多いと思いますね。ぜひ、思い出の夏ソングリクエストお待ちしていまっす。
7月20日オンエアーの曲です。


M1 ラブランドアイランド / 山下達郎

1980年にRide On Timeがブレークして、そのポップな歌の数々で稀有なアーティストとなった達郎さん。このころは夏のイメージが強かったですね。本人のキャラとは反対です。この曲は1981年にCMのために作られた曲です。その後20年を経てシングルリリースされました。80年代の夏を感じる曲ですねぇ~


M2 夏休み / 吉田拓郎

1971年、エレックから出たアルバム「よしだたくろうオンステージ~ともだち~」に収録されたのが最初でした。子供の頃の夏休みの原風景が描かれた名曲ですね。絵日記やスイカ、花火などのアイテムに加え、ねえさん先生が登場します。憧れの先生の胸元にきらりと光る汗に、近い存在なのになぜか遠い大人の女を感じたりしたあの日。初恋の人は実は先生だったりするんですよね。いろんなことを経験しながら成長する男子たち。同級生の花沢さんや早川さんも、お祭りの日には浴衣なんぞを着ちゃって、なんだか大人っぽかったりしましたね。


M3 Never Ending Story / Limahl

1984年の映画「ネバー・エンディング・ストーリー」のテーマ。リマールは1980年代に活躍したカジャ・グーグーのボーカルでした。君はトゥーシャイ、懐かしいですね。ネバーエンディングストーリーという映画はほとんどの人が観たことあると思いますが、ストーリーや細かいデティールってほとんど覚えていないくて、ファルコンだけよく覚えている・・・って気がしませんか。


M4 ワンワンワルツ(How Much Is That Dog In The Window) / Patti Page

1953年にリリースされたパティ・ペイジの曲です。ビルボードで8週連続1位を獲得しトータル200万枚を超えるヒットを記録しました。この曲のために版元のマーキュリーレコードには犬の注文が殺到したり、ペットの犬の登録数が8%も上昇したそうです。ところで、子犬をショーウインドウ内で販売することへの是非がですが、この曲とは反対に米国の多くの州では生体のショーウィンドウでの販売は禁止。この当時はOKだったんでしょうね。英国でも同様です。日本では夜8時以降禁止などとなっています。確かに、生き物ですからショーウィンドウでというのはモラルに反するような気がします。日本でも全面禁止となる日を願います。

文:とらのすけ

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2013年07月13日

お中元

なんやかんやしてるうちに7月も半ばになってしまいましたね。来週はもう祇園祭です。そろそろお中元を贈ったり贈られたりの季節ですが、最近では仕事関係先へのギフトは減少傾向、両親や親族などへのギフトが増えているのだそうです。そういえば、会社関係では、お中元お歳暮お断りといったところも増えているようですね。もらってうれしいお中元の1番はビール、続いてお米、果物という順番だそうです。お歳暮は大体5000円くらいなのに対してお中元は3000円程度が多いようです。商品券やカタログギフトも好評だそうですが、自分の好きなお酒や食べ物なんかを頂くと、やっぱりうれしいものです。自分をちゃんと覚えてもらってることが特にうれしいですね。
7月13日オンエアーの曲です。


M1 漕げよマイケル / The Highwaymen

1961年に全米で大ヒットしたフォークソングの草分けのような曲です。この時代は、ブラザーズフォーやニュークリスティ―ミンストレルスとかのカレッジフォーク全盛の時代。日本にフォークソングとして入ってきたのもこの頃のことです。ハイウェイメンはフォークというよりどちらかというとカントリーグループとして有名だったようです。この曲は日本でもコーラスなどでよく歌われています。もともとは聖書の脱エジプト記からインスパイアされたゴスペルソングです。


M2 Mr. サマータイム / サーカス

1978年、サーカスのデビュー曲で、化粧品のコマーシャルに使われてヒットしました。原曲はフランスのシンガーソングライター、ミッシェル・フュガンの作曲です。竜真知子さんの歌詞がいいですね。


M3 いとしのジュリエット(Juliette) / Kalapana

1975年ハワイで結成されたカラパナ。翌年のセカンドアルバム”KalapanaⅡ”に収録されたこの曲が日本ではよく知られていると思います。ちょうどAORブームの頃です。カラパナは後期にはフュージョンバンドとして扱われることも多かったようですが、やはりボーカルメインのこの時代の作品が好きです。当時のサーファーたちの定番でしたね。


M4 キャンプだ!ほい! / 田中星児

作詞作曲はマイク真木さんです。ご本人の歌でも知られていますが、今朝は田中星児&ビクター少年少女合唱団でお送りいたしました。キャンプだホイ!とはいうものの、キャンプファイアーの定番ソングとして歌われてはいないようですね。やっぱりキャンプファイアーの定番ソングは「遠き山に日は落ちて」(ドボルザーク「新世界」)、「今日の日はさようなら」でしょうかね。

文:とらのすけ

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2013年07月09日

梅雨明け

平年より2週間も早く今年の梅雨が明けました。京都の祇園祭も鉾建ての段階だというのに・・・。近畿地方の梅雨明けでは1973年に7月3日という記録があります。おととしも7月9日で早かったですね。遅いところでは、2009年の8月3日という記録です。そんなことはたまたまの気象条件で、宣言するかどうかだけなので、あまりあてにはなりません。でもこの時期の猛暑は凄まじく、熱中症にはお気を付けくださいね。子供の頃の夏休み、暑いことは暑かったと思いますが、こんな暑さではなかったような気がします。どうなってしまうんでしょうね日本は。
7月6日オンエアーの曲です。


M1 サラダの国から来た娘 / イルカ

1978年のイルカの曲です。結婚式でよく友人が歌ったりしました。とても可愛らしい曲ですね。一世を風靡した俵万智さんの「サラダ記念日」も、もう26年も前になるんですねぇ。


M2 あじさいのうた / 原由子

1987年の曲です。ちょうどサザンオールスターズが休業していた時期で、この曲の当時はハラボーのお腹には二男がいた頃です。映画「BUSU」の主題歌に使われています。この季節はアジサイがそこここに咲いています。雨に洗われた花はみずみずしく美しいですが、このままでは早くに干からびてしまうかも・・・


M3 サマー・ラブ / 尾崎紀世彦

1987年、アサヒビールのCMに使われていましたね。尾崎紀世彦さんが亡くなってちょうど1年が経ちます。この歌声はやっぱり昭和の名歌手であります。


M4 Unchained Melody / Righteous Brothers

1955年に、映画「アンチェインド」の主題歌として作られたのがオリジナルだそうですが、多くの歌手によってカバーされている有名な曲です。特に日本でよく知られているのは映画「ゴースト」に使われたライチャス・ブラザーズのバージョンです。とはいえ、このバージョンも1965年の録音でフィル・スペクターがプロデュースしたものです。

文:とらのすけ

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2013年06月29日

梅雨に咲く花

この週末は梅雨も一休み。いいお天気が続いています。家の前の公園にはマグノリアの花やクチナシ、庭にはヒメシャラ、ご近所の玄関先にはアジサイが咲いています。桜や椿のような春の花と違って、この季節の花はみずみずしく、なんとなくはかないイメージですね。雨に咲く花の美しさは人間の感性を刺激するのでしょうか、歌にも多く登場します。そんな歌もお送りしたいと思います。
6月29日オンエアーの曲です。


M1 ひこうき雲 / 荒井由実

1973年、ユーミンのファーストアルバム「ひこうき雲」の1曲目の曲でした。この曲の思い出やエピソードは多いはずですが、今回は、この夏公開のジブリ作品「風立ちぬ」の主題歌に使われているので、リクエストをたくさんいただきました。


M2 ノックは三回 / ドーン

1970年にトニー・オーランドが結成したポップスグループ。正式にはトニー・オーランド&ドーンといいますが、日本ではドーンだけのクレジットでした。1971年のこの曲のヒットに続き、1973年には「幸せの黄色いリボン」も大ヒットしました。この曲をモチーフにした山田洋二監督の映画「幸せの黄色いハンカチ」が公開されたのは1977年のことでした。高倉健さん、桃井かおりさん、武田鉄也さん、みんな若かったです。


M3 アジアの純真 / PUFFY

1996年、パフィーのデビュー曲でした。作詞作曲は井上陽水奥田民生で、この曲の他に同じくパフィーの「渚にまつわるエトセトラ」や、二人で歌った「ありがとう」などがヒットしました。井上陽水奥田民生は、特に結成や解散などというような節目はなく、思い立ったら二人で何かやる、みたいなノリでとてもエエ感じです。


M4 悲しみの翼 / 紙ふうせん

紙ふうせんのファンならみんな知っていると思われますが、1978年、シングル「霧にぬれても」のB面に収められた曲です。同じ年のアルバム「再会~新たなる旅立ち」にも入っていました。紙ふうせんリサイタル~なつかしい未来Vo.8は、11月19日、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで行われます。チケットは7月2日から一般発売です。

文:とらのすけ

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2013年06月23日

祝!富士山世界文化遺産登録

富士山が念願の世界遺産に登録されました。世界文化遺産として三保の松原とともに今回登録されたのですが、どう考えても富士山は自然遺産とちがうんかい?と思ってしまいますよね。富士山が自然遺産としての条件を満たさない理由の一つに、人が多く訪れすぎてゴミが多すぎるというのもあるんだそうです。自然遺産として認められるためには、自然が手つかずに残っていることが必要なのです。日本では知床、屋久島、小笠原、白神山地が自然遺産となっています。なるほど・・・とは思いますが、でもやっぱり富士山は山で自然の造形物で・・・、なんか腑に落ちないところも拭いきれません。
6月22日オンエアーの曲です。


M1 青春の光と影(Both Side Now) / Judy Collins

オリジナルはJoni Mitchellのセカンドアルバムに収録されたものです。Judy Collinsのカバーバージョンは映画「青春の光と影:Changes」の主題歌としてヒットしたので、こちらの方が有名かもしれません。多くの歌手によって歌われていますが、赤い鳥も歌ってました。歌詞の3番にMoon And June・・・と出てくるので、今頃の季節によくラジオなどで流れることが多かったですが、今はあまり聴きませんね。久しぶりに聴くといいですね。


M2 岬めぐり / 山本コータローとウィークエンド
1970年代を代表するフォークの名曲であります。この岬というのは、伊豆半島であるらしいのですが、岬と半島の違いについてはっきりした定義を知りません。多分半島の小さなものを岬と呼んでると理解されている人が多いのではないかと想像しますが、伊豆半島や丹後半島よりも宗谷岬、ましてやアフリカの喜望峰なんてはるかに大きいはずです。インドは半島かといえば、あれは亜大陸というそうです。したがって、なんとなくその地名として半島または岬とつけられているだけではないかと思われますが、定かではありません。


M3 北の国から / さだまさし

1981年から放送され、その後スペシャルやら番外やらアンコールやらと、いろんな形で最近まで取り上げられたモンスタードラマ「北の国から」。ちょうどドラマ放映中の1981年の冬に富良野を訪れたことがあります。ドラマのロケ地を訪ねるとかそんなのではなく、スキーに行っただけなのですが、冬の北海道、特に富良野周辺の雪景色はまるで異国のような美しさでした。さださんの主題歌はスキャットだけですが、確かにこのドラマの主題歌に歌詞はいらないなぁと変に納得してしまいます。これ以外にドラマと切り離せない曲として、尾崎豊の「アイ・ラブ・ユー」がありますよね。


M4 時の流れ / 紙ふうせん

紙ふうせんの曲の中でも、特に渋い名曲です。ゴールデンベストに収録されています。もともとは外国の歌に後藤さんが日本語詞をつけたもので、何やら哲学的な内容ですね。

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2013年06月15日

オタマジャクシはカエルの子

やっちゃんのモーニングサービスで取り上げた福知山、大興寺のモリアオコンサートのこと、早速コンサートに行かれた方からメールをいただきました。ありがとうございました。ところで、ご住職の法話の中身は知る由もありませんが「癒されてカエル」という言葉がなぜか気に入ってしまいました。カエルの鳴き声というのは一定のリズムがあって、カエルの見かけと同様にユーモラスですよね。どこか癒される気がします。
 さて、ここで薀蓄です。オタマジャクシとカエルは形が似ても似つかないですよね。特にオタマジャクシの尻尾はカエルになると無くなります。この尻尾が消滅する現象は遺伝子に記載されているプログラムによるもので、細胞死と呼ばれる現象です。成長とともに不必要な細胞は自然に消滅するようにできているんです。これと同じ現象が私たち人間の体内でも起きているんですよ。なんだそりゃ?ですが、簡単に言うと、人間も不必要な細胞は自然に死滅するようプログラムされているんですね。私たちの体内ではこういった不必要な細胞が毎日何千万個も生まれては細胞死しているため健康でいられるのです。たまにこの遺伝子が異常をきたして不必要にもかかわらず死滅しない場合があります。これが癌細胞などと言われるものです。いてはいけない細胞なのに遺伝子に細胞死のプログラムが欠落したため、不必要に増殖してしまい、しまいには正常な細胞を食い尽くしてしまって死に至る・・というシステムなんです。遺伝子の異常がなぜ起きるのか?ということについてはまだまだ研究中ですが、ストレスなどが影響するというデータもあるようです。そういう意味では、癒される→ストレスが減る→細胞が正常に働く→健康でいられる、という図式は当てはまるでしょうね。
 私たちの健康のためにもカエル君が元気で鳴けるよう、雨乞いでもしますか。って、今日は必要ないようですね。
6月15日オンエアーの曲です。


M1 雨にぬれた朝 (Morning Has Broken) / Cat Stevens

キャット・スティーブンスの1971年のアルバム「Teaser And Firecats」から、あまりにも有名なナンバーです。もとはアイルランドの民謡からアレンジされた曲のようです。キャット・スティーブンスはアメリカではこの時代大変なレコード売り上げを記録したスーパーアーティストでしたが、日本ではこの曲以外あまり知られていません。現在はイスラム教の信者で、音楽活動を離れて久しいですね。


M2 パパ / プリンセスプリンセス

1980年代から90年代を駆け抜けたスーパーガールズバンド、プリンセスプリンセス。昨年再結成ライブがありました。みんなそれなりにカッコイイおばさんになってました。いろんな音楽があふれた1990年前後、チャラチャラしない、でも可愛い彼女たちの人気を支えたのはなんといって楽曲の良さではなかったかと思います。この「パパ」という曲は1989年のアルバム「Lovers」に収録された秀逸なバラードですね。作詞は中山加奈子です。当時彼女の人気は絶大なものがありました。世のお父さん泣かせの永遠の名曲です。


M3 Summer Vacation / 村田和人 with 竹内まりや

1984年の村田和人さんのアルバム「My Crew」で竹内まりやさんとデュエットした名曲ですね。後に、山下達郎さんもマリヤさんと一緒に歌っているようですよ。夏休み~あぁ~なんて素敵な響きなんでしょう。子供の頃、夏休みに入る前の1週間くらいの時期が大好きで、あの解放感を味わうことは今はもうあまりありませんね。


M4 Just Walking In The Rain / Jonnie Ray

1950年代に歌手、俳優としても活躍したJonnie Rayですが、日本にアメリカ音楽が怒涛のように押し寄せた1960年代に入ってからは目立った活動も少なかったためか、日本では彼の名前はあまり知られていません。この曲「Just Walking In The Rain」という曲は聴いたことがあるなぁ、という方は多いかもしれませんね。たまにはこんなオールディーズらしい曲も楽しいもんですね。

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2013年06月13日

梅雨明けか????

先週末はバタバタしておりまして、更新が遅くなってしまいました。
梅雨空はどこへやら(T_T)梅雨明けのような夏空が広がってますね。
みなさんお体大切に。今週も青春のうたものがたり聴いてくださいね。
6月8日オンエアーの曲です。

M1 Soak Up The Sun ./ Sheryl Crow

2002年のシェリル・クロウのヒット曲です。海でギターを弾きながら歌う彼女が美しいPVがかっこいいです。
現在51歳の彼女ですが、とてもそんな年齢には見えない抜群のプロポーションは今も健在です。
こういうジーンズにTシャツが似合うアメリカンな女性は、70年代風サウンドもあいまっておじさん世代にはうれしい限りです。


M2 コインランドリィ・ブルース / 柳ジョージ

1975年の曲です。アルバム「タバコロード」からの渋い名曲です。この曲は増田俊郎さんの手によるものです。「フェンスの向こうのアメリカ」も同様に設定シーンがアメリカっぽくて好きです。とはいえ、大阪のミュージシャン作ということから想像すると、このコインランドリィは十三あたりのどこかではないかと思われます。


M3 コンドルは飛んでいく / 赤い鳥

ペルーのフォルクローレを、サイモン&ガーファンクルが歌って有名になった曲ですね。1970年、赤い鳥のアルバム「RED BIRDS」は、この曲をはじめ、「明日にかける橋」「青春の光と影」「レット・イット・ビー」などの名曲をカバーした名盤でした。


M4 海は恋してる / ザ・リガニーズ

1967年に早稲田大学の学生たちで結成されたフォークグループです。このメンバーの中に、後に紙ふうせんのプロデュースをはじめ、レコード会社の設立など音楽業界に貢献されている方もいらっしゃいます。
なんとなく、加山雄三の曲をパロったような感じですが、不思議といつ聴いてもハッピーになる曲ですよね。

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2013年06月02日

電波の日

6月1日は電波の日です。1950年に電波法や放送法が制定されたのを記念して定められています。この日、民放各社が集まって式典などが開かれたりもしています。電波とは早い話が無線のことですね。昔は電波というとラジオとテレビ、船舶無線などしかありませんでしたが、現代では携帯電話、WiFiはもちろん、電子レンジも電磁波です。さらにETC、ICOKAやPITAPAなどのカードにも電波が利用されています。ちなみに、家電製品のリモコンは主に音波が使われているものが多く、電波ではありません。電波は私たちの生活に欠かすことのできないものになりました。この世から電波がなくなれば一日とて生活できないような時代ですが、まだ固定電話しかなく電車の切符は駅員さんが鋏を入れていた頃というのはそんなに遠い昔ではなかったような気もします。便利になった反面、脆さも抱えているんですよね。
ともあれ、こうやってラジオを通じてリスナーのみなさんと繋がっていられるのは電波のおかげです。
6月1日オンエアーの曲です。


M1 銀の雨 / 松山千春

1977年のデビューアルバム「君のために作った歌」のB面の1曲目に収録された曲です。
すごく切ない歌詞ですね。例年よりも早く梅雨入りしました。最近はカラフルなレインブーツ(早い話が長靴ですが)が若い女性に人気だそうですね。雨もまた楽し♪


M2 Only You / The Platters

プラターズの1955年の世界的ヒット曲です。なんとなくオールディーズの代表のようなグループですが、この曲を始め「煙が目にしみる」や「グレート・プリテンダー」など名曲がたくさんあります。歌の内容が結構いいので歌詞を吟味しながら聴いてみてください。


M3 恋人たちの明日 / 大貫妙子

1981年に発売されたシングルで、同じ年のアルバム「アバンチュール」の1曲目に収められています。結構アンニュイなイメージも強かったこの頃の大貫さんです。


M4 真夏の果実 / サザンオールスターズ

1990年の映画「稲村ジェーン」の主題歌でしたね。この年、須磨海岸で須磨ジエーンを探せなんてイベントもFM大阪ではないFM局で行われたりしてました。なんか、懐かしいですね。、もう23年も前のことなんですね。

文:とらのすけ

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2013年05月25日

食堂車

今日は何の日?で検索すると、5月25日は「食堂車の日」だそうです。1899年の今日、山陽鉄道・京都~三田尻(現在の防府)で日本初の食堂車が走ったことを記念して定められたそうです。食堂車というのは今でもあるのだろうか?と思い、これも調べてみると、現在食堂車が連結されているのは、「北斗星」(上野⇔札幌間)、「カシオペア(上野⇔札幌)」、「トワイライトエクスプレス(大阪⇔札幌」の3列車のみのようです。以前は新幹線にも食堂車がありましたね。出張の時によく使いました。というより、出張の帰りに食堂車でほとんど宴会状態で大阪まで移動したのを覚えています。そもそも予約なしで時間制限もなかったのですから、狭い席にずっと座っているより食堂車でビール飲んでご飯食べて移動する方がいいに決まってます。煙草も吸えました。マナー悪し!ですね。そんな昔ではないのに、今からは信じられないようなことです。そんなことする輩がいたことや、今のように電磁調理器なんてなかったために、高速で移動する列車内で火を使うのは危険、さらに定食ばっかりで仕事が面白くないというので調理師さんに敬遠された・・・などが食堂車が姿を消した理由のようです。食堂車はもう遠い昭和の思い出になってしまったのですね・・・
5月25日(桂小枝さんの誕生日)オンエアーの曲です。


M1 Cotton Fields / Creedence Clearwater Revival

歌詞から想像できるように、この曲はもともとブルースです。1940年にHuddie Ledbetterという人がオリジナルです。その後、ニュークリスティミンストレルスなどのフォーク歌手や、ジョニーキャッシュなどカントリーシンガー、エルビスやお送りしたバージョンのCCRなどのロック歌手まで幅広く歌われるアメリカンスタンダードナンバーです。


M2 Just Because / J-WALK

1981年のJ-WALKのデビュー曲です。10年後の1991年に「何も言えなくて・・夏」の大ヒットまで実に10年間、この曲だけで頑張ってきたと言ってもいい曲です。実はいい曲はたくさんあるのですがヒットしませんでした。バンドの歴史は長いので、それはいろんなことがありますが、中村耕一さんの事件と脱退によって、事実上J-WALKは消滅したという人もいます。耕一さんはあの風貌と声ですから強面の人かと思いきや、とてもシャイで素朴なお人柄でした。亡くなった柳ジョージさんにもどこか似たキャラクターですね。今はソロで復活されました。また、J-WALKで歌ってほしいです。


M3 中央フリーウェイ / 荒井由実

中央自動車道を東京方面から走ったことはありませんが、地図を見ると歌詞の通りに調布基地(今は基地ではないので調布飛行場)、サントリービール工場、東京競馬場が沿道に存在してますね。片手で持つハンドル、片手で肩を抱いて運転などくれぐれもしないでくださいね。
1976年のアルバム「14番目の月」からあまりにも有名な曲ですね。


M4 耳をすましてごらん / 本田路津子

一部分だけ放送しました森ノ宮医療大学の校歌、とてもいい歌です。機会があればフルでお送りしたいと思います。また、紙ふうせんはたくさんの校歌や市歌、町歌なども歌ってはりますので特集もしてみたいです。校歌というのは一生記憶に残る特別な歌だと思います。そんな歌を紙ふうせんさんが歌っているような学校の生徒さんはいいなぁ~と思います。歴史の古い高校や大学だと、北原白秋/山田耕作のコンビが結構多いですね。時代とともに作者は変われど、どんなうたよりも“青春のうた”なのです。
お送りした本田路津子さんのこの曲は、1072年のNHKの連ドラ「藍より青く」の主題歌でしたね。今聴いても名作です。

(文:とらのすけ)

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2013年05月18日

そろそろ梅雨の季節

ここ数日夏の暑さになりました。体調管理にご注意くださいね。しかし、本格的な夏到来までにはうっとおしい梅雨の季節を経なければいけません。5月14日に沖縄地方、5月15日に奄美地方が梅雨入りしました。大阪は6月7日頃の予想です。オホーツク海高気圧と太平洋高気圧がぶつかり合うこの季節、ジメジメしているので気温はさほど高くなくても暑さを感じます。毎年悩むのが、エアコンの冷房と除湿。快適度としてはそれぞれに効果があるように思われますが、どちらが経済的なんでしょうかね?いろいろ調べてもどちらともいえないような・・・。今年は6月に除湿を、7月に冷房を使ってみて実践してみようかと思います。またご報告いたします。
5月18日オンエアーの曲です。


M1 Good Bye / Mary Hopkin

アップルの歌姫、メリー・ホプキンのデビュー2曲目で、ポールマッカートニーがプロデュースしています。デビュー曲「悲しき天使」のヒットに続きこの曲でもスマッシュヒットでした。翌年1970年には大阪万博にも来日してコンサートを行っています。このコンサートをご覧になったという方は60歳以上の方だと思いますが、今となっては本当に貴重な経験ですよね。


M2 風になりたい / 川村ゆうこ

1976年、5人目のフォーライフとしてオッサンばかりのフォーライフレコードからデビューした川村ゆうこさん。このデビュー曲「風になりたい」は、作詞作曲吉田拓郎、編曲松任谷正隆、M1のメリーホプキン同様、気合が入ったプロデュースが伺えます。


M3 砂に消えた涙 / 竹内まりや

1965年イタリアの歌手ミーナの有名なヒット曲です。本名はミーナ・マッツィーニ。本人も日本語バージョンをリリースしていますが、弘田三枝子や伊藤ゆかり、黛ジュンなどのカバー曲もヒットしました。今回は、竹内まりやさんのアルバム「Longtime Favorites」からのバージョンをお送りしました。


M4 てぃんさぐの花 / 夏川りみ

沖縄のトラディショナルな民謡です。多くの人が歌っている沖縄の代表曲のような曲です。親に感謝し、親の言うことを聞きなさいというような内容の歌です。てぃんさぐとは鳳仙花のこと。鳳仙花の花で爪を赤く染めるのが女の子の間で流行っていたようで、今でいうマニキュアですな。ちみさき(爪先)にすーみてぃ(染めて)とはそういう意味です。5月15日は沖縄本土復帰記念日でした。オスプレイの配備や基地移転で今も様々な問題を抱える沖縄ですが、そういう問題を同胞として共有しなければいけないことになった日として素直に考えたいと私は思います。

(文:とらのすけ)

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2013年05月12日

御堂筋のこと

毎年5月2週目の日曜日は御堂筋のホコ天ですね。昔は御堂筋パレードが行われていましたが、現在は別の名前になって御堂筋のあちこちでミニイベントが行われたりしているようです。1927年に地下鉄御堂筋線とともに現在の御堂筋が整備されたのが5月11日なので、この日を記念してこの時期にイベントが開催されているのでしょう。距離約4キロ、幅43.6メートルの御堂筋は、パリのシャンゼリゼやニューヨークの5番街などと並び大阪が世界に誇れる美しい通りだと思います。淀屋橋から南に向かって車を走らせると、37個ある信号機が連動して変わっていく様子はとてもきれいです。御堂筋がきれいなのは970本の銀杏並木もありますが、沿道の建物の高さが50メートルに制限されているからなんです。そのせいで空が広く見えますよね。そんな御堂筋を美しいまま残そうという気は大阪市の行政側にはまったくないようで、高さ制限は撤廃されることが決まっています。昔から民間の活力で橋や建物などが作られ、そこに文化が自然に生まれた大阪ですが、ことごとく保存すべきものを壊し、文化を切り捨ててきた大阪の行政の体質は今も昔も同じですね。多少の不便や経済効果を制限してでも美しい街並みを後世のために残しておこうと考える高い品格を持ったリーダーが現れてくれないかと思う初夏の日であります。
5月11日オンエアーの曲です。


M1 歌をあなたに / 中島みゆき

1976年のファーストアルバム「私の声が聞こえますか」のB面の終わりの方に収録された曲です(最後の曲は「時代」)。このアルバムは、素朴な姿の若い彼女が雪の中に佇んでいるジャケットがきれいで、今聴いてもすごく感動する1枚ですね。


M2 無縁坂 / グレープ

1975年のグレープ王道を行く作品です。「精霊流し」「無縁坂」「縁切寺」と、線香くさいなんて言う人もいますが、これこそがさださんの世界だと思います。当時セイヤングのパーソナリティーをグレープの二人がやっていたのを覚えていますが、ラジオでのお二人はすごく明るかったような記憶があります。


M3 Stone Walls / The Dooleys

英国のDooley家の兄弟を中心に結成された8人組。1960年代に活動をスタートさせていますが、初期の頃はボーカルの3人娘がまだ中学生だったため地元での地味な活動に限られていたそうです。ヒットが生まれたのは1977年になってから。日本ではその頃”WANTED”という曲がヒットしました。ボーカルの3人だけがジャケットになったりしていたので、アラベスクやノーランズなどとともに、キャンディポップなんて言われたりしました。でも、どちらかというとジャクソンファイヴやオズモンズに近いグループです。


M4 Sound Of Silence / Simon & Garfunkel

ダスティンホフマンが初めて監督を務めた映画「クァルテット~人生のオペラハウス」が公開になりました。老人ホームの存続をかけてリタイアした音楽家たちがコンサートを行うという設定は、10年ほど前にヒットした作品「カレンダーガールズ」にも少し似ているような気がしますが、描かれているテーマはもっと人間的な側面のようですね。まだ見ていないので、ぜひ見たいと思います。

文:とらのすけ

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2013年05月04日

憲法

5月3日は憲法記念日でした。1947年5月3日に日本国憲法が施行された日を記念して祝日に定められたものです。最近、憲法改正の議論が高まっていますね。新聞記事などによると、改憲全般、96条、9条それぞれなどの賛否のデータが出ていますが、概ね改憲賛成と反対は拮抗しているように見受けられます。テレビの討論番組などを見ていますと、改正のハードルが高すぎるか否か、自衛隊の存在や集団的自衛権の行使の是非などの争点が話題になっていますが、そういう各論的な議論の前に、憲法とは?立憲主義とは?という原点を忘れている(または、知らない)議論が多いような気がしてなりません。憲法を守らないといけないのは、天皇、国会議員、公務員であって、一般国民には憲法を守る義務はありません。憲法は立法や行政の国家権力から国民の権利利益を守るためにあるからです。つまり、国会で「報道はすべて検閲した上でこれを許可する」というような法律を作ることはできないようにするために憲法があるのです。この原則を、僕たち一般国民(立法や行政に携わらない人)は今一度確認した上で議論すべきだと思いました。憲法記念日って何?というような感じの祝日でしたが、今年は真剣に憲法について勉強しなおす日として認識しなければいけないのではないでしょうか?たまには、日本国憲法を全文読んでみることをお勧めします。たったの103条しかありません。
5月4日オンエアーの曲です。


M1 Melody Fair (小さな恋のメロディ) / Bee Gees

1971年の映画「小さな恋のメロディ」の主題歌としてヒットしました。この映画は、日本では僕の年代の人だと知らない人はないくらいヒットしましたが、英国本国や米国ではそれほどヒットしなかったようです。主演のマークレスター、トレーシー・ハイドは僕と同い年です。映画ではそれはそれは可愛かったのですが、いまはもうおっさんとおばさんなんでしょうね。


M2 ロードショー / 古時計

京都産業大学のフォークソングサークルの西田昌弘と大場弘一の二人によるデュオです。1976年にこの曲「ロードショー」がヒットしました。あの時代を代表するようなテイストの曲調ですよね。う~ん、映画館でほかの女性に微笑みかける彼氏を偶然見てしまった・・・。これはもう、あきませんな。ほな、さいなら!ですな。


M3 風は旅人 / 赤い鳥

1973年の曲です。NHKの「北の家族」というドラマの主題歌に使われました。作曲は三枝成章さんです。


M4 Let Me Be There / Olivia Newton John

1974年のアルバムのタイトル曲でした。この頃のオリビアはカントリー歌手っぽい路線で、この後にリリースされた「そよ風の誘惑」でブレイクしたので、あまり知られていない曲かもしれませんね。アメリカな雰囲気のオリビアですが、英国生まれ、オーストラリアで育ったクイーンズです。この曲は、いつもそばに・・・というような歌詞で、熟年夫婦にはピッタリの曲ですね。

文:とらのすけ

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2013年04月28日

春の叙勲

この春の叙勲では、松任谷由実さんが紫綬褒章の表彰をされました。最近の褒章では身近な人の名前が挙がってきますね。みんなそれなりの歴史と実績を積んできたということと、それなりの年になったということでしょうね。ちなみに、紫綬褒章というのは、学術、芸術、スポーツの分野での功労者に贈られるものです。青春のうたものがたり的なアーティストでいいますと、2008年に森山良子さん、2009年に中島みゆきさんが受賞されています。先日亡くなられたばたやんこと田端義男さんは受賞されていません。安部首相がEXILEのコンサートに行ったりユーミンの褒章など、音楽関係というと行政の目の敵にされてきた関係ももう昔のことになったような気がします。
4月27日オンエアーの曲です。


M1 青春の影 / チューリップ

1974年リリースのチューリップ6枚目のシングル曲です。それまでの姫野達也さんがボーカルで、少しアイドルバンドぽかったチューリップでしたが、この曲から財津さんがボーカルをとりイメージが変わりました。後に、ドラマ一つ屋根の下の主題歌に使われてリバイバルヒットしましたね。


M2 花嫁 / はしだのりひことクライマックス

1978年リリース。オリコン1位を獲得し、今も多くの人に愛されるエバーグリーンナンバーとなりました。ボーカルの藤沢ミエさんは、この曲の後3曲レコーディングして脱退されました。その後についてははっきり知りません。この頃、この藤沢エミさん、ペドロ&カプリシャスの初代ボーカル前野陽子さん、2代目の高橋真梨子さんの3人はなんだかとてもキャラが似ています。ぽっちゃり顔と低めの声が流行りだったのでしょうかね?


M3 忘れていた朝 /赤い鳥

1971年の赤い鳥の曲です。翼をください、竹田の子守唄に次ぐ、赤い鳥の代表曲といってもいい曲ですね。


M4 Puff, The Magic Dragon / Peter & Bethany Yarrow

PPMのPeter Yarrowさんの活動について平山さんが語りました。PPMだけでなく1960年代から70年代にかけてのフォークソングの多くは、反戦や人種差別といった社会性を帯びたものでした。枕でも書きましたが、そんなところから音楽関係、特にフォークやロックは反社会的分子として行政から敵視された時代も最近までありました。ピーターヤーロウさんは50年以上にわたり音楽を通じて平和と平等な社会訴えて来られ、現在は校内暴力や差別をなくすためのNPO、Operation Respectを立ち上げ、子供たちのための活動を続けられています。
74歳。まさに人生を平和のために捧げておられる方です。

文:とらのすけ

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2013年04月21日

手紙

4月20日は郵政記念日だそうです。明治4年4月20日に初めて郵便の制度がスタートしたことを記念して制定されています。最近はパソコンや携帯電話でのメールという非常に便利なものがありますので、手紙やハガキ、FAXさえも機会が減ってしまいましたね。これはこれで時代の流れ、ラジオ番組に来るリクエストもほとんどメールです。便利ではありますが、やはり手書き文字でのリクエストは送る人のキャラクターや思いが伝わってきます。青春のうたものがたりは、聴いてくださる方の平均年齢が高いせいか、ごくたまにですがハガキも頂くことがあります。そんなときは懐かしくうれしいものです。昔は番組ごとにはがきのBOXがあり、その厚みで番組の人気度が一目でわかりました。担当者は、いつもBOXを気にしていたものです。そんな春の日、たまには手紙でも書いてみるのもいいかもしれませんね。
4月20日オンエアーの曲です。


M1 Please Mr. Postman / Carpenters

「ちょっとちょっと、郵便屋さん。僕への手紙はないの?彼女からの手紙をずっと待ってるんだけど・・」っていうこの歌は、1961年にマーヴェレッツが歌ったのが最初です、その後、ビートルズがカバーしましたが、世界的なヒットとなったのは1975年のこのカーペンターズのバージョンです。軽快でコミカルなアレンジと、カレンの軽やかな歌声が素晴らしく、いつ聴いてもハッピーな気分になりますね。


M2 もう一度 / 竹内まりや

1984年にリリースされてヒットしたアルバム「Variety」は全曲竹内まりや作詞作曲、アレンジ山下達郎です。この曲はアルバムに先行してシングルが出されました。ちょうど結婚された後で、お子さんが生まれた年のことです。この頃は休業中でもあり、コンポーザー竹内まりやの魅力満載のアルバムになっています。


M3 旅人よ / 加山雄三

いわゆる湘南サウンドといわれたのが、加山雄三さんやワイルドワンズのこの時代の曲たち。ベンチャーズっぽいテケテケギターとアップテンポな曲が多い中、この曲はスロー、マイナーコード、さらにバックはワイルドワンズではなくランチャーズです。この季節の鎌倉や湘南っていいでしょうねぇ。なんか、関西にはない場所のような気がします。


M4 風はやさしく / 紙ふうせん

1978年のアルバム「再会」に収録された曲です。作詞作曲平山泰代であります。こういう作品を聴くと、我らが泰代ねえさんの歌のクオリティーの凄さに感嘆します。本格的なオペラとか聴いてみたいなんて思ってしまいます。

文:とらのすけ

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2013年04月14日

ルールとフェアプレイ

今年も米国ジョージア州オーガスタではゴルフ界最高峰の試合、マスターズが開催されています。トッププロたちの異次元のプレイに、我々ヘボゴルファーはただただ見入るばかりです。
ところが、考えさせられるプレイもありました。2日目の15番ホール。タイガーウッズが打ったアプローチはピンに当たって池に・・・。打ち直しはスーパーアプローチでしたね。ところが、打ち直しのボールを1打目の場所より2ヤード後ろにドロップしたということが発覚し、本人も認めたため終了後に2打罰を課すという異例の判定となりました。このニュースを知って、うん?て思いました。本人が認めている?ということは、タイガーはルール違反を知ってそこにドロップしたということではないのか?だとすれば、過少申告で失格ということではないのか?
というよりも、プレイの結果は本人の申告によって決まるゴルフというスポーツは、マナーとルールの熟知に基づいた厳格なフェアプレイをプレイヤーに要求しています。うっかりミスは誰にでもあるもの。しかし、それを許さないのがまたゴルフの潔いところでもあると思います。このまま、タイガーが優勝しても何か引っかかるものが残るし、もし仮に、彼がミスを認め自分から失格を申し出たとすれば、例え2日目にその姿が消えたとしても、その潔い態度は永遠に語り継がれたのかも知れないと考えてしまいました。素人ヘボゴルファーの呟きでした。
4月13日オンエアーの曲です。


M1 花はどこへ行った / PPM

1952年ピート・シーガーによって歌われたこの曲は、平和を願う反戦歌として世界中で歌われています。有名なところでは、ブラザーズフォーやこのPPMのバージョンですね。日本でも多くのシンガーが歌います。面白いところでは、忌野清志郎さんの詩がなかなかいいなと思います。なんだか、ミサイルがどうだこうだというような物騒なことになっています。こういう歌を堂々と歌って反戦の声を上げることができる国に生まれて本当に良かったと思います。


M2 遠い世界に / 5つの赤い風船

1967年に結成した5つの赤い風船。日本のフォークソングの原点のようなグループでした。活動期間が短かったため(最初の解散まで)、よく知られた曲はこの曲だけですが、分かりやすく誰でも歌えるメロディーと、特に僕が好きなのは、2番の最後の歌詞「だけど僕たち若者がいる」というフレーズです。


M3 君の瞳は10000ボルト / 堀内孝雄

作詞:谷村新司、作曲:堀内孝雄です。歌は堀内孝雄ソロでリリースされました。1978年の曲です。化粧品のCMソングに使われたこともあって大ヒットしました。堀内孝雄ソロの中では、もっとも初期のアリスの雰囲気が感じられる曲だと思います。


M4 若者たち /ブロードサイド・フォー

1966年のテレビドラマ「若者たち」の主題歌に使われた曲です。もともとは違うタイトルだったのですが、ドラマのヒットとともに曲名も「若者たち」となったのだそうです。
僕の世代だと、この時代はまだ小学生で、このドラマの詳細はよく覚えていませんが、田中邦衛さんと山本圭さん、佐藤オリエさんは覚えています。たしか、タイトルバックが海と夕焼けで、出演者がシルエットになっていたところに、この曲が流れていたように記憶しています。

文:とらのすけ

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2013年04月07日

新年度

さて、4月に入りました。この番組も平山さんのパーソナリティーとなってから2年目に入りました。毎週ご愛聴いただきありがとうございます。やっぱり4月というと新たな出発という感じがしますね。これからも懐かしく、心地よい時間を演出できればと思っています。
ところで、4月4日は、昭和44年生まれの人が44歳になる日だったそうですね。4が並んで、なんとなく縁起がいいようです。昭和44年といいますと、FM大阪の開局が昭和45年ですから、ほぼ同世代ということになります。それぞれの世代のそれぞれの青春時代を彩った名曲の数々。そんなリクエストとメッセージをお待ちしております。
4月6日オンエアーの曲です。


M1 空よ / トワ・エ・モア

1970年3月リリースのトワエモアの代表曲です。この曲は当時NHKで放送されていた「あなたのメロディー」という、視聴者から募ったオリジナル曲を歌手が歌う番組から生まれました。確か日曜日の朝に放送されていたような記憶があります。この番組を「あなメロ」と略して話す人は50歳以上の方だと思います。この「空よ」という曲、とてもさわやかな名曲ですが、歌ってみると結構難しいです。


M2 街を走りぬけて / 紙ふうせん

1979年のアルバム「フレンズ」から、後藤悦治郎さんの作詞・作曲・歌であります。今聴くと、声が若い!紙ふうせんの中では比較的地味めな曲ですが、コンサートではいつも歌ってはります。ところで、紹介したメッセージにある、阪急電車と坂道がキーワードの大学はどこや?ってことで、スタジオで盛り上がりました。阪急沿線にはたくさんの大学がありますが、関学や神戸女学院、甲南など、神戸方面は大体通学路が坂道ですよね。なので、これは関学か女学院ではなかろうかということになりましたが、久しぶりに訪ねる母校というのはいいもんでしょうね。


M3 Dancing Queen / ABBA

1976年のABBAの大ヒット曲です。他にもヒットはたくさんありますが、少なくとも日本においてはこの曲が1番人気でしょうね。1983年の解散後も、いわゆるゴールドの名曲として多くのコンピレーションアルバムにも収録されています。ABBAの曲を使ったミュージカル「マンマ・ミーア」はロンドンの初演以降、ブロードウェイ、日本では劇団四季、また、映画にもなりました(メリルストリープがちょっと面白かった)。


M4 She / Elvis Costello

映画「ノッティングヒルの恋人」で使われた、コステロの美しい曲です。オリジナルは1974年、フランスの歌手、俳優でもあるシャルル・アズナブールが歌いました。この時の邦題は「忘れじの面影」。ノッティングヒルの恋人は、主演がジュリア・ロバーツとヒュー・グラント。本屋さんと有名女優という設定、最後の記者会見のシーンなど、ローマの休日に似た設定でした。
ヒュー・グラント扮するウィリアムが本屋さんだったので、本の話題にちなんでこの曲をお送りしました。

(文:とらのすけ)

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2013年03月30日

オズの魔法使い

今週のモーニングサービスでお送りした「虹のかなたへ」という曲は、1939年にアメリカで公開されたミュージカル映画「オズの魔法使い」の中で、主役のジュディー・ガーランド(当時17歳)が歌った曲です。当時のMGMの映像技術の粋を集めた素晴らしい演出は、今観ても新鮮さを失っていません。この年は第2次世界大戦が始まった年。したがって日本では外国映画は禁制であったため、この映画が日本で公開されたのは15年も後、1954年のことなんですね。ちなみに日本映画では、黒澤明監督の「七人の侍」が作られた年です。戦争に突入する暗い時代に、アメリカではあのような素晴らしいファンタジー映画を制作していたということに、今さらながらびっくりしたような次第です。
3月30日オンエアーの曲です。


M1 Take It Easy / Eagles

1972年、イーグルスのデビュー曲です。デビュー曲という言い方もちょっと違和感があるほど超メジャーな曲ですね。グレン・フライとジャクソン・ブラウンの共作です。翌年、ジャクソンブラウンも、アルバム「For Everyman」で歌っています。このアルバムには、イーグルスのグレン・フライやドン・ヘンリーも参加しています。あの頃のAsylum Recordは我々の世代の青春そのものですなぁ~。


M2 アメリカン・フィーリング / サーカス

1979年のサーカスのヒット曲です。サーカスとしては、Mr.SummerTimeに次ぐヒットとなり、兄弟で構成された4声のコーラスグループの人気は不動のものとなりました。この年の、日本航空アメリカキャンペーンに使われました。サーカスは、今も叶正子さんを中心に活動を続けています。


M3 浪漫飛行 / 米米CLUB

1987年の曲ですが、1990年にこれまた日本航空のCMに使われました。確か沖縄キャンペーンだったと記憶しています。この年にシングルカットされ、ミリオンセラーとなる大ヒットとなりました。1980年代後半から1990年台にかけてのバブリーな時代のJ-POPを代表するような曲ですよね。


M4 Over The Rainbow (虹のかなたに) / Judy Garland

もうスタンダードナンバーでもあるこの曲ですが、たくさんの人が歌っています。面白いのは、ジャズボーカリストだけでなく、ロックミュージシャンも多く歌っているのが特徴です。主なところでは、エリック・クラプトン、レオン・ラッセル、ジミ・ヘンドリックス、ガンズ&ローゼズなどです。平山さんはエリック・クラプトンのバージョンがお好きだそうな。

(文・とらのすけ)

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2013年03月24日

春めき度

東京などでは平年より10日も早く桜が咲いたところもあるようですね。予定よりこれだけ早いと、お花見スポット周辺の飲食店や屋台、お弁当屋さんなどでは大慌てだったそうです。近畿地方では、まだ満開というところはないようですが、来週末にはお花見ができそうだそうです。
気象協会のホームページを見ていて、春メーターなるものを見つけました。各地の春めき度をグラフにして表したものです。これによりますと、九州や四国ではほぼ100%。近畿や東海では80%くらいの春めき度のようです。この調子だと、今年も早く夏が来そうですね。
3月23日オンエアーの曲です。


M1 卒業写真 / 荒井由実

1975年のアルバム「コバルトアワー」に収録されました。ユーミンの代表曲ですね。単純なメロディーですが、編曲が素晴らしくカッコイイですよね。スローな16ビートで、難しいコードを使ったギターのリフは、なかなかまねできません。バックはティンパンアレーです。このギターを弾いているのは鈴木茂さん。この時代のサウンドを代表するような素晴らしいバッキングだと思います。


M2 春の風が吹いていたら / 吉田拓郎&よしだけいこ

1973年のアルバム「伽草子」から、当時の奥様であった四角佳子さんとのデュエット曲です。
おけいさんは六文銭で歌っておられましたが、拓郎さんと結婚を機に引退されました。とてもスタイルがよくかっこいいお姉さんでした。現在は、六文銭09のメンバーとして、また、ソロでも活躍されているようです。最近、ブレッド&バターの岩沢二弓さんと「おけいとふゆみ」というユニットでライブなどされているようですね。お写真を拝見しますと、今も変わらず清楚で美しいおけいさん。素敵ですぅ。


M3 オレンジ村から春へ / リリィ

1976年の3月20日リリースのシングル「家へおいでよ」のB面だった曲です。「私は泣いています」「ベッドでたばこを吸わないで」など、ハスキーな声と女心を歌う少し暗めの美人シンガーというイメージだったリリィさんですが、このあたりの曲の暖かさはどういうことでしょう?
なんだかウキウキしてくるような曲ですよね。リリィさんは現在、斎藤洋士さんと一緒に「リリィ&ヨージ」として活動されています。今、ツアー中です。大阪は4月3,4,5と3日間予定されています。


M4 My Favorite Things / Julie Andrews

1965年のミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」から有名なナンバーです。ジャズの世界ではスタンダードとして多くのアーティストがプレイしています。一番知られているのは多分コルトレーンのバージョンでしょうね。サラ・ヴォーンのバージョンも美しいです。ディズニーの作品からの曲は、その多くがジャズのスタンダードになっています。さすがのクォリティーですね。

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2013年03月17日

暑さ寒さも彼岸まで

まさしく春の到来、寒さも終わりといったお天気ですね。暑さ寒さも彼岸まで。これからだんだんと日が長くなっていきます。近所の野球場やサッカーグランドから子供たちの歓声が聴こえ、犬の散歩の時間も長くなって、周囲がにぎやかになっていくのを日々感じます。こういう季節は音楽も軽やかな曲を聴きたくなってきますね。そんなリクエストお待ちしています。
3月16日オンエアーの曲です。


M1 Feeling Groovy(59番街橋の歌) / Simon & Garfunkel

1966のアルバム”Parsley Sage Rosemary & Time”に収録された短くも楽しい曲です。59番街橋とは、ニューヨークのマンハッタンから東へクイーンズ通りに至る大きな橋です。ちょうど春に作られた曲です。Slow Down You Move Too Fastという歌詞の通り、ゆっくり行きましょうよ、こんなにいい天気なんだし。っていうような歌です。


M2 なごり雪 / かぐや姫

アルバム3階建の詩から、この季節定番の曲です。イルカが歌ってヒットしましたが、かぐや姫のオルジナルが好きです。伊勢正三としては、22歳の別れ、なごり雪、海岸通りの3曲が秀逸な出来ではないだろうかと思います。


M3 桜 / コブクロ

コブクロの二人がアマチュア時代から歌っていた曲です。2005年に新たな曲としてレコーディングされました。桜に関する曲はたくさんありますが、そんな中の1曲に挙げられるような曲になりましたね。


M4 今ありて / 谷村新司

1993年に選抜高校野球大会の大会歌として作られました。作詞は阿久悠さん、作曲は谷村新司さんです。夏の大会には「栄冠は君に輝く」という有名な曲があります。春の大会歌は過去にもあったらしいのですがあまり知りませんよね。ですが、この曲になってようやく知られるようになったようです。もうすぐ始まるセンバツ高校野球。春はセンバツからですね。

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2013年03月09日

贈る言葉

2010年10月に始まった青春のうたものがたりは、今週の放送で166回になります。これ以外に放送されなかった番組が1回だけあります。それは、2011年3月12日放送予定だった番組です。あの日・・・いつものように番組収録を終えた3月11日の午後、信じられないようなニュースが入ってきました。日本人のみんなが呆然となった日でした。翌日はテレビもラジオもすべて特別編成。76回目に放送されるははずだったこの番組も休止となりました。あれから2年、何ができただろうか?と、自分に問うてみても何もできてはいません。復興も遅々として進んでいません。それでも、政府や電力会社は原発の再開に向けて動き始めていたり、アベノミックスだかミックスジュースだか知りませんが、円安と株高に浮かれる経済だったり・・・あの日を忘れたかのような日々が過ぎていくような気がします。あの日放送されるはずだった曲の中に、「贈る言葉」がありました。言葉を贈るだけでは何の手助けにもならないことはわかっていますが、この曲を耳にするたびに、あの日を思い出し、忘れてはいけないのだと自分に言い聞かせる。そんな曲になりました。
3月9日オンエアーの曲です。


M1 あなたの心に / 中山千夏

何と言っても、ひょっこりひょうたん島の博士、じゃりんこチエの声で知られる中山千夏さん。現在も著作活動や、社会活動で頑張っておられるようです。1969年、歌手としてデビューしたのがこの曲「あなたの心に」でした。オリコン2位を記録するヒットになりました。ストレートなロングヘアーと同じような伸びやかな声は今聴いてもなんだか幸せな気分になります。


M2 Yesterday Once More / Carpenters

1973年にヒットした曲です。アルバム”Now and Then”に収録されました。この曲を卒業式に使ってくれるなんて素敵な思い出ですね。今でこそ、コブクロとかいきものがかりとか川島あいちゃんなんかの曲をかけたり、歌ったりするようですが、昔は「蛍の光」と「仰げば尊し」を歌って、卒業生退場はなんかよくわかんないクラシックだったような気がします。ちなみに、当時洋楽は全部歌詞の意味など理解せずに聴いていましたが、この曲”Yesterday Once More"は歌詞の意味を理解できた初めての曲だった思い出があります。


M3 緑のスタジアム / 須藤薫

先日須藤薫さんの訃報が流れました。58歳、若すぎますね。1980年代をある意味象徴するような方でした。ユーミンや杉真理さん、大瀧詠一さんなどと交流が深く、ポップスシンガーという言葉がぴったりでした。残念です。ご冥福をお祈りいたします。


M4 知床旅情 / 加藤登紀子

なるほど、歌いだしだけだと「早春賦」と同じですね。いままで気付きませんでした。アップダウンクイズは1963年から1985年まで続いたクイズ番組でした(長寿!)。司会は小池清さん、問題を出すのは佐々木美絵さん、どちらもMBSの曲アナでしたね。ちなみに、あの清楚な雰囲気で大人気だった佐々木さんを奥さんにしたのもMBSのアナウンサー斉藤努さんでしたね。って、今もご夫婦でいらっしゃいます。そんな話は置いといて、早春賦という美しい唱歌は、大正時代にできた歌で、長野県大町市から安曇野あたりの早春を歌ったと言われています。
これが最初に出てくるところなど、ジローさんらしいなって思います。

(文:とらのすけ)

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2013年03月03日

さて桃の節句、ひな祭りですね。桃というと皆さん何を想像されますか。やっぱりあの果汁がたっぷりの甘~い桃の実でしょうかね。中華料理にある桃饅頭とか桃源郷とか桃娘とか、中国ではよく桃が出てくるような気がしますが、中国の人にとって桃は特別なものなのかもしれませんね。僕は、前に家にいた犬の名前が桃(もも)でした。子犬を見るために初めて横浜の知人宅を訪ねた折、踊り子号という特急電車から見た花がとてもきれいだったので、そのまま桃と名付けました。今思えばあれは桃の花ではなく梅の花だったと思いますが・・・。
女の子がいる家庭ではちらし寿司を作ったりしてらっしゃるんでしょうね。もう春ですねぇ。
そんな3月2日オンエアーの曲です。


M1 Sea Of Love / The Honey Drippers

レッド・ツェッペリン解散後、ロバートプラントが作ったスーパーバンドがハニー・ドリッパーズです。ジミー・ペイジやジェフ・ベックといったものすごいメンバーだったのですが、リリースしたアルバムは1枚で、それも50年代R&Bのカバーという、ちょっとなぁ~なバンドでした。
唯一のヒットがこの曲、Sea Of Loveです。オリジナルは1959年にヒットした、フィル・フィリップスの曲です。


M2 帰らざる日のために / いずみたくシンガーズ

1974年のドラマ「われら青春」の主題歌でした。中村雅俊主演で、学園ものとしてはシリーズ最後になったドラマです。いわゆるちょっと田舎の高校を舞台にした、根性あり、恋愛あり、友情ありなシリーズでした。夏木陽介に始まり、竜雷太、村野武範、浜畑賢吉・・・いやぁ懐かしいですなぁ。いずみたくシンガーズは総勢13名で、このうち今も活躍している人は・・・知りません。


M3 カナリヤ諸島にて / 大瀧詠一

1981年の曲です。アルバム「LONG VACATION」からシングルカットされました。目薬のCMに使われましたね。カナリヤ諸島はアフリカ大陸に近い大西洋上にあるスペイン領で、7つの島から成っています。知らなかったのですが、グランカナリア島(真ん中ら辺の丸い島)には、日本国憲法9条がスペイン語で書かれた碑があるんだそうです。・・・?


M4 春なのに / 中島みゆき

もう卒業式の季節ですね。別れと新しい出会い・・・。月並みですが涙の季節ですね。今でも制服のボタンを女の子が欲しがったりするんでしょうか?青春ですなぁ~。
1983年、中島みゆきさんが柏原芳恵ちゃんに提供してヒットしました。この時柏原芳恵ちゃんは17歳でした。後にアルバム「回帰線」でみゆきさんがセルフカバーしました。今週はみゆきさんバージョンをお送りしました。

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2013年02月23日

昨日2月22日は「猫の日」ということで、Facebookに猫好きの友達がたくさん画像やらコメントやら投稿してました。なんで「猫の日」かって・・・そら、ニャンニャンニャンですがな。こんな語呂合わせの記念日はほんと毎日のようにあります。ちなみに、「犬の日」は、ワンワンワンということで11月1日です。あとよく知られているのが11月22日の「いい夫婦の日」。翌日の11月23日は「いい兄さんの日」。なんのこっちゃ。調べていてふ~んって思ったのが、6月13日が「FMの日」だそうです。なんでかと言いますと、アルファベットの6番目がF、13番目がMだから・・・。FM大阪に30年勤務して、今もFMのお仕事をさせてもらっていますが、これは知りませんでした。
2月23日(風呂敷の日、妊婦さんの日、税理士記念日)オンエアーの曲です。


M1 風を感じて / 浜田省吾

1979年、浜田省吾さんのソロとしては5枚目、愛奴からだと6枚目のアルバム「君が人生の時」から1曲目の曲で、カップヌードルのCMに使われてヒットしました。このアルバムは、浜田さんにとっての出世作でもあり、ちょうど我々の世代のバイブル的なアルバムでした。


M2 You’re Only Lonely / JD Souther

この曲も1979年のヒット曲。いわゆるAORブームの頃です。ボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェル、TOTO、エア・サプライ、ジム・フォトグロ、ポール・デイビス・・・などなど、大学生の間ではサーフィンブームでした。海へ出かける車の中でみんなAORかけてたもんです。なんとなくクリスタルなええ時代でした。ちなみに、AORの解釈はいろいろありますが、日本でこの時代に流行った米国の音楽でいいんちゃいます?


M3 春咲き小紅 / 矢野顕子

1981年、カネボウ化粧品の春のキャンペーンソングとしてCMに使用されまして、大ヒットしました。この時代を代表するようなサウンドですね。作詞は糸井重里さん。コピーライターって仕事が若者の憧れでしたね。また、ピコピコチャカポコサウンドはYMOのアレンジです。


M4 つぼみ / シモンズ

青春のうたものがたりの友人、シモンズ田中ゆみさん作、1971年のシングル「振り向かないで」のB面。ヤングオーオー今月のうたでした。少女時代に作ったといううたらしく、とても可愛らしい歌詞です。ゆみさんは今もとても可愛い方ですね。またぜひ、遊びに来てほしいです。

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2013年02月16日

確定申告

さて、確定申告の季節ですね。会社員の方は総務部や人事部のほうで年末調整してくれるので、ほとんどの方は確定申告は必要ないと思いますが、私のような個人事業主の場合は確定申告が必要です。最近は便利になりました。国税庁のHPで必要事項を入力すれば、自動的に申告書や添付書類を作成してくれます。さらに、個人認証できればそのまま電子送付可能です。きちんと経理していれば、あっという間に申告終了というわけですね。最近はいろんな行政手続きがオンラインでできるようになりましたので、税理士さんや司法書士、行政書士といった士業の方には逆風なんだそうですね。う~ん・・でも自分のことは自分でするのが原則のような気もします。みなさん、頑張ってください。
2月16日オンエアーの曲です。


M1 It’s So Easy / Linda Ronstadt

1977年、リンダ・ロンシュタットの世界的ヒット曲です。今から36年前ですから、リンダは30歳のころです。オリビアニュートンジョンらと並んで、ウエストコーストの歌姫でした。鏡の前に座る少しセクシーなジャケットが懐かしいですね。いわゆる、ベビーフェイスといわれ、ビジュアルでの人気も高かった彼女。そういえば、平山さんも傾向としては同様のお顔。どことなく似てますね。


M2 今日はなんだか / シュガー・ベイブ

シュガーベイブのアルバム「SONGS」が最初にリリースされたのは1975年、エレックレコードです。その後何回も再発されていますが、2005年にソニーレコードからリイシューされた中からお送りしました。大瀧詠一&山下達郎プロデュースの名盤です。この「今日はなんだか」は達郎さんらしい作風でした。今聴いても、新鮮さを失わないところはさすがです。


M3  The Ballad Of Jed Clampett(じゃじゃ馬億万長者) / Lester Flat & Earl Scruggs

アメリカのコメディドラマ「じゃじゃ馬億万長者(Beverley Hillbillies)のテーマ曲です。日本では1963年頃の放送とWikiにはありますが、もう少し後にも再放送があったはずだと記憶していますが、定かではありません。いずれにしても大好きだったSit-Comでした。このテーマはブルーグラスの大御所、レスター・フラットによるもの。とっても小粋で、アメリカそのもののような曲ですね。思わず体を動かしたくなるでしょう?


M4 Winter, Again / GLAY

1999年、栄えある日本レコード大賞を受賞した、GLAY最大のヒット曲です。函館出身の彼ら。GLAYEXPOで20万人集めたり、いろんなことやってくれましたが、彼らはとても礼儀正しい若者だったような記憶があります。ちょうど来週の土曜日、2月23日は大阪城ホールでコンサートですね。

(文:とらのすけ)

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2013年02月09日

春の兆し

寒い、寒い、ものすごく寒い週末になりました。大阪でも雪が舞っていましたね。まだまだ春は遠い今日この頃・・・と、思っていましたが、庭に出てみると、冬の間なりを潜めていた雑草君たちが少しずつ顔を出してきています。取っても取っても生えてくる忌々しい雑草たちめ!って毎年思いますが、こうやって寒い中で見つけると、なんだか、「おお!元気やったか?」って声掛けしたくなりました。とはいえ、まだまだ冬の最中です。風邪などひかないように気を付けてください。
2月9日オンエアーの曲です。


M1 Rose Garden / Lynn Anderson

1971年リリースの世界的ヒットナンバーです。リン・アンダーソンは、この曲でアメリカンミュージックアワード、グラミー賞など、多くの賞を獲得し、女性カントリーシンガーとしてはこの時代に最も成功したアーティストと言われています。カーペンターズのTop Of The Worldをカーペンターズよりも先にヒットさせたのもこの人です。さらに、南沙織のデビュー曲「17歳」は、彼女が好きでよく歌ってた(さすが沖縄出身だけある)この曲をイメージして作られたそうです。


M2 あの頃のまま / ブレッド&バター

元祖湘南サウンド・・。でしょうか?とにかく、今も活躍する兄弟デュオ、ブレバタの代表曲ですね。作詞作曲はユーミン(呉田軽穂)です。これは、ユーミンが二人をリスペクトして作ったという曲で、頼まれて作ったのではないそうです。さりげなく40年以上活動を続け、多くのアーティストとの親交も深いブレバタの二人は、とてもカッコイイと思いますね。


M3 彼と彼女のソネット / 大貫妙子

1986年にリリースされた、フレンチポップのDIVA、ELZAの曲「悲しみのアダージョ(T'en va pas)」に、大貫さんが日本語詞をつけて、原田知世さんが歌いました。同じ年に、大貫さんも自身も、アルバム「Slice Of Life」の中で歌っています。なんだか、心洗われるような歌声ですよね。


M4 Strawberry Fields Forever / The Beatles

ご存知、ジョンレノンの名曲です。マジカルミステリーツアーに収録されました。Strawberry Fieldというのは、リヴァプールの戦争孤児院の名称だったそうです。英国には何度も行きましたがここにはまだ行ったことがありません。今度ぜひ訪ねてみようと思います。ジョン・レノンが住んでいたNYのダコタハウスに近い、セントラルパークの一角には、Strawberry Fieldsと名付けられたメモリアルパークがあります。ジョン亡き後、当時のNY市長により作られたもので、ここは行ったことがあります。多くの人が訪れ、花も置かれていました。

(文:とらのすけ)

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2013年02月02日

今年の恵方は・・・?

週明けには雪が積もったかと思えば、とても暖かい週末になりました。これじゃ、風邪ひく人も多いわけだ。来週は立春で、日曜日は節分ですね。昔は、立春がお正月だったので、節分は大みそかにあたります。なので、1年の邪気を払い、新年に福を呼ぶという意味で、豆まきをする習わしがあるんですね。巻きずしを丸かぶりするという風習は最近のこと。ずっと、寿司屋連合会(そういう会があるかどうかは知りませんが)とか、そういう団体が仕掛けたものだと思ってましたが、実は大阪の海苔問屋協同組合が発祥なのだそうです。ちなみに、今年の恵方は南南東です。そろそろ春の足音が聞こえてきますね。
2月2日オンエアーの曲です。


M1 北風 ~君に届きますように~ / 槇原敬之

1992年、槇原敬之さんの6枚目のシングル曲でした。デビュー以来、ヒットを連発してきた槇原さんの絶好調の頃の作品で、すごく充実した音作りが感じられます。ところで、槇原さんは、愛犬家としても知られています。デビューから知っているのと、春日丘高校やし、愛犬家やし、なんとなく友人のような気がします。


M2 小春おばさん / 井上陽水

1973年、日本で初めて売り上げが100万を超え、ミリオンセラーとなった記録的なアルバム「氷の世界」に収録された曲です。このアルバムは、タイトル曲の氷の世界、心もよう、帰れない二人、白い1日・・・など、名曲がずらり。そんな中で陽水さんのやさしさに溢れた作品だと思いますね。


M3 悲しき天使 (イタリア語バージョン) / Mary Hopkin

1969年のアルバム「ポストカード」に収録された、悲しき天使(Those were the days)のイタリア語バージョンです。このアルバムには、スペイン語バージョンも収められていました。


M4 おいしい水 (Aqua de Beber) / Astrud Gilberto

1965年に発表された、イパネマの娘と並ぶボサノバの名曲です。作曲はもちろん、アントニオ・カルロス・ジョビンです。こういう曲を聴きながら、朝からビール飲むのも休日には許されるのではないですかね。

(文:とらのすけ)

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2013年01月27日

雪と犬

童謡「雪」に出てくる歌詞に、~犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる~とあります。うちの犬も雪は大好きで、今朝うっすら積もった雪の中、おおはしゃぎしていました。なんで犬はこんなに雪が好きなのかな?と思い、調べてみると・・・。犬は特に雪が好きなわけではなく、好奇心が強いために、雪が積もるという変化に反応するのだそうです。その証拠に、雪国に暮らす犬たちは、毎日庭駆け回ったりはしないそうです。なるほどね~。そらそうですね。毎日雪の中で転げまわってたら体持たないですよね。とはいえ、雪の中ではしゃぎまわる犬たちはかわいいもんですよ。
1月26日オンエアーの曲です。


M1 東京 / マイペース

1974年にデビューしたマイペース。代表曲がこの曲「東京」です。というか、この曲しか知りません。でも、ビギンもカバーしてたし、すごくロングヒットなのです。先日、東京は大雪に見舞われたようです。どうも、関西より寒いような気がしますね。でも、世界をリードする、経済、文化の中心。花の都であります。


M2 カントリーガール / 谷山浩子

1980年の作品で、谷山さんの代表曲の一つですね。フォーク、ニューミュージックというカテゴリーだけでは収まらない谷山ワールド。メルヘンなイメージが強いですが、実は少しシュールで怖い詞もあったりします。ケイトブッシュや矢野顕子さんのようなエキセントリックさはないものの、その奥深い音楽性は広くロックファンにも愛されています。


M3 Jambalaya / Carpenters

1973年の懐かしいアルバム「Now And Then」から、Sing ,Yesterday Once Moreなどとともにシングルカットされた曲です。オールディーズのカバーメドレーなども入ったアルバムでしたが、この曲Jambalayaもオリジナルはカントリーシンガーの大御所、ハンク・ウイリアムスです。故郷に新婦を連れて帰った男が、旧友や家族と楽しく過ごしている様を歌った内容で、慣れないCajun言葉や、料理名も出てくる楽しい歌です。


M4 受験生ブルース / 高石ともや

1968年の曲です。高石ともやさんの代表曲の一つです。バンジョーの音がこの時代を懐かしく思い出させてくれます。1968年の受験生ですから、団塊の世代よりも少し後、いわゆる全共闘世代ですね。今の受験事情とは違うんだろうと思いますが、受験生にとってこの季節が追い込みなのは今も同じ。がんばれ!受験生!立派な大人になって僕らの老後を支えておくれ。

文:とらのすけ

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2013年01月19日

大寒

さて、大寒です。一年で最も寒い季節に入りました。関東方面では雪もかなりのようですね。
凍てついた木々を見ていると、緑の葉が茂り、蝉が鳴く夏の景色が夢のように思えてきます。
でも、この時期を過ぎ、もう2週間もすると立春。春は確実に近づいてきています。一年のターニングポイントのような季節ですね。
1月19日オンエアーの曲です。


M1 OL’55 / Tom Waits

1973年、Tom Waitsのとても渋いアルバム「Closeng Time」からの曲です。この曲はイーグルスもカバーしているので、その方が有名かもしれませんが、こちらがオルジナルです。アルバムからは唯一シングルカットされた曲です。フォークというよりは、ピアノ中心のジャズアルバムという位置づけに本人はしたかったようですが、意に反して静かながらポップに聴こえますね。


M2 雪 / 猫

1972年デビューの猫。最初は吉田拓郎のバックバンドとして活動しました。したがってこの曲「雪」も拓郎さんの作詞作曲です。1974年に解散後、2004年に再結成。猫5を発表しました。風で伊勢正三とコンビを組んだ大久保一久もこのバンドのメンバーでした。


M3 マージ―ビートで唄わせて / 竹内まりや

1984年のアルバム「Variety」から、もう一度/本気でアイラブユーに続いてシングルにもなった曲です。このアルバムは、休業後の復帰作で、全曲まりやさんの作詞作曲、山下達郎プロデュースによるものです。ビートルズに捧げる・・とクレジットされているように、英国、リバプールを流れるマージ―川にちなんで呼ばれる60年代のブリティッシュポップを指してマージ―ビートと呼ばれます。


M4 The Water Is Wide / Karla Bonoff

スコットランド民謡で、多くのアーティストによって歌われる名曲です。日本では競艇のコマーシャルで有名ですね。この、カーラ・ボノフのバージョンは1979年のアルバム「Restless Night(ささやく夜)」に収録されたもので、邦題は「悲しみの水辺」と訳されました。
昨年JDサウザーとの共演という夢のような来日公演をしたカーラですが、今年は2月にコンポーザーとしても有名なジミー・ウエッブと一緒に来日公演が予定されています。

(文:とらのすけ)

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2013年01月14日

青春

成人の日です。この番組をお聴きただいているみなさんは今も青春ですか?今週は、大好きな詩をご紹介させていただきます。

                        青  春
            原作 サミエル・ウルマン (訳 岡田 義夫)

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。 これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。

(文 とらのすけ)

1月12日オンエアーの曲です。


M1 ああ青春 / 吉田拓郎

1974年、吉田拓郎作曲(詞:松本隆)。トランザムが歌いました。ドラマ、俺たちの勲章で使われたのはインストです。青春という言葉は、とても奥深いと思います。ノスタルジーであってはいけない、懐かしむだけではいけない。青春を過ごした時は、今も自分の一部分なのですから。


M2 標ない旅 / 永井龍雲

1979年、グリコアーモンドチョコレートのCMソングに使われ、ヒットしました。この年、永井龍雲さんはFM大阪でも、「ひとつぶの青春」という番組のパーソナリティーを務めていました。今年はデビュー35周年。ツアーも始まるようですよ。


M3 I Like Chopin / GAZEBO

イタリアの歌手、ガゼボの1982年のヒット曲です。日本ではこの曲のみが知られていますが、イタリアでは今も人気歌手として活躍されているようです。小林麻美さんが日本語詞(松任谷由美)のバージョンを歌ってはりましたよね。


M4 ビューティフルサンデー / 田中星児

NHK「おかあさんといっしょ」の初代うたのお兄さんももう65歳。年金もらえる年なんですね・・・。
1976年にダニエルブーンが歌って世界的にヒットした曲の日本語カバーです。これも日本で大ヒットし、この年田中さんは紅白に出場しています。わかりやすくて誰でも歌えるハッピーソングですね。

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2013年01月06日

2013年お正月

明けましておめでとうございます。今年も「青春のうたものがたり」ご愛聴いただきますよう、よろしくお願いいたします。
さて、お正月早々ですが、パティ・ペイジさんが亡くなられました。彼女が歌うテネシーワルツほど世界中から愛された歌はないんではないかと思います。最初のリリースは1950年ですから、まだオーディオ(というか、ステレオ、蓄音機?)もそんなに普及していなかった時代だと思いますが、なんと600万枚も売り上げました。いや、すごい。日本では、やはり江利チエミさんの歌がもっとも有名ですね。綾戸智絵さんも自信の代表曲として歌ってはるようですね。
3拍子の楽曲はジャンルを問わず、聴く人をリラックスさせる作用があるのではないかと思います。こんな素敵な歌を残してくれたクララさん(あえて本名)、ありがとうございました。
 もう一つ、1月3日のライスボウルは名勝負でした。KGファイターズは、昨年に引き続いてのライス。勝った!(KGは私の母校ですので)と思った第4クォーター終盤、1分を切ってからのシーガルスの攻撃はさすがでした。アメフトはこれがありますからね。残り20秒でも気を抜けないです。社会人らしく落ち着いているというか、さすが年の功、上手かったです。
そんな2013年最初の放送のオンエアー曲です。


M1 Happy New Year / ABBA

1980年のアルバム「Super Trouper」からの曲です。1980年代に入って、ABBA人気も確立し、安定期にあったころでしょうか。この後、1983年に解散してしまいます。1950年代がパティ・ペイジ、1960年代がビートルズなら、1970年代はこのABBAといってもいいくらいの世界的スーパースターでしたね。


M2 白い冬 / ふきのとう

山木康世、細坪基佳さんのデュオ、ふきのとうのデビュー曲です。こういうきれいなハーモニーと、さりげないギターの高等テクニックが70年代フォークを代表するようなサウンドですね。
春を告げるふきのとう、てんぷらにするとおいしいですが、まだ少し先ですね。


M3 サインはV / 麻里圭子、横田年昭とリオ・アルマ

1969年のテレビドラマ「サインはV」の主題歌でした。みんな見てましたねぇ。日曜日の夜でした。スポンサーはオバQからこの時間ずっと提供し続けてた不二家。子供が多かった時代ですからねぇ。お菓子も景気良かったんですね。主人公の岡田可愛さんもさることながら、ジュン・サンダース役の范文雀さんが人気ありました。ドラマの中では死んでしまうんですが、これが骨肉腫というあまり聞きなれない病名だったので、当時、腕が痛い、足が痛いというと、みんな「骨肉腫ちゃうか!」って言うのがお決まりでした。ところで、主題歌を歌った麻里圭子さんを知る人はほとんどいないのではないでしょうか。演歌歌手としてデビューされたのですが、ピンキーとキラーズのブレークにならって、あのスタイルでポップス歌手に転向されました。横田年昭とリオアルマというのが、キラーズのようなおっさんグループではなく、少し若々しいイメージだったように記憶しています(間違ってるかも)。その後、「裸足のままで」という知る人ぞ知るプチヒットがありました。現在は、ネット上に公式Twitterなどがあるので、現役で活躍されているようです。


M4 Here Comes The Sun / The Beatles

アルバム「Abbey Road」からのおなじみの曲です。ジョージハリソン作の中では特に秀逸な曲ですね。今年もリスナーの皆さんにお陽様が差し込むようないい年でありますように。


(文:とらのすけ)

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2012年12月30日

No More Guns! America!

2012年も終わろうとしています。いろんな事件があった2012年ですが、僕が一番気になったのは、米国コネクチカットで起きた小学校での銃乱射事件でした。事件そのものもさることながら、安全に対する国家間、個人間の主張の違いに考えさせられることが多いです。ご存知の方も多いと思いますが、日本でもケーブルテレビなんかでは見ることができるCNNのニュース番組「ピアースモーガン・トゥナイト」で、ホストのモーガン氏が、「Gun Owners Of America」(銃規制に反対または銃所持の権利を主張する団体)の代表のラリーなんとかさんに対し”you are a dangerous man”と言ったことに対し、モーガン氏の国外追放を求める請願に3万人以上が署名したというニュースがありました。モーガン氏は英国人であり、英国は日本と並んで世界で類を見ないほど銃規制に厳しい国。ここに、英国や日本の常識とアメリカの常識(米国では武器の所持は憲法で認められた権利です)の違いがあるように思いました。人を殺すのは人であって武器ではない、とする考えにも一理ありますが、武器がなければ人を殺すのはとても困難であると考えてしまうのは、日本人だからなのでしょうか?でも日本人は、殺戮のゲームを開発します。銃が身近にない我々日本人にとっては、リアリティーがないゆえだと言われます。それが世界中に輸出されている現実もまた、考えなければいけない事実だと思います。いろんなことを考えさせられる事件と、その後の論議でした。
そんな2012年最後のオンエアーの曲です。


M1 冬ざれた街 / 五輪真弓

デビュー曲「少女」から一貫しているアメリカンな雰囲気、キャロルキングが寄り添う彼女の音楽は、当時としては相当クールなものでした。それは、彼女のいわゆる”味のある”風貌からもそう感じたのは私だけではないと思います。この頃、今はなき”渋谷ジャンジャン”でのライブレコーディングは、僕の知る限り、日本のライブ盤の最高峰であると確信しております。


M2 大空と大地の中で / 松山千春

デビューアルバムからです。出身地の北海道の、広く美しい風景、厳しい気候とともに、彼のこの土地、人々への愛情が感じられる名曲ですね。カラオケで歌う時は、はて~し~いな、い~と、最後のいを離すのがコツです。どうでもいいですね。すんません。


M3 What’s Going On / Marvin Gaye

1971年の名曲です。アメリカでは反戦機運とともに、社会問題が若者の間で噴出した時期です。この曲もタイトルにあるように、歌詞にあるように、反戦を訴えるものです。それにしても、この頃のモータウンのアーティストたちには多いようですが、なんか・・・日本の演歌に通じるような風貌の人が多いですねぇ。


M4 時代は変わる(The Times They are A-Changing) /Peter Paul & Mary

ピーターポール&マリーは、ボブ・ディランの曲も多く歌っています。最も有名なのは「風に吹かれて」ですよね。この曲は、1964年のボブ・ディランの同名アルバムからの曲です。
ボブ・ディランのこの歌が大好きという方も多いと思いますが、PPMバージョンもよく知られてますよね。A-Changinは、Changes On Goingみたいな意味と考えればいいと思います。
時代は変わり続けているんだよってことですね。来年は、いい方に変わって欲しいですね。
ではみなさん、よいお年を!

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2012年12月22日

世界が滅亡しないでよかった

2012.12.22に世界が滅亡?ずっと以前から言われていたことですが、これは今から2000年~1500年前にメキシコ方面で栄えた、マヤ文明に由来しています。この文明の知識人たちは天文学に長けており、長期の暦を作っていたそうです。その暦のことをマヤ歴といいますが、このマヤ歴が2012年12月22日で途切れていることから、今日で世界が終焉の日を迎えるというようなことを言い出した人がいたのがそもそもの伝説の始まりであったそうです。何もなくて良かったですね。今日もまたお酒が飲めて幸せですね。ところで、20121222は11で割り切れます。どうでもいいことですが・・・。ついでに、FM大阪の周波数851は23または37で割り切れます。私のような個人事業主の方は来年早々経理書類とにらめっこになりますが、集計して、数字が合わない場合のヒントです。すべての桁が2で割り切れる(偶数)なら、貸借のミスです。合わない数字が9で割り切れたら、桁間違いです。
2012年12月22日オンエアーの曲です。


M1 The Christmas Song / Carpenters

1944年、メル・トーメとボブ・ウエルズが書いた曲です。最も有名なのはナットキングコールの歌だと思いますが、このカーペンターズのバージョンがとてもいいです。やっぱりカレンの歌は最高ですね。ところで、この曲は真夏に書かれたものだそうです。あまりに暑いので、寒いころを想像して涼むために書いたとは、メル・トーメさんの弁だそうです。そういえば、ビンぐクロスビーで有名なホワイトクリスマスも、夏に、または暑い国において書かれたものです。


M2 冬のファンタジー / カズン

1995年にデビューしたいとこのデュオ、カズンの同じ年のヒット曲です。サッポロビール“冬物語”のCMに使われてヒットしました。この曲しか、カズンで知っている曲はありませんが、二人は今も活動されているようです。また、こんな名曲を送り出してほしいものです。


M3 すてきなホリデー / 竹内まりや

ケンタッキーフライドチキンのCMソングであります。2001年のアルバム”Bon Appetite”からのシングルカットです。ところで、クリスマスになぜチキンを食べるか知ってますか?実はKFCさんの戦略だったのです。アメリカでは感謝祭にターキーを食べる習慣はありますが(この由来はよく知りません)、クリスマスにチキンを食べる習慣はありません。1974年に日本で5号店であった東京の青山のお店に、ある外国人の方が来て、「日本ではターキーが手に入らないのでチキンを」といわれたのがきっかけで、KFCでは翌年からクリスマスにはチキンをキャンペーンを大々的に展開した結果、いつの間にか日本ではクリスマスにチキンを食べるようになったのだそうです。そういえば、バレンタインのチョコレートも青山のメリーチョコレートがもともとです。節分に巻きずしとか、土用のウナギとか、全部ビジネスが元なんですね。


M4 Blue Christmas / Elvis Presley

もともと1940年代のアメリカで、カントリーミュージックとしてヒットした曲ですが、1957年にエルビス・プレスリーがR&Rの世界でのクリスマスナンバーとして確立しました。ブルーって言うくらいですから、クリスマスはみんなハッピーとは限りませんよね。そういえば、達郎さんのクリスマスイブだって、悲しい歌ですよねぇ~。
ハッピーな人もそうでない人も、いいクリスマスをお過ごしください(^_-)-☆

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2012年12月16日

1216

今日は(16日)、近所の道路がマラソンのコースなのでお昼前後は車で出かけることができません。歩いて選挙行くか・・・。今回の衆院選ほどどこの投票したらいいのかわからない選挙も過去少なかったような気がしますね。条件付き1票みたいなのがあればいいんだけどなぁ~。
12月15日オンエアーの曲です。


M1 ラバーズ・コンチェルト / 薬師丸ひろ子

1989年のアルバム「Lovers Concerto」からタイトル曲です。1965年のアメリカで、The Toysという女性3人組が歌って大ヒットしましたが、よく知られているのはその後のサラ・ボーンの歌ですね。原曲はバッハのメヌエットです。こちらは3/4の室内楽らしい可愛い曲ですが、歌の方は4/4でノリの良い曲になっています。それにしても、薬師丸ひろ子さんはこうやって聴くと、歌うまいなぁ。


M2 I Saw Mommy Kissing Santa Clause / Jackson5

1970年、ジャクソン5のクリスマスアルバムから、「ママがサンタにキスをした」です。マイケルはこの時12歳。日本だと小学6年生です。とっても可愛らしいボーイソプラノですよね。
私と同い年のマイケル。早すぎる詩は本当に残念でした。もう3年前なのですね。


M3 安奈 / 甲斐バンド

1979年、甲斐バンドの代表曲です。最近、安奈-2012というのが40周年を記念して発売になったようですが、お送りしたのはオリジナルです。浜田省吾がギターで参加しています。


M4 翼をください / 紙ふうせん

この歌は鎮魂歌にも聴こえるという、平山さんのコメント・・・。日本の名曲です。

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2012年12月08日

電飾

例年この季節、、家々の木々のイルミネーションがきれいでしたが、以前と比べるとそういう家がめっきり減ってしまいました。やっぱり節電なんでしょうね。最近はLEDとかで消費電力も少なめとはいえ、ひと月近く毎夜キラキラさせていたら、結構な電気代になります。無駄といえば無駄なことですが、なんとなく淋しい気もしますね。
12月8日オンエアーの曲です。


M1 恋のリーズン / 伊藤銀次

私がFM大阪に入社してまだ数年の頃、日曜の朝に「コーク・サウンド・シャッフル」という番組を担当されていたのを思い出します。大阪らしくないポップなセンスが大好きでした。銀次さんも40周年。2枚組のベストアルバムもリリースされます。久しぶりに80年代らしいサウンドにどっぷりつかってみるのもたまにはいいかも、ですね。この曲は1982年のアルバム「SUGAR BOY BLUES」の1曲目に入っていたとてもポップなナンバーです。


M2 Starting Over / John Lennon

1980年12月8日、ジョンレノンがNYのダコタハウス前で、熱狂的なファンの凶弾に倒れてからもう32年。この曲はその直後に、チャートを駆け上がりました。やり直そう・・・って言っても、死んでしまったらやり直せない。そんな、悲しい年の年末を思い出します。


M3 春よ来い / 松任谷由実

1994年のアルバムThe Dancing Sunから、NHKの朝ドラの主題歌に使われた曲でした。アルバムのリフレインが印象的でした。ところで、ユーミンも40周年。「日本の恋とユーミンと」というBOXセット、売れているようですね。プロコルハルムとのツアーも話題を呼んでいます。いやぁ~いくつになってもスーパースターですね。ユーミンは。


M4 初恋の人に似ている / トワ・エ・モア

1970年、トワエモア5枚目のシングルでした。平山さんの話にあった、熟年告白♡。最近では、Facebookなんかで昔の同級生を久しぶりに見つけて、またお付き合いが始まるようなことも少なくないんだそうです。いろんな意見もあると思いますが、このFacebookなるSNSはそういう意味では、お年寄りとかにはうってつけのシステムではないかと思ったりしています。

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2012年12月02日

冬の足音

12月です。私の住む町では、玄関先の樹にイルミネーションを施す家が徐々に増え、車はスタッドレスに入れ替える季節です。昔に比べると雪の降る日は確実に少なくなっていますね。今年の北海道での初雪観測は、観測開始以来最遅だったそうですので、関西方面での雪の便りはまだ先になりそうです。何かと忙しくなる年の瀬ですが、青春のうたものがたりの公開録音が12月21日にあります。今回のゲストは、ばんばひろふみさん。みんなで楽しくクリスマス&忘年会しましょう。たくさんのご応募お待ちしています。
12月1日オンエアーの曲です。


M1 扉の冬 / 吉田美奈子

1973年吉田美奈子さんのデビューアルバム「扉の冬」からです。このアルバムは細野晴臣さんプロデュースで、バックを務めるのはキャラメルママ(後のティンパンアレー)です。ですから、ユーミンのひこうき雲などと、サウンドも時代背景も、歌のへたうま感覚もよく似ています。シングルカットは、A面がネコ、B面がこの曲「扉の冬」でした。キャロルキングに似た、アレンジが大好きです。


M2 風をあつめて / ハッピーエンド

1972年URCレコードからリリースされたアルバム「風街ろまん」から、ハッピーエンドの代表曲です。M1の吉田美奈子さんは、この頃細野さんや大瀧さんと交流が深く、彼女のデビューはハッピーエンドあってのことだったのかもしれません。フォークソングというカテゴリーから一歩出た、ポップスという新しいジャンルを拓いた最初のバンドだったように思います。


M3 クリスマス・イブ / 山下達郎

定番!であります。最初は1983年のアルバム「Melodies」ですが、1986年から12月の季節商品?として、毎年オリコンチャートをにぎわせました。シングルとしては日本の音楽史上最もロングセラーなのではないかと思われます(確実な情報ではありません)。当時、MOONからは毎年11月ごろにクリスマスツリーがデザインされたジャケットのテスト盤が届いていました。


M4 The Fool On The Hill / The Beatles

日本では1968年に発売となった、映画のサントラ盤+オルジナル曲という編集版「マジマルミステリーツアー」からの曲です。つまりA面がサントラで、B面はコンピという変則アルバムなのですね。このアルバムB面の曲は割に聴きやすいですが、A面はよくわかんない曲が多く収められています。この曲フール・オン・ザ・ヒルもそうですね。歌詞がよくわからないです。面白いです。

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2012年11月24日

いい夫婦

平山さんのコーナー「モーニングサービス」、今週は、夫婦について考えさせられる映画「あなたへ」をご紹介していただきました。11月22日は、いい夫婦の日。この日に入籍するカップルも多いとか聞きます。夫婦でご活躍されている芸能人も多いですが、平山さんと後藤さんも、パートナーズ・オブ・ザ・イヤーに選ばれてもおかしくない、いい夫婦だと思いますよ。いつまでも、ご夫婦で素晴らしい歌声を聴かせてほしいと思います。
11月24日オンエアーの曲です。


M1 Late For The Sky / Jackson Browne

1974年ジャクソンブラウンの3枚目のアルバムから、タイトルチューンです。ジャクソンブラウンが大好きという中高年の方は多いと思いますが、その中でも多分トップに来るアルバムではないかと思います。私も、カセットに入れて車の中でどのくらい聴いたことでしょうね。ジャケットが素晴らしいです。デビッドリンドレーのギターの印象的なフレーズは、青春時代に一気に引き戻してくれるかのようです。


M2 霧にぬれても / 紙ふうせん

1978年、泰代姐さんの迫力あるボーカルが素晴らしい、紙ふうせんの名曲です。「夕暮れ神戸の街」という歌詞がとても心に残ります。神戸や阪神間に住む人にとってはとってもフェイバリットな曲です。リクエストをくださった“へたれねこ”さんは、この曲でオーディションを受けられたそうですが、何のオーディションなんでしょうね。でも、すごくいい選曲だと思いますよ。今回は、アルバムSaintJeumからのバージョンをお送りしました。


M3 Everybody Wants to Rule The World / Tears For Fears

1985年に全米No1を獲得した曲です。ちょうど、ニューロマンチックと呼ばれるようなソフトなロックがブームだったころ、シンセサイザーを多用したクォリティーの高いサウンドで、ジャズファンまでもが注目した、英国の二人組です。邦題は「ルールザワールド」。もうすぐ衆議院選挙。政治家ができもしない公約を声高に叫んでみても、結局は”Rule The World”したいだけの、特殊な種類の人間なんではないかと思ってしまうのもしょうがないような騒ぎですね。


M4 君をのせて / 沢田研二

1971年、沢田研二のソロデビュー曲です。TOKIOや勝手にしやがれとかの派手な衣装とパフォーマンスが印象にあるジュリーですが、デビュー曲はこんな曲だったんですね。この曲、作詞は岩谷時子さん、作曲は宮川泰さんですが、なんとなく関西フォーク調の感じもあります。高田渡さんが歌えば、そう聞こえるなぁ~。ちなみに、ASKAさんがカバーで歌ってはります。

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2012年11月18日

ゴルフも終盤

プロ野球もシーズンを終え、ゴルフももう終盤になってきました。ゴルフの場合、賞金王争いだけでなく、来季のシード権が確保できるかどうかという時期でもあります。アメリカのLPGAでは、TitleHoldersという、今季の優勝者だけで争うトーナメントが行われていますが、宮里藍ちゃんが2日目で首位と、検討しています。藍ちゃんだけでなく、アメリカの女子ツアーでは日本と韓国がすごく強く、賞金ランクの上位を占めているようです。片や、日本のツアーでは韓国と中国勢。このままでは、韓国国内ツアーは日本ツアーへの1ステップ、日本ツアーはアメリカツアーへの1ステップのようになってしまうような気がします。頑張れ!アメリカ女子!と、あえて言いたい。
11月17日オンエアーの曲です。


M1 Alone Again(Naturally) / Gilbert O’Sullivan

1972年にヒットしたきれいな曲です。アイルランド出身で、英国で育ったという彼らしい、少し暗めの感じが受けたのでしょうね。歌詞は結構怖いものがあります。一度、ゆっくり読んでみてください。


M2 スローモーション / 来生たかお

1982年、中森明菜のヒット曲としてよく知られた曲です。その後、来生さんがセルフカバーされたバージョンをお送りしました。ギルバート・オサリバンさんと来生さんはとても親交が深く、お互いに影響され合っていることをお二人とも自認されているようです。
ずいぶん前ですが、FM大阪のスタジオで、来生さんとギルバートオサリバンさんのミニライブをやったことがあります。懐かしい・・。


M3 Xanadu / Olivia Newton John

1980年にオリビアニュートンジョンが主演したミュージカルXanaduの主題歌です。このミュージカルの音楽はELO(Electric Light Orchestra)が担当し、数々の賞を受賞しましたね。
Xanaduというのは、旧モンゴル帝国の首都の名前だったようですが、いろんなところで夢の都、さらに桃源郷のような場所の意味で使われることが多いようですね。日本では、ジャガーズがキサナドゥの伝説という曲を歌ってました。

M4 四季の歌 / 芹洋子

大阪出身の芹洋子さん。交通事故で記憶を失うというアクシデントも乗り越えて、61歳になられる今も歌手として活躍されています。赤い鳥も歌っている「赤い花白い花」、その他「野に咲く花のように」など、教科書に載るような歌を多く歌ってこられました。この曲は、芹さんの代表的な曲であり、ミリオンセラーを記録した曲です。

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2012年11月11日

忠犬ハチ公

11月10日は、渋谷駅にある銅像で有名な忠犬、ハチの誕生日だそうです。大学で講義中に急逝した飼い主、上野英三郎を、ずっと渋谷駅で待ち続けた秋田犬ハチは、日本のみならずアメリカでもリチャードギア主演の映画になったりもしましたね。知らなかったのですが、ハチははく製にされて、国立科学博物館に展示されているそうです。そのハチが生まれたのが大正12年11月10日で、89年も前のことです。今みたいに、犬がリビングルームのソファで昼寝するような時代ではなかったはず。そんな時代に、人々に愛され、渋谷駅内で寝泊まりが許され、銅像まで建てられた犬というのは、考えようによってはとっても幸運であったと思います。似たような犬は他にもいたでしょうに・・・。こんな国民性なのか、日本は今や世界一のペット大国。2006年に子供の数を犬の数が上回って以来、犬の数は増え続けているそうで、それに伴い、ペット産業でも世界一の消費国なんだそうです。犬の服はもちろん、ベビーカーまで売れるのは日本だけだそうですよ。愛犬家としては、うれしいような気もしますが、犬には犬の生活というものもあるような気がします。
ハチの誕生日のオンエアー曲です。


M1 流星 / 吉田拓郎

1979年の拓郎さんの名曲です。最近では、手島葵が何かのCMでカバーしてましたので、そちらでご存知の方も多いかもしれません。少し前、10月の終わりごろにはオリオン座流星群を見ることができます。ハレーすい星が母体の流星群で、毎年秋の風物詩となってます。


M2 時代 / 中島みゆき

1975年、中島みゆきのセカンドシングルで、出世作でもあります。この時代の人なら誰でも知っている名曲ですよね。今回は、翌年のアルバム「私の声が聴こえますか」に収録されたアコースティックバージョンをお送りしました。

M3 I DO,I DO,I DO,I DO,I DO / ABBA

1974年「恋のウォータールー」で世に出たスウェーデンの4人組ABBAですが、2年後の「ダンシングクイーン」で世界的に有名になりました。ミュージカル「ママミア」のロングヒットなどを見ると、ビートルズやカーペンターズにも並ぶスーパースターですね。この曲は、3枚目のアルバムに収録されました。横ノリの曲で、なんとなくリゾートな感じですよね。

M4 君の朝 / 岸田智史

1976年デビューの岸田智史さん。歌手、俳優として今でも活躍されています(現在は岸田敏志と書く)。この曲は1979年のドラマ「愛と喝采と」の主題歌(というか、ドラマの中心アイテム)として、大ヒットしました。歌手としてデビューし、売れていく様をドラマにしたもので、ドラマの中でのデビューと現実のリリースとがシンクロするという面白い設定でした。

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2012年11月04日

文化の日

2012年秋の叙勲受章者は3940人と外国人受章者46人となりました。由紀さおりさんや三浦友和さんなど、身近な芸能人も多く、なんとなくポピュラーな印象を受けますね。ところで、文化勲章というのは、憲法14条3項「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。・・・」という規定により、金銭やその他の副賞などはありません。しかし、文化勲章受章者は同時に、別の法律で定められる“文化功労者”にも選定されるように運用されているため、生涯350万円の年金がもらえることになるのだそうです。ちょっとやらしいですが、調べてみました。11月3日オンエアーの曲です。


M1 見上げてごらん夜の星を / 坂本九

秋は空気が澄んで、星がよく見えますよね。街燈などが少ない場所に行って見上げても、遠くの町の明かりなどで、昔のように降ってきそうな星とはなかなかいきませんが、何億年か前の光を今見ているんだと思うだけで、不思議な気持ちになったりしませんか?
1963年の坂本九さんのヒット曲。作詞は永六輔さん、作曲はいずみたくさんです。


M2 冬の散歩道(A Hazy Shade Of Winter / Simon & Garfunkel

11月は霜月とも呼ばれ、その名の通り霜が降る日が多くなります。冬の足音が聞こえてくる季節です。この季節の朝濃い霧が出たりすることも多いですね。1966年の曲です。後のアルバム「BOOK END」に収録されました。S&Gの代表曲の一つですね。


M3 紙風船 / 紙ふうせん

11月2日は、紙ふうせんのコンサートでした。スタッフもみんな行きましたが、今年のステージは素晴らしかったです。我らが泰代ねえさんは赤のドレスに身を包んで、「星に願いを」などをソロで歌うなど、さすが!な一面を見せてくださいましたよ。紙風船は、毎回と同じく、アンコールの最後にみんなで合唱しました。


M4 大阪で生まれた女 / BORO

1979年、BOROが歌って大阪の代表曲のようになりました。3番までの歌詞ですが、この歌、実は18番まで歌詞があるのです。フルバージョンも1992年にリリースされています。30分くらいあります。たこ焼きの話と、この曲の取り合わせ。大阪らしくてなかなかいいでしょ。

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2012年10月28日

読書週間

食欲の秋、スポーツの秋・・・秋にはいろいろな表現がありますが、読書の秋なんてことも言ったりします。読書週間というのが昭和22年に制定されて今年で66回目を迎える、などということはあんまり知られていません。今年も10月27日から11月9日までの2週間が読書週間と定められています。
子供の活字ばなれなんて言われますが、人生のある時期に読んでおかなければならない文学作品というものは確かにあるのではないかと思います。夏目漱石や太宰治、志賀直哉、芥川龍之介、三島由紀夫など、中学生から大学生の時代に読み、年を重ねてからまた読み直すと違った印象を受けます。この番組で消えることのない素晴らしい音楽を改めて紹介しているように、文学もきちんと残していかないといけないのではないかと思う秋であります。
10月27日オンエアーの曲です。


M1 青春の光と影(Both Side Now)/Judy Collins

1967年、Joni Mitchelの曲です。日本では1970年公開の映画「青春の光と影」の主題歌としてJudy Collinsが歌ってヒットしました。この時代の映画には、迷いや悩みをテーマにした映画が多くあり、主題歌は挿入歌がヒットするというようなことが多かった時代です。イージーライダーとかいちご白書(この主題歌もJoni Mitche)、明日に向かって撃てなど・・・懐かしいですね。


M2 SACHIKO / ばんばひろふみ

1979年ばんばんの歌でヒットしました。今年の10月に「メイド・イン・京都」というアルバムをリリースしたばんばさんですが、その中に新しいバージョンが収録されています。
この歌の影響で、この年に「さちこ」という名前が増えた、というようなことは聞きませんが、さちという名前の女性が、友達の間ででクローズアップされたようことはありましたよね。


M3 涙のステップ /須藤薫

1980年代、杉真理さんや大瀧詠一さん、松任谷由実さんなどからサポートされたポップな女性シンガー、須藤薫さんです。この曲は1982年のアルバム「Amazing Toys」に収録されていました。80年代、バブル時代の直前、日本の若者が遊びほうけていた良き時代を感じます。


M4 赤い花白い花 / 赤い鳥

1970年の赤い鳥の曲です。赤い鳥以外にも、芹洋子さんとかたくさんの人が歌っています。作者は中林三恵さんという女性です。この方が、子供の頃口ずさんでいたこの歌を、大学生の時に歌ったのが、学生を通じていろんなところに伝わり、後藤悦治朗さんのもとに届き、赤い鳥の歌が生まれたのだそうです。シンプルな歌詞の中に、懐かしい日本の風景が浮かんでくる美しい曲です。中林さんは今は、版画家としてご活躍されているそうです。

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2012年10月21日

富士山も雪景色

友人のFBに富士山の冠雪写真がありました。東京から冠雪した富士山が見られたのは今年初めてだそうです。冬の足音も聞こえてくる季節です。この季節の朝夕、凛とした空気がとても気持ちいいですね。今年ももうあと2か月と少し。この間まで夏だったのになぁ・・・。
10月20日オンエアーの曲です。


M1 色づく街 / 南沙織

1973年のシンシア9枚目のシングル曲です。作詞は有馬美恵子、作曲は筒美京平。この頃の曲はすべてこのお二人の作です。この時代の彼女、とても可愛いかったですよね。


M2 翳りゆく部屋 / 荒井由実

1976年、荒井由実としては最後のシングル曲となりました。オープニングのオルガンは、目黒のカテドラル教会のものを、松任谷正隆さんが演奏したものです。B面はベルベット・イースターでした。ベストアルバムにしか収録されていません。ユーミンは、今年40周年。記念してベスト盤がリリースされます。タイトルは「日本の恋とユーミンと」・・・。なんだかなぁ・・・。荒井由実時代からの究極のベストだそうです。


M3 青い影(A Winter Shade Of Pale) / プロコル・ハルム(Plocol Harum)

1967年のプロコルハルムのデビュー曲にして最大のヒット曲です。イントロにオルガンを使って荘厳な雰囲気を出しているのは、M2のユーミンの曲にも大いに影響を与えているといわれます。ユーミンのベストに、この「青い影」の共演したバージョンが収録される予定です。今年、12月に来日し、ユーミンとのジョイントツアーも予定されています。なんか、すんげーことに・・・。


M4 冬が来る前に / 紙ふうせん

我らが泰代ねえさんの代表曲のひとつであります。作詞は後藤悦治郎さん、作曲は浦野直(ただし)さんです。紙ふうせんのリサイタル「なつかしき未来Vol.7」は11月2日、兵庫県立技術文化センターです。みんな、行きましょね。

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2012年10月14日

秋の夜空

寒くなりました。空気が澄んで、星がとてもきれいに見えます。今月の15日は、中秋の名月(9月30日)からちょうど15日目で、新月となり、お月さんは姿を見せません。したがって、ここ2~3日は星がよく見えるということになります。こんな時は、一時的に街燈や、ビルの明かりを消すとかして、星を楽しむような試みがあれば楽しいのにな、なんて思います。
10月13日オンエアーの曲です。


M1 緑の風のアニー(Annie’s Song) / John Denver

1997年の10月12日、自身が操縦する飛行機が墜落し、43歳の生涯を終えたジョン・デンバーさん。「カントリーロード」や「太陽を背に受けて」、「悲しみのジェットプレーン」などで日本でもおなじみのカントリーフォークシンガーでした。この曲は、1974年に全米、全英1位を獲得した曲です。当時の奥さん、アニーさんに捧げた曲とされています。


M2 この広い野原いっぱい / 森山良子

1967年にレコーディングされた、森山さんのデビュー曲でもあり代表曲。日本のエバーグリーンナンバーです。中学校の音楽の教科書にも載っているようですね。この季節、休耕田にはコスモスが咲き、一面コスモスの花畑になっているような場所もありますね。


M3 異邦人 / 久保田早紀

京大の山中教授がIPS細胞の基礎研究で、ノーベル賞となりました。2年前に、もしや?と思っていたのですが、今回の受賞となって良かったですね。ところで、フランスの小説家、カミュは1957年に文学賞を受賞しました。その代表作の一つが「異邦人」です。そんなこととは関係なく、1979年にリリースされた久保田早紀さんのミリオンヒット曲です。ピアノを弾きながら歌う美形の久保田さんは、なんとなく神秘的なイメージで、この曲がシルクロード的なイメージに繋がったのだと思われます。久保田さんは今も、ゴスペル歌手として活動されているようです。


M4 風に吹かれて(Blowin’ The Wind) / Bob Dylan

「風に吹かれて」・・・なんとも美しい響きの言葉です。五木寛之さんのエッセイ集にもこのタイトルがありますよね。1963年、ボブ・ディランのセカンドアルバムに収録された曲ですが、有名になったのは、PPMがカバーしてからのことです。以来、世界中でカバーされて、日本でも忌野清志郎さんのバージョンが特に好きです。風に吹かれてヒラヒラと舞う木の葉のように、はたまた、海に漂うクラゲのように生きて行きたいな、なんて思う秋の一日です。

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2012年10月06日

1964年

1964年の10月10日に開幕した東京オリンピックを記念して「体育の日」が定められました。
現在はハッピーマンデー、10月の第2月曜となっています。この、1964年という年はオリンピックだけでなくいろんなことがあった年です。東海道新幹線の開業、首都高速の開業、東京モノレールの開業、ここら辺は東京オリンピックに関してのインフラ整備ということでしょうね。後、調べてみると、ロッテガーナチョコレート、ワンカップ大関が発売されました。海外ではビートルズが大活躍した年。メリーポピンズやマイフェアレディといった名作映画もこの年。日本では、ザ・ピーナツの「ウナセラディ東京」や坂本九さんの「幸せなら手をたたこう」、「学生時代」などがあり、この年の日本レコード大賞は、青山和子の「愛と死をみつめて」でした。歌や本に出てくる実話のミコさんは、兵庫県西脇市出身でした。1964年だけで一日十分特番が組めますねぇ。
10月6日オンエアーの曲です。


M1 誰もいない海 / トワ・エ・モア

1970年、トワ・エ・モアの6枚目のシングル曲でオリコン16位でした。この頃、歌の上手い女性フォークシンガーとして話題だったのが、トワ・エ・モアの白鳥えみ子さん、赤い鳥の新居順子さんと我らが大将、平山泰代さんでした。


M2 Will You Dance / Janis Ian

1976年に大ヒットした「恋は盲目(Love Is Blind)」でポピュラーになったジャニス・イアンさんですが、翌年の1977年、この「Will You Dance」が、TBS系のドラマ「岸辺のアルバム」に使われてヒットしました。山田太一さんが原作の名作ドラマです。1974年の秋、台風で増水した多摩川で住宅16戸が家ごと流されるという事故がありました。これを題材に、明るくハッピーなイメージだった山田太一さんが、初めてシリアスな本に挑戦されたのだそうです。アンジェラ・アキさんもカバーされていますが、アンジェラ・アキさんがジャニス・イアンさんのファンなだけでなく、ジャニス・イアンさんもアンジェラさんのファンなのだそうです。


M3 風の回廊 / 山下達郎

1985年に、ホンダのCMに使われたシングル曲で、翌年のアルバム「Pocket Music」に収録されました。1980年代半ば、達郎さんの時代と言っていいほどピッタリはまります。この曲などは、若かったあの頃が鮮明に蘇ってきますよねぇ。いや、ほんま。


M4 赤ちょうちん / かぐや姫

全国おでんマップなるものが、カネテツさんからアップされています。いろいろ面白いです。東京で食べたおでんは思ったより濃くなかったです。関西でいう関東だき(かんとだき)は結構濃いい味付けが多いので、本場関東ではさぞ濃いだろうと思っていたのでちょっと残念でした。
ところで、「おそ松くん」のちび太が持ってるおでんの種はなんでしょう?串にさすという習慣が関西ではないので、よくわかりませんが、多分コンニャク、ガンモ、ちくわ(ナルトかな)ではないかと思います。・・・というようなおでんですが、おでんが出てくる結構まじな歌ってあんまりないのですが、これは有名ですよね。

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2012年09月30日

お月見

30日は中秋の名月。残念ながら台風接近のためお月さんは隠れてしまうようです。お月見どころか、沖縄や奄美では台風の被害も出てしまっているようです。これから近畿地方も暴風雨に警戒という状況です。このような場合、お月見は先延ばしにする「月待ち」という風習が昔はあったんやそうです。17夜から23夜まで待つので、待つ間は深夜まで深酒しても良いということなんだそうです。我々も、しばらくは月待ちですなぁ。
9月29日オンエアーの曲です。


M1 Top Of The World / Carpenters

1973年、カーペンターズといしては2曲目のヒット曲となります。この曲、実は「ローズガーデン」という曲が日本でもプチヒットしたカントリーシンガー、リン・アンダーソンがカバーして先にヒットチャートにインしています。カーペンターズは、アルバムからリメイクしてシングルとしてリリースし直したのがこのバージョンです。ポップで、70年代を代表する名曲だと思いますね。


M2 白いページの中に / 柴田まゆみ

1978年、ヤマハのポプコンで優秀曲となった作品です。柴田さんはこの曲の後、結婚されて引退されましたので、アルバムも出てはいますが、この曲以外には知られている曲は少ないです。少し、鼻にかかったけだるい歌い方がなんだか懐かしいですね。


M3 そよ風に乗って / マージョリー・ノエル

1966年のヒット曲です。原題はDan le meme wagenで、乗るのはそよ風ではなく、列車のようです。同じ列車に乗り合わせた男性に恋心を抱く少女、といったどうでもいいような歌ですが、ノリのいいフレーズと明るい歌声で日本でのみヒットしました。竹内まりやさんもカバーされています。


M4 14番目の月

荒井由実、1976年の4枚目のアルバムタイトルでもあります。29日は14夜になります。
何でも、前の方がウキウキしますよね。たとえば、同じ休みでも、土曜日の午前中と、日曜日の午後ではなんとなく違いますよね。そんな歌ですわ。

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2012年09月22日

秋分の日

朝夕涼しくなりました。今日は秋分の日です。ん?秋分の日は23日では?・・なのですが、今年は9月22日が秋分の日です。116年ぶりだそうです。いろいろ計算があるのですが、そもそも秋分の日(反対に春分の日も同様)とは地球の自転の外周である赤道と、太陽の通り道である黄道が交わる日を言います。現象でいえば、朝と昼の長さが同じ日です。ところが、太陽の周期というのは365日よりも少し長いのです。したがって、秋分の日(春分の日)は後ろへ後ろへと追いやられていくはずですが、それをうるう年というものを設定して調整しているんですね。うるう年を引き算しながら毎年微妙に秋分点(春分点)というのは移動しています。だいたい9月23日の中に収まっていたのが、今年はうるう年であったため一日前倒しになったのです。別にどうでもいいような話ですが・・・興味のある方は電卓叩いてみてください。ちなみに、太陽の周期は365日と5時間49分だそうです。
9月22日オンエアーの曲です。


M1 秋桜 / 山口百恵

コスモスというのは、ギリシャ語で「秩序」「美」などの意味があります。星が並ぶ宇宙の秩序と、コスモスの花の均整のとれた美しさから来ているのでしょうね。
1977年、山口百恵さんの代表曲のひとつです。秋桜という花はコスモスの和名ですが、辞書的に「秋桜」を「コスモス」とは呼びません。あくまで和名は「あきざくら」です。


M2 落ち葉のコンチェルト / アルバートハモンド

1973年、アルバートハモンドの「カリフォルニアの青い空」に次ぐヒット曲でした。原題は
For The Peace Of All Mankindといいますから、どこから「落ち葉のコンチェルト」になるのかよくわかりませんが、この時代原曲とは全く関係ない邦題が多く、それを集めてみるだけでも楽しいものです。


M3 魅せられて / ジュディー・オング

1979年日本レコード大賞を受賞した、ジュディー・オングさんの曲です。大島渚監督の映画「エーゲ海に捧ぐ」のテーマ曲のような印象がありますが、タイアップ的な要素はありましたが映画では使われていません。ワコールの下着のCMに使われました。ジュディー・オングさんはもう還暦を超えられたと思いますが、美しく、とても頭のよい方でした(今もお美しいと思います)。忘れられないのは、青春ドラマ「SHは恋のイニシャル」という、石立鉄男さん主演のドラマです。いや~可愛かったですぅ。ところで、この歌を歌う時にいつも来ていたドレスは、今も歌う時には着られるようでして、少しづつ進化しているのだそうです。


M4 ルート43 / 紙ふうせん

紙ふうせんのコンサートでは、終わりの方の盛りあがるところで歌われます。後藤さんが子供の頃育った街を歌にされたものです。「草に埋もれたレールを探すのさ」というフレーズの、レールとは、1984年に廃線になった通称尼崎港線と呼ばれる、塚口と尼崎港駅を結ぶ福知山線の支線のレールのことです。この線は、工業地帯である尼崎港に貨物と、働く人たちを運ぶために運行されていたそうです。この線があること自体、知る人は少ないかもしれませんね。

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2012年09月15日

ゲリラ豪雨


短い時間に狭い範囲での猛烈な雨で、予測不可能なものをゲリラ豪雨などというようになりました。15日も大阪市内でそんな雨に降られてしまいました。急な雨で傘もなく、なすすべもなくずぶ濡れに・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゲリラ豪雨というのは俗にそう呼ばれているだけで、気象用語ではありません。したがって明確な定義はないのだそうです。でも、なんだか怖いような雨ですね。今日もそんな雨がなければいいのですが・・・
9月15日オンエアーの曲です。


M1 The End Of The World(この世の果てまで) / Skeeter Davis

1963年、スキーター・デイビスが歌って世界的にヒットしました。この人はカントリー歌手として活躍されましたが、日本ではこの曲以外には知られている曲はありません。少し、鼻にかかった幼い声ですが、この時彼女は31歳でした。この曲は多くのアーティストがカバーする世界的なエバーグリーンナンバーです。カーペンターズも歌ってました。


M2 海岸通 / 風

1975年にリリースされた、風のファーストアルバム、そのタイトルも「風~ファーストアルバム」からの名曲です。イルカの歌で知っているという方も多いでしょう。伊勢正三の3大名曲「22才の別れ」「なごり雪」「海岸通り」ですが、かぐや姫時代からの曲ということもありますが、風のアルバムに収録されているのはこの「海岸通り」だけです。


M3 砂に消えた涙 / Mina

1965年、イタリアの美人歌手ミーナのヒット曲です。原題はUn Buco Nella Sabbia。日本語で歌ったのは弘田三枝子、伊藤ゆかりが有名。竹内まりやさんが「Long Time Favorite」というカバーを集めたアルバムで歌っています(ちなみに1曲目の「この世の果てまで」も入っています)。Minaという人ですが、日本でもイエイエ娘として人気がありました。60年代の海外ガールポップの時代。シルヴィ・バルタンやダニエルビダル、フランス・ギャル・・・懐かしいですね。桑田佳祐の「可愛いミーナ」に歌われているのはこの人のことです。


M4 我が心のヤスガーズ・ファーム / 西岡恭蔵

1969年、ニューヨーク郊外で行われたウッドストック。正式にはWoodstock Music & Art Festivalといいます。あまりにも有名な、映画にもなったこのイベントが世界中の若者と音楽に及ぼした影響は計り知れないと思いますが、このイベントにたどり着き、また開催の多難な道のりを記した本「ウッドストックへの道(マイケルラング)」を平山さんに紹介してもらいました。開催に際して場所を提供してくれたのがヤスガーさんという方。ヤスガーさんの農場、ヤスガーズ・ファームは世界中の音楽を愛する若者の心のふるさととなったのです。1998年に亡くなった、西岡恭蔵さんもそんな一人でした。「肩をかくす、長い髪を、バンダナでとめ~」歌いだしからあふれる蔵さんの限りなく優しい声。思わず涙してしまいます。

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2012年09月08日

むし

朝夕は涼しくなってきた今日この頃です。やっちゃんのモーニングサービスで紹介された伊丹市の「鳴く虫と郷町」という催し、とてもユニークで有意義な催しですね。伊丹市には1990年にオープンした昆虫館というパビリオンがあります。日本一の蝶の温室が有名です。一度だけ取材で行ったことがありますが、これが思ったより楽しい。いろんな昆虫を観察できるだけでなく、懐かしい日本の原風景を体験するような場所も作ってあったりします。さらに、僕がこれまで出会った雑誌の中でも1,2を争うマニアックな月刊誌、「月刊むし」も全冊そろっていたりします。この雑誌1971年に月刊むし社から創刊された昆虫の専門誌ですが、学術誌ではなく一般誌なんです。これを購読されている人ってどんな人なんだろう?なんて思ったりしますが、40年以上も続いている本なので、結構ファンも多いんでしょうね。ちなみに今年の4月号の今月の虫という特集は、キモンマルテントウダマシ・・・。???。う~ん、むしって結構奥深いのかもしれませんぞ。
9月8日オンエアーの曲です。


M1 秋風の恋 / イングランド・ダン & ジョン・フォード

1976年全米2位のミリオンヒットでした。日本ではそれほど有名ではありませんが、いわゆるAORブームの先駆けとなった曲です。この頃から80年代にかけて、メロディーのきれいな大人向きの、別の見方をすれば、そんなに面白くないような曲が流行しましたね。
さわやかで、この季節になるとなぜか聴きたくなる1曲です。


M2 セプテンバー / 竹内まりや

1979年、まだ達郎さんと結婚される前の、アイドルのような存在だったまりやさんの3枚目のシングル曲です。可愛く、賢く、歌のうまい、最高のアーティストですよね。30年以上も前の曲なのに、今聴いてもまったく色あせない、新鮮さを失わないところがすごいです。作詞は松本隆さん、作曲は林哲也さんです。


M3 輝く星座 / フィフス・ディメンション

1967年初演のロック・ミュージカル、というよりこの時代を代表するミュージカルとして歴史に残るヘアーで使われ大ヒットし、グラミー賞も獲得しました。フィフス・ディメンションは1976年に解散しましたが、日本ではこの曲以外にはあまり知られている曲はありません。
Aquariusという曲と、Let The Sunshine Inをつなげた構成がユニークな曲です。


M4 美しい星 / 赤い鳥

1971年、赤い鳥の初期の作品です。平山さんも後藤さんは、今も衰えることのない素晴らしい歌声でありますが、この時代の歌を聴くと、やっぱり若い!写真を見ると、やっぱり若い!
当たり前ですが・・・。いつまでも残したい、美しい歌ですね。

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2012年09月01日

防災の日

昨夜遅くに津波注意報が出ていましたね。何事もなく良かったです。今日は9月1日。今から89年前、大正12年の9月1日に、関東大震災が起きました。10万人以上の人が犠牲となったそうです。遠い昔の出来事のようですが、地球の長い歴史から見れば、ほんの昨日のこと。この日が防災の日と定められています。阪神大震災も経験しているのにもかかわらず、消火器の使い方もよく知らないので、これではいかんと思う小生の防災の日であります。
9月1日オンエアーの曲です。


M1 夏陰 / スガシカオ

2005年、スガシカオの3曲入りシングルとして発売されました。スキマスイッチとか、ゆずなどと並ぶ2000年代初めを代表するミュージシャンですね。この頃はとてもメロディーが美しい曲が多く、J-POPと呼ばれるジャンルもとてもクォリティーの高いものになった時代です。
そんな中でも、この曲は秀逸だと思います。エバーグリーンとして残って行って欲しい名曲です。


M2 季節の中で / 松山千春

1978年、松山千春の出世作です。アルバム起承転結にも収録されました。この年の10月からFM局の全国ネットの番組「ひとつぶの青春」のパーソナリティーにも起用されました。
全国ネットといってもこの頃は4局しかありませんでした。


M3 ケ・セラ・セラ / メリー・ホプキン

アップルの歌姫、メリー・ホプキンの1969年の曲です。もともとはドリス・デイが1956年の映画「知りすぎていた男」の中で歌った有名な曲です。最近CMで流れていたのはドリス・デイのオルジナルバージョンです。メリー・ホプキンにこの曲をアレンジしたのが、ポールマッカートニーで、実際にバックで演奏しているのはポール、ドラムはリンゴスターです。素晴らしいアレンジですが、あまりにもポップだという理由でメリー・ホプキンからNGが出て予定通り発売されませんでした。怒ったポールはそれ以来、プロデュースをしていません。後にアメリカで、そして日本でも発売されました。


M4 思秋期 / 岩崎宏美

1977年、岩崎宏美の11枚目のシングル曲です。初めてのバラードで、阿久悠、三木たかしによる名曲です。最近は9月に入っても新学期ではなく、秋休みを挟んで前期と後期に分かれるような仕組みになっている学校が多いそうですね。いずれにしても、18才は多感な時期。青春まっただ中でしたねぇ。

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2012年08月25日

台風の季節

超大型の台風15号は、沖縄を直撃するようです。910hptなんて最近ではあまり見ませんね。この15号の名前はヴォラベン。ラオスのヴォラベン高原から来ています。ちなみに、14号の命名は日本で、テンビンといいます。天秤座の意味です。台風には慣れているはずの沖縄ではありますが、被害が出ないことを祈ります。
8月25日オンエアーの曲です。


M1 花のサンフランシスコ / Scott Mackenzie

1967年、スコットマッケンジーさんの曲です。8月18日に73歳で亡くなられました。日本ではおそらくこの曲しか知られていないと思います。ママス&パパスのジョン・フィリプスの作です。
自由と平和を求めて、様々な文化が花開いた60年代を代表する名曲ですね。


M2 夕暮れ時はさびしそう / NSP

1974年、NSPのヒット曲でした。NSPというのはNew Sadistic Pinkというこの曲とはおよそ似つかわしくないバンド名の略、というより、合わないためにバンド名自体をNSPにしてしまったんですな。


M3 秋止符 / アリス

1979年、アリス後期の曲ですが、アリスより先に横山みゆきという美人シンガーが先行で歌っていますが、知っている人はそんなに多くはないかもしれませんね。作詞は谷村新司、作曲は堀内孝雄です。アリスらしいといえばとってもアリスらしい曲です。


M4 学生時代 / ペギー葉山

ツタのからまるチャペルとは、青山学院にあるチャペルのことです。この歌は、青山学院の第2学院歌として歌われ、3年前に歌碑が建立されました。
校歌というのは、その時代を思い出させてくれますよね。僕は小学校から大学まですべて完璧に歌えます。もう一度、出身校の校歌を繙いてみてはいかがですか?

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2012年08月18日

つくつくぼうし

猛暑だとセミも鳴かないなんて言われますが、家の近所ではそろそろツクツクボウシの声も聞こえてきました。ツクツクボウシは晩夏のセミですよね。来週は処暑、そろそろ秋の気配がそこここに・・・。ところで、はるか南方の東京都、八丈島ではセミはツクツクボウシしかいないんだそうです。ツクツクボウシの楽園ですねぇ。
8月18日オンエアーの曲です。


M1 Tequila Sunrise / Eagles

1973年アルバム「Desperado(ならず者)」に収録されたみんなよく知っている曲ですね。
これはテキーラベースのカクテルの名前ですが、テキーラだけに結構強めです。だから、これを飲んで彼女を口説きに行くというような内容の歌です。


M2 精霊流し / グレープ

1974年、グレープという二人組が世に知られるようになった代表曲です。さださんはこの頃からとても美しいメロディーメーカーです。暗い、線香くさいなどという人もいますが、それがさださんの魅力だと思います。


M3 The Theme From BIG WAVE / 山下達郎

1984年、サーフィン映画「BIG WAVE」のサウンドトラックからタイトル曲です。この時代はサーフィンが流行っていましたね。この時代のサーファーたちはそろそろ50代も半ばに・・・
再び、ボードを引っ張り出してる人も多いとか。体には気を付けてくださいね。若いころのようには動けませんよ。


M4 秋でもないのに / 本田路津子

1970年、森山良子さんと並ぶカレッジフォークの代表的なシンガー本田路津子さんのデビュー曲です。本田路津子さんは今も歌手としてゴスペルなどを歌っていらっしゃるそうです。

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2012年08月12日

メダルの重さ

ロンドンオリンピックも終盤になりましたね。毎日眠い目をこすりながら明け方までよく頑張りました。その甲斐あってか、日本選手団のメダル獲得数は過去最多になる可能性が大きいようです。う~ん、すごい。ところで、金メダルって金でできてるのかなぁ?と、ふと思い、調べてみますと、金メダルと銀メダルはどちらも銀でできていて、金メダルはそれに6gの金がメッキしてあるのだそうです。最近は金や銀などの貴金属がとても高いので1個の値段は北京の2.5倍くらいになるそうです。ちなみに、金メダルは5万円くらいで、銅メダルはなんと500円しないそうです。おもしろいことに、米国ではメダル獲得選手に対して、メダルは海外で得た金品にあたるので、その貴金属価値に応じて課税されるそうです。そんなアホな・・・って気もしますね。
8月11日オンエアーの曲です。


M1 祭りの後 / 吉田拓郎

1972年リリースのアルバム「元気です」のB面の終わりの方に収録されていた曲です。
このアルバムには「春だったね」「線香花火」「夏休み」「加川良の手紙」など名曲がたくさん入っています。あの拓郎さんの顔が大きく映っている白黒のジャケットは、今でも手に取るとあの頃の匂いを思い出します。擦り切れるほど聴いたって人も多いでしょうね。


M2 Puff (The Magic Dragon) / Peter Paul And Mary

1963年にPPMの曲として初めてレコードになった有名な曲です。おとぎの国”Honah Lee”で、恐竜PuffとJackie Paperという子供が仲良くなって毎日一緒に遊びに出かける。子供は成長するが、不老の恐竜パフは変わらない。そのうちジャッキーは姿を見せなくなり、悲しみにくれるパフは岩穴に帰って行った。という悲しい童謡です。ドラッグの歌だとか、反戦歌だとか、歌詞の意味を曲解する向きもあったようですが、どうやらそんな裏はないようです。


M3 カナリヤ諸島にて / 大滝詠一

1981年のアルバム「ロング・バケーション」のA面3曲目だった曲です。吉田拓郎の「元気です」が1970年代を代表するアルバムなら、このアルバムは1980年代を代表すると言ってもいい名作に違いないです。夏になると今でも聴きたくなりますよね。カナリア諸島とはアフリカの北西部に位置するスペイン領の島々です。カナリアとはラテン語のCanariaで英語でいうCanine、つまり「犬」のことです。鳥のカナリヤではありません。


M4 HANABI / Mr.Children

2008年リリースの33枚目のシングルで、アルバム「SUPERMARKET FANTAGY」に収録された曲です。「決して捕まえることのできない花火のような光だとしたって・・・」という部分だけに花火が登場します

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2012年08月04日

花火大会

8月に入るとあちこちで花火大会が行われますね。大阪だとPL花火大会、淀川花火などが有名です。真夏の夜空に咲く様々な種類の花火を見てると盛り上がります。30分~1時間までのショーですが、全体の構成とか準備とか、それは大変な作業なんだろうなぁと想像します。
ところで、花火ってどのくらいの大きさなんでしょう?ちょっと調べてみますと、普通サイズのもので200mほど上がって、咲いた時の直径も200mくらい。何百万円もする特大サイズの花火だと、600mも上がって、直径も500m以上にもなるのだそうです。なんかすごいですね。
淀川花火大会の8月4日オンエアーの曲です。


M1 二人の夏 / 浜田省吾

1975年、浜田省吾さんがいたバンド「愛奴」のデビュー曲です。つまり、浜田省吾さんのデビュー曲ということになりますね。この頃は、フォークからポップスへと時代が変わっていく頃で、シュガーベイブなんかもこの時代にデビューしてます。


M2 ホームにて / 中島みゆき

1977年「わかれうた」のB面でした。電車の旅というのは久しくしていません。のんびり旅する余裕もないのがその主な理由ですが、便利になっていく交通機関の裏で、どんどんなくなっていく特急や夜行列車には、乗ったこともないのになぜか懐かしい感情が起こりますね。
見知らぬ土地の駅での時間待ち、駅弁を売るおじさん、気まぐれに途中下車してみたり、そういう旅もいいなって思います。


M3 ORINOCO FLOW / enya

1988年に世界的な大ヒットを記録した、アイルランドの歌姫enyaさん。現在はあまり聞かなくなりましたが、ロンドンオリンピックで盛り上がる英国、こんなトラッドなルーツを感じる英国音楽がもう一度ヒットしてもよさそうな気もします。


M4 Mr. Bojangles / Nitty Gritty Dirt Band

Mr.Bojangleという人物を歌った有名な曲です。オリジナルは1968年にカントリーシンガーの
Jerry Jeff Walkerという人ですが、1970年のこのNitty Gritty Dirt Bandのバージョンが何と言っても有名です。頭で犬と話す老人が、映画のワンシーンのように使われています。
Bojangleという人は、犬を連れたボードビリアンであったようです。イヌはパートナーですね。

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2012年07月28日

ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックが開幕しましたね。女子サッカーに続き、男子サッカーも好発進。これは、眠い目をこすりながらテレビ中継を見ないといけない日々がしばらく続きますなぁ。
日本時間の今日未明にずれ込んだ開会式。オープニングは、映画監督のダニーボイルという人が、英国の歴史を通じて英国人は何者なのかを表現した一大絵巻!というようなことのようでしたが、なんか地味でしたねぇ。英国らしいといえば英国らしいですが・・・。
そんな7月28日オンエアーの曲です。


M1 心の旅 / チューリップ

もう誰でも知っている昭和の名曲となりました。1973年、チューリップの3枚目のシングルで、最初のヒット曲です。サビから始まるという形式も新鮮なものでした。


M2 California Girls / The Beachboys

来日中のビーチボーイズ。やはり夏の定番、と言い切れるのは50代以上でしょうね。
ところで、この曲はVanHalenの最初のボーカル、デビッド・リー・ロスがソロになってからカヴァーして、これもヒットしましたね。今年のVanHalenの来日公演ではデイブがボーカルですよ。楽しみですねぇ。


M3 まつり / 紙ふうせん

後藤悦治郎さん作、1973年、赤い鳥のシングル曲としてリリースされました。その後、紙ふうせんでも歌い続けている名曲です。祭りの季節ですね。にぎやかな祭りも大好きですが、静かなお祭りというのもいいですねぇ~。おわら風の盆というのは、行ってみたい祭りの一つです。


M4 神田川 / かぐや姫

かぐや姫の出世作です。これも1973年です。赤ちょうちん、妹、とともに4畳半3部作などと言われました。ところで、三浦しをんの「船を編む」という小説の題材である、辞書編纂という作業ですが、大きさと規模にもよりますが普通の国語辞典のようなサイズのもので、通常10年ほどかかるものなんだそうですね。気長で、根気のいる作業ですね。来年映画化されるようなので、楽しみです。

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2012年07月21日

夏休み

夏休み・・・子供にとってはこれ以上好きな言葉はないと思われます。小中学校では多くが7月20日から8月31日というのが普通だと思っていましたが、最近では2学期制の学校もあったりで一概には言えないのだそうです。夏休みも半ばを過ぎると、宿題が気になったりで楽しさも下降していきますが、7月の今頃は見る物すべてが輝いて見えましたよね。六甲山小学校では、夏が涼しく冬が寒いため、夏休みが短く冬休みが長いと聞きましたが今でもそうなんでしょうかね。ところで、以前家族がオーストラリアにいた時、クリスマスカードに夏休みの子供たちの写真があって、当たり前のことではありますがちょっとびっくりしたことを覚えています。
7月21日オンエアーの曲です。


M1 やさしさに包まれたなら / 荒井由実

1974年、アルバム「MISSLIM」からの曲です。映画「魔女の宅急便」に使われてリバイバルヒットもしました。とてもかわいらしい曲で、芦田愛菜ちゃんも歌ってたりします。


M2 Time Of The Season(ふたりのシーズン) / The Zombies

ゾンビーズがShe Is Not Thereでデビューしたのが1964年。東京オリンピックの年ですから、もう48年も前なんですね。この曲ふたりのシーズンは1968年にアメリカで発売されたアルバムからのシングルで、解散後にヒットしました。日本では最近自動車のCMに使われていましたが、1980年頃だったと思いますが、ソニーのウォークマンだったか?のCMが印象的だったような気がします。ちなみに、メンバーは誰なのか知りませんが、Zombiesというバンドは、今も英国にいます。


M3 少年時代 / 井上陽水

1990年、井上陽水のミリオンセラーとなった曲です。後期の陽水さんの最大のヒット曲ですね。陽水さんの歌詞はとても詩的で美しい表現が多いですが、この曲はまさに、そんな曲ですよね。美しいです・・・


M4 あの素晴らしい愛をもう一度 / ザ・フォーククルセダーズ

「あの素晴らしい愛をもう一度」は、2002年に北山修、加藤和彦に坂崎幸之助を加えて再結成され「戦争と平和」というアルバムにカバー曲として収録されました。結局、はしだのりひこさんが入った再結成はなく、加藤さんも他界された今、フォークルは伝説のバンドとなってしまいました。

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2012年07月16日

海の日

1996年に施行された「海の日」。今年は7月16日です。尖閣や竹島といった問題も考えなければいけないのでしょうけれど、我々の世代にとっては、「海」というとやっぱりサーフィンです。若いころはろくに乗れないくせに、一応はやりだということでサーフボードを屋根に積んで海へ行ったものです。同世代で今もなおサーフィンを続けていらっしゃる方も多いようですが、私の周りの友人たちはほとんどリタイアして、釣竿に持ち替えてやっぱり海通いしています。海好きはいつまでたっても海好きなんですねぇ。
7月14日オンエアーの曲です。


M1 Teach Your Children / Crosby, Stills, Nash & Young

1970年、アルバム「デジャブ」に収録されたグラハム・ナッシュの作品です。このアルバム、ジャケットが好きでいつも額のように部屋に飾っていたのを覚えています。映画「小さな恋のメロディー」ではビージーズの方が有名ですが、エンディングで二人がトロッコを漕ぐシーンで使われたこの曲はとても印象的でした。


M2 ひとつぶの涙 / シモンズ

1972年、シモンズ4枚目のシングルです。現在、ゆみさんは女優業とソロシンガーとしても現役で活躍されています。タエさんは歌手を引退されており現在も音楽活動はされていないようです。先日、ゆみさん主催のフォーク同好会に行ってきました。おじさん、おばさんが青春時代にもどってギター弾きながら楽しそうに歌っています。その、お孫さんたちも来てたりしてるのがまた、ええ感じですなぁ。


M3 ケンとメリー~愛と風のように / BUZZ

1972年、日産スカイライン(4代目C110)のCMでヒットしました。なぜ、この車がケンとメリーだったのか今でもよくわかりません。さらにその前の通称ハコスカと呼ばれるスカイラインも「愛のスカイライン」というキャッチフレーズでした。どちらも、6気筒DOHCエンジンを搭載したGTRというとてもスパンキーなバージョンがあり、愛の~とかよりも硬派なイメージが強かったように思います。この曲はBUZZという男性2人組が歌いましたが、BUZZとしてはこの曲以外にはヒット曲はなく、現在はどうされているのかわかりません。


M4 Sailing / Rod Stewart

1975年のアルバム”Atlantic Crossing”に収録され、全英1位となった、ロッドスチュワートの代表ナンバーです。新たなチャレンジという意味でこの曲をお送りしましたが、歌詞の内容は航海の途中であきらめて死にゆくというような内容です。ロッドスチュアートさんはこの頃からスタンダードナンバーをアレンジして歌い続けています。いいものを伝えて行こうという意図があるのかどうかわかりませんが、その役割はずいぶんと果たされているような気がします。
ところで、6代目文枝さんの話ですが、上方落語の四天王と呼ばれた先代、5代目文枝(小文枝時代が長かったので、小文枝名義の名高座も多い)の噺は本当に面白いです。ぜひ、聴いてみてください。おすすめは、「口入屋」、人情話の「立ち消え線香」などであります。先代の天才的な話に6代目もぜひ挑戦していただきたいと思います。頑張ってください。

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2012年07月07日

七夕伝説

大阪の枚方市と交野市を流れる天の川。ここが七夕伝説の発祥といわれているそうです。付近には織姫を祀る「織物神社」、彦星ゆかりの牽牛石なるものがあり、天の川にかかる逢合橋にて、年に一度織姫と牽牛が逢うということであるそうです。ずっと以前にこの辺りを訪ねたことがありますが、そんなに七夕伝説がPRされていないのであまり知られていないようです。とても素敵な伝説の地なのですから、もっとPRしてお土産物を売るとかしたらいいのにと思います。
7月7日オンエアーの曲です。


M1 雨をみたかい / CCR

1970年、Creedence Clearwater Rivivalのヒット曲です。1986年に桑田圭祐がKUWATA BANDで出したシングル「ONE DAY」のB面でカバーしていましたので、比較的日本では知られている曲です。ここで歌われる「雨」とは、ベトナム戦争で使われたナパーム弾のことだという説もあるようですが、定かではありません。


M2 夢であえたら / 吉田美奈子

1978年、大滝詠一さんの曲で、吉田美奈子さんが歌ったのが最初です。このレコードはあまり売れませんでしたが、後にラッツ&スターやサーカスが歌ってヒットしました。途中で、セリフが入るところが好きなのですが、とても小さくて何言ってるかよくわかりませんね。
七夕の日にピッタリな曲です。


M3 悲しき雨音 / カスケーズ

1963年、ほとんどオールディーズに分類されることが多い曲ですが、雷の音から始まる覚えやすいメロディーはみんな一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。この頃、なぜか「悲しき~」という邦題が多かったような気がしますね。


M4 7月7日 / スターダストレビュー

1998年の曲です。作詞は康珍化さんです。七夕にちなんだ曲って結構ないんですね。
この時期にはよくラジオから流れたりするのでしょうか。スタレビの曲の中ではそれほど有名な曲ではありませんが、スタレビらしいとってもいい曲です。

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2012年06月30日

ツバメが低く飛ぶと雨

ツバメが低く飛ぶと雨が降る

6月も終わりです。2012年も半分が過ぎました。今年の梅雨明けは平年並みか少し早いという予想のようですが、祇園祭まではまだ2週間以上あります。梅雨空となったこの週末、梅雨明けが待ち遠しいです。ところで、「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」とか、クモが巣を張れば雨が降らない」、「蛙が鳴くと雨」などと天気予報の言い伝えがありますが、すべて空気中の湿気を生き物が感じて行動するからで、ほとんど本当です。ツバメのエサのムシたちは湿気で羽が重くなり低くしか飛べないためツバメも低く飛び、クモも雨の時には巣を張っても餌がかからないから張らないのだそうです。私の場合、髪の毛がボサボサになると雨、イヌのブラシがよく通ると晴れとかという決まりがあり、ほとんど当たります。
6月30日のオンエアー曲です。


M1 学生街の喫茶店 / ガロ

東京の街は詳しく知りませんが、京都大学や同志社大学がある京都市内の北の方、関西大学のある吹田市豊津周辺、関学のある西宮北口から仁川あたり、神戸大学のある阪急六甲周辺、甲南大学がある岡本周辺などを指して学生街というのでしょうか。同志社の木津や関学の三田など、郊外のキャンパスは風情という点では少し劣るような気もしますが、その分勉強ははかどるのかもしれません。片隅でボブディランが聴ける喫茶店などないですから。
この歌のモデルは、東京御茶ノ水の喫茶店「丘」だという説もあるようですが、友達と長くしゃべったり、ノート移したり、インベーダーやったりという喫茶店は少なくなったような気もします。
この歌がヒットした1973年頃、コーヒーは150円くらい、たばこはハイライトが90円でした。


M2 雨にぬれても / BJトーマス

1969年、ジョージ・ロイ・ヒル監督の名作「明日に向かって撃て」の主題歌として、BJトーマスが歌ってヒットし、今も歌い継がれる名曲です。アメリカンニューシネマの時代、多くの名作がありますが、ほとんどがハッピーエンドではありません。この映画も、ロバートレッドフォード扮するサンダンスキッドとポールニューマン扮するブッチキャシディーは死んでしまいます。
キャサリンロスとこの二人という三角関係でもない3人組というのもこの時代よくあるパターンでした。ポップスやフォークが中で使われたのも特徴でした。この頃の映画、ほんとに懐かしいです。何度見てもいいなぁって思いませんか。


M3 チャンス / 大貫妙子

シュガーベイブでデビューした大貫さんですが、その後ソロとなって1981年に出したアバンチュールというアルバムに収録された曲です。この次のアルバム「クリシェ」からの黒のクレールとかピーターラビットと私とかがヒットしました。大貫さんの最も充実していたころではないかと思います。


M4 一人の道 / ピンク・ピクルス

京都のしば漬けをピンクピクルスと英語の命名したのは、小林京子さんと茶木みやこさんの女子大生デュオでした。辞書を引いてみると、ありません。ネットの怪しげな辞書でもshibazukeとしか出ません。しかし、うまく訳したものだと思います。円谷選手がマラソンで銅メダルを獲った東京オリンピックから48年。もうすぐロンドンオリンピックですね。もし、円谷幸吉が今の時代の選手だったなら・・・と思います。

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2012年06月23日

慰霊の日

今日6月23日は「慰霊の日」。沖縄県が条例で定める日で、沖縄の人だけが休日になります。まあ、今年は土曜日なのでほとんどの人は休みですが・・・。1945年の今日、沖縄で80日間にも及ぶ地上戦が終結した日とされています。この日は、沖縄の人たちにとって、戦禍に消えた家族を弔う日。朝から慰霊碑の前に多くの人々が訪れます。67年前、日本で唯一、地上戦の場となった沖縄。地形も変わるほどの砲火により、20万人以上が亡くなったといわれています。沖縄の人だけでなく、私たちも平和を願う日として心に留めておきたい日です。
6月23日オンエアーの曲です。


M1 愛するハーモニー / ニュー・シーカーズ

シーカーズ解散後、新しく生まれ変わったニューシーカーズの1972年のヒット曲です。コカコーラのCMに使われ、世界中でOAされたため、コカコーラを売っている国ではすべてヒットしたそうです。日本ではオリコン1位、全米では7位にランクインしました。ちなみに日本ではスクールメイツが日本語詞でカバーしてました。


M2 忘れていた朝 / 赤い鳥

1曲目のニューシーカーズも赤い鳥も男性3人女性2人の5声のコーラスグループでした。平山さんはこの頃まだ20代。今も変わらない歌声はさすがですな。
竹田の子守唄、翼をくださいでフォーク界に新風を起こした赤い鳥の1971年のヒット曲です。


M3 男の世界 / ジェリー・ウォレス

1970年、チャールズブロンソン出演の男性化粧品マンダムのCMで日本だけで大ヒットしました。あごに手を当てて「う~ん・・・マンダム」と言う仕草は、当時みんなやったものです。
当時整髪料メーカーだった「丹頂」から出た商品でしたが、このCMの大ヒットで社名が「マンダム」に変わりました。ところで、ジェリー・ウォレスという人は日本ではこの曲しか知られていませんが、アメリカでは有名なカントリーシンガーだったのです(よく知りませんが)。日本ではカントリーミュージックそのものがあまり知られていないせいもあるのでしょうね。


M4 青いカナリア / 雪村いづみ

1952年にダイナ・ショアが歌ってアメリカで大ヒットした”Blue Canary”を、雪村いづみさんがカバーしたもので、日本では1954年リリースです。私が生まれる前のことで全然当時の様子はわかりませんが、当時、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人を称して3人娘と呼んだのがいわゆる3人娘の元祖だということと、江利チエミさんのテネシーワルツが素晴らしいのは後に知りました。

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2012年06月16日

日本の原風景

放送で平山さんが呟いていた日本の原風景。僕が子供の頃、夏は暑いけれど楽しいことがいっぱいありました。田んぼの畔で遊べばカエルやザリガニと戯れ、川で遊べば魚釣り、決しておいしくはないけれど川雑魚がいっぱい釣れたものです。夜には手づかみで捕えられるほどのホタル。蚊帳に放てば美しいホタルのイルミネーション。翌日には皆死んでしまうホタルに、命のはかなさも覚えました。衛生的で便利な現代と比べても意味はありません。しかし当時は原子力発電所などありませんでした。少なくとも庶民の日々の暮らしは節電など意識しなくても楽しいものにすることができるのではないのか?と、原発再開のニュースに思いました。
6月16日オンエアーの曲です。


M1 カリフォルニアの青い空 / アルバート・ハモンド

現代はIt Never Rains In Southern Californiaです。ロスアンジェルスなど南カリフォルニアでは本当に一年を通じて雨の日が数日しかなく、雨が降れば代金を払い戻すという旅行企画もあるそうです。そんなさわやかな曲かというとそうではなく、英国出身(正確にはジブラルタル)のアルバートハモンドがアメリカでのミュージシャン生活の苦労を歌っています。ショービジネスの本場アメリカで、貧乏暮らしをしながら見上げた青い空だったのでしょうか。


M2 家へ帰ろう~My Sweet Home~ / 竹内まりや

1992年のアルバム「Quiet Life」からのシングル曲です。ドラマの主題歌にも使われました。
達郎さんとまりやさん夫婦は、年を重ねるごとにその年代の心情を表す曲を出されてますね。
僕らのような同年代のファンは、だからずっとファンなんですよね。


M3 踊ろよフィッシュ / 山下達郎

最近は海辺ではない内陸型の水族館がはやりのようです。京都水族館はそういうタイプの水族館だそうです。海水も完全人工なのだそうです。すごいですね。
踊ろよフィッシュは、1987年全日空沖縄キャンペーンソングにも使われたこの季節らしい曲ですね。


M4 思い出のグリーングラス / 森山良子

原曲「Green Green Grass Of Home」はカーリープットマンという人が作った曲ですが、トムジョーンズやカントリーシンガーのジョニーキャッシュが歌ってヒットしました。さわやかな曲調ですが、故郷に戻ることができない死刑囚が、我が家の古い樫の木の下に埋められた自分にみんなが会いに来てくれるという未来を悲しく歌った内容です。

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2012年06月09日

近畿地方も梅雨入りしましたね。平年より1日遅く、昨年より19日遅いそうです。昨年が早すぎたんです。ということは、今年の梅雨明けは平年並みで、7月20日前後になるものと思われます。やっぱり梅雨明けは祇園祭りのころというのが落ち着きますね。
6月9日オンエアーの曲です。


M1 いちご白書をもう一度 / ばんばん

1975年にばんばんが歌ってヒットしました。作詞作曲は荒井由美です。この時代、学生運動がも落ち着いてきたころですが、そもそも学生運動なるものは現代においては過去の遺物のような気がしますね。その世代、つまり団塊の世代の人たちが定年で退職して守りの生活をしているんですもんね。でも、なぜか懐かしい時代です。


M2 You’ve Got A Friend(君のともだち) / James Taylor

1971年にキャロルキングの名作アルバム「つづれおり」に収録されました。同じ年にジェームス・テーラーが歌って大ヒットしました。いい歌です。ほんと・・・。ところで、最近日本でヒットしたAIのSTORYという曲、歌ってる世界が同じですね。やっぱり友達っていうのは永遠のモチーフなんですね。そんな友達いますか?


M3 雨 / ジリオラ・ティンクエッティー

1969年のヒット曲です。日本でもヒットしました。イタリアはロミオとジュリエットの街、ヴェローナ出身の歌姫です。最近では車のCMに使われたので、聴いたことがある人も多いはずです。この時代、ダニエルビダルとか、シルビーバルタンとか、海外の曲が日本でもヒットしましたね。


M4 また逢う日まで / 尾崎紀世彦

パッパッパラ~ララン、ウー!って思わず乗ってしまう昭和の代表歌謡曲ですね。先日亡くなってしまった尾崎紀世彦さん。この歌を歌い続けて40年ですが、オリジナルを聴くと、声が若い!歌い方が素直!いや~名曲です。

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2012年06月02日

スポーツ花盛り

ロンドンオリンピックを間近に控え、スポーツ花盛りの今日この頃ですね。ザックジャパンも予選リーグ順調な滑り出しです。日本のレベルも高くなりました。スポーツ中継を見ていていつも思うのですが、ボクシングや柔道などの格闘技で取り入れられている階級制は球技ではありません。バレーボールのような身長が高いというだけで圧倒的に有利な種目でも、こういうのが必要ではないかと思いませんか?バレーボール女子を見ていると、2m以上ある選手が二人もいるロシアにはどう考えても勝てないような気がするのですが・・・
6月2日オンエアーの曲です。


M1 青春の輝き(I Need To Be In Love) / Carpenters

カーペンターズの曲はほとんどがエバーグリーンナンバーと言えますが、そんな中でも特に好きな人が多い曲ではないでしょうか。1976年にリリースされた美しいバラードです。


M2 夏服のイブ / 松田聖子

1984年、時間の国のアリスのB面だった曲です。この時代はまだレコードでしたね。「時間の国のアリス」はユーミンの曲、この曲「夏服のイブ」の作曲は日野皓正さんです。この頃の松田聖子がいかにビックだったか、作者だけでもわかりますね。衣替えの6月、黒い制服から白いシャツだけになったこの季節、それだけでなんとなくウキウキしたものです。


M3 あなたのとりこ(Irrésistiblement) / Sylvie Vartan

1972年のヒット曲ですが、近年、映画「ウォーターボーイズ」のシンクロの曲に使われたり、CMに使われたりでリバイバルヒットしているので、ご存知の方も多いはず。シルビーバルタンは60年代から70年代に活躍しましたが現在も現役で活躍されているようですね。とってもフランスぽく、ダニエルビダルと並んで日本でも人気でした。日本でのフレンチポップはこの人が草分けです。レナウンのイェイイェイ娘も歌ってましたね。


M4 コーヒールンバ / 西田佐知子

なんとなくエキゾチックな曲で、井上陽水や荻野目洋子なんかも歌ってました。原曲はベネズエラのヒューゴ・ブランコという人が作った曲です。歌詞は全く違います。西田佐知子さんと同じころにザ・ピーナツも歌いましたが、こちらはリズムも歌詞も違います。なんか、不思議な歌ですね。

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2012年05月26日

芝生

「隣の芝生は青く見える」なんて言います。そんなタイトルのドラマもあったような気がしますな。芝生は今が生育盛り。冬場に枯れていた芝生も緑になってどんどん成長します。芝生といえばゴルフ場です。友人にゴルフに行くとくしゃみや鼻水が止まらなくなる人がいます。これは、芝生アレルギーなんだそうです。芝生にもアレルギーがあるんですね。この季節、ゴルフ場のラフは相当長く伸びて、穂をつけています。この穂が曲者で、花粉を飛ばすのだそうです。芝生はイネ科の植物ですから、なるほど・・・とうなずけますね。
ゴルフ好きのみなさん、こんなこともあるようですから、対策は万全に!
5月26日オンエアーの曲です。

M1 恋人もいないのに / シモンズ

1971年、シモンズのデビュー曲です。シモンズのデビュー曲は「あの素晴らしい愛をもう一度」の予定だったそうですが、加藤さんと北山さんが歌うということで、この曲に変更になったのだそうです。でも、大ヒットしました。この後、ヒットの連発、明治チェルシーのCMなど、70年代を代表する女性フォークグループとなりました。


M2 幸せな結末 / 大滝詠一

1997年のドラマ、「ラブ・ジェネレーション」の主題歌に使われヒットしました。1990年代唯一の大滝さんのシングル曲です。幸せな結末=HappyEndです。


M3 スカイ・ハイ / ジグソー

1968年結成の英国のロックバンド、ジグソー。1975年にリリースしたこの「スカイ・ハイ」がヒットし、有名なところではフライングクロスアタックという技が得意で、身軽さが売りのメキシコの覆面レスラー、ミルマスカラスのテーマに使われ、日本でも有名な曲になりましたね。
この曲以外にこれといったヒットもないまま、1981年にジグソーは解散しました。


M4 Lovin’ You / Minnie Riperton

5オクターブもあるという音域で、さすがの平山さんも出せないというミニーリパートンの声は世界的に有名なこの曲でみんな知っていますよね。1974年にスティービーワンダーのプロデュースでリリースされました。1979年に31歳の若さで他界した彼女ですが、こんな素晴らしい歌を残してくれたことに、1音楽ファンとして感謝したいと思います。

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2012年05月19日

見えました!金環日食

みなさん見れましたか?私は早起きしてサングラスに青色の書類ファイルを2枚重ねてみたところ、きれいに見えました。私の住んでいるあたりは中心線を外れるので、完全な金環日食とはなりませんでしたが、ほぼ完全な日食でした。太陽そのものも神秘的で美しいですが、晴れているのに周りが暗い、暗いというよりサングラスを通して見ているような景色になるのが不思議で、非日常的だなと思いました。全国的に晴れて良かったです。
5月19日オンエアーの曲です。


M1 スカボロー・フェア / サイモン&ガーファンクル

1966年、S&Gの3枚目のアルバム「Parsley,Sage,Rosemary and Thyme」に入っていた有名な曲です。もともとは英国の吟遊詩人によって歌い継がれてきたトラッドソングで、交易で栄えたスカボローという町の市を歌った歌詞です。パセリやローズマリーといったハーブが合言葉のように歌われています。


M2 白い色は恋人の色 / ベッツィ アンド クリス

1969年、ベッツィ&クリスのデビュー曲でした。作詞作曲は、北山修さんと加藤和彦さんです。現在ベッツィさんは音楽活動をされているようですが、クリスさんはもう音楽の世界からは引退されているようです。


M3 飛んでイスタンブール / 庄野真代

1978年、久保田早紀の「異邦人」などとともに無国籍ポップスなどと言われました。庄野真代さんはこの曲に続いて「乾杯モンテカルロ」という曲もヒットしましたね。今ほど海外旅行が普通でなかった時代ですから、よく見ると変な歌詞もよくあります。


M4 白いブランコ / ビリー・バンバン

1969年菅原孝さん菅原進さんの兄弟によるデュオ、ビリーバンバンのデビューシングルです。この後、ドラマ「二丁目三番地」の主題歌などのヒットもありましたが、解散、80年代に再結成し、今もソロ活動と並行してビリバンの活動も続けられています。

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2012年05月12日

寒暖差

真夏のような日が続いていた数日前に比べ、急に寒くなりましたね。仕舞いかけてた冬服をまた引っ張り出したり、一度しまった電気敷毛布をまた出したりと忙しい週末になりました。この寒暖差からくるアレルギーがあるそうです。もう花粉は終わりなのに、なにか鼻がむずむずするというようなことはありませんか?これは“寒暖差アレルギー”と呼ばれるもので、風邪ひいたかな?と思っても、熱はないし・・・という症状なのだそうです。花粉などと違い、抗アレルギー薬が効かないのでちょっと厄介ですね。今週後半からはまた暑くなるようですよ。
5月12日オンエアーの曲です。


M1 未来へ / KIRORO

1998年にリリースされたKIROROのセカンドシングルです。ファーストシングル「長い間」に続いてヒットし、二人の素朴なキャラと相まって、KIROROの人気を不動のものとしました。
この日曜日は母の日。お母さんへの感謝を歌にした心洗われるような曲です。


M2 デイドリーム・ビリーバー / ザ・タイマーズ

タイマーズというのは、忌野清志郎の歴史の中でも最も過激でメッセージの強いもので、FM東京事件とかいろいろと話題になったものです。清志郎さんが亡くなってもう3年ですね。この歌に出てくる“彼女”というのは亡くなったお母さんのこと。この人の真っ直ぐで優しいキャラクターが最も出ている曲ではないかと思います。


M3 カントリーロード / ジョン・デンバー

「カントリーロード」とご紹介しましたが、正式なタイトルは”Take me home, Country Roads”、邦題は「故郷へ帰りたい」です。一般的にはカントリーロードで通用しています。1971年のジョンデンバーの大ヒット曲で、ウエストバージニア州の州歌(になっているかどうかは知りません)といっていい曲です。1976年にオリビアニュートンジョンが歌ってこちらも大ヒットしました。


M4 愛燦々 / 美空ひばり

1986年、味の素のテレビCMのために小椋佳さんが作り、美空ひばりさんが歌いました。以前、朝日新聞土曜版「うたの旅人」にこの歌の誕生秘話が載っていました。味の素のCMを作った若きプロデューサーの話です。詳しくは割愛しますが、1986年当時の小椋佳さんにダメダシして作り直しを頼んだのがこの曲なんだそうです。さらに、それを美空ひばりに歌わせるという、中途半端に音楽業界を知っているような人には絶対できないことを、ただ、情熱だけで実現した裏話でした。そうやって名曲というものは生まれてくるんですねぇ。

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2012年05月05日

ゴールデンウィーク終了

ゴールデンウィークも終わりました。今年は天候に恵まれたこともあってか、各観光地はにぎわったようですね。最終日に大きな竜巻という出来事もありました。被害にあわれた方お見舞い申し上げます。ところで、私たちは大型連休としてひとくくりで認識しているので、それぞれの祝日が何の日か忘れてしまっているような気がしませんか。5月5日の「こどもの日」くらいはスッとでてきますが、そのほかの祝日をスラスラ言えるひとは、さぁ何人いらっしゃるでしょうね。
5月5日オンエアーの曲です。


M1 若葉のころ(First Of May) / ビージーズ(BeeGees)

1969年の曲ですが、1971年の映画「小さな恋のメロディ」の中で使われ、主題歌「メロディフェア」とともに、主に日本でヒットしました。まさに、First Of Mayな季節にピッタリの美しい曲ですね。


M2 ハナミズキ / 一青窈

ご存知、一青窈さんの代表曲です。M1に続きこの季節にピッタリの曲リクエストありがとうございました。ハナミズキはアメリカ原産の落葉木です。こぶしの白い花から桜、ハナミズキ、そしてツツジの季節です。足早に夏が近づくのを感じます。ちなみに昨日、ゴルフ場ではセミが鳴いていました。これは、今からちょうど100年前の1912年、当時の東京市からワシントンDCに桜が贈られたのに対して、お返しにハナミズキが贈られてきたのが日本での始まりです。だから、ハナミズキの花言葉は「返礼」なんですね。


M3 あの素晴しい愛をもう一度 / 北山修・加藤和彦

1971年、作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌は二人の連名になっています。この曲のギターで演奏されるスリーフィンガーは少し難しいです。やってみてください。ちなみにキーはGです。


M4 今日までそして明日から / 吉田拓郎

1971年の吉田拓郎さんのシングルとしてヒットしましたが、それより前のエレックから出たファーストアルバム「青春のうた」に収録されていました。「私は今日まで生きてきました、明日からもこうして生きていくだろう」って、あたりまえやん!と突っ込んではいけません。深い意味があるのではないかと思われます・・・

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2012年04月28日

屈辱の日

1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約発効のもと、北緯27度以南は日本の主権を離れ米軍統治下に置かれることになり、奄美、沖縄は日本を離れました。奄美は翌年復帰しましたが、沖縄は1972年まで実に20年にわたり米軍の支配が続きました。沖縄、奄美の人々はこの日、4月28日を「ヨンテンニイハチ屈辱の日」と呼ぶようになりました。今もなお、多くの問題を抱える沖縄と米軍の関係。復帰後40年になりますが、変わったこと、変わらないこと、変えなければいけないこと・・・。ゴールデンウィークに入った楽しい日ですが、こんなことを考えてみる日とするのも大切なことだと思います。
4月28日オンエアーの曲です。


M1 ささやかなこの人生 / 風

1976年、伊勢正三と大久保一久のデュオ、「風」の3枚目のシングルです。かぐや姫解散後、自分のやりたい音楽を「風」で実現してきた正やんですが、この曲はかぐや姫時代の印象が強く、今でもとても人気のある曲です。この季節にはやはり聴きたくなりますよね。


M2 タペストリー / キャロルキング

私たちの世代にとって、永遠の名盤と呼べるアルバムがあるとすれば、間違いなくその1枚に挙げる人が最も多いと思います。色あせることなく、今聴いても新鮮な気持ちになれる素晴らしいアルバム、キャロルキングの1972年の名盤「タペストリー(つづれおり)」からタイトルチューンです。この頃、日本では五輪真弓さんや吉田美奈子さんなど、彼女に多大な影響を受けた女性シンガーが現れたころでもあります。このアルバムが日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れないともいえます。


M3 この広い野原いっぱい / 森山良子

日本のジョーンバエズ、森山良子さんの1967年の曲です。今も広く歌われるこれもまた永遠の名曲ですね。


M4 戦争を知らない子供たち / 杉田二郎

杉田二郎さんからのお手紙をいただきまして、二郎さん45周年記念アルバムから新しいバージョンの「戦争を知らない子供たち」お送りしました。赤い鳥とのラジオの話、とても興味深く感じました。時代を作り、メッセージを送り、今も走り続ける大先輩のミュージシャンたちに心から感謝したいと思います。

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2012年04月21日

テーゲー沖縄

やっちゃんのモーニングサービスで、沖縄の記念切手の話が出たところへ、宮里藍選手の優勝のニュースが伝わりました。やったね!藍ちゃん!おめでとう!今季初優勝で世界ランクもアップするようですね。あの小さな体で、飛距離も他の選手と比べると出ないのに・・・。彼女の頑張りはほんと励みになります。ところで藍ちゃんの二人の兄さんもプロゴルファーですが、いまいちパッとしません。何の根拠もありませんが、これは沖縄の人たちのユニークな性格から来るのではないかと思っています。沖縄では「テーゲー」という価値観があります。大阪でいえば「ぼちぼちいこか」といったところでしょうか。これは、暖かい気候のおかげで、果物や野菜には苦労しない、海に行けば魚や貝がいっぱいいるような豊かな風土ゆえ、あくせくしなくても食べるものにはとりあえず困らない、のんびりしているんですね。ところが、男性に特にその傾向が強くて、女性は逆に頑張らないといけなくなるんですな。市場で働く人や店先にいる人は圧倒的に女性が多いです。いわゆるアンマー(お母さん)ですね。
そう考えると、宮里3兄妹の戦績も納得できます。テーゲーな兄二人と反対に、藍ちゃんはがんばっているんですね。
4月21日オンエアーの曲です。


M1 4月になれば彼女は(April Come She Will) / サイモン&ガーファンクル

1966年のアルバム「Sound Of Silence」に収録されていた曲です。短いですが、とても美しい曲です。歌詞の意味が分かりにくく、いろんな解釈があるようです。She will….と表現されているので、恋がいつ終わるのか不安に思う気持ちを歌っていると僕は解釈しています。ポールサイモンの表現はそういうのが多いです。そもそもSound Of Silenceだってそうですよね。
「沈黙の世界」と訳されたりしますが、どうでしょうか・・・?


M2 春うらら / 田山雅充

田山雅充というシンガーをよく知っているという人はそんなに多くないかもしれませんね。よく知られているのは1976年のこの曲くらいです。作曲家としてのほうがヒットは多いと思います。田山さんの曲で僕が一番好きなのは1975年の南沙織の曲「人恋しくて」。これは南沙織が好きだっただけでなく「暮―れそで、暮―れない、夕暮れ時は・・・」の感じを美しく思います。
春うららという曲は、さわやかなイメージと曲調ですが、歌詞は結構きわどいですよね。


M3 上を向いて歩こう

説明など必要ない曲ですね。昨年の震災の後によくラジオでオンエアーされました。1961年、日本が成長を続けた時代。「上を向いて歩こう」は日本人には「前を向いて歩もう」という意味で勇気づけられます。ご存知のとおり、イギリスでは「SUKIYAKI」という曲名で発売され、アマメリカでも同様のタイトルでビルボード3週連続1位という前代未聞の出来事となったのは有名です。ちなみにWIKIによりますと、ベルギーでは「忘れえぬ芸者~ベイビー」というタイトルだったんだそうです。知らなかった・・・


M4 花~すべての人の心に花を~ / 喜納昌吉&チャンプルーズ

1980年のアルバム「BLOOD LINE」に収録された名曲です。ギターを弾いているのはライ・クーダーです。この曲は世界中でいろんなアーティストがカバーして歌っています。有名なところでは、カセットテープのCMで流れた、おおたか静流さんのバージョン。珍しいところでは、マダガスカルのコーラスグループのものが素晴らしいです。

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2012年04月14日

大阪では先週見頃だった桜ですが、我が家の周りでは今が満開です。桜には様々な種類があることはみんなご存知だと思いますが、特に好きなのが大島桜という種類。伊豆大島で作られた品種だそうで、だからそんな名前なんですね。ソメイヨシの薄ピンクに交じって、この大島桜は純白の花を咲かせています。特徴は、純白の花に加えて、葉が同時に開くことです。花だけの枝と違って、花の白と葉の緑がそれはそれは美しく、凛とした潔さを感じます。葉っぱは柔らかく毛がないので、塩漬けにして桜餅に使います。生の葉っぱでも、少し桜餅の香りがしますよ。花言葉は「純潔」です。
美しい桜を愛でながら、4月14日オンエアーの曲です。


M1 ある日突然 / トワ・エ・モア

1969年、トワエモアのデビューシングルです。いわゆるこの時代のフォークとは一線を画す二人でした。アメリカで、ジョーンズバエズやピートシーガーと一線を画したキャロルキングのような存在でしょうか。トワエモアはこの後も「空よ」、「初恋の人に似ている」「愛の泉」などヒットを続けましたが1973年に解散。最近ではまた活動を再開されているようです。


M2 そよ風の誘惑 / オリビア・ニュートンジョン

1976年初来日コンサートでしたが、それまでにもクリフリチャーズのバンドメンバーとしてなどの来日経験はあります。初来日コンサートはテレビでも放送されたので、それを観て彼女のファンになった方は多いはずです。同時期に発売されたアルバム「水の中の妖精」のジャケットは今でも青春の大切な思い出ですよね。


M3 太陽を背に受けて(Sunshine On My Shoulder)/ジョン・デンバー

今年の5月21日、金環日食が見られます。金環日食とは皆既日食と同様の中心食ですが、月が地球から比較的遠くにあるときに起きる日食で、月の影から太陽がはみ出して見えるところからそう呼ばれています。次に日本でみられるのは2030年6月1日だそうです。
ジョンデンバーが飛行機事故で不慮の死をとげてからもう15年です。この曲は1974年の曲です。、ロッキーマウンテンハイや緑の風のアニーと並んで、ジョンデンバーの代表曲ですね。


M4 さくら(独唱) / 森山直太朗

さくらの季節の定番となりつつある美しい曲です。2003年リリースですからもう9年前になるんですね。お母さんは夏のサトウキビ畑、息子は春のさくら・・・美しい音楽一家ですよね。

OA楽曲情報

2012年04月07日

祝!シーズンⅡ開幕!!

2009年にスタートした「青春のうたものがたり」も2011年12月に一旦終了。2012年4月、シーズンⅡとして再スタートとなりました。長い間格調高いナレーションを担当してくれた珠久美穂子さんに代わって、紙ふうせんの平山泰代さんに2代目パーソナリティーを担当していただくことになりました。いつまでも若く、永遠の青春少女「やっちゃん」の、「青春のうたものがたり」よろしくお願いします。シーズンⅡの特徴はなんといっても、洋楽のフォーク、ポップスもお送りできること。選曲の幅も広がり、様々な懐かしい青春を振り返っていただけると思います。
そんなわけで、第一回のオンエアー曲です。


M1 レモントゥリー / PPM

マリートラヴァースさんが亡くなってもう2年半になります。1961年デビューのピーター・ポール&マリー。1962年リリースのファーストアルバムには、500マイル、花はどこへ行った、クルエルウォー、天使のハンマー、そしてこの曲レモンツゥリーなどの名曲が収められています。日本のフォーク黎明期にリリースされたこのアルバム、そしてPPMに影響を受けたフォークシンガーは多いと思います。男女3声の美しいハーモニーをさらに、男女5声にして一世を風靡した日本の伝説のコーラスグル―プ「赤い鳥」。そのメンバーだった平山さん。毎週声が聴けるなんて贅沢ですよね。
3月には特番の公開録音で、紙ふうせんのPPMメドレーをライブでお送りしました。素晴らしかったです。


M2 翼をください

今や国民歌となった「翼をください」。リリースされたのは1971年、赤い鳥のシングル「竹田の子守唄」のB面でした。1976年に高校の音楽の教科書に掲載され、今ではすべての小中高の教科書に載っているそうです。今回は、紙ふうせんベストからのバージョンでお送りしました。バックグランドボーカルの女性は渡辺真知子さんです。


M3 北山杉 / うめまつり

1975年にリリースされ、近畿放送ラジオ(現KBS京都)から京都を中心にヒットした曲です。京都の様々な地名が出てくるので、京都の人たちにはとてもなじみ深い曲となりました。ちなみに、当時神戸では、ラジオ関西で小学生の姉妹「チューインガム」が歌うステーションテーマがありました。「海の見える放送局」という歌で、今も時折流れるそうです。ご当地ラジオとご当地ソング、いい時代ですね。


M4 赤いスイートピー / 松田聖子

「やっちゃんのモーニングサービス」の話題、スイートピーにちなんだ曲です。
スイートピーは春に咲くマメ科の植物です。その花の形や時期から、花言葉は「門出」。番組の新たな門出にふさわしいやっちゃんの選曲です。ところでスイート“ピー”というくらいですから当然豆も生りますがこれは食べられません。毒です。ついでに、この曲がヒットした1982年当時には、赤いスイートピーというのは存在しなかったんだそうです。後に品種改良され、今では赤いスイートピーの花束も買うことができます。